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PC荒らし推進委員会
1
:
名無しさん
:2014/02/01(土) 14:55:26
PC荒らし推進委員会
ttp://jbbs.shitaraba.net/computer/31465/
いい年した人間がBLなんかやってて悲しくならないの?
2
:
らいと
:2015/03/09(月) 07:49:58
はじめまして『らいと』と申します。
スレッドいっぱいで立てられないので、もうこの際なんでもいーや、と。荒らしスレですが使わせていただきました。
あ、別に荒らしたいわけでもこのスレをあげたいわけでもないです:(´◦ω◦`):。
ただ、いのありスレがなかったから立てたかっただけなのに!
ということです。
私は知念・いのちゃん担で、やまちね・いのありが好きです( ˘ω˘ )マイナーなのかな、あまり見ない…。
じゃんぷ好きさん、いのあり好きさんとお話したいでーす。
小説も書いてみたいなあ、とひっそり考えております。
3
:
らいと
:2015/03/09(月) 08:21:08
練習がてら、とても簡単にいのあり小説書きます。
✳︎✳︎✳︎
「だーいちゃんっ」
撮影の終わりの、メンバーが荷物をまとめたり雑談したりする控え室。
俺もみんな同様、撮影の合間に広げた自分の荷物を片していたら、いのちゃんが後ろから抱きついてきた。
「ん、どしたのいのちゃん」
ひょこっと俺の肩に頭を乗せたいのちゃんが、いつも通りの気だるい感じで呟く。
「今日この後暇?ご飯食べに行こーよ。俺、おなかすいちゃった」
そういえば、舞台の稽古があって撮影に少し遅れて来たいのちゃんは、あまり差し入れを食べれてなかった気がする。
そして運のいいことに、俺はこの後大した予定もない。まあしいてあるとすれば、イヤホンを新調したいなー、とかその程度。でもそんなの、明日でもいいし。
「ねえ大ちゃん、暇?暇?」
「ん、今日は予定ないからいいよ。どこ行く?」
「ほんと?やったー!」
いのちゃんは俺の肩から退き、嬉しそうに笑う。そしてすぐに、真剣に何かを考え出した。
「ん、何食べよう…あ、でもやっぱご飯がいいな…うーん」
「あ、こないだ行ったどんぶり屋さんが美味しかったの。そこ行く?」
「どんぶり?!行く!」
目を輝かせるいのちゃん。喋りながら手だけは動かしていた俺はいつの間にか荷物も片付け終わっていて。
「じゃ、大ちゃんのエスコートでよろしくっ」
いのちゃんも近くの椅子からカバンを取ると、俺の手を握った。
「んじゃ、俺これから大ちゃんとデートだからみんなまた明日な〜」
「デートっても飯食いに行くだけだろー」
「いのちゃん、大ちゃんまたね〜」
「あー!俺が大ちゃんと飯食いに行こうと思ったのに!」
山田、知念、光が次々と既に扉に手をかけつつある俺といのちゃんに言う。
「今日は俺が大ちゃんを独り占めするのっ♡じゃあなっ」
「光、ご飯今度ね!みんなばいばいっ」
いのちゃんに引っ張られて、そのまま控え室を後にする。
廊下で他愛もない話で盛り上がりながら、すれ違うカメラマンさんやスタッフさんに「お疲れ様です」の挨拶を繰り返して、スタジオを出た。
「んー、もう夕方じゃん」
「完全に夜ご飯になるなー、これだと。親に連絡しとこ」
親に「夜ご飯食べて帰るから今日いらないや」と簡潔にメールを送って。
「じゃ、伊野尾姫をどんぶり屋までエスコートしまーっす」
「うわ、なにその組み合わせアンバランスすぎ」
夕暮れの中、一方的にいのちゃんの手を掴んで歩き出す。
今日の夜は、楽しいに違いない。
※付き合ってない←
4
:
りんりん
◆TMUI77/9dE
:2015/03/09(月) 18:29:05
JUMP好きです!
続き待ってます!!
5
:
らいと
:2015/03/09(月) 21:30:54
>>4
りんりんさん
はじめまして、こんばんは。JUMPいいですよね!私も大好きです!
続くか…は、わかりませんが、なんかそれっぽく頑張って更新してみます(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
6
:
らいと
:2015/03/09(月) 21:53:34
>>3
続き?みたいなの。
「ねえ大ちゃん、こないだのお店行きたい」
新しい曲のPV撮影が終わった直後。いのちゃんが背後から声をかけてきた。
こないだのお店……。ああ、どんぶり屋さんのことかな。前に行ったら、いのちゃんが予想以上にハマったみたいで、メニュー制覇する!みたいなことを言っていた気がする。
でも
「んー、とね、ごめん。今日はこのあと予定あるんだ」
そう、このあとは普通に友達と会う予定があって。
「そ…っか。わかった。じゃあまた今度ね」
あからさまにいのちゃんはしょぼんとして。そっと俺に手を振って自分の荷物を取りに向かった。
明日なら暇だし、誘ってみようかな。
すでに姿を消したいのちゃんに宛てて、メールを作成する。
「今日は、ごめんね…あし、た…はどうかな、っと。送信」
家に帰る頃には着信来てるだろう。そう思いながらポケットにケータイをつっこんで、俺は駅への道を歩いた。
✳︎✳︎✳︎
昨日の夜、いのちゃんから来たメールは「俺も暇。行きたい」といったシンプルな返事。
そのあと二人で待ち合わせ時間やら場所やらを決めて。結局お互いオフってことで、朝から遊ぶことになった。
そんで俺は今、駅前でいのちゃんを待っている。待ち合わせ時間の10時まではあと5分。
まあ、いのちゃんだしギリギリくらいに来るかな。
何てことを考えてたら、こっちに駆け寄る影が見える。
いのちゃんだ。
走ってきて俺の前で止まると、肩で呼吸をはじめる。
「っ、はあ…は…大ちゃ、ん…ごめん。はぁ…待っ…た……?」
「俺もさっき来たとこ。めずらしーね。いのちゃんが息切れするほど走って来るなんて」
「え、だっ…て、待ち合わ…せ、9時、じゃ…」
「え、10時じゃなかったっけ?」
二人して、昨日のメールを見返す。差出人『いのちゃん』で送られてきたメールには、10時で!って書かれていて。
「いのちゃん、自分で10時って書いてたじゃん」
「ごめん、半分寝てたかも…」
いのちゃんはミスのせいか走ってきたせいか、赤い頬のままふにゃっと恥ずかしそうに笑って。
「そんじゃ、気を取り直して行きますか」
「はーいっ」
二人で並んで、人通りの多い街中に足を踏み出した。
END
7
:
らいと
:2015/03/09(月) 21:58:22
>>3
>>6
いのありで小話でした。
×よりは+っぽいですね….。練習します、はい(º﹃º )
指摘などはしてくださって構わないので…!
むしろ勉強させていただきたいので、ぜひ皆様の声をお聞かせくださいっ(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
8
:
りんりん
◆TMUI77/9dE
:2015/03/09(月) 22:34:06
らいとさん
面白かったです!!
伊野ちゃんはかわいいな〜
9
:
らいと
:2015/03/09(月) 22:50:21
いのあり
『もちをやいてみる』
***
大ちゃんが、俺に、構ってくれない。
俺こと伊野尾慧は、椅子の背もたれを前にするように座って、7メンバーと戯れる大ちゃんを見てふてくされている。頬だって膨らませてしまうほどだ。そりゃあもう、ぱんぱんになるくらい。
ちなみに、現在撮影の合間である。
大ちゃんが俺に構ってくれない原因はわかってる。今戯れてるメンツの中心にいるやつ…つまり、山田。こいつのせい。最近は、俺より山田といることの方が多い。
いや、わかるよ?ドラマで何回も共演して、最初7で結成した時も一緒だし。仲良しだろうね、そりゃ。でもさ、今は俺と付き合ってんだよ?これでも、一応。なら、少しくらい俺にかまってくれたっていいじゃないか。
んんん、ますますムカついてきた。
「いのちゃん、頬凄いよ?」
苦笑いしながら藪が顔を覗き込んでくる。
「やぶ〜。大ちゃんが構ってくれない、寂しい」
「いのちゃんが誘えば来てくれるって。大ちゃん、いのちゃんのこと大好きだから大丈夫だよ」
藪は俺たちが付き合っていることを知らない。でも、その言葉は無性に安心感があって。
「ん、そうする!大ちゃー…」
開き直って俺も大ちゃんと遊びに行こう、と椅子から立ち上がったところで、衝撃的な光景が目に飛び込んでくる。
「あ、いのちゃん…へるぷー!」
「大ちゃん似合ってるよ」
「可愛い可愛い!」
裕翔に腕を固定されて、山田、知念、圭人に短い髪を三つ編みされて遊ばれる大ちゃん。
俺には構ってくれないのに、こいつらとは遊ぶのかよ、なんて。ちょっと…でもないけどイラっときて。
「大ちゃんなんか知らない…三つ編みされまくってそのまま髪引っこ抜けてはげちゃえ!」
適当なことを言い残して、俺はその場から逃げ出した。
「え、ちょ、はげ…?!え、いのちゃん?!!待って!!」
背後から大ちゃんの呼び止める声が聞こえるけど、もう知らない。
スタスタと、廊下を突き進んでいく。控え室から飛び出してきたのはいいものの、どこに行こう。
適当に曲がって、歩いて、また曲がる。
なんてことを繰り返しているうちに
「やっば、ここどこだろ」
……迷子とか。俺、完全にアホじゃん。しかもさっきのなにあれ……大人気なさすぎだろ、俺。あー、もう、俺が嫌になってきた…。
壁に背を預けて、そのまましゃがみこむ。
今になって頭の冷えてきた俺は、膝に頭を埋めら脳内だけで小さく唱える。伊野尾慧の、自己反省会開始。
はぁ、俺はあれか。山田たちに嫉妬したのかも、しれない。それ以外はないだろう。
だって、俺とは遊んでくれないのに他のメンバーとはあんなに親しそうにして。いや、メンバーだし親しくないとだめなんだけど、そうじゃなくって…えっと、その、あれだ。
そう
「大ちゃんは俺のものだってわかってもらいたくて」
「え…」
右の曲がり角から、聞き覚えのある声が響いてきた。
勢いよく頭をあげてそっちの方向を見ると、ぼさぼさ頭の大ちゃんと目が合う。
「え、っと、いのちゃん、今の…は……。ううん、ごめん聞かなかったことにする。みんな探してるよ、帰ろ」
大ちゃんはそっと俺の方に歩み寄ってくる。
え、ちょっと待って。聞かなかったことに、する?そんなやだよ。
「ね、大ちゃん。ごめん、俺口に出てたんだ。気づかなかった。でも、聞かなかったことには、しないでよ」
立ち上がって、大ちゃんを正面から見据える。
「いの、ちゃん」
「本当にね、大ちゃんが好きなの。みんなも好きだよ?でも、大ちゃんが一番。特別な好きなの。だから、大ちゃんの特別も、俺にください。俺も、大ちゃんの一番になりたい」
大ちゃんの両手を取って、そっと口付ける。俺は卑怯だから、そうやって少しずつ大ちゃんの中に入っていく。それに、優しい大ちゃんはきっと俺を拒まない。
「ね、いのちゃん。さっき….というか今もか。様子が変だったのって、山田たちにヤキモチ焼いたから….?」
突然、大ちゃんが俺に正論を叩きつけてきた。
このタイミング
10
:
らいと
:2015/03/09(月) 22:53:56
>>9
続き
変なところで区切っちゃってすみません。わかりやすいところから始めます。
***
このタイミングでそれを言われるとは思ってなくて、俺はあからさまに動揺してしまう。
「……そう。そう、だと思う。多分、妬いたの。だって、大ちゃん山田たちとは遊ぶのに、俺に全然構ってくれないんだもん」
「……ごめん。だってさ!いのちゃんと結ばれて、どうしたらいいかわかんなくて、そしたら顔見るのも恥ずかしくて……って、そんなこと言ってる今が恥ずかしい…!」
大ちゃんは急に赤くなってそんなことをぼそぼそと言い始め。
「ああ、もう、恥ずかしくてだめだ」
「今の大ちゃん、超可愛い。ねえ、また妬くかもしれないけど、そんな俺でもまだ好きでいてくれる?」
大ちゃんは少し驚いたように目を見開いて、でもすぐに笑顔になって。
「正直、いのちゃんが妬いてくれたの嬉しかったし、嫌いになんて、なれないし」
そう言われたのが、本当に嬉しくて。掴んでいた手を引き、バランスを崩して俺の方に倒れる大ちゃんを抱えながら、そっと重ねるだけの簡単な口づけをして。
「い、のちゃん……!!」
「ささ、帰ろっか」
さっきよりも真っ赤になった大ちゃんの手を引いて、控え室に戻ろうとしたところで……。
「ごめん、大ちゃん。帰り道わかんないんだった」
振り返って苦笑する俺に呆れたように、でも愛おしそうに、大ちゃんはふっと笑って。
「こっちだよ」
大ちゃんに手を引かれて、俺たちはその場を後にした。
END
11
:
らいと
:2015/03/09(月) 22:56:17
>>9
>>10
いのあり『もちをやいてみる』
でした。いや、ヤキモチのお話なんです。一応。文才なさすぎてごめんなさい:(´◦ω◦`):
それでも懲りずにいのありを更新し続けます←
12
:
らいと
:2015/03/09(月) 23:02:35
>>8
りんりんさん
わああ、ありがとうございます〜!そう言ってもらえると更新する糧になります!
いのちゃん可愛いですよね〜。私なんかの文章力では表せないほどですっ
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