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【オリ】やる夫の犬猫ファンタジー【メタ】
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まとめて下さってる「俺得」さんです
http://oretokuyaruoyara.blog101.fc2.com/
「叙事詩」さんにもまとめて頂きました
http://epicyaruo.blog.fc2.com/
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だから科挙は丸暗記
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科挙とは言うまでもなく、中国の高級官僚を選別するための試験制度であるが、そこで問われるのは発想のユニークさや、論理能力ではない。四書五経や漢詩などの古典をいかに完璧に覚え、それらの語句を駆使して、漢文が書けるかという能力である。つまり、これは中国という国家を統治するために必要な公文書の作成技能を問うものであった。
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科挙とは言うまでもなく、中国の高級官僚を選別するための試験制度であるが、そこで問われるのは発想のユニークさや、論理能力ではない。四書五経や漢詩などの古典をいかに完璧に覚え、それらの語句を駆使して、漢文が書けるかという能力である。つまり、これは中国という国家を統治するために必要な公文書の作成技能を問うものであった。
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数十万字におよぶ古典をマスターするという科挙の試験は、現代人の目から見れば、ひじょうに非生産的なものである。実際、この科挙に合格しようと、ひたすらに古典を暗記しつづけたために、精神に異常をきたした人間は数知れない。
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数十万字におよぶ古典をマスターするという科挙の試験は、現代人の目から見れば、ひじょうに非生産的なものである。実際、この科挙に合格しようと、ひたすらに古典を暗記しつづけたために、精神に異常をきたした人間は数知れない。
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しかし、広い中国大陸を一元的に統治するためには、同じ古典をマスターした官僚の存在は不可欠であった。
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しかし、広い中国大陸を一元的に統治するためには、同じ古典をマスターした官僚の存在は不可欠であった。
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しかし、広い中国大陸を一元的に統治するためには、同じ古典をマスターした官僚の存在は不可欠であった。
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あくまでも、これまで使われたことがあり、意味が明確な熟語のみを使用する必要がある。
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あくまでも、これまで使われたことがあり、意味が明確な熟語のみを使用する必要がある。
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科挙において、古典の丸暗記を求めるのは、実はそのためである。つまり、公文書においては、必ず古典の中の用例に基づいた表現で書かれなければならない。そのためにこそ、どんなことでも古典の用例を駆使して表現できる人材を選抜するには、科挙の制度が最適だったのである。
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停滞した中国思想史
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言うまでもないことだが、「すべからく漢文は古典を踏まえるべし」というルールは中国文明に大きな悪影響を残した。
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なぜなら、古典の用例を踏まえるかぎり、どこまで行っても、それは過去の文章の焼直しでしかない。これまで中国人が経験したことのない新しい事態が起こっても、それを正確に表現することはできないということである。あくまでも、大昔に起こったことになぞらえるしかないのである。このことが中国の発展をどれだけ損なってきたかは、計り知れないものがある。
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なぜなら、古典の用例を踏まえるかぎり、どこまで行っても、それは過去の文章の焼直しでしかない。これまで中国人が経験したことのない新しい事態が起こっても、それを正確に表現することはできないということである。あくまでも、大昔に起こったことになぞらえるしかないのである。このことが中国の発展をどれだけ損なってきたかは、計り知れないものがある。
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例えば、中国思想史は春秋時代の百家争鳴以来、まったく進歩していないとはよく言われることだが、その根本にはこうした漢文の性格が大いに影響している。弟子の務めとは、あくまでも先師の文章を暗誦・暗記することであって、そこに新しい思想を付け加えたり、あるいは先師の説を否定したりすることは許されない。あくまでも古典を祖述することが中国知識人の使命になったのも、ひとえに「漢文の罪」である。
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例えば、中国思想史は春秋時代の百家争鳴以来、まったく進歩していないとはよく言われることだが、その根本にはこうした漢文の性格が大いに影響している。弟子の務めとは、あくまでも先師の文章を暗誦・暗記することであって、そこに新しい思想を付け加えたり、あるいは先師の説を否定したりすることは許されない。あくまでも古典を祖述することが中国知識人の使命になったのも、ひとえに「漢文の罪」である。
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例えば、中国思想史は春秋時代の百家争鳴以来、まったく進歩していないとはよく言われることだが、その根本にはこうした漢文の性格が大いに影響している。弟子の務めとは、あくまでも先師の文章を暗誦・暗記することであって、そこに新しい思想を付け加えたり、あるいは先師の説を否定したりすることは許されない。あくまでも古典を祖述することが中国知識人の使命になったのも、ひとえに「漢文の罪」である。
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例えば、中国思想史は春秋時代の百家争鳴以来、まったく進歩していないとはよく言われることだが、その根本にはこうした漢文の性格が大いに影響している。弟子の務めとは、あくまでも先師の文章を暗誦・暗記することであって、そこに新しい思想を付け加えたり、あるいは先師の説を否定したりすることは許されない。あくまでも古典を祖述することが中国知識人の使命になったのも、ひとえに「漢文の罪」である。
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例えば、中国思想史は春秋時代の百家争鳴以来、まったく進歩していないとはよく言われることだが、その根本にはこうした漢文の性格が大いに影響している。弟子の務めとは、あくまでも先師の文章を暗誦・暗記することであって、そこに新しい思想を付け加えたり、あるいは先師の説を否定したりすることは許されない。あくまでも古典を祖述することが中国知識人の使命になったのも、ひとえに「漢文の罪」である。
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【女の夢】『女性だけの街』プロジェクト、ついに始動!!も、運営者が怪しすぎる…
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女の振りして滅茶苦茶な事やって男女対立煽るやつが1番の悪で草
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では、皇帝や王朝の歴史記録なら信用できるかと言えば、どれもまた違う。前にも書いたように、正史を記す人たちにとっては、正続こそが重要である。自分たちが仕えている皇帝の治世が、過去の皇帝の治世と同様であったということなら喜んで書くが、それ以外のことは書こうとはしない前代未聞の事態が起こっていても、それが公的な記録から抜け落ちている例は枚挙に暇がない。
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では、皇帝や王朝の歴史記録なら信用できるかと言えば、どれもまた違う。前にも書いたように、正史を記す人たちにとっては、正続こそが重要である。自分たちが仕えている皇帝の治世が、過去の皇帝の治世と同様であったということなら喜んで書くが、それ以外のことは書こうとはしない前代未聞の事態が起こっていても、それが公的な記録から抜け落ちている例は枚挙に暇がない。
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慢性的な食料不足の国
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慢性的な食料不足の国
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ここで、私は自分自身のことを記すべきであろう。実は、私もまた「漢文」に書かれていることが真実であると、無邪気に信じこんでいた人間のひとりであった。一九五九年に、私かアメリカのシアトルで研究生活を送っていたときのことである。同期の留学生に、香港出身の女性がいた。ある日、一緒に食事をしているときに、彼女が、突然、こんなことを言い出した。
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ここで、私は自分自身のことを記すべきであろう。実は、私もまた「漢文」に書かれていることが真実であると、無邪気に信じこんでいた人間のひとりであった。一九五九年に、私かアメリカのシアトルで研究生活を送っていたときのことである。同期の留学生に、香港出身の女性がいた。ある日、一緒に食事をしているときに、彼女が、突然、こんなことを言い出した。
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「中国人は昔から食べるものがなかったの。でいまも食べるものがないんです。私はこうやって、美味しいものが食べられるけれども、故国にいる人たちはどうすればいいのでしょう」
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「中国人は昔から食べるものがなかったの。でいまも食べるものがないんです。私はこうやって、美味しいものが食べられるけれども、故国にいる人たちはどうすればいいのでしょう」
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涙まじりの彼女の言葉に、私は大きな衝撃を受けた。
と言っても、一九五九年ころの中国に食料不足が起きているという話に驚いたのではない。革命後の中国が、絶えず食料難に悩まされていることは、すでに知っていた。私かショックを受けたのは「中国人は昔から食べるものがなかった」という話のほうである。
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涙まじりの彼女の言葉に、私は大きな衝撃を受けた。
と言っても、一九五九年ころの中国に食料不足が起きているという話に驚いたのではない。革命後の中国が、絶えず食料難に悩まされていることは、すでに知っていた。私かショックを受けたのは「中国人は昔から食べるものがなかった」という話のほうである。
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中国の歴史家にとっては、慢性的な飢餓など書く必要もないことなのである。それは第一に庶民のことであって、皇帝の正統とは何ら関係のないことである。そして慢性的な飢餓など、中国においてはあまりに当然のことだから、あえて書くまでもないのである。「太陽が東から昇って西に沈んだ」と記す歴史家がいないのと同じことだったわけである。
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中国の歴史家にとっては、慢性的な飢餓など書く必要もないことなのである。それは第一に庶民のことであって、皇帝の正統とは何ら関係のないことである。そして慢性的な飢餓など、中国においてはあまりに当然のことだから、あえて書くまでもないのである。「太陽が東から昇って西に沈んだ」と記す歴史家がいないのと同じことだったわけである。
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中国の歴史書が書き残すのは、よほど極端な飢餓が発生したような場合のみである。つまり「人相食む」(人肉を食べる)ほどの飢餓であれば「書くに値する」が、普通の飢餓を書く必要などない。
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中国の歴史書が書き残すのは、よほど極端な飢餓が発生したような場合のみである。つまり「人相食む」(人肉を食べる)ほどの飢餓であれば「書くに値する」が、普通の飢餓を書く必要などない。
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漢文に書かれたことを鵜呑みにしていては駄目だ----それよりも「なにが書かれていないか」に注目しなければ、本当の中国は見えてこない。----私は、彼女の言葉で初めて、それを痛感したのである。
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漢文に書かれたことを鵜呑みにしていては駄目だ----それよりも「なにが書かれていないか」に注目しなければ、本当の中国は見えてこない。----私は、彼女の言葉で初めて、それを痛感したのである。
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