したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

俺足小説

1シャンプー:2013/06/22(土) 14:09:45
初めまして。ここで俺足小説を書かせて頂きます。よろしくお願い致します。

2シャンプー:2013/06/22(土) 14:18:52

・スレタイは「俺足小説」となっていますが、内容は主に千賀受けです。

・当方は最近俺足を好きになったばかりで、彼らについて知らないことも多く、コンサート時期などに矛盾が生じるかもしれませんがご了承下さい。

・尚、それなりに忙しいので更新が遅くなることも多々あるとは思いますが、のんびりやっていこうと考えておりますので、思い出した時に覗いて貰えたら幸いです。

3シャンプー:2013/06/22(土) 14:20:30
では、どれほど需要があるかは分かりませんが、次のレスから書き始めたいと思います。また後で来ます。

4シャンプー:2013/06/23(日) 10:15:35


第1話


その日のキスマイの仕事は、早朝にロケが一本あるきりだった。このところ寝る暇もなく働き続けていた彼らにとっては久しぶりの半日休みである。昼頃にロケが終わると、メンバーは皆ほっとしたような顔をした。
「あー、終わった終わったー!今日は録り溜めたアニメ見まくるぞー!」
大きく伸びをしながら宮田がいった。
「俺は何しよっかなー。ミツはどうする?」
横尾がそう言いながら振り返ると、北山は隣を歩いている藤ヶ谷をちょっと気にしながら言った。
「久しぶりにクラブ行こうかなーつって。横尾も来る?」
「クラブかー。玉ちゃん行く?」
「俺はねぇ、行かない」
「じゃあ俺もいいや」
「そぉ?じゃあ千賀はー?」
二階堂とふざけ合っていた千賀は、笑みを残したまま顔を上げた。
「なに?」
「一緒にクラブ行く?」
「いいよー」

5シャンプー:2013/06/23(日) 10:17:38


「よし、じゃあ夜にいつもの所な。俺1回帰って寝るから」
「了解」
「じゃあそれまで千賀さぁ、俺と買い物行こうよ」
「いいよ、ニカ」
二階堂と買い物の予定を立て始めた千賀を見ると、藤ヶ谷は北山の方に顔を寄せて囁いた。
「お前、分かってるよな」
「もちろん」
「今が大事な時なんだからな?女の子と一緒のところ撮られたりとか…」
「大丈夫だって。千賀も一緒だしさ」
藤ヶ谷は後ろを振り返ると、千賀の左腕を軽く叩きながら言った。
「おい千賀、北山のことちゃんと見といてな。俺はもう一本仕事があって行けないから」
「おー、まかせて?」
買い物のことで頭がいっぱいの千賀は、どこか無責任な調子で返事をした。藤ヶ谷は少し不安に思ったものの、楽しそうな最年少コンビの様子を見ると、それ以上念を押すことは控えた。

6シャンプー:2013/06/23(日) 10:54:44


表参道で二階堂の買い物に付き合った千賀は、彼と別れた後、少し早めにクラブのある六本木へと向かった。ヒルズ内の美術館でやっている展示が見たかったのである。もともと絵は描くのも見るのも好きなのだが、仕事やレッスンが優先されるので、日頃はあまり興ずることが出来ずにいる。デビュー後、多忙を極める千賀にとって、質の高い美術館がこのような都心にもあることはとても有り難いことだった。
久しぶりに一人きりでゆったり絵を鑑賞した千賀は、9時過ぎになって北山と待ち合わせたクラブへ現れた。

7シャンプー:2013/06/23(日) 11:30:54


クラブは薄暗いし、音楽と人波の中に呑まれてゆけるからほっとする。夜も深まり、盛り上がりを増していくフロアーの中で、千賀は妙にしんとした気持ちでいた。 北山と千賀はしばらくカウンターで飲んでいたのだが、先ほど北山はトイレに行くと言ったきり、なかなか戻って来ない。一人でいても手持ちぶさたで飲み過ぎてしまうので、目の前のグラスを空けた千賀は北山の様子を見に席を立った。
音楽に合わせて思い思いに体を揺らしている人たちを掻き分け、フロアーの外へ出ようとすると、途中で千賀は思いがけず北山の姿を見つけた。彼は一人の女性と親しげに会話をしていた。見たことのない女性であったが、そのずば抜けたスタイルの良さといい、オーラといい、一般人でないことは察しがついた。

8シャンプー:2013/06/23(日) 11:48:11


知り合いなのだろうか。しかし北山のことである。たった今ナンパしたという可能性も充分にあった。千賀は藤ヶ谷の言葉を俄に思い出し、しばらく様子を伺っていた。遠目から見ても明らかなほど、二人は互いに媚態を示している。北山のそういった話は昔からよく聞いていたものの、実際に現場を目にするのは変な気分だった。自分を置いて女性にちょっかいを出していることが寂しかったし、何より軽率さに腹が立った。正直、藤ヶ谷は心配し過ぎだと思っていたのだが、やはり彼は北山のことを誰よりもよく分かっていたのである。
北山の腕が今にも女性の腰を抱こうとした時、千賀は二人の後ろに回り、北山の袖をそっと引っ張った。

9シャンプー:2013/06/23(日) 14:55:23


「ミツ…」
そう声を掛けると、北山はびくりとしてこちらを振り向いた。そして千賀の顔を確認すると、何やらほっとしたような、うざったそうな微妙な表情をした。
「どうした?」
「ちょっと気分悪くなっちゃって。飲み過ぎたかも」
「おい大丈夫かよ」
「正直、結構きつい。悪いんだけどさ、付いてきてくれない?」
「おお、いいよ」
不機嫌な顔をされるかと思ったが、北山は別段不服そうな様子もなく、女性に一言断ると、千賀の肩に腕を回して歩き始めた。

フロアーを出てトイレへ入ると、千賀は北山の手を振りほどいた。
「お前さぁ、ああいうこと止めろって言ってんだろ」
「過剰だなぁ、お前は。大丈夫だって!待たせてるから戻っていい?」
千賀はそう言って出て行こうとする北山の腕を掴み、壁に押さえつけた。
「おい、やんのかよ」
「いい加減にしろよ!ガヤさんに釘刺されたの忘れたわけ?やっとデビュー出来て、今が頑張り時なんだからさ!くだらないスキャンダルとか洒落にならないから!」

10シャンプー:2013/06/24(月) 02:11:35


千賀が思わず大きな声を出した時、ドアの外で微かに物音がした。北山はそれを耳ざとく聞きつけると、千賀を開いていた個室の中へ押し込んだ。
「声が大きいんだよお前は。長いこと仕事漬けで俺だって疲れてんの。ちょっとは遊ばせろよ」
「ミツは女以外に楽しいことないわけ?」
「女がどんだけ楽しいかお前は分からないかね、その歳で」
北山はじっとりとした目付きで千賀を見上げた。簡素な灯りに照らし出された千賀の顔は抜けるように白く、妙に色っぽかった。目頭が微かに潤んでおり、飲み過ぎたというのはどうやら本当らしかった。また、そんな千賀の表情に胸がざわつく北山は、自身も少し酔っていることを自覚していた。

11いもけんぴ:2013/06/25(火) 02:40:05
千賀受け大好きです!!続き楽しみにしてます!!

12シャンプー:2013/06/25(火) 06:09:54
ありがとうございます!
マイナーだと自覚していたので、とても嬉しいです。
頑張ります。

13シャンプー:2013/06/25(火) 06:10:57


久しぶりにプライベートで女性に接し、ふつふつと沸き上がっていた欲望は、ここへ来て思いがけず増長した。頭のどこかでは異常なことだと分かっていたが、酔いが北山の判断を鈍らせた。
「じゃあ、あの子にちょっかい出すのはやめるとして。お前が代わりに付き合えよ」
「それは全然いいよ。別の店で飲み直そう。いい所知ってるから」
「そうじゃなくて。今ここで俺の欲求を何とかしてって言ってんの」
「……は?」
北山はドアの鍵を閉めると、千賀を壁に押さえつけた。
「ちょっと待って、意味解らないんだけど…み…」
名前を呼びかけた瞬間、千賀の唇は北山のそれに塞がれた。咄嗟に突き飛ばそうとしたが、北山が千賀の腹を殴る方が早かった。彼は咳き込む千賀を容赦なく攻め立てた。

14シャンプー:2013/06/25(火) 22:45:32


「…ん……ふっ…」
千賀は訳も分からぬまま、電気のように駆け巡る快楽によって、体の自由を奪われていった。北山の女遊びの話は幾度となく聞いたことがあるが、まさかそれらの女たちと全く同じ方法で、こんなふうに捩じ伏せられる日が来ようとは思いもしなかった。それまで自覚はなかったものの、この時千賀の体にはだいぶ酔いが回っており、抵抗しようとするも上手く力が入らなかった。むしろ、バランスを崩して床に倒れこまぬよう、北山の肩にすがりついているのが精一杯だった。口内を侵されたまま上半身を隅々まで揉みしだかれ、下腹部にまで手が及ぶと千賀は一際大きく背中を震わせた。

15スラック:2013/08/19(月) 13:09:57
続きが気になりますw
がっちゃんをヤっちゃってくださいw

16きたみつ流星:2013/08/21(水) 00:27:25
続きが早くみたいです!
頑張ってください!

17蒼空:2014/07/07(月) 14:43:37
続きみたいです。
シャンプーさん、いないですよね。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板