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【ガーネット】「柘榴石の心(グラナート・クオーレ)」【クロウ】
8
:
第1話 黄金の邂逅
◆LglPwiPLEw
:2009/10/31(土) 11:00:54 ID:6AP6NM8.
「そうそう、その素直さが大事なんだぜ。『礼儀』っつーのはそういうもんだ。
ほら、また丁度いい所に友達2号が来たみたいだぜ」
(友達・・・2号・・・?)
俺の後ろから近づいてきたのは、見た目は俺と同い年くらいの少年であった。
「あいつもおめぇの友達だろ? あいつにも先の友人の責任とって貰うからな!」
全く見覚えのない少年であった。綺麗な金色の髪を前で3つにカールさせ、後ろでは長く伸ばして編んでいる。
(こっちに来ちゃ駄目だッ!)
そう叫びたかったが、目の前に迫る圧倒的な存在(スタンド)に恐怖していた俺は、声を出すことすらできなかった。
だが、後に俺は別の理由で声を失うことになる。
金髪の少年は、俺達の近くまで来ると、ビアンコにこう言い放った。
「立ち去れ、今すぐにッ!」
「・・・んだと?」
「立ち去れと言っているんだ。
こんな子を襲って金を巻き上げるなんて、恥ずかしくないのか?」
「なんだてめぇ・・・随分とヒーロー気取りだな。さっきのガキより生意気だぜ」
ビアンコの言葉には殺意が篭もっていた。
しかし、俺の目の前にいる金髪の少年の目には、殺意を遙かに凌ぐ「意志」があるように見えた。
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