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やる夫は中東に派遣された戦闘機パイロットのようです
219
:
名無しのやる夫だお
:2023/11/21(火) 13:05:30 ID:qz1SeoP60
すなわち、中正が、本来は台閣にあるはずの人材選考の権限を要求し、且つそれが台閣から中正に委ねられてしまっていたのが、正始当時の実情ということだ。
また、夏侯玄は九品の制度が設立当初より混乱して未整備だと言っており、上下(内外)の職分が守られていないことが一貫して強調されている。ある程度の違いはあれ、夏侯玄が台閣の仕事と考えていた選考が中正に委任されていた状況は変わっていないのだろう。
つまり、推挙、評価、任官の内、評価と任官が実質的に中正に移管されてしまっていたのである。尚書は、人材登用の段においては、中正の指示通りの官に叙すだけの存在になってしまっていたのであろう。
また、夏侯玄による改革案は、朝廷の諸官庁が現在の官吏の能力から、その職務にふさわしい能力を見極めて表とし、その人間の郷里での評判、行跡と、新たに任用する人間の評判、行跡とを比較することで、それぞれに相応しい官を用意しつつ、上下の職分も明確に分けよう、というものである。
言わば、中正が好き勝手に評価している現状に対し、登用のための明確な基準作りをしようとしていたのである。
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