つくしＮＹへ！

6：ゆっけ：2010/09/23(木) 01:30:39: 応接室に通され、出された茶をすする。
まさかこんな展開になるとは。
でも道明寺の働いている場所が見れるなんて貴重かも。
あいつに会うのは仕事が終わってからでいいしそれまで探検ってのも悪くない。

一息ついているとノックが鳴った。
「牧野さん？失礼します。本日案内させていただく斎藤です。」
現われたのは日本人の女性だった、若い26、7だろうか
きっと西田さんが私のことを考えて選んでくれたのだろう。
西田　ナイスっ！
「西田から申しつかりました。学生さんで社会勉強で見学にいらっしゃったそうですね。」

なるほど、社会見学ってことになってるのか・・
西田　ナイスっ！！
斎藤さんに制服と仮の社員カードを手渡され着替える。
鏡をみるとそこにはどこからどうみても道明寺財閥に勤める社員だった。
「わぁ、エリートみたい！！」
思わず歓声をあげると　斎藤さんは
「よく似合ってらっしゃいますよ。」
と褒めてくれた。
「あの、私はただの学生ですし、もう少しくだけて話してもらって結構ですよ」
「ですが・・・」
「お願いします。」
「ふっ・・わかったわ、じゃあまずロビーからいきましょうか。」
「はいっ！！」
斎藤さんは明るくてとてもいい人そうだ。つくしはすっかり斎藤を気に入った。
でもこんな大財閥に勤めてるくらいなんだから相当頭いいんだろうな。
きっと他の人もエリートばっかり。
でもこの頂点に君臨するのがあのバカだなんて・・・
なんか笑える

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