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現状を報告するスレ
1
:
名無し
:2017/08/11(金) 20:53:04
――拝啓、愛おしいあなたへ
貴方は、今どこで何をしていますか?
私は今も、ここで息をしてこの脚で地を踏みしめています。
少しでもあなたに安心してもらえるようにこの手紙を送ります。
貴方と共に生きた、一人の人間より。
敬具
ここは、以前掲示板で活動していたキャラクター達の現在を投下するスレッドです。
凄く前のスレッドだし、昔みたいに頻繁には活動できない。それでももう一度キャラに命をささげたいという思いで作らせていただきました。
まったりとゆっくりとソロルを投下して頂ければ嬉しいです。スレッド名やキャラ名は、明記しなくとも大丈夫です。
皆様の愛おしい子供たちにお会いできることを楽しみにしています。
2
:
とある都市の住人Y
:2017/09/03(日) 02:16:32
(夕焼けに染まる街を眺めて、ほんの少し口角を上げる。すぐ近くまで迫ってきた夜が待ち遠しくて堪らない。予定通りならば今夜この街に戻る思い人が、自分のもとに立ち寄ってくれるかは定かでないが、期待に胸を膨らませ。自分は飲まない炭酸飲料の入った買い物袋を片手に、家に向かう足取りがとても軽い。はしゃいでいる自分に苦笑する。ふと空を見上げ、茜色一色の雲ひとつない様子にゆるりと目を細め)
ああ、今夜の月は、とても綺麗だろうなぁ……。
(/語りスレでイイネ!させて頂いた者です。遅くなりましたが、投下させていただきます!)
3
:
赤に塗れた悪喰
:2018/05/03(木) 15:34:06
(/グロ注意かもしれないので一応此方でワンクッション的な措置を。
どうも、つい先日久し振りに掲示板に戻ってきた色々な奴の本体です。人選がアレですがどうしても動かしたくなってしまって…皆様との再会をひっそりとお祈りしつつソロルとします。)
( さぁ、晩餐を共にしよう。そう呼び掛けられる愛すべき存在は、己のような"はぐれ者"には存在しない。食べて食べて、食べ尽くし…それでも決して満足など出来ない胃袋を永久に満たし続ける。嗚呼、この快楽がお前に分かるか、解せるか。そう物言わぬ屍となった人間のオトコへ無意味な問いを投げ、その間も両手と唇を真っ赤に染めたまま貪り、喰らうだけの獣の性(さが)。びちゃり、ごとりと仄かな月明かりが届く薄明るい空間に響く生々しい食事の音を聞く者は他におらず、この部分は筋が硬くてあまり美味しくないとかそもそもオトコよりオンナの方が好みだとか、他愛もないことを考えながら骨さえ簡単に噛み砕いて金色の瞳を煌々と輝かせる。やがて赤い水溜まりだけをその場に残し、静かに立ち上がった )
―― ご馳走様。
4
:
何処かの野良猫
:2018/08/29(水) 21:33:51
(誰かに愛されたかった。温かい家/族も、大切な友人も、愛しい恋/人もいない。だからこそ、唯一無二の誰かが欲しかった。そうしたら、その誰かを『大切』に出来る様な気がして──嗚呼、何て馬/鹿馬/鹿しい。そんな、ずっと叶わない夢を見ていた。そして今も、寂しがりの野良猫は叶わない夢に縋っている。いつか、誰かが、この心に人並みの温かさが与えられると信じて、今日も野良猫は夜の街に現れる。何処かの国の薄暗い路地裏。一夜の寝床と一時の愛情を求めて、適/当な相手を見繕う。後腐れなく、引きずらない相手がイイ。色違いの双眸で品定めする様に視線を巡らせ、適/当な相手を選ぶ。裕/福そうな男、商/売をしている女、寒さに震える子供、様々な人物が入り交じる中で、何処にでも居そうな、平/凡の枠に入る黒髪の男に目をつける。今夜はこの男に決めた。ゆっくりと男へと歩み寄り、猫撫で声で語り掛け妖/艶に微笑み掛ける。目を逸らさない事を確認し、するりと首に腕を絡め距離を詰めた。自分に与えられた通り名らしく、誘って、惑わして、偽/物の愛を、この野良猫に。)
──なぁ、イイだろ? 一夜だけ、オレを愛してよ、おにぃさん。
(/久しく此処へ来たらこの様に有難いスレがありましたので、思い込みのある我が子を。昔とは随分書き方も変わってしまいましたが…(;´∀`)もう参加者様と再会出来る事はないかもしれませんが、ひっそりと思い出に浸らせて頂きました。NGワードが分からずすごい射線入ってますがどうかお気になさらず……。)
5
:
名無しさん
:2018/08/29(水) 21:54:53
(PL/短ロルというよりはSSみたいになりました。キャラRPしていたのが10年くらい前なので読みにくいかもしれませんがお許しください。
また、年齢制限かかる文章ではないと思うのですがおとなな描写があります。前半後半のギャップとか、キャラのスレ主にいろいろしたかったです。きっと彼は許してくれる(キャラバレ顔))
(そう、まさにこれは気まぐれというものなのだ。木の上で静かに耳を澄ます。 熱すぎない太陽と、頬を撫でる涼しい風は身体を火照らせ、程よくクールダウンをしてくれる。焼けたアスファルトの香りに、土と草の匂い。子供たちが元気にかける足音と、冷たい麦茶を飲み干す美味しさ。それらはまさに青い夏を表すもので、なんとも風流というべきか。 香ばしい匂いを持ったままの車は本来ならば工場へ戻るべきなのだが、どうもこの夏が俺を動かさない。 そう、気まぐれ、気まぐれなのだ。普段はもっとまじめに"おしごと"をするのだ。)
…ああ、いいですねえ。 なんとも、贅沢です。
(こんな贅沢な時間を味わうこともない。目を細め、遠くを眺めた。すると、この雰囲気に似合わぬ衝撃が走る。自分が座る木に強い衝撃が走り、バランスを崩してそのまま落下する。どさり、と音がすると、何かに重なった。 熱く、柔らかい。どこか、湿っているのは汗をかいているのだろう。 人だ。)
乱暴はよくありませんよ。
(人間の上で、下にいる彼の顔を見つめる。どこか大人びているような様子もあるが、やはり幼い整った顔をしている。まるで柴犬のような、触ると心地よさそうな髪の毛をそっと撫でると、そのまま腕をつかまれ、鋭い目つきが自分に刺さる。おかしな話だ、彼から俺を木の下にたたき落としたというのに。空いている手を彼の首元に静かに移動する。)
やめてくださいよ、そんな目、あなたが俺がいる木を揺らしたんでしょう。乱暴をしたのはそちらからでしょう。それに、…──そんな目で見られたら、理不尽に、 ぼう、力を振るわれたら、俺、 …興奮するじゃないですか。
(欲におぼれた目で相手の首元を静かに手で覆う。 誘ったのはそちらでしょう、そんな顔をすると、不愉快そうな顔をする仕事仲間にさらなる興奮を覚える。飛べるくせにわざと落ちてきたのは君だろ、そういう彼の首を悪戯に絞めてやると本気で暴れてくるものだから、そのヒーローの抵抗を受けるためにわざと避けずに笑顔を浮かべる。先ほどまでは静かに己が大人な様子で元気になりつつも、元気な子供たちの汗をかく姿を見るだけで、視覚情報で我慢していたのだ。それを煽ったのは彼。 白い髪、白いローブ、白い服はどうも目立ってしまう。車の影?それとも、綺麗な花と木が生い茂る穴場? どこがいいだろうか。ああ、あまり調子にのっていると、子供たちから見えかねないこの位置で致しかねない。 なにを? それは、君が大人の愛と勇気の意味を知ってから教えてあげよう。 星が未熟でも、どうしても知りたかったら俺にこっそり教えておくれ。 こっそり、こっそりだよ。 知りたい君のままに教えてあげよう。"青い夏"の爽やかさを、思い出として。)
6
:
名無しさん
:2018/08/30(木) 03:57:48
(うだるような暑さ。おんぼろのこの教会は、ひどく蒸している。なにもかもがあべこべのこの街にも、未だ季節の移ろいはあるらしい。あちこちが傷んだ長椅子に腰をおろし、ながながとのびる身体を見つめる。青白く、骨ばった身体はやや張りを失っているが、しなやかであった。求めよ、さらば与えられん。埃をかぶった偶像はささやきかけてくるけれど、信仰など、この街では空想に過ぎないのだろう。途端、途方に暮れてしまうのだから、おそろしくなってしまう。だれも、なにも、私を救うことはできない。)
(PL:ひさしぶりに覗いてみたら、まだひとが…!昔のようにとはいかないと思いますが、また賑わうといいですね。こっそりとソロルを投下させていただきます。)
7
:
◆bRzqc.MNNM
:2018/09/24(月) 07:24:29
(それは遠い昔に目蓋の裏に仕舞いこまれた宝物、もしくはお伽話にも似た何かに違いなかった。それは彼女がかくも懐かしいこの部屋をふたたび訪れたように、冷たいシーツに深く身を委ねて目蓋を閉じたように、まだ何の始まりにも過ぎないのだと。結局、彼女が微睡みに落ちることはなかったけれど。けれど、微かに残る彼の匂いに頬を寄せてその眦から涙をひと粒溢したのは、紛れもない事実だった。女の皮を脱いだ彼がこの額に口付けを落としたことを、きっといつまでも忘れることはないだろうとこころに秘め、されどそれは絶望の味つけがされている。もう帰ってこないであろう彼を、彼女はずっと待っているのかもしれなかった。それは遠い昔に目蓋の裏に仕舞いこまれた宝物、もしくはお伽話にも似た何かに違いなかった。――嗚呼、一度でいいから、この名前を。嗚呼、私は、ただ)
(p:とある街のとある遊女です。もう随分と昔のスレッドになりますが、当時お話してくださった皆さま、そして応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。凄く楽しくお話していたことを昨日のことのように覚えています。きちんとご挨拶できなかったことを心残りに思っていましたが、こちらのソロルを以ってひと区切りとさせていただければと思います。皆さまいつまでもお元気で!)
8
:
華仔 (セッテ/情報屋)
:2018/09/25(火) 22:51:51
>>7
(血が濡れたような赤い髪。あいつが不機嫌そうに嫌いだと言った髪。俺は綺麗だとしか思えなかった。今でも瞳を閉じればすぐに思い出せる。それをかき分け、額にキスを落としたあの日に何度も何度も戻りたかった。今思えば全て弱い自分の独りよがりだったのかもしれない。そんな憐れな寂しい男に最後まで付き合って、ちゃんと騙されてくれたあいつ。気付いてないふりをしてくれたあいつ。全て信じていたあいつ。そして手を引いて、あの扉の向こうに連れ出せなかった俺。慣れたように煙草を取って吸ってみせる大人な仕草とか、野菜炒めなんかに砂糖をいれる子供らしさとか全て全て愛おしかった。あの日から何度もすれ違っても、こんなに経っても、すぐに見つけられるようになった。ほら、今も。)
…俺の本当の顔?ばーか、お前なんかに見せてたまるかっての。見せてやれるのは特等席の奴だけさ。
(リトルシャランテの一角にあるバーセッテ。そこには女の形の情報屋が1人煙草をふかしている。既に数件飲んできたであろう見慣れた常連客がカランカランと扉の鈴の音を鳴らして隣へどかりと座り込む。自分の中身が男であることを知っているその男は俺の首元を触りながら本当の自分について性懲りもなく聞いてくる。カチャリ、と慣れたように相手の額にいつのまにか銃口を突きつければニヤリといつもの調子で笑って )
(p:皆様お久しぶりです。とある街の情報屋です。money gameは何度も何度も再建しようか悩んだのですが、素敵な思い出って何故だか書き換えられないものですね。でもいつか消えて無くなってしまうのかな、という不安とか寂しさとか持っていたところに最近ここで少し名前が聞けて安心しました。
ここはリトルシャランテ。ヨーロッパの綺麗な街の一角を思わせる風景だが、一日歩けば何度も血を見るし、人間の汚いところが死ぬほど見れる。各国の政府に黙認されていて、どんな犯罪でも認められる金持ち共の娯楽専用地域。ここにくる人間の目的は大体三つ。金の裏取引をするため、金を稼ぐため、単に犯罪をしたいやつ。MoneyGameという金持ちが指名した殺し屋と金を賭けて勝負するゲームやら殺し屋を何にも雇ってるバーセッテなんかも大変有名。最悪だけど最高の場所。
便利屋
何でも屋
殺し屋
商人
薬屋
詐欺師
薬屋
遊女
スレは無くなってしまったけど、これだけ情報が残っていたのは参加者の皆さんや応援してくれた方々がいたからです。
本当にありがとうございました。
織、大好き! )
9
:
織
◆bRzqc.MNNM
:2018/09/26(水) 03:30:33
>>8
……驚いた。まさかまたあんたに会えるなんてね、華仔。
どう?私、歳をとっても綺麗なままでしょう?……なんてね。老いには勝てないわよ。サ/ザエさん方式じゃなかったらもう三十路なのよ、私。
いい?一度しか言わないからよく聞きなさい。
あの頃には戻れないけれど、それでも私はあの頃のまま――あんたが好きよ、華仔。あんたの甘えも弱さも、そのマスクの下だって、全部、全部。
あんたに助けてもらわなくったって、私はもう自分で立てるの。
だから華仔、あんたもしっかりやるのよ。
――もうさよならは言わないわ。だから、またね。華仔。ずっと大好きよ。
(p:凄くびっくりしてしまって、何度もお名前を確認してしまいました…!
華仔さん、本当にお久し振りです。もう7、8年前とかになるんですかね?またお会いできるとまさか思っていなかったので、とにかく嬉しいです!
当時は言えなかったけれど、織は華仔のことをずっと大切に思っているし、ずっと好きなんです。もちろん私も!
私信ですみませんが、レスをお借りしました。)
10
:
華仔 (セッテ/情報屋)
:2018/09/26(水) 22:23:31
久々に会えたと思ったらいきなり素直になりやがって調子狂うぜ。
こーゆー再会って黙って抱きしめ合ったりするもんじゃねえの?…まぁ、ずっとここにいれるわけじゃないからな。
言いたいことを言うだけ言える場所、なわけか。
………織、いつまでも綺麗だ ………俺もずっと忘れてなかったし、ずっと好きだった。
あの日の弱い俺を今まで好きでいてくれてありがとうな。
…ここはリトルシャランテじゃないからな、ずっといたいけど仕方ないか。じゃ、これだけは貰ってくぜ。 (相手の細い手首を掴めば、軽いキスを唇に落として)
じゃあ、またな。
(p:自分も織さんが書き込まれた時は見てなかったら申し訳ないのですが君/の/名/は、の2人が電車越しにすれ違って再開したシーンかのようなテンションを覚えました…!!本当に本当にまた会えてすっごく嬉しいですし、何より元気そうで良かったです。こんなに時間が経ってもmoney gameというスレをたまに思い出してしまいます。そのくらい素敵な出会いだったんですよね…まさか華仔の名前を名前欄にまた打ち込む日が来るとは思ってませんでした。これも織さんのおかげです。本当にありがとう。ここにこのまま書き込むとスレチになってしまうので、またいつか半なりだったり同窓会スレなどでお話できたら嬉しいです!私もとっても大好きです。ではでは、またね!)
11
:
兄の弟で魔王の息子
:2019/08/03(土) 02:21:54
(うだる暑さに目が眩む。溶けるアイスに目もくれず、ただただぼんやりと空に目を向けていた。――元の姿に戻れなくなって、どれほど過ぎたか。一族の恥と身を隠し、嘗ての仇敵からも尻尾を巻き、親しい友人たちからも顔を背け。やりたいことが山ほどあった、伝えたいことも、性格ゆえに伝えられなかったことも同じだけあった。だがそれはもう、手遅れで。べたつく手のひらを空に翳す。なんの変哲もない人間の手だ、握っても開いても何も変わることはなく。空色のそれがべちゃり、地面に落ちた。虚ろにそれを眺めた後に、ふらりとその場を後にする。空虚だった赤の瞳に感情を乗せて、彼は呟く)
――……あぁ、父上。俺様は……、そうだ、空が飛びたいな……。
(/お久しぶりに掲示板を覗き、書き込ませていただきました。某美少女戦士スレで活動していた魔王の息子ですが、余りの過疎っぷりに寂しくなりつつ、その気持ちを背負わせてしまいました……。また掲示板が盛り上がってくればいいなぁ……)
12
:
明るい変態眼鏡博士
:2019/08/05(月) 09:41:59
(朝目が覚めてすぐにパソコンを開いて、テレビをつける。ニュースを聞き流しながらインターネットの海に潜るのはここ数年1度も欠かした事の無い日課だ。唐突に攻めてきた彼等と自分が作ってしまった彼等についての事を探して、そこで何も無かったとしても安心等出来ない。世間は何も知らない。なんとも穏やかで緩やかな戦争だと自然ため息が出る。出来る限り市民を巻き込まない形で平和に終われば、そう思ったのだけど結局市民たる彼等を巻き込まないと何も出来ないのが少し悔しい。すっかり黒色が馴染んだ髪を乱雑に指で梳きつつ、開きっぱなしのパソコンを手に部屋を出て、底抜けの明るさを装い声を出して)
おーはよー、今日も僕は元気ですよー…っ、とぉ…
(懐かしいスレ名を見てつい書き込んでしまいました。本スレが上がる度に顔出す方はいらっしゃるのに文が続かないのが非常に悲しい…。また皆さんとお話がしたいなぁ…)
13
:
黒の魔法少女兼助手
:2019/08/11(日) 18:22:24
(日はとうに沈み、窓の外は手を伸ばせば此方が呑み込まれてしまいそうな程に重く深い漆黒が淀めいている。部屋に響くのはパソコンの唸るような機械音と、軽快にそして無機質に連なるキーボードを叩く音だけだ。そこに記されるのは、敵の動向や街の被害に加えその復興状況、そして"魔法少女"として前線で戦う者達の事等様々。全ては政府へ報告するための書類だ。魔法少女を含めそれを研究する機関はその内容の為に独立で行動する権限を持ちながらも存在としては政府の管理下にあたる。その政府からのお目付役として配属されているのが俺というわけで、日々政府への報告が義務づけられている。それにしても、今日退治したデービルの特異な能力たるやどう書類にまとめるか…。対象に猫耳と尻尾を生やすだなんて…、あまりにもふざけている。昼間散々からかわれ思い知らされたばかりだが、大の大人にコレはあまりにも…酷だ。診断の結果敵も殲滅済みの為時間経過で治るとの事なのだが。さめたコーヒーを一口流し込み垂れた尻尾をゆらりと揺らしながら、俺は再びパソコンへ向かった。)
…全く、報告の時間までに治ってくれるといいんだが…。
(PL:皆さまお久しぶりです…!長らくロム専状態となっておりましたが、大好きだったスレの皆様のロルをお見かけし、書き込まずにはいられませんでした。今までのロルを思い出しながら書く文章はとても楽しいものでした。皆さまのご意見を頂きました上で、同様自分も愛着ある魔法少女スレで再び交流ができたら…と強く考えております。元のスレ主様は完全に掲示板を引退されている…ということで、また自分が代行という形になりますが、近日中に派生板の方で再建させていただきたいなと…!その際は是非また交流出来れば幸いです^^)
14
:
とある少女
:2020/07/17(金) 21:11:29
遠い、遠い。真っ白い世界。ここはどこ…?黒髪の少女はゆっくりと瞳を開けた。何もない、でも暖かい、何故か懐かしい気がするのだ。あれ、おかしいな。今まで私ずっと何かと戦っていたはずなのに、何も思い出せないの。今まで、無機質な何かで、何かを奪い続けていたはずだった。瞳を閉じれば真っ赤な世界が広がっていたはず。でも、今は何もない空虚の世界。私は、ゆっくりと足を動かしてみた。鉛の様に重かったはずの足は羽が生えたかの様に軽いのだ。何も持っていないはずのなに、私は空っぽの腕の中に酷く安心していた。もう、私は何も持たなくていいのだ。真っ白い世界に終わりはなかった。どれほど歩いたのだろうか。私はどこにむかっているのだろうか。)
「―――、 。」
(どこからか優しい声が聞こえた。優しくて、明るい鳥のような声だった。この声、知っている。そう気づいた時はすでに遅く、私の瞳からは一筋の涙が零れ落ちた。知ってる、私、あなたを知っているの。鼓動が早くなる。足が前に進め進めと自然と早くなるのだ。)
「…っ。」
(白い、白い世界の端。貴方は現れた。人形の様に真っ白い肌に、カラスの羽の様に真っ黒で美しいセミロングの少女は、真っ白いワンピースに身をまとっていた。まるで、天使のようだ。貴方はあの頃と変わらない笑顔でほほ笑むものだから、私の涙は止まることを知らなかった。)
「…怜…奈…。」
(ずっと、私、貴方に会いたかったの。私は広げられた両手に迷わず飛びつく。貴方はその細い腕で抱きしめてくれるの。柔らかい熱を帯びた腕と、太陽の香りがする貴方の胸の中は酷く安心するの。)
「お疲れさま、あかり。」
(貴方はまた、私のぐちゃぐちゃな顔見てはほほ笑むのだ。まるであの時の教室で二人みただ。嗚呼、もう何も怖くない。)
――真っ白いと思っていた世界は、きっと、天国だったのだ。
(PL/こんばんは。お久しぶりです。この掲示板に顔を出さなくなって数年…。年月が経つのは本当に早いですね。ロルを書くのさえも数年ぶり過ぎてもはやこれは小説ですね…。笑様々な子をさせて頂いて一番印象に残っている子がこの子です。その節はこの子を愛してくださりありがとうございました。)
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