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ツキを愛して
1
:
アリア
:2013/05/11(土) 18:07:04
またスレを立てます。
今回は、藤玉と京安です。
簡単な設定
玉ちゃんはガヤに、安井くんは大我に片思い中。
でもガヤは安井くんに、大我は玉ちゃんに片思い中。
最終的には、藤玉、京安になります。
ガヤ…高2。
玉、安井くん、大我…高1。
玉ちゃんと安井くんは、幼馴染設定。
2
:
すまいる
:2013/05/11(土) 18:07:38
たのしそうですね!
がんばってください!
3
:
アリア
:2013/05/11(土) 18:14:11
人は誰でも、手に届かないものを欲してしまう。
届かないからこそ、手を伸ばしてしまう……。
たとえあなたが他の誰かを見ていても、この思いは止められない。
少しでも見てほしい。ほんの少しでも、自分を見てほしい。
それすら叶わないのなら、この思いはどうしたらいいのでしょうか…。
あぁ…、月が恋しい―――。
4
:
アリア
:2013/05/11(土) 18:15:38
すまいるさん
コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
5
:
アリア
:2013/05/11(土) 18:26:02
裕太は今、べたに校舎裏に呼ばれていた。
裕太を呼び出した人物は、京本大我。同じクラスで、美人な人。
そして、幼馴染の安井謙太郎の想い人。
「あのさ…」
目の前の大我が、言いにくそうにもじもじしながら裕太を見た。
「どうしたの…?」
裕太がそう聞くと、大我は意を決したように言葉を発した。
「俺さっ、玉森のことが好きなんだけど!」
呼び出された時から、大我に告白されることが分かっていた。
大我に呼び出されていることを謙太郎に伝えると、泣きそうな顔で「言って来て」と言った。
何で報われないんだろう。謙太郎も、自分も。
「……ごめん。俺、好きな人いるんだ」
「そっか…。でも俺、あきらめないから」
大我はそう言い残すと、裕太を置いて走って行ってしまった。
残された裕太は、下を向いて歩きだした。
歩き続けて着いたのは、学校の中庭の大きな桜の木。
桜の木の根に座ると、裕太の目から涙があふれた。
1人、涙を流す裕太。その涙は、何のために流れているのだろうか…。
6
:
アリア
:2013/05/11(土) 18:36:43
それと同じころ、謙太郎もべたに教室に呼び出されていた。
謙太郎の目の前には、先輩の藤ヶ谷太輔。色気があって、人気もある人。
そして、幼馴染の裕太の想い人。
「俺さ、お前のこと好きだから」
はっきりと太輔は、謙太郎に思いを伝えた。
謙太郎も、呼び出された時から予想はしていた。裕太にそのことを言うと、泣きそうな顔で首を横に振った。
あぁ、何で報われなんだ。裕太も、自分も。
「すみません。俺、好きな人いるんで」
謙太郎が素直にそう伝えると、太輔は黙っていた。
「……分かった。でも、もう少し俺のことを考えてほしい」
それだけ言うと、教室を出て行った。
残された謙太郎は、誰かの机の上に座る。
今頃、裕太は泣いているのだろうか。
幼馴染のことを考えると、謙太郎の胸がズキッと痛んだ。
7
:
アリア
:2013/05/11(土) 19:55:25
太輔は教室を出ると、どこかに向かっていた。
謙太郎に振られてしまった。
好きな人がいるといった時の目が、もうだめだと太輔に思わせた。
中庭の前を通ろうとすると、桜の木の下に人がいることに気付く。
太輔にとって、あんまり好ましくない人だった。
謙太郎の幼馴染の裕太。いつもそばにいて、太輔の嫉妬の対象だった。
1人でいるので気になって近づいた。
太輔の存在に気づいて、裕太は顔を上げた。太輔の顔を見て、急いで涙をふく。
「お前、何で泣いてんだ?」
「べ、つに、気にしないでください」
急いで涙を拭いて裕太は立ちあがると、走って太輔から離れた。
会いたくなかった。こんな姿、見られたくなかった……。
後ろを振り向かず、太輔から逃げた。
そんな裕太の背中をずっと見ていた太輔。
泣き顔を見た瞬間、何かが心にストンと落ちてきた。
何が何だか分からなくなった太輔は、その何かから逃げるように歩き出した。
8
:
たまがやラブ
:2013/08/04(日) 11:12:58
玉ちゃんちょうかわいい〜
ガヤさん積極的!
続きを待っています!
9
:
きたみつ流星
:2013/08/10(土) 00:29:26
続き待ってます!頑張ってください!
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