したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

やる夫はブラックスミスのようです -13本目-

511名無しのやる夫だお:2023/05/24(水) 22:30:24 ID:tB66aqu60
 「一、二、三、四は、算木を横に並べて数を示したものである」



 なお、四の甲骨文字は横線が四本縦に並んだ形である。



 「五は、算木を交叉させた形であ」り、「ローマ数字ではこれを十の意味で使う」が、「交叉させた形を五とするか十とするかは、あくまでもその共同体の約束事であり、いわば恣意的な要素をもつ」



 「十は、算木を縦にした形である」が、「なぜ縦に置いた形を十とするのかは、五の場合と同様に共同体の約束事であり、恣意的なものである」



 「廿は、算木を二本縦に並べた形であるが、時には斜めにしてV字形のように書く場合もあ」り、「実際にそのような形に並べることもあったのだろう」



 「六は、「介」や「Λ」のように書くこともあ」り、「いずれも廟屋などの形を表わしている」が、「廟屋を示す語の音を借りたものと思われる」



 「八は、左右に分かつ形に描く」

 

 「七は切断した骨の形」で「九は龍の形」で、「萬は虫の形」で。サソリ)という捉え方もある」



 「百は、「声符である白の上に一横線を加えた形」とされる」が、「厳密に言うと「白」ではなく「白」字に「Λ」を加えた字形になっている」



 この「「Λ」は六を示す字形でもあるが、ここでは数字であることを示すための限定符の役割を果たしている」



 「白の音を借り限定符「Λ」を加えた形のその上に、算木の「一」を加えて「一百」とする合文である」



 「千は、人の形に横線を加えた形である」が、「百の場合と同じように、この横線は算木であろう」



 「「人」を借字とし、数字を示す限定符である算木「一」を加えて数字の千であることを示したものと思われる」



 「他と区別するために加えられた字形を限定符と呼んできたが、この概念規定からすると、「一」「二」「三」は限定符であると同時に、数字をも示してい」て、「いわば一字形で二つの役割を果たしていることになる」。



 「六・八のように図示しえない場合は借字を用い」、「あるいはまた「一百」「一千」のように借字に数字を示す限定符を加え、合文の形で表語する」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板