独特の調子で紡がれた「Ohne Ruh', und suche Ruh'」。心を壊しかけた3人の描写が秀逸で、大人向けの洗練された絵本を読んでいる気分にさせられた
人間と妖怪の立ち位置の違いを浮き彫りにした「夜が降りてくる 〜 Evening Star」も、幻想郷の世界観を巧みに表現した快作
妖怪の恐ろしさといえば、「Who's lost mind?」も外せない。無邪気な人喰いと、壊れた亡霊嬢に鳥肌が立った。両者の間で振り回される鈴仙も引き立て役としてハマっていた
「それでも、人生にイエスという。」でのさとりと慧音、「通過の儀式/Rite of Passage」での魔理沙とフランのやり取りも心に沁みた