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【ワム!】オリジナルスタンドSSスレ【Wham!】

1名無しのスタンド使い:2009/11/14(土) 13:11:08 ID:QkDuay86
「スレを立てる」と心の中で思ったならッ!
その時スデに行動は終わっているんだッ!

169『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/05(金) 12:32:41 ID:K6Aez8Bw0
【???】

―Phantom Blood―


気が付くと、俺は洋館のような場所に居た
何か騒がしい

「おれは人間をやめるぞ! ジョジョーーっ!! おれは人間を超越するッ!」

男の声だ、と思った
そして、驚愕の声が波のように広がっていく

「UREEYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」

周りの風景が反転する
首筋に「星型のアザ」を持った若い男が、まるで格闘ゲームのコマンド技のようなものを繰り出していた

「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! おおおおおっ 刻むぞ血液のビート! 山吹き色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)!!」




バッジョ「これは……?」


―Battle Tendency―



「カーズ!てめーの根性はッ!
 畑にすてられ カビがはえて ハエもたからねーカボチャみてえに
 くさりきってやがるぜーーッ!!」

別の男が立っていた
先程の男によく似てはいるが、微妙に違う
バッジョの頭の中には様々な単語が入り込んできていた

バッジョ「『波紋』…『吸血鬼』…?」

170『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/05(金) 12:33:24 ID:K6Aez8Bw0
―Stardust Crusaders―


「「世界(ザ・ワールド)」 時よ止まれッ!」

金髪の男だ、学ランを来た男と対峙している
そして、彼らの傍らに居るのは

バッジョ「『スタンド』…!」

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ!」

凄まじい速度で二人の『スタンド』が拳打の応酬をする

「てめーの敗因は…たったひとつだぜ… …DIO… たったひとつの 単純(シンプル)な答えだ……… 『てめーは おれを怒らせた』」


―Diamond is not Crash―

「このヘアースタイルが サザエさんみてェーだとォ?」

学ランを来た、リーゼントの男だ
これもまた、今まで出てきた男達に顔が似ている気がする

バッジョ「此処は……『杜王町』!」

――殺人鬼――吉良吉影――

「激しい『喜び』はいらない…それでいて深い『絶望』もない…『植物の心』のような人生を…そんな『平穏な生活』こそわたしの目標だったのに…」

171『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/05(金) 12:33:50 ID:K6Aez8Bw0
―VENTO AUREO―

「スマン ありゃ ウソだった」

今度は金髪の男だ
チョココロネのような髪型を持つその男の噂は聞いたことがある

バッジョ「コイツ…『ジョルノ・ジョバァーナ』か…?」

今までもそうだが、あっちに俺の姿は見えていないらしい
と言うよりも、元より俺は『此処』に存在していないのではないか?

バッジョ「俺は…『辿って』いるのか、何かの、俺の内に眠る何かへの道へ続くものを」

「「覚悟」とは………………… 犠牲の心ではないッ!」
「「覚悟」とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開く事だッ!」

バッジョ「『黄金の精神』…コイツがパッショーネのボスか…」


―Stone Ocean―

次に立っていた場所は刑務所だった

なんとなく、地面に落ちていた新聞紙に眼を向ける

バッジョ「な……2011年だとッ!?」

バッジョ「今は2002年…今までの映像が『過去』の話だとするならば、これは『未来』…」

???「ソウ…コレハ『未来』ダ。『起コルベキ』事柄デアリ、『起キナケレバナラナイ』事デモアル」

何時の間にか、二人の女性が目の前に現れていた

「やれやれだわ… グェス あんた 何にでも名前はあるって言ったわよね あたしも名前を付けるわ 「ストーン・フリー」 あたしは…この「石の海」から自由になる… 聞こえた? 『ストーン・フリー』よ…… これが名前」

首筋に「星型のアザ」を持つ女性が、そう宣言していた

「安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ! 『人』は天国に行かなくてはならないッ! 目指したものは全ての人々をそこへ導ける! おまえらはそれを邪魔しているんだ…… 少しばかりの人間が犠牲になったらといって…… 『どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)』おまえは『磔刑(たっけい)』だーーーーッ!!」

次に現れたのは神父の男――まるでアンジェロを見ているようだった

「来いッ! プッチ神父」

「それこそ『幸福』であるッ! 独りではなく全員が未来を『覚悟』できるからだッ! 『覚悟した者』は『幸福』であるッ!悪い出来事の未来も知る事は『絶望』と思うだろうが 逆だッ! 明日『死ぬ』とわかっていても『覚悟』があるから幸福なんだ! 『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからだッ!
 人類はこれで変わるッ! これがわたしの求めたものッ! 『メイド・イン・ヘブン』だッ!」




世界が加速する
やがてバッジョの意識は更に深い場所へと落ちていく

172 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/05(金) 12:34:13 ID:K6Aez8Bw0
もうちょっとだけ続くんじゃ

173 ◆U4eKfayJzA:2010/02/05(金) 17:45:21 ID:voYbHRSY0
ビエーコつえぇっ!
パッジョがジョースターの『黄金の精神』を受け継いでいって、どうなるのか、そしてアンジェロがどうかかわるのか期待してます!
乙です!

174名無しのスタンド使い:2010/02/05(金) 18:30:36 ID:OugA9RdY0
乙!次の展開がwktkすぎて眠れない……

175名無しのスタンド使い:2010/02/05(金) 19:51:57 ID:FL9c2nO20
うおおおおおおおおおおおお
おつ!!!!!!!!1

176 ◆WQ57cCksF6:2010/02/07(日) 01:19:05 ID:???0
な、なんだこの展開・・・熱すぎるではないか・・・
歴代ジョジョの歴史を振り返っていくこの演出ッ!この発想はなかった・・・くやしいっビクビクッ
乙です!ザ・エッジ・オブ・ヘブンに期待!

177 ◆70nl7yDs1.:2010/02/07(日) 20:07:31 ID:???0
乙ー!こりゃ面白すぎて目が離せませんなw

178 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/13(土) 13:54:27 ID:UqjyJsKU0
更新が滞っているのはきっとエンド・バケーションのスタンド能力なんだ

179『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/13(土) 13:55:26 ID:UqjyJsKU0
【杜王町:住宅地】

正攻法では勝てる訳もなかった
前へ進めば後ろへ、後ろへ進めば前へ
前後左右上下の感覚がおかしくなりそうだった

浦上「グハァッ!」

ビエーコ「『前進』すれば『後退』し、『後退』すれば『前進』する」

ビエーコ「自らの動きの全てを把握し、尚且つ反転した場合も考慮して思い通りに動けるか?
出来ないだろうな、ましてや戦闘中だ」

重松「クソッ!このままじゃあヤツのワンサイドゲームだぞ!」

静香「………」スゥ

静香は目を瞑り、一度深呼吸する

静香「時間を下さい……五分…いや三分でいい。集中する時間を下さい」

ワイアット「策があるのか?」

静香「………」コクリ

ワイアット「分かった、俺が時間を稼いでみよう」

ワイアット「通じるかどうかは分からないが…一応策を考えたんでね」

膝を突いた仲間達を庇うようにワイアット・アープは前へ出る
決闘を受けたガンマンのように、堂々と一歩を踏み出す

ワイアット「おい、反転野郎」

『ワン・ショット・アット・グローリー』がワイアットの傍らに現れ、片手を腰に当て、もう片方の手で拳銃を掴み取る

ワイアット「『西部劇』みたいにさァ〜、決闘だぜ」

ビエーコ「『決闘』…だと?」

ビエーコ「笑わせるんじゃあない。『決闘』とは『同じ舞台』で闘うことだ」

ビエーコは二本しか発現していない『スタンド』の腕でワイアットを指差す

ビエーコ「それが、どうだ?君達は『同じ舞台』に立ってなどいない
絶対的な力量の差がありながら『決闘』だと?」

180『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/13(土) 13:56:45 ID:UqjyJsKU0
ワイアット「違うな。『決闘』ってのは『覚悟』の世界だ
『必ず相手をぶっ飛ばす』その心が勝っていればいいんだぜ」

ビエーコ「死にたがりだな…まぁいいや。死ぬ順番が早まるだけさ」

ジリジリと、彼我の差を詰めていく
円を描きながら歩く二人
ワイアットが先に攻勢をかけた

ワイアット「『ワン・ショット・アット・グローリー』ッ!」

ズガン!
放たれた弾丸が一直線にビエーコへ向かう

ビエーコ「猿が……なんども何度繰り返しても同じだッ!『シング・ライク・トーキング』!」

――ズォア!
ビエーコの『スタンド』がその全貌を露にする

ビエーコ「『前へ進む弾丸は後ろへ進む』ッ!」

ワイアット「…………」

ギュア!と、方向を変えた弾丸は、ワイアット――ではなくビエーコに向けて猛進する

ビエーコ「なにィィィ……ッ!?弾けッ、『シング・ライク・トーキング』ッ!」

『シング・ライク・トーキング』が弾丸を弾く
自分の『スタンド能力』が機能しなかった
その事実に驚愕を覚え、ビエーコの思考は一瞬フリーズする

ワイアット「『前』だ。いや『後ろ』かな」

ビエーコ「ハッ!?」

背後から、ワイアットが蹴りを、『スタンド』が銃をハンマーの様に振り下ろしてビエーコを襲う

ワイアット「『裏の裏は表』って言うよなァ。それはそうと100円玉ってどっちが『表』だっけ?」

181『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/13(土) 13:57:47 ID:UqjyJsKU0
ビエーコ「うぐおッ!?」

ズザザザザザ!

ビエーコ「(ば、馬鹿な、有り得ない!能力を…『逆手』に取られたとでも言うのかッ!)」

ビエーコ「だが……ッ!『速度』を『反転』させてしまえば思う様動くことは出来ないだろうッ!」

『シング・ライク・トーキング』は元々格闘能力は高くない
しかし、その『スタンド能力』を適用することで、『事実上最速』になることが出来る

ビエーコ「(これで終わった……)」

ビエーコ「避けられまいッ!死ねィッ!」

ビュン――スカッ

ビエーコ「……!」

ワイアット「………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ビエーコ「(“あ、当たらない”……ッ!)」

ワイアット「どうした、不思議か…?そうだよな…」

ビエーコ「貴様…何をした!」

ワイアット「教えてやるよ…フェアじゃあないもんな…?」

ワイアット「俺の『スタンド』、『ワン・ショット・アット・グローリー』の能力は『バッヂが付いたものへの絶対命中』」

そのバッヂは、ビエーコの手前の地面に張り付いていた

ワイアット「つまり、お前の『スタンド能力』によって『バッヂへは絶対当たらない』ワケだ……
ま、お前は所謂『流れ弾』ってヤツに当たったことになるな」

ビエーコ「(こ、コイツ……ッ!)」

ビエーコ「だが、何故私の攻撃を避けられるッ!」

ワイアット「『デメリット』が一つあってさァ〜……『バッヂ』を二つ以上のものに付けると
逆に『相手の攻撃が全て当たっちまう』ようになるんだよなァ……」

ビエーコ「(そ、そうか…こいつ、『デメリット』を『メリット』にしたのか!
私の『スタンド能力』を利用してッ!)」

182 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/13(土) 13:59:12 ID:UqjyJsKU0
次の更新で終わらせるつもりでございます
遅筆で申し訳ありませェん……

183 ◆U4eKfayJzA:2010/02/13(土) 19:14:58 ID:3owudF1Q0
もうそろそろ終わりか……、残念だ。
でも、『ワン・ショット・アット・グローリー』が『シング・ライク・トーキング』をうまく逆用していて、SLTの考案者としてはうれしい限り。
乙!

184名無しのスタンド使い:2010/02/13(土) 23:44:55 ID:RwrD5egsO
乙!
バッジョくるまえにボスやられちゃうんじゃないかwwww
レクイエム期待!

185 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:50:06 ID:AOA4JNuE0
投下の前に、他のSS作家陣に謝らなければならない
特にHWの人!すいませんでしたァーーー!

186『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:51:08 ID:AOA4JNuE0
ワイアット「そら…これで『同じ舞台』だぜ。正々堂々、早撃ち勝負だ」

ビエーコ「…………」

ワイアット「どうした、降参でもするか?」

ビエーコ「クックック……」

ワイアット「……何がおかしい?」

ビエーコ「態々能力の説明をしてくれて助かったよ。いや危なかった」

ビエーコが懐から銀色の『ナイフ』を抜き出し、片手に構える

ワイアット「何をして――ハッ!」

静香「危ない!」

ワイアットが状況を理解したことと、静香の叫び声はほぼ同時だった
ワイアットは自らの胸に突き立ったナイフを不思議そうに眺め、その場に崩れ落ちる

ビエーコ「確かに、『裏の裏は表』だ。しかし、“それを更に裏返したら”どうなる?」

ワイアット「(クソッ……だが)」

ワイアット「『策』……成功したか」

静香「………」

187『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:52:15 ID:AOA4JNuE0
静香「………」




ビエーコ「……?」

無い
懐に入れていた筈の『地図』が、消えている
そしてそれは、静香の手に握られていた

ビエーコ「(な、何ィィィィ〜?)」

ビエーコ「お前ッ、何をしたッ!」

静香「『イメージ』……」

静香「知っていますか?筋トレをするときに、理想の体型を思い浮かべてトレーニングをするのと、そうでないのでは効果は全然違うそうですよ?」

ビエーコ「何が言いたい!」

静香「『思い込み』の力は凄いんですよ。『絶対出来ない』と思えば、貴方の能力を利用して『絶対出来る』」

静香「『近距離型』である私の『スタンド』では貴方に届かなくても、『遠距離型』になった『スタンド』なら届く」

ビエーコ「(口で言うのは簡単だが、そう易々と思いを固定させることなど出来るものではない…
この小娘…未来予知と関係無く厄介だ)」

ビエーコ「だが、奪ったところでどうする?その手ももう私の前では使えまい
詰まる所、君達は袋小路に嵌った鼠と言う訳だ」

静香「ふふっ、簡単ですよ。だって、私達は後は待つだけでいいんですから」

ビエーコ「何……?」

静香「貴方が唯一“恐れてこの場から離れさせた”ジョジョさんを、待つだけでいいんです」

ビエーコ「………ッ!」

ビエーコ「フン……ならばヤツが来る前に終わらせればいいだけのことよッ!」

ビエーコ「先ずは貴様からなァーーーッ!」

世界が反転する。『シング・ライク・トーキング』が凄まじい速度で静香へ迫る
M・Gの治癒を受けたワイアットが、重松が、米沢が、全員がその前に立ち塞がり、盾にならんとその身を差し出す
だが、到底間に合わない

188『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:53:17 ID:AOA4JNuE0
ヒュン――ガィンッ!


ビエーコ「!?」

アンジェロ「…………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ......

『シング・ライク・トーキング』の一撃を、『シンギング・イン・ザ・レイン』が受け止めていた

静香「……何故?」


ビエーコ「貴様……ッ!」

アンジェロ「私は……騙されていた訳だな。貴様の『スタンド能力』で」

ビエーコ「フン、だが結局目指す所は同じだろう?ならば私に手を貸せ、目の前の障害を排除するんだ」

アンジェロ「……全く笑える話だよ」

ビエーコ「……?」

アンジェロ「『神になって全てを救う』?そんな大層なことを言って、私は本当に護るべき大切なものを忘れるところだった」

アンジェロ「私はな、『スタンド使い』である前に、『神父』である前に――」

アンジェロ「――『父親』だったのだ」

189『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:53:33 ID:AOA4JNuE0
アンジェロの肌が、爬虫類のような鱗で埋め尽くされる

ビエーコ「所詮は人よ……変化に耐えられぬものが『進化』だと?」

アンジェロ「『シンギング・イン・ザ・レイン』ッ!」

アンジェロと『スタンド』が、互いに恐るべきスピードでビエーコへ肉薄したが

ビエーコ「残念だ…やはり神は一人で十分だな」

アンジェロ「………ッ!」

アンジェロの肉体が、消えていく
反転した世界では、『進化』は『退化』となり

ビエーコ「果ては――『無』だ」

バシュンッ!


ビエーコ「全く、余計な手間を取らせてくれたよ。さて、次は――」


その時、ビエーコの身体に戦慄が走った


ビエーコ「(な、なん………)」


蛇に睨まれた蛙の如く、身体は動かない



背後に、居る
振り返りたく無い気配が、満ちている

「アンジェロの行動は決して無駄では無かった。こうして、間に合ったんだからな」

190『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:53:58 ID:AOA4JNuE0

┝゛ 
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「「「「「「「「――ハッ!?」」」」」」」」



ビエーコの背後
そこに立って居たのは見紛う事無きバッジョの姿
傍らに従える『ワム!』の姿は、黒ずみ皹が入っている
そしてその容姿は

ビエーコ「な、なんだそれはッ!」

バッジョ「ありがとう、『父さん』」

ビエーコ「それは何なのかと聞いているッ!」

バッジョの顔面には、最後の『地図』が減り込んでいた
それは徐々に沈み、一体化していく
『★』型のアザが、首筋に浮き出していく


バッジョ「終わりだビエーコ。人は神になんてなれない、組織のトップが関の山だ」

ビエーコ「(ま、マズイッ!)」

191『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:55:15 ID:AOA4JNuE0
ビエーコ「『シング・ライク――』」

『FIREッ!』

突如現れた人型の『スタンド』が、ビエーコの両腕を殴り、消える

ビエーコ「うげえッ!?」

バッジョ「…『ヒートウェイヴ』、『川端 靖成』」

ビエーコ「畜生ッ!腕が…腕が粘土のように……ッ!」

ビエーコ「は、反転……」

『無駄ッ!』

ビエーコ「グハァッ!?」

またしても現れた人型の『スタンド』が、粘土のようになったビエーコの腕を手刀で切り落とす

ビエーコ「の、能力が使えない……!?」

バッジョ「『インハリット・スターズ』、『ジョルナータ・ジョイエッロ』」

ビエーコ「クソックソックソッ!」

『オラァッ!』

ビエーコ「ウグァ……ッ!」

流星のような拳が、ビエーコの腹部を捉える

バッジョ「『スター・ゲイザー』、『上城 遥』」

殴られた部分が赤く発光する

192『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:55:37 ID:AOA4JNuE0
ビエーコ「に、逃げ……」

『ウラァ!』

ビエーコ「ガ……ッ」

続いて現れた深紅の『スタンド』の拳が、顔面を打ち据える

ビエーコ「(な、何だ…!?『逃げたいという気持ち』が…消えて…)」

バッジョ「『ガーネット・クロウ』、『ロッソ・アマランティーノ』」

ビエーコ「(『恐怖』が…消えた?ハハッ!闘える、私は闘え――)」

『ムヒィーーーッ!』

ビエーコ「ウッゲェェェェーーーッ!」

赤く発光する部分から、猿のような『スタンド』が飛び出し、猛烈なラッシュを放つ

バッジョ「そして…『アークティック・モンキーズ』、『城嶋 丈二』」

ビエーコ「なんなんだその能力はッ!『スタンド』は一人一能力ッ!今のは一体……」

バッジョ「『エッジ・オブ・ヘブン』だ」

ビエーコ「な、なに……?」

バッジョ「新しい『ワム!』の名前だよ。コイツは『ワム!:エッジ・オブ・ヘブン』だ」

193『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:55:58 ID:AOA4JNuE0
黒い『ワム!』が、砕ける
中から現れたのは、ジグソーパズルのような顔を持つ、新たな『スタンド』だった

W!:T・E・O・H「……………」ピィン...パシッ

『エッジ・オブ・ヘブン』が、小さなピースを指で空中へ弾き、落下してくるそれを掌で受ける

ビエーコ「し、『進化』したとでも言うのかッ!ならばッ、『シング・ライク・トーキング』ッ!」

叫ぶも、『スタンド』は発現しない

ビエーコ「し、シング・ライク・トーキング!どうした私のスタンドよッ!」

バッジョ「………」

W!:T・E・O・H「無駄ダ……モウ、ソノ『すたんど』はオ前ノ元カラ離レタ」

ピースを弾き、受け止める

ビエーコ「(あ、あの『ピース』……ッ!まさかッ!)」

『SING LIKE TALKING』と書かれた『ピース』には、正しく、『シング・ライク・トーキング』のヴィジョンが閉じ込められていた

バッジョ「『時のピースを管理する』それが『エッジ・オブ・ヘブン』の能力だ
お前の『スタンド』は過去か、未来か、他の者の手に渡ることになる」

『エッジ・オブ・ヘブン』が、ピースを粉々に握り潰し、灰のようになった『ソレ』が虚空へ消えていく

194『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:56:15 ID:AOA4JNuE0
ビエーコ「(ば、馬鹿な……ッ!)」

バッジョ「安心しろ、『スタンド』はこの世から消滅した訳じゃあない
だからお前にダメージがある訳ではない」

一歩、バッジョがビエーコへ迫る

ビエーコ「く、来るな……ッ!」

バッジョ「なぁ、ビエーコ。世界には『抑止力』ってもんがあるんだ」

バッジョ「「DIO」に対する「空条 承太郎」、「吉良 吉影」に対する「東方 仗助」、「ディアボロ」に対する「ジョルノ・ジョバァーナ」」

バッジョ「「柏 龍太郎」に対する「城嶋 丈二」、お前に対する、俺と言ったようにな」

バッジョ「次々に、『希望』は生まれている。俺やお前が動く必要なんて無いほどにな」

バッジョ「そしてこれから行うことは、唯の「復讐」だ。一人の人間の、ちっぽけな「復讐」さ」

バッジョ「お前は、「正義に裁かれる」訳じゃあない。単なる「憎しみ」に殺されるんだ」

『スタンド』が拳を握る
バッジョ自身の拳も、硬く握られる

ビエーコ「私の傍に近寄るなァーーーーーッ!!!」

バッジョ「フラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフ
ラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフ
フラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラ
フラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラフラ――」


岩のように握り締められた拳が、放たれる
建物解体用の鉄球の直撃でも受けたような衝撃が、連続してビエーコを襲った
一撃目で、もう何も考えられなくなった


バッジョ「――フラゴーレッ!!」

ビエーコの身体は、未完成のジグソーパズルのようにバラバラになって――消えた




闘いは、終わったのだ

195『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:56:33 ID:AOA4JNuE0
〜八年後〜
 2010年
【杜王町:国岬峠霊園】
女性が一人、墓の前で手を合わせていた


「………」

「米沢さんの墓参りか?」

「…あ、浦上さん…。はい、ワイアットさんと、重松さんのお墓参りも兼ねてです」

「あの時は生き返ったもんかと思ったけど、実際はジョジョの『スタンド能力』で一時的にこの世に居ただけだったんだな」

「…終わらない命なんて、ないです。どんな『スタンド能力』でも、魂は戻せない…」

「そうだな…うん、そうだ」

「あれから八年も経っちまったんだな…ジョジョ達は今頃何やってんだろ」

「智恵ーーーッ!……と、浦上さん!静香達から連絡があったよ!」

「…どんな内容だったの…?」

「コレ、手紙が来たんだけど」

「噂をすればなんとやらってヤツだな。どれどれ……」

「……何?『必府町』に居る?」

196『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:56:54 ID:AOA4JNuE0
【必府町:必府プリンスホテル】
黒髪の、美しい妙齢の女性が受付へ進む

「はい、「静香・バッジョ」様ですね」

キーを受け取り、部屋へ進む
部屋には、先客が居た

「……チェックインくらいしてから入って下さい」

「ん?ああ…すまん。どうせ君がするもんだと思ってな」

「全く……。そんなことより――『ディープ・フォレスト』が動き出しましたよ、どうするんです?」

「……この町には、『ヒートウェイヴ』が居る。俺達が手を出すまでもないさ」

「そうですか……」

「それに、「手を出す」と言っても今の君は『スタンド』を持っていないだろう」

「確かに、今の私は『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』を所持していません。けれど、それは私が望んだことだから」

「「初めからそうであったように」……君の『スタンド』は他の者に渡った。本当に良かったのか?」

「いいんですよ、私は未来なんてもう見たくない。『自分の力』で、見て行きたいんです」

「『スタンド』が使えないのに『スタンド』が見える、なんて変な体質になっちゃいましたけどね」

「……『飛んでいる矢は動いていない』、か」

「何か言いましたか?」

「いや、何でもないよ」



人生は、まだ続いている

197『ライフ・ゴーズ・オン』 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 14:57:34 ID:AOA4JNuE0
【杜王町:ぶどうが丘高校】
二人の生徒が、休み時間に話している
一人は眼鏡をかけた大人しそうな少女で
もう一人は女子用の制服を着ているが……

「でね、最近ここら辺で妙な事件が起きてるのよ。名付けて『頭蓋穿孔殺人事件』!どう?怖いっしょ?」

「…………」

「恵ちゃーん?聞いてる?もしもー」

ズドン!と、発砲音
眼鏡の少女の手に突如現れたサイバーな拳銃が、もう一人の少女(?)の眉間に直撃した
教室内の生徒は、誰も騒ぎ出さない
“見えていないのだ”、少女の持つ拳銃が

「……いてぇ。恵ちゃん、頼むから感情表現を『スタンド』でするの止めて…俺死んじゃう」

「……奈落へ落ちればいいわ」



眼鏡の少女、名は「上条 恵」
彼女の『スタンド』で眉間を撃たれた『彼』、名は「富山 望」通称トム。男である


少女の『スタンド』、名は『コミュニケーション・ブレイクダンス』

少年の『スタンド』、名は『セイリン・シューズ』


彼らもまた、次代を担う『スタンド使い』である











































【杜王町:路地裏】
ドシャリ....
地面は鮮血で染まる
頭に穴を空けられたその死体は、『彼女』のエネルギーとなった
ぎこちない動きで、『彼女』は次の獲物を探す



『私ノ……名前ハ…「まざー・ロボとみー」……」




【ワム!】オリジナルスタンドSSスレ【Wham!】 終わり

198 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 15:03:41 ID:AOA4JNuE0
終わりです
ああ、痛い痛いトラックを投げないで

次回作?ハハッ、ワロス


全編を通して使用させていただいたスタンド達

味方勢力

『ワム!(Wham!)』
考案者:ID:J91rHTQ0(俺)
絵:ID:QTtp/l60

『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』
考案者:ID:wXPKx74U0
絵:ID:QW3Lj8o1O
絵:ID:1hCK5Zb3O
絵:ID:Jt+Ch7js0
絵:ID:eF1PQ1CYO
絵:ID:UhBVuUQwO
絵:ID:plCYz5P3O
絵:ID:5J0s2us60
絵:ID:7YdWMfgn0

『サークル・オブ・ロック』
考案者:ID:RONDUsj60
絵:ID:Q5lKwWtr0

『サテライト・0』
考案者:ID:CSM4jUsK0
絵:ID:W/HoBK+T0

『アンダー・プレッシャー』
考案者:ID:wWb+X/140
絵:ID:CaN0JD0kO
絵:ID:NbPoAJNdO
絵:ID:tFH8u/FKO

『マテリアル・ガール』
考案者:ID:hFgtLBlWI
絵:ID:gc6NjXBF0

『ワン・ショット・アット・グローリー』
考案者:ID:fflIqfzK0
絵:ID:nFJRqxt80

『トンガリ・コーン』
考案者:ID:7X+ofr5d0
絵:ID:iBCrTbOoO

199 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 15:08:03 ID:AOA4JNuE0
組織側

『シング・ライク・トーキング』
考案者:ID:3c0wdujP0
絵:ID:tb0+3Oqw

『シンギング・イン・ザ・レイン』
考案者:ID:RrRsEC.0
絵:ID:T4rVHrso

『キルスイッチエンゲージ』
考案者:ID:EgiGRq2KO
絵:ID:rd3aUjFA0

『メイク・ア・クリーチャー』
考案者:ID:H+7rusaJ0
絵:ID:jA2jNcO10

『スーパーマッシヴ・ブラック・ホール』
考案者:ID:es1L2R2LO
絵:ID:d6fUVnJq0

『ウェポンズ・ベッド』
考案者:ID:Wm62Va4F0
絵:ID:tX7yh2aBO

『ジ・エンド』
考案者:ID:dafld16cO
絵:ID:H8cB7MrSO
絵:ID:PhAgtez9O

『デッド・クラウン』
考案者:ID:3Jt00cAO
絵:ID:d3HVKYSO
絵:ID:dKmyKbso

『ジプシー・ロード』
考案者:ID:0RRbfy5U0
絵:ID:+Fs3PsXH0

『ケイブ・ストーリー』
考案者:ID:PD2BsRvz0
絵:ID:Q0Dp6w4+0

『サブウェイ』
考案者:ID:cDkdTOw60
絵:ID:FCDdPIs50

『ザ・ミラクル』
考案者:ID:TVFBDnDf0
絵:1 ◆zV48Rb4b/6

200 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 15:08:51 ID:AOA4JNuE0
最後に、レイクイエムのパラメーター

【スタンド名】ワム!:ザ・エッジ・オブ・ヘブン
【本体】男性。組織に追われている
【タイプ】近距離型/レクイエム
【特徴】No.817『ワム!(Wham!)』 の進化体であり完成形
前身の面影を各所に残してはいるものの、ヴィジョンの特徴の一つであるガスマスクを外し、代わりに頭部に付けていた赤いゴーグルを掛けている
顔はジグソーパズルを組み合わせた様な継ぎ目があり、身体は全体的にスラリとしている
顎、腰、膝にハートマーク、拳に時計マークがある。本体とは完全に独立した意思を持つ
【能力】時の『ピース』を管理する
あらゆるものの事象、現象を『ピース』として管理する
『未来』または『過去』のピースを取り出し、一定時間だが『現在』で使用することが出来る

前身『ワム!』の能力は基本的に使用可能(基本性能アップ)



このスタンド曰わく「レクイエムとは『ケープヨークの遺産』が生み出した化け物」である
通常のスタンドの常識が一切通じず、パワーやスピード等のパラメータが不明だが、一般のAクラスの上位はあると思われる
スタンド能力とは別に、本体は『石地図』を取り込んだ事により、世界で『これから起こること』が分かる




破壊力-なし  スピード-なし  射程距離-D(能力射程-時を共有する空間全て)
持続力-なし  精密動作性-なし 成長性-完成

201 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 15:09:59 ID:AOA4JNuE0
拙く見苦しい文章でしたが、付き合ってくれた方には多大な感謝を

数ヶ月間本当にありがとうございましたッ!

202 ◆WQ57cCksF6:2010/02/20(土) 16:03:06 ID:YKu6qBJc0
うおおおおおおおおおおおおッ!超お疲れさまでした!!!!
最後までぐいぐい引き込まれたぜ!!!ワムレクイエムパネエwwwwwwwwwww
そしてこの終わり方・・・次回作を期待せずにはいられないッ!!!
乙でしたッ!面白かったです!!

203名無しのスタンド使い:2010/02/20(土) 16:26:34 ID:fPAau9HE0
乙って言葉じゃ言い表せないくらい乙・・・ッ!超乙!!圧倒的乙!!!
他ssの主人公オンパレード時の鳥肌がやばかったwwwwwwワムレクイエムすごすぐるwwwwww
そして全てが終わった後のほんのり目頭が熱くなる清涼感・・・・・・と思ったらまさかの!!!
ああもう本当に乙すぎて乙!!!いやお疲れ様でした!!!!!

204 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 17:35:41 ID:AOA4JNuE0
エッジ・オブ・ヘブンを描いてくださった方を載せ忘れた…
絵:ID:tZmIZFk0
絵:ID:Q5o4772o
絵:ID:hl0k8z6o

本当にありがとうございました!
何時の間にか図鑑更新されてるwww
>>202
へへ…アクモンは超えられねぇや…

続く……のか!?
自分でも分かりません
最近はレポートやらバイトやらで忙しいので…
>>203
あざっす!
全部の主役スタンドは出せなかった…無念

何か質問や罵倒があれば答えられる範囲で答えますです、はい

205名無しのスタンド使い:2010/02/20(土) 18:00:33 ID:q5NrA0xEO
うおおおおおおおおお!!!
SSの主役勢揃い!!
めちゃくちゃ熱い結末だった!!
続編あるなら超見たいwwwwwwww
本当に今までお疲れ様でした!!!

206名無しのスタンド使い:2010/02/20(土) 18:40:12 ID:fPAau9HE0
あ・・・あの・・・厚かましいようですが・・・アクモンであったあの・・・出演キャラへの「一言感想」とか
もしあったら見てみたいなああ とか言ったりして・・・ハハ・・・

207 ◆XBKLFVrvZo:2010/02/20(土) 19:35:13 ID:caXOQzWQ0
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!?
なんだ、なんなんだこの展開はッ!熱い!熱すぎる!
そして拙作を使っていただき感謝……!
感動と感激と感謝でもう何がなんだか分かりませんが、
長い間本ッ当にお疲れ様でした!氏と同じ時期に連載できたことを誇りに思いますッ!

208名無しのスタンド使い:2010/02/20(土) 21:04:54 ID:Pa.wvLds0
なんだろうな・・・!
感動とも少し違うこの熱い潮流は!!
そしてこの終わり方!!続編に期待せざるをえないが・・・!
今はとりあえず乙だっっ!!!

209 ◆LglPwiPLEw:2010/02/20(土) 21:17:12 ID:7zf3Xg6U0
実にッ! 実に爽快だったッ!!
君の命がけの連載! 僕は敬意を表するッ!
最後の最後まで“魅せる”SSをありがとう!!
本当にお疲れさまでしたッ!

210 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 21:17:18 ID:c0LzxBZ20
>>205
ありがとう!
アクモン作者さんも言ってたけど、乙という言葉はいいね!
>>206
は、ハハ…やりたいなぁとは思っているんだ
ちょっと書いてみるよ
>>207
無理矢理HWの世界と繋げたことを申し訳なく思う
なんの、此方こそ貴方と同じ時期に連載出来たことを誇りに思うぜ!
>>208
ありがとう!
募集スタンドも最後にちょこっとの出演で申し訳ない
暇が取れれば書きたいなぁ、とは思うますです

211 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/20(土) 21:20:23 ID:c0LzxBZ20
>>209
ありがとう!
ガネクロ楽しみにしてます!

余談ですが、最近ガネクロに出ていたアクセル・ルディ・ペル
あれ、一時期殲滅チームの一員に加えようかと考えてたヤツです

212 ◆U4eKfayJzA:2010/02/20(土) 22:51:18 ID:A3eyl3fo0
飲み会や調べものにかまけてて、リアルタイムで見れなかったのが残念……
でも、読むことが出来て本当によかった。
ワムレクイエムの発想は凄いし、拙作込みのSS主人公らが登場する熱い展開になるは、最後はほんのりと心温まる中に次の時代が見えてくるはで、凄くおもしれぇ!
自分も、こんな風に大反響を巻き起こせる事が出来るように、しっかりと最後まで書きあげたいです。
本当にお疲れ様でした!

213 ◆R0wKkjl1to:2010/02/20(土) 23:02:39 ID:3NiZ/h4AO
オォオオッ!乙乙乙乙乙乙乙乙乙ッ!!
お疲れさまでしたぁーッ!

ちょいとクドかったですかねw

読み始めから、アドレナリンが出っぱなしで頭が真っ白になってしまいました・・・

毎度ながら上手く言葉に出来ないんですが、今すごく興奮しています。

遥を出していただいた上、最後の最後にマザー・ロボトミーも使っていただいて・・・ホントありがとうございますm(_ _)m

私も貴方みたいに魅せるSSを書きたいです(>_<)
お疲れさまでした!

214 ◆70nl7yDs1.:2010/02/21(日) 07:37:41 ID:???0
アクモンに次ぐ完結作品!素晴らしいw
自分が描いたスタンドも使ってもらえて嬉しかったです
ラストも熱くて魅せられました…ワムレクいいよワムレク
そして本当に乙でした!

215 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/21(日) 15:45:48 ID:zGnyLgMA0
>>212
ありがとう!
インハリは最後どうなるのか今からドキドキしてる…
>>213
なん…だと…!?マザー・ロボトミーはまさか…!?
スタゲもクライマックスですね、ラスト期待してます!
>>214
乙1さんじゃないですか!U2楽しみにしてますよ!
魅せることが出来たなら本当によかった…


それでは>>210で言っていた一言感想書いて行きたいと思います

216 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/21(日) 15:55:57 ID:zGnyLgMA0
『ワム!(Wham!)』
考案者:ID:J91rHTQ0(俺)
絵:ID:QTtp/l60
『ワム!:ザ・エッジ・オブ・ヘブン』
絵:ID:tZmIZFk0
絵:ID:Q5o4772o
絵:ID:hl0k8z6o

本体名:ロベルト・バッジョ

デザイン化された時、あまりの格好良さに「よし!SS書こう!」と思い単発に投下しました
その後、無償に続きが書きたくなった為SS板に…
考案者は自身ということもあって、一応動かし易くはあったキャラクターです
近距離型に設定していた自分を褒めてやりたい

『ティアーズ・オブ・マグダレーナ』
考案者:ID:wXPKx74U0
絵:ID:QW3Lj8o1O
絵:ID:1hCK5Zb3O
絵:ID:Jt+Ch7js0
絵:ID:eF1PQ1CYO
絵:ID:UhBVuUQwO
絵:ID:plCYz5P3O
絵:ID:5J0s2us60
絵:ID:7YdWMfgn0
本体名:村上静香

「ヒロインは何処かしら神秘的な雰囲気があればいいなぁ」
と思い図鑑を見て回っていたときに一目惚れしたスタンド
当初は1000スタだと知りませんでした
ラストで彼女がスタンドを手放したのはやはり嫌気が差していた部分もあるのでしょう


『サークル・オブ・ロック』
考案者:ID:RONDUsj60
絵:ID:Q5lKwWtr0
本体名:船上明美

かしまし娘其の一
「ヒロインの友人がいきなりスタンドに目覚めたら」
なんて考えて登場させました
このスタンド、実は二間瀬さんに「fuck」と言っていたりします

『サテライト・0』
考案者:ID:CSM4jUsK0
絵:ID:W/HoBK+T0
本体名:米沢昌俊

規格外の人其の一
「遠距離型なのに破壊力パネェwwww」
ということで登場しました。実際本体の位置が分からない状況だったら無敵に近いと思います
彼が本気出せばカルパッチョくらい…あれ?

『アンダー・プレッシャー』
考案者:ID:wWb+X/140
絵:ID:CaN0JD0kO
絵:ID:NbPoAJNdO
絵:ID:tFH8u/FKO
重松重一

規格外の人其の二
「杜王町住み…だと…!使うしかねぇ!」的思考回路でした
彼のスタンドもまた遠距離型なのに破壊力が高いですが
これは能力の威力と解釈してよかったのだろうか?
「『私が上で――お前が下だ』」という台詞は私の厨二病が発病した結果ですね
個人的に名前が気に入っている人物


『マテリアル・ガール』
考案者:ID:hFgtLBlWI
絵:ID:gc6NjXBF0
本体名:神尾智恵

かしまし娘其の二
前述した「ヒロインの友人がいきなりスタンドに目覚めたら」其の二ですね
味方チームの回復役的な立場です
しかしながら、実は一番危険な能力なのではないか?とも思います

『ワン・ショット・アット・グローリー』
考案者:ID:fflIqfzK0
絵:ID:nFJRqxt80
本体名:ワイアット・アープ

劇中ではかなり頑張ったキャラだと思う
バッジョ達にとっては、彼が「偶々」日本へ来ていたことはとてつもない幸運であったに違いありません
因みにワイアット・アープと言うのは実在した保安官の名前です

『トンガリ・コーン』
考案者:ID:7X+ofr5d0
絵:ID:iBCrTbOoO
本体名:浦上裕也

彼もワイアットに負けず劣らず、かなり頑張ったキャラですね
「ネタっぽいけどネタにしない」ということで登場しました
そういえばHWの方ではポリ○キーが出演していたんですね
彼があの店に行ったらどうなるんでしょう?

217 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/21(日) 15:57:11 ID:zGnyLgMA0
―組織のスタンド使い達―


『シング・ライク・トーキング』
考案者:ID:3c0wdujP0
絵:ID:tb0+3Oqw
本体名:ビエーコ

ラスボス
彼は神になったら世界をどう変革させるつもりだったのか?
きっと、良い方向に傾くのでしょう
けれど、彼は一人の男から両親を奪ったことで、殺されてしまいます
「1000を救う為に1を殺す」
果たしてこう言った考えは正しいのか?私には分かりません
ビエーコ(bieco)とは「斜視の、目つきの悪い、悪意のある、邪まな」といった意味があるそうです

『シンギング・イン・ザ・レイン』
考案者:ID:RrRsEC.0
絵:ID:T4rVHrso
本体名:アンジェロ

ラスボスでないにしろ、ラスボスっぽい中ボス
彼は加害者ではなく被害者であったのかもしれません
最後の最後で、人に戻ることが出来たのでしょうか
因みに某アクア・ネックレスの人とはなんの関係もありません

『キルスイッチエンゲージ』
考案者:ID:EgiGRq2KO
絵:ID:rd3aUjFA0
本体名:ペーペー

ボス補佐的な立場
スタンドデザインもさることながら、その能力
「『無機物』から起こりうる『出来事』を制御する」これがあったからこそ、テロ組織一つを一人で全滅させるといった離れ業が出来たのでしょう

『メイク・ア・クリーチャー』
考案者:ID:H+7rusaJ0
絵:ID:jA2jNcO10
本体名:カルパッチョ

撃ったものを生き物にしてしまう、とんでもない能力ですが
如何せん、『サークル・オブ・ロック』との相性が悪すぎましたね
おかげで校舎は消滅……生徒達にはいい迷惑だったでしょう

『スーパーマッシヴ・ブラック・ホール』
考案者:ID:es1L2R2LO
絵:ID:d6fUVnJq0
本体名:二間瀬昌勝

「なにこのスタンド…ムキムキ…」
そんな感情から敵役として出てもらいました
お前のパンチで杜王町がヤバイ

『ウェポンズ・ベッド』
考案者:ID:Wm62Va4F0
絵:ID:tX7yh2aBO
本体名:アランチーニ

お気づきの方も居たかもしれませんが
「ルーマニア生まれのナイフ使い」というのはアレです
ええ。MGSのヴァ○プさんです
このスタンドは武器次第では無限の可能性がありますよね

『ジ・エンド』
考案者:ID:dafld16cO
絵:ID:H8cB7MrSO
絵:ID:PhAgtez9O
本体名:ジャック・ザ・リッパー

「こいつァ凶悪な顔してやがる…能力も強力だし、出すしかねェ…」
結果、あんなことになりました
彼もなんというか…相手が悪かったといいますか
普通片方の腕捥がれて冷静にしてるやつなんていませんしね

『デッド・クラウン』
考案者:ID:3Jt00cAO
絵:ID:d3HVKYSO
絵:ID:dKmyKbso
本体名:マルチョ

「チョコラータ的な『ゲス野郎』を出してみたい」
ということで図鑑を見ていた時目に止まったスタンドです
覚醒しかけた『ワム!』の拳打を受けて撃沈、哀れな最後でした

『ジプシー・ロード』
考案者:ID:0RRbfy5U0
絵:ID:+Fs3PsXH0
本体名:ビステッカ

これは初めてイラストを見たとき、そのイラスト内の台詞にやられました
あんな台詞がポンポン浮かぶ頭が欲しい
彼とワイアットが闘う回はこのSSの中でも屈指の短さでしたね、申し訳ない

『ケイブ・ストーリー』
考案者:ID:PD2BsRvz0
絵:ID:Q0Dp6w4+0
本体名:ニック

盲目の暗殺者其の一
「ンドゥール的な何か」ということで登場
彼は相方と共に闘う時最もその力を発揮出来るのでしょう

『サブウェイ』
考案者:ID:cDkdTOw60
絵:ID:FCDdPIs50
本体名:モール

盲目の暗殺者其の二
「盲目のスタンド使いの相方は盲目でいい」
そんな考えから登場
能力は暗闇でも関係なく動き回れる能力ですし『ケイブ・ストーリー』とのコンボに最適かと思いました
しかし二人は静香の存在で位置がバレてフルボッコされることに…重傷ですが死亡してない貴重な存在

『ザ・ミラクル』
考案者:ID:TVFBDnDf0
絵:1 ◆zV48Rb4b/6
本体名:ギーロ

殲滅チーム最後の一人
自分がこのスタンド攻撃を受けたら抜け出せる自信はありません
彼もまた貴重な生き残り
きっとまたどこかの組織で下働きでもしているのでしょう

218 ◆9X/4VfPGr6:2010/02/21(日) 16:01:28 ID:zGnyLgMA0
味方側では『アンダー・プレッシャー』
敵側では『ジプシー・ロード』が好きですね

あんなラストでしたが、続きを書くかどうかは未定です
暫くは読者側に移行しようと思います

全ての絵師さんと、此処まで読んでくれた方々には多大な感謝を
それでは、一人の住人に戻ることにします


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