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純情男は堅物男に恋をする?【千尾】
1
:
【タイトル欄】
:2014/01/20(月) 03:45:08
いきなりですが千尾のステマです()
duetで最下位のコンビですが……中々良いコンビだと思うのです(´;ω;`)
という訳で需要が泣けるほど少ない千尾さんを書かせていただきます!
2
:
-0-
:2014/01/20(月) 03:47:22
『藤ヶ谷先生! 横尾さんの落とし方を教えて下さい!』
――話は約一週間前に遡る。
3
:
-1- 横尾さんが気になります!
:2014/01/20(月) 03:59:28
『……ハァ』
『なーによ健永、俺と二人きりで溜息吐くなっつーの!』
隣に居るのはご存知俺のシンメ、二階堂高嗣。
今日は二人で飯だ。
パスタをくるくるとフォークに巻き、ちょびちょび口に含む。
『だってさぁー……ハァ』
『溜息吐く度、幸せ逃げるぞ! ……A〜C〜♪』
何時もはこの笑顔に癒されたりするのだが、今はそうはいかない。
胸が、ズキズキ痛んで仕方がないんだ。
ぼーっとするとすぐ“彼”の顔が思い出されて。
その度……チクリと心が痛くなって。
『……あぁー、まさかまた』
少しニヤニヤしながら俺を見てくる高嗣。
手を「ナイ!ナイ!ナイ!」と振ってみるが、効果は無し。
俺の肩をグイグイ押しながらゲラゲラと笑っていた。
『また好きな人の事考えてたんでしょ! アハハ!』
……まぁ実際ニカの言う事は正解で、恥ずかしくて顔を手で覆う。
そうです、そうなんです。
俺の大人になってから初めて恋をした相手。
それは同じグループのあの噛みまくりガヤさん大好き男、横尾渉です。
4
:
-2- 横尾さんに近付きたいです!
:2014/01/20(月) 04:20:40
『……んー……』
「太輔が」「イチゴが」「家庭菜園に興味が」「太輔と」
『うわぁぁああーー!! 何なんだよ何でガヤさんばっかなんだよー!』
見ていた雑誌を放り投げる。
只今千賀健永、ご乱心中です。
立ち読みしてて気が付いたら買っていた雑誌。
まぁ素直に言えば載ってた横尾さんが格好良くて買ったわけですよ。
それで本文を読んでみたら……藤ヶ谷さんと家庭菜園の話ばっかで。
すぐに我に返り壁の心配をしていると、自分が滑稽に見えてきてまた溜息が出た。
『あぁーあ、横尾さん……横尾さんに俺結構近付けてると思ってるのになぁ』
どうしてガヤさんとか、玉みたいにもう一つ先の境界に入れないんだろう。
少なくとも宮田よりは好かれているはず……いやまさかあれは好きの裏返しで意地悪してて。
それで本当は宮田とごーとぅーべっと――うん有り得ない。
良かった、というかこの発想が出来た自分の想像力を褒めたい位だ。
『うーん……どうすれば良いんだろう……』
しばらく考えていると、良い案が思いつきポンと自らの手を叩く。
そうだ、好かれている人の真似をすればいいんだ。
つまりガヤさんの真似をしていれば……横尾さんも振り向いてくれるかも。
『よし! これで少しでも横尾さんに近付こう……!』
5
:
-3- 横尾さんに近付かせてください!
:2014/01/20(月) 04:34:55
『……』
只今藤ヶ谷太輔を解析中です。
キスブサを見てガヤさんの特徴を探す。
どこだ、どこを横尾さんは好いてるんだ……。
血眼になって探していると、ふと初歩的な所に気が付いた。
『あ、そういえばガヤさんって「渉」って呼んでるっけ』
横尾さんと仲の良い玉も最近「渉」って呼んでるし……。
即座にメモに「名前 呼び方」と書き込む。
後は「可愛い連呼(自分の場合は格好良いの方が良い)」など少しずつガヤさんの特徴を拾っていく。
……これ、俺がやって意味あるのか。
そう不安になった、というか気が付いてしまったがもうここまで来てしまったのだから仕方がない。
これを――実行に移そう。
6
:
tsy@wtr
:2014/01/20(月) 07:24:00
大好物です(^p^)hshs←
続き楽しみにしてます!
7
:
コメ返
:2014/01/20(月) 20:42:16
>tsy@wtrさん
むきゃー!///嬉しいです!いつも小説見てますー!(*´▽`*)
頑張ります……需要無いの分かってますが頑張ります……!
8
:
-4- 横尾さんに近付けません!
:2014/01/21(火) 01:58:06
うん、途中経過は飛ばして先に結果だけ言うよ。
思いっ切り笑われました。
もうね、俺も驚くほどゲラゲラ笑われたよ。
「健永っ、ひぃーひぃー……面白い! 似てるよ!」だとさ……。
物真似のつもりはなかったんだよ、うん。
ただそれっぽくやっただけなんだ。
……しかし「マリウちゅ」と呼んだのは素直に後悔している、やりすぎました
『なぁーなぁー、本当に横尾さんに好きになってもらおうって思ってんのか?』
隣に居るニカは俺に頻りにそう問いかけてくる。
聞かれる度俺は膨れっ面で本気と答えた。
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