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愛、会い、哀

1沙羅:2013/04/06(土) 09:37:48
登場人物

安井謙太郎…過去の出来事で、声を失った。心優しい人。

京本大我…生きることに飽きた青年。

ジェシー…郄地優吾の彼氏。大我の親友。

郄地優吾…ジェシーの彼女。北斗の親友。

松村北斗…樹の彼氏。優吾の親友。

田中樹…北斗の彼女。風磨の親友。

2沙羅:2013/04/06(土) 09:47:42
登場人物の続き

菊池風磨…健人の彼女。樹の親友。

中島健人…風磨の彼氏。風磨大好き。

佐藤勝利…健人のいとこ。風磨に片思い。

神宮寺勇太…謙太郎の弟。嶺亜の彼氏。

中村嶺亜…勇太の彼女。謙太郎に懐いている。

玉森裕太…謙太郎の家のお隣さん。千賀の彼女。

千賀健永…大我達の先輩。裕太の彼氏。

*神宮寺くんと安井くんの名字は違いますが、兄弟設定です。

3沙羅:2013/04/06(土) 09:53:33
生きてる意味が分からない……。

生まれた意味も分からない……。

愛されることも知らない……。

愛することも知らない……。

でも俺は今、ここで生きている。

意味もなくただ、生きている……。

でもあんたに出会って、生きる意味も、愛することも、愛されることも知った。

面と向かっては言えないから、ここで言わせて。

俺と出会ってくれて、愛してくれてありがとう。

謙太郎―――――。

4沙羅:2013/04/06(土) 10:06:36
【勇太サイド】

ジリリリリリリ。

鳴り響く目覚ましの音で、俺は目が覚めた。

まだ寝ていたいが、学校があるのでそうは言ってられない。

眠たい目をこすりながら部屋から出ると、1階からいい匂いがしてきた。

多分、いや確実に俺の兄である謙太郎が朝ごはんを作っているんだろう。

そう思って1階に降りて行くと、意外な人がいた。

玉「おはよう。もう、朝ごはんできるから」

勇「……何で、裕太さんが朝ごはんを作ってるの?」

玉「いや、暇だったし。それに謙太郎、昨日少し熱ぽかっただろ」

勇「あぁ。本当、ありがとうございます」

玉「別にいいから。早く準備して、ついでに謙太郎も起こしてきて」

勇「はーい」

俺は、学校の準備と兄ちゃんを起こすために2階に上がった。

5沙羅:2013/04/06(土) 10:12:56
設定の追加

大我、ジェシー、優吾、北斗、樹、風磨、健人は高校2年生。

勝利、勇太、嶺亜は高校1年生。

千賀は高校3年生で、裕太は大学1年生。

謙太郎は千賀と同じ年だが、高校に入っていない。

6瑠佳:2013/04/06(土) 10:20:18
沙羅さんへ
小説、設定だけで面白そうです!
続きがんばってください!

7沙羅:2013/04/06(土) 11:32:12
瑠佳さんへ

ありがとうございます。

そう言ってもらえて、嬉しい限りです。

これから、タメ語でいいですよ。呼び捨てでも。

8沙羅:2013/04/06(土) 11:42:24
【勇太サイド】

学校の制服に着替え、兄ちゃんの部屋に向かった。

勇「兄ちゃん、入るよ」

そう言って、兄ちゃんの部屋のドアを開けた。

兄ちゃんはまだ、ベッドの上ですやすやと眠っていた。

勇「兄ちゃん、起きて。朝だよ」

謙「…………」

兄ちゃんは、すぐに目を覚ました。そして口パクで、おはようと言ってくる。

勇「おはよう。裕太さんが、朝ごはん作ったから起きて来いって」

そう言うと、兄ちゃんはハッとした顔になって急いで1階に降りて行った。

俺は、朝兄ちゃんに会うのが少し寂しい。

ある出来事がきっかけで、兄ちゃんは声を出せなくなった。

だから、もう10年以上も声を聴いていない。

玉「勇太ー、早く降りて来いよー」

勇「っはーい。今行きまーす」

俺はその寂しい気持ちを消して、朝ごはんを食べるために1階に降りた。

9瑠佳:2013/04/06(土) 11:47:12
沙羅へ
私もタメOKだよ!
がんばってね!

10沙羅:2013/04/06(土) 12:28:18
瑠佳へ

うん、頑張るね。

これからも、よろしく♪

11沙羅:2013/04/06(土) 12:35:24
【玉森サイド】

勇太が降りてきて、3人で朝ご飯を食べる。

玉「そう言えば、謙太郎もう熱っぽくない?」

謙「(コクン)」

玉「そっか。でも今日は、外に出るなよ」

謙「(コクン)」

勇「そういえば裕太さん、お弁当……」

玉「作ったよ。て言うか、時間いいのか」

勇「時間?…やばっ、行かなきゃ」

勇太は、朝ごはんをかきこむとバタバタと家を出た。

玉「あいつ、弁当忘れて言ってるし」

謙「(クスクス)」

玉「ちょっとこれ、届けてくるわ。今日夜、一緒に食べる?」

謙「(コクン)」

玉「じゃあ、夜に来るね」

そう言って俺は、謙太郎の家を出た。勇太の弁当を持って。

12沙羅:2013/04/06(土) 12:43:50
【玉森サイド】

玉「さて、届けに行くか」

ピンポーン

玉「誰だ?こんな朝早くに」

玄関のドアを開けると、そこには年下の彼氏である千賀健永がたっていた。

千「おはよう、玉」

玉「おはよう。何で、俺ん家に来たの?」

千「だって、会いたかったもん」

玉「もんって……」

ここで、あることに気付く。そういえば健永は勇太と同じ高校である。

玉「健永、頼みたいことあんだけど」

千「俺にできることなら、別にいいけど」

玉「この弁当、1年の神宮寺勇太って奴に渡しといて」

千「分かった。探して、渡しとくよ」

健永は弁当をとると、走って行ってしまった。

玉「これで、一件落着」

俺は、大学に行く準備をするために家の中に戻った。

13かーたん:2013/04/06(土) 13:36:01
小説読みました!とても面白いですね(≧∇≦)これからの展開が楽しみです(*^^*)

14沙羅:2013/04/06(土) 13:51:45
かーたんさん、ありがとうございます。

タメ語でいいですよ。これから、よろしくお願いします。

15沙羅:2013/04/06(土) 13:59:53
【勇太サイド】

学校に到着〜。遅刻しないで、よかったよ。

嶺「勇太、おはよう」

勇「嶺亜!おはよう!!」

挨拶をしてきたのは、彼女の中村嶺亜。もう、朝から可愛すぎ!

嶺「朝から、元気だねー」

勇「まぁね」

勝「2人とも、おはよう」

嶺「勝利くん!おはよう」

こいつは、佐藤勝利。同じクラスの奴だ。

勇「おはよう。嶺亜、そろそろ教室に行こう」

嶺「うん。じゃあ、勝利くんも行こう」

勝「別に、いいけど」

俺たち3人は、教室に向かった。

16瑠佳:2013/04/06(土) 14:04:37
沙羅へ
よろしく☆

17にゃー:2013/04/06(土) 14:05:37
面白い設定の小説ですね!
あと、出てくるメンバーが好きです♪
続き楽しみです(≧∇≦)

18沙羅:2013/04/06(土) 14:12:54
瑠佳へ

こっちも、よろしくね♪

にゃーさんへ

コメントありがとうございます。

喜んでもらえて、嬉しい限りです。

今度から、タメ語でいいので。

これからもよろしくお願いします。

19にゃー:2013/04/06(土) 14:39:38
タメでいいんですか?
じゃあ、そうするね!
ウチの事も呼び捨て、タメでいいからね♪

ヨロシクね、沙羅☆

20沙羅:2013/04/06(土) 16:19:55
にゃーへ

じゃあこっちも、タメで行くね。これから、よろしく♪

21沙羅:2013/04/06(土) 16:29:13
【千賀サイド】

いや〜、お弁当渡すのはいいけど、神宮寺勇太って知らいいんだよねー。

千「どうしよう…」

ジェ「あれっ、がっちゃん先輩」

郄「あっ本当だ。おはようございます」

千「おー。ジェシーに郄地じゃん。おはよう」

ジェ「どうしたんですか?」

千「そういえばさ、神宮寺勇太って知ってる?」

郄「……知らないですね」

千「そっか……。どうしよう」

中「どうしたんですか?」

風「がっちゃん先輩に、ジェシーたち」

声がしたほうを見ると、中島健人と菊池風磨がいた。

千「ねぇ、神宮寺勇太って知ってる」

中「知ってますよ」

千「本当!じゃあ、そいつの所まで連れてって」

中「ハイ。いいですよ」

よかった。お弁当なしじゃ、つらいよね。

俺は、中島と風磨の後をついていった。

22沙羅:2013/04/06(土) 16:39:32
【勇太サイド】

教室について、カバンの中を整理しているととんでもないことに気付いた。

勇「どうしよう……」

嶺「どうしたの?そんな、深刻そうな顔して」

勇「お弁当忘れた。折角、裕太さんが作ってくれたのに」

嶺「忘れたんでしょ。しょうがないよ」

勝「まぁ、ドンマイだね」

ハァと大きなため息をつくと、廊下から俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。

勇「誰だ?」

廊下に出ると、中島先輩と風磨先輩と、知らない3年生の先輩がいた。

勇「どうしたんですか?」

千「ねぇ、もしかしてお前が神宮寺勇太?」

勇「そうですけど……」

千「これ、玉…玉森裕太から。忘れもんだって」

そう言って、見知らぬ先輩が渡してきたものは、俺のお弁当箱だった。

勇「俺の、お弁当」

千「渡したし、帰るわ」

そう言って、先輩たちは帰って行った。

ちゃんとしたお礼は言えなかったけど、お弁当はあるからいっか。

23沙羅:2013/04/06(土) 22:40:22
【ジェシーサイド】

教室に入ると、北斗と樹が来ていた。

ジェ「おはよう。大我はまだ来てないの?」

北「うん。携帯に連絡入れてるけど、出ないんだ」

樹「またさ、休むんじゃない。学校」

郄「またって、もう1週間になるじゃん。大我が学校休んで」

ジェ「あいつ、何か悩んでるのかな…」

この頃、笑うこともなくなったから少し心配だ。

北「まぁ、あいつが来るの、ゆっくり待とうぜ」

樹「そうだね」

俺たちには、待つことしかできない。

俺はそれが、たまらなく寂しくなった。

24沙羅:2013/04/06(土) 22:45:29
【謙太郎サイド】

洗濯物も干したし、お茶碗も洗った。

テレビをつけても、俺が興味のある番組はない。

謙(暇だな……)

この前買った小説は、もう読み終わってしまった。

ボーっとして、ただ時間が過ぎていくだけだ。

謙(……本、買いに行こうかな)

裕太さんに外に出るなと言われたが、暇なので買い物がてら出ようと思った。

お金を持って、俺は外に出た。

25沙羅:2013/04/07(日) 07:05:48
【大我サイド】

俺は学校に行かず、ただ街を歩いていた。

北斗からの着信があるが、でる気が起らない。

大「何のために、俺は生きてるんだか……」

若いうちから、こんなこと思うのって馬鹿げてると思うけど、思わずにはいられない。

親に「何で生まれてきたのよ!」って言われてしまった。

大「じゃあなんで、俺を生んだんだよ」

そう思うと、死にたくなってくる。

そう思っても、俺には勇気がないから死ねない。

そんなことを考えているとき、ふと目に入ったものがあった。

嫌がる人から、お金を取ろうとしている奴らが目に入った。

ふと、お金をせびられている人を見た。

その人を見た瞬間、何か自分と同じ感じがした。

だからかもしれない。その人を助けるために、体が勝手に動いていた。

26ひさのん:2013/04/07(日) 11:29:16
沙羅さんへ

突然乱入すみませんorz。
沙羅さんが書かれてる小説が私が書いてる小説と同じ内容だと思うんです。
勘違いだったらすみません。(SHT-JJY&FK中心小説です)

27沙羅:2013/04/07(日) 12:02:45
ひのさんへ

ごめんなさい。確かに似ていました。

なので小説、書くのやめます。

本当にごめんなさい。

28ひさのん:2013/04/07(日) 12:38:29
沙羅さんへ

私こそゴメンなさい。突然こんなコト言っちゃって・・・・・。

29みき:2013/04/29(月) 21:03:53
続き待ってます。

30たまがやラブ:2013/08/04(日) 00:35:39
続きが超楽しみです!

頑張ってください

31きたみつ流星:2013/08/10(土) 00:08:31
えっ…やめちゃうんですか…

32名無しさん:2014/07/17(木) 15:56:37
続きを読みたいです

33「 」:2016/06/12(日) 07:16:02
すごくおもしろかったです。

34「 」:2016/06/12(日) 07:17:22
すごくおもしろかったです。

35「 」:2016/06/12(日) 07:19:50
続きが早く見たいです。

36「 」:2016/06/12(日) 07:21:01
安井健太郎京本大我BL小説おもしろいですよね。


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