[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【北海道】住めば地獄の殺幌【一応やる夫スレ】
189
:
名無しのやる夫だお
:2023/10/03(火) 21:07:13 ID:jY5iYpMg0
それに、俺に頼りたい気持ちも分かるが、依存しすぎているな。
俺がいれば絶対に安心だと思うのは仕方ないが、将来孤児院を巣立って行くことを考えれば、
少しは俺の手を離れ自立してもらわなくては困るのだが。
とはいえそれは、俺の力の大きさ、頼りがい、
器が余りにでかすぎることが原因で、彼女たちの責任ではない部分が大きい。
俺がもう少し普通の人間であれば良かったのだが、
どうしても一般人とは隔絶した面がにじみ出てしまうほどの高位な存在だからなあ。
優れすぎている。
それをどうにかしないと彼女たちの自立を促すことは出来ないだろう。
俺が優れすぎているのが一番の課題だとは、まったく人生とは皮肉が効いているな。
俺はそんなことを考えて、自分が優れすぎているというこの難しい難問を何とか解決しようと、懊悩するのであった。
確かに、目の前の者たちは、取るに足らないちっぽけな存在たちではある。
ゆえに、本来なら俺の様な上位の人間が、耳を貸す必要など全くないだろう。
だが、だからこそ、反対に俺の様な人間こそが、彼らの声に耳を傾けてやらなくてはならないのだと思ったのである。
なぜなら、こうした愚か者たちだって、人間なのだ。
上位者たる俺は、清濁併せ呑むように、彼らの愚かな声や行為を受け止め、
そして、何が間違っているか教え導いてやらなければならない立場なのである。
大変なことではある。
だが、それが選ばれ、才能のある人間の役割なのだ。
やれやれ、なまじ能力があるだけに、こうした気苦労をさせられてしまう。
心底、普通でいられたらと思うぜ。
まったく、自分の高すぎる才能が疎ましい。
そんな訳で俺は、彼らを一介の人間として取り扱うことに決め、事情を説明させることにしたのである。
かばんちゃんはこんなこと言わない
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板