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つくし×西門

1あいりす:2009/09/20(日) 22:34:35
俺は最近、どうかしてると思う。

なんで・・・なんで・・・なんで・・・っ!

なんで牧野が可愛く見えるんだ!?



ボンビー牧野。
金はねえし、顔もスタイルも中の上ってとこ。
オマケに性格は見ての通り。
普通の俺なら、絶対に抱きたいなんて思わない。

なのにここ最近、妙に気になって仕方ない。

司がいなくなって、寂しいんだろうか。
常にボーッとしてる気がする。
たまに俺らに会っても気付かないことがある。

今日なんか・・・。



「牧野ー!」
ムニュ あ、やべえ胸に手が当たっちまった。
「西門さーん・・・」

こりゃ『怒りの鉄拳』きちまうかっ!?

と思ってたんだけど・・・。
「気をつけてね。じゃ・・・。」

マジかよ!?
俺は心底驚いた。
らしくねえ!こんなの牧野じゃねえ。



俺は見てられなかった。

司の存在が、牧野にとってこんなに
大きかったなんて。

そう思ったとき、俺の中で何かがうずいた。



・・・牧野を元気ししてやりたい・・・


俺が女の為になんかしてやりたいって
思うことはまずないと思ってた。



俺のするべきことはもう決まってる。
そうとわかれば、牧野を探すとしようか。

2あいりす:2009/09/22(火) 00:45:22
俺はかなり必死になって牧野を探した。
そして、ついに牧野を見つけ出した。
気付けば、探し始めてから4時間は経っていた。

「牧野・・・っ!!」

バイトの帰りだろうか。
とても高校生とは思えないほどの
疲れきった表情。

「西門さん・・・?どうしたの?あたしに用事でもあった?」
「お前、最近元気ねーなと思って・・・。
なんかあったのかよ?」
「ん・・・いや、その・・・。」
「どーしたんだよ?とりあえず、こんな所じゃなあ・・・。」

かと言ってホテル?
いくら牧野が疲れてるからって、
のこのこ付いてくるとは思えない。

「牧野・・・ここ、ここで話そうぜ?」

俺は、近くにあったホテルをちょいちょい
と指差した。
まあ、ここで殴るぐらいの元気があれば
心配することもねーか・・・。

「・・・・・うん、いいよ。」

まじかよ!?正直俺はかなり驚いた。



こりゃー・・・相当のことがあったな。

大丈夫か?牧野・・・。

3あいりす:2009/09/22(火) 01:14:37
「で?どーしたんだよ。」
「うん、実は3日前、道明寺から電話があって・・・。」

話始めた牧野の表情がだんだんと曇っていくのが
俺にもよーくわかった。



「久しぶりの電話だったの。あたし嬉しくて。
そしたら、あいつ意外の声が聞こえてきて・・・。」
「・・・女の声だったか?」
「そう、だったの・・・。」

そ・・・その程度?そりゃ司も男だ。
大好きな女とは、セックスもしないままに
遠距離恋愛。
そりゃー・・・溜まるだろうが!!

と、俺の本音をぶちまけたいところだが。
こんなことを牧野に言っても理解できるハズがない。

「だから・・・何か・・・悲しくなって。」
「牧野ー・・・泣くなよー・・・。」



・・・俺、いいこと考えた!!
どーせ今日は女と約束ないし。
なんか近頃牧野が可愛くみえるし。

この状況を利用しない手あないだろ?

司と上手くいってない牧野。
こうゆう女は、思いがけない優しさに
弱いって、昔から相場で決まってるんだよな。

だから、その傷ついた牧野の心を俺が癒す・・・。

「牧野、すげえ辛かったよな?」
「あたし・・・人に相談とか・・・あんま上手くなくって・・・!」
「今までのお前見てりゃわかるって。でも、俺ら
仲間じゃん?そーゆう時は、俺らに頼っていいんだぜ?」

きてるきてる。俺の読みは当たってるな!

「西門さん・・・。」
「牧野、今夜ぐらいは俺に甘えてもいいんだぜ?」
「そ・・・それはどーゆう・・・。」
「どーもこーも!牧野がしたいようにすればいい。」
「でも・・・道明寺いるし・・・。」

「アイツは牧野を裏切ってるかもしんねーぞ?」

牧野が、また泣き始めた。

・・・相当司のこと好きみてーだな。

まあ、今夜一晩、牧野を抱ければいいんだ・・・。





(って、俺は牧野を元気にしたいだけだったハズ・・・)

4あいりす:2009/09/22(火) 01:43:11
「牧野・・・もう一度言う。俺に甘えろ。」
「あ・・・甘えろって、意味わかんないしっ!」

泣いてるくせに強がる。
どんだけ強気な女なんだ、こいつは・・・。

「牧野さ、強がりすぎ。だからお前、疲れるんだよ。」
「別・・・強がってないしっ・・・。」



・・・イライラする。
すっげえイライラするんだけど?
何でこの女はこうもめんどくさいんだ?

少し荒いけど・・・!!

「牧野っ、強がるなよっ!」
そういって、俺は牧野をそっと抱きしめる。
どうやらかなり動揺しているようだ。
ここで、気を抜いちゃいけない。

最後の・・・一押し!!

「牧野、俺ら仲間じゃん。余計なことは
考えないで、俺に甘えろよ。」

耳元で、囁く。

多分普段の牧野なら、こんなことじゃ
落とせない。
でも、傷ついた牧野の心には隙間がある。

そこに上手くつけ込んでいけば・・・。

「西門さん、こんなの駄目ってわかってる。
でも・・・今夜だけ・・・ごめん、ホント。」
「ごちゃごちゃ言うなよ。ほら、シャワーあびてきな。」
「・・・うん、あのっ、このことは道明寺には・・・。」

わかってる。

そうゆう意味を含め、俺は牧野にキスした。

牧野がシャワーをしに行った。

俺は、なんとも言えない優越感にひたっていた。
牧野の『鉄のパンツ』を、俺が脱がせる。




あー・・・楽しみだぜ・・・。


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