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やる夫とミクは隣人のおっぱいを愛すようです

219名無しのやる夫だお:2023/11/21(火) 13:03:04 ID:qz1SeoP60
正始の初め頃、夏侯玄が司馬懿に対し、当時の人材登用制度の弊害と、その対策について進言している。

その内容は以下のようである。

選考の権は上にあって台閣が持ち、孝行の優劣評価は下にあって地方が持つことは当然である。
中正が官吏の才を品評するようになって年月が経っているが、制度は混乱しており整理されていない。
中正が下にあって選考の権を要求し、台閣が上にあってそれを委ねているのは、上下が相侵している。
上下がその権柄を相侵しながら、得た人材に問題があったからと言って、中正を責め、刑罰を加えるのは無益である。
官長がその属僚の能力を見極め台閣に献じ、台閣は官長の能力評価と、郷里での徳行を参照し、その類輩と比較した上で、偏りなく任官するべきである。
中正は、ただその行跡を確かめ、評価を同じくする者と比較するに留めるべきで、昇進や降格に口を出してはいけない。
台閣が全てを見れば、登用した人材に誤りがあれば、台閣は責任を全て負うことになる。
台閣が官長の評価する所と、中正の比較した結果に従えば、人材についての責任は内外が互いに負い、何かあれば互いに検討をするため、誤魔化しがなくなる。
これは、当時の人事制度についての進言であるから、少なくとも夏侯玄は、ここにあるような状態になっていたと考えていたのである。


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