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うにゅほとの生活5

602名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2025/09/01(月) 20:24:35 ID:mZ3ievxU0
2025年8月31日(日)

「八月が終わるうー……」
ごろんごろん。
ベッドの上で転がる。
「くがつ、なるねえ」
「××、知ってるか。九月になると、あと四ヶ月で2025年が終わるんだぞ」
「はやい」
「早い。一年が早すぎる。このままじゃすぐ死ぬ」
「しなないで……」
「体感の問題だ、体感の」
どちらにせよ、あまり長生きできる気はしていないけれど。
「夏が終わる前に、するべきことはしないとな」
「がりがりくん?」
「最初は絶対無理な目標だと思ってたけど、案外行けそうだもんな。達成できるもんなら達成したい」
「わかる」
「××は、何かあるか?」
「んー」
うにゅほが小首をかしげる。
「……んー……?」
そのまま、首の角度が大きくなっていく。
「ないー……、かも」
「ないんかい」
「おもいつかない……」
「猛暑日が来たら、部屋が何℃まで暑くなるか試せたんだけどな」
「あ、それ」
「九月に入ったら、さすがにもうないだろ」
「ざんねん……」
「また来年だな。覚えてたら。あと、来年も猛暑だったら」
「ことし、あちかったねえ」
「七月が暑すぎて、本来暑いはずの真夏日が涼しく感じたけど」
「ほんしゅう、すごかった」
「ニュースで見てるだけだと、毎日猛暑日の印象があったな。実際は各地でバラバラなんだろうけどさ」
「まいにち、もうしょびだったら、しぬ」
「死ぬなあ……」
慣れるものなのだろうか。
「あきも、たのしみ」
「秋が来たら、そろそろエアコンともおさらばか」
「あと、たんじょうび……」
「大丈夫、忘れないよ」
「うへ」
うにゅほの誕生日は10月15日だ。
誕生日プレゼント、早めに買っておかないとな。

603名前が無い程度の能力を持つVIP幻想郷住民:2025/09/01(月) 20:25:17 ID:mZ3ievxU0
以上、十三年九ヶ月め 後半でした

引き続き、うにゅほとの生活をお楽しみください


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