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【Fate】やらない夫はムーンセルで目覚めたようです 14層目【EXTRA】- 1 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/28(土) 20:59:47 ID:gucHSL5U0
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- 2 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/28(土) 21:00:23 ID:gucHSL5U0
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−ＷＡＲＮＩＮＧ！−
●本スレはＰＳＰゲーム『Ｆａｔｅ／ＥＸＴＲＡ』を原作とする作品です。
●基本的にストーリーは割と原作に沿って展開します。
（戦闘システムなど、そのままスレ化するとだれる部分やイベント順序のアレンジは行っています）
●ただし主役サーヴァントは別物に差し替えています。
●また、原作で他TYPE-MOON作品からゲスト出演していたキャラクターも別ＡＡになっています。
●特に展開予想は禁止しませんので、
もし原作を知らない方の予想レスが的中してたとしても、
原作識者の方は
やんわりとカモフラージュするなりして進行お願いします。
前スレ：ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1339251469/
01： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1288709718/
02： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1289568409/
03： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1292665565/
04： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1294492827/
05： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1297607242/
06： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1310271050/
07： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1313347946/
08： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1316152942/
09： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1320378901/
10： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1326425674/
11： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1335177221/
12： ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1337347152/
次のサイトでまとめていただいております
やるぽん！ 様： ttp://yarupon.blog134.fc2.com/
それにつけても金のほしさよ 様： ttp://snudge.blog38.fc2.com/
- 3 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/28(土) 21:01:38 ID:gucHSL5U0
- 次回投下は７／２９（日）２１：００より、第５回戦美琴編（１） の予定です
- 4 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:04:54 ID:ZZWAtCCs0
- スレ立て＆投下予告乙！！
- 5 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:21:00 ID:wEDLdYbE0
- 予告乙 美琴の鯖は強いけど、それでも五次ランサー辺りと比べたら
下位可換に過ぎんのだよな…果たして伝説上の英雄に一発芸がどこまで通じるか
- 6 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:28:44 ID:ZZWAtCCs0
- たしかゲーム本編だと相手は蒼の子か…
原作通りだと鯖はあれか
- 7 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:30:34 ID:b4JBYFl60
- 立て乙
原作通りも何も青い子に関しては最初から自鯖を隠そうともしてないがなー
- 8 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:39:24 ID:Mq8ix0Qw0
- 乙！
青い子はなんか自分最強余裕余裕って感じだがサイトwithランスロットとか、アーチャーヘラクレスだとか、ギル様とかみたいな
最強級鯖に出会う可能性を考えてなかったのだろうか
そういうのに出会っても勝ち残る自信があったんだろうけど
- 9 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:40:12 ID:ZZWAtCCs0
- >>7
そういやそうだった
もっかいみなおしてくる
- 10 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:44:17 ID:68OznXTM0
- 立て乙
ここの女信長さんは武将で逆ハー築いてたみたいだけど光秀とはどんな関係だったんだろ？
でも秀吉のＡＡが横島なのには笑ったｗ 作者繋がりかな
- 11 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 21:48:00 ID:Mq8ix0Qw0
- 信長はGS美神では邪悪な悪霊で光秀は悪霊を倒そうとした正義の霊能力侍だったけど
同じ作者の別作品のミスタージパングでは信長は逆にいい人になってたな
同じ作者で作品ごとに信長の扱いが正反対ってのは珍しい気がする
- 12 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 22:08:30 ID:v6NVuqfs0
- おつかれい、弓道場の子編か
- 13 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 22:22:36 ID:/WADpSXM0
- >8
「既に完璧な王である自分」が負ける可能性を想像できなかったんでしょう。
おまけになまじスペックが優れまくっていたせいで、策の必要なことも無く
順当に勝ち上がりすぎて、結局決勝でその慢心のツケを払わされる事になった。
- 14 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 22:44:33 ID:c2JpRpEc0
- >>10
痴情のもつれが原因で謀反を起こされるとか…？
- 15 ：名無しのやる夫だお：2012/07/28(土) 22:46:32 ID:b4JBYFl60
- 銀河美少年との痴情のもつれ・・・・そういやタクト君って女の趣味だけは致命的に悪かったなぁ
- 16 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 00:31:20 ID:eoKMLiJ20
- 新スレ乙。期待して全裸待機してます
- 17 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 00:35:49 ID:ek75WvtI0
- 新スレ乙
>>14
謀反の理由が不明だったからな
「あんな隙を見せられちゃ鹿介でも謀反しちゃうよね、てへぺろ」でも納得するがｗ
- 18 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 00:45:28 ID:XmH/t41s0
- どっかの神父みたいだな
- 19 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 00:58:03 ID:5DvYPOVM0
- ヒラコー曰「年下から変なアダナで呼ばれたら誰だってブチ切れるろー」
- 20 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 01:06:33 ID:eepu9Wy.0
- >>1乙
ついに美琴がローゼンと当たる日が来るのか・・・
織田信奈はここのもっさんとは180度違う人だったっすねぇ
まぁあれはサルのほうに着目して見るアニメっぽいし。
- 21 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 01:51:39 ID:jAk97gNo0
- 信奈はアニメのさわりだけ見ると
信長のいいパブリックイメージである「世界を目指す大望を持つ気難しい天才」
をまんま女の子にしただけっぽいからなあ
実際の信長さんは近代的な合理さも持ってるが決して逸脱し過ぎない程度には当時の常識を踏まえてるし
身内にはクッソ甘い、人間的なお方なようなんだけど
- 22 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 01:59:42 ID:SN89lvKI0
- 秀吉の浮気癖に悩む秀吉の奥さんに慰めの手紙を書いたりしてるしな
- 23 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 02:19:23 ID:ek75WvtI0
- 「平蜘蛛くれたら許しちゃう」って言うくらいだしなｗ
信玄辺りなら1回目の謀反で粛☆清だわ
- 24 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 02:31:04 ID:AEKRyEI20
- 信玄も恋人（男）に「俺が本当に愛してるのは妻じゃない、お前だけだ」
という手紙を送ってたりする
- 25 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 02:42:59 ID:jAk97gNo0
- 第六天魔王も書状を見て「信玄のオッサンが仏法の守護者？だったら俺魔王名乗るわーしかも最悪っぽいやつ名乗っちゃうわー」
みたいなノリで返書に書いたら所業も相まって邪悪な魔王扱いになったでござるという経緯らしいので
事あるごとに小悪魔王と名乗る戦コレのモブ長さんはある意味完全再現（）
- 26 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 02:46:46 ID:qaT1Chdo0
- 弟を一回許してるあたりが身内の甘さで一番目立つようなきがする、さすがに２度目はなかったが
浅井の時も俺の義弟がこんな裏切りするわけがない。とでも思ってたんだろうな、明らかに無警戒すぎるからｗ
- 27 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 03:09:41 ID:gONDLjAE0
- 情に篤い分、反動も激情的だよな
- 28 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 06:44:52 ID:glbc1gK60
- とはいえ、秀吉がもう一度仕えろと言われたら御免こうむるってくらい仕えにくい上司だったのは確かだからなあ
秀吉の方がもっとアレだけどｗｗ
- 29 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 09:04:37 ID:R4Ywtobo0
- まぁ、よくもあるくも人情味溢れる人物だったってことかね。
それはそうと立て乙ー。
- 30 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 14:59:55 ID:KPgbm1DwO
- スレ立て乙
原作でも、ずっと弓道場に一人で居て、印象深いキャラだから、どんな感じになるか実に楽しみだ
- 31 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:00:03 ID:giTkmSaY0
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- 32 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:01:02 ID:giTkmSaY0
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- 33 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:02:03 ID:giTkmSaY0
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│ ｺｰﾄﾞｷｬｽﾄ │ { / ′ .: 从/ ヽ.: :
│ 先程からの過剰なまでの魔術行使で限界が近い。 │ ｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
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│ 心臓と呼吸器は過剰なまでに酸素を求めて痛いくらいだ。 │ 丶 ／ ,， ´
│ │ .丶_ イ ´> ´
│ ……それでも。足を止めるわけにはいかない。 │ { !く ,.ィ:´
│ │ } |Oヽ ／: : ／
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- 34 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:03:02 ID:giTkmSaY0
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│ ただ前だけを見据えて走る。 │ ＼ ヽ ,ゝｰ= i.ｌ|:.: .|:.:ヽ-‐=‐ / / ／ ／
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‐‐‐‐--- 仆:.!:.:.!{.ﾅ‐-:|ｌ|{.:./斗/∠:.}:ト'_
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二二二 i::::::::}ト.|ｌ|､ ¨∠」:::::{ {::/ ＝＝＝ 二二二
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V///≧=ﾐ:::::::::ﾊ:::|ｌ|{:｀} ┌─────────────────┐
／ ／ V////=-‐ニミ{:::|ｌ|:〉:. │視線の先には、蒼星石のサーヴァント。 │
／ ／ /ｰ彳´／/-‐/ﾐヽ|ｌ|{:::::: │ │
／ ／ ／ ｀Y´／ ,ｲ:::::::::::::::}|ｌ|:::､:: │──円卓の騎士、ガウェイン。 │
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- 35 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:04:02 ID:giTkmSaY0
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./ ./ .∧ . ∨ │ アーチャーの援護射撃を受けて、私は走り続ける。 │
./ / .l ∧ ＼ │ ﾚ ｰ ﾙ ｶﾞ ﾝ ･ ﾔ ｼ ﾏ │
ﾞ ./ _ ／∨ │ 屋島の超電磁鏑矢は既に破られた。ならば、残る勝機はこれしかない── │
≫≫≫‐ ｝¨ミx/{｀ヽ._ └─────────────────────────────────── ┘
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≫≫≫−ｊ .ｊ 乂 .}| l､| {人.乂}ヽ_〉 .;’ / / .}＼＼ (⌒ .｜:::::|:::|::: 、 ｀'-､
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（_,! ､_,} / │令呪から解放された膨大な魔力は │
（_/ /／「 | │ │
/ __,/. |r │そのまま私自身の魔術回路へ回す。 │
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- 37 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:05:46 ID:JNuK7ZlY0
- なんかいきなりクライマックス
- 38 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:06:02 ID:giTkmSaY0
-
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│ ─あと２歩。 │ _,ィ´":.,:.-:.─:.:.:-:.:.:.:.:!:.:｀⌒≦､
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,ｲ／ ' _,.:.:.:.:.:.:／'",:.:.:.:.:.:.:.:l:::}:::::::.￣≧,:ヽ
/'/´:.:／:.:.:.:.:／／':.:.:./:.:.:.:.:.l::::l:::::::::::.:｀ヽ､ﾍ
ｲ:./:.‐---':.:./:./:./:./:.:.:/ !:.lノ:!ヽ:::ヽ:＼:.ヽア
ﾌ:{:.:/ﾉ:.フ:.7:./:.:/:.{:.:.:./!:.lノノ::l:ヽﾍ::::!:::::}:ヽ}
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ﾉ:.l_,ソ!:.:.l:.:.j!:/!:.:l:.:. l:.:.:.:.:.j:.:/l::/:::::}!:j!:.}::::::l}::!l
卞:イ､ヽ:lVチ=l:.lzl::lヽ.:.:.:.ﾊj/:/ﾉ::ﾉ斗r:::l:::/j
ヽ!ヽ:ヽ:.! r千ｫzﾐヽﾍヽ:.:l !/i≦ﾁ,rﾍﾉノノ'´
｀ﾍr≦ヽ}丐fェ!､:::ヽﾞ{_ イrf月}ノｲ彳〉
ヽ,l ￣￣´ .::l ｀ ￣￣´ j_ﾉN
ヽ ::| /_,. -──‐,
_,. -､ノ:.＼ __'＿_ ／ .| r───l
匸ﾞ'.r-´ヽ jヽ、´ ー-｀' ／r､__,| |:: :: :: .:::::|
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| :: :: :: :: :: :: :: :: :::::| |r‐7､:::::::::::!l:::〆:::::::/ Y /:: :: :: :／ / │ ｼｮｳｼﾞｭﾝ ｱ ﾜ ｾ ﾙ │
|:: :: :: ::.::/:: :: :: :: ::j | l }:::::::j /:::::/7 / /: :: :: ノ"´〈: │ 正面の敵をまっすぐ見据える。 │
|::. ::::::ノ:: ::l!:: :: :: / j ! ｀ｰ'´ 'ー'〃 / /:: :: :: _≫'´ ノ└──────────────┘
|::::::／:/:: :} l:: :: :,ﾞ l l! ,.､ r-., ,/ /- ､ゝ'"´:: 'ー .,_ ＿_,. -‐-､ ヽ、::::::::::.. ::｀'ｰ-､
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ｿ:: :/ |::/ l:: :/ / |::::::: //:::::'rー'´ｨ'"´ ＿＿_,.イr, ＿_/ヽ -‐'""´ ｀ヽヽ＼::::::::::::::::::::
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- 39 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:06:13 ID:sRVyKMFA0
- この子は聖杯が目的でなく、蒼の子倒せればそれだけで良かったんだっけか
- 40 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:07:02 ID:giTkmSaY0
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│ １歩──！！ │ イ:{,∧: :| : : : : : |: :| : : :/个:､ |｀ヽ＼ }ミミi:.| : : |: : :ii: : ｀ヽ＼
└────────┘ : ／{∨: :|:.!: : : : i|: :|: :j/ | : ﾊ ＼ヽ}ミミi | : : |: : :i| : : : : ｀ヾ、
, イ,≠彡´: :ﾉハ: :i i : : : ハ.:|,ノ ノ :ﾉ :} ,)ハミﾐi:j: :i: |: : :i|ー―=ﾐ､: :＼
( ( ／: ,イ: : :,ﾍ i八 ヘj jﾉ‐―=彡 : ﾊ ∠´ ヾミムﾉ:ﾉ: : :i| )ヽ: :ヽ
ハイ/ : : :{ .jﾉ : i}从≧ﾐく ､＿彡'´ィ斥セﾆミ､∨´ }: i : : 八 ノノ ｀ヽ:)
{ ./: : : :ハ∧:,く :八辷ｿ｀ヽ ｨｆ {辷ﾘ jﾉ レ'ﾉ八仄｀フベ=ﾆ彡' j/
/: : : : : :八∧,ノ ｰ ' ー ' 入爪 : : ヽ:/／ ｀ く
/ : : : : : : :∠｀ﾍ ,... ′ ...; ∧: : ∧: : : :｀=- ＞――――‐-
ー=ﾆ´i : : : : : ／i : . :∧':. ＿_＿__,、 ..:'/ i |＼ /＼ / | ／/ /
/￣‐=彡'ハ : : i : ( i : i : . : i丶、 〈 (::::::::::::i } ／ ＿| ＼/＼/ ＼／＼/ |∧／ /／/
ー=彡'、八: :ヽ:.:｀ﾆ=‐'´: i . :个 、 ｰ―一´ イ ｰ= ＼ ﾚｰﾙｶﾞﾝ /
, ´"'' ＼ヽ : :｀ﾆ=彡' : i . : | ｀ ┬ ´／ ｰ= ∠ 超電磁砲── ＞
i ｀ヽ :｀ﾆ=彡' :i . : | ／｀:rく ／＿ ＿ ＼
| ＼ ￣く . : . i: . :| ／ ◯| ハ /: ￣ / ／∨| /Ｗ＼ /＼|＼ .| ￣
| ヽ、 ヽ. :/ . :ﾍ_／ |'. ＼./ . : . : /／ |/ ＼/ ＼|
{ ´"'''｀ﾆ=- _∨ : . :/八ヽ | //: . : . : . : . : 八ノ´｀ヽ､. | }::::::::,
┏ System. ━━━━━━━━━┓
┃Code Cast 》 set_railgun(128) ┃
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- 41 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:07:33 ID:giTkmSaY0
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- 42 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:08:02 ID:giTkmSaY0
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│前世紀の終わり。 │ ｉ／:／:／:／
│ │ ｉ／:／:／
│首都圏は連続爆破テロを受けて、幾つもの主要施設が破壊された。 │ ｉ
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＼ .i |￣!!ﾉ ／／／/了 ＼;|,|__./ ／.|＿____,-ｰ―" ＿＿/..ﾞ;; ;; ;; ;;ｉｉ￣￣ｌ||-ｌ／i／i／
i.＼ |l iﾞｲ i::/ / / /. ;＼i|..|,/ ,r',,,,,､- ｧ／-z''" / ; ; ; ; ;; ;; ;; ;;; ;|| ｌ||-ｌ :
l i＼| . ,| ノ:ﾉz''"/／ ,,､-ｰ ''" ,､-ｰ''" ／／/ / ;; ;; ;; ;; ;; ;; ;;; ;;;||＿＿|||-| :
＼ .l |.ﾞ,ﾘ /;;;､-''了 / ,､z''"／| / ＼|iiil|..|／ ./ / .／＼ ;;; ;;; ;;; ;;;;ｌ ;;; ; |||-| : :
l.＼ |lﾞi ,､-ｰ' '"／ ／ / /......＼|iiil| |＼./／ ;;; ; ＼／;;､-'/..;;／|,-─|||-|／i／:／:／
l i＼../ 「".||＼／|;...,ﾉ ／ / / ,|＼＼|iill| |..:: |＼|; ;;; ;;;...､-",､ ';; ;;;|: i | ;;: . |||-ｌ／l／i／
＼ .l / /.. !!＼＼|; |/ ﾚ:|;;;,,|＼＼|iill| |.::; |.:..||;;; ;ﾞ／ ／ﾞiiiiiiii| |／| ;;; : |||-ｌ :
l.＼.....| |ｉl i || ..i＼|＼l＼l＼l|::|;;;,,|＼＼|iill| |::;; |.::;||ｌｌ..| ／.ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ| |: i |,-─|||-| : :
l l.....|／ |￣||＼／|i＼l＼l＼l|::|;;;;;|＼＼|illl| |:;;; |:;;;||ｌｌｌ.ﾚ"ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ| |／| ;;; ; |||-| : : :
＼... l |￣!!￣!!...-‐ニ￣ニ‐-..l|;;|;;;;;|＼＼|illl| |;;;; |;;;;||ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ| |i l | ;;; ; |||-|／l／i／i／
l.＼ |l...＿／ ＼＿. ＼|llll lllｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ| |／|,-─|||-ｌ／l／l／
＝二￣ / ', ￣二＝....￣￣/~ﾄ, .,.,--──--､､| ;;; ; |||-ｌ : : :
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――― 从,,i ; `. ､ .尢r､――――――.....{iiiヽ,__＝＿,/iii} . ＼|||-| : : : ::
/\じ'jl|此ﾄ=ﾒ i;_,,爻,,i| 刈ゞﾒl|_) ``´ ``´ ／ [＿＿_口_＿＿] ＼-|／l／l／
｀`‐ヾ:;!Iﾂﾞ 〃!iﾒﾄ辷-" ^.ﾞﾉ''' ／ ;;!_.!;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾟ;!_.! ＼
- 43 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:08:51 ID:5ajAkh8c0
- 原作未プレイだが、雰囲気的にまるで勝てる気がしない
- 44 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:09:03 ID:giTkmSaY0
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| | -、, -､ |ヽ. n | | n ,..:'| -、, -､ | |
| ┌───────────────────────────────────┐
| │東京大学もその例に漏れず、人員や研究成果に多大な被害を出すことになった。 │
| └───────────────────────────────────┘
| | |王| |王| |: :| n｜ , - 、 ,. - ､ , - ､ ｜n |: :| |王| |王| | |
| | |土| |土| |: :| u｜ ﾑ二ﾊ. ﾑ二ﾊ. ﾑ二ﾊ. ｜u |: :| |土| |土| | |
| | | | | | |: :| n｜ |土土| |土土| |土土| ｜n |: :| | | | | | |
| | |王| |王| |: :| u｜ | | | | | | ｜u |: :| |王| |王| | |
| | |土| |土| |: :| n｜ |王王| |王王| |王王| ｜n |: :| |土| |土| | ヽ｀
| | r=r=r=rﾐ.|: :| u｜ |土土| |土土| |土土| ｜u | : >=r=r=r=}. ´ |
| に二二二ﾘ: に二に二二二二二二二二ｺ二コ :に二二二ﾘ ´.
| | |冂| |冂| |: :|＞| |＼_rｰ!＿＿＿_,.rｰ!_,..:'| |＜|: :| |冂__,,:::========:::,,__
| | |ｌ ｣| |ｌ ｣| |: :| | | | | ＿ | | | | |: :| ‐''ﾞ . ｀ ´ ´､ ゝ ''‐...
爻ｰ| ,.､､、 |: :| | | | | //⌒', | | | | ‐´ ﾞ ｀‐..
ﾐ爻ﾒ爻爻ミ.＿|,.:' ,|_| __|_,.|__L!＿Lｌ_,|_,.|__ ／ ＼
爻ﾐミﾐ爻彡 ＞'´ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
ﾒ爻ﾐ爻彡ﾐ＞'´ ;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ .' ヽ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;......
彡ﾐ爻＞'´ ;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ / ┌───────────────────┐ ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;
ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ │……ということは、知識としては知っている。 │ ..........;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;......................... └───────────────────┘ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾉi|lli; i . .;, ､ .,, ` ; ､ .; ´ ;,il||iγ
/ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(ﾞ
｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il ｀, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ
ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ
´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞ|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´｀ﾞ
´ﾞﾞ´｀ﾞ｀｀´ﾞ｀ﾞ´｀｀´ﾞ｀ﾞﾞ´´
- 45 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:10:02 ID:giTkmSaY0
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／: ／: ://／: : : : : : : : く: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : /: : : :|:i': /: : : :, : : : : : |彡: : : : : : : ヽ : ハ
. /:ヽ/: : /:/ｉ:|:/: : : :/: : : :/ i | ミ: ㍉､ : : :i: : : :ﾊ
/ｲ: :i: : /:/: /ヾ : ／: : : :/ : ｌ | ミ: : ヾ |: : : : :|
i:/.|:.:.|: :ｉ: i|/Ｘ: ／/ : ／/|: :/|:| ミ : : : |: : : : :|
l' |:.:.|: :|:',,ｫｭ´ ./／´￣.|`'ヽﾘ ミ㍉:.:.:|: : |: |:|
. ' |:.:.|: :|〈 心゛ /' |' ミ: : :.:ﾉ: : |: |:|
. 从:ヽ:|. 弋ﾘ ,仔芥ｧ､ レ⌒ヽｉ : |: |:|
〉i.:ヾ {c::::ﾘ 》 ﾋ⌒}.|:.:.:|: |:|
/: : .:{ ｀ ゞ‐ ' ／//´i‐ｧ //: : ::|: : ヽ
. /: :イ∧ / ./ ﾉ .//_／: :ｉ: ::|: : ',: ﾍ
/／ ,八: ﾍ ヽ ／ ./' ／/i: : | : :|: ::|: : : }､: i
. ／ /ｨ: : : :ヽ ／￣￣ .／_｣=ニ≦､:ｉ|: : : | }::j
/' .|: : ∧: ＞┤ _,, ・ ./ ＼: : |/'
. |: / 〉'| | | f､ ./ ヽ::|
. |/ / | | | | ＼ { ﾊ|
i .| | | | .//.＞| |ヽ
| 八 ∨ |// // | ／ | .| ﾊ
,イ / | .|'彡 _..|＿,,イ .| 八 . i
{ `ー./ | .| {´ /,/ / |
j ,＿_{ | .| | ／ ./¨ ／ |
┌────────────────────────────────────────┐
│でも、現代っ子の私は、そんな３０年も前の出来事をよくイメージ出来ない。 │
│ │
│私の知っている日本は、その後西欧財閥資本の介入を受けて立ち直った日本だけなのだから。 │
└────────────────────────────────────────┘
- 46 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:11:02 ID:giTkmSaY0
-
《 2032年 日本 通称“学園都市” 》
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┌───────────┐ ,rｯ――――――――ｉ |ｌlｌｌlll|三三三|l |三三
│ここは通称“学園都市”。 │ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
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| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll| |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢. |ｌllｌ|_ r―――ｭ‐ｭ r――――‐‐ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌlli | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | __|ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
＿ | ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|. | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | ｉ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
|lllｌｌ| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|｡ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | | |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
|lllｌｌ| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|Ｉ | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |_ 岡|ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
|lllｌｌ| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|Ｉ. | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |-| ｌ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋| |ｌｌｌllll|三三三|l |三三
|lllｌｌ| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|l 冂 | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |_,| ｌ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋|｢l 「|ｌｌlllll|三三三|l |三三
|lllｌｌ| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll|_| ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|.品[]-| | ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |-| ｌ |ｌｌl|＋＋＋＋＋＋＋＋|―ｭ!lｌlllll|三三三|l |三三
‐ｭﾆ―ｧi| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|:.｢｢｢ |ｌｌll| | ｢l ｢l ｢l |ｌｌll|l- l|￣~|,::::::;i｢| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ | :l`/|ｌlｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|ﾛ l|ｌｌlllll|三三三|l |三三
ｭ＿L ｌ‐.| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllll|丑―ｭ_-i,| ｢l ｢l ｢l |ｌｌll二ｌｉｌ. .|: : : il|| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |-, |ll|lｌｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|ﾛ l|ｌｌlllll|三三三|l |三三
フ. ／l｢| ﾛ| |!ﾛ |ｌｌｌlllllト‐ｭ |-i|___,i‐＿,|￣"|‐i.｢￣l|, ｌl| ﾛ ﾛ ﾛ ﾛ |―|ll|lｌｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|ﾛ l|ｌｌlllll|三三三|l |三三
__／｢｢ｌ‐ｭ-i| |!ﾛ |ｌｌｌ┌──────────────────────────────────────┐
｜｢｢｢.lHl‐ｭ! ｨ‐L｢ │極東紛争を経て復興を遂げた日本の、第二東京大学を中心として広がる研究学術都市。 │
┴―｢lll|;ll l／ ﾆl └──────────────────────────────────────┘
. ｢／|ll『l／ ｢lﾛ|l,;;'';;,｢ ,;;'';;,ｺ-i./ ｢￣|二日lﾆ|ﾛ-丑-┐ .ｌ| ＋＋＋＋＋ | |ll|lｌｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|l|￣|ｌｌlllll|三三三|l |三三
／ ｔ／ ｢三三ｌ.;ii' |l｢ .ii|￣|./ ｨﾆﾆﾆ.ｭ'l―l｢Hlii|￣|┐ l ｌ| ＋＋＋＋＋ | |ll|lｌｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|三｣l-ｭｌｌ|三三三|l |三三
'‐／ ~‐ﾆ｢ﾆ´ｔﾋ'ﾞHl|｢三ニ/ √￣|‐ｭニ￣l-｢二￣」, ｌ| ＋＋＋＋＋ | |ll|lｌｌ|＋＋＋＋＋＋＋＋|-~『ll |-ｧ_ (;;;;;;;;;＼＼;;;;;
- 47 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:12:02 ID:giTkmSaY0
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/////>､ ヽ:{＼__｝: : : : :!: :、: : : : : i : : ｉ j : ､ヽ. ＼|
'//／ ヽ >、:｜ : i: : |＼:＼､ : : i,ﾒ: :} } : : ＼＼ ＼
／ 、 / /＼|: : :i: : ｢￣＼|∨: } }歩 |、: : :トミ ＼} ん〜、良い天気！
}＼/ / ＼｜: j ___ミ ` };ノ ″ |: ヽ: :} . /
| ,{ 八 ヽ: :|'⌒＾`｀ ｛ }:、 ∨ }ノ 久々の登校にはうってつけね！
|,/ / ＼ `弋 __, 人{＼| i
/ / 丶 ＼ `´ ｲ＼|＼ |
{ { }＞--＜,__j. . . . . .ヽ__j
｀⌒¨'く . ｉ|＼ |＼}. . . . . . . .〕
丶 ＼ ｉ|. . ＼__j. ヽ. . . . .,>{
＼ ヽ ﾘ. . . . . . .＼_{ . . . .{.戎
＼ }/. . . . . . . . . . . . . . . . . .＼
ヽ_,ノ.＼ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
く. . . . ＼ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ
ヽ. . . . .丶. . . . . . . . . . . . . ,ﾉ . . . .)--.､
＼ . . . . . . . . . . . . . . ∠. . . . . . . . . }
， . . . . . . . . . ／ . . ＞.- ┌────────────┐
‘,. . . . . . . .／. . .／ . . . │──そして、私たちの街だ。 │
‘,. . . . .／. . . .´ . ´ └────────────┘
}_._,ノ'. . . . . ／ i, ＼
〈. . . . . . イ i, ＼
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| i, i . -‐く//,厶
| i, .厶／ ∨//
| i, ,∠{_,ノ . '⌒「¨′
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- 48 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:13:02 ID:giTkmSaY0
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／⌒.-‐（_/ 7 { ヽ ヽヽ, ',
/ 彡 ｌ ＼ ﾘ ｜|｀|
｜// ／ｲ / /ｲ |ハ V八 ヽ //
l// /〈 ｲ /__ｲ'/_＿/| .斗‐'┴入 _ ハ: ／/ ＿ ノ
|{! ｀|_ﾊ┘、｀丶 '´ ／ / ｌ＼)-ﾐ ｜:{／ ___ ／ |_,,
ぃ ヽ| /ノﾊ. ＞ ￣:::: |L 」ノ ）/＞ｒ┬ '´ _ ＞'
｀ヽ | {ーく/|」:::: , ﾍ ／77￣￣ l l! | ＞ '´
､__人_人_人_人_人_人_人_ 人 ｰ'´ヽゝ ＞ ､ __ ＼ノ イ|/// ｜| ｌ l! 厂´
） ミコせんぱ〜い！！ （ ぅ＜//ﾊ-彡|// |//￣
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ ｌ ' /)、`丶ﾐV彡' !´
ゝ、ム 〈ツ |
// ヽﾊ∧ |!ヽ |
ｌ´ . イ ∨ |! ’， !
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼ ＼_ ノ /l: /::: : ’， ﾄ､
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/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
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| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:|
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八! ち、ちなつちゃん！
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : :
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､ 落ち着いて、そのフライングボディタックル姿勢はストップ！
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |! 危ないから！！
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
/' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
- 49 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:14:02 ID:giTkmSaY0
-
.-‐: ￣: : ヽ . -‐: : ￣: : : ￣: : : : . ､ ,. .-‐-. . .
／: : : : : : : : : :ｲ⌒´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ v- ､ >´: : : : : : :つ:ヽ、
/ : : : : ; :-‐‐7⌒ン : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽﾟ Y´__;-- ; : : : : : : : ヽ
/／ : : : : : : :／ : : ; : : : : : : : : : : : : : : : ,: :ﾊ´｀.Y: : : :｀ヽ: : : : :､: :',
／ : : : : : :, ／ . . : ; : : ; :‖: :! |: : : : : :Λ: ; : : : . . . .',: :λﾟ ｝: : : : : : : : : : : ヽ、っ
/: : . . . . ／イ/ : : .:; : :|: : :ﾊ/ﾚ: :| || |: : :､_|.ﾘV:. : ; : : : : ﾊ: :ﾉ|ン:::. : : : : : : : : : r ⌒ヽ
. /:,; : : : : ;': : : :|:ｲ :/::|: : ｌ! : ,|ノ´|__｣从|',: : : :|｀＞- :ﾊ: : : : :|ﾘﾉ::l::::::::::. : : : . . . . . . : :弋＿ﾉ
i:〃: :.: : : : : : : l |ｲ::::| : ::|'‐-_,,,,‐-､ ￣￣, ,,三,,_i.｜ : : ハ::::|:::::::::::. : : : : : : : ',: : : : :l
|ﾊ: :.: : : : : : : : : :.:￣Tｵ",〃''¨ﾞミﾐ ,,〃¨ミふ,;‐-ﾃ:::::::::ﾉ::::::::::::: : : : : : : : :'; : : ; :|
ｌ ', :::| : : : : : : :.::::::::::/: ﾊ'''{{ んノ､,｝ んノ､,｝ ,}}7¨ : ; : ﾊ:::::::::::::: : : : : : : : ; :'; : l: :|
＼!: : : :|: : :::::::::::/; : Λ 乂｀´ｼ 弋_｀´ｼ "/ ; : ;' : }',|::::::::::: : : : : : : : ::',: | /'}/
＼ : |: :.:::::::::::|:ｲ : |λ ¨¨ ' ¨¨ /:/ : ;': : | i::::::::::: : : : : : : : :.::',:|/ ﾘ
):ｲ::.:::::::;:::」L|＿!_｝ """ ,, - 、 """ ,lｲ : / : ‖:::::::::;: : : : : : ,ﾉ::γ⌒ヽ
" ヽ:::::Y'￣ 〉、 .{ } ,イ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
,-‐､ ＼( ｀> 、 ,.ヽ __,ノ , < | だってぇ、ミコ先輩ここしばらく休んでたじゃないですか！
ﾉ ﾞ / /=‐,-,＝´{__ |
｀ ´ ﾟ ＞＝;_‐-./ .ﾊﾚ´／ ,、 ｛::::ヽ‐- | 寂しかったんですよぉ〜！
ｲ:ヽ:λﾊ / " ／／／ /::::::::::::::: 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
,'λ:ヽ:::', ″ ￣ｨΞ＞ﾉ:::::::::::::／:ﾝ／ .',
{ ヽ:ヽﾊ , -ﾁ´:::::::::／:／./ ,}
ｨ’ ',＼ﾞ} ／::/;;;::::''''´ ＜ / ｌ、
{ ', 〉 /::::/'': :＜´ | }
- 50 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:15:03 ID:giTkmSaY0
-
/ :.:/V : : :/ : : : : |i : : : : / :|: : |/／: : : : : : :|: : : : : : ハ
′ :∨ : : /: : .: : :.:||: : : : ′ i: : |㍉ : : : : : : : ! : : : : : : : :.
i : : : :i : : / i: : : : : :|| : : / : : ii: : | ＼ ､: : : : |: : : : : : : : :i
| {: : : i : ハヽ : : : : ﾊ: :/: : : :八: | ヽ＼: : |: : : : : : : : i|
| i: : : :{.:iフ=ﾐ、: : :/:_∨/_:_,ｲム:ﾉ_ }ヽ :ヽi: : : : : : : : i|
i |i: : : i {i ｢,心ヽ.:/ i.:/ムイ,イ≦､ }ミヽ､:!: : : ii: : : : i|
l:八: : :} V:ﾘ j/ j/ ,イ′灯,示｀ヽ !ミヽ:ム : 八:.: : : |
|i ヽ､:!ヽ ｀¨ {i::しz'} jﾉ !ﾐ,イ - ∨: : ヽ: : |
ヾ ト､ヽ 弋'ｰツ ﾚ′い i : : : : : : !
′ ｀¨´ ,ノ ﾉ 八 : : : : : |
∧ _ヘ-' イ : : : : : : : |
|i :ヽ iア 、 ／/´￣ :八 : : : : : / !
| : : 丶 ヾ _,ノ , i: : : :∨: : : : : : :/ : !
もう、大げさな…… |i : i : : ＼ ＜ |: : : :/: : : : : : : : : :i|
八 :i : : : : ＞― .r ´ x:＜￣´｀ヽ/ : : : : : : /: : :八
/／ヽi : : : 八 : : :.:| ,x:＜ / : : ／: : 八: :/ ヽ
／´ ハ : :/ V≠´ /: :／: : /:/: :丶 ＼
/ j: :/ / .＿＿＿＿＿＿ムイ―∨:/ ｀ヽ: :ヽ
＿__ ／: :／: : : : -==': : : ｀ｰ=: :＼
. ,;´:./_:_:｀く: : :': : : : : : : : : : : : : : : : : : :.､＼
〃: :{: /: : : У: : : : : : : : /: : : : : : : : ､: : : :ヾ､
{{ : : V: : : :/: : : : :./:./: / |:.; : : : : : : : :ヽ: : : : ::.
／ゝ､ﾑ___ノ: : : : : :|:/'j/￣i:||: : : : : ∧: ハ: : : :.ヽ
∠／: : : : |: ,': : : : |: /≠＝ﾐ.j八､: :, :/_⌒ヽﾉ: : : : ﾊ
/: : :/: : : |:.l: : : : :Ⅳ{'ん_ハ｀ ∨ﾘｨ≠ﾐ､j}: :./:./ でもちなつちゃんの言うとおりだよ。
＼:/|: : : : :.|: : : : :| 弋ぅソ ん,ﾊ }}: :/:/;
|: : : : :.|: : : : ::. /// , 弋:ソ 'ﾑ':∧} あかりも美琴ちゃんがいないと調子出ないもん。
|:/:/∨l∧: ﾊハ ＿_ _ /// ' l/ : |
|':∧: : : : ヽ: j:∧ ( ﾘ 人j从:j
jﾉ ヽ:∧: : :＼}:l丶 ｀ ´ .ｨ: : : :/リ , ７
｀ VVノj八 ｀ __ ..イ:/ｲ : : / / /
ノ三〈 }:/j:／ ′jノj/ r 、 / /
___,z＜ﾆﾆﾆﾆヽ___ ＼ﾆ＼ | }/／)､
. /―､ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ､｀ ´}ﾆﾆﾆーｧ､ j ｀'し' 人
/ ＼ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾏ三三ﾘﾆﾆﾆ.ノ ハ ' l｀.しiノ }
, ｀ ｰ=ﾆ｀ｰ=､＼ﾆﾆlﾆﾆ／／ ∧ ∧ ﾉ /
｛ ､ ｀ ｰ‐=ミﾆ}ニ{／／ 〈 ﾄ､ { ＼ 人
- 51 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:16:02 ID:giTkmSaY0
-
/ : /: : : : /: /:./:!: : : :./: : : :/: :! : | ＼ : : : : : ヽ
′/: : :|: /: /-/:十-､:/: : : :/:-┼: |、 ゝ : ヽ: : i
|: :ｉ: : : :| :| / /|: /!: : /: :／/: : /|: / ヽ ﾐ : : |: : |
|: :|: :i : | :|:|斗≠=ミ/／ /: :斗=≠ミ. ミ＼|: : |
|: :|: :i : |八Ｙ´ んｉr个 /:／´ んr心{ }ヽ∨: : |
│ |: :i :∧ハ 弋てｿ ／ 弋てソ ﾙ∨: : : ! ああ、あかりもいたの。
∨|: :i∧小 ー ′ ー （'^ﾊ: : : : |
ヽ| 八（∧ゝ"" ""ﾉ⌒)ﾉ : : : | ごめん、気付いてなかった。
|: ｉ :＼.ﾍ、 -､ ＾´／: : : :i: |
|: i: : /:￣＼_ ‘ｰ' ／i⌒´ｉ : : : : !│
|: i: :,': : ｉ : :（ ＼ . ィ : : ｉ: : : ! : /: :.i八
,: :|: |: :.:.ｉ : :.iヽ ヽ＞‐ ´ ト、: |: : i: ∨: : /:iハ
/ :ﾉ:│: :.|: : :| ∧ Y_ r‐､ノ ＼{: : |.:/{: : :{ノ/ ＼
/／ ｉ八: : {ヽ／ ｝ ト､／ヽﾉ 〉､∧八 : :∨
／ r┬'─ヘ｛'〈 j ／ ヘ〉 /|:::｀ｰ∨＼: ヽ、
/|:::!:::::::::::::::::::|＼ 〈 ／厂 〕 //|:::::::::::::::::::::｀ヽ＼
, }) ¨¨ヽ… "¨ﾞ ．
ノ ヽ ＼
／ ＿ ヽ
／ '. Ｖ´ { ハ
◯ //{ ′ ∧ . { 乂__/ } '.
{j {i ｉ | / ＼| .| |. |＿_＼ ／ ﾉ=彡７
{ | | ＼ﾄ､. |＿彡⌒ｔ‐く￣ ／
ヽ{＼| .| i | ` |
o :} ＝=ｒ_う| i ; :
ｒ′.: : . | i. ′ ヽ
'. | i / }
◯ V⌒ヽ | ｉ. ∧ {_
うわぁん！ 美琴ちゃんひどいよぉ！ ＼ '. | ,. ｉ/ ハ ﾄ､ / | /⌒
＼ﾉ. _j/ｉ} ./}/ }/＞ﾍ.j/／}ハｿV
ヽ ／//////7 ヽ.
r ､ _r‐く . rｚ/ ／￣￣｀ヽ//∧
ｒ‐' ヽﾍ.r‐ ヽ //／ ヽ ∨/∧
{ }.し' } ﾚ' | } .∨/∧
{ iｺ` )^V ノ ____ _／ ; ∨/∧
＼ ／i⌒ｙ'. }/_ / ∨//７7
／ ∨ {￣ ｀ヽ /-‐ ∨/／
/ |＼ ノ─ ､ ＼／ ｀¨
- 52 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:16:29 ID:sRVyKMFA0
- これは超電磁砲メンツ以上に百合百合しそうなｗｗ
- 53 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:17:02 ID:giTkmSaY0
-
〃
_ -―{し--
／: : : : : : : : : : : : ＼
＿ ... ＿ ＿ィ二ヽ:/: : : : :ｨ: : : : :ヽ: : : ﾏヽ、
-――-､,-ｧ'´ ｀ヽｒｭ／ 弋K: :/:/: : :/从: : : :ｲﾊ: :|: :∨ﾉ
. ／ (ス ヽ）￣＞'7７: :!:|-ｧ''「 ヽﾊ|/ |｀Tﾊ: Nト､
/. /／ ∧. ! /| |ﾊ |、 | ト ヽ､ｌ |: : |ﾊ.((⌒)) ' (⌒))|/V」
/ // |ヽ| /|＼}ｲ | lＸVl Ｎ |: :|: |: :! ｀`じ´ ｀ し|: :| ／: : : : : : : : : : : : `: . ､
|l{ |:| 八/.T − ｀'ｰ┘´ └ｒ' |:|:|: |: :!"" ""|: :| /: : : : : : : : : : : : : 〉: : : : ヽ
|∨｛| / |ハ --− ‐-- ∧ |ﾊ ヽ ﾄ 、 ｒ―┐ ノ:|/ ／: : : : : : : : : : : : く: : : : : : ハ
. ｀ヽ}、 ./ 彡廴_|::::: :::: |_」 | ,ヽ|∨ハト 二二.イ|／| /: /: : /: : : : : : : :|: : : : ､ : : : : : |
}人ｌ'´ ` ､ − ノ ｀丶} | ﾚ'〃 ___､, -/ ﾄ､´ /ｨ/: : : |: : : : /: : : |: 〃: : :} : : : : |
´ ｀ T T_´ '´｀` ｒi＾ぃ┘ ＼ ∨＞ 、 i' .|: : i : |: :/:/i: : :/ﾘ ﾐ: : | : : ｌ: :|
‐〈 V＞ ､ 〃` ＜////ヽニ７////ﾑ |: : |.:┼､/ .|/ﾚ＿ ミ:| : : |: {
＜////ﾊ=＝７////＼ {| ヽ ｀` ＜ﾐ//|彡'ヽ/| ヽ八 .|:/ .ｉ ´ ｀ヽ ﾚ⌒ｉ:|:八
/ ｀ '＜/ﾊ¨7//／ / ハ / | | 「o| | '， } ﾐ=≠ ､＿ ,, 勺/.:|: | ＼
. ｌ | / ｀`∨/'´ ｌ , -ヽ/ | |/ ／ﾆiYﾆヽ | ! ﾉ', ｀￣ /ｰ ': :.:|ゝ､
/ |/ 凶 ﾚ／ ィ ｌ二ニコ { 二|ニ / 「二ｺ 〉 ､ i´￣￣j ／ ＼: :.:ﾉ ヽ
|ミﾆコ ｌ | |∨〈 /‐ｒ-ニフ 丿 iﾊｒ ｌ､ |―┤ ／ || ` ｀ _ ＜ /､＿,-､
ヽ二ﾆｌ l. | | ｀ｰ` -' | -┴ ' ´ ﾉ ﾄ 、 ｀` ／| |/ | /¨｀| ／ / /`ー､
| | l ! | | イ ｌl l| ＼ ! .＼./ .ﾚ' |_／ ./ / i
| | | | ｜ ヽ -‐ ´ .l| || i ! / ii 〃 | | ﾄ､
┌────────────────────────┐ ! { ii 〃 .| | ヽ
│私がたびたび学校を休むのには、理由がある。 │ ! | Y 《》 ＼! 〉
│ │ ! .| ' |ヽ| ／､
│もちろん身体が弱くて病院通いというわけではない。 │ 〉| | |＿／ .}
│ │ {厶| ヽ ノ| ／ ／
│……まあ、病院みたいな場所には行っているのだけど。 │ `ｰ{ ＼ ＼ ／ ／ ／
└────────────────────────┘ i､ `ー ∠ ,´ ー＜´
〉＼ |. _ nn .}
/::::/:::ヽ !ｶ.}_j_j_j､j
- 54 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:18:02 ID:giTkmSaY0
-
{ー―- ､
＞― ｀ー‐- ､
／ ＼
┌──────────────────────┐ ／ ＼ 、 ､ ､ ＼
│私には、霊子ハッカーとしての先天的な素質がある。 │ , ／{ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
│ │ / / ', :. :. :. :. :. '.,
│近年研究が進むこの分野のため、 │ ' / ', :. :. :. :. :. l
│ │ ,l i /＾ ｨ=､ | | l ｌ l |
│子供の頃から定期的に検診を受けているのだ。 │／ | | 'rﾐ､ ヽ | l { | l |
└──────────────────────┘ ,／| | | {ﾊ ,.ｨ=ﾐ､ ! | { l| | |
{ / ,jｲ｜ ゞ' {ｔﾊ }ﾄl l | { l| | |
V / l ', 〈. ゞ┴' }ﾊ. | { l! { ﾄ、
__ノ} / l |ヽ_ゝ } !| | ､ { {! {l ヽ
／ . . . . . . . . . . . .＼ ｀^{_.{ { { lﾄ. ､＿_, -='ｲ } !ﾍ ､ ＼ ヽヽ }
, ' . . ヽ. . . .ヽ ヽﾊ {､ jハ ｰ '´jﾉ/ ヽヽ ヽ .ﾄ､V
/ , , ./ / . . . . ﾞ{ Vヽ､.} ｰ-ｭ― ´ j/=ミ,ﾊ} ＼. } }_}ﾉ
′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; . '′,.r‐} ..-┐i‐' |ヽjハ_}ﾉノ
′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: . { ￣￣￣´ {！ /}
i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . . r―‐=＝ﾆ } ╋ V //ﾄ、
ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ; ,′ __//} ,' // ! ＼
ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i { ／〃 /ヽ. -=≠// | ＼
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l } { |,.ｨゞ=⊃ r' // | ＼
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: | { r'／ .| | ⊂=彡ｲ］ ／ ヽ
′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ| }／ | | ,/ / /' ヽ' ' ￣ﾞi
'. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈
/.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: .
′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ .
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
- 55 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:19:02 ID:giTkmSaY0
-
___
. : : ´: : : : : :`マ: .､
／: : : : : : : : : : : : : ＼:＼
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: ＼
/: : : : : : ! : : : : : : : : : : :!: !: 〈∨ ヽ
,: : : : : : : ｉ: : : |: : : : : |: : |: |､: :. ∨:∧
ｉ: : : : : ｉ : |: : : |: : : : : |: : |: | ヽ:レ '.: ∧
|: : : : : | : |: : : |: : ｉ: ｉ: |: : |: | 〉 __ .i: :ｉ
i : : {___j.: :|: i : |: : |: |: Lヽ!: ! 爪`}〈从
|: : : : : | : |: i : i: 斗:从!__ !/ .{ﾋｿ 〈
|: : : : : | : i从: : i: :! ｘ爪^ ､_ !
|: : : : : | 八r‐v i: :!{{乂.j { /
|: : : : : |': :∧{｀＼ｉ! , ′
|: : i : : | : : : ＼j〉__､ ／
|: : i : : |: i: |: : |:| ≧=- - '′ ＼ -､
|: : i : : |: i: |: : |:|＼ i)､ （__丿
|八|: ｉ: |: i: |: : |:|、 `'ー ' ＼
. i从 |: i: i: : 八＼ __ -ﾍ
｢＼r┤: | ∧i / ___ '.
ﾉ ` |从{ ./ ／ ｀ヽ.
{ /j | ; .′ }〉,
ヽ / ,∧ | , ／ ` 〉 ′
ｉ { /〉 { ／ /'ｉ }
| 〉. '/∧ 〉ｉ | ｉ
i .′､ //∧ | | |
| { `'７ 'ﾍ }／ ,ﾊ. ｜
､ ./ ∨/礀 | 礀
＼___,/ } j ! !
∧ ∧ ｜ ヽ
{ / | .〉
∧ `'ー ､__ -≦ ∧
} ＼ | | / .!
/` | | ／ |＼
〉 | | ﾉ }
/'∧ | | ／ ,〈
////,＼ | |=ﾆ /,∧
┌─────────────────────────────┐
│私自身は、科学の発展とか、そういうのは │
│ │
│大して興味がないから面倒では有るけれど…… │
│ │
│──その分、色々お目こぼししてもらっているから文句は言えない。 │
└─────────────────────────────┘
- 56 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:20:02 ID:giTkmSaY0
-
／ : : : : : : : : γ: ヽ: : :｀:､ / ／
. : : :/: : : : :/ : : : :｀:. ∨ : : :＼ / .／
. / : : ,' : : : : ｲ: :.|: : : : :! :|: : : : : :ヽ /／
/ : : : ! : :／ ! : :!.:/: : :} :j: :', : : : : ﾊ //
. : : : : :.lγ 、∨ l/＼:ｲ /: : ∨〉 : :N! / '
＼. / : : : : : :{′r弌､ Ⅵ ∠ イ＜､: :＼: :.j | |{
＼ . {: :l: : : ＼ｌ {之ﾝ` ' ' イ示ｱ ＞＝‐一 .||
ヽ . ／＼八:| : : : : :＼ ¨｀.ｲｿヽ∨ 」!
＼ ∨ .＼..ヽ}: : ! ﾄｰ＼ ＿ ' , '": : : 入 「´ ∠二二
＼ ／＼,:ヘ .＼|人 ) }､＞ . _｀ ＜ﾄ､ }Vﾊｒｰ｀一 .{r／ ´
＼／ ＼¨「Г〈 ＼ j/ ヽr≠- ﾉ' .／／
/ ヽ ＼ : : :＼ 〉≠〈 !{ i｀ . , ^ ― ＿く＜、
′ {:＼ : : ∨、：} ＼ 圦 ! ∨ ／ー‐ … ―一
. ,:' ＼ Y ＿__: : ＼／ : ｀.: :＼|､ ∨
/ ヽ } { 井 } :} Y: ':,
. f^ヾ､ / = - ./ .＞＜: : : . ; . . : : ' : : ﾉ ＼ /
| ＼. 〈. ./. : : : : i : : : : : : : : 〈: : : } ／ /
|! ゞ. 丶 '}: : .ー : : … ⌒ ー : {: :".{: ／ヽ .rｰ ､ /
| ┌──────────────────────┐ / .／
l │目を瞑ってもらっている内容は──“正義の味方”。 │ ／
| l { └──────────────────────┘ .／
l :! : ` ｰ― ＜ ノ l : : : ｌ : : : : : : : : : : l : : l , ――一' ／
＼|: ! | : : : l : : : : : : : : : : :!: : ﾍ く ＜￣￣￣
{､ | : : : j : : : : : : : : : : :} ｲ: :ヽ ＞ ／
＼ ∨ / : 、: :! : : : : : : : _ ｨ彡": : : :ヽ ＼∨
＼ `ー z ＿＿＿＿＿ :＞ : ＿ : : : : : : : :〉 : : : :/ ヽ〉
i :rー … ¨ ￣.∨ヽ.:＼:} : : : : : : : :_:_:ｲ{ -＝入 ／"
| | ∨＝―…ﾆ二三三三三!三ニ ∨/
| ! ._ノニ三!三三三三三三三}三二／ヽ ／
. ! /三三三!三三三三三三三-≠ﾆ／ニ＞ . ／
. || / ニ二三:!ニ三三＼三ニ≠.／／.三二ニﾆ＞ . ／ .／
. |! /ﾆ二三三:|三三三ニヾγニ/ /ﾆ三三三三二ﾆ＼ ／
! / 三三三三!ニ三三三ニ{三/.／ 三三三＞"´=―／ ／
廴 ＿＿ , ＼ﾆ三三三!三三三三三} ／ﾆ三ニ=-イﾆ＝―／ イ }
. ￣￣ ｀＼ ヽﾆ二三l三二二二三」三三二＞"´ !=一 ＜ ./ ,′
∨ ＼｀¨¨¨¨¨¨｀7二}ZZ彡'二＞"´ : ￣ ./,:'
､＿ .∨ `ー＝ z :/-=ﾆ三ﾆ=| .′ /ｲ
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. ＞ー ≦＞ヽ ′ .! / イ＝≠"
. ∨ ＼:∨ | ／´
- 57 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:21:03 ID:giTkmSaY0
-
┌─────────────────────────────┐
│もちろん、世界の平和を守るとか、そんな大それたことは出来ない。 │
└─────────────────────────────┘
／￣￣￣＼
/ ＿ ￣￣＼
ヽ |☆| ）
/──二二二二二二ｌ
ヽ二二二二二／ 丶
/__ |
| ひ | │
ノ | |
(;;;） | | (⌒）＿＿＿（⌒）
ヽ | ヽ ／￣ ￣＼
＼＿＿＿＿＿ノ ＼＿＿/ / ｌ
__| / ＼ | ⌒ ⌒ |
/ ヽ＿＿＿＿/ ／＼ | ● ● │
／| │__丿;;;＼_/＼＿/＼ ヽ | (⌒） |
/ ヽ/|ヽ;;;;;;;;;ﾉ/ ＼ 丶／丶 | ___T____ |
| | | /;;;;;|/＼─ 丶 ヽ ｌ-- ｌ /__
/ | |/;;;;;;;/ >＿＿ / | ＼__＿￣＿＿＿＿／;;;;;;ヽ
j | | |;;;;;;;/ /|--┌│ | │ / ヽ;;;;;| /⌒ｌ;;;;;;;;;|
| │ | |;;;;;/ /│ ││ | │ │ |;;;;;Ｌ＿＿_/ /;;;;;;;;;|
ﾉ | │ |;;/ / |＿__|__| │ | / |;;;;;;;;;;;;;;;;;／ /;;;;;;;;;;;|
| | |__|;;/ ／ | │ | |;;;;;;;;;;;;;;／ ／;;;;;;;;;;;;;|
ﾉ | ＼|／ | │ / /;;;;;;;;;／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
／ | ／￣丶 | （⌒（⌒ヾヾ／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/ ヽ＿＿＿＿＿＿彡（￣￣ヽ￣| | （ ( |ヾ＿__／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
／＼ /;;;;［＿＿］;;;;;;;;;;;彡（二二 ││ / （＿(＿ノゞゞ|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ゝ＼＼／￣| ￣￣巛（＿＿__ノ＿／ 彡彡 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／|
（Ο Ο)＼_ノ 彡彡∠彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 |;;;;;;;;;;;;;;／￣￣￣ /
( Ο丿 | ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ヽ;;;;;／ /
￣ | │ | / /
┌─────────────────────────────┐
│単に、自分の目の届く範囲で、 │
│ │
│悪事を働こうとしている奴を刑務所送りにする手助けをしているだけ。 │
└─────────────────────────────┘
- 58 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:22:02 ID:giTkmSaY0
-
_＿
／: : : : : ｀ヽ
ｰ=彡/: :/: : l从:∧
/: :/:イ: /:/ ,X:l: l
,ｲ: :ハ/ﾙ'l/ !: : ! ,､
∠从ﾙ'ﾘ､. _'_, ｲ : / l´' ' 〉
>'､`ｰ＜ﾘﾙ' , ィ .／
/∧ ｀ >＞ ’ ，＜
ヽ｀ヽ､ l _, ＜
｀!::::::::｀ ´ !
∨::: ∧
ﾉ::::::: ∧ゝ､__
/::::::: ゝ､＿`､='
, ｲヽ､＿__, _/-'ヽ＿` '
ヽ::::::::::::::::::::l::/::ヽ::｀ー:::〈
L::::::::::::::::::／:::::::::＼:::::,:/
ヽ_::::::／:::::::::::::::::::::／
l￣＼:::::_,ｨ､::／.|
,′ .7⌒l .!
,′ / .∨ l
┌─────────────────────────────┐
│メインはサイバー犯罪者を見つけては退治する、というものだけれど、 │
│ │
│ネット上に限らず現実世界の犯罪者にも私は容赦しない。 │
└─────────────────────────────┘
{::. ﾊ ﾄ, ::∧
|: ::::::/ ∨::::::l
/ /::/ ∨::::|
,′:::ﾉ ∨:::ﾄ,
! ::::l ∨::ｨヽ
!:::::::::! ∨ ＼
｢`ｰi´ ゝ､__ ヽ
/ ! ￣
! /
ゝ- '
- 59 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:23:03 ID:giTkmSaY0
-
┌─────────────────────┐
│ r―┬―――――――r―――‐‐.、 │
│ l::::::::{:.: : : : : :SD::2000x:l:::::::::l ´:::::::`ｉｌ │
│ |┐:::|: : : : : : : : : : : : : : :l:…:::|{::（:::::}:|| │
│ ｌ┘:::| :_:_:._:._:_:_:_:_:_(_:_:_)l … 八::::::::: ' │
│ l::::::::ゝ．_:_:_:_:_:_:_:_:_: : :.:l{::::::::} `ー / │
│ l:::::::::::::::::s:o:n:y::::::::::Y:: l::::::::::', / │
│ ﾄ::::::::`ｰ::::―::::‐::‐:::彡:::::::::::::::::¨::¨} │
│ `ー―――‐ヾ;:::::::┌ ´ ┌────────────────┐
│ (¨):::::;::≧ｮｭ │それは監視カメラ映像の掌握だったり │
│ ＿＿＿＿＿＿＿}-‐=彡"¨ └────────────────┘
│ 〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::):::::::::| │
│ ￣￣ ￣￣￣￣|::{◯}:{ │
│ ／ ／/ ∧ │
│ ／ ／// ∨∧ │
│ ／ ／ // ∨∧ │
│ ／ ／ // ∨∧ │
│ │
└─────────────────────┘
┌──────────────────┐
│ l |！ ｀丶､ │
│ ｰl |釗 ｀丶 、 │
│ l l=!========イZァマァマァﾏﾍ │
│ l |！r===＝＝ﾍ,ﾍ__八__八__ﾉ¨ │
│ ｰl | 〃 ｀￣￣￣ ´ │
┌─────────────────────────┐ │
│信号機やカーナビの操作による逃走経路の封鎖だったり。 │ │
└─────────────────────────┘ │
│ lニl l |ｰ │
│ l⌒ｉ__|__|_ │
│ ヽ,ﾉ ｢¨｢ │
└──────────────────┘
- 60 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:24:02 ID:giTkmSaY0
-
∧∧／／∧∧
＜´ ＿＿＿＿ ｀＞
＜´ ／／￣￣＼＼ ｀＞
＜´／／, '⌒ l.r‐-､.ヽ＼ ｀＞
＜´／;;/ （;;;;;;;;;八;;;;;;;;;） ヽ;;＼｀＞
＜´|;;;;（ ｰ-' `ｰ-' ﾉ;;;;;| ｀＞
＜´ ＼;;;;;ｰ┐ (_八_)┌-';;;;／ ｀＞
＜´ ／｀;;;;;;;`ｰ┐┌┘;;;;;;;;＼ ｀＞
＜´ ／;;;;.-======| |=====-;;;;;＼｀＞
＜´(__／l;;;;;-====| |=====- |丶、__）｀＞
＜´ |;;;;;;;;;;-==| |==-;;;;;;;;;.| ｀＞
＜ | ／￣三__三￣＼ | ｀＞ |
＜´ ＼＼／／＼;;＼／／ ｀＞
＜´ ﾉ;;;;;/ . !;;;;;ヽ ｀＞
└‐ '´ ｀-┘
┌─────────────────────────────────┐
│……ああ、自販機から弱い漏電を引き起こして気絶させたこともあったかな？ │
└─────────────────────────────────┘
- 61 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:25:02 ID:giTkmSaY0
-
r-､ , -──‐‐-､ r､＿＿＿＿＿＿__,.へ
_ﾉ ﾉ ,.へ ／ ,-─==-‐‐､＼ | r--､ r--､ r--､ r'′
lニニニ''' ムニニニﾆ---ゝ / ,,---､ ,,,---､ヽ | |＿_| |＿_| |＿_| |
フ ∠＿＿__,へ､ i ''"フ-ｧ'ハ ,ｒ‐＜ i し'─ r-z r-z ─‐-'
ノ ┌───l | | '`ｰﾟ 」 L`ﾟ‐'＾ | lﾆﾆﾆﾆニ | | ﾆﾆﾆﾆ'^ゝ
ノノ| L＿＿＿.| | __| ,,､--└Ｌi┘---､ |___ | | | |
_ノ-" | |ｰ──‐-､ | { ｔi／ ／＼ ＼iｧ } .lﾆﾆﾆニ | | ニニ'^ゝ
| Lﾆニニニ. | Ｙ .／´￣｀＼ Ｙ´ r-､__,. -''~ j. | |
| | | | ノ ∠＿_／＼＿ヾ､ ヽ ゝ､,. -''~ﾌノ | ニニニ'^ゝ
| | _| | ／ ／ ／ i ヽ ヽ ＼ ノ " | |
ｰ´ `ゝ､.ノ i / ,' i ヽ ヽ ! -''~ ー
| i i i i } }
,.､-‐‐┤ : ! ! } ! ﾉ ﾉ‐--､,_
,､-''" ヽ ヽ ヽ丶 ! ノ ノ ／ `‐-､,_
,､-'" ＼ ＼ ヽヽ ! ／ ／/ `'‐､,_
／ ＼ヽ､,,__ ヽ､,, i／ ／／ / ＼
/ ＼ ヽ `r-､, _／ / / ／ i
┌─────────────────────────┐
│もちろんこれらは法に照らし合わせれば真っ黒な違法行為。│
└─────────────────────────┘
- 62 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:25:21 ID:D3m0hZhE0
- お巡りさんコイツです
- 63 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:26:06 ID:giTkmSaY0
-
_.. -─‐- .._
´￣:､: : : : : : : : : : ｀丶、
／:/: : : : :ｉ ∨≦:￣: : : : : : : :＼
/:/ :{ { : : ｉ: i: ｉ|㍉: :＼ : : : : : : : : :｀､
┌─────────────────────┐ ′ : : ､V イ丁ﾘ ミ : ヽ: : : : : : : : : .
│ただ、それらを揉み消しても良いというくらいには、 │ | :| : :i: :ｉ| /i斗弌_ ﾐ : : : : : : : : : : : i
│ │ l从 : i: :ﾘ' ﾄ沙 ､〉 : : }: :}: : |: : :｜
│私のもたらすデータは役立っているらしい。 │ ､jノ ´ ﾐ: :, '⌒' ｉ: |: : :｜
└─────────────────────┘ } }/ /^i .ﾘ: | : : : 、
／| r ､ ｰ'〃: :| : : : : ヽ
／: :∧ イ丁/: : /: : : :ﾄ､ : '.
/ : ／: ∧ |: i/: : ∧: : : :| '. }
{: :/ｉ : / /｀￣￣:ﾊ _｣:/: : /: : '. : : | }ノ
_.. -‐ﾍ{.ﾉイ /: :/: :／:斗-‐ __／: : 厶 : : |: :八
´ _乂／|イ／|ハ .≧.=≦--ﾍ : ∨ ｀
{ ,.イ´i⌒¨¨´￣》′ }／／／ ＼|
丶. ／ :| | ,〃==彳 / { |
｀ ‐-,--./ / ｛／ 〔ﾅ】 ∨/ ヽ |
| / ／ ／ { { i ＼
∨ . / ､∨| }
ｰ┴ｉ ｀¨| 人
| ｉ _｝ -─'.
| | |´￣￣ -─〈ﾉ
i 〔￣￣∧ '.
| i ヽ ￣/￣'. '.
| | ＼ ∨ . '.
| | ＼ i ', '、
{ | | '. ｀、
- 64 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:27:03 ID:giTkmSaY0
-
:┌─────────────────────────┐: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;ノ ノ⌒) .;. :.:ノ、: :
:│影では私の霊子ハッカーとしての腕前を指して、 │: : : : : : : : : : : : ￣ ￣￣￣￣｀ . .. ;: ;.:.:;;｀ヽ _:;,）: :
:│ │ ー'⌒ヽ . . . . . . . . . . . . _ノ .. . .;: .:; .:_,ノ. . . .
:│“エレクトロマスター”だなんて二つ名が付いていると聞いた。│:. :;.;;;）;.;;ヽ . . ￣｀ヽ＿,ノ ⌒￣￣´ . . .
└─────────────────────────┘ ｰ⌒‐-､__｀ー､__
一⌒) ｀ﾞ´ ￣￣
::.:､::.｀ヽ＿ ＿＿＿＿＿＿ |￣￣￣￣￣￣|
ー'￣￣´ . . . . . . .. . . . |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|.. .. .. .＿＿＿＿＿＿_ |++++++++++++| . . . . . . . . .
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll| : : : : |≠≠| ｌｺｺｺｺｺｺ | |++++++++++++| : : : : : : : : :
: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_: :: :: :: :: : |iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|: : : :: :: :|≠≠| ｌｺｺｺｺｺｺ l::|++++++++++++|: :: :: : |￣￣￣￣|: :: :
: :: :: :: :: :: : : : : : : : : :|三三三三三|: : : : : : : :|iiiiiiii|lllllllllllllllllllllll|: : : :: :: :|≠≠| ｌｺｺｺｺｺｺ l::|++++++++++++|: : : :: :|日日日日|: :: :
: :: :: :: :: :: : : : _;_; ;_;_j[]j_三三三三:|:: :: ::_;_;_::;jiiiiiiiｉ|lllllllllllllllllll{[］}:: :: :: :;_|≠≠| ｌｺｺｺｺｺ r──┬─t ++＿_|: :: : : :|日日日日|: :: :
L: : : : : : : : : :|iiiiii|llllllllllll|三三三三|: :: :|llllllll|iii| iiiii|llllllllllllｉ丁￣丁i : : H|≠≠| ｌｺｺｺｺｺ |i i i i i |i i i |++｢iiiiiiｉ|ｉ: :|￣￣￣￣|日|: :: :
⊥:_: :: : :: :: :: |iiiiii|llllllllllll|三三三::|￣￣|llllllll|iii|￣||llllllllllll|├─┤|￣|H|≠≠| ｌｺｺｺｺｺ |￣￣｀|￣｀|++|iiiiiiiｉ|kｚ| ﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |日|: :: :
iiiiiiii|: :「三三 |iiiiii|llllllllllll|zL..L|￣:|＋＋|llllllll|iii|＋||llllllllllll|├─┤|≡|H|≠≠| ｌｺｺｺｺｺ |iiiiiiiiiiiiｉ|iiiiiiii|￣￣|iii|:::::| ﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |＿|_;_;_
iiiiii⊥:」三:r──────ｰ | ﾛ |＋＋|llllllll|iii|＋||llllllllllll|├─|￣￣￣￣￣￣|￣￣|j |iiiiiiiiiiiiｉ|iiiiiiii|====|iii|:::::| ﾛﾛﾛﾛﾛﾛ |llllllll|iiiｉ|
ｆｴ| lﾕﾕ |/| ｌｺｺｺｺｺｺｺｺｺｺｺ | ﾛ |＋＋|llllllll|iii|＋||llllllllllll|├─|三三三三三三|≡≡|j |iiiiiiiiiiiiｉ|iiiiiiii|====|iii|￣￣| ﾛﾛﾛ ,.rfニマiii|
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
. .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:ｉ:.:.
i: : : : : :..: : : : : : : : : : : : : : : :..:<Y|:..i
|: : : : .:::::::...: : : : : : : : :i: : : :./:ｉ:.´:|.:.|
|: : : :.::::::::::::::.. : : : : : : ; : : :/ｲ}:ｉ:/|:i:|
. :i: : :.:::::::::::::::::::.. : : : : :′: ;{ i{j:.{'! i从
,′: :.::::: :::::::::::::: : : : /: : ｉ:.ﾄ､j从i
. /:/:i: : :::: : : ::::::::: : : :/:..: :.|:.| ′
〃j/}: : | :: : : :::::::: :..:/: :..: :.|i:| /
/ / |: :..|:i: : : ::::ｉ:: : /: |: i:../从 /
. j/}i:|ﾊ:..:.:::/|: ://: |:,ﾊ:}:¨¨´ ┌─────────────────────┐
. //j从i }: :/ ,: : /: //､ﾘ │私は、私の住むこの街を守ってるだけなのにね。 │
/ { j:./__i: :/j;// / ヽ、 └─────────────────────┘
. ,.ｲ /: : :j/｀7ヽ､ l
/: : : : : : : : : : : :.｀: ーﾍ、
. /: : : : ;，‐ ― ‐ ､: :: : : ヾﾍ
- 65 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:28:03 ID:giTkmSaY0
-
. -‐…‐-‐…‐ 、
_,／ ＼＿_ つ
γ´/ / V }ハ っ
ゝ/ / / } i Vノ }
. / /. / { イ{ : ﾊ } | l-く
{ｨ'|:{ { ∧./__|∧ i/ j∧| ｜ ｿ
└ﾘﾊ Ｖ{ ｨ'て.ﾊ ＼:{ｨ'て.ﾊ! l:イ そう言えば美琴ちゃん。
| ヽ{ﾍ V/ｿ V/ｿl / j
|、 lﾊ ::::: : ::::: j/ / ;′ 検査で休んでる間って、知り合いとも話しちゃいけないとか
| ヽ |人 r:_'') u /ｨ/ {
}ﾍjヽ＞ ､ . ｨ'′/j/}バ そういう風に言われてるの？
__jﾊ,ノ} ｀¨ {∠＿
｢￣:::::::::/_ ＿／:::::::::::::￣¨ヽ
. /|:::::::::::::/--｀ﾝ':::::::::::::::::::::::::::ｘﾍ : : : : :￣ミ:ｰ:‐: .
{ ｉ',:::::::::/:::::／:::::::::::::::::_. 7´ } ／: ／: : : : : : : :_): : :丶:＼
/ V:、::|::::/::::::::::_ - ,ﾆ、 / ∧ ／: ／: : : : : : : : : :ｉ{: ／ : : : : ヽ
} / ヽ:l::/::_. " }＾{_jヘ｛ / } , ';‐y': ://: :/ : : : ,: : :ｉ|'＾'Ｚ: 丶: : : : .
＿_ /＾:l [○] { ｛,/ノt }--‐:::''´| /: :)v : //: :/:/: : ://: ;.ﾘ {: ､＼j: : : : :,
r{´//__Ｖ::::::| /::::| ∧ / /::::::::::::::::| ′'V: : '/: :/:/: : :/,_:_/厶_ ): :＼!: : : : i
. j人{ﾉ`ｰ｀} :::j {::::::| ヽ {::::::::::::::::ﾉ : :,ｉ:i:i: iＴiメV: : ://:_/,__￣` く＼釗: : : :|
i: / !:!j:ｉ炸ﾃい／/ｨ炸テい, ミｖ}:|:i: : : :|
|:′|:i从 ﾋ:ﾝﾞ ﾋ:少ノ＾ j仏|｣i : :ｉ:|
|{ い; ,｀＾ } ﾞ＾｀, , , )'´r｀Ｖi:|:|
えっ？ そんなことないわよ。 ｀ `{ _j^７ 从!:!
;. , ､ ｰ ／: : い
もちろん、機密事項漏洩禁止とか、 ｉﾍ. } __) ／T＾1| : i: : ､:}
|ｉ :i＼{`ﾏ . イ! ｉ:i l : i:| : l＼: ＼
そういう常識的な取り決めはあるけど── ﾘ/|: ;ハ ,‐r 」Ｌ|:i l : i:| : | ): ;ハ
ノ' |/: /} }_j _／ い!: 从: :しイ/
,ｨ`7冖ｸ′'¬'´) ／`''ｰミ:{ .ノ′
/釗 , / ｀￣`ｖiﾍ, ∨ ＞､
_/{ i Ｖ１ ､￣`i_jﾉ )､／ , ／ ,ﾊ
八 ､{/ | `ﾏJ }／ ､{ , ' / j|
′ ヽ/ } } ,/´ ,__ ∨ . ' ﾘ
,〈 (`'ー‐ｧ′ .:″ }r2> }/ . 礀
/ ｀辷｀ﾆブ ,: )'´ .″／ |
＞:ー‐ｧ′ /}. /／ ､j
{／} ｀アﾞ /厶､:.:... . ..イ ／ __〉
｀ﾏ ／ / `'ｰ=ﾆ´.:｛__.∠二二、 {
- 66 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:29:03 ID:giTkmSaY0
-
⌒＼
＿＿ ） ）
＿＿ -ァ ´ ＜ー-
／/ '⌒ く／ ／⌒ ⌒ヽ ＼
: :,' :/ ／/ ／ ＼＼
: :i :/ -=/ / ∧. /| :| 丶ト
乂_:｛_:彡/ /|_/∨│ :|人／ 小／ヽ
: : : : : : / 〃⌒ヾ _|/i :/:i／|/| | ∨ｰ}
/: : : : /| :i :|/ {{ }} ｀ |/〃⌒Yﾍ | Ｌノ
∨: : /:_| :i :| ゞ _,,,ノ {{ }} |: 八│
/＼/:/ | :i :| ／／ ー '' |/ |
: : : :人_| :i八 ／￣￣｀ヽ ／／{ |
i : : : : : | :| / | }
| :/|: : : | :|､ | .ｲ!: ,′ え〜〜！？
|/ :|/| 八 :| :＼｛ 」 イ: : :|: /
-::=ミ＼/＼:ﾚ'∨ ｰ=ｧ:≦: : :/! : : i/|/ じゃあ美琴ちゃん、何でこの前あかりたちのこと無視したの！？
.::.::{{.::.::. ￣.::.: 〈 ∧: :/|／ :|:/|/
＼::＼.::.::.::.::.::.::.:＼ ﾍ.:｀'＜
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ′ ∨:!|:| えっ……？
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八!
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : :
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
- 67 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:29:45 ID:ek75WvtI0
- 妹か
- 68 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:29:58 ID:5ajAkh8c0
- 存在感ないからかｗ
- 69 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:30:02 ID:giTkmSaY0
-
／ ／ _ｌ／ ＼ ） ＼
. / / ／ / ｲ | | ｌ ヽ 〈
ｌ / /// / | 斗|ｌ| ト､| ｌＶ ｌ | l|
| /ｲ/ | | | ｌ「 | |!ｌ || ｌ|＞ト | || ｌ|
} / |ｨ ｌ ｈ|‐ァ=弌ﾐ ￣￣ ﾆ＝ミｰ|_ｌｈｌ |
{ ｌ ｀//| Ｙ ｲ ﾌヽ ｲﾌヽ ｌ〉|| ｌ |/
|! | | ハｒ弋_ ﾉ 三 弋 ノ 斗 | |!
ヽ ∧｜ ヽ::: ' ::::/ | ｌ| /
＼ |. ノｌ !Ｌ ｌ_| ＿ ,､ 入/ /、 ／
} | /´ ｌ ヽ （＿＿＿） / / ヽ /
ノ-' ＼| }'´ | ＞ ､ イｌ Ｙ } |人 / そうですよぉ！
ｲl ｌ///{｜｀ ´| 〉.| ﾏへ /´ ｀
/ / |///∧,-‐-､ ／//l ∨ﾊ あかりちゃんだけならともかく、私もいたのに！
. ' / |ﾐヽ//∧ー//////| Vハ
|/ | ＞ミミ､V/彡＜/ | ∨ハ
// | ＼ >-< / .l ∨_コ
l７ | LO」 / .l V‐┤
/ | |ハ| | ﾏ]┘
⌒＼
＿＿ ） ）
＿＿ -ァ ´ ＜ー-
／/ '⌒ く／ ／⌒ ⌒ヽ ＼
: :,' :/ ／/ ／ ＼＼
: :i :/ -=/ / ∧. /| :| 丶ト
乂_:｛_:彡/ /|_/∨│ :|人／ 小／ヽ
: : : : : : / 〃⌒ヾ _|/i :/:i／|/| | ∨ｰ}
/: : : : /| :i :|/ {{ }} ｀ |/〃⌒Yﾍ | Ｌノ
∨: : /:_| :i :| ゞ _,,,ノ {{ }} |: 八│
/＼/:/ | :i :| ／／ ー '' |/ |
: : : :人_| :i八 ／￣￣｀ヽ ／／{ | ちょっとちなつちゃん！？
i : : : : : | :| / | }
| :/|: : : | :|､ | .ｲ!: ,′
|/ :|/| 八 :| :＼｛ 」 イ: : :|: /
-::=ミ＼/＼:ﾚ'∨ ｰ=ｧ:≦: : :/! : : i/|/
.::.::{{.::.::. ￣.::.: 〈 ∧: :/|／ :|:/|/
＼::＼.::.::.::.::.::.::.:＼ ﾍ.:｀'＜
- 70 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:31:03 ID:giTkmSaY0
-
／ . / . . / . . . . . . . . ＼
, ' , . :/. : : : /. : / : /: : : :ヽ. : : : ｀､
/ , / . : : /: : : : /: : / : / : : : : : : ', : : : : .
.′ /Ｖ . ｉ. :i /!: : : :, : : / : / /: : :, : : : :} : : : : ;
. Ｖ . !._j:斗-ｉ: : :/: : / : / / : : /: :/ :∧: : : : i
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i /, . : : i _j,>iｨ劣ミjくヽV /: : : /｀7i: ∧ )ヽ:! :｜
|/.厶: : : !爪「｛//j小 ∨:/: :,.イｨ;弌|弌, _} : j: i |
'イ! ﾍ: : i: ! ｀ 込(ヅ i/}／ j小//} }} 〉∨: i |
/从 { ∧ トi 込ヅノ' ∧Vｉ:i;ﾊ|
//. : :＼厶| Ｕ ｛ ,ハ}从{
//. /: : : :`从 / ／i
//. /:!: : : :/:': : ､ i'⌒'ｰ-‐ゃ /Y釗 ! ま、待って。それ、いつのこと？
/. /: :!: : :/ { : /i ＼ ､ _,,ノ ／ 釗:!:釗
/イ. / : ∧ : : : ∨: ! /介 . ｀¨´ . イ : : : ｉ: i: :l まったく身に覚えがないんだけど……
∨ : / : 〉,: : : :!: :i厶<} `'ー‐;≦i: : | i: : : |: i: :|
i: :/ : / : '、: :ｌイ ＼ {｀Ｔi: : | i ｉ:∨: i: :|
j;ハ;厶ｘ＜＼|∧ `'¬=く !Ｖﾍ乂/: :人:{
x＜ ＼ / ∧ { }／＼_`
∧ ＼＼ {＼__／ / Ｖ }ﾍ.
,, -―…、…―- .. ― --、
／ ヽ ／ ＼
／ ⌒ ヽ,, ／ ￣ ● 〃 ―――-ミ
／ …-● | /●-- ＼
／⌒ ● | .ﾊ | :| :| ';
/ / /| レ| :!ハ ナﾅメ_/| ! ヽ
/ :/ / | |__イ .!_ﾊ| |__/ ≠=-! :| ﾊ
/ .i .|_ﾉ ≠=- ハ_ﾉ}ハ ./ /
! ハ 〈 〃 ﾊ_ﾉ} 弋ﾟ.ツ {＿ﾊ /
| !ﾊ_＿;.!i .弋ﾟツ xxx./ |i ヽ ノ
|ヽ /ハ ﾊ xxx ' ∠__r.――――ｌ＾γ＾r^!―──┐
八 ＼! ハ___'; , ⌒ヽ ／| し'し' し' .|
| / ノ＼ `---' ,ノ ! |
V＼ ／ =- __ イ | |
一昨日です！ ＼ Λ/ | .!ミ＝=..| |
）ノ ____ ノ77ン ~〉////! |
ｒ^ヽ＼////{ //////| |
- 71 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:32:03 ID:giTkmSaY0
-
. -‐- ､}／⌒ヾ¨丶
／ ..:::::. .::::::... ＼ ｀> .ﾆｌ ヽ
ｨ'⌒/／ ヽ{/ | ｝
｛ Ｖ′ :/ } } ヽ ':､__j_,ｘ' -- 、
ゝ/ ./ { :、 ﾊ. /＼ } ∨、 ｀ゝ -‐ ￣￣ ｀YY⌒￣｀ _＼
/,/{ /{/ V ＼{' j/ }ｲ . Ｌ. ｘ''´ , -― T >' （/⌒ ＼ ｀ヾ
/ｲ{人 { / ___ x＝ﾐ.jｨ′ ! ヽ ／⌒.-‐（_/ 7 { ヽ ヽヽ, ',
｀7＼{:､〃⌒ . :::::: | | }｜ / 彡 ｌ ＼ ﾘ ｜|｀|
/ /i jﾊ ::::: r―‐ l j ﾊ｜ ｜// ／ｲ / /ｲ |ハ V八 ヽ //
{ ﾊ | 人 ､ ﾉ / ／jﾊ / | l// /〈 ｲ /__ｲ'/_＿/| .斗‐'┴入 _ ハ: ／/ ＿ ノ
. _ ｛ヽ { ヽi /{:＞ 、＿. ' /ｨ'/ }' }' |{! ｀|_ﾊ┘、｀丶 '´ ／ / ｌ＼)-ﾐ ｜:{／ ___ ／ |_,,
＼ヽ ', ':､ ,‐; |ヽ{ ヽ/＼ｨ'} ﾏ＾ヽ._ ぃ ヽ| /ノﾊ. ＞ ￣:::: |L 」ノ ）/＞ｒ┬ '´ _ ＞'
r‐- ヽ`' ヽ/ / ｘ＜:::/'′ ／:::::::::::｀ヽ、 ｀ヽ | {ーく/|」:::: , ﾍ ／77￣￣ l l! | ＞ '´
｀¨ ヽ } ,{::::::::::::レ‐ｧ'´:::::::::_. ''⌒｀ヽ ｰ'´ヽゝ ＞ ､ __ ＼ノ イ|/// ｜| ｌ l! 厂´
⊂ニ､ ｲ / ＼:::::::V/:::::::::::／ / | ぅ＜//ﾊ-彡|// |//￣
｀ T | _/ i f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ 、`丶ﾐV彡' !´
| | ｛ ｜ | 私とあかりちゃんがずっと呼んでるのに、 |ム 〈ツ |
| | /＾ヽ｜ | | ∧ |!ヽ |
ﾄ､___V::::::::::::| | ミコ先輩ったらガン無視で！ | ∨ |! ’， !
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
/: . : . : . : /::::::／｀ ー─‐--- . . ＿::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶 ヽ
/.: . : . : . :/:::／ . : . : /: . : . :./: . : . : .｀:ﾞ. .＜::::::::::::::::::::::::::::＼|
. ,': . : . : . : /／:./. : . : /.: : /: :/. : . : ／/: . :.l: . :l｀丶:::::::::::::::::／
ｌ: . : . : . : j'.:.:.:.:l. : . : /.: : :‐-/:/: :／ /: . : ﾘ: :/: .ﾘ:/＼:::::／ヽ
|: . : . : . : l:.r‐､j: . : /: . :/ /:/:／｀ヽ/: :／/: / :/ / Y: . : ﾊ
ﾊ l: . : . : ./フヽＶ: :/:/l:.ィ /／ /／ :/ / __ ﾊ: .:ｌ: .l
. /: . |: . : . : l /｀〉∨ j∧ ｀ ／ ／ ´￣ /:.ﾘ :.|: .|
. ,.' : . :l: . : . : ﾊ V〈' /: /l:./l:./
. ／イ: . :.|: . : l. : |ﾍ ヽ' ｲ／ j/ j/
ｌ: ｌ: .|: . : l. : |:.:.ヽ __ /´
ノ:ｲl: .|: . : l. : |:.:.:.:.:.l ﾊ 〉 /
j:/|: . : l. : |:.:.:.:.:.ｌ /
l: .ﾊ:.V: !:r＜ﾘ. ＼ ─‐- ｲ:|
V l:.∧/ ＼ 丶 ＜:.:/l:l
j .イ ＼ ＞ _ ＜:.:..:.:.:./ ﾘ
／ l ＼ / ﾘ ト､:.:.ﾘ:.:./''
_..ィ'" ヽ ＼ j / ヽ ＼W
≦´ ＼ ＞'' V' ＼
- 72 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:33:03 ID:giTkmSaY0
-
／ / ./ : l l ヽ :|: | ＼ ! ヽ＼
／ /｜ :| i j | ', ｲヽ | ヽ ｜ } _.ゝ
/／/ ! | i | |: ﾊ| ／V jﾊ | j_..ィく´
〃 / | ∧ | l l /_／ xチﾏﾐﾍ j :.
{' /{ i ｀|T ｰ-|ヽﾄ､ l/` __,）ハ 〉! /! / :. |
/∧ ｜｜ゝｘァッﾐ ヽ| V(//J | / j/ !: ヽl
| 人 |:. 〃､__,)ハ ゝー j/ : : |: : |
|_／＼ |∧ l V(//J :::::::: | : : : j : : : } |
いつもの美琴ちゃんなら lヽ : 人 ゝｰ , J | : : : /: /: : ﾊﾉ
| : : : :iヽ ::::::::: | j : : /: :ﾊ: :/
そんなことしないよね、って | : :i ∧ ｃ っ | / : /⌒ヽj/__
| i: :_:ゝァ'ﾌ┐ , ´j/ :/>'´ ／ ＼
あかりたち心配してたんだよ！ V| i /´／／ / }＞ｰｧｰﾔ´ | /'´ ／ ／´⌒｀ヽ
j|ﾊ / / / / /／´/ ,ハ j: / ／ ／. . . . . . . .
V / / ｛ / } /'´ ／. ./. .／ . . . .
{ / { ／/ ／ . . /／. . . . . . .
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|＼: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| ＼: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.ｌ: : : : : i: !: : :.|: :l: : | ＼: : : : :Ｖ: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ﾊ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :｝: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ﾊ: |: iﾘ _＿_ 》: :＞-､: : : : :i: :|
|:ﾊ: : : : : :| |::/ !::| ｌ: | l: : //斗七´ ∨ ｨ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト､八j: // ノ ,孑ﾔた圷 〉 ｝ｌ: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ｨf坏≧ﾄ / 弋ﾄｚ少 y'__ノﾉ: : : : !: |
|l V: : : :ﾄ､:ﾍ 弋ｚり ＿ ／: : : : : ｌ八 ええと………
l! ゝ: : :|: :ゞ＼ /: : : : : : : : : ::l: : ヽ
＼|:.:.:.fヽ｀ 〈 u ｲ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ﾄ＼ 落ち着いて聞いてね。
|:.:.:.| 圦 ／ ト､:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| ＼
|:.:.:.! |:.:.:＞ 丶 ‐ ／ l V |:..:..ｌ:..:..:..l:..:..:.|
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:＞ イ ｲ ＼!:..:..|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r ､:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─＜´ Ｖ |:..:..:八:..:..|
ﾉ⌒ｰ'＜: ! |:.:.:.:.,ｫ' r=┴ 、 /: :＼:/ ＼:|
. f' ー- ､ ! |:.／/ / ｏ ｝ ﾍ /: . : . :＞､_ ＼
} ー─､ }-' .|´: / / l! Ｖ ／: . : . : . : . : .＞､_
| ｰｩ l‐' .}: .:L.ｲ ｏｒ‐' ＼＿,.ィ: . : . : . : . : . : . : ／: .＞､
| ／{_/ /: . l: .| ｝ ／::／: . : . : . : . : . : . :／: .／ ＼
｝ ｝ /: . : l: .| ,' ／::／: . : . : . : . : . : . : ./: . :/ ／ ヽ
- 73 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:33:47 ID:YbTEmMEg0
- ドッペルゲンガーかとおもうよねぇ
- 74 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:34:06 ID:giTkmSaY0
-
／ . . . . . . . . . . . .＼
, ' . . ヽ. . . .ヽ
/ , , ./ / . . . .
.′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; .
. . . .′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: .
i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . .
ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ;
ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: |
′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ|
'. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈 ′
/.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: .
.′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i 一昨日は夜まで拘束時間だったから、
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ 私、その時間には街中にいないわよ。
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
,く , 、 / j !〉_} i !
j,バ . ′ {＼__ 厶 { !ｉ 「 .j , }
{ ﾍ. 、 、 ﾍ. `マ1 { /ハ
,} ∧ ＼ ヽ. 丶 i ｌ i __、∨, ハ
〈 / 'ﾍ . . ＼ ＼ i ! ! i_} Ｖ/ , ′
/ハ' ＼ / . ＼ ＼J ｉ 辻ﾝ'Ｖ i
// , 〉ｖ′ ; ヽ. ` ! } j
,〈/ { }/ ､j . /〉
｛ ＼ 〈_ , 厶_.>' /
＼ ＼_ }`ﾆ j__ . . . /__ . イ
- 75 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:34:59 ID:D3m0hZhE0
- こっちでも妹達作られてた訳だ…
冷静に考えて、能力関係なくあれだけで革新的な凄いハイレベルなクローン技術だよねｗ
- 76 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:35:02 ID:giTkmSaY0
-
／ ／ _ｌ／ ＼ ） ＼
. / / ／ / ｲ | | ｌ ヽ 〈
ｌ / /// / | 斗|ｌ| ト､| ｌＶ ｌ | l|
| /ｲ/ | | | ｌ「 | |!ｌ || ｌ|＞ト | || ｌ|
} / |ｨ ｌ ｈ|‐ァ=弌ﾐ ￣￣ ﾆ＝ミｰ|_ｌｈｌ |
{ ｌ ｀//| Ｙ ｲ ﾌヽ ｲﾌヽ ｌ〉|| ｌ |/
|! | | ハｒ弋_ ﾉ 三 弋 ノ 斗 | |!
ヽ ∧｜ ヽ::: ' ::::/ | ｌ| /
＼ |. ノｌ !Ｌ ｌ_| ＿ ,､ 入/ /、 ／
} | /´ ｌ ヽ （＿＿＿） / / ヽ /
ノ-' ＼| }'´ | ＞ ､ イｌ Ｙ } |人 / えっ……つまり、人違い？
ｲl ｌ///{｜｀ ´| 〉.| ﾏへ /´ ｀
/ / |///∧,-‐-､ ／//l ∨ﾊ
. ' / |ﾐヽ//∧ー//////| Vハ
|/ | ＞ミミ､V/彡＜/ | ∨ハ
// | ＼ >-< / .l ∨_コ
l７ | LO」 / .l V‐┤
/ | |ハ| | ﾏ]┘
＼ ＿＿＿
ｘヘ_}_／ - ､丶.｀丶＿
＿_／ﾆゝ '¨￣｀ `く-=ヽ＼
ｲｰ／'´ ＼ } }
{ ∨ / ヽ ヽﾝヘ
∨ / } } ヽ ', _.ゝ
〃:| / { { : ハ∧ }｜ l''´l
_.ゝ| { { ﾊ∧{ : j / j Ｖ| | ｜: |
/ :::: | ヽ V { ___＼{′ｘ:== ､jｲ j:｜: |
ヽ::::::| ＼{ 〃⌒` ::::::: ｜ ./:｜}ﾘ
なあんだ！ ＼:| ! { :::::: '＿ . ｜/: : j/
(´ |ヽ ﾄ 、 V } ／j/ｨ/j/
よかった。美琴ちゃんに ＼／ヾ ＞ｰ-r-‐ '{/:｀'く
ヽ | ∧:::::/_ -/::::::::::::;ゝ、
何かあったわけじゃないんだね！ ＼/ ＼{::｀ﾝ::::::: ／ |
| (;;)ー ''´/ |
| lﾆｺ / ｲ
| /:iハ /^'ｰ---}
l /:::ｌ::∧ ｛::::::::::::::::{
- 77 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:36:03 ID:giTkmSaY0
-
/ : /: : : : /: /:./:!: : : :./: : : :/: :! : | ＼ : : : : : ヽ
′/: : :|: /: /-/:十-､:/: : : :/:-┼: |、 ゝ : ヽ: : i
|: :ｉ: : : :| :| / /|: /!: : /: :／/: : /|: / ヽ ﾐ : : |: : |
|: :|: :i : | :|:|斗≠=ミ/／ /: :斗=≠ミ. ミ＼|: : |
|: :|: :i : |八Ｙ´ んｉr个 /:／´ んr心{ }ヽ∨: : | ……ま、世の中には
│ |: :i :∧ハ 弋てｿ ／ 弋てソ ﾙ∨: : : !
∨|: :i∧小 ー ′ ー （'^ﾊ: : : : | 自分と似た人が3人はいるってよく言うし。
ヽ| 八（∧ゝ"" ""ﾉ⌒)ﾉ : : : |
|: ｉ :＼.ﾍ、 -､ ＾´／: : : :i: | そうじゃなくても制服と背格好と髪型が似てれば
|: i: : /:￣＼_ ‘ｰ' ／i⌒´ｉ : : : : !│
|: i: :,': : ｉ : :（ ＼ . ィ : : ｉ: : : ! : /: :.i八 勘違いしても仕方ないんじゃないかな？
,: :|: |: :.:.ｉ : :.iヽ ヽ＞‐ ´ ト、: |: : i: ∨: : /:iハ
/ :ﾉ:│: :.|: : :| ∧ Y_ r‐､ノ ＼{: : |.:/{: : :{ノ/ ＼
/／ ｉ八: : {ヽ／ ｝ ト､／ヽﾉ 〉､∧八 : :∨
／ r┬'─ヘ｛'〈 j ／ ヘ〉 /|:::｀ｰ∨＼: ヽ、
/|:::!:::::::::::::::::::|＼ 〈 ／厂 〕 //|:::::::::::::::::::::｀ヽ＼
＿__ ／: :／: : : : -==': : : ｀ｰ=: :＼
. ,;´:./_:_:｀く: : :': : : : : : : : : : : : : : : : : : :.､＼
〃: :{: /: : : У: : : : : : : : /: : : : : : : : ､: : : :ヾ､
{{ : : V: : : :/: : : : :./:./: / |:.; : : : : : : : :ヽ: : : : ::.
／ゝ､ﾑ___ノ: : : : : :|:/'j/￣i:||: : : : : ∧: ハ: : : :.ヽ
∠／: : : : |: ,': : : : |: /≠＝ﾐ.j八､: :, :/_⌒ヽﾉ: : : : ﾊ
/: : :/: : : |:.l: : : : :Ⅳ{'ん_ハ｀ ∨ﾘｨ≠ﾐ､j}: :./:./
＼:/|: : : : :.|: : : : :| 弋ぅソ ん,ﾊ }}: :/:/;
|: : : : :.|: : : : ::. /// , 弋:ソ 'ﾑ':∧} そっかあ。あかりにもそっくりさん、いるのかなぁ。
|:/:/∨l∧: ﾊハ ＿_ _ /// ' l/ : |
|':∧: : : : ヽ: j:∧ ( ﾘ 人j从:j
jﾉ ヽ:∧: : :＼}:l丶 ｀ ´ .ｨ: : : :/リ , ７
｀ VVノj八 ｀ __ ..イ:/ｲ : : / / /
ノ三〈 }:/j:／ ′jノj/ r 、 / /
___,z＜ﾆﾆﾆﾆヽ___ ＼ﾆ＼ | }/／)､
. /―､ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ､｀ ´}ﾆﾆﾆーｧ､ j ｀'し' 人
/ ＼ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾏ三三ﾘﾆﾆﾆ.ノ ハ ' l｀.しiノ }
, ｀ ｰ=ﾆ｀ｰ=､＼ﾆﾆlﾆﾆ／／ ∧ ∧ ﾉ /
｛ ､ ｀ ｰ‐=ミﾆ}ニ{／／ 〈 ﾄ､ { ＼ 人
- 78 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:37:04 ID:giTkmSaY0
-
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| それにしても── | ｀i::.V: .:ヽ
| | ─────‐‐l::.::.V: .:ﾊ
| 本当にミコ先輩そっくりだったんですよねぇ…… |::::::::::::::::::::::::::::::::::V::./:l: : :!
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ:::; ─ ､:::::::::::::::::::::: V::::l: : :!
/: :└─‐‐.ｧ‐┬' l: : / l:＞┬‐─‐､┴<: : :|
ｌ:∧:..ﾐ|: : :/ ｌ: .:l: l ｌ: / l:..// Ｖ: :l: : :|
|:l V‐l: :/‐┼‐トj l/ !//──-- ｌ: .:l: : :|
ﾘ { ｌj:l /´V: : :|
ﾄ､ ﾘ ,' ）∧: :!
|: : :ﾍ /ｲ／:.∧:|
/ﾘ: .:圦 i /≦: //:..:l:l
// l: .ﾊ: ｌヽ ､_､ ｲ l: : //l: : l:l
´ |:/ ﾘ／:＞ ＜ /ｌ// .l: /ﾘ
/ / /:／ l__≧ ´-‐ ´ ﾘ､ l/
lr∠孑'´ﾍ /: ヽ
/: ./ /o/ ∧ ｲ: . : .＼
/: ./ /o/／:.∧＿__,.. ＜: . : . : ＿:＼
/: . l ／: . : . : . : . : . : . : . :.／ ｀ヽ!
!: . :l／: . : . : . : . : . : . : . :.／ l
V: . : . : . : .ｨ ､: . : . : . : . / }
V: . : ┌───────────────────────────┐
|｀: . :│この時、私がもっとこの話を真剣に聞いていれば…… │
|. : . :│ │
|. : . :│──ううん。何も変わらなかっただろう。 │
│ │
│結局私は、正義の味方気取りの、ただの子供だったのだから。 │
└───────────────────────────┘
- 79 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:37:35 ID:giTkmSaY0
-
●
●
●
●
- 80 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:38:03 ID:giTkmSaY0
-
┌────────────────────┐
│それからの数週間。 │
│ │ ＿＿＿
│私の感覚では何も起こっていなかったけれど、 │ .:.:.:.:.:.:.:.:.:
│ │ .:.:.:.:.:.:.:.:.:
│それは単に私が無知だったというだけだ。 │ .:.:.:.:.:.:.:.:.:
└────────────────────┘ :.:.|:.:.:.:.:.:.:
´/.:.:／'.:.:.:.ヽイ /|:.:.:.:!:.:.:|从l｀ヽ､ :.:.:| ､:.:.:.:.:
/.:., ' /:.:.:.:.::.:厶.'.:|:.:.:.ﾑ:.:.|,ィﾃぅぇ､＼! ＼:.:
:.:,.' ﾑヤ７.:./.:.:.:.|:.:.:.l ﾍ:.:いｈ. | ｀
/／ ／.:/.:./.:.:.:.:.:l:.:.:.|:､ ヽ:、’-‐'
' /|:.:./|:./|:.:.:.:, ';ｌ:.:.:|.:｀ヽ-', '
‐' |:.:,. ｌ' |:.:./ /ﾍ.:.:.v:.:.:.:.:.:ゝ ._ ｀ゞ'´
∨.. -‐|:/ヽーヘ:.:',‐' ´ l 〕−--‐' ´
,． ' ´ ′ '. ＼、 |´！
, '´！ | ',
／ ∨ |
＿＿_／ ∨ | _. -‐-
'´l＞' ∨ ┌───────────────────────────┐
'. /ヽ. │『聖杯戦争』。 │
∧ i ＼ │ │
＼ /| ＼ │スズミヤハルヒが世界中にばらまいたその情報を、 │
＼ ｀ ._ , イ | │ │
ヽ､ ＞’ ', l │その頃の私は“テロリストがわけのわからないことを言っている” │
｀'く ｀ ー'´ ∧_ │ │
＼ 〈 ＼￣￣ │程度にしか思っていなかったし、 │
│ │
│そうでなくても自分とは関係のない外国のことだと思っていた。 │
└───────────────────────────┘
- 81 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:39:05 ID:giTkmSaY0
-
/>､
'///>､ . - 、
`<////>､ ／ i
`<////,>、 . : : : : :￣￣￣ミ: .､ ／ l
`<////,>､ ／ : : : : : : : : : : ｀丶、 : `く , l
､ `<////,>/: : : : :/: : : : : : : : : : : :＼: : :ヽ __/ |
/>､ `<／ .′: : : :': : : : :i i: : : : : ヽ: : : :、: :∨ ｜
///>､ 丶.{ ｛＼__i: : : : : !:l: : : : : : : , : : ｉ㍉: }.ミ ､ ｜
/////>､ ヽ:{＼__｝: : : : :!: :、: : : : : i : : ｉ j : ､ヽ. ＼|
'//／ ヽ >、:｜ : i: : |＼:＼､ : : i,ﾒ: :} } : : ＼＼ ＼
／ 、 / /＼|: : :i: : ｢￣＼|∨: } }歩 |、: : :トミ ＼}
}＼/ / ＼｜: j ___ミ ` };ノ ″ |: ヽ: :} . /
| ,{ 八 ヽ: :|'⌒＾`｀ ｛ }:、 ∨ }ノ
|,/ / ＼ `弋 __, 人{＼| i
/ / 丶 ＼ `´ ｲ＼|＼ |
{ { }＞--＜,__j. . . . . .ヽ__j
｀⌒¨'く . ｉ|＼ |＼}. . . . . . . .〕
丶 ＼ ｉ|. . ＼__j. ヽ. . . . .,>{
＼ ヽ ﾘ. . . . . . .＼_{ . . . .{.戎
＼ }/. . . . . . . . . . . . . . . . . .＼
ヽ_,ノ.＼ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼
く. . . . ＼ . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ
ヽ. . . . .丶. . . . . . . . . . . . . ,ﾉ . . . .)--.､
＼ . . . . . . . . . . . . . . ∠. . . . . . . . . }
， . . . . . . . . . ／ . . ＞.-.‐.‐.‐.く
‘,. . . . . . . .／. . .／ . . . , ----へ、
‘,. . . . .／. . . .´ . ´ i, ヽ、
}_._,ノ'. . . . . ／ i, ＼
〈. . . . . . イ i, ＼
`i⌒¨´ i, i, ＼_
| 'i, i, '⌒7
| i, i . -‐く//,厶
| i, .厶／ ∨//
┌──────────────────────────────────┐
│友人の見たそっくりさんのことも、もうすっかり忘れて過ごしていた。 │
│ │
│もちろん、話を聞いてすぐの頃は念のためにネットで情報を探ってみたけれど……│
│ │
│出てくるのは考慮に値しない噂話ばかり。 │
│ │
│もともと（狭い範囲であるが）有名人である私に、そんなのは日常茶飯事だった。 │
└──────────────────────────────────┘
- 82 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:39:17 ID:5ajAkh8c0
- コピー作れるようになったから安心して死んで来てね、とかかな・・・
- 83 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:40:02 ID:giTkmSaY0
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i: : :ﾄ､ヽ.: .:i: : : : :,/.:/: :,! : : :|: : : :|ﾑ.: :ヽi
┌─────────┐ j: : :|: :!' : : |:,斗≠∨､/.|: : .:,|: : : :! ヾ: : !
│──その時までは。 │ ,′ :|: :! : : :|/ / / | / ! : / !:_:｣_j }: :.|
└─────────┘ ＿ /: : :,'⌒| : : :j,斗-ﾐ､.メ | :/ | / j｀ヽﾊ: :!
l⌒! /(⌒)ヽ / : : :{ ( !: : :ｲ r'ﾊ ｀ヽ ﾉノ j/≠ 、.': :|: |
ｌ l ｰ'／.ノ / : : : :ヽ 人 : :{. Vｿ ハ )).: :|: |
l .ｊ l i ,＿＿__,ノ : : : : .: .:＼从人 ー r'ｿ ノ.: : :|ノ
｀´ ｀´ / / 彡´ : : : i: :ヽ : : く｀ヽN ｕ , ― /.: : : :|
○ ○ i i ム＿,ノ: 八: : :＼: {＼ﾄ､ / : : : : |
／ ＿＿| ! /ム＿_,ノ'´ ￣￣￣￣￣｀ヽ く ア ｲ : : : : : |
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, ' ´ |/.: : :: : :: : :: : ::／ ∨: : : : : : : ハハリ
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ﾄ-7: 〔:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〕 L : : : : : : : : :|| ￣￣｀ヽ
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｛_/ V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨∧ : :: : :: : :|{、 ヽ､
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/ |::/ー'´ / / , /l | ゝｰﾍ::|'.
| |ｲ / / 'ｌ / /' | | ミ l:|
x 彳く＼' /| 厶/| / |. /}/─|‐/─- ﾐ. || i
〃 彳 |ﾄ┤/丁/ V| ﾒ | / / -!/ ﾐ..||│
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j' |l ! ハ| ヾ弋.辷ノ 弋辷'ノ / ,く.│
ﾘ. | /⌒ﾄゝ `=- j -=' ,'⌒ｌ|
| { '. ,′ 八
|ハゝ / '.
| lヽｰﾍ ∠ ヽ /_ .ｲ ∧
/ j |::::::::、 /::::::::| '､
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/ ∧ |、 ::::::::: `:ﾄ ＜ ::::::::::::::::::l │ ＼{
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- 84 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:41:05 ID:giTkmSaY0
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,. :'´: : : : : : : : : : : : : : 、: ヽ､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : 〉: : : ヽ
/: : : : :/: :./: : : ': : : : : : : :_,': : : : : : ',
/:_:/: :./: :./: : : / : : : ,: : : :,! ｀ヾ､: : : :.',
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,': :/:.i: :.l: :/: : ／:／ /: :／/／ ｀ ﾐ:i : |
i: ,i: :.l: : !:,'.,ィ=≠ﾐ.､ /イ ,ィ＝=ﾐ､ ﾐ:l : | えっ……わた、し？
|/.|: :{: : :i〃 ｀ ´ ヾ ミl: :|
!: :', : :l{{ {ｊ} {ｊ} }} ,‐､:.l
iヽlヽ､! -─ ´ ..:::::,:::::.. ｀ ─- ヽ |:|
,! { ﾍ ｀ ノ/:.l
/: :ゝ｀_ ,ｨニヽ ,_／: : l
/: :/: : : ヘ {´ ｀} ｲ: : : i : :!､
/: ,ｲ: : : :/: :｀＞ . ｀ ｰ ´ . ＜´:i: :.i: : l: : ､ヽ
,'／/,: : :./: : /: : ,ィ|｀ ‐ -‐ ´|ヽ: :l: :l: :.ｌ､: |',: i ヽ!
_i/i: : /: : /: : / ｀ .-v-. ´ ﾍl: :l : :l ヽ!.ヽ!
/´ | ￣｀ ´￣´〈 ／i i＼ 〉￣｀´￣´ヽ‐､
. / ', l l ヽ_／ lﾟl ＼／ ,' l | .,ヽ
_/ .',| l ｀ ヽヽ ｌ l // /: . : . : . : /::::::／｀ ー─‐--- . . ＿::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶 ヽ
／ :.., | !::::, ヽヽ. lﾟl // /.: . : . : . :/:::／ . : . : /: . : . :./: . : . : .｀:ﾞ. .＜::::::::::::::::::::::::::::＼|
,': . : . : . : /／:./. : . : /.: : /: :/. : . : ／/: . :.l: . :l｀丶:::::::::::::::::／
ｌ: . : . : . : j'.:.:.:.:l. : . : /.: : :‐-/:/: :／ /: . : ﾘ: :/: .ﾘ:/＼:::::／ヽ
|: . : . : . : l:.r‐､j: . : /: . :/ /:/:／｀ヽ/: :／/: / :/ / Y: . : ﾊ
ﾊ l: . : . : ./フヽＶ: :/:/l:.ィfﾃ彷卞ﾐ /／ /／ :/ / __ ﾊ: .:ｌ: .l
/: . |: . : . : l /｀〉∨ j∧トﾍ ﾉﾘ ｀ ／ ／ ´￣ /:.ﾘ :.|: .|
,.' : . :l: . : . : ﾊ V〈' 乂rz少 ｨf示ﾄ､ /: /l:./l:./
／イ: . :.|: . : l. : |ﾍ ヽ' んﾉﾘ ' ｲ／ j/ j/
──これはいいところに。 ｌ: ｌ: .|: . : l. : |:.:.ヽ __ `ｰ ' /´
ノ:ｲl: .|: . : l. : |:.:.:.:.:.l ﾊ 〉 /
しばしの間協力して下さい、と j:/|: . : l. : |:.:.:.:.:.ｌ /
l: .ﾊ:.V: !:r＜ﾘ. ＼ ─‐- ｲ:|
ミサカは協力を要請します。 V l:.∧/ ＼ 丶 ＜:.:/l:l
j .イ ＼ ＞ _ ＜:.:..:.:.:./ ﾘ
／ l ＼ / ﾘ ト､:.:.ﾘ:.:./''
_..ィ'" ヽ ＼ j / ヽ ＼W
≦´ ＼ ＞'' V' ＼
- 85 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:42:03 ID:giTkmSaY0
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◯ -――-
／:／: : : : :、: :＼ ○ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
o/〔∨ / :/: :j ﾄ､ヽ: :ヽ ） み、御坂って！
′∨:/ :/|: /|:| ヽ : : O ）
| ﾚ^{/|:X_,|/､j／ |: : :∧ ） それは私の名前よ！ あんた一体──
{:/∨ ﾘ'´} :∧ 人_人＿人_人_人
〃 /: :｛ /￣ ⌒ヽ ノ:/:ハ
（＼ 〃 /ｲ: 个 ｛＿＿＿__ﾉY⌒¨￣｝――--､
／ヽ ｰ､＿＿ ／⌒Ｙ下､_＞rく___ﾉ∨ |ー―--､ ＼
〈ヽ＼と_＿＿＿￣｝ ∨ i ∨|∨ ｉ 廴＿｣ ＼ ＼
//￣￣ // ＼ﾌ } ｉ Ⅵﾉ i { ｛ 、〉 /:/l:::i´ ｀i::.V: .:ヽ
｛｛ ' ／ >、 / :i ∨ 〔†〕｝ ￣ /:/::L:r────────‐‐l::.::.V: .:ﾊ
／ xく＿ﾚﾍ :i i | /:/::__/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V::./:l: : :!
ヽ丶 ｛｛ ／／ } i i | /: |::::::::::::::::::::::::::::; ─ ､:::::::::::::::::::::: V::::l: : :!
⊂ﾆ'⌒´ r' _ﾊ :i i ﾄ､ /: :└─‐‐.ｧ‐┬' l: : / l:＞┬‐─‐､┴<: : :|
└‐とノ＼ 〈 ハ i i | 〉 ｌ:∧:..ﾐ|: : :/ ｌ: .:l: l ｌ: / l:..// Ｖ: :l: : :|
＼ 人-=i i l 〈 |:l V‐l: :/‐┼‐トj l/ !//──-- ｌ: .:l: : :|
〈 =ﾆ孑 -=孑 〉 〉 ﾘ { ｌj:l ｨfｱzｨ卞 ｨfｱzｨ卞､ /´V: : :|
∧二ﾆiﾆﾆ三三i,/／＼ ﾄ､ ﾘ 弋辷ｸ 弋辷ｸ ,' ）∧: :!
/:::::厂::::::::T:::::::::::丁::::ヽ:::＼ |: : :ﾍ ￣ ￣ /ｲ／:.∧:|
／::::::/::::::::::∨:::::::::::∧::::::::::＼::〉 /ﾘ: .:圦 i /≦: //:..:l:l
// l: .ﾊ: ｌヽ ､_､ ｲ l: : //l: : l:l
´ |:/ ﾘ／:＞ ＜ /ｌ// .l: /ﾘ
/ / /:／ l__≧ ´-‐ ´ ﾘ､ l/
lr∠孑'´ﾍ /: ヽ
/: ./ /o/ ∧ ｲ: . : .＼
まずは木の上をご覧下さい。 /: ./ /o/／:.∧＿__,.. ＜: . : . : ＿:＼
/: . l ／: . : . : . : . : . : . : . :.／ ｀ヽ!
とミサカは状況解説を開始します。 !: . :l／: . : . : . : . : . : . : . :.／ l
V: . : . : . : .ｨ ､: . : . : . : . / }
V: . : . : . :lＸﾝ: . : . : . : / |
|｀: . : . : . ｀: . : ヽ: . : / |
|. : . : . : . : . : . : ..＼〈, i
- 86 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:43:02 ID:giTkmSaY0
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;: ;: ; :., ., : ' '' ;: ;: r'ヾ; !i !,l:;: ノｲr'' ｒ ~:;,ｲ＿:;:＿,,-―'イ :; :;: ; _ ;:;: :ゞ,､:
;; : ;:; ;:: :; ; ;;:ヽ;.ィ: : :l ｌ iﾄ､´ノ ｲ/ il, r--､ｒ―''￣:;: :;: :: ;:'' :;: :; ~ ソイ
;: :: :;;: :;: :: : : ::.,, : : : ! i! ゞ≧ ｊ ﾊゝ:;: ;:;'' :;: :; .,. :;: :;;:: ;:;:'':;: :j/:;__
;: ;::;:;: ;:; :;: :: :;:; :;:: : ::,} j! _三ﾆ ｲ ｀Y;:: ;: :; ,ィ´ :; .:;: :,ｨ⌒ヽ,:: /rｭ＿
: : :: ;:;rｭ__;: : ;:; : :; :.;;｣(ｲ彡ｲ彡 r' j/j;: :≧'=-、.,;'' .,:;:' r=＝\ｊ/ ,:; :;;:
ヽ='イ彡三≧=イ三彡 ｊ!/彡 i!ﾄ （￣7イ:;: :; : :;:., '' :_イ;: :; :; ｲﾊ .,;:; :
ゞ‐=-‐'´:;:; :;￣¨ー-!7''ｲｿ´ ﾐヽ!,, ヾY : : , '':; :;:: :; :; : . .,.: ;; ヾ l.;: :;:
:; :;:;::;: : ;:;: : :; :;; : ; r､ｊ 彡 : :lｒ'ｲ !{ ヽ__ :; :;:: :; :; :: : ;:;: :;: :; } l|:;: :;
: ;:; :;;: ;: ;;: :;' :;; ;: : .Y|}ィ ミ{ﾄ'' ﾍ ｀ヾ､＿,,ィ'' :; :;: '' ＿ _三ﾆノ:: ;:
;: ;; ;:: :; :;; ;:: :: ;:'' :; ::T'' __,,ィ =ｭ'' ヾﾊ ,,ィ´ __ ==--'´:;: :;:; :;: :; : ;::
;;':; :;;' ;: :;:: :;; :; : ; :; ﾉｿvゞ,､ ｀ヾ｀ ﾐ Y/j/ ィ´:;: .;:: ;:; '':;:' :;: :;: ;: ; :: ;:;
;:; :;; ;: ;::; ;:;;'' :;: :;ィ’ノ!fy彡ﾍ_ｒィY ミ }!j/j/ j:: :; :; ::: ;: ;: ;::: ;: : :; ::;''': ;:
;:;; ;::: :;;:; :;: ;: :; {イヾ''tｿvゞｿxfyヾ ￣ヾﾐ!|-':;｀´ : ;: ;: ;:::;':; :;::: ;,.,..;:::' . :;;ィヾ
:;; :;; :;: :;;;: ;'' :;:; 〉ｲ/ｿfyゝ=-yｿfﾐ｀ヽィ ミｌ! : ;: :: ;;;: :::';;;:': :: :: : rfヽ. ''¨´
:; ;; ;:;'' ::;: ::: ;:;: /j/j/ ヾﾐｲｊ ﾐl|!:;:;: ;;''.; :.;'';:;.., {'´ l l,
｀;: :;; :; :: ;:'': ;::;/1j!/j/'´ ￣｀ミ ﾉ彡￣ヾ!|::; ;:'' :;: :;: :;; ''´ | .l
ヾ:;:: ;:;: ;;::: ',//j/イ ゝ'' ￣ミｌ!:;: :;: :;: ;ｲ´ l, !
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ l:. ヽ
| あの樹の上の方の枝を見て下さい、 | |:: ヽ､
| | 'l::. ｀ﾞ'''⌒ヾｰ'''=-､
| とミサカは指示します。 | ヽ:: ヽ､
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ i:: ｀ヽ､ ＿＿
/ｊ/lj/j/イ ｀'' 三ヾ! ::;l| l::.. ,, -‐''ニ=-'''''￣ ｀''''= ､
/j/i/ｊ!/ ｿ ﾐ i! ﾐ≧､ ﾊ l:::::. ／ ,, -''´ ヽ
／ミヾ!ｊ/ ｨ /: : j|ﾐ ﾌ彡 {〈 ＼ /:::::::. /／::. `ｰ-
, イ´ミヾソｲ/ｊ彡!:: j ミｿi Y_ ≧ﾆ ゞ､ﾊﾍ｀ヽ、 ノ:::::::::::.. /,ﾞ::::::::::
´ミヾ､ ソｲ/／ｲｊ ｌ: :ｲ ﾐ|l|j:; ｨミｭ ,,ｿｲミ､＞‐=-: ,, -‐‐'''..::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::.
ソｲ/シ/: :;' ｊｿ彡 _,．､ヾl|jﾊ ｀ｰﾐヾ ミiｲ ｒ' ⌒ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::.
ソｲ/!／//:_ノ /_ ｿ' )人/_jﾊヽ, Y: : :ﾊヽ.j/j/ l::::::::;;;;::-‐-::､:::::::::::l::::::::::::::::::::::::...
/!l//／r''´;_:_:: r-'j __,ィ''≦ミ=ィ´ ｒ'/: : :i/ｌｿ ｊ ｒ' `'''´ `ｰ-､|::::::::::::::::::::::::::::...
/!ｲ,ソ´ヾﾐ} ヾ!/イ≦'´}-'ｲｭﾐｭﾊ ＼: : : ::ｲ彡ﾊ､__ｿ⌒ヾ /// ｨ￣￣ ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::..
ヾミｲ 彡ｿ ﾊ 川イx ﾍ ヾｲ／ヽ､ヾｒｆ;::彡ヽ ｀ヾ=-ｭ｀＝-､ｊ/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
: : : : : :／ ;;:'ｿ: : ∨ｲ: : :ヽ: : : : : : : : : :ミヾ: : : :｀''ー--{ ｲ彡 ﾐ､: : : : （:::::::::i;:::::::::::::::::::::::::::::::::..
: : : :／ 彡: : : : :ヘ!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ｰ=､'' ヾ,､: : : ＼:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
- 87 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:44:02 ID:giTkmSaY0
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┌──────────────────────┐
│ ,, -────-;.､ │
│ ､-─ "￣ﾞ７´:: :;ｲ.;.::.: .:. : :.:; ----､ │
│ ＼;_:_;:..:. ::/;:::;: ハ: .:;::: .: .: ′.:. :.:...,,＼_ │
│ ＼｀¬ ,::;/;:::;::l.:: :. .:.::{_ -‐_二ﾆイ´ │
│ 'Y´ ;: ｌ: i: ::!i:;: .:.:.: :: く´ }:;:.:}∧ │
│ ﾐ ;:i l ;:l l:; . : . : . :´,:.:.:;ィ ﾐ＼ │
│ }!_ 」_ヽﾊ{;り ; r -.:.:::..:.: : : / ミ . :＼ │
│ べ ﾏｉﾊ rr;-ﾃ‐-ｚ_; / _',.:... .:.:.:| │
│ , -‐ ‐ﾞ- ｀ 〈^ﾆ´;:;:;::, -_ﾝ ,'ミ. : . :. ::| │
│ , ´￣￣丈 〈 ｨ , xr-‐'" /: .: .:: .: .: ;! │
│ .／ヽ;:::ﾞ゛＾ー-ヘ＼ ／.: .: :::/:. ::.〈 /:/l:::i´ ｀i::.V: .:ヽ
│ Ｙ" ＼ ＼Ｘ.:. :. : .:.:/.:.: :;_人 /:/::L:r────────‐‐l::.::.V: .:ﾊ
│ | ', ハ;:＼: .:./ .:〃 /:/::__/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V::./:l: : :!
│ く} ヽ;ン^ r-､_.::厶ィ__}! } /: |::::::::::::::::::::::::::::; ─ ､:::::::::::::::::::::: V::::l: : :!
│ 〈＿Ｌ.⊥_〈_ / | } )′ ￣ /: :└─‐‐.ｧ‐┬' l: : / l:＞┬‐─‐､┴<: : :|
│ ￣ ￣ ´ ｌ:∧:..ﾐ|: : :/ ｌ: .:l: l ｌ: / l:..// Ｖ: :l: : :|
└─────────────────── |:l V‐l: :/‐┼‐トj l/ !//──-- ｌ: .:l: : :|
ﾘ { ｌj:l ｨfｱzｨ卞 ｨfｱzｨ卞､ /´V: : :|
ﾄ､ ﾘ 弋辷ｸ 弋辷ｸ ,' ）∧: :!
|: : :ﾍ ￣ ￣ /ｲ／:.∧:|
/ﾘ: .:圦 i /≦: //:..:l:l
// l: .ﾊ: ｌヽ ､_､ ｲ l: : //l: : l:l
´ |:/ ﾘ／:＞ ＜ /ｌ// .l: /ﾘ
/ / /:／ l__≧ ´-‐ ´ ﾘ､ l/
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ '´ﾍ /: ヽ
| 子猫が降りられなくて困っています。 | /o/ ∧ ｲ: . : .＼
| | o/／:.∧＿__,.. ＜: . : . : ＿:＼
| 助けたいと思っても、ミサカ一人では手が届きません。 | : . : . : . : . : . : . : . :.／ ｀ヽ!
| | . : . : . : . : . : . : . :.／ l
| と、ミサカは協力を要請します。 | . : .ｨ ､: . : . : . : . / }
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ : . :lＸﾝ: . : . : . : / |
|｀: . : . : . ｀: . : ヽ: . : / |
|. : . : . : . : . : . : ..＼〈, i
|. : . : . : . : . : . : . : . / l
- 88 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:45:05 ID:giTkmSaY0
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/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|＼: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| ＼: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.ｌ: : : : : i: !: : :.|: :l: : | ＼: : : : :Ｖ: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ﾊ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :｝: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ﾊ: |: iﾘ _＿_ 》: :＞-､: : : : :i: :|
|:ﾊ: : : : : :| |::/ !::| ｌ: | l: : //斗七´ ∨ ｨ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト､八j: // ノ ,孑ﾔた圷 〉 ｝ｌ: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ｨf坏≧ﾄ / 弋ﾄｚ少 y'__ノﾉ: : : : !: |
|l V: : : :ﾄ､:ﾍ 弋ｚり ＿ ／: : : : : ｌ八 ………わかったわ。
l! ゝ: : :|: :ゞ＼ /: : : : : : : : : ::l: : ヽ
＼|:.:.:.fヽ｀ 〈 u ｲ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ﾄ＼ その代わり、手伝ったら話を聞いて貰うわよ？
|:.:.:.| 圦 ／ ト､:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| ＼
|:.:.:.! |:.:.:＞ 丶 ‐ ／ l V |:..:..ｌ:..:..:..l:..:..:.|
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:＞ イ ｲ ＼!:..:..|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r ､:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─＜´ Ｖ |:..:..:八:..:..|
ﾉ⌒ｰ'＜: ! |:.:.:.:.,ｫ' r=┴ 、 /: :＼:/ ＼:|
. f' ー- ､ ! |:.／/ / ｏ ｝ ﾍ /: . : . :＞､_ ＼
} ー─､ }-' .|´: / / l! Ｖ ／: . : . : . : . : .＞､_
| ｰｩ l‐' .}: .:L.ｲ ｏｒ‐' ＼＿,.ィ: . : . : . : . : . : . : ／: .＞､
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｝ ｝ /: . : l: .| ,' ／::／: . : . : . : . : . : . : ./: . :/ ／ ヽ
. | ﾉ /: . : . l: .| / ／::／: . : . : . : . : . : . : . :/: . :/ / |
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| 了解しました。守秘義務に抵触しない範囲なら。 |
| |
| と、ミサカは制限付きで応えます。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 89 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:46:02 ID:giTkmSaY0
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＿＿_
{匚＿__]}、
/N/l从N:ﾊ
{ｉ代ﾅ弋ﾅi)|
ﾉ:ゝ.. ＿ノ:N
⌒УﾚVﾞメ'
/| ∨rt| :.
〈_.| ::|__〉
| | ::|| |
|/＿＿_ :. |
､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人 〈＿＿＿_| |
） ……って！ （ //:::|::::::::l:::/ ﾄ､
） （ {/:::::|:::: : | |nﾉ:::〉
） なんで私の方が下なわけ！？ （ ＼_|＿__l＿l／
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ | | | | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| | | | | 子猫の救出には問題ない。 |
| | | | | |
| | | | | とミサカは正論で返します。 |
〈￣〉 .〈￣〉 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
| :| .| :|
＿}＿}＿}＿}
／:/(__／ （＿）｀ヽ／￣｀ヽ
/／:| {/:／{}::: : :.
〈/::: /＼＿r―-､―‐ﾚ(i: // l |
〈＿/::＼::: |〉 |ヽ NVﾚ|/ﾚﾄ|
|＼__トｲ |＿_/|
r―､r‐､＿| | . | | | |
ﾉ .／ー┼‐! .l__ﾉ三:三:三| |└┐＿
〈／`_ー_┴―‐_'三三三三ﾆ|└＜三三≧
ﾆ三三三三三三三三三三三三三三ﾆ≠
- 90 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:47:04 ID:giTkmSaY0
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.′ |::::::/`ー ｧ アT「￣':::: ' |: 丁 :/::::/` く i!ﾊ.|
|| |:::/:! ,′/ | | |::::| | | .′/ ゞ ! | i!| ||
|| |/ ::!: | | |/ |_|__ j_/|__ ∧ ! /- =＝＝‐ ﾐ } } i!|ノ
|| | :!: | 丁!￣:|￣! 「| ｀ ｜｜ ハ:/_ __ ! i ﾚ'ﾘ
ｲ ! ::| | ｜ | | _!|ニ|_j ト:|、｜ ﾊ/ /ｧテ_式:ミ｜/:イ よし、大丈夫ですよ。
/｜ |::::::| | ﾊ |ネ弐!-弋トゞ! i/ / 'イ'f::::::} } ｲ |ハ: |
' | :Y⌒| | ! イ { f:::::::! | ､v::::以 /}ｲ ! とミサカは子猫を救出します。
/ | ::| ﾚ'⌒ヽ Ⅴ 込:::::以 ____ ﾚ ｲ | /::ヽ
. , /1 :人 ゝ-ヽ ＼ ､ ヽ::::::: `ー'─一 く:::::::::ヽ
/イ :{ ﾉ | |::::ゝー ､ ﾚ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
! ::イ :::! !:::::::!::::::厂下 j:::::::::::::::::::::::::::::::::::: '.
! :ﾚ' ::人!∧:ヽノ ヽ ＼ _ ／'i ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
!/:／ _ ,/ }:::ﾄ､＼ ＼ ヽ ￣ - イ::/1! ::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒ヽ
,／⌒ヽ : : ::! :|: | ｰ ゝ ＼ ` .イ !'|:.从::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::}
/: :⌒ヽ : : : :| ﾉ: | ヽ. ｀ ー‐ ´/ ﾉ ｜: : ＞'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
へ: : : :: :＼: : : :..:.| `ー─､ r┬く ｜: :′::::::::::::::ｨ - ──- ､:::::ヽ
'ー ､＼: : : :: ヽ: : :: ヽ ／| ○｜ | r '’::::::::::::::／ (_ ）::::::!
} }: : : : :: !: : : : : ＼ / ! ! ヽ (:::::::::: -一' ...-──…:::::::::::::::i
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| 助けたんなら早く降りなさいよ！ |
| |
| 背中痛いんだから！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 91 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:48:07 ID:giTkmSaY0
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《 二二二二二フノ/｀ヽ ／ ＼
| l ￣￣￣￣￣ ∨{ﾐvﾍ / , !l ヽ
ト＝＝ ＝＝彡 》=《:ヽ ′ ―‐ｧ!l /￣}
/≧ァ 7¨７: :ァ.┬‐くミV!ハ | （__ _ノ |
′: /: ｲ: /': :/ |:ﾘ ヽ }i! : . | ＿j＿ ツ | かくして子猫は救出されました。
i. /: il7ｴ:/ }:/ ≦仁ミ ﾄ:.i|: i｜ | ｄ __ ､､ |
|:i|: :l爪jｶV′´八ツｿ Vミ :l｜ | ﾉ − ﾉ |
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/:小:i: :＞ . .イ ＿L__|:| :li {∧ ＼ __ノ ／
. /′|从 :|l : i :爪／´. - ､ 〈ﾄ |ﾄ:ﾄ :'. ／ く
N V ｢{´ ／ ヽ{ハ| `＼ / ヽ
| }人ノ/ li V ＿.′贈 惜 と '
i´ } //} i′′ ハ ､| ｀ヽ. り し ミ !
{ { 〃ノ {l l! } : { } ま み サ |
rー‐'⌒ヽ ,ｲ i{｜ ｜ i | す な カ
〉一 ' ∨ｎ ∨ ′ ハ | い. は }
`r‐‐ ´ V ｜ | ! 称 ′
‘r‐‐ ´ ＼ }/i⌒ヽ { . 賛 /
`¨¨` ｰ .､ ` ＜ ` | `ト､ } ヽ を
}}＼ ￣ ｀ヽ ト ソ ＼ ／
／ :/ /: : :ヽ : : .ヽ か コ わ
/ / :i : l :i : i : ミ､: ∧ わ ネ |
ﾄ､| : | :i{ :|:斗|‐ﾄﾐV : . い コ ｜
ト |:i十ハ:!:| }ﾑ_ミ:Vヽ:ヽ い だ
|:|:|ﾉ |>_ﾐ|}ﾉﾉ{V:) } )'ﾘﾄ､:＼ ね |
从ﾊ :{ V:) , u''爪ァーzミ | |
c- }.:i:ト.''' r ﾌ / } i{ ′ ＼. |
|ｲ:i:个 .` __ .ｲ ノ ﾊ { ＼
(/ ﾉ }ﾊ:{､ ヽ. ト､下､ ∧ ヽミ ＼
u } ≧.ヽヽ｀ﾄ､ l| 丶 ＼ ／ヽ.
| ∧ V! rﾍ ヽ､,>く , - ＼
ﾉ ∧ ヽ | v'二ミ ､__＞'´ )
く Y ￣｀ミ ＜‘r―'／,､ ヽ _.. イ
｀}＼{ ＼ ｀`＜{ /V /} 厂∧
/ ヽ. ヽ 〈./〈/ ヽ.}
/ ∧ ヽ ヽ＼￣｀ ヽ
.′ / 丶 '. V:.＼ }
.′ / ,ｨヘ }ヽ }:.:.:.:.ヽ.｜
. , ┬――- . / / ／.:.:.:.{ ヽ=≦ ﾄ. |三三:}:＼
／//// //＞ 、 / / ／.:.:.:.:.:.:ノ廴 _ | ﾄ. ∨.:.:.:.:.:.:.:.:}
/// /// /// ＼ { { ノ￣` ＜.:.:.:.:.:.:{ ミ 、 ハ、 ∨.:.:.:.:.:.ﾉ
ハ/i/ i/ 〃 ＼ ヽ|_,.ｨ≦ 了 ＼.:.:.::ミi ､ ヽ V.:／:{
/ ∨ ｀ ぐ / ` ー{ __ ﾉ≦}:::::::..|
ﾊi/ (⌒ヽ ､{ ,. ＜´ }＼r≦ミi小:ノ≦.:::{
- 92 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:49:04 ID:giTkmSaY0
-
と
ミ ミ そ
ど サ サ う
や カ . --- . カ で
顔 は ／: : : -:-:､:＼ ん が し
で 自 //|｢￣￣￣￣㍉, で 発 ょ
ア ら . :| |{￣￣￣￣￣}}、 す 見 う
ピ の ｉ: 》､三三三三三刋ｉ よ し
｜ 功 |/:/:/:厶//i:厶l: |:|:ﾄ| た
ル 績 /:/i/《立i/ノ'立》:|:|:|
し を ./:/く爪 , 从ﾄ|
ま ノ⌒ヽ.{ iヽ ｔっ. イ }/ヽ
す /⌒ヽ ヽ｝ ＼｀フ |ノ ,ハ
, ＼ }厶 -〈丁》.ノ─く ,ﾊ
.| ∨ i }//, ∨人
i| __/ l/// | ハ
.ﾉ ／ { |/, |'⌒V
‘く| .｣___ | i| } {
{`ｈ くヽ.￣￣￣｀ヽ, ﾉ ´￣￣￣ミ 、
人ヽ＼_} ＼--､ }／ ＼
j/|{＼` ｀¨¨＼./ ＼ . -┐
}/|｀¨¨}ー─┬‐:‐‐' ＼ `く |
〈,∧__人_, 〉V / ヽ く, |
＼//ハ /{〈 .′ {⌒ヽ, ヽ,}
`《 ＿___人.i / , ヽ ', {
}`ヒ三{ | { { } } _}
〈/////＼八 ､ ＼ _,ノ ,ﾉ _)__
: : : : : : .ﾍヽ! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ Ｖ: : : : : : ＼
: : : : : : : 人| : : : : : : :ﾄ､ : :.:＼、: : : : : : : :.＼: : : : ﾄ､ Ｖ: : :＼: : : :
: : : i: : : ;ｲ:.:|: : :i : : ﾄ､! ＼ : :.:＼ﾄ､: : : : :ﾄ､: :＼ :.ﾍ :＼} : :}: : :＼ー､
: : : | ／: : : !: : ﾊ : :|_, ｨ――-､ : ＼＼: : | ＼＿:＿＼:ﾍ /: : : : :ﾍ
: :-イ:／⌒ヽ. : : :メ:{ ┃ ＼:ゝ ＼! ／ ＼: : ﾄ､:ﾒ:/ :＼ 、 : ﾍ
: : : / ノヽ ＼ﾄ､ゞゝ ┃ ! , - ､＼! ./＼二ﾆ=-＼ ……って違う！
|: : :{ （⌒ ） ヾ ＼ ┃ ,' ／┃ ヽ. Ｖ: : : : : ＼
|: : : ＼ （. ＼＿＿_／ {. ┃ }./: : : : : : : : ＼ こんな事をしてる場合じゃない！
|: : : : : ＼__ ＼┃__／/.}: : ﾍ、 : : : : : ＼
|: : : : : : : : :ﾍ iｊ /ノ: : : :ﾍ＼ : : : : :
| i: : : : : : : : :ﾍ l |: :.:＼: : :ﾍ ＼: : ::
| |＼: :＼ : ＼:i＼ ｀ー― '´＼＿ノ /: : : : :＼: :ﾍ. ＼ :
Ｖ ＼/＼: :.＼ ＼ ／:＼ : : : : :.＼ﾍ
- 93 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:50:04 ID:giTkmSaY0
-
. ,.:': : : : : : : : : : : : : : : :､: : :.ヽ
/: : : : : : : /: : /: : /: ｉ:.|:.:Y: : :.ﾍ
/:rv': : : : :/ : :/: : /ｉ:.:.|:.|.:.:|ﾐ : : : :.
,: :.V: ｉ: ://ｉ:.:./ｉ: :.;' ,:.:/|;ﾊ !| ﾐ: : :.i
i: : : :.:|: i/ 'jメ､{: :, /:/'/ ,..斗 ﾐ: : :| ……あんた、一体何者なの？
|:!: : :.:|:!y'笊ミx｀:{ '/ ´ィ笊㍉ ﾐ: :.:.|
. 从{: : 从 弋::ｿ 弋::ｿ ' ｉ: : :.| その顔といい、名前といい──
ｉ: :f´ヾ{ _' ,'-､:, '⌒ヽ
|:! ﾄ､t:. ｕ /ｰ-ヽ ,'fjr/ ..... ‘，
. 从:|: ゝ-. ,′- 、| /､_:,' .:::::::... ,′
/i:|:.:|: : : :.丶 ゝ ＿,ﾉ ｲ: :./:! .::::::::::::,'⌒ヽ、
. / 从:.|: : :|: : : ＞ __ ィ､: :.|: / ､｀:::::::::::/ :.ヽ_
/ ｉ:.:|: : :|: : : /ヽ､___,， ´ ヽ､ i ､_,二 ‐,′ ｉ ヽ
. |:.:|: : :|, イ / |ヽ / ﾉ -=―‐ ,′ | !
,.ィ´￣: :人_,ノ / ヽ_,'f´ ゝ-､ヽ ! ‐=- ; |ヽ
,ｲ: : : : : : ´: {:{ i /:/:.:| , -､ヽ /::::::::::::::/:::::::::./ |
/ {:{ : : : : : : :.{:.{ | 〃 : : ゝ { ﾉ Ｙ::::::::::::/::::::::::/:::::..!
. / {:{: : /: : : : :.{:.{ j 〃.: : : : :.:｀ 二 _:人＿;ノ:::::::::::/:::::::/
/ ∨/: : : : : : ヾ:／: : : : : : :.ヽ ヽ￣￣ ｀¨¨´ゝ--:'i
./ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ ｀ ー――‐ ´/
V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＼ / |: : : : : : :ﾊ
V:::::::::,... ---───r-----＜V: :ﾍ |: : : : : : : ﾊ
〉＜: : : : : : : : :/: l: :| l:..l: : : :＼!: : : : : : : :.l
/: : /:/: : : i : : /:/ l: :| l:l:l: : :ヽ: :|: : : : : : : : |
//: :/: l: :l: :l:ｌ: :/:/ l:./＿__ ﾘl:V: : :ﾍ:|: : : : : : : : |
l/!: :|: : |--: !:!: ｌ/￣ !' ﾘ V:ｲﾆヽ: : :|: : : l: |
jl: :|: : |:lﾃﾄ,ﾘW 'ﾁ行示¨`7 '/‐ ヾV: :!: : : !:.l
V:!Wﾘ:.圦ﾊ 弋z以 r'::‐'/: : |: : : |: l
ヾ Wjl / __／..: : :|: : : |:.ﾊ
l ヽ / Y: !: l: :|: : : |:ﾊﾍ
ﾞ､ .ｲ |: l: :l: :|: : : l':∧:ヽ
それは── ＼￣｀ イ .|: ｌW!: l: : :ﾘ: : :ﾍ｀ﾞ
ヽ __ ＜ .イj:/l: : : !: :/!: l: ﾄ､＼
￣ r=|__,,..-‐ ´ ' /:ｲＶl:./ l:/l: | ｀^
＼ //oﾊ '.ィ: : !'. :.＼W
PiPiPiPiPi ｲ/ﾘ ﾘ V. ／: . : . : . : . : ｀.丶.､
／ r≦ V.ｲ j j ＼ ／: . : . : . : . : . : . ／ ＼
- 94 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:51:02 ID:giTkmSaY0
-
/: . : . : . : /::::::／｀ ー─‐--- . . ＿::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶 ヽ
/.: . : . : . :/:::／ . : . : /: . : . :./: . : . : .｀:ﾞ. .＜::::::::::::::::::::::::::::＼|
. ,': . : . : . : /／:./. : . : /.: : /: :/. : . : ／/: . :.l: . :l｀丶:::::::::::::::::／
ｌ: . : . : . : j'.:.:.:.:l. : . : /.: : :‐-/:/: :／ /: . : ﾘ: :/: .ﾘ:/＼:::::／ヽ
|: . : . : . : l:.r‐､j: . : /: . :/ /:/:／｀ヽ/: :／/: / :/ / Y: . : ﾊ
ﾊ l: . : . : ./フヽＶ: :/:/l:.ィfﾃ彷卞ﾐ /／ /／ :/ / __ ﾊ: .:ｌ: .l
. /: . |: . : . : l /｀〉∨ j∧トﾍ ﾉﾘ ｀ ／ ／ ´￣ /:.ﾘ :.|: .|
. ,.' : . :l: . : . : ﾊ V〈' 乂rz少 ｨf示ﾄ､ /: /l:./l:./
. ／イ: . :.|: . : l. : |ﾍ ヽ' んﾉﾘ ' ｲ／ j/ j/
ｌ: ｌ: .|: . : l. : |:.:.ヽ __ `ｰ ' /´
ノ:ｲl: .|: . : l. : |:.:.:.:.:.l ﾊ 〉 / 失礼。電話が掛かってきたので
j:/|: . : l. : |:.:.:.:.:.ｌ /
l: .ﾊ:.V: !:r＜ﾘ. ＼ ─‐- ｲ:| 説明よりそちらを優先します。
V l:.∧/ ＼ 丶 ＜:.:/l:l
j .イ ＼ ＞ _ ＜:.:..:.:.:./ ﾘ と、ミサカは謝罪します。
／ l ＼ / ﾘ ト､:.:.ﾘ:.:./''
_..ィ'" ヽ ＼ j / ヽ ＼W
≦´ ＼ ＞'' V' ＼
. -――ー-,. .
／ . : : : : : : : : : ＞: .＼
/廴 : : :′: : : : : : :> : . }ヽ
/^ ７ ー { | - - : :く - ヽ ヘ'.
/ 〈〉′:./i:.!.{ :/: : iハ ｢Z_: : '.: :ハ
.: .: il:. ./:i:.l:..: V:ｲ .:l:. :i | ミ:. i : .｜
|i.:.:.|{:.:廴|:ﾄ:.{:､V}:..:|:.:/}} u_.ヽ| : .｜
|l:.i:从.:|从{≧ｰ乂/}ナ≦´ ト} : .i.!
N{Vハ{弋:::歹 / 弋::::歹 ﾉ-､: .|′
{ (i/// ///i) }: .{ ……わかったわよ。
|ヽ._. u u ;イ:.. i:|
| /八 小!:.. l:{ 手短に済ませてね。
ﾉｲ: .:l i＞ . ^^^^^^^^. イ:.:. {|:.:i:N
/ }.: .:li:|!:.:iL i ー i爪li:.:|i:.:. ||:.从
{∧:|}ﾊノ` ァi r '´ V:小:. :ﾉ' ′
{__V ヘ _/ ,} }ヽ ノ｀ｰ＜:{
／´ 〈 j ｀ヽ､
/ i ヽ{ ハ
,′|! | i′ l
- 95 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:52:02 ID:giTkmSaY0
-
/: :/ﾆ{ }ﾆ＼: : ヽ
/: ｢二ﾆ｀ニニニニニニニニニニﾆ´ﾆﾆハ : : :.
′:|ニ｢二二二二二二二二二二二ﾆ}ﾆﾆﾆ} : : :
: :.:「|／二二二二二二二二二二二二＼ﾆ=|］: : i
,:.: :.:|_V二二二二_／「: : /|: :ト 二二二二ﾆＹﾘﾉ: : |
ノイ: : :〈∨:.:.:.ｉ: : :ｌ.:.:|l |: :/ ,:.:.八: } ㍉: ｰ| : : :|
──はい。こちらミサカ９９８２号。 |:!: : : Y: : /|: : :|:.:.|l |: ′}/ |:./ ミ: :||: : : |
从ﾊ/＾|l: ;'八｢仄: ト八:l / j/￣￣｀ }:__ﾘ : : :|
とミサカは応答します。 / ｛ r八{,y'不万芋ﾐ､ヽ y'不万芋ﾐ ,' r: Ｙ: : :|
人{::( ヽ{{弋::::ツ 弋::::ツ j｢ . :} 八: :.|
……はい。……はい。了解しました。 i＼ . ー 一 , ,ﾝ／.: :.: :.|
|:!: ｀: :. .:i /.イ: .: :.: : :i:|
とミサカは応答します。 从: : :.人 , |: |{ : i : : :从
/ ヽ : |:个 -‐- イ : 八/|: : / ヽ
では、現在座標を送ります。回収班の待機を。 Ⅵ/:.:.:/ ＞ ＜ j/|:/' |: /
/ ,:.:／ _ {__ ｀¨¨´ }′ }/
とミサカは座標データを送信します。 {_ﾉ:厶イ 「＾ヽ /:.:‘，
}:.:.:.:// | ∧ ／:.:.:.:.‘，
/:.:.:.// ,ノ／／ 、 ´:.:.:.:.:.／:.ヽ
/:.:.:.// ／／:.:.:.:.｀¨¨¨´:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.／ ＼
′:. { {／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.／ ﾟ｡
{:.:.:.:.:{ {／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／ }
､::.:.:.＾´:.:.:.:.Y⌒ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.: ′:/ |
- 96 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:53:03 ID:giTkmSaY0
-
＿＿_
ＵＵＵJ ＼ rっ､＿
{ (∩ ) ,| ＵＵﾉ
/ ‐--'`ヽ,/ (つ ノ
. ＿,=ｨ /: : : : : : : ヽ | .|
-≠| |／/:／|ﾉ｀}.:| / ﾉ |,斗≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ∧ : : : : : ヽ
人 ∨ ＿＿＿{ﾉ| イ V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＼ / |: : : : : : :ﾊ
≠ｨ'__人〈∨∨∨{ ＼} V:::::::::,... ---───r-----＜V: :ﾍ |: : : : : : : ﾊ
ヽ j`丁丁l´ ノ 〉＜: : : : : : : : :/: l: :| l:..l: : : :＼!: : : : : : : :.l
＼/ . f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ :/: : : i : : /:/ l: :| l:l:l: : :ヽ: :|: : : : : : : : |
{ | 申し訳ありませんが | l: :l: :l:ｌ: :/:/ l:./＿__ ﾘl:V: : :ﾍ:|: : : : : : : : |
＿_/ ＼ | | |--: !:!: ｌ/￣ !' ﾘ V:ｲﾆヽ: : :|: : : l: |
＿|:::::＼ | 状況説明する時間が無くなりました。 | |:lﾃﾄ,ﾘW 'ﾁ行示¨`7 '/‐ ヾV: :!: : : !:.l
／＿_|::::::::::〉--‐.. | | ﾘ:.圦ﾊ 弋z以 r'::‐'/: : |: : : |: l
. | | ＼::/:::::|::::|:: | 質問は他のミサカにお願いします。 | Wjl / __／..: : :|: : : |:.ﾊ
{""} . ヽ_:|::::|:: | | l ヽ / Y: !: l: :|: : : |:ﾊﾍ
|＿| ￣ | と、ミサカは謝罪します。 | ﾞ､ .ｲ |: l: :l: :|: : : l':∧:ヽ
／::::ﾉ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ ＼￣｀ イ .|: ｌW!: l: : :ﾘ: : :ﾍ｀ﾞ
‘ー ′ ,-／ (／ ヽ __ ＜ .イj:/l: : : !: :/!: l: ﾄ､＼
､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人 ￣ r=|__,,..-‐ ´ ' /:ｲＶl:./ l:/l: | ｀^
）ちょ、ちょっとあんたそれどういう── （ //oﾊ '.ィ: : !'. :.＼W
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ ｲ/ﾘ ﾘ V. ／: . : . : . : . : ｀.丶.､
r≦ V.ｲ j j ＼ ／: . : . : . : . : . : . ／ ＼
- 97 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:54:02 ID:giTkmSaY0
-
/´ /´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Vi;.;.:;.;ヽ:::::::::::ヽ
V´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:iﾆニニニン Vi.:;:;.;.;|:::::::::::::ﾊ
Vゝ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Vi.;;.:;.;|::::::::::::::: ﾊ
Vゝ二ニﾆi／ _ -−―--- 、__ ￣−- ＿/ /Vi:;:;|:::::::::::::::::::ｌ
|ゝ;:;:;:;:／ ／:::::/:::: /::::::/:::::::::ヽ::ヽ￣−-: ＿／V｜:::::ヽ:::::::::|
,ヽ＿___／:::::::::/::::::/:::::::/::::::/::::| |:::| ﾐ:::::::ヽ|:::::::::::|:::::::i
/.:/:::::::::/::::::::::/|:::::/i:::::::/|:::::/,|-/=|=|-‐ ﾐ:::::::::::|:::::::|::::::::|
i ,ｲ:::::::i::::::/-/=|=/‐.|:::::| |::::/ |::/ ﾚ´,,, ミ::::::|::::::/:::::::::|
|:| l:::i :::|::/::/ .ﾚ . |:::| .|::/. .|/"行:宍示ﾐ､ ミγ⌒.ヽ、:::|::i ──ミサカ９９８２号。
. |:| |:ﾄ、::::|彳行::示` .| | ﾚ | {::::::::i | 》 / ヽ .|:::::|::|
l:l |l |:::|ヽ | i:::::i | ,ﾚ 弋 _‐_ソ ﾚ勹 | |::::::|::| 第五次実戦型試験を開始します。
|l l! .ヽ| 弋__ン , rυ / ﾉ:|:::::|::|
l! | 〈 ／ ｲ:::::|:::::|:::|
| ,＿,イ:::|:::::|:::::::|::::|
ﾄ、 ｲ:::::::::|:::|:::::|:::::::|:::::|
|:::丶 -―- ／ |::::::::|::::|::::|:::::::|::::::|
|:::::::::＼ ｀´ ／ ｜:::::|:::::|:::|:::∧:::::::|
|:::::|:::::::::` . ／ | :::::|::::::::::::::| ＼::|
/::::ﾊ:::::::|:::::::::｀ __ -‐ ´ ト 、::::::/ヽ::| ヽ
/／ ヽ::::|:::::::∧:::::::::::| , - ´ ＼/ ヽ
ヽ:|ヽ:::| |:/|∠| , - ´ ヽ
ヽ| r´/ヽ.L, - ´ ／ヽ
/ Μ ／: : : : ヽ
┌───────────────────────┐
│私の質問には答えないまま、 │
│ │
│彼女はそう呟いたきり直立不動の姿勢で凍り付いた。 │
└───────────────────────┘
- 98 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:55:03 ID:giTkmSaY0
-
／. : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/. : : :./: : : : :/: :.:.|:.|: : : : l: : : ﾄ､: : : :＼
/:/: : :.:|: :l: :.:.:.|: : | |:.|: :i: : :l : : i.: ﾊ: ｀ヽ:.ヽ
/:/.:！: :|: :l: :|l: |: : | |.:|: :l: : :l : : l: | ミﾐ: :.i: :|
i. |: l :|: : |: :l: :|l: |: : | |:.|: :l : /: :〃:,' ミﾐ:.:l: :|
|:||: l: |: : |: :lﾑﾅ:T:メ､乂: l/ム/__l/_ ミﾐ l:.:|
|:||: l: |: : | ィrﾃ代ﾒ ヽV/::l: ィﾃ=ﾐヽ｀`ﾐﾐ:l:::|
|:||: l: |: : |ヽ ﾄ:.ぅｿﾉ ヽ ﾄ辷ｿノ ミﾐ:l:.:| これは──
|ハ:l: |: : | ｀ｰ=' , ｀¨¨´ lﾊ: l:.:|
,': :ハ从 ｀ / V: : :|
/: : :いﾊ / ノ:.:.:.:.|
/ l: : :｀ﾐｰﾍ (⌒ヽ /´.::::::: : :|
/ l: .ﾊ.:.:.i.:.:ヘ ｀ ´ .,.ｲ:.:.|: : :ﾊ: :|
l/ } /l: : : /＞ ,. イ: :l: : |.:.:.:| l: :|
,. -‐=＝- ＜: / 〈 ｀¨´ lハ:l: :∧: :| l: :|
／￣｀ヽ｀ヽ: : : : い ＼ ／ ﾄ､{_」: :| |:/
/´ ￣｀ヽ ＼: ｀:､: : .ぃ ＼ __／ /: : : : : : : :｀ヽ､
i ヽ ＼: :',: : :ぃ､_ ／cjﾄ､ /: : : : : : : :／／⌒ヽ
{ ; , ;: , ＼ ヽ:i: : : : :./ / ヽ,.ｲ. : : : : : :／／ ',
/^ヽ ヽ}:|: : : :/i / /:/ :i: : :.／／ ／ ﾞ.:.':.i
ヽ ＼_ ＿ l |: : : l cj /:/: : l:／／ ／ ;';:'l
⊂´￣ ｀ヽ l |: : : l / /:/: : : l: :/／ / /
(´￣ ＼|: : : :l / /:/: : : : :l:/ , ;:' ,;' '´ /
┌────────────────────────────────┐
│その周囲からすれば奇妙にしか思えない動作の理由に、私は思い当たった。│
│ │
│魔術理論によるネットワーク接続。 │
│ │
│魂を情報化し、電子世界に飛び込むとき、肉体はこのようにほぼ停止する。 │
│ │
│私たち霊子ハッカーにはお馴染みの状況だ。 │
└────────────────────────────────┘
- 99 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:55:16 ID:sRVyKMFA0
- …こっちの世界でも20000体造られてんのか……？
- 100 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:55:48 ID:4Udnmleo0
- セロリさんか？
- 101 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:56:04 ID:giTkmSaY0
-
-−=ﾐｙ-‐−- ､
／ ＼
／ , 小 ＼
/ / l V八 ＼
/ / l j ﾄ､ ｀Vﾐiﾊ. ヽ
// / l l ! l /ﾊl l |! Ⅵﾐﾊ `､
l l l / ｌ | ! ! ﾊ l/ 厶ｌ‐ﾘ Vﾐﾊ i
j 川 ｌ │l l l { }/ '´ ,ｊｨﾃｉ于ﾐV圦 l へぇ……良い度胸じゃない。
| l ｌ| l ├トl､j八/ '" ﾄん'| VY⌒! |
| l ｌ| lkVl ,ｨﾃ芍 ゞｰ' ｈ | 从 私のことガン無視したままネット接続なんて。
!,ﾊｌ| 小jﾉ从{じﾘ 圦lﾘ 小
j从Nｲﾍ ｀´ ' _,ノ 癶 どこにつながってるのか
|ルiﾊl lﾊ ___, / l l l l| |
ｆ´￣} | l'∧ ´ ／ l ｌ |八} 解析されても文句は言えないわよね？
ト-'､ | l lﾊ＞ ／ | l l l i|
ノ＼ } {ヽ. | l l ! l l Ti) .__,. '´ │ l小l |l ﾘ
厂二乙jV 〉 ,| l l ! l l ｌ|| __｣ r‐z'´￣＼ }八ﾙ′
| / ,′ 乂从lﾄＮ州 }Z价｢ ／￣￣｀＞=¬､
l ' / _|j｣ﾙ'i八 _／ ／ﾆニ二八
ｌ / lT´￣｢| ﾉ / T´￣ /′ }
{ イ ,ｲ i l | ／／ / |
l l ,ﾉ l l レ' ／ ∨ / j
l l ∧ |／ V／ l / ∨
. ｜ l / , ' j }
！ l / / |/ /
ｌ l ／ ｛ { / /
┌─────────────────────────────────────┐
│ちょっとした悪戯心と、私の質問より優先したその用事とは何なのかという好奇心から、 │
│ │
│彼女のネットワーク接続に介入しようとしたその時だった。 │
└─────────────────────────────────────┘
- 102 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:57:03 ID:giTkmSaY0
-
′:::: !「三三三三三 イ:::::::::::::::::｜:::::::::::::::: |::::::! ヾ::::::::::＼⌒ヽ
| ::::::!三三三三 ／:::::/1:::| :::::::: |:::::::::::::::::: |:::::i! i!ヽ:::::::::ﾊ ﾘ
| ::::|:＼ 三.. イ!::::::::/ |::ハ:::::::::| :::::::!:::::::::ﾊ::::j -‐ !::|::::|:::::::|
. | :::::|::::::::Y:::::::::ﾊ:::::::| |::| !::::::::|::::::::|:::::::/イ::ム,__ |::|::::|:::::::|
. ！ :::::|ニ/:|:::::: :| !:::::|___j!:| !::::::/!:::::::ﾊ::イ _j:/ i1|::/｀1:::!
! :::::|::/::::!::::::丁丁::T 二l|ﾆﾄ:ゝ' |:::::/ '|:/ //⌒i::::|
! ::::::::イハ ::: | !::/ / /ﾍ,ノハ!
| ::::::::::|:,-､ ::::| i/ リ/::::::ヽ
| :::::::::从ｰ|:::::ﾄ ゝ |イ:::|:::::ﾄ､:＼
| :::::::::| ﾚヾ:::::ﾍ ､ !:::::::|:::::| `ー` あ──
i! :::::从 ヽ＼ト ゝ ﾚ 八:::i::!`ヽ
i! ::::::::::ヘ ＼ ハ::::从 |: :ト､
ﾉノ :::::/ ⌒ゞー─:ヘ . 二 ヽ ' !:::::/:!: ! !: i! ＼
／ r ニ二: : :＼:::::::::::::ヽ. ! ノ ／ !::/: :|: | !: i!: ＼
/´: : : : : : ｀: ､:＼ﾄ､:::::::::＞ . ￣´ ｲ j/ i: ヽ' : : i!: / !
,'_:_:_:_:_: : : : : : : : : : :ヽ:::::ﾄ､::＼ ＞、 ‐-‐ ´ / !: : : : : :! ′ |
/ ` ‐- ､: : : : : : ! ::! ` .＼ ＼ イ !: : : : : i! / ∧
.′ ＼: : : : ! :| ＞ ´ |⌒ヽ. !: : : : : !'′ ヽ
┌───────────┐
│絞り出されたような吐息。 │
└───────────┘
- 103 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:57:21 ID:zntUIzFo0
- うわあ嫌な予感しかしねえ
- 104 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:58:04 ID:giTkmSaY0
-
,,..､._,ii､ -,,..-'';,i' |;;;;;;;;;;;;;.;v―ｰi;;,,v-ｰ'" ,,-- 、
ヽ./ ｀ﾞヽ,;;;;__ゝ,, ..,,lﾞ;;;;;;;;;;./ _,,iiiﾆｿ一'" : ii、
、 _,,ﾐ/゛ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ‐'―― .... r;;;;ッr‐'''''"゛ .y､_
;ヽ、 .,ﾉ７ ヽ‐゛ ,r''ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i‐'" ヽ;.|
'''-､ﾞﾞア'" {,ﾞ二､,,-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r‐┘ : :lﾆ;;． ゛
...ｌ′ :l";二ﾞ''''┐ ,l´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-'''''-、 ［'l、
._..． _. ´ ,〉;;;;;;ﾞ'ｰ､, . _,._..ﾐ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;7 ｀ﾞ"
;;;lﾞ .ヽ;;￣￣;;;;;;;;;;;;;;;;;.! .l､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.! _,,
.､!､ .,i┘;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ^'''" ,|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,..;＞ｰ'ﾞﾞﾞﾞﾞヽ ﾞ‐' |.ｌ
..l;;;;ﾞゝy レ;;;;广'L;;_..ｺ l;;;;ン'ｯ;;;;;;;;;;.,,.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ｀''､_;;;;;;;;| .,,, . ｌ､;ﾞ¬．
. ﾞ'''''″ .ﾐ､;;;;ﾞ''''l:ﾞ'" ` .、 ｀''" : l.;;;;;;;;;;lﾞ ﾞ'<;,v､;;;;;;;;;;/' .｀''''" !;;ﾞ''┐ .ﾞ'ｰ'"
┌─────────────────────────────────┐
│目から。鼻から。口から。 │ ,、
│ │ '''";;.ｌ､
│おびただしい量の血を垂れ流しながら、ガタガタと、激しく痙攣を起こしている。 │;;;;;;;;;;;;;
└─────────────────────────────────┘ ;;;;;;;;;ｨ
: };;;;;;;;;;;'＼_ ゛ .〈;;i ゝ､;;;;;;;;;.ア ,......、 ,iﾐ;;/ ,r'''";;;;;;;;;;;;;｝ ._.. ;;i .｝;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､
.lﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! .,ﾝ-. : '!''Ｌ,lﾞ ｌ.;;;;;;ﾞゝ､,i''";;;;; ! !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ｌ!´二..,,,＿,..--'''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゛
.;;‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| lﾞ;l ,!;;;;/ .|'ﾍ, ｀''''''ｉ_;;;;;;;;;i;;,ﾞ ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,! ﾞ'―'''''''^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'l,,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
..!､_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ!-ﾞ;|,`''″ .,／;;;;;ゝ..r‐┐ i";;;;;;;;i┘ ゝ､;____,,／´ : ,ii;;,ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.ｨ";;;;;;;;;;;;;;;;;,,､;;;;;.! ---'''ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ! .〔;;;;;;;;;;;;ヽ :lﾆ二'ﾞ'';;． .,.. -ﾆ＝''"゛ ./;/''''i;;;;;;;;;;;;;;;;
.ｰ'ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ｌ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, ヽ! "'" .． . l-ｘ,;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;v ..,,,,､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'―- -ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'---､ " .'|ﾞﾞ''､
.ｌ´|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ﾝ- ／ ゝ-..､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;¬';;ナ' l7 l
;;;;;;.,,_.;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;i¬ｰ-,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{´ !
- 105 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 21:58:47 ID:/CstWR6I0
- らめぇ脳ミソがフットーしちゃうよ展開か…？
- 106 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 21:59:02 ID:giTkmSaY0
-
┌────────────────────────────────────┐
│霊子ネットワーク接続で、こんな症状が出るなんて聞いたことがない。 │
│ │
│健康に悪影響を出した例なんて、ついこの間アメリカのゲーマーが │
│ │
│リアルでの時間を忘れて接続続行した挙げ句に病院送りになったって笑い話くらいだ。 │
└────────────────────────────────────┘
<＼ : : ／/: : : : : ｉ: : : : : : : : ＼:＼: : : ＼
: :＼`く_:/ : i: : : : :!: : : : : : : :i: : :ミ: ＼: : : ヽ
: : /:`:７: : : ｌ: : : :｜: : : : : : : !: : : : `i、＼: : ｀､
:/: : : : : : : |: : : :｜: : : : : : : i: : : : : い: : ＼: : .、
: : :／!: : !: |: : : :_j;_;_:!: : : : :礀: : : : :i^'㍉: : : : : : 、
: : ／:!: : !:イ : : : ｢ :釗 : : : : い: : : ､!_ j: : : : : : : ＼
:／:／j: : i: ∧: : : |い:!:!: : : : : ! 〉､: : 〈￣}: }丶: :＼: : ＼
`'く:／|: : i/ ,〉: : :!爪|:ｉ: : : : : |ﾍ: i＼: ∨:∧: : :＼: ＼: : ＼
'/A く;|: :｜〃´＼|`ﾏｉ:ぃ: : : ､| j仁≧: V : : ､ : : :＼: ＼: : ＼
{礀〉 !: : | {{ {J }i∧|＼: :∨ｉ「 }} : i: : : ､＼: : : :ヾｰミー‐`=-
､ い |:!: :Vへ ＿_ ″ ＼{Ｊ /; : :l: : : : ＼＼: : : ＼
:{＼__ |ハ: | ￣ -=彡小: |: : : : :`い､＼: : : . 、
: ＼/∧ `| ｛ ,: :}ハ: : : : : , ＼i＼: : .＼
＞‐`‐⇒─ ､ / ∧: : : : 、: : : i ｀ `'ー‐ `=-
.＞-‐…< ＼ ___, ／＼＼: : :＼: : |
／ ＼{ -'‐'’ イ＼ : : ＼＼: :､〉､|
、 .＜ : : : ､ ＼ : : `トミ: ＼､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
二二`ｰ.へ ＼: 丶: :＼: ＼: :! ）ちょ、ちょっと、あんた大丈夫……？ （
￣ミ丶 ＼{＼{＼: :`ﾏへ| ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ
＼〉 ＼ |
＼ ｀
＼
＼＿_､_＿ヽ
／ `'マい
＼ / ＼}
＼＼ / ＼
ハ ＼ / ＼
/ ∧ }ヽ `ー｀ ､__
／ 、 礀 ＼ ￣ ‐- _
＼ { へ ‐- _
┌───────────────────────────┐
│声が届いてないことも半ば忘れて、彼女の肩に手を掛ける── │
└───────────────────────────┘
- 107 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:00:05 ID:giTkmSaY0
-
ﾞ'-,;;;;;~ﾞ''''ｰ､, `'∴;;,..-'''" i-V;;;;;;;;;|, ｌ;;;;;;| /ﾞＹ'";;;;;;
＼;;;;;;;;;;;;;;;＼ ｀゛ i--.... ..、 ﾞｌ､;;;;;;;;;;; ! ｌ;;;;;.! ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;:
: t 、＼;;;;;;;;ﾘｉ,;;; ! .ﾄ、 _..-''ﾞ￣ﾞﾞ'''-､L;;;;;;;;;;｀''-..、 ｀''､;;;;;;ヽ, l;;;;;;;.ｌ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.ヽ＼.ヽ;;;;;;ﾞV;;;｝ ,!.ｌ ./ ;;;;;;;;;.,..-‐'''''''''''ｰ ､;;;;;;;;;;;;;｀'x .v､`ぃ;;;;ヽ, . ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｎ．
.ヽ;;ﾞ'' l'､;;;;;;;;.l /;;;.! ./;;;;;;; ／ ,..-‐''ｯ ,,､｀'./ ;;;;;;;;;;ヽ, ﾞ'.ｌ' li.;;;;;;;＼,, .ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ,
!、 .ヽ;;;;;ﾞ!ｺ;;;,iジ;;;;│ ,!;;;;;;/_, .! ｰ゛ .ｌヽ ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;.! ｌ;;";;;;;;;;;;;;;＼ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"
;;.ｌ. .li.ｌ;;;;;;″;;;;;;;;;;;;;l. !;;;;;;;;;;/, ┐ 、 .i､.iii ﾞ' ! |;;;;;;;;;;;;;;; l .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼、 ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;:
;;;;.ｌ l;;;;;;;;;;;;...-､､;;;; ｌ .|;;;;;;;;;;'!ﾞ;./ . |ﾊ､,_.x、 .|;;;;;;;;;;;;;;;;│ .!;;;;;__;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀'-､,,｀''-_;;;;;;;
;;;;; ! .ｌ;;;;;;;;;'~ﾞﾞﾞ＞⊥;.! .し;;;;;;;;;./ ,i";;;;;;;;;;｀ ! l;;;;;;;;;;;;;;;;;;｝ !;;;; ! .!;;;;__,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞゝ､,ﾞ''-．
;;;;;; ! .!;;;;;,./ '´ ｀''i;;;｝ .!;;;;;;;;.! /;ヾﾍ;i､;;; l ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !;;;; l !;;;;｀'''√''''ｰ､､;;;;;;;;;;;;;~″
;;;;;;; ! .,!;/゛ ,、 i､.!;;lﾞ _,,!;;;;;;;;;;;| .lﾞ;;;;;;;;;;;;;;;.│ ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│ !;;;;/.,/;;;;;;;;;;;;＼_ ｀''-､;;;;;;;;
;;;;;;;;;! .!;;;|、 〃 |｝.!;;ﾞ''i .!;;;;;;;;;;;;;;;;凵;;;;;;;;;;;;;;;;;; | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;/ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ヽ ﾞ'､;;;:
┌──────────────────────────┐ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ｀‐
│……それが最後の一押しだったのか、彼女はぐらり、と倒れ。 │;;;;;;;;;_,,.........､;;;;;;;;;;;;;;`'､
│ │ ,,./ ゛ ,／ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
│それっきり、動かなくなった。 │ ┴¬'ｰ-､;;;;;;;;;;o ｨ″
└──────────────────────────┘ __,,,,ゝ;;;;;;;.＼.
;/ / ;;;;;`l.フr;;;;;;;;;;;;;_,,..―'''''''''''''ｰ ..,,;;;;;;;;;;;;;;;｀''-､ ﾞく;;ヽ .!'",/;;;; / _,, -‐'''ﾞ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
".,./ ;;;;;;;;;;;!ﾞ;;;;;;;;,,./ ´ ,i'､ .,,､ ｀'''､.;;;;;;;;;;;;;;;ﾞ'､ .ｌ;;; l / ;;;;;;.ｌ ,／ﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r" ./ﾞン′ ヽヽ `ぃ;;;ﾞﾐi.;;;; ｌ .!;;;.! ｌ;;;;;;;;;;;.! .／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..-''''ﾞﾞﾞ￣￣ﾞﾞ''-
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,i"_， !ヾ 〟 _．｀ﾏ ヽ; l. };;;/│;;;,! .l;;;;;;;;ノ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ iｰ ,,.
;;;;;;;,iﾘ;;;;;;;;,l/ﾞ;i|八〟 .,..,ii''７ﾆ'>i､ _,r､/;;;l/ / . !;./ l;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ., ┐ ｀'､;;ﾞ'､
'.!;/./;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;l .,i'ﾞ‐';~丶;｀;;;/ /丶;;;;;;;;;;;lr‐'シﾞ .ｌ; ! .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ./;;;/ .ヽ;/
. ﾞ",!;;;;;;;;;/'l,;;;;;;;;;;,! /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ !;;;;;;;;;;;;;;;;;,／ .‘゛ !;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ '､_./ .．
.!;;;;;;;;;;;! . ｌ;;;;;;;;;l ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ./ ;;;;;;;;;. ／ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!'ﾞ! ,ﾞ ､,, r‐''''〜
- 108 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:00:51 ID:5ajAkh8c0
- 本当に沸騰したらただのグロホラーだよな・・・
- 109 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:01:04 ID:giTkmSaY0
-
_,. -‐─- _
. : :´: : ／: : : : / : : ｀丶、
／ : : : ／: : : : : :/ : : : : : : : ＼
. : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : :/: : : : : : : :/ : i: : : : :｀､: : : : : :｀､
: : : : :/ : : :/: : : :/ : : | : : : : : :∨: : : : : :'.
ﾍ: : / : : :/: : : :〃 : :釗: : : i : l |: : : : : : : .
. Ｖ:/: :〃: : : :/:ｉ: : : :丶､:/i : |ﾍ: : :i: : : : :
Ｖ: ' : / |: ／/i:釗: : :,! : 厶|: ハ Ｖ |: : : : :i
: |: ｉ:i 」,イ _:厶|: l: : / !: /,.ｨ|歩ミｘⅥ: | : : | えっ……これ、一体、どういう──
: |: |:i j,.ｨ|歩ミ |: |: / |/ { ｛: } }}:!:Vﾍ: : |
: |: |:i {{ { ｛: } |/|/ ｀ﾆ´.ノ＾|∧} }: :|
: |: |:i小 `ﾆ´ ／￣￣) ヽヽヽ }ノ 八:|
: |八!ﾑ.ヽヽ / /´}￣ _,.イヽ: :|
: |i＼__rﾍ / /／￣￣＼ 八 |: : : :
: |ｉ : |: | } / /´.∠二ﾆ丶_) ,.ｲ: !ﾊ!: : : : 、
: |ｉ : |:ﾊ / ´ ー─ ､丶／|｜:l: :l : : : : ｀、
: |ｉ: :/: | ′ r─ 、丶) |｜:l: :|: : : : : : :＼
: |ｉ:/| ｉ:| |｀¨´ ＼_) [ ∨: :| : ｉ: : ｉ : ＼:丶._
ﾚ代厶iﾊ / / ＼| : l: :｜:ヽ: :｀≧=-
￣＼ } ∧ ／ }ヽ|＼l丶| ＼|
Ｖ′ ／ .＞‐＜ ∧ 丶､
┌──────────────────────┐
│理解が追いつかない。自分と同じ顔をした少女が。 │
│ │
│さっきまで普通に子猫を可愛がっていたのに。 │
│ │
│ネットに接続して程なくして、死── │
└──────────────────────┘
- 110 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:01:38 ID:zntUIzFo0
- やっぱりか〜
- 111 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:02:04 ID:giTkmSaY0
-
／: : : : : : : : : : : : : : : : : r‐': : : :.丶
/: : :,: : : : : :./: : /: : |: : :.ヽ〉: : ＼: : :ヽ
. /:.:__/: /: : : /:./:/: : /!:.|: : :.ﾄ､:.丶:.ヽ: : l
/: :〈/:./:/: :./:./ /: : / |: |､: :.| ﾐ: :.＼l: :.:l
: :/:/:.:.|: |: :/|:/ //: / /:.:| |:.:.| ミ ､: :l: : :'
': l: :|:.|:.|: |:/‐ﾄ､ ﾘレ' // / jﾊ/.ノ ヽヽ!: : :' ……ううん！ まだ決まったわけじゃない！
l: l: :|:.|:.|: |ﾘ.≫テﾐ､,ノ/ /､ｨﾃホト､ }: :|: : : '
jハ:.トﾄ:ヽ| 《 hう:ﾘ｀ ' ' hう:ﾘ 》 |/ヽ: ハ 病院に連絡！ １１９番！！
l:.| У､ﾄ ゞ='' ゞ='' /j 八|ハ
|:.＼ム '' ' , ' '' /‐'/:.:.l:.ハ
,:l: : :|ｰ､ ｕ ＿＿＿_ /ｰｲ:.:.:.|ﾊ:.:ヽ
/.l: l:.:|:.:.:ﾄ、 //￣￣ ヾ ,:':.:.: l: : :.|ハトヾ､
_ノ⌒ヽ //:l: l:.:|:.:.:|:.:＼ ゞ､＿＿ノ ..ィ:.l:.:.:. l: : :.| ＼
/´ ノ__,/__l: l:.:l_:_:ｙ/´ ヾ＞､ ＿ ＜}^ﾞ＼j:.:.:/|: : :.|
〃￣/￣ Ｙ Y⌒ヽ | ＼ ／ |｀ﾒ､j:.l_:|
| ｜ | | | | ＞-く | ヽ:! ＼
| ｜ | | | | / | ＼ / }ヽ
.八 ′ ' ゝ､人＿__ノ { ＼_/ / ∧
ヽ } ヾ､ﾄ､ 〉 // { l / / ハ
- 112 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:03:02 ID:giTkmSaY0
-
┌────┐
│でも── │
└────┘
′ /:三::／ ‐ｧ= _三三三三三三三 /
l /三／ / , イ ／ 丁￣¨へ三三三,ｲ
i /::／ .':/ ／/_.′ ／ ′ ﾉ ﾍ三／ ヽ
| ／／:::::: / /:/ /￣7/ `,.く / ／ / / ′ V '.
｜ | | イ一､:::/ ／::|:. / __/_|／-､ ,X ／ ′ / / |/ ｜::: ｜
’ ﾚ′⌒Ⅴｲ !/|:::::::::::::::::::::::::::/／ / イ .'__/.. -‐ ! :: ｜ | |
/ ｜ r'⌒ﾄ､| /::::::::::::::::::::::::::'´ /／/／|_/-_ ,:'´:: | | | |
′::::/ 人 ヽ : |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ :::::::::::::::::::::::::::: '::::::/:| | ∧!
/ ::::/ ! ::::| ハ ＼ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'/:::. /|: ! ｲ.′
-=彡/ ::/ ::| | :::| !:.:.:ゝ-､ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :.::: ' !:/
. / イ :::| | :::| !:.:.:.:.:.:.:! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:.／ |′
／ | ::::|∧ :::! :::::::::::: i :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::′
! :ハ!:::ヽ| !::::r―ﾉ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧
! / |::: ハ:从ハ.′ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ:: '.
'′ !:/ 乂 ` ､ ＼ :::::::::::::::::::::::: イ:.:.:.∧: i
イ ` ､ ` rｰ＜::::::::::::|::: / ヽ |
_.．‐ ´: : | ＼. /| ヽ `:､:::::| / ノ
. -‐ ¨: : : : : : : ハ. ＼ !ﾉ ＼ `ｰ'､
┌───────────────────────────────┐
│電話を掛けながらも、私には彼女が助かるようには、思えなかったのだ。 │
└───────────────────────────────┘
- 113 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:04:06 ID:giTkmSaY0
-
_,.．─┐´￣￣￣￣￣￣￣|￣｀ヽ
,. z≦三三三l! ＿＿＿＿＿＿＿ ＼ ∧
／.::／,. - ─┐lL... ＿＿＿＿＿＿＿__＼ ∧
／.::／／ l l! |l´.:::::::::::::::::::::i|l´.::::::::::::::::::::ﾊ∧
.ノ7一''" ∠.. [冂＿＿＿i l! ll:::::::::::::::::::::::::||l:::::::::::::::::::::::::ﾊ∧
_/ーr┐━━━li━━━━r‐t ╋━━━━╋━━━━━━{
[ﾉr‐┴1 l| ￣l|┃[] ┃━━━━ |
il| ／¨￣＼i| l|┃ ┃ r─‐x L
ゞt.＿,!::::/´｡｀::::ﾊ_＿＿＿＿,,.l|┃＿＿＿＿┃_//´ﾊ::ﾊ_＿＿/7
弋::ゞ...ソ::::ﾉ ─────┸────┸弋ゞノ.::ﾉ──┘
`ー一''” `ー ”
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
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i: : : : : :..: : : : : : : : : : : : : : : :..:<Y|:..i
|: : : : .:::::::...: : : : : : : : :i: : : :./:ｉ:.´:|.:.|
|: : : :.::::::::::::::.. : : : : : : ; : : :/ｲ}:ｉ:/|:i:|
. :i: : :.:::::::::::::::::::.. : : : : :′: ;{ i{j:.{'! i从 ┌──────────────────┐
,′: :.::::: :::::::::::::: : : : /: : ｉ:.ﾄ､j从i │程なくして、救急車が到着したけれど── │
. /:/:i: : :::: : : ::::::::: : : :/:..: :.|:.| ｕ ′ └──────────────────┘
〃j/}: : | :: : : :::::::: :..:/: :..: :.|i:| /
/ / |: :..|:i: : : ::::ｉ:: : /: |: i:../从 /
. j/}i:|ﾊ:..:.:::/|: ://: |:,ﾊ:}:¨¨´
. //j从i }: :/ ,: : /: //､ﾘ
/ { j:./__i: :/j;// / ヽ、
. ,.ｲ /: : :j/｀7ヽ､ l
/: : : : : : : : : : : :.｀: ーﾍ、
. /: : : : ;，‐ ― ‐ ､: :: : : ヾﾍ
- 114 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:05:05 ID:giTkmSaY0
-
ヽ､＿
＼ ￣￣￣｀ヽ
＞―‐- . } . - ､
／ ｀´ ＼
, ' ヽ
/ ,. ィ ! '.
/ / ,／ { ﾄ､ ヽ '. '.
' / / { { ヽ '. '. '.
,' / ￣｀ ヽ{ '´＼ '. :, }
{ i { /ィ＝ミ､ ヽ ,ィ＝ミ :, } }
／{ { { ﾊ う， } う， }ヽ| } }
. / { { '. { 弋_ツ 弋_ツ '} , ,ハ
/,ｲ ヽ{:. {:. // / / :, ──あら。御坂さんがどうして？
. // { ヽ{ {ｰt // / / :,
〃 ! { ＼{ ＼ (:::::) ノｲ /,／ }
. {{ ヽ ﾄ `i ／＞ . . イ:､/／´ } }
{! ＼{ ＼ {､ヽ｀:┴- ｀ﾆ´ -┴ｧ´〉 /} /
ヽ >'´ }: : : : : : : : : : 〃:/､ノ＿_ノ j／
, -―= ア /. : : : : : : : : : :{{: :{ ＼‐-
{ < /. : : : : : : : : : : : ',: ', ,〉 ｀ヽ
} ヽ > ,: : : : : : : : : : : : : : ',: ', / }
ｌ / /. : : : : : : : : : : : : : : ' , ', ヽ /' |
| / fﾆ=＝―-: : : : : : : : -―＝=ミf、/ |
; / /. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',t､:ヽ |
; {,/. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾏヽ:.' , |
. , : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}二{: } :
. / {: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}二}: } !
' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }ニ}: } |
. i ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}ﾆ/ / {
┌─────────────────────────┐
│降りてきたのは、救命救急担当のお医者さんではなく、 │
│ │
│研究所で私の能力解析を担当している柳谷先生だった。 │
└─────────────────────────┘
- 115 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:06:09 ID:giTkmSaY0
-
／:::::::{ ∨::／:／:::::::::／:::::／:::／:::::::::/::::::::::::::ヽ
. ／::::::::::ハ 〉'::::/:::::::::::/:::::／: ／/::::::::::/::::::::::: i::::ハ
／::::: /::::/::::::/:::::/:::::::::〃:／/／ /:::::::／::::::::/:::::|:::::::::.
. /:::::_／ィ:/:::: /:::::::':::::::ィ:::::/ ./＼ /::::／/::::::／:/::::}ｚ:::::::|
/:::::::: : /:/::::::/:::::/ |::::/ |:了´/≧､＼:/ /:::,ィ:::::/::: / ミ : :|
. /::::::::::: /:/ ⌒'::/:::{:::|::/ |/‘ 'fて_小|/ヽ/／ /／ |::/ |::::,::|
/::::/::::::/:/ ハ|/i::/}/i/ ､乏ｚノ { ／ ／ム斗'- }::/::|
. /::::/::::::/:::{ ( { |' ! ' '¨ ィ示ミ､ /:/::::,
/::::/::::::/::|:::ヽ ｰ､ 化ﾉ:} 》/://::/ それはこっちの台詞です！
. /::::/::::::/::::|::::::ハ､__ / ヾｰ ' '/://} /
/::::/::::::/:: : |:::::::/::::::::::} ィ ´¨＞､ .'ィ:/ /' あなた達は……一体何をしてるんですか！？
. /::::/::::::/:::::::::| : /::::::::::::j ／- ､ ⌒＞_〉 / }:'
/::::/::::::/:::/::::::|::/:::/:::::::/ ､ / ∨:::´/ ' / ＿＿
ノ ／:::／}::/:::,イ|:{:::ム フ ヽ ヽ :∨/ ／ / ＼
イ/:／ |/::/ /:」_/ ヽ ＼ ｀ ー- ' イ へ! x ―‐ ＼
/ ' /:::/__r’ ∨ ヽ ＼ ＜´:/i: :| 〈 ｀ｰく _ ヽ
. /／ ハ ＼ ∧:::¨´::::::/:: / }/ ', ヽ､＿_ﾉ ,ィ´ i
, ＜´. / ', ＼ / }::/i::::::/|::/ / ハ 乂 / __ {
／ ∧ ／∨r ､|＾ ヽ:/ .|:' | ∨ ／ |
┌────────────────────────────────┐
│淡々と、作業じみた手順で少女を回収する医師（？）たちを横目に私は問う。 │
└────────────────────────────────┘
- 116 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:07:03 ID:giTkmSaY0
-
｀^{_.{ { { lﾄ. _＿_ -='ｲ } !ﾍ ､ ＼ ヽヽ }
ヽﾊ {､ jハ ｰ '´jﾉ/ ヽヽ ヽ .ﾄ､V
ﾞ{ Vヽ､.} ｰ-ｭ― ´ j/=ミ,ﾊ} ＼. } }_}ﾉ
………… '′,.r‐} ..-┐i‐' |ヽjハ_}ﾉノ
{ ￣￣￣´ {！ /}
r―‐=＝ﾆ } ╋ V //ﾄ、
,′ __//} ,' // ! ＼
{ ／〃 /ヽ. -=≠// | ＼
} { |,.ｨゞ=⊃ r' // | ＼
{ r'／ .| | ⊂=彡ｲ］ ／ ヽ
}／ | | ,/ / /' ヽ' ' ￣ﾞi
／ .｜|/ 〃 / >＿ ／ ｜
/ | ;' ,.ィ／ / ／ ｛{::::}/ |
′ |.ｉ ,／=/ ./ ,／ﾞ￣￣ﾞ}} ｜
{ |.{ {==/ , ／ }} |
', | ', }={ / / }} |
- 117 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:08:02 ID:giTkmSaY0
-
ト､ ＿ ＿＿＿＿
{_ . ｀´ ｀ヽ
´ ＼
／ ヽ､ ヽ
/ /ヽ ヽ、 ヽ ＼ :.
, ,/ ＼ ＼ ＼ ＼ :.
: l >､ ＼_ ヽ.__＼ ＼
{ ! | ヽ､＿＿.＞ i } ヽ} ヽ ＼｀ｰ- 、
ﾊ｜|ｨ= ,ｨ´￣｀ ヽ | ! ＼ ＼ ヽ、 )
/ ∧ ヽ __ | !l ﾄ､ ｀ ‐- . ￣ ヽ
/ / ∧ V⌒ } | |l |7.>､ ヽ /
{,/ / : ∧ 〈 | ハ {'´} } ｀ ‐- .. ∨
{ / ,ト、∧ ﾉ jノ ヽ ヽY ヽ } ｀ヽ }
{' ,/ l iゝﾆ=- ｰ こ ,/ ＼{;ｧ┐ } }｀ y
ヽ / l| | ＞ .. ／ ／ |ｰ-}ノｰ-- '′
……そうね。 { ハ ﾄ､ ヽ ヽ≧､__ ..ィ´ -‐┐} /〉、′
L...二ヽ{ ＼_.＞､}rt==彡´ | | /// ＼
あなたには無関係ではないものね。 { | ! ./;／ ￣ ｀ヽ
',╋ }',.／ :.
どのみち近いうちに迎えに行く予定だったし…… , ´￣ ｀ｰ} ,.:;.' :.
/ ／/'ヾ､ -=彡 // :.
一緒に来てちょうだい。そこで説明するわ。 { // / /:;{ il, / |
} {::tｧ rf:fﾆ彡'/ { l{/ |
{／/ / ／ ,.' {ﾐi' |
´ / / ,／.／ ／|| { {
／ ./ / ,. .:/ / ／ .|| { }
/ { { /. :/ ,' / || ヽ ,′
, { { { : { l ,/ .|| } ！
{ | l ､ { | | .|| } |
- 118 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:08:33 ID:giTkmSaY0
-
●
●
●
●
- 119 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:09:02 ID:giTkmSaY0
-
【 第二東京大学最先端情報科学研究所 】
,＿ ___ ＿
| |:::::| |＼
| |ニ| | |
| |:::::| | | ＿＿
| |:::::| | | (oXo) /| | _ _
| |ニ| | | ,||＿＿＿＿＿＿＿_| |［囗］| | | ＼
| |:::::| | | y仁|| : : : : : : : : : : : : : : | | |─┬─┬─┬─┬┴┬┴─┬─┬rﾍ
| |:::::| | | f| | ||￣￣￣￣￣￣￣.］:| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
| |ニ| に二二二二二二二二二二二.| | |二二二二二二二二二二二二二二二二ｺ
| |:::::| |三}| | rｭ ｔｭ | l |＝i＝i＝| l | | |＝＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l |＝i＝i＝ｉ＝| |
| |:::::| |三}| | □ | l |＝i＝i＝| l | | |＝＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l |＝i＝i＝ｉ＝| |
| |ニ| に二二二二二二二二二二二.| | |二二二二二二二二二二二二二二二二ｺ
| |:::::| |三}| | rｭ ｔｭ | l |＝i＝ｉ＝ ｨ升爻彡癶 ＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l | ┌┐ | |
| |:::::| |三}| | □ | l |＝i＝ｉ= ﾐ爻彡ミ爻彡ﾐ | l |＝i＝i＝i＝i＝| l | └┘ | |
| |ニ| に二二二二二二二二二 彡ミ爻彡ミ爻彡ニ二二二∠二ヽ二ヽ二ヽ二二二二ｺ
ｯﾒ从xj ||￣| |￣￣ ﾐ爻彡ﾍ.￣￣ 爻彡ミ爻彡ミ爻 | l |＝i＝ｉ ||::::::::||::::::::::::::::||=i＝ｉ＝| |
ミ爻彡 || | | 巛爻彡ミ ミ爻彡ミ爻彡ミ.=| l |＝i＝ｉ ||::::::::||::::::::::::::::||=i＝ｉ＝| |
ｰＶＶ｢￣下vtrvtrvtrvﾞ｀}i:i:i{´rvtrvtrミ爻彡ミ爻彡tzvtrvtrvtrk||::::::::||::::::::::::::::||rvtrvtrvtr
}i:iil匕L上＝＝＝＝＝ｯ仁工工工工工工工工工工ﾘ───:||::::::::||::::::::::::::::||────
￣￣∠三三三三三三ｱ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∠三三三三三三ﾐｱ ＝＝ ＝＝ ＝＝ ＝＝ ＝
∠三三三三三三ミｱ
- 120 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:10:02 ID:giTkmSaY0
-
,=============,
| r──､ r──､ | ＿＿＿＿＿＿
| | / / | |/∇ /| | /7i |
| |==== | |==== | | //:::| |
| | ∀ | | / / | | //::::::| |
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ 〉~ｱ c｢l 「|::::::::| |
│r──､ r──､ | （ ） 〈;;;;〉 |:l::::::::| |
|│':.:.:.:.:|│:.:.:.:.│| (二二二二二) |:|O::::| |
|│:..:.:.:.:|│:.:.,:.:│| | | |│ |:|::::::::l |
￣￣|└──' ﾞ──┘l￣￣￣(.<￣￣￣>.)￣￣￣￣￣￣￣|:|::::::/￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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| l l |/
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(＿＿＿＿___＿＿＿＿＿＿__),‐─┬i' ゝ)
l::: . ..::::::::::| ｌ^) .l│
|::: ;. ..::::::::::| ´| ゝ)
|::: ; ..::::::::::| /
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌─────────────────────────────┐
│私が連れてこられたのは、研究所内の応接室。 │
│ │
│研究所自体はもう何度も来ているが、ここに通されるのは初めてだ。 │
└─────────────────────────────┘
- 121 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:10:21 ID:5ajAkh8c0
- 笑顔がいや過ぎる
- 122 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:11:03 ID:giTkmSaY0
-
, ／{ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
/ / ', :. :. :. :. :. '.,
' / ', :. :. :. :. :. l
,l i /＾ ｨ=､ | | l ｌ l |
／ | | 'rﾐ､ ヽ | l { | l |
／ ,／| | | {ﾊ ,.ｨ=ﾐ､ ! | { l| | |
{ / ,jｲ｜ ゞ' {ｔﾊ }ﾄl l | { l| | |
V / l ', 〈. ゞ┴' }ﾊ. | { l! { ﾄ、
__ノ} / l |ヽ_ゝ } !| | ､ { {! {l ヽ
｀^{_.{ { { lﾄ. ､＿_, -='ｲ } !ﾍ ､ ＼ ヽヽ }
ヽﾊ {､ jハ ｰ '´jﾉ/ ヽヽ ヽ .ﾄ､V
ﾞ{ Vヽ､.} ｰ-ｭ― ´ j/=ミ,ﾊ} ＼. } }_}ﾉ
じゃあ、責任者を呼んでくるから、 '′,.r‐} ..-┐i‐' |ヽjハ_}ﾉノ
{ ￣￣￣´ {！ /}
ちょっと待っててね。 r―‐=＝ﾆ } ╋ V //ﾄ、
,′ __//} ,' // ! ＼
{ ／〃 /ヽ. -=≠// | ＼
} { |,.ｨゞ=⊃ r' // | ＼
{ r'／ .| | ⊂=彡ｲ］ ／ ヽ
}／ | | ,/ / /' ヽ' ' ￣ﾞi
∧: /: /: :/: : : : : : : l: Z : : : : : : : : : ﾊ
λ:!:/: /: :/ : : :｜: : /i: ゞz : : : : : : : : : :
ﾊ（!: :ｲ: :/: : : : : ! : : : !: : ,: Y: : : : : : : : :|
!: : |: ﾊ: :N: : : : ｲ/!: :,ｲ N ∨: : : : : : : :!
| !: !: !´｀ヾ, : : //斗-ﾘ:/ﾘ V: : : : : : :|
| V: : :ｨ'ﾃﾒ,／ ｨ'ﾆﾊ ゝ、 N:,＞ 、: :! あ、はい……
i ∨: iV::ﾘ V ::ﾘ ﾉ !/ ,、 !: : !
ヽ Y ! ¨´ ｀¨´´ , -ﾉ/: : :|
l: l , ,-. '´ : :ﾄﾊ
!: ﾄ、 _ ,.': : : : : : ﾊﾍ!
| l: : ヽ、 ｀ , イ! : : : : : : : | ＼
| |: : :!: : ゝ、 , ＜ |_: : : : : : : :!
ﾚ|: :/!: !Vゝ、! ,i ヽ、: : : : ﾘ
|:/ _,r´ ゝ 、_ , ＜ ﾊ ヽ/ﾚ'
,,.-,‐;:;:´;:;:;:;! / ｀λ ﾒ;:;:;:;ゝ,、
ﾊ;:;:;:;:;:;:;:;:;:!ﾍ / !ヽ ,ｨ'|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,、
- 123 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:11:44 ID:D3m0hZhE0
- 汚れ仕事は見られても困らない下っ端にさせろよと小一時間
- 124 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:12:05 ID:giTkmSaY0
-
/. : : : :／ .: : .:／ : : : : i: :ヽ: : : : : ヽ:. ヽ
/ .: : :.:/ : .: : .:/: :/: : : : :|:. :ﾊ㍉:. : :. i:. : i
i : : /V : : : : :/: :/ : :/ : :ﾊ: | | ヽﾐ､: |: :, |
| : .:∨ : : : :/|: :/ : :/ : :/ i: ﾊ| iミﾐ: |:/: |
| i : :i : :―‐=ﾄ/、.:/: :,ｲ ,斗-―ヽミrく:.: |
|∧ :| : -ァﾁテﾐ､:ﾑイ/／,ィﾁﾃﾐ､_∨、i : |
|i ヽヽ : 代Vcｿヾ／ /Vcｿ ﾉ´ / /: : !
丶 .i:＼ヽ| ｀¨´ ¨´ /_ノ:. : 八
ヽ| : .:｀:ﾄ､ i /: : : : : : : .ヽ
| : :i 人 ∧: : : : i:. : :. i
八:ﾊ: : :＼ ´ ｀ , ｲ: :|: : : : |:. : :. |
／/:/ .| : :／ ＞ ､ . ＜Ⅵ: :| : : : 八 : : |
∠_ノ、|‐'￣i ＼ ￣ ／ ヽ | : : / ∧: : |
／! . : . :ヽ!. . : | ＞-v＜ Y｀ｰ‐:ﾘ、ヽ:ﾘ
＿／ | .: . .: . .: . .: | / o i ヽ |: . : . : . ￣｀ヽ
／＼ | . : . : . : . .:人__／ | 丶_.ノ: . : . : . : . : . i ＼
／￣｀ヽ. ＼ | : . : . : . .:/ :|: :i | //: . : . : . :丶: . / i
／ ＼| . : . : . : / : :ヽヽ o | 〃: . : . : . : . : ∨´ |
┌──────────────────────────────────────┐
│生返事を返しながら、私は部屋の中の状況を探っていた。 │
│ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ │
│ごくありふれた内装の応接室。だが、ここにはネットワーク接続できる機器が何一つ無い。 │
│ │
│どういうことだ？ ここは、最先端情報科学研究所なのに。 │
└──────────────────────────────────────┘
- 125 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:13:04 ID:giTkmSaY0
-
{{ |' |' |' / / ｒ=､/!
',! ! ! {! {! {! {! }ﾊ,'
>―‐┴―――┴―┴――――‐┴‐┴{`ｲ! |
/ /｀T ￣￣ ニニニニニﾆ ￣ TT '' ┐ !_ｌｌ ,'｀丶､
/ /〃￣ヽ ' −―――- ' 〃￣ヽ ｌ ｌｌｒ ﾞ! _,. ｀丶､
ｌ ! ゞ...,,_ノ _,.＝=;-､ ゞ..,,,_ノ ｌ /ｌ_ ｌｌ/
ｌ ｌ / , '/ ｀ヾ,ヽ ｌｌ ｌ ｌｌゝ､/
ｌ ｌ / 〃'{ ヽヽ ｌｌ ｌ ｌｌ / l!
ｌ ｌ 〃￣ヽｌｌ ﾄ､ ノ ｀ヾ￣｀ヽ ! l ∩ ｌ!
| ! ゞ...,,_ノ','､ヽ ＼ ／ ヽ_ﾉﾉ'| ｌｌ H' ｌ'!,. -
ｌ ! { {＿＿__ヽヽ＼｀ ´ , ／￣ ', / ｌｌ// ｌ/／
,| ｌ,ィ―――､ ｀ヾ＝'、 ／ ＼/// ｌ, '
／ｌ ! ゞ＿＿__ノ ｆ´｀ヾ', ｀ヾ{..,, -
,.-'´ ! ! ｀¨´ ヽ ｀ヾ―-
／ ｌ ｌ ｆ￣￣￣ヽ ｒ――- ､ ＞､
{ ｌ ! '､.....,,,,,＿ﾉ '､.....,,,,,,_ノ '､＿',
. '､ ｌ ｌ ,―――、 ,.―― ､ _.....,,,,,,ヽ
｀ｧ､__ｌ ｌ '､＿＿__ﾉ { } { ',
. ／ ! ｌ ,-――-､ , ニニニ´, ,ニニニ´|
┌─────────────────────────┐
│それどころか、携帯電話すら圏外になっている。 │
│ │
│完全に、ネットワーク接続を遮断されているとしか思えない。 │
└─────────────────────────┘
- 126 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:14:02 ID:giTkmSaY0
-
┌─────────────────────────────────────┐
│私のいないところで、研究所のみんなは何を考えていたのか。 │
│ │
│それを知るには、屋内の設備にハッキングを仕掛けるしかない。そう私は判断していた。 │
└─────────────────────────────────────┘
/ . : .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:::.:.:.:.｀ヽ
/ . .: : : :./: : / : : :/ : : : : : ::/:/: : j ミﾐヽ.:.::..:.:.ヽ
,′.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:l.:.:.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:./ /::/ ﾘ ミﾐヽ.:.::.:.:.:.',
,′.:.:.:.:.:.:. |.:.:.:{.:.:.:.ハ.:.:/:/:./ /::/ / ﾐﾐヽ.::.:.:.:.:.',
i:.ハ.:.:l.:.:.l.:|._;ム.:_」_」.:.:.:.::/ｰ//＜￣｀` ミﾐヽ.:.:.:.:.:i
|:| i.:.:l.:.:.l.:Ⅳ´{_ﾊ.:.Lﾊ:.:/ //ｨﾃ代.:ﾐヽ､ l.:::l.:.: l.:.:.|
|:| l.:.:l.:.:.lN〃´{.ﾄ代｀ヽ{ l/ ﾄじｿ.:} / l.::l.:.:.:l.:.: |
ﾘ {从:.:.ﾊ ﾊ､ ヽ:じｿ ｀ﾆ´__ノ j/⌒ヾ.:.:.| （……トイレに行くって言って
ﾄﾄ:ﾊ ｀ー ' , ' ハ .1.:. |
i.:.:い レ' l.:.:.| 廊下に出れば何かしらあるとは思うけど──）
|.:.:ヽ.} ｕ __ ノ.:.:.:ﾄ､
|:.{.:.:.:ﾍ ´ ￣｀ ／.:/´:.:. .:ト､|.:|
|:}}.:.:.:.:.:.ヽ ／.:.::/.::.l :: : :l ﾘﾊ}
|ハ.:.:.:.:.:.:.:.＞...､ ,. イ::.:.:.::/.:.:/.:.:.:.ト.、
i.:i.:.:ﾄ､.:.{.:.:.:.:_」｀ ー ´ l.:::::::/.:.:/.:.:.:. ﾄ､.:!
l/. :| V.:.:/´｀丶､ , '´｀ヽ.:.:/.:/.:.:.:| ﾘ
|/ / ｀ヽ,ハ V.:/ﾊ.:.:/
_ ＿/ / i i ﾄ､/ V
,r=＜´¨｀.:.:.:.:.:.:.｀ヽ / l '; j.::.｀`丶、
/⌒ヽ::＼.:.:.::::::::::::::.:.:＼_,.ｲ l ､__ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ、_
／ ヽ.: ::ヽ.:.:.::::::::::::::::.:.＼＼ j i.:.:.l.::.:.::.:.:.:.::.:.:.:.j｀ヽ＼
┌──────────────────────────────────┐
│でも、いくら霊子ハッカーとしての能力を褒めそやされたって、 │
│ │
│それを発揮するためのデバイスがなければ私はただの女子中学生に過ぎない。 │
└──────────────────────────────────┘
- 127 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:15:05 ID:giTkmSaY0
-
,.:::::::::/.:::::,:::::::::::::::::::::i!::::::::::':,:::.:::',::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
,.::::::::/ .:.:/ .::::::::::::::::::ハ::::::::::::',:::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
, .:::::/ .:::/.:.::::::::::::::／ ';:::::::::::|:::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::: |
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::; < ／´ ＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ´.,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
|::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
………… ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
/:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
_||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
/ : : く＼ :///: : :/: : :/:/ : : :../: :.:| ヾ: : 丶: :ヽ
′: /: :＼/ : ! : :/: : :/:/: : : ∨: :|: | ﾐ: : i:| ﾄ､|
: : :/: : | : |: ｉ│: | : -‐/|〜': 八: :L:j、 ﾐ:::..ﾘ| |
|: :厶:.: :| : |: ｉ│/| /∨八: : //: :/|/ ∨: :/:,'| |
| : |/: /:| : |: i八:r斤┬=ミ∨/／ r=zｧi: /j/ j/
j: :/イ 八: ｉＮ 弋(ソ ﾋｿ ,ﾙ′
,′: : :＼ ヽ{ {
/: : : : : : : :ｰzﾍ ｕ ′ / （監視が付いている現状では
／:/: : : : : : : :/ 人
∠ /: /: : : : /:/ 丶 ⌒＾ ／:ﾄ :＼ 滅多なことは出来ない……どうしよう……）
/: : }: /: :/{ | ＼ ＞ ..＿／乂ﾉ ｀⌒
厶∨|/|／八| ￣二=く : /}: /: /|: :j＼＞
／ 二ﾆ=- 、 ∨ j人:/│/
／ _,,二二 _ ＼ ∧ j/
/ ／ ＼ ＼__ノ ∧
/／ ￣￣ ＼ ＼ ＼
- 128 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:16:04 ID:giTkmSaY0
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ｌ:::::|:/:.:.:.:.:.:.:.:.:ｌ ∧:::::::::::::::.:〉
|::: ｌ':.:.:.:.:.:.:.:.:. ! {ｉ ー ⌒ｉ´
ｌ::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ', ヾ､ !
/::ヽ:―‐:.､:.:.:.:.:.:〉 ｌ! ヽ
〈:::::, ― ､:::.:.:.:.:! ｌ{ }
V ￣ ヽ ヾ ､＿ ﾉ
´ | ｀ ー ´
/ ‐'}
{ ｀ ー―――‐ ´ ‐'
ー――――― ´
┌───────────────────────────┐
│ ・ ・ ・ │
│そんな私の焦りをよそに、そいつは足音を響かせ、やって来た。 │
└───────────────────────────┘
- 129 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:17:03 ID:giTkmSaY0
-
, ⌒￣｀ ヽ、
/ /＾＾⌒ヽ、i
ﾍ , }ｊｿ
,.,.,ﾍﾍ、ー ﾒ≦、
{｀ 〉ゝ┌──────────────────────────┐
} {,/' │ ﾍ/ ｀ゝ 从 │
i´ヽ j、_ │ ﾍ!/ , ヽ 人 │
!、） { │| 从! , ﾍ 从 │
| 〉 'i } │从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } 人 │
! | ﾍ {´. │ ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } / 从 │
i i } { │{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ 人 │
| i: } ｿ_,＿ │ヽ＼＼ / / } │
| 〉 ;〕三〔 │ﾍヽ ! | / || ∧! │
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ /:| / |｀|/ │
| 待たせたな。 | <::::| / 丿、///_ │
| | ＼! ´ /⌒从 丿 │
| 俺がここの統括責任者、加藤久嵩だ。| ＼ _ --＿＿, メ＼从从 丿ノ │
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 ﾉノメ │
ノ, ´:::::::/ │ ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 /丿 │
／/::::::::::::::〈 ／:::: └──────────────────────────┘
/ /:::::::::::::::::::｀ー-- ´ /::::::::::ﾍ ｀ 、ﾍ ＼
. / /::::::::::::::::|:::::::::/ /´￣￣｀ヽ |__∧ <
/ /::::::::::::::::::ﾒ￣/ / ∨ | ﾍ ＼
. / ／::::::::::::::／ ! / ∨ ヽ ￣￣ヽ、 〉
//:::::::::::::::／ ／ / ∨ ∧ ＼/
/／￣￣ / / ∨ ∧
/ / / ∨ ∧
- 130 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:18:02 ID:giTkmSaY0
-
┌───────────────────────────────────┐
│加藤久嵩……名前だけは聞いたことがある、この最先端情報科学研究所のトップ。 │
└───────────────────────────────────┘
, '"´ :＼
／ ト ＼
／ :／ ／ r' ヽ
. / :/ ﾊ/ ／ | :| ﾊ
/ :/ 〈./ ,ィ ／ /: ,ｨ :} :|ー､ ﾊ
. / :/:: ,' :/ /:/ / / } :,ｲ | ヽ '
| ｲ :| :/ /:/ ,イ / / ' / | :ﾘ | |
|' | | / |ﾑ￣｀Ｘ / ,ｲ / / :/ | / | |
| .| |:ｲ _/:＞´__./> '/ ' / /＿_|'__ | |
| :ｒ‐{ ﾏ乏ﾃﾉヽ／ ./ '≧_-＿ ｀ .| |
| :|(〉| ｀ ￣ ' 了乏ﾃヽ､ | |
| ﾊヾ| ｀ ー' ´ ﾑ´ヽ :| へ、へえ……
| ヽ| ｕ ' /iく / |
| :∧ /r'-'./ { トップ自ら説明してくれるなんて、親切じゃない。
| :ヽ ＿ ム ィ' i |
| | :| :＼ ｀ ／ | | :|
|ハ |､: __|ヽ , ＜ :| | :|
_|___ヽ| ヽ ノ ヾ、 ＼__ , ＜./ | | :|
/ ヽヽ ー‐< ＼ {＞, | :/| :|
. / ＼＼ .} .＼ , -‐´ i :/| / .| ﾊ |
/ .ヽ ヽ∨ ,ｲ＜ヽ 7､ / .|' .|' |
┌──────────────────────────┐
│でも、逆に言えば、名前以外の経歴が一切不明なこの男に、 │
│ │
│私は圧倒されないようにいるので必死だった。 │
└──────────────────────────┘
- 131 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:19:04 ID:giTkmSaY0
-
/ﾞ＼
/ ＼ , -―- ､
く ＼ ／ ＼
＼ ＼ / /
＼ ＼ ／ /
> ／ / /
／ ／ |i /
／ ,､| /|ｌ:､ /
ヽ ／| | 「| | /
＼ ／ .! ! 「| .|」 .／〉 | ／
｀ | | .¨ ／ ／ j / ￣￣｀ヽ
l」 ／.／ 广} , // |
レ' / ＼＿ l/′ ＼
／_ ＿ ／ /／ ヽ
___／ l＼. / /´ |
/ ＼ l _ / / / l
/ ー―く | / / 〉
＼ / l､＼､ ／ / |
入l ―- ＼__／ .／ /
ヽ 〈 ｀! 卜、＼ ／ ／
￣＼＿_ 丿/ ｀匸¨´ 、 ／
￣ ￣￣
┌───────────────────────┐
│でも、加藤は返答の代わりに人差し指を突きつけ── │
└───────────────────────┘
- 132 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:20:03 ID:giTkmSaY0
-
| | ＼ / ∨::::
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
∧ヽ、 /::| <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
──想像しろ。 一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
俺にただ答えを乞うのではなく。 !/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
- 133 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:20:59 ID:Rm58n/3g0
- お前の勝手なイメージを押し付けるな！
- 134 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:21:04 ID:giTkmSaY0
-
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|＼: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| ＼: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.ｌ: : : : : i: !: : :.|: :l: : | ＼: : : : :Ｖ: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ﾊ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :｝: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ﾊ: |: iﾘ _＿_ 》: :＞-､: : : : :i: :|
|:ﾊ: : : : : :| |::/ !::| ｌ: | l: : //斗七´ ∨ ｨ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト､八j: // ノ ,孑ﾔた圷 〉 ｝ｌ: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ｨf坏≧ﾄ / 弋ﾄｚ少 y'__ノﾉ: : : : !: |
|l V: : : :ﾄ､:ﾍ 弋ｚり ＿ ／: : : : : ｌ八
l! ゝ: : :|: :ゞ＼ /: : : : : : : : : ::l: : ヽ
＼|:.:.:.fヽ｀ 〈 u ｲ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ﾄ＼
|:.:.:.| 圦 ／ ト､:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| ＼
|:.:.:.! |:.:.:＞ 丶 ‐ ／ l V |:..:..ｌ:..:..:..l:..:..:.|
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:＞ イ ｲ rfヽ...|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r ､:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─＜´ l l, |:..:..:八:..:..|
ﾉ⌒ｰ'＜: ! |:.:.:.:.,ｫ' r=┴ 、 | .l :/ ＼:| f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
. f' ー- ､ ! |:.／/ / ｏ ｝ ﾍ l, ! :＞､_ ＼ | お前が持つ学園都市第三位の演算能力は、 |
} ー─､ }-' .|´: / / l! Ｖ ／ l:. ヽ : . : .＞､_ | |
| ｰｩ l‐' .}: .:L.ｲ ｏｒ‐' ＼＿,.ィ: . : .|:: ヽ､ . : ／: . | 自己満足の小細工のためだけに |
| ／{_/ /: . l: .| ｝ ／::／: . : . : 'l::. ｀ﾞ'''⌒ヾｰ' | |
｝ ｝ /: . : l: .| ,' ／::／: . : . : . : . :ヽ:: | あるわけではないだろう？ |
. | ﾉ /: . : . l: .| / ／::／: . : . : . : . : . : . :i:: ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
l::.. ,, -‐''ニ=-'''''￣ ｀''''= ､
l:::::. ／ ,, -''´ ヽ
ノ´/:::::::. /／::. `ｰ-
,':::::::|::::::::::.. /,ﾞ::::::::::
ヽ:::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::.
＼::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::.
｀::::::::::::l::::::::::::::::::::::::...
`ｰ-､|::::::::::::::::::::::::::::...
ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::..
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
（:::::::::i;:::::::::::::::::::::::::::::::::..
＼:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
- 135 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:21:23 ID:26UtzVKA0
- 加藤だと…
- 136 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:22:02 ID:giTkmSaY0
-
| -‐……‐- .._
| ´ : : ／: : : : : : : : : :＞
| ／ : : : :／: : : : :／:／／: : : : :＼
| ': :/: : , ' : : : : ／:／／: : : : : : : : : ＼__
|: :/: : / : : : : :｛`く／: :／: : : : : : :-:‐:→{
|:/: : / : : :, : ／＼〉／: : ／／: : : ,: : : :/:〉
|: : :/: : :_/, ': : : :／: : ／／: : :／/ : : /:/:!
|: :/: : , //: : :／: : >く: :' : : ／ 〃 : : : /: :!
|:/ : ;///: ／: : ／／i/､:／:／/: : : :, ' : : ｉ
|' : /i〈/イ: : ／iｨ従メxイ>く_,/: : :／/: : : .
|: /:∧ く|／ `弋＾}〉`^７: :／ 〃: / /
|/:/: /`1 ; /イ};／/: :/ /
|:/: / U ｛㍉イ : / /
|__/ . ／ /};ハ/i/
|三≧ ､_ ＼ __,，／ノ′
|__ `'¬へ.__ ..´ ＜!{
|￣ミ 、 爪{￣`'¬、 ……何よそれ。答えられなかったら
| ＼＼＿_／i Vﾍ iﾍ.
| . ＼￣「 { Ｖﾍ i i , 私が自分じゃ何も考えられない馬鹿だって言いたいわけ？
| ＼ ヽ V .＼{Vﾍ.j ; ′
| ハ 〈＼_) 丶} __,厶 もちろん、ここに来るまでの間、考えてはいたわよ。
| . 、 ｉ . 、 ＼ 、
| . ＼j、 ＼ ＼ ＼ ヽ. でも──
| ＼ } ＼ . {ﾍ, ＼
| `〈 ＼} く] ノ') 'う┐
| ＼__ _ . イ´ i/／／／)＼
| . ＼ ! ｉ'／／／`マ＾
| ＼ ＼_j＿ __ __ ,j_ 厶 __ ＼
| ＼_〉 ｀ヽ、 .
| ／`ﾏ }
| __ ___ ´ 'ｖ'ア¨ …ｧ‐- .. __,ノ′
| ￣i^7´ ﾍ, } ／!!
| | { j/／ ﾍ, ／ ｉi
| | `＾(／ ∧ ／ ||
- 137 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:22:27 ID:sRVyKMFA0
- こいつはひょっとして、元ネタの布束？だかのポジションなんかな
- 138 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:23:05 ID:giTkmSaY0
-
／ イ ,イ
／／／ノ乂／ﾉ／i／ ﾉ／!!|! ﾉ!
//// ／ ／／ ＜ !ﾉ
///／／ ／ ∨
{ヽｲﾄ从／ - .,_ ∨从
（ | |/ !≧ 、 ｀ヽ.、 !ﾉ!!
ﾍ < | ﾍ弋赱> 、 ＼ !/从
{{ﾍ_）| i: ＼≧＿ゝ ｀ |!从
/ｲ:::::! ! .., --ー＝=- 、 !ﾉﾉﾉ /
ﾍ | | ---‐ ´ <=弐‐- 、 ｀ /// |/
| | ! ‐ ヾ匕 _,.≫ ﾉﾉ!/
| | | /:: ヽ ﾉ／!/
| ! | /:::: ／／!/乂 ……言ってみろ。
|.!! !. ヽ !::::::: ／ ∧
_ｿ | ﾍ _ ´::::: ／ ∧ “でも”はその後だ。
| 巛 ﾍ ゝ、 ／ || ∧
|| ＼ ヽ ゛ 、.,__ ／ || ∧
|、 ＼ ﾍ ,. ≦ || ∧
|ﾍ ﾍ ﾍ ゛゛゛ ,. ＜ 八 ,.-ー ＝ ／ }
| ヽ ヽ ヽ、 ＜ / / ＜ ／ / /
| ヽ 〉三｀ー≦´ ノ / ￣ >／ / /
| ﾍ ／ !￣ / ／ ／／ / /
,. .-─‐-─-. . ､
, .:´. : : : : : : : : : : : : :.:｀ヽ､
／ . : : : : : : : : : ﾉ. : : :､: : : : :.＼
/. : : : ./ : : : : :l: :ヽ,.ﾍ: : .ヽ: : : : : :.',
/. : / : / :.:.:i: : :i:|: :l:.| ヽミﾐヽ: : : : : ',
,′:/:/.:.l.:.:.:. l: : : ｨ TTヽ ヽミﾐヽ.i: : : .',
i::l: l: l: .∧i: : l:,:.ｲl:./ ﾘ ヽミﾐﾐ|: : : : ヽ
|:.l: !:.l:.T ﾒ､: :l:/ l/ _＿, ヽﾐﾐ:j!: : : : : ヽ
|:.l: !:.l:.|>ﾃ行/ / ´￣ V ﾊ: : :.!: : :ヽ
|∧ヽ::弋ﾋ｡ｿ ﾉノ/ l.: : !: :l : |
ヽ|＼{´¨ ｀ ｕ ､ _ノ: :.:.:!: :l :.|
,:ハ /: : : :.',: : :!:.:.l:/
i.:.:.:.'.､ ￣｀ ／ i: :.i: |: :|: l:.: /
……わかったわよ。 |/l: : : ゝ､ ／ ！: |: |: :|: |:/
l |.:.:.∧: i＞＝＜ ,. ´￣`ヽ.:.l ﾘ
l |.:./ l:∧:.:.:.ﾊ.::レ'´ ／l/` ー=ｭ､
|/ ′ V// oj｀ヽ ／ ／／￣`ヽ
,. イ/ j ,' ＞ ｲ ／／ i
, ィ´ 〃 「_ﾚ'´,. ｲ / / / ,′ |
- 139 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:24:03 ID:giTkmSaY0
-
┌────────────────────────────────┐
│ ′ /:三::／ ‐ｧ= _三三三三三三三 / │
│ l /三／ / , イ ／ 丁￣¨へ三三三,ｲ │
│ i /::／ .':/ ／/_.′ ／ ′ ﾉ ﾍ三／ ヽ │
│ | ／／:::::: / /:/ /￣7/ `,.く / ／ / / ′ V '. │
│ ｜ | | イ一､:::/ ／::|:. / __/_|／-､ ,X ／ ′ / / |/ ｜::: ｜ │
│ ’ ﾚ′⌒Ⅴｲ !/|:イテ:::::::ヾ ゞ/／ / イ .'__/.. -‐ ! :: ｜ | | │
│ / ｜ r'⌒ﾄ､| / |!::::::::::i:! '´ /／/／|_/-_ ,:'´:: | | | | │
│ ′::::/ 人 ヽ : | 弋____,ノ ／ ／ 'ﾃ:/iTヾ! '::::::/:| | ∧! │
│ / ::::/ ! ::::| ハ ＼ i::::::!! ｲ'/:::. /|: ! ｲ.′ │
│ -=彡/ ::/ ::| | :::| !:.:.:ゝ-､ ー'′/:.::: ' !:/ │
│. / イ :::| | :::| !:.:.:.:.:.:.:! !: /:.／ |′ │
│ ／ | ::::|∧ :::! :::::::::::: i '. ′ ′ │
│ ! :ハ!:::ヽ| !::::r―ﾉ ＼ _＿_ ∧ │
│ ! / |::: ハ:从ハ.′ ｀ イ:: '. │
│ '′ !:/ 乂 ` ､ ＼ イ:.:.:.∧: f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
│ イ ` ､ ` rｰ＜::::::::::::|::: / ヽ |あのコの見た目はどう見ても私そのものだった。 |
│ _.．‐ ´: : | ＼. /| ヽ `:､:::::| / ノ | |
│ . -‐ ¨: : : : : : : ハ. ＼ !ﾉ ＼ `ｰ'､ |まるで鏡を見てるんじゃないかと思うくらいに。 |
└──────────────────────── | |
|……でも、私に、生き別れの姉妹なんて存在しない。 |
| |
|そして、その裏にはあんた達の関与が疑われる。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 140 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:25:02 ID:giTkmSaY0
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┌──────────────────────────────────┐
│ ::::::::::::::: : : | :|;:| :|;:| :|;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::____┏━━━━┳┳┳┓ │
│ ::::::::::::::: : : | :|;:| :|;:| :|;:::::::::::::::::::::::::::::::::: ／`ー----'＼::::: : :┃┃┃┃:::::::::: │
│ ;;ＸＸＸＸＸＸ| :|;:| :|;:| :|;.ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸ , ---［[ |ｌ二ﾆﾆ二ｌ| ]］---┸┸┸┸--- │
│ ;;ＸＸＸＸＸＸ| :|;:| :|;:| :|;ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸX／ ＿＿二二二二二二＿＿＿＿＿＿＿ │
│ ;;ＸＸＸＸＸＸ| :|;:| :|;:| :|;ＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸＸ./ ＿＿__|0００OOO０00|ﾆ＿[Mark IIcs]＿ │
│ | :|;:| :|;:| :|;. [|::|ｌ_______|__＿＿＿＿＿＿|_____________________ │
│ | :|;:| :|;:| :|;. ｜||.Oﾟ ｡｜||。 。 ::::｜||O . ｡ ｡ﾟｏﾟ ﾟ │
│ ／ 二二二二二.／! ＿＿＿__. ｜||.ﾟ○｡｜||｡ ﾟ . ﾟ...::::｜||｡O＼. ｡ ＼ﾟ 0 :｡ │
│ |┌───┐= :|:::| ／ ／i |::||ﾟｏﾟ ﾟ.｜|| ｜｜ ::::｜|| ｡ ﾟ ＼ . ｡ o │
│ |│√`wｰ､_! |:::| ||￣￣￣||::::::|::.｜||ﾟ ＼ ｜|| ｜｜ :。:｜|| ｡ ﾟ ｡O ＼｡ .ﾟ │
│ |｜ ｜ |:::|＿||＿＿＿||::::::|::.｜||ﾟ0 :｡.｜|| ｜。: :::｜|| ﾟｏﾟ . ｡ﾟｏﾟ ﾟ 0 :｡ │
│ |└───┘ |::;|□□||＿＿||::::::|:::｜||｡ﾟO .｜||ﾟ ｡ ｡ . .:::::｜||0 :｡. . ｡ ﾟｏﾟ ｡ ﾟ │
│ |￣￣￣￣￣| .／∴¨ ∞／!／|::::::|:::｜|l.||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|| ||,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,|| ﾟ :｡ │
│ | [] | |￣￣￣￣￣ | . | (ﾆﾆ:[|::|[|| | ｜| |｜| ｜|| || | ｜| |｜| ｜||二二 │
│ |＿＿＿＿＿| |＿＿＿＿＿ |(((ニニニ`!:|| | ｜| |｜| ｜|| || | ｜| |｜| ｜||＿＿ │
│ ＿ || | ｜| | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
│ ／／| || | ｜| | | あんた達は──私のクローンを作った。 |
│ ／／ |＿＿ /￣￣￣￣￣/ | |
│ ／／ ／：：：／| 〆〜〜〜〜-,,/ l | そうとしか考えられない。 |
│ | | ／：：：／／i|::.. ／ ;; ,,;; ; ;ﾉ || ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
│ |_|／：：：／／￣ / ;;; __ﾉ.／!||::::. │
│ |￣￣￣|／::: ／ """"".／.／::: │
│ |＿|￣|_||::: /＿＿＿＿ ／.／::: │
│ ||＿＿＿＿||／::: │
│ || ||::: │
└──────────────────────────────────┘
- 141 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:26:02 ID:giTkmSaY0
-
/／:.:.:.:／.:／..:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/V／Z＿:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:..ヽ
／:／.:／.:／..:.:／.:／:.:.:.:.:/.:.:／＾＾＾´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ﾊ
／／/:.／／:.:.:.／:.イ:.:.:.:.:.:.::/.:.:/ Z:.:.:.ヽ:.:.::.!..:.:.:.:.:ﾊ
＜ イ /:,.:.:./:.:.:ｰ.'.":.／.:.:.:.:／/.／ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.!
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:ﾃ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:＼' / ／ _＿___ ﾚ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:＼
V /.:.:.:.:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
/.:.:.:／/.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞
／.:／ 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
＜.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
/.:.ハ 〈 ,.ｲ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:＼..＼＞
, 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐､ ／ .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:＼:.＼
ー=＝彳:.:.:／/.:.:.:＞､ `¨ ー― ' ／ |＿.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:＼.:.:.:.:.＼:.:＞
/:.／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:＞.､ ¨_,. ' _ ,. -＜ ∨:.:.:.:.:ﾊ.:.:ﾊ..:.:..ト､::.:.:.:＼
// /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
/' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
／斗‐ー― '爪/／ |〇 | ヽ）確かに私は今まで検診に同意してたし、 （
） （
）血液サンプルやＤＮＡマップも提供してる！ （
） （
）あんた達にとっては格好のクローン材料だったでしょうよ！ （
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ
- 142 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:27:02 ID:giTkmSaY0
-
-―-―-
´ ｀ ､＿_
／ ＜⌒
／: : ヽ
／: : ＼
／: : . : . : : . ＼
ノ/ : : . : / ﾉ八八ヽヽ､、: . . : ヾ
／ｨ: : . :ｲ//／ ＼＼: . . : :i＼
／ｲ: : ,/／ ′ ＼: : : f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾉ: :// )从: : | ああ。その通りだ。 |
ｲ|ﾊ -―--- ､ , ---―- ｲ | |
/小ﾍ 癶赱ﾐ> ィf赱癶 /'＾ | 一位の“一方通行”や二位の垣根提督では |
､从人八｀ﾍ ｀¨´ ｀¨´ ハ/ | |
ミ ∧ ﾉ! / | あまりにも魔術回路形成が特異すぎたんでな。 |
そ ∧ ､j,, /, | |
ｰ=彡 彡＼ ､__＿___ ／し' | 汎用性の高いお前に白羽の矢が立った。 |
⌒ﾒ 彡|: ＼ ｀こ´ ／ :|そ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
__彡⌒ Σ:::ーヽ ＿__／一::::て /ミ、
⌒>: : . . ミ:::::::://Y^Ｙ ∨:::::::Σ . . : :て__
__彡: : : . . . ､て＼// 人人ﾍ∨／( . . : : _彡'⌒
ノ 丿: : . . ＞／／/ | | ＼ ＼そ . . : :.ミヾ
_／彡ｲ: : . . Σ／.:./ .:.| |:.＼:.: ,彡' . . : :＼ヾヾ^＼_
「{ 丿,: : . . ＜.:.:./ .:.:| |:.: . ∨ /, . . : :＼ｊ }|
|｛ 彡ｲ: : : . . . . :Σ.:./ .:.:.:.:.| |:.:.:.:. ∨/: . . . . : : :ヾ） /:|
|∧ /Y.: : : . . . . . : : ＜て⌒ー‐く⌒ーｲ: : . . . . . : : :＼ｊ: / |
| :∧ /j: : : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::::::|| ||::::::::::彡': : : : : : : : : : : : : : :.{＼} / :|
| ∧ 八 : : : : : : : : : : : : : : :＜:::::::::::|| ||::::::::::＞': : : : : : : : : : : : : :.八. / |
| :∧ ｲ: : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::::::|| ||::::::::::彡: : : : : : : : : : : : : : : リ） / :|
| ∧ j/Ｙ: : : : : : : : : : : : :.＜:::::::::::|| ||::::::::::＞､: : : : : : : : : : : ,小ﾉ / |
| :∧ ,| : : : : : : : : : : : ､ 彡:::::::::::|| ||::::::::::ミﾒ､: : : : : : : : : : i: :| / :|
- 143 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:28:03 ID:giTkmSaY0
-
.: :.:.:.:.:∧∨ : : : :/: : : :/.: .: ,:. : : :ｌ: : :.|｀ヽ: : : : : :.ﾊ
/∧ .:.:.:..∧∨.: :./ : : :,ｲ : : /: : : : ｌ.: : :| V : : : : : l
,'/ /.:.: /.:. :.V: : ｲ: : : :/ !: :./!: : ::/ﾘ: /!:ｌ }: :i.: : : :.|
i ｌ /:.:.:/: ∧:. :. :.∧: : / |: / |: : / ,' / jﾉ _, j: :l.: : : :.|
|:l/: :.ムｲ: :l: : : :i ｀jﾙ‐-.｣/__｣: / /:ムｨf爪x､ ｢, |: :.}: :.| でも……
ﾚ: :./: : :jﾉヽ: /: | ,ｨ'て汽ミｘ / j/ 'んﾊ }i ﾘ : : ∧: |
／: : / : :.∧ j∧.:.l 〈 んﾊ j/ う'ﾂ ' ﾚ': :/ i:.| 何故そんなことをしたのかがわからない！
⌒了: : : :/ : ＼ V うﾞｿ ＾ ,､ ｢: :〈 jﾉ
_ﾉ: ／⌒ヽ: : ｀｢:人 '"" ' 八: :|｀ヽ だってヒトクローン作成は
｀¨7⌒ヽ､ ＼:ｌ: : : ヽ ,_ -=r 厶イ.:l/ ',
/ ､ ＼ ヽ∧: :}＼ (:::::: ﾉ , ｲ ｌ:| V ｛ 国際的な禁止条項でしょう！？
｛ ハ jノ ＞ ￣´ . ＜ / jﾉ ¨7
｣ ', ‘， ＼｀ ７ ｝ / {
八 ', ヽ 厂{ / 'V ／ ｀ヽ
｛ ヽ ∧ / 0八 ｲ ﾚ' /＼
ﾉ / }ｌ ＼/ 〉 Y { }｢￣ ―-- ＼
/ i ＼O! / / |i ／ 〉
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } 人
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } / 从
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ 人
わからないのか？ ヽ＼＼ / / }
ﾍヽ ! | / || ∧!
……想像しろ。 ∧从ﾍﾍ /:| / |｀|/
从 ∧ <::::| / 丿、///_
確かにヒトクローン作成は禁止されている。 ⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 丿
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从从 丿ノ
西欧財閥と、その傀儡国家の間では、な。 メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 ﾉノメ
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 /丿
──俺の言っていることの意味がわかるか？ 从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
- 144 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:28:52 ID:4Udnmleo0
- セロリさん聖杯戦争に参加してたらかなり強そうだな
- 145 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:29:02 ID:giTkmSaY0
-
/:.:.:./:.:.:.:.:..:.:/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:/:/:.:.:.:.ﾊ ヾ:.:.:ヽ:.:＼:＼
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.|:.:.:.:.:.|:.| V:.:.:ﾄ､:.:.ヽ. ＞‐
i:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.:|:.:.:..|:|:.:.:.:.:.|:.:| V:.:|:|:.ヽヽﾊ
|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:|:.:..|:.:.:.:|:|:.:.:.:.:.!:.:レ≠―- |:.:.!:|:.:.:|:.:N
|:.:.:.ト､!|:.:.:.|::.:.|:.:.:.:.|:.:..ﾄ､__」:|:.:.:.:.|:./´-‐ ＿ _ |:.:|:.ﾄ、:|:.|
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|:.:/|:.:.|:.|:.:.:.|:.:イ､:.:|_V≦ミヽﾄ､:.:| '′{::U::} |:.|:.:|:.:/|| ……え？ それって、どういう──
|//|:.:.|:.:.|:.:.:.:|:.:| ,ﾒ「 f::ｎ:ヽ ヽ! ｀ﾆ´彳,ｲ:.:.ﾚ、j!
〃:.:|:.:.|:.:.:.|:.:.:.:|:K《 弋U:ﾉ ,. |:.:.:ﾄ､＼
/ |:.:.:!:.:|:.:.ヽﾄ､:.:.ﾄ､ヽ.ー‐ '´ ヽ !:.:.:| ＼＼
|:.:.:/∧:.:.:..| L､:.:ヽ ｀ ' ハ:.:| `ヽ.｀`ヽ
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|,ｲ:,.ｲ:.|:.:.＼|￣`ー.､｀ '- ´ ,ｲ:.:://| |: : : : : : : :＼
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!/ !:.:.|:.:.:.:ﾄ､:.:.::.:.:.:.:|:.| ＼ ‐- イ |/ /: : : : : : ／: : : : : : ＿＼
! ヽ:|、:.:| |ﾄ､:.:.:.:.:.|:.| ヽ / ' /: : : : : /: : : : ／￣ ｀ヽ
∧!＼:| ||:|: ＼:.:ヽゝ ｀ｧ=＜´ /: : : : :/: : : ／ ＼＿
| ヽ,ﾘ ＼: :＞┤ ! ヽO ＼ /: : :|: : |: : :/ ヽ ｀`ヽ.
rﾍ ヽ: : : ヽ!: : ! ノ 7 ナ ヽ /: : : : |: :|: : :| '.｀ヽ. ヽ
- 146 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:29:40 ID:5ajAkh8c0
- 俺は傀儡国家をやめるぞ、JOJO-
- 147 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:30:03 ID:giTkmSaY0
-
┌──────────────────────────────┐
│困惑してそれ以上言葉を続けられない私に加藤は何も言うことはせず、 │
└──────────────────────────────┘
| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:..:.:.:.:.:.:.::.:.::.::.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:. ∨::::
/! ヽ!:::::::、＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:ﾑ:::::::!∧
|! { :.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.ー-ヾ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.::.:.:.:.::.:..:.:.:.::.:.:.∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 :.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.: /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:.:‐ﾙ´:.:.:.:.:.::.:.: .:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:::／ )i :.:..::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ 〈!:::ヽ!::::::>
∧ヽ、:.:.:.:.:.:.: /::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
ル' } .......＿＿_,. =ﾆ:::::::
一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ﾚ, i ＼ :.:.:.:.:.: ／ ＞:::::::
!/_ ノ_ .! ＼ :.:.:.:.: ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
┌──────────────────┐
│ただ落胆の眼差しを向けるだけだった…… │
└──────────────────┘
- 148 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:31:02 ID:giTkmSaY0
-
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| 駄目だよ加藤君。 |
| |
| そのやり方じゃあ、生徒は伸びないなァ。 |
| |
| 想像力を伸ばすには、今の彼女が持つ情報量は足りないようだからね？ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
┌─────────────────────────┐
│その時、私へ助け船を出すように、第三者の声が響いた。 │
└─────────────────────────┘
- 149 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:31:24 ID:Rm58n/3g0
- この喋り方は……
- 150 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:32:03 ID:giTkmSaY0
-
,′:ﾄ､ / : :! : : : : : : :/: : : : :j: : : :}､＼:.ヽ
i: : :ﾄ､ヽ.: .:i: : : : :,/.:/: :,! : : :|: : : :|ﾑ.: :ヽi
j: : :|: :!' : : |:,斗≠∨､/.|: : .:,|: : : :! ヾ: : !
,′ :|: :! : : :|/ / / | / ! : / !:_:｣_j }: :.|
/: : :,'⌒| : : :j,斗-ﾐ､.メ | :/ | / j｀ヽﾊ: :!
/ : : :{ ( !: : :ｲ r'ﾊ ｀ヽ ﾉノ j/≠ 、.': :|: |
/ : : : :ヽ 人 : :{. Vｿ ハ )).: :|: |
. ,＿＿__,ノ : : : : .: .:＼从人 ー r'ｿ ノ.: : :|ノ
. , -―――/ / 彡´ : : : i: :ヽ : : く｀ヽN , ― /.: : : :| ──え？
. ／ i i ム＿,ノ: 八: : :＼: {＼ﾄ､ / : : : : |
. ／ ＿＿| ! /ム＿_,ノ'´ ￣￣￣￣￣｀ヽ く ア ｲ : : : : : |
.／ ／ } .ﾚ' : : : : : : : : : : :∠´￣￣￣￣｀ヽ＿_ イ: : : : : : : : }
, ' ´ |/.: : :: : :: : :: : ::／ ∨: : : : : : : ハハリ
, '´ / : : : : : : : : : :〃 ――‐ヽ､_ハハ/
/ : : : : : : : : : : :||´ }､
/ : : : : : : : : : : : :|| ￣￣｀ヽ
. / : :: : :: : :: : :: : :: :|i ＼
/ : :: : :: : :: : :: : :: : :|{、 ヽ､
. /.: : : : :: : : : :: : : : :: :|ヽ ￣￣￣｀ヽ
┌────────────────────────────┐
│振り返った私が見たのは、とてもここにはいそうもない人物だった。 │
└────────────────────────────┘
- 151 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:33:02 ID:giTkmSaY0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ ||
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| ||
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |// | | はいお嬢さんこんにちは。 |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' (ヽ| | |
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノﾉ,' | テレビやネットで見たことあるかな？ |
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´/ | |
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:.} | 首相の松平です！ |
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:.l| 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l |
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|三ニニ三ﾐ|
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.／:.|´ ｀|
┌────────────────────────────┐
│──日本国内閣総理大臣、松平元信。間違いなく、本人だった。 │
└────────────────────────────┘
- 152 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:33:15 ID:giTkmSaY0
-
Fragments Out
- 153 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:34:07 ID:giTkmSaY0
- と、今日はここまで。いやあ、まだ聖杯戦争始まってないし、平和な前編でしたねー（棒）
次回は早くお届けしたいですね。はい。
- 154 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:34:58 ID:zntUIzFo0
- えーと何のキャラだっけ？？
- 155 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:36:02 ID:26UtzVKA0
- 乙
最後のはホライゾンのキャラだね
しかし胡散臭い連中目白押しだな学園都市
- 156 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:39:01 ID:eepu9Wy.0
- 加藤ってラインバレルのあれか
- 157 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/29(日) 22:39:10 ID:giTkmSaY0
- なお日本の総理大臣は初期設定ではラインバレルの石神さんでしたがＡＡがネタＡＡしかないでやんの。
まあ、結果的により適切な殿先生にスライドしたんで怪我の功名であり、
遅筆であるが故にホニメ合わせＡＡ増加の波に乗れたんでむしろ良かった（良かった探し）
- 158 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:39:27 ID:sRVyKMFA0
- 乙
みこっちゃんの心情は既に平和から程遠そうだがなｗｗ
- 159 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:43:31 ID:dYDduD2.0
- ラインバレルの人と境ホラの人だっけか？
乙ー
- 160 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:43:47 ID:TjxNUWjU0
- 乙
>>アメリカのゲーマーがリアルでの時間を忘れて接続続行した挙げ句に病院送りになった
これ月のことか
- 161 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:44:30 ID:JNuK7ZlY0
- 乙
美琴は果たしてどういう理由で参加したんかしら
- 162 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:45:29 ID:SDcUZDRw0
- 乙です
国家レベルの話で参加してんのか美琴は？
でもここからどうして「蒼星石を倒せればそれでいい」に繋がるのかが予想つかない
- 163 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 22:50:34 ID:x8vDYZzc0
- おつかれー
蒼の子は自分のサーヴァント隠さないから、
弓道場の子も色々と対応考えてたっぽいんだよね
どう描くのか楽しみにさせていただきます。
- 164 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 23:09:12 ID:glbc1gK60
- 乙でした
ハルヒの告知から結構たってから参加できるってことは、参加猶予期間は長いんだな
- 165 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 23:36:32 ID:bq7eonw20
- 乙です
キバヤシ番外編での
「キバヤシとハルヒが参加後編集部が壊滅し、
谷口がそれを確認して参加した」描写からしても
やっぱり猶予期間は長かったんだろうね
- 166 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 23:43:20 ID:QbmyphHQ0
- 乙
まさか殿先生をここで見るとは…
- 167 ：名無しのやる夫だお：2012/07/29(日) 23:57:26 ID:KfqXEGaA0
- 乙っした
>良かった探し
>>1ののいいとこ、 またひとつみーっけ
- 168 ：名無しのやる夫だお：2012/07/30(月) 00:25:45 ID:6SVx5Iog0
- 垣根冷蔵庫さんとアクセロリータはなぜ聖杯戦争にいないのか
これは後編が楽しみだなあ、御坂さんのSAN値的な意味でも
- 169 ：名無しのやる夫だお：2012/07/30(月) 00:29:37 ID:qPQsXZfo0
- 冷蔵庫「…よく間違われるけど、俺の「てい」って“帝”の方なんだぜ」
- 170 ：>>142 誤記修正 ◆aajRqaKlT.：2012/07/30(月) 00:32:15 ID:BeqhBe/g0
-
-―-―-
´ ｀ ､＿_
／ ＜⌒
／: : ヽ
／: : ＼
／: : . : . : : . ＼
ノ/ : : . : / ﾉ八八ヽヽ､、: . . : ヾ
／ｨ: : . :ｲ//／ ＼＼: . . : :i＼
／ｲ: : ,/／ ′ ＼: : : f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾉ: :// )从: : | ああ。その通りだ。 |
ｲ|ﾊ -―--- ､ , ---―- ｲ | |
/小ﾍ 癶赱ﾐ> ィf赱癶 /'＾ | 一位の“一方通行”や二位の垣根帝督では |
､从人八｀ﾍ ｀¨´ ｀¨´ ハ/ | |
ミ ∧ ﾉ! / | あまりにも魔術回路形成が特異すぎたんでな。 |
そ ∧ ､j,, /, | |
ｰ=彡 彡＼ ､__＿___ ／し' | 汎用性の高いお前に白羽の矢が立った。 |
⌒ﾒ 彡|: ＼ ｀こ´ ／ :|そ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
__彡⌒ Σ:::ーヽ ＿__／一::::て /ミ、
⌒>: : . . ミ:::::::://Y^Ｙ ∨:::::::Σ . . : :て__
__彡: : : . . . ､て＼// 人人ﾍ∨／( . . : : _彡'⌒
ノ 丿: : . . ＞／／/ | | ＼ ＼そ . . : :.ミヾ
_／彡ｲ: : . . Σ／.:./ .:.| |:.＼:.: ,彡' . . : :＼ヾヾ^＼_
「{ 丿,: : . . ＜.:.:./ .:.:| |:.: . ∨ /, . . : :＼ｊ }|
|｛ 彡ｲ: : : . . . . :Σ.:./ .:.:.:.:.| |:.:.:.:. ∨/: . . . . : : :ヾ） /:|
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- 171 ： ◆aajRqaKlT.：2012/07/30(月) 00:33:51 ID:BeqhBe/g0
- >>169
訂正ありがとうございますー。どうにも禁書系は手元に資料（原作）置いてないので表記や描写チェックが甘いことがありますがご容赦下さい。
- 172 ：名無しのやる夫だお：2012/07/30(月) 15:46:11 ID:kPBoL44Y0
- 乙です
原作並に殺伐としそうな学園都市だな
- 173 ：名無しのやる夫だお：2012/07/31(火) 10:03:51 ID:7pfbpcfY0
- >>172
原作並に殺伐としそうな学園都市ってそれただの学園都市と何が違うんだ
- 174 ：名無しのやる夫だお：2012/07/31(火) 14:44:55 ID:uRMuHfp.0
- 乙でした
しかしデビサバ2のあの二人のAAなんてあったのか
- 175 ：名無しのやる夫だお：2012/07/31(火) 14:54:02 ID:wGSQBGYE0
- 禁書の名前は、読み方はともかく使う漢字がアレですからねー
- 176 ：名無しのやる夫だお：2012/07/31(火) 21:14:28 ID:Ktjda.tY0
- このお話は主人公もだけど脇役の末路が気になってしょうがない
谷口とかキラとかつぼみとか
- 177 ：名無しのやる夫だお：2012/08/01(水) 00:39:20 ID:WwOoxjy20
- 確かに傀儡男なら学園都市で何作ってても納得だわｗ
- 178 ：名無しのやる夫だお：2012/08/01(水) 18:59:07 ID:DtIZhQ2g0
- えーと残り８人で、
銀ｖｓない夫、御坂ｖｓ蒼、あと谷口、ハルヒ、キバヤシ倒した子、キラか
キラだけ情報やバックヤードが不明すぎるがそれ以外は全員背景が見えてきたな
- 179 ：名無しのやる夫だお：2012/08/01(水) 20:27:09 ID:G3G1qHDo0
- 原作モブ勢の鯖もほぼ確定したな。
御坂：与一，谷口：ハユハ，パティ（？）：シェイクスピア か。
キラは>>1の過去の書き込みからギルっぽいけどまだ確定はしてなかったよな、確か
- 180 ：名無しのやる夫だお：2012/08/01(水) 23:48:12 ID:EJUV6FSI0
- キラは「僕の鯖がガンダールヴを気にしていた」というのが伏線か
- 181 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 00:36:02 ID:siwsJk1s0
- つぼみのライダーは誰だったんだろう
- 182 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 01:45:26 ID:ZUdKmfe.0
- ゲオルギウスじゃないかという予想が前にあったような
- 183 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 03:58:55 ID:Oa2m8NnQ0
- 世界的に見ると、那須与一だけ群を抜いてマイナーな件ｗ
- 184 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 08:45:02 ID:Vl/VyhEM0
- 与一さんて偉業も１つしかなくね？
- 185 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 09:20:25 ID:IqCGYi.o0
- 平家物語のあのシーンが教科書に載ってたりしなければここまでの知名度を得る存在じゃないしなあｗ
日本でアーチャーを召喚するなら鎮西八郎が最強だろうJK……
- 186 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 10:52:14 ID:6TAB3q1.0
- 一般的な知名度的には与一より為朝のほうが下だろうな
- 187 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 13:12:48 ID:YlY//KZ60
- 古典の教科書には大体載ってるしな＞与一
- 188 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 16:10:57 ID:siwsJk1s0
- 鎮西八郎はややメニアックだからなあ
知名度補正入れたら主君もメジャーだし与一のほうが有利な要素は多いかもしれない
- 189 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 16:12:09 ID:qNiP.RhQ0
- ヨイチアローはFFでも有名になったろうからなｗ
- 190 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 17:52:32 ID:pvSLfgko0
- 弓だったら吉備津彦超つええんだけどな
- 191 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 18:42:23 ID:ipd6ekTw0
- >>183
ハユハも世界的に見ればそんなにメジャーじゃないと思う
第二次大戦期のフィンランドなら、マンネルハイムとかユーティライネン兄弟の方がメジャーかと
- 192 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 19:51:04 ID:c.xXwF0k0
- 李書文も世界的にはそんなに有名ではないっぽい
日本での知名度が抜群なだけで中国ではさほどでもないらしいし
中国拳法家なら黄飛鴻の方が多分ずっとメジャー
- 193 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/02(木) 20:00:10 ID:CxQZnY0k0
- 多分ムーンセルは「全部おしなべて知名度補正がない」状態で聖杯戦争やってんじゃないかなーと思うのです。
その上で属する神秘レベルに応じて強いとかじゃないかなと。
- 194 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 20:54:32 ID:w6VAWWCQ0
- まあ、でないとキャスターとかどうやって相手を正面撃破しろって話だしねｗ
- 195 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:07:30 ID:tmi2bNcU0
- 知名度補正が有りそうな英霊が一人だけ・・・
アームスｔ（ry
- 196 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:20:49 ID:jQ69SbtM0
- かぐや姫も逝ける
- 197 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:22:38 ID:hr.h5XP60
- >>195
「偉大なる一歩！（巨大な足で敵軍を踏み殺す）」
- 198 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:31:10 ID:o0TYX6YI0
- あの海産物、どうして真名わかったんだろうな。
宇宙服着てたら顔見えんし、素顔でうろつかれても気付く自信全くないぞ、俺。
- 199 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:38:02 ID:/x4WLtPA0
- 職業柄、服に名札でもついてたんじゃねーのｗ
- 200 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:47:44 ID:flxN5Lqw0
- 宇宙開発が停止されている世界だから、有名な宇宙飛行士は限られてるだろうし
英霊になるほどの前人未到の偉業となるとガガーリンかアームストロングくらいだろうし、
その中でもアメリカ国旗入りの宇宙服だからたぶんアームストロングだろう、
という感じで判断したんじゃないか？
- 201 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 21:52:31 ID:BGbyA88A0
- アームストロングなら星の開拓者EXは間違いなく持ってるだろうな
戦闘機乗りでもあるし普段はそっちを使うかも知れない
宝具・アポロ11号の効果は気になるところだが…
- 202 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 22:09:16 ID:ipd6ekTw0
- >>197
電子音声「ジャイアントフット」
こうですね、わかります
- 203 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 22:29:09 ID:WygCDKOE0
- >>201
サターンロケット直接相手にぶつけるか、着陸船大気圏突入でメテオストライクじゃねｗ
- 204 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 22:33:58 ID:4N0hwHxg0
- アームストロングの皮ＡＡが宇宙キター！なアイツ以外考えられなくなってきたんだがｗ
- 205 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:27:33 ID:o0TYX6YI0
- >>201
自分で宇宙開発計画ぶちあげて自分が起こした事業で成功して資金出して計画を主導したぐらいじゃなきゃ
星の開拓者は無理だろ。 確かに偉大な人物かもしれんがあくまで宇宙飛行士なんだから。
リアル海賊王かつ人類トップクラスの偉大な航海者かつ優秀な艦隊指揮能力をもった、
なんで一回戦の相手なのかわからん超チート人物のドレイクとは比べるのが間違ってる。
- 206 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:30:13 ID:TqwCboOQ0
- ってことは、ケネディの方が星の開拓者を持ってたりするのかな？
- 207 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:34:29 ID:1WIOcGr.0
- >>205
それでも「星の開拓者EX」持ってるのは彼だろうね
初めて地球外の天体に「一歩」を踏み出した「幻想」だから
- 208 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:36:48 ID:hjPfG2p60
- 人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキルらしいから
アームストロングでも持ってる可能性はあると思う
- 209 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:37:25 ID:xWTYcIdk0
- >>207
EXではなくランクが下がるのかもしれぬ
てか仮に英霊になったとしても戦闘能力皆無だろうから外れ鯖な気がする
- 210 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:38:05 ID:Xgedxn7Y0
- 星の開拓者なら
ケネディよかフォン・ブラウンの方が持ってるんじゃね？
- 211 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:40:49 ID:hjPfG2p60
- なんかアインシュタインならもってそう
- 212 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:43:00 ID:xWTYcIdk0
- アインシュタインは宝具「相対性理論」か
核爆弾自体はアインシュタインが作ったわけではないんだよな
切っ掛けを作った人ではあるが
- 213 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:46:19 ID:1WIOcGr.0
- >>209
しかし、キャスターやライダーだと英霊の戦闘力とか関係ないの多いわけで
宝具チート多すぎなクラスだしｗ
- 214 ：名無しのやる夫だお：2012/08/02(木) 23:48:58 ID:xWTYcIdk0
- 宇宙船を落とすのだろうか
いや、落としたらまずいような
大気圏突破可能な出力のロケット噴射で攻撃？
- 215 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 00:16:26 ID:37cHvK.Y0
- ライト兄弟ももってそうな気もする
星の開拓者って
- 216 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 00:18:20 ID:2mkm2rXA0
- >>214
34メガニュートンの高熱ガスの奔流・・・ヘタしたらエクスカリバー超えるんじゃw
- 217 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 00:53:11 ID:0BXTM/520
- アポロ11号が月に行ったって因果を逆転させて、どんな状態でもアポロ11号が発射できれば月に到達する無限パンチみたいな技になってるのではなかろうか
- 218 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 01:06:58 ID:HbK7HpgQ0
- あれ、Extra世界って人類は月に行ってないんじゃなかったか？
並行世界かどこかのアームストロングさんが月に行って英霊になってるとしても、
なぜあの世界の慎二がそれを知ってるのだろう
- 219 ：没ネタ ◆aajRqaKlT.：2012/08/03(金) 01:38:32 ID:fn/bh8IU0
-
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７::::} }｀''ｰ=ｲ__,ﾊ. ＿,./__ | ' ／イノ:.:.ノ∧ 、 ｀ r―-,/.:/:./ｲつﾉﾉ:ｲ:.j:.:.j! }:.｝
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i::::// ゝ'/ ／Ｌ:_:_:∠: : : : ヽ- ＜ヾ､:.／__＿___/:イ:イ／ /
i:// ', __ ゝ/ /!: : : : : : :jｭｰ┬¬/: : : : : }:}: :.:ﾉハｊ
ﾉ// , / 〈 〈 :!: : : : ／// ! :l: : : : : : :ﾍ: : : : ＼
/:// /:. /!￣￣i .i! i :／!／ | j :l: : : : : : : :.ﾍ: : : : : ＼
/:// / ｀}. l l.: : : :.:ｌ ｉ! l / ; ,: 'j／:ｉ! :l:.:. : : : : : : :.:ﾍ: : : : : : ＼
【 ライダー：アームストロング ＆ そのマスター：アイビス・ダグラス 】
- 220 ：没ネタ ◆aajRqaKlT.：2012/08/03(金) 01:44:10 ID:fn/bh8IU0
- 人類が諦めた「宇宙への挑戦」を願いとしたマスターとそれに応えるサーヴァント。
宝具は「あらゆる異界からの干渉を遮断する」という効果の宇宙服を複数着（自分とマスター用）所持している上で
ｼﾞｬｲｱﾝﾄﾌｯﾄ
「偉大なる一歩」によりフィールドを宇宙空間と化す。
これによって展開される宇宙空間は星の影響の範囲外の異界であるため
サーヴァントですら宇宙服無しには死亡する。
……というコンビを雑談見ながら美琴編に採用しようかと思ったんだが
どう考えても美琴＆アーチャーが勝てない（相討ちには持ち込める）んで没になったんだ。すまない。
- 221 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 01:49:22 ID:HbK7HpgQ0
- 強すぎﾜﾗﾀw
- 222 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 01:51:41 ID:6G09umd20
- GiantStep（ベースステイツ用ED）流れたら即処刑ッスかｗ
世紀王ブラックサンも真っ青ｗ
- 223 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 01:53:19 ID:5nOqBg0U0
- 那須与一と美琴のコンビが死に際に一矢放って相打ちにできるかもってところか
- 224 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/03(金) 01:54:24 ID:fn/bh8IU0
- 多分水銀燈にマスター用宇宙服破壊された上で暗殺されたんじゃないでしょうかこの人達。
- 225 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 02:44:49 ID:6G09umd20
- 半ばクリーチャーな旦那がレナが死ぬ前に瞬殺した可能性も微レ存…？
- 226 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 04:21:14 ID:t2LWyktMO
- それでもインドなら……
- 227 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 04:34:23 ID:OGCabnTk0
- クトゥルフ系のサーヴァントならやってくれるはず・・・！
- 228 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 05:09:01 ID:ywnfOt6I0
- >>192
遅レスだが向こうじゃ水戸黄門バリの人気と知名度に加え
トラさん並の作品が作られたというな
黄飛鴻
- 229 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 09:56:55 ID:Rzha9bV20
- ムーンセル戦争はアサシン涙目というけど、先生や緑茶の活躍みると不遇とまでは言い切れないよな
ただまあ、書文先生が破格過ぎたり、一部のキャラに条件が有利すぎたりはするんだけどｗ
- 230 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 10:01:47 ID:BqpcPKSw0
- というか徒手空拳で戦うやつがアサシンかバーサーカーに入らざるを得ないんだよなぁ
まぁそもそも素手で戦う英雄なんて数を考えればそう居ないだろうけど
- 231 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 10:03:13 ID:OGCabnTk0
- ギルガメッシュさんは素手で神獣クラスの生物殺してますｗ
- 232 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 10:16:24 ID:N29d0tkc0
- ドリル剣なんてなかったんや
- 233 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 17:03:49 ID:0BXTM/520
- ヘラクレスも刃物が効かないライオンを撲殺だか絞め殺してたしな
- 234 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 17:17:53 ID:D4qdbcH.0
- 武器なくして素手で戦った逸話持ちなら沢山いるだろ
>>230が言ってるのは完全に素手でしか戦ってない英雄のこと
拳法家にしたって、棒術とかでランサー枠に入れられたりするから、本物の素手のみってのがいないんだよな
- 235 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 18:17:32 ID:IcGhc6iw0
- 土俵際の魔術師とかどういう扱いになるんだろうな
- 236 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 18:21:59 ID:vJIFjij.0
- 雷電とか千代の富士とか日本の知名度補正はずごいんだろうが
いかんせん曙や八百長問題で幻想が崩れちゃったからなあ
特に理由は無いッ横綱が強いのは当たり前！なんて言い難くなってしまった…
- 237 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 18:56:53 ID:TJnFuLRE0
- そこでＲＩＫＩＳＨＩですよ
- 238 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 19:38:13 ID:TPZVJIb.0
- 【修羅の刻】もオススメ
たしか最後の方のエピソードで力士とやっていた
- 239 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 19:57:51 ID:KcyWHMMs0
- 江戸以前の力士だと、今昔物語の大井光遠さんとかか（『相撲人大井光遠が妹の強力の語』）
（日本ではそれほどでもないけど）知名度メッチャ高いのに
メインウェポンが「ロバの顎骨」という類を見ない代物なサムソンさんはバーサーカー意外適性無さ気
- 240 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 20:55:57 ID:OGCabnTk0
- >>234
素手で戦う ＝ 武器を使わない
ランサー、セイバー、キャスター、アーチャー、ライダー
全部武器・魔術前提職だからバーサーカー、アサシンに入らざるを得ない、ではなく
それしか入れないってことだな
ちなみにギルガメッシュなんかは素手の逸話の方が多い英雄なので
解釈次第では格闘系英雄でも他の職に該当できるんじゃないか？
- 241 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 20:58:01 ID:x4jg.d9I0
- という素手でのトンでも逸話多いギルが何をどうしてああなったのか・・・・
- 242 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 21:00:35 ID:mNa7ZuH.0
- キャスターは意外と範囲は広いけどね
このスレに出てるシェイクスピアなんかもそうだが、
学者、物書き、医者、芸術家みたいな非戦闘系全般に対応できる感じ
- 243 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 21:15:06 ID:FTaObEHs0
- ｴｸｽﾄﾗｸﾗｽ「ﾁﾗｯ ﾁﾗｯ」
- 244 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 21:48:19 ID:wmdE/1a20
- >>233
12の試練の第1、ネメアの大獅子だな
他には、地面に体がついてる限り無限に復活する上にどんどん強くなっていく巨人アンタイオスを、
首根っこ掴んで持ち上げて地面から離した上で絞め殺したり、12の試練の最後の1つで、
地獄の番犬ケルベロスを素手で地上まで引きずり出したり（傷つけても殺しても駄目って条件だったため）してる
>>238
それが>>236も言ってる雷電だよ
21年間の現役生活で黒星わずか10、生涯勝率.962を誇る史上最強力士
同じ相手に2度負けたことは1回しかなく、雷電に勝ったというだけで歴史に名前が残るレベル
正真正銘の殺人技になってしまうので、鉄砲、張り手、閂、鯖折りを禁じ手にされていたという伝説まである
- 245 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 22:30:59 ID:TPZVJIb.0
- そうか、俺の知っている雷電は悪役プロレスラーの方だったな
- 246 ：名無しのやる夫だお：2012/08/03(金) 23:27:32 ID:NiqG0tIo0
- え、男塾三面拳が一人じゃねえの？
- 247 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 00:09:44 ID:VDVggywM0
- 両肩に戦艦の主砲なみのレーザーを2門搭載した超高級VRじゃね
まさしく月で大活躍したし
- 248 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 01:38:55 ID:A1ZPVZOk0
- 砂漠の鎌作戦では、サルペン准尉はもう目も当てられないくらいひどい目に合わされてたねえ…。
おかげで、俺はフェイ子があまり好きじゃあーりませんww
- 249 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 09:11:29 ID:CReACoOk0
- ハンマ勇次郎が英霊になったら完全素手ですね！
パントマイマーとして召還されるかもしれんが
- 250 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 09:35:33 ID:ch9hCcGw0
- >>244
相撲で神話なら野見宿禰と当麻蹴速……日本人でも知らねえよドマイナーな神様！ｗ
- 251 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 12:20:17 ID:xcRLIE/s0
- >>250
日本神話と相撲かじってりゃそこいらの爺さんでも普通に知ってるわ
まあ、闘魔伝なんつうドマイナー漫画で知ったおれが言える義理じゃないが
- 252 ：名無しのやる夫だお：2012/08/04(土) 12:21:39 ID:8IjRm2Uo0
- >>250
相撲好きや格闘技の歴史好きなら普通に知ってるレベル、マイナーってほどじゃない
- 253 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 08:40:17 ID:MmgVLRUc0
- 他に徒手格闘が絡む英霊となると…。
ボクシングで暴君を倒したギリシャ神話のポルックス
達磨大師
くらい？
ベーオウルフは微妙だな。
古代ボクシングはローマだとやってたのは奴隷同士だから、
ちょっと探したくらいじゃ名前が出てこない。
ヘンリー二世はフランス王とレスリングして負けてるし。
日本の柔術家・柔道家たちは英霊というには微妙だし。
意外と、アルセーヌ・ルパン（映画でサバット使い）と
シャーロック・ホームズ（毎度のバリツ）の方が成立する気がしてきた。
- 254 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 09:01:37 ID:x4vXeRU20
- ルパンやホームズでＯＫなら姿三四郎とか仮面ライダーでもいけるんじゃね？
- 255 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 09:07:16 ID:dcM3GB.I0
- 仮面ライダーはダメだろｗ
- 256 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 10:00:15 ID:2rgX8pxA0
- >>253
王様にも強い奴がいたと言われてる古流ムエタイとかはどうだろ
名前ぱっと出て来ないけど現地では有名だろう多分
- 257 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 10:01:06 ID:wIlJPrt20
- 一号からして相手の武器分捕っての戦闘が良くありますし、どこぞのランスロットのようなスキルになってる可能性も
クウガに関してはアレの上位互換か・・・・つかそもそも架空英雄である
ホームズのバリツは型月的にどんなになるのか割と興味はあるｗだがフェンシングもやってなかったか彼
- 258 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 10:29:37 ID:dcM3GB.I0
- ホームズもルパンもファンが実在を疑ってない英霊だからなぁ
仮面ライダーは架空の人物と分かった上でファンが見てるから今一歩足りないと思う
- 259 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 10:33:42 ID:59dClTEs0
- プレスター・ジョンとかいるんだろうか
- 260 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 12:40:58 ID:Z0C1IpKs0
- 仮面ライダーはやめるんだ、万が一RXが出てきたら試合終了過ぎるｗ
他サーヴァント全員「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」
- 261 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 12:59:39 ID:ffXccKf.0
- RXは
・太陽の光があれば完全回復
・強敵にぶち当たっても自己進化する
・万が一ピンチに陥ってもキングストーンフラッシュ、状況はひっくり返る
から、大抵のサーヴァントは負かせるだろうな、出たらだが
とはいえ、クリムゾンスマッシュでゲル化から物質化の一瞬を拘束するとか
きっちり分析した上で対応すれば決して無敵じゃないんだけど
- 262 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 13:04:28 ID:2rgX8pxA0
- ナーサリーライムがいる以上
仮面ライダーとウルトラマンぐらいは出てきてもおかしくないが
どっちもせいぜい昭和時代の初期番組ぐらいだろうな、知名度的に。
- 263 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 13:23:01 ID:2dlxBgiA0
- 創作が伝説になるのにどれほどの時間が必要やらｗ
- 264 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 13:43:42 ID:2rgX8pxA0
- 「はやぶさ」（小惑星探査機の奴）が英霊になるとかいうネタがどっかにあったな
- 265 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 14:11:00 ID:ZO9o5ZjI0
- はやぶさは、たしか星の開拓者（ランクＥＸ）もちだったな
- 266 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 14:15:03 ID:JAqTnIrMO
- 現代の創作は「これはフィクションである」という大前提が共有されちゃってるからねぇ
かつての神話や民話のように「本当にあったかも知れない」っていう意識が働きにくいんだよね
ホームズはまだ、その辺りの意識が徹底されてない時代のものだし、作品も体裁として、名探偵が遭遇した事件の手記という設定だから、未だその辺りが通じるんだよね
- 267 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 14:29:34 ID:zAkBjwPU0
- >>264
公式監修４コマの氷室の天地だな
インビジブルエアも付くらしいけど、はやぶさが世に出る年代がFate本編より後なので出せなかったそうな
- 268 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 14:43:02 ID:2B8ZpAFY0
- ルパンは原作では柔道の達人だな
特に当時のフランスでは柔道がブームになっててルブランもその影響を受けてて
ルパンは敵との対決ではよく柔道の投げや関節技で無双するシーンがある
- 269 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 14:52:35 ID:MmgVLRUc0
- ググりなおしてみたら、アルセーヌ・ルパンの父テオフラストはボクシングとか
フェンシングの教師で、柔術も心得があったとかでてくるなあ。
- 270 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 15:19:29 ID:2dlxBgiA0
- ルパン（JUJUTSU）vsホームズ(BARITSU)か、本が厚くなるな
- 271 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 18:33:24 ID:b7yMxhLc0
- アブラハムだったかな？
天使と殴り合いして勝った聖書の人物
- 272 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 18:39:41 ID:2B8ZpAFY0
- レスリングじゃなかったっけ
- 273 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 19:32:27 ID:2dlxBgiA0
- イスラエルだろ＞天使と殴り合い
- 274 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 19:54:18 ID:Z0C1IpKs0
- アブラハムの孫ヤコブだな
天使と格闘したことでイスラエルの異名を得た、ユダヤ人の祖
- 275 ：名無しのやる夫だお：2012/08/05(日) 20:31:28 ID:XhPPh5mU0
- …おまいら、あんましスレと関係ない雑談は自治厨呼ぶぞ 程々にな
ところで気になるのは、このスレ内の学園都市の学生ってのは
霊子ハック能力以外に超能力も有しとるんかな、美琴の漏電描写的に
- 276 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/05(日) 22:54:28 ID:B2CdGr420
- いや単にありゃ自販機への供給電力量とか自販機内部の電力制御とか掌握してただけです。
普通に考えて無茶くさいですがそれでもやらかしちゃうのが日本で（確認されている限り）第３位の霊子ハッカー、と言うことで
- 277 ：名無しのやる夫だお：2012/08/06(月) 12:26:58 ID:0drvK3r60
- という事は一通さんや冷蔵庫さんは…現実では悲しいことに…ｗ
- 278 ：名無しのやる夫だお：2012/08/06(月) 15:24:19 ID:gEg4bw8AO
- 第１位の人は電脳内では最高クラスだが、現実に戻ってこれなくなったから「一方通行」とかだったりして……
- 279 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/06(月) 21:01:54 ID:v3/wNHSM0
- あ、美琴編中編が出来たんで明日２１時から投下しまーす。今回も１００コマくらい。
- 280 ：名無しのやる夫だお：2012/08/06(月) 21:05:01 ID:3ufLcbP20
- いやっほう、待ってまーす！
- 281 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 00:01:01 ID:WYzW57Eo0
- よーし、今日も熱いし全裸待機だ
- 282 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 00:52:57 ID:hewW5r9A0
- 前後編だと思ってたが三部作だったのか
これは嬉しい誤算
- 283 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 01:02:53 ID:UhDQCSOM0
- ぶっちゃけ２５０コマくらいの１話構成にしようと思ったらスレ埋まりそうだったので１００コマで投下→前編
もう１００コマくらい書いたら区切りよかった＆そろそろお盆帰省でしばらく投下できなくなるのでので投下→中編
くらいのグダグダなペースだぜ！
- 284 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:00:03 ID:UhDQCSOM0
-
┏━━━───┐
┃Fragments .....┃
└───━━━┛
- 285 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:00:33 ID:UhDQCSOM0
-
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i: : :ﾄ､ヽ.: .:i: : : : :,/.:/: :,! : : :|: : : :|ﾑ.: :ヽi
j: : :|: :!' : : |:,斗≠∨､/.|: : .:,|: : : :! ヾ: : !
,′ :|: :! : : :|/ / / | / ! : / !:_:｣_j }: :.|
/: : :,'⌒| : : :j,斗-ﾐ､.メ | :/ | / j｀ヽﾊ: :!
/ : : :{ ( !: : :ｲ r'ﾊ ｀ヽ ﾉノ j/≠ 、.': :|: |
/ : : : :ヽ 人 : :{. Vｿ ハ )).: :|: |
. ,＿＿__,ノ : : : : .: .:＼从人 ー r'ｿ ノ.: : :|ノ
. , -―――/ / 彡´ : : : i: :ヽ : : く｀ヽN , ― /.: : : :| ──え？
. ／ i i ム＿,ノ: 八: : :＼: {＼ﾄ､ / : : : : |
. ／ ＿＿| ! /ム＿_,ノ'´ ￣￣￣￣￣｀ヽ く ア ｲ : : : : : |
.／ ／ } .ﾚ' : : : : : : : : : : :∠´￣￣￣￣｀ヽ＿_ イ: : : : : : : : }
, ' ´ |/.: : :: : :: : :: : ::／ ∨: : : : : : : ハハリ
, '´ / : : : : : : : : : :〃 ――‐ヽ､_ハハ/
/ : : : : : : : : : : :||´ }､
/ : : : : : : : : : : : :|| ￣￣｀ヽ
. / : :: : :: : :: : :: : :: :|i ＼
/ : :: : :: : :: : :: : :: : :|{、 ヽ､
. /.: : : : :: : : : :: : : : :: :|ヽ ￣￣￣｀ヽ
┌────────────────────────────┐
│振り返った私が見たのは、とてもここにはいそうもない人物だった。 │
└────────────────────────────┘
- 286 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:01:03 ID:UhDQCSOM0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ ||
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| ||
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |// | | はいお嬢さんこんにちは。 |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' (ヽ| | |
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノﾉ,' | テレビやネットで見たことあるかな？ |
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´/ | |
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:.} | 首相の松平です！ |
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:.l| 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l |
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|三ニニ三ﾐ|
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.／:.|´ ｀|
┌────────────────────────────┐
│──日本国内閣総理大臣、松平元信。間違いなく、本人だった。 │
└────────────────────────────┘
- 287 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:02:02 ID:UhDQCSOM0
-
┌────────────────────────────┐
│……松平元信。かの徳川家康と同じ名を持つこの人物への評価は │
│ │
│政治家として決してはかばかしい物ではない。 │
└────────────────────────────┘
┌───────────────────────────────┐
│. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ │
│. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ヽﾆﾆﾆﾆ／⌒', '.＾` マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7 │
│. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ,//ﾆﾑﾆ／ ！! ヽ:マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ │
│ ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ,//ﾆ/ ＾ }｝ }: :.`マﾆﾆﾆﾆﾆ二二/ │
│ ﾏﾆﾆﾆﾆ//ﾆ/ {_ -‐7L __ }: : : : ＼ﾆﾆﾆ{￣￣ │
│ ｰ¬冖{ 「＼ / __jL.,__ 'ヽ: : : : : :>‐:.＼ │
│ {｛ }-ﾍ i 介少 ′⌒ ヾ:／/{ }: :} │
│ { V沁 { /⌒ヽ }:.{ ｛ }: / │
│ ヽ }＾_} j { ﾉ ﾚ } , /:/ ＿__ │
│ （_,ﾉノ ￣, / /: :, rｧ7ﾌ//,∧ │
│ {＼ ､ } ＼ { rｰ }: :L/,/////////∧ │
│ ヽ ＿＿_ヽ { ; /＾>.:}/ /////////∧ │
│ } -‐ } } { /:./ //////// _＼ │
│ ヽ - ¬ ﾉ ／ , ／ //////// / │
│ }. ' ／ --く:/ ///////// / │
│ ∧ ／ ／: : : :/ ///////// / │
│ / 八_ ＿＿_ xく ／: : : : : :{,///////// / │
│ ///////7: : : : : :/: : : : : : : : }///////∧ │
└───────────────────────────────┘
┌────────────────────────────────────────┐
│日本が西欧財閥の“重大なパートナー国家”となったのは今世紀の頭からだけれど、 │
│ │
│この人物はそれに加え、全方位に土下座外交をしているというのがもっぱらの評判だ。 │
│ │
│もちろんそれによって西欧財閥と他国の間の緩衝を取り仕切っているという見方もあるけれど、 │
│ │
│そうだとしても、西欧財閥の傀儡総理としか言いようがない。 │
└────────────────────────────────────────┘
- 288 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:03:03 ID:UhDQCSOM0
-
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ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{
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≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､
/ }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::.
/ _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ --
｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
. /. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
）さて、今回だけは先生が特別に答えを教えてあげよう！ （
） （
） ──それはね、 （
） （
） 我々は西欧財閥に全力でケンカを売る気だからです！ （
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
- 289 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 21:03:51 ID:CJgXsh.E0
- な、なんだってー！？
- 290 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:04:03 ID:UhDQCSOM0
-
<＼ : : ／/: : : : : ｉ: : : : : : : : ＼:＼: : : ＼
: :＼`く_:/ : i: : : : :!: : : : : : : :i: : :ミ: ＼: : : ヽ
: : /:`:７: : : ｌ: : : :｜: : : : : : : !: : : : `i、＼: : ｀､
:/: : : : : : : |: : : :｜: : : : : : : i: : : : : い: : ＼: : .、
: : :／!: : !: |: : : :_j;_;_:!: : : : :礀: : : : :i^'㍉: : : : : : 、
: : ／:!: : !:イ : : : ｢ :釗 : : : : い: : : ､!_ j: : : : : : : ＼
:／:／j: : i: ∧: : : |い:!:!: : : : : ! 〉､: : 〈￣}: }丶: :＼: : ＼
`'く:／|: : i/ ,〉: : :!爪|:ｉ: : : : : |ﾍ: i＼: ∨:∧: : :＼: ＼: : ＼
'/A く;|: :｜〃´＼|`ﾏｉ:ぃ: : : ､| j仁≧: V : : ､ : : :＼: ＼: : ＼
{礀〉 !: : | {{ {J }i∧|＼: :∨ｉ「 }} : i: : : ､＼: : : :ヾｰミー‐`=-
､ い |:!: :Vへ ＿_ ″ ＼{Ｊ /; : :l: : : : ＼＼: : : ＼
:{＼__ |ハ: | ￣ -=彡小: |: : : : :`い､＼: : : . 、
: ＼/∧ `| ｛ ,: :}ハ: : : : : , ＼i＼: : .＼
＞‐`‐⇒─ ､ / ∧: : : : 、: : : i ｀ `'ー‐ `=-
.＞-‐…< ＼ ___, ／＼＼: : :＼: : |
／ ＼{ -'‐'’ イ＼ : : ＼＼: :､〉､|
、 .＜ : : : ､ ＼ : : `トミ: ＼ えっ……ケンカ？
二二`ｰ.へ ＼: 丶: :＼: ＼: :! ￣`
￣ミ丶 ＼{＼{＼: :`ﾏへ| 日本の首相が、西欧財閥に？
＼〉 ＼ |
＼ ｀ それって、戦争って、コト──？
＼
＼＿_､_＿ヽ
／ `'マい
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐‐ }}
-=ﾆ二三三三三三三三二ﾆイ￣ __ _ }} お。いい着眼点ですねぇ。
〕｢:.:.:.:.:.:.:.:ﾑﾏ:.:.:.:.:ヽ ｢[ ﾍヽ,_ }
{/{＼:._:／ }:}＼:.:.:.:..}ﾊﾍ ﾍﾍV:| この行動は戦争なのか否か。
/ﾊ} ｝} }:.:.:.:.:Ⅵ } } ﾚﾒ
ｎ {:Nj __j:レ' ヽ:.:./}} 尨ﾊ 加藤君、模範解答をお願いします！
| ! ＾ﾍｰ-､ / _/__, "}:/り / |
| ! __ _ ｨ┐ }ｰ= /￣ jﾚ}⌒ヽ / ｜ｰ-- _
ﾆ=---- :ﾚ1 / / /ｧ ∧◯} }◯､__ { 八 { | ＞-､
ﾆﾆﾆﾆﾆニ// /'Jﾆﾆﾆﾆﾆ=---//ﾊ/ヽr' _／} ﾊ/ハ ! ／ |
￣ 7冖¬=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ]ﾆ二__））､ ￣ /:.:.///.ﾊ ﾊ ／. |
/ } rｰ=¬冖=ﾆﾆ⊇ィﾊ} /:.:.:.{///ハ }ﾊ{ ｜
} / ／ { {///}{:.:.:ー一':.:.:.:.:.:V// :, / ｛ ;
/ r≦ { Vﾆ彡:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.///} :, / { ;
./ / ＼ ＼ ハ::::.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.//／ ;７ { /_,
- 291 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:05:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } | ──戦争ではない。 |
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ | |
ヽ＼＼ / / | 想像力のないこの国の政治家は |
ﾍヽ ! | / || | |
∧从ﾍﾍ /:| / |｀| | 法を時代に合わせて調整することを怠った。 |
从 ∧ <::::| / 丿、/| |
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 | 故に、大規模電子戦闘行為は現行法で戦争の定義外だ。 |
ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从从 | |
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 | つまり、皮肉なことに、憲法には全く違反していない。 |
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
从∧ / 人--入 ﾍ / !从
- 292 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:06:03 ID:UhDQCSOM0
-
／:::::::{ ∨::／:／:::::::::／:::::／:::／:::::::::/::::::::::::::ヽ
. ／::::::::::ハ 〉'::::/:::::::::::/:::::／: ／/::::::::::/::::::::::: i::::ハ
／::::: /::::/::::::/:::::/:::::::::〃:／/／ /:::::::／::::::::/:::::|:::::::::.
. /:::::_／ィ:/:::: /:::::::':::::::ィ:::::/ ./＼ /::::／/::::::／:/::::}ｚ:::::::|
/:::::::: : /:/::::::/:::::/ |::::/ |:了´/≧､＼:/ /:::,ィ:::::/::: / ミ : :|
. /::::::::::: /:/ ⌒'::/:::{:::|::/ |/‘ 'fて_小|/ヽ/／ /／ |::/ |::::,::|
/::::/::::::/:/ ハ|/i::/}/i/ ､乏ｚノ { ／ ／ム斗'- }::/::|
. /::::/::::::/:::{ ( { |' ! ' '¨ ィ示ミ､ /:/::::,
/::::/::::::/::|:::ヽ ｰ､ 化ﾉ:} 》/://::/
. /::::/::::::/::::|::::::ハ､__ / ヾｰ ' '/://} /
/::::/::::::/:: : |:::::::/::::::::::} ｕ ィ ´¨＞､ .'ィ:/ /'
. /::::/::::::/:::::::::| : /::::::::::::j ／- ､ ⌒＞_〉 / }:'
/::::/::::::/:::/::::::|::/:::/:::::::/ ､ / ∨:::´/ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
ノ ／:::／}::/:::,イ|:{:::ム フ ヽ ヽ :∨/ ）そんな言葉遊びを聞きたいんじゃないわよ！ （
イ/:／ |/::/ /:」_/ ヽ ＼ ｀ ー- ' ） （
/ ' /:::/__r’ ∨ ヽ ＼ ＜´:/i: :|）どうして、日本と西欧財閥が争わないといけないのよ！！ （
. /／ ハ ＼ ∧:::¨´::::::/:: / }/ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
, ＜´. / ', ＼ / }::/i::::::/|::/ / ハ 乂 / __ {
／ ∧ ／∨r ､|＾ ヽ:/ .|:' | ∨ ／ |
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ ||
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| ||
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ ,.f{､
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |// | .| ! |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' (ヽ| レ､!
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノﾉ,' ｀'｀
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´/
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:.} ──御坂君。良い質問だったので、
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:.l|
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l | 先生は逆に問います。
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|三ニニ三ﾐ|
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.／:.|´ ｀|
- 293 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:07:03 ID:UhDQCSOM0
-
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| このまま日本が西欧財閥の傘下としての国家形態を続けていけば、 |
| |
| 将来的にどうなるでしょうか？ （配点：日本の未来） |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 294 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:08:03 ID:UhDQCSOM0
-
／ . : : : :／: : : : : ヽ: : ＼
/ . :/: : /: : : : : : : : : ', : : :ヽ.
{`V:/: : /: : : :i: : : : : : : ｉ : : : : '.
;. .∨ i : : l: : : : :!: : :|:トl: !:ﾄ､: }: : :i
ｉ: : |: :l: :__|_:,ノ:ﾉ|: |: |:i､|_j_l, ∨: :ｌ:|
|: : |: :|: :,厶≦、|: |: |:l厶从 } : :ｌ:| えっ……
l: :小 |:〃i'⌒i＾ |/l从|i⌒}`Ｖﾍ: :|:|
|: { ﾄ|从、ﾞ'ｰ'′ ﾞｰ'.ノ[ }从| いや、今日本がそれなりに上手くやっていけてるように、
|:人ヽ._ヾ`｀ ｀`ﾞ }ノ∨
| : : `7爪 Ｕ u八: | 仲良くやっていけるんじゃないですか……？
|: ; ://｜:＼ 〜'⌒'ｰ .イ: : :`'.
|/:/ : : j:ノ＾{｀ ‐=;≦}: :|: : ｉ: : '.
/:/厶イ{ ＼＿__j_,ﾝゝ:|厶ﾄ､iハ
.ノイﾊ/∧∧ ｢い :}Vﾊ`¬、
/＼ V/ﾊ ＼ | }∧ 人}/} ,ハ
| | ＼ / ∨::::
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
∧ヽ、 /::| <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
まるで想像力を欠いた回答だな。 ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
さっき言っただろう？ ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
想像力をなくせば法は、国家は ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
!/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
時代の変化に取り残される。 Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
- 295 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:09:03 ID:UhDQCSOM0
-
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ヽﾆﾆﾆﾆ／⌒', '.＾` マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ,//ﾆﾑﾆ／ ！! ヽ:マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ,//ﾆ/ ＾ }｝ }: :.`マﾆﾆﾆﾆﾆ二二/
ﾏﾆﾆﾆﾆ//ﾆ/ {_ -‐7L __ }: : : : ＼ﾆﾆﾆ{￣￣
ｰ¬冖{ 「＼ / __jL.,__ 'ヽ: : : : : :>‐:.＼
{｛ }-ﾍ i 介少 ′⌒ ヾ:／/{ }: :}
この問題を解くには、西欧財閥との関係と、 { V沁 { /⌒ヽ }:.{ ｛ }: /
ヽ }＾_} j { ﾉ ﾚ } , /:/ ＿__
それ以外の外交の違いを把握する必要があるね。 （_,ﾉノ ￣, / /: :, rｧ7ﾌ//,∧
{＼ ､ } ＼ { rｰ }: :L/,/////////∧
この日本は土下座外交とかよく言われるけれど、 ヽ ＿＿_ヽ { ; /＾>.:}/ /////////∧
} -‐ } } { /:./ //////// _＼
他国への援助は自ら封じた戦争に代わる交渉カードなんだよね。 ヽ - ¬ ﾉ ／ , ／ //////// /
}. ' ／ --く:/ ///////// /
即ち“言うことを聞かないと援助を打ち切る”という脅しってわけさ。 ∧ ／ ／: : : :/ ///////// /
/ 八_ ＿＿_ xく ／: : : : : :{,///////// /
///////7: : : : : :/: : : : : : : : }///////∧
- 296 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:10:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐＝＝=‐-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／. : : : : : : : : : ヽ: : : .`;.:.:.:.:.:.:ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ／
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〃: : : : : : : : : : : : :_,}}: : : }:.:.:.:.:.:.:}ニニ,／
ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{｛: : : :_ '´￣ j厂 ヽ:.:.:.:.:jニ／
¬ｰ=ﾆ/7}／ .: :. { : : __/_ .: ';.:.:.:.{＾
{｛ { __rﾍ 伝斗 ’"- ,i:.:.:.:.｝
{ }伝斗'v¬ヘ/ } j:/＾/
──でも、西欧財閥は違う。 } { } { ー‐ /fぅ‘,
i! ,_ _ ヽ ､ / ) ﾉ
彼らは、傘下に「ひたすら与え続けている」んだ。 ！ /＾ ＾ ＼ { ﾑｲ{
/ ＿_ _ ヽ i /.:'
そして、日本とは違い、彼らは戦争というカードを使うことすら出来る。 ', { /'¨¨¨￣￣ ) 〉 | /＾7.:.{
} ー… ¨ / }Ⅳ
……これは外交ではない。 ’ ／: / |
ヽ ／ : / !
「いつでも首を切れる」と宣言しつつ飼い殺しているのと同じさ。 } ／ :/ {
- 297 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:11:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ | .ﾍ {/ノ ∨| ヽ
ﾉ ／ { ./ ﾙ ＿ |∧ ハ
イ .イ 从! ＿_ ヽ }. ﾘ! !
/ ﾉ ﾊ 丿 下廴 ﾘヾ -=＝ﾐ リ }
/../ ﾚﾊ ﾚ' ゛ミ彡" / ,ｘ=、 ヽﾉ 〈
!ｲ ｲ r‐=ﾐ { | | 〈 弋リﾐｘ / ハ
!从! ! ヽ ハ! ヽ ＼ ⌒" ! ﾊ そして、ここで想像力の有無が重要となる。
} ＼ |! ...:::::/ i |
ﾊ/! 〉-〈! ::::/ ! ﾊ! ……連中には、あったのだろうな。
＞∨）∧ ﾉ }
/丿ﾊノﾙヽ! ! ヽニ二 フ ｲ ｲ そうでなければ、
./ﾉ ＼ ヽ! ＞ﾚﾉ ＿ ) ／:::!/ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
￣ ..:::::::: ∨ ／ﾑ=-―ｘ ／::::ノ 法システムの老朽化を防ぐために時代の変化を止める
.::::::::::::::: .::::. ／ ／:::: ￣λ
::::::::::::::::::::::::::::.::: ゝヽ ／::::::: ￣ノ なんて逆転の発想は出てこない。
:::::::::::::::::::::::::::::: ﾘ!ゝ, ゝ ＿ :::::::::::::::::: ／
:::::::ヽ:::::::{::::!:::::::: （ | ＞ｘ ﾉｲ :! ヽ
ヽ＼ ヽ 〉 ! ー” / λ }|:::::::: .::::.. :::::::::ゝ
＼::::::: ＼ ハ＿ ノ} !:: ゝ
＼ ヽ::::::: Yヽ_ ノ! く::::! 〉
＼ 〉:::::::::::::::::: .:::::. ゝ Ｔ イ:::へ ::: :: 丿
- 298 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:12:03 ID:UhDQCSOM0
-
. -――ー-,. .
／ . : : : : : : : : : ＞: .＼
/廴 : : :′: : : : : : :> : . }ヽ
/^ ７ ー { | - - : :く - ヽ ヘ'.
/ 〈〉′:./i:.!.{ :/: : iハ ｢Z_: : '.: :ハ
.: .: il:. ./:i:.l:..: V:ｲ .:l:. :i | ミ:. i : .｜
|i.:.:.|{:.:廴|:ﾄ:.{:､V}:..:|:.:/}} u_.ヽ| : .｜ 時代の変化を止めるって、
|l:.i:从.:|从{≧ｰ乂/}ナ≦´ ト} : .i.!
N{Vハ{弋:::歹 / 弋::::歹 ﾉ-､: .|′
{ (i i) }: .{ そんなの初耳です……
|ヽ._. u u ;イ:.. i:|
| /八 小!:.. l:{
ﾉｲ: .:l i＞ . ^^^^^^^^. イ:.:. {|:.:i:N
/ }.: .:li:|!:.:iL i ー i爪li:.:|i:.:. ||:.从
{∧:|}ﾊノ` ァi r '´ V:小:. :ﾉ' ′
{__V ヘ _/ ,} }ヽ ノ｀ｰ＜:{
／´ 〈 j ｀ヽ､
/ i ヽ{ ハ
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ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{
￣ {:.rｰ'" }} ヽ:.:.:.ヽ:} ﾉﾊ おや。知らないのかい？
ｎ |:.{ jﾚｰ ＼:.:人 V/
ﾉ | 小ト- ｰ rッｧ }'rﾍ} 西欧財閥は何かと理由を付けては
(７ｧv 厶-､_`ヽfﾂ{ ◯ { ノ:!
≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､ 新技術の研究を禁止している。
/ }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::.
/ _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ -- 宇宙開発や、
｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i 今話題にしているクローン技術もそうさ！
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
. /. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
- 299 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 21:12:46 ID:CJgXsh.E0
- ネットの法整備とかするならネットを禁止してしまえばいいじゃないみたいなものか
- 300 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:13:03 ID:UhDQCSOM0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ ||
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| ||
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ ,.f{､
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |// | .| ! |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' (ヽ| レ､!
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノﾉ,' ｀'｀
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´/
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:.}
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:.l|
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l |
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.: f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:| | |
|──そして、彼らは支配圏に平等なんだ。 |
| |
| 平等である以上、各地域の重要度に応じて富を切り分けるだろうね。 |
| |
| では、この状況下で |
| |
| 技術国家であり、資源に乏しい日本に明日があると思うかい？ |
乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
- 301 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:14:03 ID:UhDQCSOM0
-
／::::: /::::/::::::/:::::/:::::::::〃:／/／ /:::::::／::::::::/:::::|:::::::::.
. /:::::_／ィ:/:::: /:::::::':::::::ィ:::::/ ./＼ /::::／/::::::／:/::::}ｚ:::::::|
/:::::::: : /:/::::::/:::::/ |::::/ |:了´/≧､＼:/ /:::,ィ:::::/::: / ミ : :|
. /::::::::::: /:/ ⌒'::/:::{:::|::/ |/‘ 'fて_小|/ヽ/／ /／ |::/ |::::,::|
/::::/::::::/:/ ハ|/i::/}/i/ ､乏ｚノ { ／ ／ム斗'- }::/::|
. /::::/::::::/:::{ ( { |' ! ' '¨ ィ示ミ､ /:/::::,
/::::/::::::/::|:::ヽ ｰ､ 化ﾉ:} 》/://::/
. /::::/::::::/::::|::::::ハ､__ / ヾｰ ' '/://} / でもっ！！ それをなんとかするのが
/::::/::::::/:: : |:::::::/::::::::::} ｕ ィ ´¨＞､ .'ィ:/ /'
. /::::/::::::/:::::::::| : /::::::::::::j ／- ､ ⌒＞_〉 / }:' あなた達政治家の仕事でしょう！？
/::::/::::::/:::/::::::|::/:::/:::::::/ ､ / ∨:::´/ ' / ＿＿
ノ ／:::／}::/:::,イ|:{:::ム フ ヽ ヽ :∨/ ／ / ＼ いきなり一足飛びに戦争なんて、
イ/:／ |/::/ /:」_/ ヽ ＼ ｀ ー- ' イ へ! x ―‐ ＼
/ ' /:::/__r’ ∨ ヽ ＼ ＜´:/i: :| 〈 ｀ｰく _ ヽ 誰も望んでない！
. /／ ハ ＼ ∧:::¨´::::::/:: / }/ ', ヽ､＿_ﾉ ,ィ´ i
, ＜´. / ', ＼ / }::/i::::::/|::/ / ハ 乂 / __ {
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ヽﾆﾆﾆﾆ／⌒', '.＾` マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ,//ﾆﾑﾆ／ ！! ヽ:マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ,//ﾆ/ ＾ }｝ }: :.`マﾆﾆﾆﾆﾆ二二/
ﾏﾆﾆﾆﾆ//ﾆ/ {_ -‐7L __ }: : : : ＼ﾆﾆﾆ{￣￣
ｰ¬冖{ 「＼ / __jL.,__ 'ヽ: : : : : :>‐:.＼
{｛ }-ﾍ i 介少 ′⌒ ヾ:／/{ }: :}
……耳が痛いね。 { V沁 { /⌒ヽ }:.{ ｛ }: /
ヽ }＾_} j { ﾉ ﾚ } , /:/ ＿__
僕も、出来るだけそうしたかった。 （_,ﾉノ ￣, / /: :, rｧ7ﾌ//,∧
{＼ ､ } ＼ { rｰ }: :L/,/////////∧
加藤君に万一の際の準備をさせつつも、 ヽ ＿＿_ヽ { ; /＾>.:}/ /////////∧
ｲ ｴ ｽ ﾏ ﾝ } -‐ } } { /:./ //////// _＼
傀儡首相なんて言われてまで根回しを続けたのは ヽ - ¬ ﾉ ／ , ／ //////// /
}. ' ／ --く:/ ///////// /
出来るだけ政治段階で解決したかったからだ。 ∧ ／ ／: : : :/ ///////// /
/ 八_ ＿＿_ xく ／: : : : : :{,///////// /
- 302 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:15:02 ID:UhDQCSOM0
-
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐＝＝=‐-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
.. ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／. : : : : : : : : : ヽ: : : .`;.:.:.:.:.:.:ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ／
. /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〃: : : : : : : : : : : : :_,}}: : : }:.:.:.:.:.:.:}ニニ,／
ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{｛: : : :_ '´￣ j厂 ヽ:.:.:.:.:jニ／
¬ｰ=ﾆ/7}／ .: :. { : : __/_ .: ';.:.:.:.{＾
{｛ { __rﾍ 伝斗 ’"- ,i:.:.:.:.｝
{ }伝斗'v¬ヘ/ } j:/＾/
} { } { ー‐ /fぅ‘,
i! ,_ _ ヽ ､ / ) ﾉ ──でも、情勢がそれを許さなくなった。
！ /＾ ＾ ＼ { ﾑｲ{
/ ＿_ _ ヽ i /.:' 残念ながら、僕にも想像力が足りなかったらしい。
', { /'¨¨¨￣￣ ) 〉 | /＾7.:.{
} ー… ¨ / }Ⅳ
’ ／: / | 御坂君、聖杯戦争って、知ってるかい？
ヽ ／ : / !
} ／ :/ {
. - - ．
, ´ ｀ ヽ
／ , ! ＼
. ／:/ .i .l:.. / j .:.! ;| r＾ヽ ヽ
/ / .:! :l l :/ ｲ!: :l i! ! ヽ ﾍ
. / l: :! .::! .:l.／ ::! l ﾊ: :|l : ! ミ ﾍ
::! ::l l .::l .::l 〃..:! L,l⊥;l_!_ﾘ＿, ﾐ ':
. l::! __! ! ._!r∧_ :ﾊ:!l.: .! .',:l !ﾘ i/ ＿ ∨ .ﾊ
!ﾊ:j∧ ! :!::l ∨:l ::!ﾍ::l ﾍ! l/ ィて示ﾐ､ ∨zミ ∧
!!∨ﾊ .l .::!::{__,,';l,ﾍ! .ﾍ! 〃乂f::爿 〉 Ⅵr }Y '，
l/ V:.ヽ l〃灯f抃 ｀¨¨´ 圦:ﾉl ＼
| l:ﾄ､ ヾ!{ 乂::ツ jr .ノ ! ﾍヽ
. l:! ヽ从 ' r '´ ﾄ､:} ネット上で騒ぎになったアレですよね？
. |! |ﾘ∧ __ / l l ::! .ﾘ
|.. l::ﾊ ｕ '- ' ｲ :| l ::! テロリストが参加者を募ってるとか、
|::ﾊ ＼ ／! :l ∧j
|/ l ＞ ， イ :!_ ∧:ﾘ! / その実態はただのゲームだとか言われてる……
l ! ﾊ ﾉ!::! ＞ - ´ , -‐ .ﾊl/ l/!/
|:l V: ! l::ﾄ､ .:r:} .r'´ ｀ヽ
l:l ヽ :! !ﾘ .ヽ::! ｀O ! ヽ /￣｀ヽ､＿_
l:! ﾚ ／! /', .l ＼ ./ ＞ｰ ､
|! .／! :/ j l／! /ヽｲ ／／⌒ﾍ
_ ィ´ l f 〈 l／ // / / ヽ
- 303 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:16:03 ID:UhDQCSOM0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| | うん。ゲーム、ではあるだろうね。 |
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ | |
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |// | | 掛け金は優勝者１名以外の参加者全員の生命。 |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' (ヽ| | |
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノﾉ,' | 優勝賞品は人類史上最大の量子コンピュータ。 |
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´/ | |
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:.} | ──大変楽しいゲームだね？ |
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:.l| 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l |
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|三ニニ三ﾐ|
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.／:.|´ ｀|
- 304 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:17:03 ID:UhDQCSOM0
-
| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:..:.:.:.:.:.:.::.:.::.::.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.::.:. ∨::::
/! ヽ!:::::::、＿＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:ﾑ:::::::!∧
|! { :.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.ー-ヾ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.::.:.:.:.::.:..:.:.:.::.:.:.∨ノヽ〉:::::!
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ _=＝‐辷= 、 :.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.: /ノ 〉へ
| ・ ・ | ∧ ｀ヽ=ー:.:‐ﾙ´:.:.:.:.:.::.:.: .:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / 厶 人:::::!
| ──想像しろ。それを西欧財閥が入手した場合、 | ヽ!＼:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:::／ )i :.:..::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::/ 〈!:::ヽ!::::::>
| | ∧ヽ、:.:.:.:.:.:.: /::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: <::::::::
| 一体何が出来るかを。 | ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
| | 、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
| 現在においても西欧財閥の | ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
| | 〉‐ 、 ﾏ::::::::
| クラウドネットワークは | ' } .......＿＿_,. =ﾆ:::::::
| | ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
| 世界の三割を実効支配している。 | ﾚ, i ＼ :.:.:.:.:.: ／ ＞:::::::
| | !/_ ノ_ .! ＼ :.:.:.:.: ／ ｀フ:::::
| それに、“聖杯”を接続すれば？ | Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ < 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
- 305 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:18:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ | 西欧財閥の前にあらゆるセキュリティは無意味となる。 |
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / | |
ヽ＼＼ / / | あらゆる情報は検閲・管理され、 |
ﾍヽ ! | / | |
∧从ﾍﾍ /:| / | | 軍事・民間問わず航行情報を掌握・操作される。 |
从 ∧ <::::| / 丿 | |
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 | そんな状況下で、連中に叛旗を翻す余地はあると？ |
ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 ﾉノメ
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 /丿
从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
从∧ / 人--入 ﾍ / !从
- 306 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:19:38 ID:UhDQCSOM0
-
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.!
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:ﾃ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:＼' / ／ _＿___ ﾚ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:＼
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ .:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
| じゃあ諦めればいいじゃない！ | /.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞
| | 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
| どうしようもないんでしょう！？ | ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
| | /.:.ハ 〈 ,.ｲ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:＼..＼＞
| どうせ日本がどうにかなるのはもっと先の話で、 | , 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐､ ／ .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:＼:.＼
| | 彳:.:.:／/.:.:.:＞､ `¨ ー― ' ／ |＿.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:＼.:.:.:.:.＼:.:＞
| 私たち普通の国民には大して関係ない！ | /:.／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:＞.､ ¨_,. ' _ ,. -＜ ∨:.:.:.:.:ﾊ.:.:ﾊ..:.:..ト､::.:.:.:＼
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ / /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
/' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ／`Y´ ￣￣/￣＼
. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ヽﾆﾆﾆﾆ／⌒', '.＾` マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7
. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ,//ﾆﾑﾆ／ ！! ヽ:マﾆﾆﾆﾆ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ,//ﾆ/ ＾ }｝ }: :.`マﾆﾆ| ……確かにそうだね。 |
ﾏﾆﾆﾆﾆ//ﾆ/ {_ -‐7L __ }: : : : ＼ | |
ｰ¬冖{ 「＼ / __jL.,__ 'ヽ: : : : : :| 今のことだけを考えるならばそれが最善だろう。 |
{｛ }-ﾍ i 介少 ′⌒ ヾ:／ | |
{ V沁 { /⌒ヽ }:.{ ｛ | でもね。ずっと人類は、後の世代に負担を押し付けてきた。 |
ヽ }＾_} j { ﾉ ﾚ } , | |
（_,ﾉノ ￣, / | そして、僕らがそれを踏襲してしまうというのは、 |
{＼ ､ } ＼ { r | |
ヽ ＿＿_ヽ { ; | あまりにも進歩が無くて、救われない話だと思わないかい？ |
} -‐ } } 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
ヽ - ¬ ﾉ ／ , ／ //////// /
}. ' ／ --く:/ ///////// /
∧ ／ ／: : : :/ ///////// /
/ 八_ ＿＿_ xく ／: : : : : :{,///////// /
- 307 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:20:03 ID:UhDQCSOM0
-
rｰ､
__ -=ﾆ二Τf
__ -=ﾆ二二二二ﾆ=' {{
__ -=ﾆ二二ﾆﾆ=‐---｛__ {{
ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{
￣ {:.rｰ'" }} ヽ:.:.:.ヽ:} ﾉﾊ
ｎ |:.{ jﾚｰ ＼:.:人 V/
ﾉ | 小ト- ｰ rッｧ }'rﾍ} ・ ・ ・ ・ ・ ・
(７ｧv 厶-､_`ヽfﾂ{ ◯ { ノ:! それに──どうにかする目処が、立っちゃったんだよね！
≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､
/ }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::.
/ _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ --
｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
. /. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
- 308 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:21:03 ID:UhDQCSOM0
-
癶⌒ ⌒ヽ
ｲ ,w,.w, , ヽ
从ｿ ゛i i
ゝ ＿ ,＿ !ﾚ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍ｀"｀i´゛´,ｿ | “聖杯”と西欧財閥クラウドネットワークを |
,、,ー"゛/＼ー／ﾍ"゛ミ | |
彡 |,-￣-,! ゝヽ | 接続するその隙を突いて、 |
i￣,从人从| ∧ i,、从 ￣｀i | |
| ! |｀ |/ | ﾍ | ﾒ | | ミサカタイプクローン１万体で電子戦を行う。 |
| ! ｒ !- ! - | ,ﾒ | 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
| ! } } | } } / !
| ﾍ ﾍ } | | ﾒ'/ 〈
| ﾍ ゝ、 ,} | | / / ﾍ
i ｀i ﾍ i | 〈 / 人 ヽ、_ _
∨ / 从| ｜《/ / ＼ ヽ ノﾉ
ゝ ﾉ | !. i | / 〈 ゝ、 ｀ｗ'゛!ーﾒイ /ﾆﾆﾒ、
| i ﾒ / 〔{ }〕 ﾍﾍ入＿ ＼ 彡 ≧ } 辷士ｿ
! | / //ﾍ´ﾍ≦ﾍ ∫ ヽ、 ｀ー ≦ > }}__}ニﾆﾆﾒ
ゝ、＿人＿ ＿ ,. -＜￣￣人_!--/ / | ヽ ﾐ、 ＼ ￣￣
＞ ⌒￣ / | 八 ー- -｀ニー--- ´￣￣￣｀ー--- 、
彡／ ! | ヽ ー三三ー´￣￣≧ー- !
ー ´ ノ ∧ ﾍ、 ｀ー 、 ゝ、
／￣ / ﾍ ＼ ＼ ＼
／￣ ＿/ ヽ＿ ＼ ＼ ＼
- 309 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:22:03 ID:UhDQCSOM0
-
┌───────────────────────────┐
│ 7 ／ ／ -―＝ニヽY イヽ :. }! │
│ 厶斗-― ／ .／ ／ .／ / ヽ V/ │
│ 厶イ / ／ ／ .／ ／ / ヽ ', ヽく │
│ ／ ./ / / .／ ,ィ_,／ ／! / / } ! ! lヽ │
│ ／ -‐/ / /／ ／ 〈 O ヽヽ l ／ ./ / | |/ﾄ､! │
│ /イ //／! ／ ヽ =彳_,／l ／ ／.// / / ヽ │
│ /' | / ヽﾆ:|/ 厶イ ／/ / / | │
│ |／7 ﾄ 厶イ,イ / / | │
│ 厶斗イ7ヽ _ ′ / ／ / | | │
│ / ', ｀ヽ> 厶ｲ/ / /|/|' │
│ ry/ ＼ _,.. イ l / ハ!/ ! │
│ ／ヽ￣` ､ /{:::::::ヽ ｀ フ厶 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
│ ／:.:.:.:.:.:.:＼ ｀¨ヽ.:.:.ﾐヽ::::::::`::...__/ | ﾜﾚﾜﾚ |
│--' ｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､ ＼.:.:.､＼:::::::::::::} | その上で、日本国が確保している最強の霊子ハッカー…… |
│ ＼.:.:.:.:.:.:.:.＼ ＼.:.:.:＼フ厂ヽ=く.: | |
└───────────────── | ──学園都市第一位“一方通行”を追加投入する。 |
| |
| これで、ある程度の時間を稼げるはずだ。 |
| |
| ……どんなに頑張っても片手で数えられる日数だろうがな。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 310 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:23:03 ID:UhDQCSOM0
-
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ ｕ /
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／ 一万体！？
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／ ……ううん、それより、数日しか持たないんじゃ
..｛ |: :! ／ >､
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く 何の意味も無いじゃない……！
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
rｰ､
__ -=ﾆ二Τf
__ -=ﾆ二二二二ﾆ=' {{
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ __ -=ﾆ二二ﾆﾆ=‐---｛__ {{
| そうだねぇ！ | ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{
| | ￣ {:.rｰ'" }} ヽ:.:.:.ヽ:} ﾉﾊ
| そしてこれが我が日本が出来る最大の抵抗だ！ | ｎ |:.{ jﾚｰ ＼:.:人 V/
| | ﾉ | 小ト- ｰ rッｧ }'rﾍ}
| まるで特攻玉砕だね！？ | (７ｧv 厶-､_`ヽfﾂ{ ◯ { ノ:!
| | ≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､
| | / }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::.
| ……ただまあ、我々だって百年前とは違うんだ。 | / _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ --
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ ｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
/. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
- 311 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:24:03 ID:UhDQCSOM0
-
-―
/::::::::::::::::::｀ヽ
ｉ:::::::::::::::::::::::::::::／ ＞-
|::::_::::::::::::::::::／γ´ ｀ﾞｰ､
/:::::::::::｀ヽ 弋;;)::::::::::::ノ＿＿＿＿＿
ｉ::::::::::::::::::::::ゝ ＿__ 廴γ´ ｀＼ ｉ ｉ｀
弋_,､:::::斗 ´__ ﾞｉ / .＼ ｉ ｉ
ﾇ/´__ 斗ー‐ｉ￣rx二三≧≡≡≡彡 ｀ヽ | ｉ ｉ
γ⌒ヽ ﾞjー――====ｉ!rfγ´ ≧､rf≦｀ヽ／ ./ ∨ ﾉ
廴:::::::::〉´≧ｰ､ ,､＿＿,;__＿＿_/´｀ヽ ー-! 厂三__斗＜ 斗
弋::::ノｰ=､―斥 fjzzzzﾆﾆﾆ{ ゝ ／≧=ｰ ､/｀ヽ ﾉ ／´￣三二=｀ヽ､ ／｀ヽ .／
fi==≡〉ヽｰ=≡三/ j ｉ!.∨ ￣￣｀ ! 斗 / ／´/ .ｉ!＼ 斗＜ ｰ- ∧ ／ |
＞-､ ヾ´｀ヽ |ゝ= ／ﾞ∨ ｀> ､ ノ / / ｉ!ヽ ー- ∧ ∧/ |
< ゝ- 斗 ／| f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ ∧ 匕| .∧
￣ ヾ ／ _|__＿ | 数日でも西欧財閥本拠を電子的に丸裸に出来れば、 | ノ￣...ｉ!≦
|Hｉ!-|‐‐ | | { γ´ｉ!-
/ ! | 我々の盟友たるアメリカ合衆国は特殊部隊を率いて | 廴＿_j!
/￣ヽ/＿ | ﾕｰｻﾞｰ ・ ・ ・ | / .
.//,;､ｰ-､ ,.. | “聖杯”の担い手を物理的に排除してくれるそうだよ？ | ./ |
././ ｰ==≡二 | | ／￣＞､ ..|
| ｀ヽ／∨ .｀| まったく、頼もしいことだね！ | ／ __ ー-
| ｀ヾ .ｉ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ / / ＞
| / ヽ .ｉ´ X ｀ヽ、弋ﾞｉ / / ＼/ ／∨ | / / ＞
｀ﾞｉ´ ∨ ｀ｉ ﾞｉ! ｀ﾞ .|./ / / ／ .∨ / / / /
- 312 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:25:02 ID:UhDQCSOM0
-
／ イ ,イ
／／／ノ乂／ﾉ／i／ ﾉ／!!|! ﾉ!
//// ／ ／／ ＜ !ﾉ
///／／ ／ ∨
{ヽｲﾄ从／ - .,_ ∨从
（ | |/ !≧ 、 ｀ヽ.、 !ﾉ!!
ﾍ < | ﾍ弋赱> 、 ＼ !/从
{{ﾍ_）| i: ＼≧＿ゝ ｀ |!从
/ｲ:::::! ! .., --ー＝=- 、 !ﾉﾉﾉ /
ﾍ | | ---‐ ´ <=弐‐- 、 ｀ /// |/
| | ! ‐ ヾ匕 _,.≫ ﾉﾉ!/
| | | /:: ヽ ﾉ／!/
| ! | /:::: ／／!/乂 ──もちろん、連中が土壇場で尻込みする可能性も考え、
|.!! !. ヽ !::::::: ／ ∧ ﾃ ﾛ ﾘ ｽ ﾄ
_ｿ | ﾍ _ ´::::: ／ ∧ 西欧財閥レジスタンス過激派どもにも
| 巛 ﾍ ゝ、 ／ || ∧
|| ＼ ヽ ゛ 、.,__ ／ || ∧ 情報はリークするがな？
|、 ＼ ﾍ ,. ≦ || ∧
|ﾍ ﾍ ﾍ ゛゛゛ ,. ＜ 八 ,.-ー ＝ ／ }
| ヽ ヽ ヽ、 ＜ / / ＜ ／ / /
| ヽ 〉三｀ー≦´ ノ / ￣ >／ / /
| ﾍ ／ !￣ / ／ ／／ / /
|＿,.＞ ｲ | ／ ／ ／／ ／ /
- 313 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 21:25:44 ID:cq.Y0DYk0
- な、なんだってー！？
- 314 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:26:03 ID:UhDQCSOM0
-
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
|: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
/／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
そんなことをしたら── 〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
本当に戦争になっちゃうんじゃないの？ i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
第一、あんた達は、そのプランが失敗することは |: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
|: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
ちゃんと想像してるわけ？ |:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
もし失敗したら、私たち国民がどうなると思ってるの？ ／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐‐ }}
-=ﾆ二三三三三三三三二ﾆイ￣ __ _ }}
〕｢:.:.:.:.:.:.:.:ﾑﾏ:.:.:.:.:ヽ ｢[ ﾍヽ,_ } うんうん、もっともな疑問だね！
{/{＼:._:／ }:}＼:.:.:.:..}ﾊﾍ ﾍﾍV:|
/ﾊ} ｝} }:.:.:.:.:Ⅵ } } ﾚﾒ “失敗したらどうなるのか？”
ｎ {:Nj __j:レ' ヽ:.:./}} 尨ﾊ
| ! ＾ﾍｰ-､ / _/__, "}:/り / | これを考えることは大事だよね。
| ! __ _ ｨ┐ }ｰ= /￣ jﾚ}⌒ヽ / ｜ｰ-- _
ﾆ=---- :ﾚ1 / / /ｧ ∧◯} }◯､__ { 八 { | ＞-､
ﾆﾆﾆﾆﾆニ// /'Jﾆﾆﾆﾆﾆ=---//ﾊ/ヽr' _／} ﾊ/ハ ! ／ |
￣ 7冖¬=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ]ﾆ二__））､ ￣ /:.:.///.ﾊ ﾊ ／. |
/ } rｰ=¬冖=ﾆﾆ⊇ィﾊ} /:.:.:.{///ハ }ﾊ{ ｜
} / ／ { {///}{:.:.:ー一':.:.:.:.:.:V// :, / ｛ ;
/ r≦ { Vﾆ彡:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.///} :, / { ;
./ / ＼ ＼ ハ::::.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.//／ ;７ { /_,
- 315 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:27:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐＝＝=‐-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／. : : : : : : : : : ヽ: : : .`;.:.:.:.:.:.:ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ／
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〃: : : : : : : : : : : : :_,}}: : : }:.:.:.:.:.:.:}ニニ,／
ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{｛: : : :_ '´￣ j厂 ヽ:.:.:.:.:jニ／
¬ｰ=ﾆ/7}／ .: :. { : : __/_ .: ';.:.:.:.{＾
{｛ { __rﾍ 伝斗 ’"- ,i:.:.:.:.｝
{ }伝斗'v¬ヘ/ } j:/＾/
} { } { ー‐ /fぅ‘,
i! ,_ _ ヽ ､ / ) ﾉ
！ /＾ ＾ ＼ { ﾑｲ{
正解はね、 / ＿_ _ ヽ i /.:'
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ', { /'¨¨¨￣￣ ) 〉 | /＾7.:.{
戦争にすらならずにこの国は掌握される } ー… ¨ / }Ⅳ
’ ／: / |
──だよ。 ヽ ／ : / !
} ／ :/ {
- 316 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:28:03 ID:UhDQCSOM0
-
. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7ヽﾆﾆﾆﾆ／⌒', '.＾` マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ7
. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆニ,//ﾆﾑﾆ／ ！! ヽ:マﾆﾆﾆﾆﾆﾆ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ,//ﾆ/ ＾ }｝ }: :.`マﾆﾆﾆ | 西欧財閥は一家系による独裁体制であるにもかかわらず |
ﾏﾆﾆﾆﾆ//ﾆ/ {_ -‐7L __ }: : : : ＼ﾆﾆ | |
ｰ¬冖{ 「＼ / __jL.,__ 'ヽ: : : : : :>‐:| ……いや、だからこそかな？ |
{｛ }-ﾍ i 介少 ′⌒ ヾ:／/{ | |
{ V沁 { /⌒ヽ }:.{ ｛ | 人間的な欲望や報復感情から縁遠い組織だ。 |
ヽ }＾_} j { ﾉ ﾚ } , | |
（_,ﾉノ ￣, / /: | “世界を運営するための機械的システム”にむしろ近い。 |
{＼ ､ } ＼ { rｰ }:| ・ ・ ・ ・ ・ ・ |
ヽ ＿＿_ヽ { ; / | 結果として、彼らは事態を適切に収束させ、 |
} -‐ } } { | |
ヽ - ¬ ﾉ ／ , | 翌日には君たちに変わらぬ日常を提供するだろうね。 |
}. ' ／ --く:/ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
∧ ／ ／: : : :/ ///////// /
/ 八_ ＿＿_ xく ／: : : : : :{,///////// /
///////7: : : : : :/: : : : : : : : }///////∧
- 317 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 21:28:36 ID:3lIBDSFE0
- 一か八か、ってことか
…本当に行き詰まってんな
- 318 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:29:03 ID:UhDQCSOM0
-
rｰ､
__ -=ﾆ二Τf
__ -=ﾆ二二二二ﾆ=' {{
__ -=ﾆ二二ﾆﾆ=‐---｛__ {{
ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{
￣ {:.rｰ'" }} ヽ:.:.:.ヽ:} ﾉﾊ ま、僕や加藤君は責任を取ることにはなるだろうけどね！
ｎ |:.{ jﾚｰ ＼:.:人 V/
ﾉ | 小ト- ｰ rッｧ }'rﾍ} それくらいは覚悟してるさ！
(７ｧv 厶-､_`ヽfﾂ{ ◯ { ノ:!
≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､ 賭けに勝てば日本国の将来が得られ、
/ }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::.
/ _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ -- 負けても国民にある程度の平穏が約束される。
｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i どうだい、悪い賭けじゃないだろう？
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
. /. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
/: : : : :./: : : : : : : : : : :ｌ/: : : : : : : :: : : : : : : : ｌ: : : : : :|
. /: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ｰ-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
|: : : : : :| : :/: : : :.ﾊ: :.l: : | ヾ: : : ﾊ: : : : : : :.|: : : : : :|
|: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ﾊ: :.| ＼ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
|: : : l: : |/: : / / /:./ ｝:.| Ｖﾐ:}: : : : : : |: : : : : :|
. V: : l: : |: : / / /:./ ﾉ:/ ｀i:.l:／⌒Vﾘ: : : : : :| ……それに付き合わされる
Ｖ: l: : ﾄ､/ 斗≦二 ＿_ V / _i ｝: : : : : : |
ヽ:ヽ:.伐｝ ´＾ 弌ｩ炒´ 〉r' ／ｌ: : : l: : : | 私のクローンはどうなるわけ？
＼八ﾉ ^｀ __,ィ: : ::｝: : :l: : : |
く ｲ.!: : : : /|: : : !: : l:|
l＼ ／ |: : : :/ |: : : ｌ: :.:l:|
}:.:.:ト､‐ ､ ／ |: : :/l |: : : !: :ﾘ:|
l八l:.∧ イ ／ﾘ: :/lﾘ |: : :八/lﾘ
}:.:.:.:｀ ｰ‐＜/ _j＿__.ィ /: / ／ヽ/:/|
|:ﾊ:.:/ /: /´| /／ ／: . : . Ｖ: }
}/ /: / ,' | /´／. : . : . : . :∨
／:/＾/ j ／: . : . : . : . : . :.ヽ
／: ./ ,.' ,.ｲ─‐‐＜: . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/〃:/ / ／: . : . ／: . : . : . : . : . : . : . : . : .ﾊ
/: . :/=／: . : . : 〃 . : . : ／: :／´￣ ￣｀丶: :}
/: . :/／: . : . : . : . : . : .／: :／ V|
- 319 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:30:04 ID:UhDQCSOM0
-
/ | .ﾍ {/ノ ∨| ヽ
ﾉ ／ { ./ ﾙ ＿ |∧ ハ
イ .イ 从! ＿_ ヽ }. ﾘ! !
/ ﾉ ﾊ 丿 下廴 ﾘヾ -=＝ﾐ リ }
/../ ﾚﾊ ﾚ' ゛ミ彡" / ,ｘ=、 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
!ｲ ｲ r‐=ﾐ { | | 〈 弋リﾐｘ | ｱｲﾃﾞﾝﾃｨﾃｨ |
!从! ! ヽ ハ! ヽ ＼ ⌒" ! | なるほど。クローンの存在による自己同一性の心配か？ |
} ＼ |! ...:::::/ i | |
ﾊ/! 〉-〈! ::::/ ! | その点は問題ない。 |
＞∨）∧ ﾉ | |
/丿ﾊノﾙヽ! ! ヽニ二 フ ｲ | 作成したミサカタイプクローンは二万体。 |
./ﾉ ＼ ヽ! ＞ﾚﾉ ＿ ) ／:::!/ | |
￣ ..:::::::: ∨ ／ﾑ=-―ｘ ／::::ノ | うち一万体で実働テストを行い得られたデータによると── |
.::::::::::::::: .::::. ／ ／:::: ￣ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
::::::::::::::::::::::::::::.::: ゝヽ ／::::::: ￣ノ
:::::::::::::::::::::::::::::: ﾘ!ゝ, ゝ ＿ :::::::::::::::::: ／
:::::::ヽ:::::::{::::!:::::::: （ | ＞ｘ ﾉｲ :! ヽ
ヽ＼ ヽ 〉 ! ー” / λ }|:::::::: .::::.. :::::::::ゝ
＼::::::: ＼ ハ＿ ノ} !:: ゝ
＼ ヽ::::::: Yヽ_ ノ! く::::! 〉
＼ 〉:::::::::::::::::: .:::::. ゝ Ｔ イ:::へ ::: :: 丿
- 320 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:31:03 ID:UhDQCSOM0
-
ー .._,;ゝ..,,、 ｀'-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ- i､、ﾞゝ､,､ヽ、 .i〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;/゛ '" .,..-/!彡'".りシ',ﾞ_ _..-
ﾞ'''-､｀'-､ ｀'-_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ｀'ﾐ〟 ｀'''.ｌｼ､ .ｌ.;;;;;,i∴;;.″ ,- , ;;ｿ｣彡" .,ﾉ".｀--│ _..-'";;;;;;;
｀'''''≒ .｀'-､;;;;;;;i..､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ﾞ〈ヽ、 .ﾞ'､"x. l;;;;;|. ..!./ / .,rｼ",il'" 亠 ._iir㍉;;;;;;;;;;;;;;;
...,,、 ｀''-_ヽ｀'-､;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ, ﾞ'ﾍ . ｌ;;;丶;;;;｝ ｀ .,;;ｿ゛ ´ /ﾞ;;;;;;;; ／
ー 二ﾞﾞヽ ,,、 ｀'!‐ ｀'-,;;;{. ｀'-､;ﾞ!、 .l-'､.ｌ.;;;;;;;;;.! .,il″ _,, -'";;;;;;;;;;;｀¬
..,,..........ﾌ;;;;;;;;｀''‐ ,,、 ,ﾞli/､ ｀'､.ｌ, .｀'/'./ ;;;;;lﾞﾞ ./ , r二-''''"￣￣´ﾞ''y;;;;;
^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''''".'''''.'''ヽ-..;,ﾞﾆ＿ ｀ﾞﾞ''''＞x, ﾞ ll、 .!､/.ｌ;;;,! i' ''" ｀-¬'''
｀'''｀-ヽ,, |､｀''ﾆi几 ″|;;'!
..,......xi， ｀'''ﾐ;;ｘ、 ´ .｀ l､ l､;.ｌz'ｱ .,i;;|lrl!!!!¨'″ ,,,
￣ ..,,u．.-..、 ｀''ｽｯ、 y ..、 !li `l/ l/ ..il′ ,,iｌ'"´
:ﾆﾆ;;;;ｭiｘ..,,,,,_. .｀'s､ ﾞ''く、 |;,_｝ .ゝ .″,l′.,， .,.″ .＝ .r!″ '.ｌy
. ｀''-ﾞ二f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ l!
＿__,＿_＿_＿_＿ | 実戦投入する残りの一万体の大部分が作戦の結果として電脳死し、 | .∧ ._.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | ､___,.. -";;;;;~ﾞｨ
.,ﾝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一 | 仮にそれを回避しても脳神経系に重篤な損傷を受けて数日で死ぬ。 | ＼ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ | |,,,ﾞ' ＼ ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐′ | 生還できるのは後詰めを担う“一方通行”だけだろうな。 | ".! ! `ぃix,;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ ,＞ ﾞ'ｉ ｌヽ.;;
;;;;;;;;;;;;./ ,..r/「″ ,,rj″ Y''フ'´ .▽ ,i";;;;;;;;;;;;;;.ｌ'!ﾐiv ､ ,.ｌ|x, ﾍ.ｌ.ヽ
;;;;;.／ .,r彡'" '!レ'" .// .,r､ f'"｀''./ ;;;;;;;;＼.ﾞ'-､''-..,,,｝;;;;;ヽ ｌ"l,.
／ ´ 、 ,ノ;/ ¨゛ .,,〟 .ヽ;;;;;;;;.ｌﾞ'!)i、｀＼;;;/'''''-＼, ∨
,,、 ,,〃 .,..;;ﾆi / ´ ヽ;;;;;;;ﾞ;;､ ` ﾞ'ﾐ､ ﾞﾞ'ﾆ;;､
,i彡 /│ ″.,〃 .,i;; .,-、 .i;;;;;i .ｌ.;;;;;|..ﾞ'|l、 ﾞ'li、 ﾞ'ﾐ
,iｸ゛ l";!I ., ―--ｸﾞ .n /゛ l/ .ﾞ‐'" .ｌ;;;;;.ｌ .ﾞ'ｆ、 ﾞ.ｌx ﾞ'
.,l .,ﾝｸﾞ ,． / ;;;;ﾞ‐',,､;;;;.;i′ :!┤ .lL .` ｌ;;;;;.ｌ ﾞ|''､ . ｌヽ
.,l| ../ ;/ 〃 ./ ;;;;;;;;ｒ'" !" .lﾞl : |;;| ｀ ﾞlｭ !;;;;;.! ﾞ'ｉ;ヽ i､ ゛
- 321 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:32:03 ID:UhDQCSOM0
-
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.|:.:.:.:.:.|:.| V:.:.:ﾄ､:.:.ヽ. ＞‐
i:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.:|:.:.:..|:|:.:.:.:.:.|:.:| V:.:|:|:.ヽヽﾊ
|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:|:.:..|:.:.:.:|:|:.:.:.:.:.!:.:レ≠―- |:.:.!:|:.:.:|:.:N
|:.:.:.ト､!|:.:.:.|::.:.|:.:.:.:.|:.:..ﾄ､__」:|:.:.:.:.|:./´-‐ ＿ _ |:.:|:.ﾄ、:|:.|
|:.:.:.「`|:|:.:.:.|:.:.:|:.:_,.:ﾄ、「ﾑ土:|:.:.:.:ﾚ' '´,.ｨ芹ﾐヾY:..|ﾊ|:.:.|:.| 電、脳、死……？
|:.:/|:.:.|:.|:.:.:.|:.:イ､:.:|_V≦ミヽﾄ､:.:| '′{::U::} |:.|:.:|:.:/||
|//|:.:.|:.:.|:.:.:.:|:.:| ,ﾒ「 f::ｎ:ヽ ヽ! ｀ﾆ´彳,ｲ:.:.ﾚ、j!
〃:.:|:.:.|:.:.:.|:.:.:.:|:K《 弋U:ﾉ ,. 〃|:.:.:ﾄ､＼
/ |:.:.:!:.:|:.:.ヽﾄ､:.:.ﾄ､ヽ.ー‐ '´ ヽ /´ !:.:.:| ＼＼
|:.:.:/∧:.:.:..| L､:.:ヽ ｀ ' ハ:.:| `ヽ.｀`ヽ
|:.:/:.:|:|:ヽ:∧ー`ヽ_＼ _ /:.:.ﾉ/: : : : `: . 、
|,ｲ:,.ｲ:.|:.:.＼|￣`ー.､｀ '- ´ ,ｲ:.:://| |: : : : : : : :＼
/｜| |:.:|:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.|`r ,.' |:.:/ /.ﾉ: : : : : : ,. -―‐. ､
!/ !:.:.|:.:.:.:ﾄ､:.:.::.:.:.:.:|:.| ＼ ‐- イ |/ /: : : : : : ／: : : : : : ＿＼
! ヽ:|、:.:| |ﾄ､:.:.:.:.:.|:.| ヽ / ' /: : : : : /: : : : ／￣ ｀ヽ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ──霊子ハッカー能力に | | | ＼ / ∨::::
| | /! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
| 制限がないとでも思っていたのか？ | |! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉::
| | i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
| 魂の電子化と言っても、 | ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
| | i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
| 物理的に演算するのは生身の頭脳だ。 | ∧ヽ、 /::| <::::::::
| ｵｰﾊﾞｰﾌﾛｰ | ノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
| 過剰に行使すれば神経系に負担が生じ、 | ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
| | , ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
| 最終的には耐えきれなくなって崩壊する。 | ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
| | ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
| ……公園で実例を見ただろう？ | 一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
!/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
- 322 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:33:03 ID:UhDQCSOM0
-
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
……それで、あんた達は、何とも思わないわけ？ 丶 ／ ,， ´
丶_ イ ´> ´
{ !く ,.ィ:´
} |Oヽ ／: : ／
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍ!/ , ヽ 人 | ヒトクローン作成が禁じられているこの国では、 |
| 从! , ﾍ 从 | |
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } 人 | クローン人間に人権は存在しない。 |
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } / 从 | |
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ 人 | まったく、滑稽なことだな。 |
ヽ＼＼ / / } | |
ﾍヽ ! | / || ∧! | 人権尊重のためとか御題目を掲げて |
∧从ﾍﾍ /:| / |｀|/ | |
从 ∧ <::::| / 丿、///_ | クローンを禁止しただけで満足して、 |
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 丿 | |
ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从从 丿ノ | それによって生じる |
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 ﾉノメ | |
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 /丿 | 新たな人権問題から目を逸らしたというわけだ。 |
从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
- 323 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:34:05 ID:UhDQCSOM0
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／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
／: : : : : : : : :./: : : :/: : : : : : : !: : : : : : : : :|: : : :＼
／: : : : : : : : : : /: : : :/: : : : :!: : :.:l: : :|i: : : : : :|: : : : : :＼
/: : : : : : : : : : : /: : : :/: : : : : :|: : :/! : 八: : : : : : : : : : : : : :.
/: : : :/: : : : : : :./fﾆﾆﾕ: : :.!: : : !: :/｜/ ヽ: : : :!ヽ: : :!: : : : :
/: : : :/: : : : : : : /: : : : :|: : : |: : : |:/ ,ｘ斥芹＼: :i ∨{: : : :./
/: : : :/ : : : : : : : i: : : : : :!: : : !: : : !' ` {.:i} ヾ .ｘ!: : : : /
. /: : : :/ : : : : : : : : !: :i: :i : !: : : !: : : ! ゞ' { ｜: /:/
,: :/ : / : : |: : : : : :八从八 |: 八i : |: | ､ i:i/i/
i:/i: :/ : : : |: : : : :/: :{ rﾍ ヾ( ヽﾘ从 7
/ !/: : : : :.|: : : : : : : :. } -- ､
. / ./: : :/ : : !: : : : : : : : ＼ ｕ ／:::::::::::::} '
/: : :/: : : : : : : : : : : : : : :i¬ ､ / ＼::::::::::/ /
. /: : :/: : : : : : : : : : : : : : :./ { ｀V'/ ,′ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
/: : :/: : : :/: : : : : : : : : : :/ ＼ ､ / .:| ）そういうことを言ってるんじゃないわよ！ （
./: : :/: : : :/: : i: : : : :|: : : / ＼ ｀¨¨ /: i ） （
/: : ;ｲ: : : :/: : /i: : : :/i: : :|i ､ /: : . .---r<: :|:.| ）一万人も殺して、更にこれから一万人！？ （
( ￣.｜: :./!: :/ !: : /.｜/ !! ｀丶 /: : i : : : i: | )八! ） （
.|: :/. i:/ __!: /__/´ 丶 {:_:/.i : : : i: | ）正気じゃないわ！ （
.|:/ ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ＼＼: : :/i/ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ / } i:/
- 324 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:35:03 ID:UhDQCSOM0
-
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
. /: : : ノ|:.|: : :.; !: : /i: :/{:ヾ.,: :./:/:/: :/}:ﾘ ,: : :|:.|
/:ｲ: : :{ {ﾄ:{: :.|:ｉ |:..:,' i:./ i:/乂:/:/:/j:./ j/ /}: :,ﾊ:}
. /´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
. ／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ / ）あのコは困っていた子猫を助けたいと言ってた！ （
. |:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: | ） （
从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八 ）子猫を可愛いと言っていた！ （
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ ） （
,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :} ）クローンでも、心があったのよ！？ （
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ ） （
./´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i ）使い捨てが前提なら、何故心を持たせたのよ！ （
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ ! ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
| | ＼ / ∨::::
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ ヽ、 /::| <::::::::
| 感情がなければ“先”を想像することが出来ないだろう？ | /::::| !::::ヽ::::::::
| |彡へ <:::::::| }::::::::::
| 想像力がなければ危機回避をすることも出来ない。 | ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
| | 〉‐ 、 ﾏ::::::::
| 随時判断を更新できないならば使い物にならん。 | } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
| | ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
| つまり、作戦の必要性に迫られた仕様だ。 | i ＼ ／ ＞:::::::
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
- 325 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:36:03 ID:UhDQCSOM0
-
. ,:′: : : : /: :/: :/|: : : :,ﾊ: : :|: ;ﾊ:.} ミ: : :ｉ: : : : : : :
,: : ｉ: :.:.:./: :/ｉ: ;' : : :./ }: :.;}/ ﾘ ﾐ: :.:.|: : : | : : :
. i:|: :|: |ノ:ｉ: :, : { !:.:/ ,: :// / ミ : |: : : | : : :
从 :| :|: :.|:!: ｀メ､ j/ ,:.// / ,，´￣ i : :__.: :.:| : : :
ヾ:.{:.:i从 rtｪｪ≧ｘ ;/ ;.{_,ｘ≦f斧i㍉ !/rく:Ｙ: ! : : :
｀i:|:.{ ﾊ ゛弋r:ソ ′ ´弋r:ソ_ ″ ' t ﾘ 八{ : : :
从:.ヽ :. ￣ ￣ ゞ' /.: : : : : : ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 人
. /:.ｲ: : :ヽ:. .;! u _,.イ: : :|: : i: : ）この──ひとでなし！！ （
/´ /}: :|:!: :ﾍ ＿ , / |:.|: : ∧: j/､ ） （
,.イ: |:.:从{ﾙ'i丶 「_ー ‐ﾍ ／/ j八:./ : }/ : : ）あんた達がやってるのはただの人殺しよ！！ （
. / }: :乂 : : :.:.| ＞ ￣ ＜／ / /: : / : : : ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
. , {: :{ : ｀: : : | ヽ ｀¨¨´ ／ | : : : : : :
. i { : {.:.: : : :.!| ＼＿_／ | : : : : : :
,| ､: :{ : : :.:.八 /|O|ヽ ,′: : : : :
/ | ヾ:ヽ: :./: : ヽ /､| | ヽ /: : : : : : :
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐＝＝=‐-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／. : : : : : : : : : ヽ: : : .`;.:.:.:.:.:.:ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ／
/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〃: : : : : : : : : : : : :_,}}: : : }:.:.:.:.:.:.:}ニニ,／
ｰ=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{｛: : : :_ '´￣ j厂 ヽ:.:.:.:.:jニ／
¬ｰ=ﾆ/7}／ .: :. { : : __/_ .: ';.:.:.:.{＾
{｛ { __rﾍ 伝斗 ’"- ,i:.:.:.:.｝
{ }伝斗'v¬ヘ/ } j:/＾/
} { } { ー‐ /fぅ‘,
i! ,_ _ ヽ ､ / ) ﾉ
返す言葉もないね。 ！ /＾ ＾ ＼ { ﾑｲ{
/ ＿_ _ ヽ i /.:'
僕らは確かに、大事の前の小事、という言葉を建前に ', { /'¨¨¨￣￣ ) 〉 | /＾7.:.{
} ー… ¨ / }Ⅳ
二万人ものクローンを死に追いやる大悪人だ。 ’ ／: / |
ヽ ／ : / !
} ／ :/ {
- 326 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:37:05 ID:UhDQCSOM0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/////'´ .||
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/／ ||
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| ||
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!,､ ,.f{､
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' | ……でもね。 |
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | | |
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | | そこまでせざるをえない危機があるということを、 |
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' || |
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /| 君たちの世代は考えるべきだ。 |
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / | |
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- | そして目を逸らさず、君なりのやり方で立ち向かいなさい。 |
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / | |
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.: | それが、人が時を重ねると言うことの意味だ。 |
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
- 327 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:38:09 ID:UhDQCSOM0
-
: ｉ: : : : : : { ゞ:::::{/ |:!: :..:,ﾊ: i:／ /:.／ ノ /: ／: : /:..:,′
: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
: |: : : : :i: :|:∧__ ヾ{ {: / ／ ,':..:./ j:/
: |: : : : :|: j/ } ヽ : :./
: |: : : : :|: :{ :′ ∨
: |: :i : : |:..:i : 丶
:/: ;ﾊ:..:.|:.i:| :. ﾉ
': /ヽ}:..:|:从 :. , ´
:/ 从:': ;ﾊ:ヽ . r‐ ､ /
': ＞ノ:}:/ }: }､＼ :. ￣ ｀ヽr‐‐ ' わからないわよ……
: ／: :./: ｀ﾉノ、ヽ 丶 :. , ´
´- ― ‐ - ミ: ヽ/ 丶 ／ 全然、理解できない……！
ヾヽ ｀¨¨´
Vﾊ
i: :}
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| そうだろうね。 | -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-‐‐ }}
| | -=ﾆ二三三三三三三三二ﾆイ￣ __ _ }}
| 僕たちも今すぐ君に何かしてもらおうなんて | 〕｢:.:.:.:.:.:.:.:ﾑﾏ:.:.:.:.:ヽ ｢[ ﾍヽ,_ }
| | {/{＼:._:／ }:}＼:.:.:.:..}ﾊﾍ ﾍﾍV:|
| 思っちゃいない。 | /ﾊ} ｝} }:.:.:.:.:Ⅵ } } ﾚﾒ
| | ｎ {:Nj __j:レ' ヽ:.:./}} 尨ﾊ
| 僕らが作る未来の道筋、 | | ! ＾ﾍｰ-､ / _/__, "}:/り / |
| | | ! __ _ ｨ┐ }ｰ= /￣ jﾚ}⌒ヽ / ｜ｰ-- _
| その先に何をすべきか想像してくれ。 | ﾆ=---- :ﾚ1 / / /ｧ ∧◯} }◯､__ { 八 { | ＞-､
| | ﾆﾆﾆﾆﾆニ// /'Jﾆﾆﾆﾆﾆ=---//ﾊ/ヽr' _／} ﾊ/ハ ! ／ |
| 幸い、時間はあるだろうからね？ | ￣ 7冖¬=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ]ﾆ二__））､ ￣ /:.:.///.ﾊ ﾊ ／. |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ / } rｰ=¬冖=ﾆﾆ⊇ィﾊ} /:.:.:.{///ハ }ﾊ{ ｜
} / ／ { {///}{:.:.:ー一':.:.:.:.:.:V// :, / ｛ ;
/ r≦ { Vﾆ彡:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.///} :, / { ;
/ / ＼ ＼ ハ::::.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.//／ ;７ { /_,
- 328 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:39:05 ID:UhDQCSOM0
-
┌─────────────────┐
│総理のその言葉が合図だったように。 │
└─────────────────┘
/ ﾚ i ／ !
丿 ﾉ ー´ ,. )
i∧从 （ -‐｀_ ー - ﾚ
レ、人ゝ ノ ／Oヽ 、 {
∨ ＼ < __彡 ! ゝ-｀-
i/レ、 ｲ、 ノ ∠
──マコト。 i从 〉 < _,,.. ＿.ノ
i八! ＼ >
第三位を連行しろ。 <｀彡 ＜
∧! 八 ,. - 、 >
ノ∨!/ //ﾍ , ＜ //////ヽ 厶イ
,、!∨ ////ヽ ヽ /////////∧ ＜_
! //////∧ ヾ/////////∧ 彡
////////∧ ヾ ///////// ＞
//////////∧ ∨/二ﾆイ イ
////////////∧ ノ
_,. -─‐- ._
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::イ:::::::ヽ
|::::::::::::::|:::::i::::::::::／ ,:::::::::ヽ
.|::::::へ::|::::::::::／、 ,ﾊ:::::::::::ト 、
ﾊ:::::ﾄ、|::::::::|rt.ト ｲti|::::::::|
i::::::::‐,|::::::| , /::ﾄｙ
|∧:::::|ﾊ、| /∨ 了解！
|／ヽ y＼ ' `／
, 、 ／＼ ＼＿_i−
／::／￣￣'//:0:::＼::::i i::::トー ￣ ー
/／ ///￣//ヽ/∨////￣ヽ/////////￣ ―----' ` , 、
| ///////////ヽ . ＿ .. '////ヽ _ヽ ///////// / / ヽ
///////////////////////////// ∨////////i i i , |
/////////////////////////////// .i//ﾊ//////二ヽ ' ／
/////////／ ＼///////////////////,′￣￣ーヽ . ＿ .. '
////////／ ＼////////////////i
- 329 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:40:03 ID:UhDQCSOM0
-
-‐::::::::￣￣:::::::.....､
┌────────────────────────┐ ／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
│監視に付いていた女性が私の腕を捻り上げ、拘束する。 │ ／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
└────────────────────────┘ /.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':,
:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
l ::::::::::| ＼ :::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::,
jﾉ ,ﾉ : / : : : : : : :i|: :|: :＞:.、: : :|:八⌒ヾ/＜i: | : : |: ハ | :::::::::: / ､:::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :,
{ イ:{,∧: :| : : : : : |: :| : : :/个:､ |｀ヽ＼ }ミミi:.| : : |: : :ii:| :::::::::; ／,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: }
, ィ´: ／{∨: :|:.!: : : : i|: :|: :j/ | : ﾊ ＼ヽ}ミミi | : : |: : :i| ::::::::/ 'V:} ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′
, イ,≠彡´: :ﾉハ: :i i : : : ハ.:|,ノ ノ :ﾉ :} ,)ハミﾐi:j: :i: |: : :i| } :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{
( ( ／: ,イ: : :,ﾍ i八 ヘj jﾉ‐―=彡 : ﾊ ∠´ ヾミムﾉ:ﾉ: : :i /ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | `
ハイ/ : : :{ .jﾉ : i}从≧ﾐく ､＿彡'´ィ斥セﾆミ､∨´ }: i : : / { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::|
{ ./: : : :ハ∧:,く :八辷ｿ｀ヽ ｨｆ {辷ﾘ jﾉ レ'ﾉ八仄｀フ ヽ{ﾊ:ヽ r‐- ′ ／ j/ }:::::::::{
/: : : : : :八∧,ノ ｰ ' ー ' 入爪 : : ヽ:/／ ｀ ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
/ : : : : : : :∠｀ﾍ , ′ ∧: : ∧: : : :｀=- ＞ ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
.ー=ﾆ´i : : : : : ／i : . :∧ ｕ ＿_＿__,、 / i: :/: .ヽ､:｀ﾆ=- ／ ／ , У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
/￣‐=彡'ハ : : i : ( i : i : . : i丶、 〈 (::::::::::::i } ／ ノ:/:. . :. .i´ ／ ／ "''::,. / ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
ー=彡'、八: :ヽ:.:｀ﾆ=‐'´: i . :个 、 ｰ―一´ イ ｰ=彡八 . : . :| ／ ／ i i ∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
, ´"'' ＼ヽ : :｀ﾆ=彡' : i . : | ｀ ┬ ´／ ｰ=彡'´: . : . :|' ／ j ∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
i ｀ヽ :｀ﾆ=彡' :i . : | ／｀:rく / : . : . : . :| ,／ | {三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
| ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人 | ハ /: . : . : . : . K ,;;,,... | ﾏﾆニ三三ﾆ|三三三三三三三三三ﾆヽ
| ）！ 私をどうするつもりなの！？ （ |'. ＼./ . : . : . : . : i!i￣￣￣￣￣ | ﾏ三三三ﾆ|三三三三三三三三三三ﾊ
{ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ | //: . : . : . : . : 八ノ´｀ヽ､. | ,.:ニ三三ニ|三三三三三三三ニﾆﾆ７ﾆ|
┌───────────────────────┐７ニ|
│ただの女子中学生に過ぎない私には、抗う術はない。 │ ﾆﾆ|
└───────────────────────┘ ﾆ|
/,r=={三ニ:|三三三ﾆ|三三三三三三ニﾆ7三ニ|
- 330 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:41:03 ID:UhDQCSOM0
-
rｰ､
__ -=ﾆ二Τf
__ -=ﾆ二二二二ﾆ=' {{ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
__ -=ﾆ二二ﾆﾆ=‐---｛__ {{ | どうもしないさ。 |
ｰ=ﾆﾆﾆ=ｧ'":.:.:.:ﾊﾏ:.:.:＼:.:.i {{ | |
￣ {:.rｰ'" }} ヽ:.:.:.ヽ:} ﾉﾊ | 西欧財閥側から同盟諸国に向けて、 |
ｎ |:.{ jﾚｰ ＼:.:人 V/ | |
ﾉ | 小ト- ｰ rッｧ }'rﾍ} | 霊子ハッカーの一斉摘発命令が出ててね。 |
(７ｧv 厶-､_`ヽfﾂ{ ◯ { ノ:! | |
≫x//ﾉ //｝_,弋j ｰ - ｭ｛ i 'ト､ | 要は、ほとぼりが冷めるまで大人しくしてて欲しいんだ。 |
/ }＾{ //ノ//＞xfｱ￣ } i | ;.::. 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
/ _,ノ⌒7ｧrｰ=ミ/ノ} 廴ノ ／ -=ﾆﾆﾆＴ}_ --
｛{ rｰ‐}// rｰﾍ /:::::{ニrｰ=彡 ／ ヽ
／ﾍ / / /,/ー---jﾊ::::::::rf:::::::::::に.ノ＾ / i
/ { ムｧ/,/{＼ }:::::::i:::::::::::::/ / ｜
/ ｛ _／ /７,/ } }::::::::::::::::／ { |
/ ＾ /´ /,/ ＼ﾉ ＼:::: ィ' __ ｜
. /. / /,/ }ﾚ＾} く,[/1 ／ ＼ /
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
. .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:ｉ:.:.
i: : : : : :..: : : : : : : : : : : : : : : :..:<Y|:..i
|: : : : .:::::::...: : : : : : : : :i: : : :./:ｉ:.´:|.:.|
|: : : :.::::::::::::::.. : : : : : : ; : : :/ｲ}:ｉ:/|:i:|
. :i: : :.:::::::::::::::::::.. : : : : :′: ;{ i{j:.{'! i从 f´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
,′: :.::::: :::::::::::::: : : : /: : ｉ:.ﾄ､j从i | えっ、それって── |
. /:/:i: : :::: : : ::::::::: : : :/:..: :.|:.| ′ 乂＿＿＿＿＿＿＿ ノ
〃j/}: : | :: : : :::::::: :..:/: :..: :.|i:| /
/ / |: :..|:i: : : ::::ｉ:: : /: |: i:../从 /
. j/}i:|ﾊ:..:.:::/|: ://: |:,ﾊ:}:¨¨´
. //j从i }: :/ ,: : /: //､ﾘ
/ { j:./__i: :/j;// / ヽ、
. ,.ｲ /: : :j/｀7ヽ､ l
/: : : : : : : : : : : :.｀: ーﾍ、
. /: : : : ;，‐ ― ‐ ､: :: : : ヾﾍ
- 331 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:42:03 ID:UhDQCSOM0
-
／//////////// ／／´￣￣｀ヽーミ--|////////////'´ ||
／/////////////:.:|:!´ !| ヽ:､:.ヽ///////'´ ||
///////////////:.:.:ﾉ:| |!___ !:.:.:.|/ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
///////////////|:.:.:| _|＿__ } { ,.／ | -､ |:.:ヾ/| 秘密を知りすぎて消される、とか思ったかい？ |
..,-. ｀ ヽ ､/////////,|:.:,:| ヽ _｀ヽ /' rィエi ､ ミ.:.| | |
/ .| ｀ﾞ - ミ//|/:.| イiア､ﾉ―､(￣ )´ ヽ |:.!, | 僕らはそこまでフィクションめいた行動はしないよ。 |
/ !:.l:i|'´ (＿_) l | ｀´ |//| |
./ ヾ:| ! ! ヽ,､ .l ' ( | ……ただ、不備のある契約内容を悪用して、 |
' ／￣iー/｀i |｀ヾヽ /{ ' ｀ ＼_ | ノ | |
-' | .| | | | ´}'､.! / ＿＿__, ヽ | '´ | 君のクローンを利用させて貰うことになるわけだからね。 |
,ﾉ .| | l_,|＿_r_----- ､ ＿ ヽ-､! !<ー '´ ＿＿ ' |T:| |
;;;;// / /;;ー';;;;;;;;;;;;} (;;;;ヽフ｀ヽヽ､ ｀-! / /!:. | 最低限の説明責任を果たそうと思っただけさ。 |
;;;;;ー'ヽ;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ ,. --,-＝＝ l:| |､ヽ / l 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
￣￣￣￣ __,. --ー ＝==｀===-'´ ヾi.､ /- L_,L ,r――--､
／ ＿＿ .＿|r.＼ _/ / ー--ヽ/三 ii.三三|
／ /三三三>'.:.:/:.:.:.:.:ー':.:.´:.:.:.:!:.!:.:.:.:.|:.:.:.:.:.|三ニニ三ﾐ|
￣￣ | /三三三/:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.／:.|´ ｀|
┌────────────────────────────────────────┐
│──私の想像を遥かに超えた“説明”はこれで終わった。 │
│ │
│私はただ呆然としたまま、抵抗も出来ずに拘禁施設に送られるのを受け入れるより他無かった。 │
└────────────────────────────────────────┘
- 332 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:42:34 ID:UhDQCSOM0
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- 333 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:43:05 ID:UhDQCSOM0
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| iニニニニﾆﾆニニﾆﾆﾆ;ｰi
| |｢￣￣￣￣|￣￣￣￣| |i |
| |i／／ .|／／ | ||: ｜
| ||／ ／.| ／ﾉ |,|.. 釗
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| ＿／__ |i＼
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〈＿〉 ..|_.|:: ..| |i￣|￣|_|||,! / ＼ ＼ |!
__＿ 」L ___,／ `ー'..||___|_：,|_|||,! /. ＼ ＼||
／__,,ィ'|‐┘／| ￣￣￣￣ .iー - ― -‐ - - ‐-）――||､
|＿_,レﾞ ／／| ﾞ〜'ー-〜'ﾞー〜''~ｰ' ――‐' ＼
／__＿＿／,r_,.｢i /￣￣￣￣￣＼
|＿＿＿||／(＿ﾉ /´"ヽ/ ':,
|| ,r' || ⊥ （...,_,;; i'― ―――――‐i
||／ ..|| |_|￣￣￣￣￣￣~||
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::;∠ -‐==＝＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
|::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
……ここだ。 ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
/:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
_||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
┌────────────────────────┐
│刑務所のような場所に送られることを覚悟していたが、 │
│ │
│私が連れてこられた部屋はそれとは全く違い、 │
│ │
│ホテルの一室に長期滞在用の家具を増やしたような…… │
│ │
│──有り体に言って住み心地が良さそうな部屋だった。 │
└────────────────────────┘
- 334 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:44:05 ID:UhDQCSOM0
-
_,. -─‐- ._
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | さすがにネットワーク接続できる機器や |
i::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::イ:::::::ヽ | |
|::::::::::::::|:::::i::::::::::／ ,:::::::::ヽ | 連絡に使えるものは持ち込めないが |
.|::::::へ::|::::::::::／、 ,ﾊ:::::::::::ト 、 | |
ﾊ:::::ﾄ、|::::::::|rt.ト ｲti|::::::::| | それ以外のモノなら本でも、食べ物でも |
i::::::::‐,|::::::| , /::ﾄｙ | |
|∧:::::|ﾊ、| /∨ | 可能な限り用意するよう言われている。 |
|／ヽ y＼ ' `／ | |
, 、 ／＼ ＼＿_i− | 欲しいものがあったらそこの内線電話で呼んでくれ。 |
／::／￣￣'//:0:::＼::::i i::::トー ￣ ー 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
/／ ///￣//ヽ/∨////￣ヽ/////////￣ ―----' ` , 、
| ///////////ヽ . ＿ .. '////ヽ _ヽ ///////// / / ヽ
///////////////////////////// ∨////////i i i , |
/////////////////////////////// .i//ﾊ//////二ヽ ' ／
/////////／ ＼///////////////////,′￣￣ーヽ . ＿ .. '
////////／ ＼////////////////i
. ,.:': /: : : : :ｉ: : : : : :.＞: :.:ヽ
/:.:./: : : :.:|:.|: :ｉ: : : :.Yﾐ､: : :.ﾍ
. ,:〈∨: :ｉ: :.|:.|.:|: ;| : :.;ﾊ:} ㍉.:.: : :.
. ,: :∧〉:.:|:./|_乂V|:.:/__ ﾘ ミ: : :.i
ｉ:/: : : :.j/´j/}/ヽ:/ / ｀ ﾐ: :.:|
|:!.:.:.: :i:|y'斧ﾐx ′ "斧ﾐ㍉ !;-､| ……ちょっと拍子抜けって言うか……
. 从{: | 从 弋rﾘ 弋rﾘ ' r: ﾘ|
ｉ:ヾ{;ﾊ ､ ,.ｲ:.| 状況に頭が付いて来れてないんだけど、
|: :.:ゝ:. /´: :| :|
|:!: : : :丶 (_ つ ｲ: :.:.:.|: | 今回検挙したっていう霊子ハッカー全員、こういう豪華待遇なの？
. 从{: : : : : i＞ イ : |: :.;ﾊ{.i:|
. / ﾘﾍ: : : r'‐ ､ ,，'ヽ:.|:./ /j从
/ V／ /Tヽ ∨､ / ヽ
__, ィ:´: :{ / | ヽ 〉: :｀:ｰr‐ ､
/{: {: : : : :人_,ノ | ∧ノ: : : :.}: } :.
. / {: {: : :.´:.:.ヾヽ | /:/ : : : : :j:/ !
- 335 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:45:03 ID:UhDQCSOM0
-
┌ Under confinement ───────────┐
│ /:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::. │
│ /:::::::::::::/::::::::::/:::::／`㍉:::::::::::::::::!:::::::. │
│ ::::::::::::::/:::/:/:厶イ ｀ヽ ::::::ｉ::::::::i │
│ |::::::|::::::i:::/:/i/ ∨|::i:::::| │
│ |::::::|::::::i/i/ ､ _ -‐ l::｢.|:::::! │
│ |::i:八::::|__｀ヾｰ'､ ｀¨´ ＿,, _ l::| }:::/ │
│ iﾙﾍ:∧f若菏ｧ f若菏ｱ' |ﾘ/:/ │
│ ｉ′ Ⅵ:| ,:i/{〈 │
│ ‘:込、 ′ ,小::::::＼ │
│ /:::::个 . , -- 、 ／ |i:::::::::::::::. │
│ /::::::::/ i＞ . イ_. 八::::::::::::::! │
│ ---､i:::::／＿_ノ⌒ ≧ｰ≦--' 〈 ＼｢＼| │
│ / ￣ } ＼{＼ ｀V´ r≦{ │
│ / / ＼ 三王三} /＼ │
│ ′ / `ー‐|_/〉 ＼/＼_ │
│ i ヽノ=- {三ヲ 〈{ ｀丶 │
│ | ／ /} ､＿_〉 i │
└────────────────────┘
_,. -─‐- ._
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::イ:::::::ヽ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
|::::::::::::::|:::::i::::::::::／ ,::::::::: | L E V E L 5 |
.|::::::へ::|::::::::::／、 ,ﾊ::::::::::: | いや……君たち能力等級５階梯の７人と、 |
ﾊ:::::ﾄ、|::::::::|rt.ト ｲti|::::::::| | L E V E L 4 |
i::::::::‐,|::::::| , /::ﾄｙ | 能力等級４階梯のうち特にめざましい者くらいだな。 |
|∧:::::|ﾊ、| /∨ | |
|／ヽ y＼ ' `／ | ひとまずこれらのメンバーは |
, 、 ／＼ ＼＿_i− | |
／::／￣￣'//:0:::＼::::i i::::トー ￣ | “厳重監視しています”というポーズをとっていないと格好が付かない。 |
/／ ///￣//ヽ/∨////￣ヽ/////| |
| ///////////ヽ . ＿ .. '////ヽ | 霊子ハッカー能力持ちの同僚も同じ目に遭っていたよ。 |
///////////////////////////乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
/////////////////////////////// .i//ﾊ//////二ヽ ' ／
/////////／ ＼///////////////////,′￣￣ーヽ . ＿ .. '
////////／ ＼////////////////i
- 336 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:46:03 ID:UhDQCSOM0
-
. ,. : : : : : : : : : : : : : :〃ヽ
. ／:／: : : : : /: : : : ヽ: 〉: : ハ
. , '_: /: /: : : //: : : : :i: :|": : : : :ﾊ
. /: :∨: /: /: // : : : ｉ :|: :|ミ: ヾ: : : ',
/: : :/: /: /ｲ// : /: :/: :l: :|゛ミ: :|: : : |
. //:/:i: :/:/' //i: : , :/〃'.l: :| ミ:ｉ|: : : |
. {ｲ: ｉ:.:|: ,:/_＼/ .|: /://' .l:.ﾉ ミ:l: : : |
. |从:|: |.://{心ヽ ﾚ'i/､＿／' .ミ:|: : .:|
. i/' ヾｉﾚ'.}゛ ゞ' 仟Z丐ヾ ﾚ´i: : :| ……それ以外は、無罪放免？
|i:ヽi } ｀¨´ 勺': i: :|
/: :八. ' __少 : .:|: :|
. ///: : :＼ ‐-､ ／ : : ｉ: : : |: :|
/´i: : i: :|: : > _ ＜|､.:.:.:从 : 八: |
{/' |: : |／八 ＼ .ﾉ iヽ､:∧: : { ヾ
|:／ ＼ `ｰ〈 .| i‐- ､
, 'ヽ ', ＼ノ iヽノ ', ∧
. / ＼ ', ii i i|. ', / ∧
i ｀'ヽ､ ﾊ ', 》 i .ｉ| i' ∧ /.:::::／.:::::::ハ::::::::::::.';:::::::. ',.::::::::::::::::::::::::. ',
| ＼,} ', ヾ ',.!| ∨ ∧ /.:::::/.:::::::::/ ';::::::::::::.';::::::::.';:、::::::::::::::::::::::.',
|.', ＼. ', ヾ､ｉ| ∨／ヽ} ;.:::::/.:::::::::/ ';:::::::::::.';:::::::::ｌ:.＼::::::::::::::::::: i
| ∨´ /´￣} ', ヾ ／ `ー‐､ :::::/.:::::::::/ ､::::::::::|:::::::::|ミ:x::::::::::::::::::: |
| {､ /ノ/´ /´ヽ} ／ } ;.:::'.:::::::::/ `ｰ==ヘ::::::|:::::::::| ﾐﾆ=ｧ'ヽ:::::::: |
} ∨ レ' i ./ /}_ ／ ／ {´ /.::;.:::::::::ｲミ:、 ,ィ芹＼!::::::: | 〉:/,-､ }::::::::|
ヽ ‘, ｀ﾚ'､ﾉ ￣.／ ／ `ー‐ '＿/／l::::: ｲ 乂:ﾊ ﾋ_ﾘ__ハ::::::::|/:/}ム: /.:::::::′
′ |::::::ﾊ ﾉ V.::::::/}/r'~/.:::::;::;
l:::::::ハ V.::/ ' _.イ.:::::/.::!
ヽ/ l:::〉、 ＿＿ ∨ /|:: }:;::∧: {
|/ ヽ ｀ｰ―｀ ／ |:::/:/ ヽ{
──いや、その逆だ。 ﾄ､ ＼ . ´ }ｲ:/ ｀
L E V E L 3 ヽ:＼ __ー┐ ´ k'′
能力等級３階梯以下と、４階梯の一部は ＼｀ー=:´::::::::{Eヽ､ |ﾊ
＿__｀ｰ-:,r=ミ‐{{ニニ=‐-...＿,ノニ', _
不正アクセス禁止法や、その他の別件逮捕で , ヘ二二二`ｰ='ﾆﾑニニニﾆ}}^}}ﾊ三/`:｀:=ﾆニニヽ、
/ﾆ三ヽ三三三}}三ﾆﾑﾆ三ﾆ〃::{{ﾆ:∨三三三ニニﾆﾑ
警察に身柄を引き渡すことになっている。 ,:ニニニﾑニニﾆ}}三三ﾑﾆﾆ〃三{{ﾆﾆ＼三三三三ニﾆ',
iﾆ三三三ﾑ三ニ:}}ヽ:ﾆﾆﾑイﾆ三ﾆ:ﾞｰ=＝＝=┐ﾆ三三ﾆi
……なにぶん、数が多くてな。 |三三三三ﾑ三三}}ﾆ:＼ﾆニ三三三三ﾆ;ｨ彡':{{三三ニﾆ|
!ﾆニニ三三ﾑ:三:{{ニ三＼三三≧-==' :三三ヾ:ｰミ､三ﾆ:、
- 337 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:47:06 ID:UhDQCSOM0
-
／: : : : : : : : : : : : : く: : : : : : :＼
: :／: : /: : : : : : : : : : : >: : : : : : : ヽ
//∨ : : : | / : : : : : : : : : ﾄ、 : : : : : : : ',
/: :∨: : : /:| i/: :/ : : /}: : ｜ ㍉＼ : : : : :
,′: :ｉ: : : : |八{: : : : : / :|: : ﾘ ヾミ';.:. : : :i
i : | : |: : l /ﾄ､/|: :|: : / i: :/ ／ ミ∨ : i:|
l : | : |:i: :Ｎx‐ミi: :|: /､__厶イ⌒ヾ Yﾐ}: : :│
| 八 从:.:! {{ 心乂 〃 r'ﾊ }} j/｀ヽ:ハ
l/ ハ: :f小 Vﾘ Vｿ _, ﾉｉ 八
何その待遇差！ ∧:{.∧ ' u _／ :|:!.:.j＼
/ : ＼ハ r ⌒ヽ /.:.:.:.j:从: |
むしろ怖いわよ！ 厶イ:./｝人 ∨ _ﾉ .ｲﾊ.: /!│jﾉ
|/／⌒≧=- _, イ＼ﾄ､}:/八{
〃 ヽ＼＞‐＜〉´│/Y ｀⌒!
ハ （ ＼ ∧ |/ ｛ 〉
/ ＼ } ∨ ∨┌ﾉ ,_ﾉ
,′ 丶 ∨ ﾟ| l/ /┘
｛ ＼j {ﾆﾆﾆﾌ | / /
}:l::::::::::::::::/.:::::／ ＿ ヽ::::::}::::|:::|::::::|
. /.:!:::::::::::::/.:／｀ ´ ＼:|::::|:::|::::::|
/.:::l:::::::::::;ｲ示ミ､ ｲ示ミヽ !::::!:::l::::::|
. /.::;:ｲ:::::i::::| ぅﾆﾂ ぅﾆﾂ ' |::::ﾄ、､:::{
/／ |:::::|::::| |::::; }:|:.ヽゝ、
. ′ |:::::|::::! ' |::/ﾉ.:!:::|
. ヽ::{∨:. /j/ .:::;|:::; ……それだけ、君たちには期待してるということだ。
. ｀{::::;ﾍ ‐ ‐ /.::::::::/ |:/
∨ |＼ ／.::::::::::' j'
. j:ハ＞... ...＜ |:::::::::::::{
r┴‐==｀ﾆ´ｨヽ￣＼::::::::.ヽ
- 338 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:48:06 ID:UhDQCSOM0
-
┌“accelerator” ──────────┐
│ ,. -‐ ｭ ､ │
│ ,. ｒ＜ =三ﾏ ´ﾉ ｱ │
│ ／7 彡 ／ ノ / ヽ │
│ / / ／ ／ ／ / 冫 │
│ / 彡 /＝-イ / /彡 ） │
│ ／7 フ / ／ / ィ ／/冫 │
│ ／ {{ ,. 刈 メ / 彡／rｘ彡ﾉ │
│ / /ﾇ ∧ﾘ /／ ｲ / ﾘ ｱ乂ﾘ │
│ / 彡７ 小 ／ l / / ﾘ ゝ │
│ ／ / ﾘ ∧ 爻 / { -ァ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
│ il// r‐| ﾉ ∧ 从 i ﾍ┘ | ﾀﾞ ｲ 1 ｲ |
│ ノ //^川/^^ﾚ＾乂从仆 | 作戦時に投入される“一方通行”はもちろん──|
│ ／:::::N::::::彳::::::::::丶､ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
│ ／::::::::::::::;;::::: . :::::::ヾ::＼ │
│ i:::::: ::::::::::::.:. .. .::::,.'::::::::::ヽ │
└────────────────┘
┌Teitoku Kakine ──────────┐
│ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. │
│ /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : :. │
│ /: : :/: : : : : : : : : : :､: : : : :l: : :!: : | │
│ 〃: : :{ : : : : : : : : : : : :＼: : :ﾄ､: !: : | │
│ l|: : : :.|: l: : : : : : !: !: ､: : :_i: :.!:|:ヽ: ::乂_ │
│ l|: : : :.|ハ:､: : : : |: ﾄ､:斗: :i: :.!:|:l:.∧: :l⌒ヽ │
│ 八: : : :!弋心､: : i´:! 弋刈ﾊ: !:lヽ{: ﾄ､:! │
│ ' ハ: : :| ｀¨´/ヽi:ﾄ､! ｀¨´ﾉ' !/://ﾄ､≧!=､ │
│ ( 八ハ :| 丶 ノ{ノ ∧: :.ﾄ､ │
│ {: /: ∧ 厂: : : }: 乂ヽ │
│ l:'/∧: ＼｀ ー―一' ｲ{:从: ! :ﾄ､:⌒ヽ │
│ ﾉ' / ﾉ: :ﾉﾉヽ ＿_ ／ 〃 〉.:)ヽ:l )' │
│ ／ ´ ／{｢// // / f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
│ ／/ || / /' / | ﾀﾞ ｲ 2 ｲ |
└────────── | 決して電子戦闘向きではない垣根帝督も |
| |
| 霊子ハッカー能力によるシステム構築に長けているため|
| |
| 今後の日本にとって有用な人材だ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
- 339 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:49:04 ID:UhDQCSOM0
-
, .:::::/ .:::/.:.::::::::::::::／ ';:::::::::::|:::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::: |
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::; < ／´ ＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ´.,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
もちろん、第３位の君もだ。 ' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
今までだって、君に対して色々優遇してきただろう？ |::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
数々の違法行為に目を瞑ってきたのは、 ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
言わば将来への投資だ。 /:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
_||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:|
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八! うっ……
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : :
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
- 340 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:50:03 ID:UhDQCSOM0
-
.....-‐::::::::￣￣:::::::.....､
／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
. ／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
. /.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':, f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
. .:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :, | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ |
l ::::::::::| ＼ :::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::, | ……君は悪い大人達に騙された被害者だ。 |
. | :::::::::: / ､:::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :, | |
. | :::::::::; ／,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: } | そういうことにしておけば、今後困ることはないし、 |
::::::::/ 'V:} ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′ | |
} :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{ | 今置かれている状況に対して気に病む必要は何らない。 |
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | ` | |
.. / { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::| | だから──私たちがいなくなった後の未来を、頼む。 |
ヽ{ﾊ:ヽ r‐- ′ ／ j/ }:::::::::{ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
. {三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
ﾏﾆニ三三ﾆ|三三三三三三三三三ﾆヽ
. ﾏ三三三ﾆ|三三三三三三三三三三ﾊ
,.:ニ三三ニ|三三三三三三三ニﾆﾆ７ﾆ|
∠ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三ニﾆ:７ニ|
∠三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三ニニﾆ ┌──────────────────────┐
／7三ﾆﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三三7 │そう言って、彼女は部屋を後にした。 │
/,r=={三ニ:|三三三ﾆ|三三三三三三ニﾆ7 │ │
{ { {ﾆﾆ三三|三三三ﾆ|三三三三三三ニ７ │かちゃり、と物理的な鍵が掛かった音が扉から響く。 │
. Ｖ_{三三ﾆﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三ﾆ7三 └──────────────────────┘
ﾏニ三ニﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三７三三ニﾑ
マ三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三ﾆﾆマニ三ニﾆﾆ}
}三三ﾆ}三三三ﾆ|三三三ﾆﾆｦ'’ }三三三三|
. {三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三7 {三三三三|
- 341 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:51:03 ID:UhDQCSOM0
-
┌───────────────┐
│……部屋には、私だけが残された。 │
└───────────────┘
,. . . . . .
,,. :≦´,: : ≦ｪ: : ｀: : ､
￣¨ ､ ,．―‐ ､__,,ｫ≦彡´)／´／: : : : : : : : : ヽ
ヽ ． ´／ ∨: : { ,彡／／≠´,, ‐/: : : : :ﾍ
} ﾄ､ ,-, ,,．・´ ／ ＼｣.:/≠彳／ /／ヽ/: : ／: : ﾊ
ﾉ/ ﾐ/／／｀¨/｀¨´ ヽ{ ｀} ' 彡≦: : //: : |
ヽ i/ ／ ./ /／´￣￣￣｀ ・＼ ｀＞､i ／: ／/, :-―､
ﾚ'／ / ,・´ ＞i ／ ,ヽ , ≦≠´ ﾉ {
| , ,.ｲ i ヽ .／ ／＼' ／ ヽ
j { /∧､ヽ ＼´ .／ ヽ¨´ )
. ノ´へ,--､ ＼ r､ｎ､ ヽ∠´__,, ＼ ＼ /
｀￣￣´ i¨´｀ー――――――― ´￣¨ ≧=―――‐-ヽ__＿___〉､＿＿＿＿＿＿/
ｲ ｀ | ヽ i |
|. | ┌─────────────────────────────┐
| i │今日は色々なことがありすぎて、眠れないものかと思っていたが── │
| | └─────────────────────────────┘
| /|
i |ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
. ヾ|
}
|
┌────────────────────────────────────┐
│逆に頭の処理限界を超えてしまったのか、スイッチを切るように私の意識は途絶えた。 │
└────────────────────────────────────┘
- 342 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:52:03 ID:UhDQCSOM0
-
, -‐-ｘ
／ィ'''¨¨¨''ヾ:､ _,,,,,,,,,_
〃 ,. : :'ﾍ´:, : -‐-: :｀ : .､
i ／: : ,: :' :i : : : : : : : : : : : ヽ
, : : , '.:: : :.i: : : : : : : : : : : : : : : ,
/: :.,:' : : : : l: : : : : : : :i: : : : : : : : :,
､ , .': : ,': : : : : :l: : : : : : : :.lミ: : : :.ヽ: : :.
` ○ ': : i : : : : : :|: : : : :,ｲ:.:.:lﾐミ: : : : :i: : :'.
" ｀ ': :l |:.:l: : : : :|: : : :/ i: :l `ミ : : : ｌ.: : :.,
/,ｨ::l ｌ:.:l:ﾊ:l: : |: : :/‐- ｣:l `ﾐ: : :__ｌ: : : :.
／ :l: l_l__l_ ﾚﾍ|: :/ ､ ﾘ￣ `／/^i}: : : :'.
__／ヽヽ ヽ,__ ﾚ' i,,,,,,__ } ): /l:.: l: : ',
// ヽ_}_}_}ﾉ ｀￣~...::::::r‐＜_ l: :l.: :.lﾍ
/:::`ｰ‐‐^ｰｲ ｀｀｀ ｿ /￣¨ヽ｣＼N^ヽ
八::::::::::::::::::::::ゝ．_ ‐‐- , イ／ -‐ｰ _ ヽ
｀ ｰ ::::::::::::::ｌ｢ヌT ／ , ＞''"¨ミﾄ､l
｀ヽ:::::ｉﾘ ＼ﾄ､_ ィ＞｢lﾞ l:::::::::::::::::::ﾊ
'// |.l l::::::::::::::::::::::i.
// ｌ.l l:::::::::::::::::::::::i.
_, -‐‐‐‐‐''ﾞﾞ三￣三¨マフ |.l l::::::::::::::::::::::::i.
¨三｀ヽ,, ｘ＜::::::::＞＜::::::::::::::::＞＜::::::}ﾊ 卯 ＼::::::::::::::::::::i.
＜::::／:::::::＞＜:::::::::::::::＞＜ ::::::::::::::::/_( ＼:::::::::::::::i.
::::＜ : :＜::::::::::::::＞＜:::::::::::::::＞＜／ __ﾉ_ ｌ',::::::::::::::i
:::＞＜::::::::＞＜:::::::::::::::＞＜::::;::ィ ,,,__(::::::::::＞.., ｌ ∨::::::::::'.,
::::::::: :::::＜:::::::::::::::::::_三___;:ｘ＜＿(:::::::::::::::::::::::::::::ヘ, .l ∨::::::::::〉‐‐ｭ_
＞＜______;;;＞‐'''入__人,,ノ〜イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ, l ＼_／ 二}
丕､_人__入__ﾊ_ﾉ------‐''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i l ＼y--‐''ﾞ
＼ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i: '
､___x＜_,, -‐ ¬ '''''''''''‐＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i/
｀ ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::iﾞ
┌────────────────────────────────┐
│……子供の頃は、何か困ったことがあっても、一晩寝て起きれば │
│ │
│それはただの夢だったり、そうじゃなくても周囲の大人が解決してくれていた。 │
└────────────────────────────────┘
- 343 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:53:02 ID:UhDQCSOM0
-
／ . . . . . . . . . . . .＼
, ' . . ヽ. . . .ヽ
/ , , ./ / . . . .
.′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; .
. . . .′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: .
i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . .
ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ;
ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: |
′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ|
'. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈 ′
/.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: .
.′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ .
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
,く , 、 / j !〉_} i !
j,バ . ′ {＼__ 厶 { !ｉ 「 .j , }
{ ﾍ. 、 、 ﾍ. `マ1 { /ハ
,} ∧ ＼ ヽ. 丶 i ｌ i __、∨, ハ
〈 / 'ﾍ . . ＼ ＼ i ! ! i_} Ｖ/ , ′
/ハ' ＼ / . ＼ ＼J ｉ 辻ﾝ'Ｖ i
// , 〉ｖ′ ; ヽ. ` ! } j
,〈/ { }/ ､j . /〉
｛ ＼ 〈_ , 厶_.>' /
＼ ＼_ }`ﾆ j__ . . . /__ . イ
┌─────────────────────────────────┐
│……でも、今の私を取り巻く状況は夢なんかじゃない。 │
│ │
│目を覚ませばそこは監禁用の部屋のままだし、問題は何一つ解決していない。 │
└─────────────────────────────────┘
- 344 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:54:03 ID:UhDQCSOM0
-
┌───────────────────────────────────┐
│そのまま植物のように、思考を止めてしまえば良かったのかも知れないけれど── │
│ │
│私は食事を持ってきたマコトさんに、再度質問をぶつける。 │
└───────────────────────────────────┘
/: : :/: : : :///: : :/: : :/:ハ:.: : : :.:ﾄz: : : : :＼
/ : : く＼ :///: : :/: : :/:/ : : :../: :.:| ヾ: : 丶: :ヽ
′: /: :＼/ : ! : :/: : :/:/: : : ∨: :|: | ﾐ: : i:| ﾄ､|
: : :/: : | : |: ｉ│: | : -‐/|〜': 八: :L:j、 ﾐ:::..ﾘ| |
|: :厶:.: :| : |: ｉ│/| /∨八: : //: :/|/ ∨: :/:,'| |
| : |/: /:| : |: i八:r斤┬=ミ∨/／ r=zｧi: /j/ j/
j: :/イ 八: ｉＮ 弋(ソ ﾋｿ ,ﾙ′
,′: : :＼ ヽ{ {
/: : : : : : : :ｰzﾍ ′ / ……ねえ。気になってたんだけど。
／:/: : : : : : : :/ 人
∠ /: /: : : : /:/ 丶 ⌒＾ ／:ﾄ :＼ どうしてあなたたちの計画は、
/: : }: /: :/{ | ＼ ＞ ..＿／乂ﾉ ｀⌒ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
厶∨|/|／八| ￣二=く : /}: /: /|: :j＼＞ 聖杯戦争で負けることが前提になっているの？
／ 二ﾆ=- 、 ∨ j人:/│/
／ _,,二二 _ ＼ ∧ j/
/ ／ ＼ ＼__ノ ∧
/／ ￣￣ ＼ ＼ ＼
:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
l ::::::::::| ヽ ::::::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::,
| :::::::::: ､＿＼ ::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :,
| :::::::::; ,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: }
::::::::/ ﾍtﾊ ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′
} :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | `
/ { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::|
ヽ{ﾊ:ヽ t =- ′ ／ j/ }:::::::::{
ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
ああ──それか。 ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
{三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
- 345 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:55:03 ID:UhDQCSOM0
-
' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
|::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ r‐ 、 ／ ｜:::::: N
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
──どう足掻いてもまず勝てないからだ。 ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
/:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
_||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
,..-‐=≦/.:://.::::||:ヾ､::::::／ヽ:://.:::::::::ヾ､::｀ｰ':＼
- 346 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:56:03 ID:UhDQCSOM0
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/: : :,: : : : : :./: : /: : |: : :.ヽ〉: : ＼: : :ヽ
. /:.:__/: /: : : /:./:/: : /!:.|: : :.ﾄ､:.丶:.ヽ: : l
/: :〈/:./:/: :./:./ /: : / |: |､: :.| ﾐ: :.＼l: :.:l
: :/:/:.:.|: |: :/|:/ //: / /:.:| |:.:.| ミ ､: :l: : :'
': l: :|:.|:.|: |:/‐ﾄ､ ﾘレ' // / jﾊ/.ノ ヽヽ!: : :'
l: l: :|:.|:.|: |ﾘ.≫テﾐ､,ノ/ /､ｨﾃホト､ }: :|: : : ' 勝て……ない？
jハ:.トﾄ:ヽ| 《 hう:ﾘ｀ ' ' hう:ﾘ 》 |/ヽ: ハ
l:.| У､ﾄ ゞ='' ゞ='' /j 八|ハ そんなわけないじゃない！
|:.＼ム '' ' , ' '' /‐'/:.:.l:.ハ LEVEL5
,:l: : :|ｰ､ ＿＿＿_ /ｰｲ:.:.:.|ﾊ:.:ヽ 私たちをこんなところに
/.l: l:.:|:.:.:ﾄ、 //￣￣ ヾ ,:':.:.: l: : :.|ハトヾ､
_ノ⌒ヽ //:l: l:.:|:.:.:|:.:＼ ゞ､＿＿ノ ..ィ:.l:.:.:. l: : :.| ＼ 閉じこめたりしないで、
/´ ノ__,/__l: l:.:l_:_:ｙ/´ ヾ＞､ ＿ ＜}^ﾞ＼j:.:.:/|: : :.|
〃￣/￣ Ｙ Y⌒ヽ | ＼ ／ |｀ﾒ､j:.l_:| 最初から殴りつければ勝てるんじゃないの！？
| ｜ | | | | ＞-く | ヽ:! ＼
| ｜ | | | | / | ＼ / }ヽ
.八 ′ ' ゝ､人＿__ノ { ＼_/ / ∧
ヽ } ヾ､ﾄ､ 〉 // { l / / ハ
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::; < ／´ ＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ´.,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
西欧財閥の情報統制に抗って ' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
聖杯戦争の情報を全世界に配信した |::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
レジスタンスの穏健派が、 ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
・ ・ ・ ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
物理的に壊滅したと聞いてもそれを言えるか？ /:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
_||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
- 347 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:57:06 ID:UhDQCSOM0
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/:.:.:./:.:.:.:.:..:.:/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:/:/:.:.:.:.ﾊ ヾ:.:.:ヽ:.:＼:＼
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.|:.:.:.:.:.|:.| V:.:.:ﾄ､:.:.ヽ. ＞‐
i:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.:|:.:.:..|:|:.:.:.:.:.|:.:| V:.:|:|:.ヽヽﾊ
|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:|:.:..|:.:.:.:|:|:.:.:.:.:.!:.:レ≠―- |:.:.!:|:.:.:|:.:N
|:.:.:.ト､!|:.:.:.|::.:.|:.:.:.:.|:.:..ﾄ､__」:|:.:.:.:.|:./´-‐ ＿ _ |:.:|:.ﾄ、:|:.|
|:.:.:.「`|:|:.:.:.|:.:.:|:.:_,.:ﾄ、「ﾑ土:|:.:.:.:ﾚ' '´,.ｨ芹ﾐヾY:..|ﾊ|:.:.|:.|
|:.:/|:.:.|:.|:.:.:.|:.:イ､:.:|_V≦ミヽﾄ､:.:| '′{::U::} |:.|:.:|:.:/|| 物理、的って……
|//|:.:.|:.:.|:.:.:.:|:.:| ,ﾒ「 f::ｎ:ヽ ヽ! ｀ﾆ´彳,ｲ:.:.ﾚ、j!
〃:.:|:.:.|:.:.:.|:.:.:.:|:K《 弋U:ﾉ ,. 〃|:.:.:ﾄ､＼
/ |:.:.:!:.:|:.:.ヽﾄ､:.:.ﾄ､ヽ.ー‐ '´ ヽ /´ !:.:.:| ＼＼
|:.:.:/∧:.:.:..| L､:.:ヽ ｀ ' ハ:.:| `ヽ.｀`ヽ
|:.:/:.:|:|:ヽ:∧ー`ヽ_＼ _ /:.:.ﾉ/: : : : `: . 、
|,ｲ:,.ｲ:.|:.:.＼|￣`ー.､｀ '- ´ ,ｲ:.:://| |: : : : : : : :＼
/｜| |:.:|:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.|` ,.' |:.:/ /.ﾉ: : : : : : ,. -―‐. ､
!/ !:.:.|:.:.:.:ﾄ､:.:.::.:.:.:.:|:.| ＼ ‐- イ |/ /: : : : : : ／: : : : : : ＿＼
! ヽ:|、:.:| |ﾄ､:.:.:.:.:.|:.| ヽ / ' /: : : : : /: : : : ／￣ ｀ヽ
∧!＼:| ||:|: ＼:.:ヽゝ ｀ｧ=＜´ /: : : : :/: : : ／ ＼＿
| ヽ,ﾘ ＼: :＞┤ ! ヽO ＼ /: : :|: : |: : :/ ヽ ｀`ヽ.
┌───────────────────────────┐
│ ──ああ。そう言えば、ネットで話題になっていた覚えがある。 │
│ │
│ テロリストのアジトが、空爆されたと。 │
│ │
│ それが日本に向かえば── │
└───────────────────────────┘
_,. -─‐- ._
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::イ:::::::ヽ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|::::::::::::::|:::::i::::::::::／ ,:::::::::ヽ | 現実世界の時計は、聖杯戦争中も止まってはくれない。 |
.|::::::へ::|::::::::::／、 ,ﾊ:::::::::::ト 、 | |
ﾊ:::::ﾄ、|::::::::|rt.ト ｲti|::::::::| | 焦って事を急げば、各個撃破されるだけ。 |
i::::::::‐,|::::::| , /::ﾄｙ | |
|∧:::::|ﾊ、| /∨ | 西欧財閥を裏切るのは最終局面になってからだ。 |
|／ヽ y＼ ' `／ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
, 、 ／＼ ＼＿_i−
／::／￣￣'//:0:::＼::::i i::::トー ￣ ー
/／ ///￣//ヽ/∨////￣ヽ/////////￣ ―----' ` , 、
| ///////////ヽ . ＿ .. '////ヽ _ヽ ///////// / / ヽ
///////////////////////////// ∨////////i i i , |
/////////////////////////////// .i//ﾊ//////二ヽ ' ／
/////////／ ＼///////////////////,′￣￣ーヽ . ＿ .. '
////////／ ＼////////////////i
- 348 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:58:03 ID:UhDQCSOM0
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-‐::::::::￣￣:::::::.....､
／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
/.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':,
:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
l ::::::::::| ＼ :::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::,
| :::::::::: / ､:::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :,
| :::::::::; ／,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: }
::::::::/ 'V:} ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′
} :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | `
/ { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::|
……もちろん。聖杯戦争に対して ヽ{ﾊ:ヽ r‐- ′ ／ j/ }:::::::::{
ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
まったく何もしない、と言うことではないがな。 ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
{三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
ﾏﾆニ三三ﾆ|三三三三三三三三三ﾆヽ
ﾏ三三三ﾆ|三三三三三三三三三三ﾊ
,.:ニ三三ニ|三三三三三三三ニﾆﾆ７ﾆ|
∠ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三ニﾆ:７ニ|
∠三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三ニニﾆ7ﾆﾆ|
／7三ﾆﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三三7三ﾆ|
/,r=={三ニ:|三三三ﾆ|三三三三三三ニﾆ7三ニ|
{ { {ﾆﾆ三三|三三三ﾆ|三三三三三三ニ７三ﾆﾆ|
Ｖ_{三三ﾆﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三ﾆ7三三ﾆ|
ﾏニ三ニﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三７三三ニﾑ
マ三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三ﾆﾆマニ三ニﾆﾆ}
}三三ﾆ}三三三ﾆ|三三三ﾆﾆｦ'’ }三三三三|
{三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三7 {三三三三|
- 349 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 21:59:03 ID:UhDQCSOM0
-
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.___:.:.:.:.:.:､:.:.丶ヽ_
./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´:.__:.:｀ヽ:.:.:.ヾ､:ヽリ
′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.:｀:.､ミ＾´ ^7L_
:.:.:.:.:.:.:./:./:.:.:.:.:,:.-ぐ´ -―- ､|ﾘヽ）
:.:.:.:/:./:./:.:.:／:.:.:.:ミ l
',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ﾐ l
..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;ﾊ:.:.:ﾐ ヽ
. ',:.:.:.:.:/|:./ ｀ ´ /
};v､/ .|/ /
.} ７
.┌┴‐-- ．_ /｀ ｰ‐-- ′
_」:::-――- ．_｀ｰ'､ ／: : : : : : : : : l : : :､、 : : : : : : ヽ : :ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣｀ー┐ ,:': : : : : : : : : : : :| : : : :ヾ:､: : : : : : : :､: :l
:.:.:.:.:.:.--――¬:.:.:.:.:.:.:.:｀ー―-- ．_ /;ｨ : : : / : : : : : : | : : : l : :＼:、: : : : : ヽ:!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ,'/ ! : : : ! : l : :l ;ﾊ:l|: : : :l : l: ﾄ､:｀ヽ: : : : :､:､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ l' l: :|: : l: : |: ;ｲl|-ハ : : ﾄ､:|､|ｰヽ:| : : : : ､!｀`
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:|: :|: : l: : l' ﾍ: : | | : : :ト:､:､
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.: |ｲ:l: : l: : l` ヽ:l '|: l : | : | `
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.: l:ﾊ: :|: l:ヽ j ヽ !: |: :| : |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:' ﾍ|: ヽ!｀ 〈! ,':,ハﾉ :ﾉ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l ﾍ:ﾄﾍ __ ＿, /ｲ.イ;ﾙ'
:. lヽ、 ‐ ｲ: : |'
ﾊﾄ| 丶 ＜ lハ: l
__,/ ヽ! `ｰ '´ i V
_ , ．-‐ '". . ./ ＼ l ヽ.、
,. -‐ '". . . . . . . . . . . /| , '´｀! ｲ /´ ｀|.｀: .､
/. . 、. . . . . . . . . . . . ./. | ／|､ l＿ _/ｲl.＼ |、 . . ｀.ｰ-.､
/ . . . ! . . . . . . . . . . . /. . | /. . .|:::ヽ `ｰ｀､＿,/l::l |. . .｀ . ､. . . . . . . ｀: .､
l . . . . . . . . . . .,' . . .'. . . .｜｀ヽ::.､ ヽ/,:':ﾉ !. . . . . . ヽ. . . . . . .l. .|
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 研究所で確認している霊子ハッカーリストのうち |
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ |
| 約３％程の人材が、偶然、何らかの理由で検挙を免れている、ということもあるわけだ。 |
| |
| それも、それなりに電子戦に長けている者が。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
- 350 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:00:03 ID:UhDQCSOM0
-
/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
,.:::::::::/.:::::,:::::::::::::::::::::i!::::::::::':,:::.:::',::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
,.::::::::/ .:.:/ .::::::::::::::::::ハ::::::::::::',:::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
, .:::::/ .:::/.:.::::::::::::::／ ';:::::::::::|:::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::: |
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::; < ／´ ＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ´.,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ |::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
| その上で、我々も全ての霊子ハッカーを把握しているわけじゃない。 | |/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
| || ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
| 在野のハッカーが参加すること自体は止められないし、 | ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
| | /:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
| “検挙漏れ”がそれに紛れていたとしても仕方がないな。 | fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ _||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
,..-‐=≦/.:://.::::||:ヾ､::::::／ヽ:://.:::::::::ヾ､::｀ｰ':＼
- 351 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:01:03 ID:UhDQCSOM0
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／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
/.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':,
:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
l ::::::::::| ヽ ::::::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::,
| :::::::::: ､＿＼ ::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :,
| :::::::::; ,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: }
::::::::/ ﾍtﾊ ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′
} :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | `
/ { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::|
LEVEL4 ヽ{ﾊ:ヽ t =- ′ ／ j/ }:::::::::{
ただし……４階梯を含むその参加者でなお、 ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
西欧財閥側の送り込む霊子ハッカーにはまず勝てない、と У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
我々は予測している。 ∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
{三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:|
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八!
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : : そう──なの？
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
- 352 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:02:03 ID:UhDQCSOM0
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_,. ---- ､
, :チ磷幵幵ミxヽ
/ｲ::::::r≧＝＝≦ﾍﾍt_
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 西欧財閥が抱えている“掃除屋”の |
| |
| 電子戦能力は極めて高いという情報が入っている。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ ./_{| j ヽ込、 - ' .ｲ| |. ﾍ__,...zzz=＝y
/ ./zzL＿_', ',_ヽ≧=‐<}:|.i ﾚz─ ､ﾆﾆﾆﾆﾆ≦===zz
__/z≦ﾆﾆ,ィ/∧ V:Yrt_c}iV/ ///////ヽニニニニ＝=z__
z≦二ニニニ｛////∧ V{ {} j|' yf}///////ﾘニニニ=ミ､
z≦二二二∨/// ∧ f (Y::ｿｲ f}//////i〈ニニ＜ミxヾ气zx
x厶イ彡≦ﾆニゝ/////ヾ rﾉ//八//:∧斗==ミ､ ヾ ㍉
〃 {7 〃ムイ彡/////∨/>､rtr彳/// } }ヽ.//ﾍ㍉ ,.ｨ
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¬ ミz{[≠://∧|弌|///////// {_彡' {/// ト辷彡z -=====､
r,ﾆ>-y-ﾉ__,. {｀ 弋:// _,T/////>}/////>､_ ｝___＞'ヽ、＿///////ﾍ
〈Y⌒ｰ､_ _) ｛__ﾉﾊ_／/////// |///{ト､// ヽ､ }＼ ー {, ﾉ_ｺ//////ﾍ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 更に言わせれば、 | ＜',
| |
| 西欧財閥は旧世紀の魔術師が中枢としていた組織も押さえている。 |
| |
| それは形骸化しているとは言え、優秀な魔術回路の持ち主を多く擁している。 |
| |
| つまり、“掃除人”の他にも強力な霊子ハッカーを投入してくるのは |
| |
| ほぼ間違いないだろう。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
i/////:／ ,ｲ/////}７/////| γ ¬､ ./ ', .} ', .V/////.ヽ∨／z//∨////:ﾊ
|///.〃 ,ｲ ////∨//////.｜ ゝ-{γ ﾍ__/ γ ７__}/////＞'x </////i//////',
|/// ///r- z////////|├─ｲ{ゝ---=≦|￣|////∨//ゝ'´/∧∨/// i//////|
|// i///7777,r==-{//// |// / Ⅶ/f////| |/////ト､/////////////!/////.!
|/ i/////./////////.／///. }//!////! !////////ﾄ､////////// |ﾄ､///|
7////////////.／////{ Ⅶ:i////! ﾉ////////,ハ｀ヽ､///////| ﾍ//!
}///////// >'´|///// ７ Ⅶi///.{ ＼/////////} ｀ヽ、///! Ⅵ
7///////.／ .i////／ }/.|///! ヽ///////.| ヽ/｜. '|
7//////／ {/.／ j/ |///! ∨//// / .Ⅵ
7////.／ Ⅵ i//|///| V//// '|
7/＞'´ r'//{///ﾊ Ⅵi/
}'´ ////|///:ﾘ `′
r'z_彡' V//7
L/」
- 353 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:03:03 ID:UhDQCSOM0
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＿({_
_,. z≦>y::::::｀ミ､
r---}'´::::::::::::::::::ヽ､
r==={ r::'´::::::::::::::::::::::::::::ハ __
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〃':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾄ､＿_
{::,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍヾ、
ﾚ V ､:::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
γ⌒ヽ}/＼＼::::::::::::::::::::::::::}ヾ!
/´ i: i::i . : .ヾ}ヽ:::／ﾘヾ{
／ } i. }::i : . : . : . :ﾄ､
〃 r='- ｝_ヾ=ﾆﾆﾆﾆ＝二ミﾄ､
{ ｛ ー--＜,: ∧ ｀丶
', { ／. ﾍ
ﾄ､ V :' ∨ ,ハ
{_ _}ﾆ===ミ __) _｝ ﾉ
＞-:':::/. } : . : . : .L _／ ／
/__y /. : :i : . : . : . ＼{＿ /
ゞｒ彡'. : : :.} : . : . : . : .ﾊ::>=-'
7: . : . : >:{-､: : .:::::::::::__::',_
/: . : . : . : .}ヽ:＼ー-.´: . :＼ﾄ､
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 我々の試算では、西欧財閥側の霊子ハッカーに対抗しうるのは |
| |
| 世界でも五指に入る霊子ハッカーである、レジスタンスの涼宮ハルヒくらいだ。 |
| |
| ……ただし、それでもなお分が悪いと言ったところだが。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
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- 354 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:04:03 ID:UhDQCSOM0
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/.:::::/.:::::::::/ ';::::::::::::.';::::::::.';:、::::::::::::::::::::::.',
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:::::/.:::::::::/ ､::::::::::|:::::::::|ミ:x::::::::::::::::::: |
;.:::'.:::::::::/ `ｰ==ヘ::::::|:::::::::| ﾐﾆ=ｧ'ヽ:::::::: |
/.::;.:::::::::ｲミ:、 ,ィ芹＼!::::::: | 〉:/,-､ }::::::::|
/／l::::: ｲ 乂:ﾊ ﾋ_ﾘ__ハ::::::::|/:/}ム: /.:::::::′
′ |::::::ﾊ ﾉ V.::::::/}/r'~/.:::::;::;
l:::::::ハ V.::/ ' _.イ.:::::/.::!
ヽ/ l:::〉、 ＿＿ ∨ /|:: }:;::∧: {
|/ ヽ ｀ｰ―｀ ／ |:::/:/ ヽ{
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ ＼ . ´ }ｲ:/ ｀
| そして、今回行われる聖杯戦争では、 | __ー┐ ´ k'′
| |ー=:´::::::::{Eヽ､ |ﾊ
| 優勝者以外の参加者は全員死亡する。 |ｰ-:,r=ミ‐{{ニニ=‐-...＿,ノニ', _
| | 二`ｰ='ﾆﾑニニニﾆ}}^}}ﾊ三/`:｀:=ﾆニニヽ、
| ……この条件下では、無闇やたらと貴重な人材を投入できない。 | 三三}}三ﾆﾑﾆ三ﾆ〃::{{ﾆ:∨三三三ニニﾆﾑ
| | ニﾆ}}三三ﾑﾆﾆ〃三{{ﾆﾆ＼三三三三ニﾆ',
| 勝率をごく僅か上げるために、将来を担う可能性を | 三ニ:}}ヽ:ﾆﾆﾑイﾆ三ﾆ:ﾞｰ=＝＝=┐ﾆ三三ﾆi
| | ﾑ三三}}ﾆ:＼ﾆニ三三三三ﾆ;ｨ彡':{{三三ニﾆ|
| 大量に失うのは、本末転倒だからな。 | ﾑ:三:{{ニ三＼三三≧-==' :三三ヾ:ｰミ､三ﾆ:、
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ ﾆiﾆニ:ﾞｰ==＝ﾞｰ=彡'. : : : : : : ﾆ三ﾆ: : : :><＾:､＼
|ﾆ三三三三ﾆ|三三三: : : : : : : : : : : : : : : : : :三: : : :＞ ＼＼:ヽ
|ﾆ三三三三ﾆ|三三三: : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾆ: : : :ヽ／ヽヽ } }:!
|ﾆ三三三三ﾆ|三三ニ: : : : : : : : : : : : : : : : : :-ﾆ : : : : : : : :| } }/:}
|ﾆ三三三三ﾆ|三三ﾆﾆ=- : : : : : : : : : : : -=三三ﾆ=-: : : : L}.,'ﾆ}
- 355 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:05:03 ID:UhDQCSOM0
-
: ｉ: : : : : : { ゞ:::::{/ |:!: :..:,ﾊ: i:／ /:.／ ノ /: ／: : /:..:,′
: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
: |: : : : :i: :|:∧__ ヾ{ {: / ／ ,':..:./ j:/
: |: : : : :|: j/ } ヽ : :./
: |: : : : :|: :{ :′ ∨
: |: :i : : |:..:i : 丶
:/: ;ﾊ:..:.|:.i:| :. ﾉ
': /ヽ}:..:|:从 :. , ´
:/ 从:': ;ﾊ:ヽ . r‐ ､ /
': ＞ノ:}:/ }: }､＼ :. ￣ ｀ヽr‐‐ ' ……何それ。
: ／: :./: ｀ﾉノ、ヽ 丶 :. , ´
´- ― ‐ - ミ: ヽ/ 丶 ／
ヾヽ ｀¨¨´
Vﾊ
i: :}
-‐::::::::￣￣:::::::.....､
／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
/.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':,
:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
もちろん、政府が接触した“リストの３％”は l ::::::::::| ＼ :::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::,
| :::::::::: / ､:::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :,
これらのリスクを把握した上で、それでも了承してくれた。 | :::::::::; ／,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: }
::::::::/ 'V:} ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′
……そして、それ以外の在野参加者に関しては、 } :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | `
あくまでも自己責任だ。 / { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::|
ヽ{ﾊ:ヽ r‐- ′ ／ j/ }:::::::::{
参加すればほぼ死ぬとはわかっているわけだし、 ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼
ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー-........＿
そもそも政府は参加のための情報も封鎖している。 У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: -―-､:ヽ
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ ＼}
それでもやろうとしている人間を保護するほど ∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ＼ `
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
我々は暇じゃない。 {三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
ﾏﾆニ三三ﾆ|三三三三三三三三三ﾆヽ
- 356 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:06:03 ID:UhDQCSOM0
-
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
|: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
/／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
そんなことが聞きたいんじゃない！ 〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
『数多くの霊子ハッカーと２万人のクローンが死ぬが、 i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
お前は安全だから安心して過ごせ』ってことでしょ？ |: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
|: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
そんなの──納得、出来ない！ |:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
そんな安全、欲しくない！ ／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
_,. -─‐- ._
／:::::::::::::::::::::::::::::::＼
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::イ:::::::ヽ
|::::::::::::::|:::::i::::::::::／ ,:::::::::ヽ
.|::::::へ::|::::::::::／、 ,ﾊ:::::::::::ト 、
ﾊ:::::ﾄ、|::::::::|rt.ト ｲti|::::::::|
i::::::::‐,|::::::| , /::ﾄｙ
|∧:::::|ﾊ、| /∨ γＹ⌒ヽ
|／ヽ y＼ ' `／ ー ( ﾉ ）
, 、 ／＼ ＼＿_i− ゝ、＿ノ
／::／￣￣'//:0:::＼::::i i::::トー ￣ ー
/／ ///￣//ヽ/∨////￣ヽ/////////￣ ―----' ` , 、
| ///////////ヽ . ＿ .. '////ヽ _ヽ ///////// / / ヽ
///////////////////////////// ∨////////i i i , |
/////////////////////////////// .i//ﾊ//////二ヽ ' ／
/////////／ ＼///////////////////,′￣￣ーヽ . ＿ .. '
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- 357 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:07:03 ID:UhDQCSOM0
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,.::::::::/ .:.:/ .::::::::::::::::::ハ::::::::::::',:::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::. ,
, .:::::/ .:::/.:.::::::::::::::／ ';:::::::::::|:::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::: |
l ::::,'.:::::/ .:::::::::: ／ ';:::::::: |:::::::|､:.＼:::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::/ .::::::: ／ ヽ::::::|:::::::|:.＼:.ヽ::::::i::::::::::::::|
l ::::|::/.:.:::::; < ／´ ＼|:::::::|ヽ=ミ､:::::::}::::::::::: '
|:::::|,' .::::;ｨ=ミヽ ´.,ィ=＝ﾐ|:::::::| }／:/⌒ｉ::::::::::;′
|:l:::l! :::/｛ V_ﾊ ｲ Ｖ_リ ,,|:::::::| /.::://＾ﾞ/:::::: /
|ﾊ l!:::ﾊ ￣ } ￣´ |:::::::ｌ':/:/ }) /:!::::}/
君が納得しようがしまいが、 ' V.:|::} / |:::::::/l/ /' /.::|:::/
V!八 ヽ |::::/ r::'::|::::|/
我々は事が全て終わるまで君を保護する。 |::ﾘ 、 ∨ ／|::::::.､::{
|/ ＼ ‐─- ／ ｜:::::: N
その後、君がどうするかは君の自由だが ' ＼ ¨ ´ ハ:::::::{ ｀
ヽ __ . -‐ ´ ／.::∧:::::::.､
少なくとも今は、子供を守るのが大人の役目だと /:| ,／.::::::::::::}}ヽ::::.＼
fr=ﾐfr―::::::´::::::::::::::::〃＼＼::::｀⌒ヽ
私は思っている。 _||:::||:!!::::::::::::::::::::::::::://.::::／ヽ｀⌒ヽ、}
,ｨtﾁﾉ}:::||:{{:::::::::::::::::::::::://.::::::{{:::::{ﾟヽ、 jﾉ
,..-‐=≦/.:://.::::||:ヾ､::::::／ヽ:://.:::::::::ヾ､::｀ｰ':＼
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
. /: : : ノ|:.|: : :.; !: : /i: :/{:ヾ.,: :./:/:/: :/}:ﾘ ,: : :|:.|
/:ｲ: : :{ {ﾄ:{: :.|:ｉ |:..:,' i:./ i:/乂:/:/:/j:./ j/ /}: :,ﾊ:}
. /´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ
. ／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ /
. |:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: |
从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八 〜〜〜〜〜！
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ
,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :}
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ
./´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ !
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
- 358 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:08:03 ID:UhDQCSOM0
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.....-‐::::::::￣￣:::::::.....､
／ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
. ／.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.ヽ::::::::::::.＼
. /.::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::::::.＼:::::.':,:::::::::::: ':,
. .:::::::::::ト､::::::::::::::::::::::.Ｖ:::::::.':,:::. ',::::::::::::: :,
l ::::::::::| ヽ ::::::::::::::::::::}:::::::::::.',:_:::';:::::::::::::::, f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
. | :::::::::: ､＿＼ ::::::::::: |ミ:::::::/ Ｖ.:::::::::::::: :, | 私としては、君の義憤も、無力感も理解しているつもりだ。 |
. | :::::::::; ,.ィ^ヽ:::::::::| 〉ﾐV }:::::::::::::::: } | |
::::::::/ ﾍtﾊ ｲ::::::::l':/ }:} }): /.::::::::::}::::;′ | ……私も、霊子ハッカー能力がないばかりに |
} :::::{ﾊ ￣´ | ::::::::/ ﾚ /.::::::::::: ﾄ､{ | |
/ィ::::{ﾞ7 |:::::::/ ,rｲ:::}:::::::::: | ` | こうして後方任務になっているわけだからな。 |
.. / { ::∧ |:／ ′|:::ﾊ::::::::::| | |
ヽ{ﾊ:ヽ t =- ′ ／ j/ }:::::::::{ | だが、今この国を取り巻く状況は、 |
ヽ{＼ ´ ∠ニﾆﾑ::::::::.＼ | |
ヽ _.. ヘ ∠三三三ﾑ:::::::::::::::..ー | 君の今まで為してきた“正義”では手に負えない状況だ。 |
У三ﾆ-=＝ﾆﾆ｀ｰ=-:､_:_:_: | |
ﾏ-=ﾆ三三三三三三ﾆ＼ | 今は大人しく、従っていてくれ。 |
∠ﾆニニ三三三三ニニﾆﾆ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
∠三三三ヽ三三三三三三三ニ＼
. {三三三三ﾆ}三三三三三三三三ﾆ＼
ﾏﾆニ三三ﾆ|三三三三三三三三三ﾆヽ
. ﾏ三三三ﾆ|三三三三三三三三三三ﾊ
,.:ニ三三ニ|三三三三三三三ニﾆﾆ７ﾆ|
∠ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三ニﾆ:７ニ|
∠三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三ニニﾆ7ﾆﾆ|
／7三ﾆﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三三三7三ﾆ|
/,r=={三ニ:|三三三ﾆ|三三三三三三ニﾆ7三ニ|
{ { {ﾆﾆ三三|三三三ﾆ|三三三三三三ニ７三ﾆﾆ|
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ﾏニ三ニﾆ|三三三ﾆ|三三三三三三７三三ニﾑ
マ三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三ﾆﾆマニ三ニﾆﾆ}
}三三ﾆ}三三三ﾆ|三三三ﾆﾆｦ'’ }三三三三|
. {三三ﾆ|三三三ﾆ|三三三三7 {三三三三|
- 359 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:09:03 ID:UhDQCSOM0
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: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
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- 360 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:10:02 ID:UhDQCSOM0
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- 361 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:11:03 ID:UhDQCSOM0
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／/: :/: : :∨:/: :/: :/: :/ ／ｉ: ｉ : : : |: : : : : : : : : : .
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Ｖ : :乂iハ:|／{ ｀ヽ| , i:/ _,/:/:/｀i: :/:/:!: :ハ: : : ｀トミ.
∧: : iハ／ ‘, / ° (.ﾉ'斥ぅく{/ /:/ /: :!∧: i: : :｀い、 ｀
ハ: :i ∧ ‘, ./ -､ ノ ｀iバ爪j／i/i:/ : : : ∧:!:i: : :|i ｀)
从| ヽ ‘ｊ. ＼_ jイ: : : :/} : /: :/: |∨: :i ﾘ
/ / ∧ ＼ 〉、 ﾉ . イ: :i| : : /: '∨: :,ﾊ: :! i: :!从
, . / / ＼___ ｀厶_,).‐.-,--,( ´: : :|:Ｖ': ／: /:/ : / }:ﾘ j:∧ i｀
/ ′／ ｀ｉ「|｢｀⌒{ {: :/: :/:/ : :_:_i/:イ / /i/ : / .ﾉ' ノ′.}:|
i/ ／ |i |ｉ ∧ ∨: /:/|i : (,ノ': : i/ ,:i/|: :/ _ノ ′
|／ |i |i､__ { ヽ. }:/:/ .ﾘ: :/: : : /!:/ ∨:/ ´
| |i |i i､ ,》'〈ｉ:{ / //: : : /ノ' }/
| i |i |i__ ｜｀// 》'／}': : ／ ノ′
l ｉ |ｉ（__｝ | // / .ノ:／ ｏ
! | |i |i ,|'/ 'i /イ
. |i |i_,// |.ノ |
/ , |i |i_/ iト､j | _ . ﾟ
/ ｀弋j/ 《_｝}| | { ）
／ / V/| | ｀¨´ ｡
┌─────────────────────────────┐
│……悔しかった。 │
│ │
│自分は何も出来ない、理解していない子供なのだと言われたようで。 │
└─────────────────────────────┘
- 362 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:12:03 ID:UhDQCSOM0
-
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| . | | |
| |＿＿＿＿＿＿＿＿| □ |＿＿＿＿＿__
| |￣|
| ￣
＿＿＿＿＿＿| ┌─┐ |￣￣￣￣￣￣|
┌────────────────────────────────────┐ ￣|
│ ﾁｶﾗ │ |
│霊子ハッカーとしての技術を手に入れたとき、私は世界が広がったように感じていた。 │ |
└────────────────────────────────────┘ ＿|
| | ! .|
|￣￣| . |＿＿＿＿| |／
┌─────────────────────────────────────┐ |￣￣|
│高度な情報化社会である現代、私ほどの力を持てば出来ないことはないと思っていた。 │ |＿＿|
└─────────────────────────────────────┘＿|
|＼ |￣￣| ￣￣ └┘□
| | |＿＿| □ |￣|
＼| . ￣ ﾛ
□ /|
□ |/ □ ／|
ﾛ □ ﾛ ロ . |／
ﾛ ﾛ □
・ ﾛ ﾛ □
． ・ ﾛ ． ･ ｡ ． ﾛ
- 363 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:13:03 ID:UhDQCSOM0
-
. ´. : : : : : : : : : : : : : : : : ｀丶、
／ : : : : :, ' : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
, ': : , : : : :/ .i: : : : : : : : : :!: : :､: : : : : : :｀ 、
/: : :/ : : : :′:i: : : : : : : : :!:i: : : :i:､ : : : : : : : .,
.′: .′. : : : : : !: : : :、: : : :!:i: : : :トヘ: : : : : : :‘,
.ﾍ: :,″: : : : : : :i:!: : : :!:＼:､_!:i､ : : i｀Ｖﾍ: : : : : : : ,
;ﾍ. 〈: i : : : : :i: : !i: : ｉ: ｉ i: : : :!Ｔﾍ,: :i、 Ｖﾍ: : : : : : ′
ｉ : ｉﾍ}:i : ｉ:ｉ: : i／!i: : ｌ: ｉ i: : : :!:i V:! ＼Ｖﾍ: : : : : .!
ｌ : |: :|:!: :|:ｉ／l: :!iﾍ: :|: ｉ i: : : :!:i＞;ｊ厶,__｀∨ﾍ;_: : }:i
| : |: :|:!: :|:ｉ: /l: :!i.弍:!: ! !: : : i ｉr式Ｊ込.≫V´_｀V: |
| : |: :|:!: :|:i/,ｨ!: i:!ぅｸV:!'ﾍ: : ;バ'Ｙ^´ ｀＾Ｙ ｉｋ. ｝}:｜
| : |: :|:!: :|'/仏V＾~´`ﾍｉ ｝V ! ' ' ' ' . ｣i＾}'∧ |
| : |: 从从{ i´ ' ' ' 丶 ; i ｝ﾝ/ : : |
|: :バ{ : !:小 ; ; イ: : : :｜
|〃:∧: ｉ:ｉ !厶 ___,，--- ､ /: !: :i : i |
'/ /: ハ!ﾍ{`Tﾍ。 '′ . ﾟ: : !: :i : i！
. :/: /: : ハ 〈ｉ; i ヽ、 ／i: :!: :!: :i : i ‘,
/ /: /: : /: : !Ｖ:! !:/:介;，. ／ ｜:i : !: :l : ｉ : ′
. :/'イ: ｉ: ′: :|: i:| i:i/: :i:|} ｀ ‐-‐'´ |､:!: :!: :l : iﾍ: : .,
}/ ｜ i {: : : :|: i:| i」／￣`'‐- ､__ |｝∨i : l : ｌハ: :‘,
|: :i∧ :_厶斗ヘ. ￣`'¬イ {V : l : l }ハ}
{;Ｖ -く ＼ } ＼ ∧!､ ＼|_: !
／ ＼∨ }＼ / }_〉 ,ハ`}ト .
┌──────────────────────────────┐
│……でも、違った。私はネットに接続できなければ何も出来なくて、 │
│ │
│できたとしても周囲の状況は私の手が届く範囲のことじゃなかった。 │
└──────────────────────────────┘
- 364 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:14:04 ID:UhDQCSOM0
-
┌─────────────────────────────────────┐
│そんなことも理解できずに、その日が来ることも想像せずに、 │
│ │
│ただ与えられる権利を貪り、正義の味方ごっこに明け暮れていた私はあまりにも子供で。 │
└─────────────────────────────────────┘
. ´: ／:／: : : :／: : : ｀ヽ、:丶 _,) } ! ＿＿.ノ⌒ヽ,
／:_:_∠:／: : : :／:': : ｉ : : : i: :＼ : y'＾'く( _.ノ:ﾉ _,)／ i
, ': :/ /_／: : : :／: /: : : | : : : i: : : :∨ ,｛ ‘≪ {≪/ |
/: : :｀7 ': : : : , ': : :/: ｉ : : |: : : : : : : : {ノ:/〉 {い: :ｉ 最 |
/: : /:// /:/: /: : :,/: : | : : |:i: : : l: : : : {{: !{ }ハ}}l っ |
/: : /:// /:/: /: : : i|:ｉ: : | : : |:i: : : |: : : : :》从 .ノ'i| 低 |
/: : /:/ハ' /: /: : : /i|:ｉ: /| : : |:i: : : |: : : i :ｉ:| } だ |
/: : /://_/:/: :′: :,八i|:|ハ| : : |:i : : :' : : : : !:! /{ ： |
/: : //{｛i/:/ |: ｉ: : i/__ |:| | : : ｉ从/ : : : ' : |:i、 '{､j ： |
' : /i/从´i〈_, |: |: : 斤㍉|:{＼| : i |｣/: : : :/:/: |:| ＼ ) /
/: :/: |:' ｉ介|{┐|: |: : |うく弐爪,| : |:「|: : : :/:/: /|:|: ｉ :lヽ. }.ノ⌒.ー──‐'′
_＿__ノ: :/i : |: :|ｉ |:||｜|: |: : |ヽヽ`iう^'|: ;ﾊ｢|: : :/:/: /: |:|: |: |: : ＼ノ′ ＼
´ `'く: |: ｉ|: :|ｉ |:||｜ヽj＼|Ｕ |/ ,｜:/:/: /: :八Ｖ: :' : ヽ: :ヽ 丶、
／ ＿＿__, ヽ:ハ |i:从! , {_，｀ ヽヽＶ j/|/ : ': :/: ハＶ : : : i∨ i . ＼
,ﾉ ／ ＼ ‘〈_j !: |＼‘, ｛ ノ' }://}ハ ' ;ハ|: : : :i| |: :| ｀､ ＼
}/ 、 ＼i､! :｜ `ﾍ, rぅｰ ､__ ´ ノ'.ｲ/: : }:/: : : : : : :i| |: :| 、 ヽ
/ ∧ | |: iﾘ .∧ `⌒ヽﾝ′ ／i:〈: : ノ' : : : i: :! : i| } / 〉. ｀、
' / 人 l 川ヽ. ∧ _＿ ... イ: : :|:ハ : :ｉ : : :｜:l＼乂' __ノ.厶 、
′ ／ } | ｜ ＼＿.ノ爪 ,小: :{: :|: /:/:/∧:ｉ| : : :｜:|￣￣￣／｀¨¨´ヽ .
{/ _／ ﾊ八 ｀{{ },ハ /{｜}:八 Ｖ:/:,ﾊ' : l:ｉ|ヽ: : :}: | / ＼ ,
′ //, . 弋 ｛, {{ .ノ' ,〉 ': :{ }: : :ﾘ_｣: :,ハ| ′ ヽ、 {
/ /// 、 ヽ ＼|| ＼}八 : ∨ : / }:/ ′ i _＿___.ノ′
/ // 、 ＼.}} ≪＼{＼{ .ノ' ｉ|-─… ¬ ¨ ￣
/ ／/ . ｀＼ ヽ＼ ,ﾘ /
/ ／ ′ } }｢爻く￣ミ 、 (′ __,ノ′
. -‐＜ ／ / , `⌒ヽ丶＿ ＼ / ／
_／ `'く '{ / } } ｀丶. ヽ{_,ノ′
- 365 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:15:03 ID:UhDQCSOM0
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/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
. .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:ｉ:.:.
i: : : : : :..: : : : : : : : : : : : : : : :..:<Y|:..i
|: : : : .:::::::...: : : : : : : : :i: : : :./:ｉ:.´:|.:.|
|: : : :.::::::::::::::.. : : : : : : ; : : :/ｲ}:ｉ:/|:i:|
. :i: : :.:::::::::::::::::::.. : : : : :′: ;{ i{j:.{'! i从
,′: :.::::: :::::::::::::: : : : /: : ｉ:.ﾄ､j从i
. /:/:i: : :::: : : ::::::::: : : :/:..: :.|:.| ′
〃j/}: : | :: : : :::::::: :..:/: :..: :.|i:| /
/ / |: :..|:i: : : ::::ｉ:: : /: |: i:../从 /
. j/}i:|ﾊ:..:.:::/|: ://: |:,ﾊ:}:¨¨´
. //j从i }: :/ ,: : /: //､ﾘ
/ { j:./__i: :/j;// / ヽ、
. ,.ｲ /: : :j/｀7ヽ､ l
/: : : : : : : : : : : :.｀: ーﾍ、
. /: : : : ;，‐ ― ‐ ､: :: : : ヾﾍ
┌─────────────────────────────────┐
│ここで、全てを受け入れ、私を取り巻くごたごたが片付くまで穏やかに過ごす。 │
│ │
│今の環境は決して良くはないが悪いわけでもない。 │
│ │
│何より安全だし、結局の所、命を落とすのも私に関係ない人々と、クローンだ。 │
│ │
│……そう思うのがきっと一番楽で、そして大人な考え方なのだろう。 │
└─────────────────────────────────┘
- 366 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:16:03 ID:UhDQCSOM0
-
┌───────────────────────────────┐
│……でも私は、やっぱり子供で、その結論すらも受け入れられないのだ。 │
└───────────────────────────────┘
- 367 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:17:03 ID:UhDQCSOM0
-
イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: Ⅴ: : ヽ
「「 ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:.:.::.}: : : : ﾊ
. /:::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r――一､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人: : /
/ |:ト -ｧｰ一r‐…′ ￣「ト､:.::.:.:.:.／ V:ﾊ !
. / ﾉ ｜ | ｜ ′ ' |｜￣ ﾍ, |:.:| !
.′..イ / ｉ ｜ ∧ ｜ / ィ | ヾ.. ｜:| !
｜/:.:/ イ:.ﾊ:.:. ∧ : |｜ | ′/！| ヾ |:.:| !
∧/／:.:.:|:丁!: 丁 !:下| ｲ / /´ 丁￣ ﾄ､.ヽ:! !
-|イハ:.:|:. !: ! Ⅴ _j:: |｜/ |/| / -/ _ ﾄ、ヽ |
ヽ:i 人ﾄ､ﾄ ﾚ' イテ弐ハゞ / :/ テﾎ:::云ミ､､ |ミY |
l冫⌒Y if::::::::j釗 !f:::::::i鄯 》 ﾚ⌒Y ｜
|i f⌒! 込 :少 弋::::::以 '⌒ |:.i |
|ﾍ ゝ-! rｸ 八|:. !
| へ .! ′ ｲ ｜ !
|' .:.:.ﾍ 广´ |:.:.: ! !
/ ／.:.:.:.:ヘ ‐ - ｲ:.:.:.:.:./:.:.:｜ |
/／| .:.: / :.:.:.:へ .イ:. |:.:.:.:./:.:.:.:. | ｜
／ | :ｲ:.:.:.:.′:.:.:.＞ . .イ:.:.:|:.: |:.:.:/:|:.:.:|:.｜ |
ノ |:.:.从:.ﾄ:ﾚ ⌒| ｀ ｰ ´ !､.: !.:/:. / イ:: |:.::ﾄ- ゝ
ヽ:.! V ` ノ v/ イ:.:.:人:.从ﾘ
＼/ ＞-＜ V !:./
_..イ / i'⌒Yヽ ﾄ l/
_ -‐く´ : : | 〈 ! O ! ! !: `ー.､
r:‐､:...: : : : :｜ ／ ` | | ヽ. !: : : |: :ﾄ
.'´ ￣ヽ. :.: : : :ヽ ／ ｀| | /ヽ/. : : :|: :| ヽ
/ヽ. ! : :! : : :..`ｰくヽ＼ ! ! !ll | : : : :.!: :! ハ
！ ＼ !: : !: : : : : : : ＼ヽ＼ ! O !: !ll i: : : :＼ ﾉ / |
┌──────────────────────────────────┐
│ほんの少しの間、出会っただけのクローン。 │
│ │
│目の前で命を落とした彼女と、それと似ているであろう残り１万人の彼女たちに、 │
│ │
│私は感情移入してしまっていた。 │
└──────────────────────────────────┘
- 368 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:18:03 ID:UhDQCSOM0
-
|,斗≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ∧ : : : : : ヽ
V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/＼ / |: : : : : : :ﾊ
V:::::::::,... ---───r-----＜V: :ﾍ |: : : : : : : ﾊ
〉＜: : : : : : : : :/: l: :| l:..l: : : :＼!: : : : : : : :.l
. /: : /:/: : : i : : /:/ l: :| l:l:l: : :ヽ: :|: : : : : : : : |
//: :/: l: :l: :l:ｌ: :/:/ l:./＿__ ﾘl:V: : :ﾍ:|: : : : : : : : |
. l/!: :|: : |--: !:!: ｌ/￣ !' ﾘ V:ｲﾆヽ: : :|: : : l: |
jl: :|: : |:lﾃﾄ,ﾘW 'ﾁ行示¨`7 '/‐ ヾV: :!: : : !:.l
V:!Wﾘ:.圦ﾊ 弋z以 r'::‐'/: : |: : : |: l
ヾ Wjl / __／..: : :|: : : |:.ﾊ
. l ヽ / Y: !: l: :|: : : |:ﾊﾍ
ﾞ､ .ｲ |: l: :l: :|: : : l':∧:ヽ
＼￣｀ イ .|: ｌW!: l: : :ﾘ: : :ﾍ｀ﾞ
ヽ __ ＜ .イj:/l: : : !: :/!: l: ﾄ､＼
￣ r=|__,,..-‐ ´ ' /:ｲＶl:./ l:/l: | ｀^
//oﾊ '.ィ: : !'. :.＼W
..ｲ/ﾘ ﾘ V. ／: . : . : . : . : ｀.丶.､
r≦ V.ｲ j j ＼ ／: . : . : . : . : . : . ／ ＼
┌───────────────────────────────────────────┐
│それは、鏡を見るのともまた違う感覚。 │
│ │
│仮に彼女たちが私そっくりの振る舞いや、言葉遣いをしていたら同族嫌悪を催していたかも知れない。 │
│ │
│でも、彼女は“必要最低限”の感情しか持っていないが故に │
│ │
│私とは別の、一人の人間として私の目に映った。 │
└───────────────────────────────────────────┘
- 369 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:19:03 ID:UhDQCSOM0
-
ー .._,;ゝ..,,、 ｀'-､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ｌ- i､、ﾞゝ､,､ヽ、 .i〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;/゛ '" .,..-/!彡'".りシ',ﾞ_ _..-
ﾞ'''-､｀'-､ ｀'-_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ｀'ﾐ〟 ｀'''.ｌｼ､ .ｌ.;;;;;,i∴;;.″ ,- , ;;ｿ｣彡" .,ﾉ".｀--│ _..-'";;;;;;;
｀'''''≒ .｀'-､;;;;;;;i..､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ﾞ〈ヽ、 .ﾞ'､"x. l;;;;;|. ..!./ / .,rｼ",il'" 亠 ._iir㍉;;;;;;;;;;;;;;;
...,,、 ｀''-_ヽ｀'-､;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ, ﾞ'ﾍ . ｌ;;;丶;;;;｝ ｀ .,;;ｿ゛ ´ /ﾞ;;;;;;;; ／
ー 二ﾞﾞヽ ,,、 ｀'!‐ ｀'-,;;;{. ｀'-､;ﾞ!、 .l-'､.ｌ.;;;;;;;;;.! .,il″ _,, -'";;;;;;;;;;;｀¬
..,,..........ﾌ;;;;;;;;｀''‐ ,,、 ,ﾞli/､ ｀'､.ｌ, .｀'/'./ ;;;;;lﾞﾞ ./ , r二-''''"￣￣´ﾞ''y;;;;;
^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''''".'''''.'''ヽ-..;,ﾞﾆ＿ ｀ﾞﾞ''''＞x, ﾞ ll、 .!､/.ｌ;;;,! i' ''" ｀-¬'''
｀'''｀-ヽ,, |､｀''ﾆi几 ″|;;'!
..,......xi， ｀'''ﾐ;;ｘ、 ´ .｀ l､ l､;.ｌz'ｱ .,i;;|lrl!!!!¨'″ ,,,
￣ ..,,u．.-..、 ｀''ｽｯ、 y ..、 !li `l/ l/ ..il′ ,,iｌ'"´
:ﾆﾆ;;;;ｭiｘ..,,,,,_. .｀'s､ ﾞ''く、 |;,_｝ .ゝ .″,l′.,， .,.″ .＝ .r!″ '.ｌy
. ┌─────────────────────────────────┐ l!
＿__,＿_＿ │そして、それでいて私とそっくりな外見をしているが故に、 │ .∧ ._.
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; │ │ -";;;;;~ﾞｨ
.,ﾝ;;;;;;;;;;;;;;;;;; │彼女たちがどのように死を迎えるかが容易に想像できて──我慢がならない。 │ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; └─────────────────────────────────┘ ;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐′ !;ヽ ｀'Ｌ ﾞ".! ! `ぃix,;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ : _,i〟 _..〟 |;;;;;;;ﾞ''-､、.ﾘi !＞ ﾞ'ｉ ｌヽ.;;
;;;;;;;;;;;;./ ,..r/「″ ,,rj″ Y''フ'´ .▽ ,i";;;;;;;;;;;;;;.ｌ'!ﾐiv ､ ,.ｌ|x, ﾍ.ｌ.ヽ
;;;;;.／ .,r彡'" '!レ'" .// .,r､ f'"｀''./ ;;;;;;;;＼.ﾞ'-､''-..,,,｝;;;;;ヽ ｌ"l,.
／ ´ 、 ,ノ;/ ¨゛ .,,〟 .ヽ;;;;;;;;.ｌﾞ'!)i、｀＼;;;/'''''-＼, ∨
,,、 ,,〃 .,..;;ﾆi / ´ ヽ;;;;;;;ﾞ;;､ ` ﾞ'ﾐ､ ﾞﾞ'ﾆ;;､
,i彡 /│ ″.,〃 .,i;; .,-、 .i;;;;;i .ｌ.;;;;;|..ﾞ'|l、 ﾞ'li、 ﾞ'ﾐ
,iｸ゛ l";!I ., ―--ｸﾞ .n /゛ l/ .ﾞ‐'" .ｌ;;;;;.ｌ .ﾞ'ｆ、 ﾞ.ｌx ﾞ'
.,l .,ﾝｸﾞ ,． / ;;;;ﾞ‐',,､;;;;.;i′ :!┤ .lL .` ｌ;;;;;.ｌ ﾞ|''､ . ｌヽ
.,l| ../ ;/ 〃 ./ ;;;;;;;;ｒ'" !" .lﾞl : |;;| ｀ ﾞlｭ !;;;;;.! ﾞ'ｉ;ヽ i､ ゛
- 370 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:20:07 ID:UhDQCSOM0
-
_ _＿___
: : : ／ `¨´￣ミ: .､
／: :／:／: :/: / : : : : ｉ: : :＼
／ : ／:／/: :/ : 'i: : :ｉ|: : ｉi､ : : : ヽ
, : : , ': : : :,〃 /: :/ l: : :ｉ|: : |l: ＼: : : : .、
/ : :/: :/: :/ j / : /､_j:_;/ﾘ: : ﾘ㍉､: : : : :
: : /: ;1:_;厶イ : / ＼Ｖ /ｉ : / い: : : :
/: : /: / i:/ __j|: / _j厶j /｀ヽ j: |: : : :
/: ／: : i 厶ぅ笊'|/ 〉 `ス}炊jメ、 }: | i: : :
／イ: i: : ; i'≦三￣ { ￣`辷うミ_ ]: |厶: :
|: :l: //l ￣ ￣ミ }//i |: :
|:/|/ {亅 ' '}//: :
″/:ハ| ;＝=- 、 厶イ:/: :
泣いてる……場合じゃ、ない。 /: :/ ': :从 └… ‐- .) /T:７:/: /:
/: :/:/: //: :＼ ／: :i/:/: /: :
考えろ……考えるのよ御坂美琴。 :／i/: // : : : :ｉ:丶. . イ/: : /:/: /: : :
´ /イ:/:/ ｉ : : |:ｉl: :ｉ`ト ノ'イ /:/: /i : : ;
なんとかしなきゃ……なんとかしなきゃ、 //:/ : ｉ : : |:|l: :i;_} |/:/: /: l : : i:
/:'イ/i: :| : : |:|し 〈} _ イ:'／＼j_: : i: i
あの子と同じように、たくさんのクローンが死んじゃう……！ ノ' |ｉ｜: ハ〉 `7犬¨ ￣ .ノ´ ／￣`弋|
_｣l/!;厶く ,{( jく ／/ .＞-
／ / {＼_/^ 礀 ＼__／ / ／
- 371 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:21:07 ID:UhDQCSOM0
-
∧ヽ、 /::| <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
!/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
┌──────────────────────────────────────┐
│──想像しろ、とあの男は言った。 │
│ │
│その通りだ。周囲を取り巻く環境を、他人の思惑を、 │
│ │
│そしてそれに対して自分が何が出来るかを想像しなければ何一つ変えることは出来ない。 │
└──────────────────────────────────────┘
- 372 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:22:02 ID:UhDQCSOM0
-
┏──────────────────────────┓
│聖杯を西欧財閥が手にすれば世界は彼らに実効支配される。 │
┗──────────────────────────┛
┏────────────────────────────┓
│聖杯戦争終了直後に作戦が発動し、クローン達はその犠牲となる。│
┗────────────────────────────┛
┏───────────────────────────────────────┓
│聖杯戦争に名の知られた霊子ハッカーを堂々と送り込めば、西欧財閥に敵だと判断される。 │
┗───────────────────────────────────────┛
┏────────────────────────────────────┓
│そしてそもそも、LEVEL4以下のハッカーを送り込んだところで、勝算はほとんど無い。 │
┗────────────────────────────────────┛
┏────────────────────────────┓
│故に西欧財閥が聖杯を手にすることはほぼ確定。作戦は不可避。 │
┗────────────────────────────┛
┌─────────────────────────────────┐
│……考えろ。想像しろ。この状況を覆す、せめて介入するための何かを──！ │
└─────────────────────────────────┘
- 373 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:22:08 ID:j1DE3sG.0
- 殺されるのを黙って見てるより
殺すのを選ぶと言うのも難儀な性格や
- 374 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:23:03 ID:UhDQCSOM0
-
: : : :l : :礀 i , .＼ ＼
: : : :ｉ : : i i l ', ＼＼ ＼ ＼
: : : :ｉ : : l ｉ | . ､＼＼ ＼ 丶
: : : :ｌ : : ｌ i , 、 ＼＼＼ ＼
: ! : :l : : | ！ ', ＼ ＼＼、 ､ 丶
: !i ; |: : : . , ′ . ＼ ､＼､ ＼ 丶
_;!i_l_|_i: : : . ', ､ ＼ ＼} ＼
: !｢| ｢:!: :!: : . ′、 ＼_j＿___、_ __ ＼ ＼
: !i:|｜!: :!: : : . ､丶. !`｢ ､ ヽ ＼丶 丶
: !|j__!:|: :{ 丶: : . ､ 〉い￣＼ ＼ ＼＼
: !i气い: :、:、＼: .、 ＼》i≧ｘ,,_＼ 丶 丶f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
: !{__厶. 、 ､: .、 ＼＼'ﾞ{ 乂_,厂}㍉、 ＼ 丶 | ああ──なんだ。 |
: 〈￣ ＼{＼＼ ＼ `う二∠ ノ弌 . 丶 丶 | |
、:、 _〉 ＼ ＼ 〉.＼ ＼ ＼ | こんな簡単な答えが、あったんじゃない。 |
｀ ＼ ｉ{ /^A 丶 ＼ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
} /〉/,ハ ､ ＼ ＼ ＼＼
/´／ } ｉ ＼ ＼ ＼ 、丶
､＿ __ _ /イ: : .＼jハ ∧、＼ ＼ ＼＼
. ￣`¨´ . 〈: : : : : : . .＼}/ } 丶 ＼ ＼ ＼＼
i 、 .イ i: : 、: : : : .､ 丶.ノ ＼ ＼ ヽ ＼ 、
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､｣ 礀/ }i: : :ｉ∨ : : : : , : ' ＼ ヽ. } }
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- 375 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:24:03 ID:UhDQCSOM0
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| |:::::| | | f| | ||￣￣￣￣￣￣￣.］:| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
| |ニ| に二二二二二二二二二二二.| | |二二二二二二二二二二二二二二二二ｺ
| |:::::| |三}| | rｭ ｔｭ | l |＝i＝i＝| l | | |＝＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l |＝i＝i＝ｉ＝| |
| |:::::| |三}| | □ | l |＝i＝i＝| l | | |＝＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l |＝i＝i＝ｉ＝| |
| |ニ| に二二二二二二二二二二二.| | |二二二二二二二二二二二二二二二二ｺ
| |:::::| |三}| | rｭ ｔｭ | l |＝i＝ｉ＝ ｨ升爻彡癶 ＝| l |＝i＝i＝i＝i＝| l | ┌┐ | |
| |:::::| |三}| | □ | l |＝i＝ｉ= ﾐ爻彡ミ爻彡ﾐ | l |＝i＝i＝i＝i＝| l | └┘ | |
| |ニ| に二二二二二二二二二 彡ミ爻彡ミ爻彡ニ二二二∠二ヽ二ヽ二ヽ二二二二ｺ
ｯﾒ从xj ||￣| |￣￣ ﾐ爻彡ﾍ.￣￣ 爻彡ミ爻彡ミ爻 | l |＝i＝ｉ ||::::::::||::::::::::::::::||=i＝ｉ＝| |
ミ爻彡 || | | 巛爻彡ミ ミ爻彡ミ爻彡ミ.=| l |＝i＝ｉ ||::::::::||::::::::::::::::||=i＝ｉ＝| |
ｰＶＶ｢￣下vtrvtrvtrvﾞ｀}i:i:i{´rvtrvtrミ爻彡ミ爻彡tzvtrvtrvtrk||::::::::||::::::::::::::::||rvtrvtrvtr
}i:iil匕L上＝＝＝＝＝ｯ仁工工工工工工工工工工ﾘ───:||::::::::||::::::::::::::::||────
￣￣∠三三三三三三ｱ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
∠三三三三三三ﾐｱ ＝＝ ＝＝ ＝＝ ＝＝ ＝
∠三三三三三三ミｱ
┌─────────────────────┐
│翌日。私は加藤久嵩と再度の面会を求め── │
│ │
│それは意外なほどあっさりと許可されたのだった。 │
└─────────────────────┘
- 376 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:25:03 ID:UhDQCSOM0
-
-―-―-
´ ｀ ､＿_
／ ＜⌒
／: : ヽ
／: : ＼
／: : . : . : : . ＼
ノ/ : : . : / ﾉ八八ヽヽ､、: . . : ヾ
／ｨ: : . :ｲ//／ ＼＼: . . : :i＼
／ｲ: : ,/／ ′ ＼: : : :ﾍj
ﾉ: :// )从: : : :/
ｲ|ﾊ -―--- ､ , ---―- ｲ从 ハ
/小ﾍ 癶赱ﾐ> ィf赱癶 /'＾Y}
､从人八｀ﾍ ｀¨´ ｀¨´ ハ/从乂ノ)
ミ ∧ ﾉ! / f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
そ ∧ ､j,, /, | ……さて。お前は俺にどんな要求をしに来たんだ？ |
ｰ=彡 彡＼ ､__＿___ ／し' | |
⌒ﾒ 彡|: ＼ ｀こ´ ／ :|そ | 俺も暇じゃない。チャンスは今日一度きりと考えておけ。 |
__彡⌒ Σ:::ーヽ ＿__／一::::て 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
⌒>: : . . ミ:::::::://Y^Ｙ ∨:::::::Σ . . : :て__
__彡: : : . . . ､て＼// 人人ﾍ∨／( . . : : _彡'⌒
ノ 丿: : . . ＞／／/ | | ＼ ＼そ . . : :.ミヾ
_／彡ｲ: : . . Σ／.:./ .:.| |:.＼:.: ,彡' . . : :＼ヾヾ^＼_
「{ 丿,: : . . ＜.:.:./ .:.:| |:.: . ∨ /, . . : :＼ｊ }|
|｛ 彡ｲ: : : . . . . :Σ.:./ .:.:.:.:.| |:.:.:.:. ∨/: . . . . : : :ヾ） /:|
|∧ /Y.: : : . . . . . : : ＜て⌒ー‐く⌒ーｲ: : . . . . . : : :＼ｊ: / |
| :∧ /j: : : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::::::|| ||::::::::::彡': : : : : : : : : : : : : : :.{＼} / :|
| ∧ 八 : : : : : : : : : : : : : : :＜:::::::::::|| ||::::::::::＞': : : : : : : : : : : : : :.八. / |
| :∧ ｲ: : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::::::|| ||::::::::::彡: : : : : : : : : : : : : : : リ） / :|
| ∧ j/Ｙ: : : : : : : : : : : : :.＜:::::::::::|| ||::::::::::＞､: : : : : : : : : : : ,小ﾉ / |
| :∧ ,| : : : : : : : : : : : ､ 彡:::::::::::|| ||::::::::::ミﾒ､: : : : : : : : : : i: :| / :|
- 377 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:26:03 ID:UhDQCSOM0
-
‐- ､
:.:.:.＼
:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r- ､:.:＼:.:.:.:.:.:.: i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./l ＼:.ヽ:.:.:.:.:. i
i:.: i :.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ﾘ 三:ヽ:.:.:.:.:.:.!
l:.:.:.l:. :.:.:l:.:.:/!:.:/ _.... 彡''ヽ:.:.:.:.:l
i:.l:.:l:.:.i:.:.:.ｌ:./ l:/ ／....._ ヾ i:.:.:.:.:.:!
';li:.:.l:.:li:.:.:l/ ｌ ‐'"ヽ:::ﾉ/ /l:.ｌ:.:.i:.:l ええ。私だって二度はないと思ってるわ。
!ル'l:.:ﾊl:./ `'''' ｲ:.l:.:l:.:.:ｌ:.:l
l/ l/、 ,. / l:.ﾊ:.l:.:.:.l:.:l だから要求はただ一つ。
＼ .. ___ ／ l:.l i:lヽ:.:i:.l ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
` .. __ ／ ／l::l l:i ヽ:.l ──私を、聖杯戦争に参加させて。
|:/ _l..､ '゛ l:.l l:i'" ＼!
l' /ﾄ､ l/ ／ ヽ
/ l/ l ＼ ／ i
/ ,;' ￣／￣ l
. / .,;' ,,;'' l / l
/ ,;'' ,;;''' l / l
/ /,:' ,;'' l ,' . : l
. / / ';;,''' l i . : : l
/ / ;' ;;;;; l. ﾉ ／ . : : :l
／ / ;' l ／ . : : : :l
/ i ;. l/ . : : : : l
〈 l ;; / . : : : : : :',
∧ l ;; / . : : : : : : : ',
/: :.＼l ;;, / . : : : : : : : :i
／: :／ :ヽ、 ;;; ゝ .._ . : : : :,､ '"
￣ ヽ : : ＞ '"￣ /: : : : '' ‐--‐─ /
￣￣￣ ¨¨ '''' '' " : : : :/ /
/ ｲ
/ ／ l
--‐ '"￣￣ ── -- '" ／ 〉
- 378 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:27:03 ID:UhDQCSOM0
-
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
| マコトから聞かなかったのか？ | ∧ヽ、 /::| <::::::::
| | ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
| 聖杯戦争前におかしな動きをするわけにはいかない。 | _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
| LEVEL5 | ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
| そして、お前達は西欧財閥に目を付けられている。 | 〉‐ 、 ﾏ::::::::
| | } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
| この状況下で、参加させられるとでも？ | ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ i ＼ ／ ＞:::::::
!/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
. /: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ｰ-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
|: : : : : :| : :/: : : :.ﾊ: :.l: : | ヾ: : : ﾊ: : : : : : :.|: : : : : :|
|: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ﾊ: :.| ＼ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
|: : : l: : |/: : / / /:./ ｝:.| Ｖﾐ:}: : : : : : |: : : : : :|
. V: : l: : |: : / / /:./ ﾉ:/ ｀i:.l:／⌒Vﾘ: : : : : :| ……いいえ。私に関しては抜け道があるはずよ。
Ｖ: l: : ﾄ､/ 斗≦二 ＿_ V / _i ｝: : : : : : |
ヽ:ヽ:.伐｝ ´＾ 弌ｩ炒´ 〉r' ／ｌ: : : l: : : | クローンのうち一人を替え玉にすれば、
＼八ﾉ ^｀ __,ィ: : ::｝: : :l: : : |
く ｲ.!: : : : /|: : : !: : l:| 私が参加したことはそうそう露見しない。
l＼ ／ |: : : :/ |: : : ｌ: :.:l:|
}:.:.:ト､‐ ､ ／ |: : :/l |: : : !: :ﾘ:|
l八l:.∧ イ ／ﾘ: :/lﾘ |: : :八/lﾘ
}:.:.:.:｀ ｰ‐＜/ _j＿__.ィ /: / ／ヽ/:/|
|:ﾊ:.:/ /: /´| /／ ／: . : . Ｖ: }
}/ /: / ,' | /´／. : . : . : . :∨
／:/＾/ j ／: . : . : . : . : . :.ヽ
／: ./ ,.' ,.ｲ─‐‐＜: . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/〃:/ / ／: . : . ／: . : . : . : . : . : . : . : . : .ﾊ
/: . :/=／: . : . : 〃 . : . : ／: :／´￣ ￣｀丶: :}
/: . :/／: . : . : . : . : . : .／: :／ V|
- 379 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:28:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ | ……なるほど。 |
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / | |
ヽ＼＼ / / | だが、それで俺達──いや、この国にどんな利がある？ |
ﾍヽ ! | / | |
∧从ﾍﾍ /:| / |｀| もちろんお前が参加すれば、 |
从 ∧ <::::| / 丿 | |
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 | 西欧財閥が聖杯を手にする確率は落ちる。 |
ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从 | |
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 | だが同時に、貴重な霊子ハッカーを失う可能性もあるわけだ。 |
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
从∧ / 人--入 ﾍ / !从
/:i:,ﾊ: : : ｉ: //: : : : : :.ﾍ ㍉: :f´{´__ ヽ: : : :ｉ: : : :
/イ:{ !: : :|//: : : ｉ.: : : : :. ｀ヾ{ i:::::::ヽ ; Y: :.|: : : :
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
丶 ／ ,， ´
利益？ そんなの、言うまでもないわ。 丶_ イ ´> ´
{ !く ,.ィ:´
} |Oヽ ／: : ／
- 380 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:29:04 ID:UhDQCSOM0
-
,. :'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : .:＼
/. : : /: : : : :/:./: : :/ :: : : : :三ミﾐヽ: : : : : : :＼
/:/: :l/: : :/:./:./: : :/: : /: /: :i三ミﾐヽ: : : : : : : : :ヽ
/:/: :./: : :/:./:./: : :/: ::/: /: i:.:|｀ヾミﾐヽ: : : : : : : : : ',
/:/: : :.l: : /l:/::/: : :/: ::/: :/:.: l:.:| ヾﾐﾐ: : : :.:.l: : : : : |
|: : : :l: l: /｀ﾒ､: : : /: :./: :/: : /:/ }ミﾐ: : : : l: : : : : |
|:ハ: l: l.:lﾃん心 / l: :ﾒ--‐ 七 ´｀ }ミﾐ: : :l: l: : : :.:.:|
|:! l.:l: l::| ﾄ:｡j l:/ l:/ テ==ぅ ﾐﾐﾐﾐi. l: l: : : :.:.:|
|:! l:.l: l | ヽﾋリ ,彳 {.: fﾊ:ﾐヽ }ミﾐ i: l: l: : : : ｛ １万人のクローンを
ﾘ ﾘ ハ `¨ 弋.｡ｿﾉ ﾘ´⌒ヽ l: : : : :.i
{ 〈 ﾉ _ ) 〉:l: : : : : | 電子戦の犠牲にしなくて済む！
i:. ,. ｲ: :l: : : : : |
l:∧ r ‐‐ｧ イ.:｀T´: :/: : /: : : : :! これ以上の利はないと思うけど？
|: :∧ ｀ﾆ ´ |: : :.|/:.:./:./: : :.// :!
| /: : ＼ ＿__ ´ |: :.: |://:./: : :.// i:ﾄ､
∧: :l: : : : ./: : :i ,. ´￣￣｀V:./:./: : ::/: | ﾘ
/ :. |: : :./ V. '´ V: /: : : /: : |
/ .::|: :/ / /::∧: : ∧: : |
|/ / , -‐ ＜ ￣￣l:/￣V/ ＼|
- 381 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:30:07 ID:UhDQCSOM0
-
/ ﾚ i ／ !
丿 ﾉ ー´ ,. )
i∧从 （ -‐｀_ ー - ﾚ
レ、人ゝ ノ ／Oヽ 、 {
∨ ＼ < __彡 ! ゝ-｀-
i/レ、 ｲ、 ノ ∠
i从 〉 < _,,.. ＿.ノ
i八! ＼ >
──それは、お前にとっての利だろう？ <｀彡 ＜
∧! 八 ,. - 、 >
ノ∨!/ //ﾍ , ＜ //////ヽ 厶イ
,、!∨ ////ヽ ヽ /////////∧ ＜_
! //////∧ ヾ/////////∧ 彡
////////∧ ヾ ///////// ＞
//////////∧ ∨/二ﾆイ イ
////////////∧ ノ
-−=ﾐｙ-‐−- ､
／ ＼
／ , 小 ＼
/ / l V八 ＼
/ / l j ﾄ､ ｀Vﾐiﾊ. ヽ
// / l l ! l /ﾊl l |! Ⅵﾐﾊ `､ 違うわ。あんたにとっての利よ。
l l l / ｌ | ! ! ﾊ l/ 厶ｌ‐ﾘ Vﾐﾊ i
j 川 ｌ │l l l { }/ '´ ,ｊｨﾃｉ于ﾐV圦 l ……だって、本当はクローンを使った作戦、
| l ｌ| l ├トl､j八/ '" ﾄん'| VY⌒! |
| l ｌ| lkVl ,ｨﾃ芍 ゞｰ' ｈ | 从 したくないんでしょう？
!,ﾊｌ| 小jﾉ从{じﾘ 圦lﾘ 小
j从Nｲﾍ ｀´ ' _,ノ 癶
|ルiﾊl lﾊ ___, / l l l l| |
ｆ´￣} | l'∧ ´ ／ l ｌ |八}
ト-'､ | l lﾊ＞ ／ | l l l i|
ノ＼ } {ヽ. | l l ! l l Ti) .__,. '´ │ l小l |l ﾘ
厂二乙jV 〉 ,| l l ! l l ｌ|| __｣ r‐z'´￣＼ }八ﾙ′
| / ,′ 乂从lﾄＮ州 }Z价｢ ／￣￣｀＞=¬､
l ' / _|j｣ﾙ'i八 _／ ／ﾆニ二八
ｌ / lT´￣｢| ﾉ / T´￣ /′ }
{ イ ,ｲ i l | ／／ / |
l l ,ﾉ l l レ' ／ ∨ / j
l l ∧ |／ V／ l / ∨
- 382 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:31:04 ID:UhDQCSOM0
-
/. : : : :／ .: : .:／ : : : : i: :ヽ: : : : : ヽ:. ヽ
/ .: : :.:/ : .: : .:/: :/: : : : :|:. :ﾊ㍉:. : :. i:. : i
i : : /V : : : : :/: :/ : :/ : :ﾊ: | | ヽﾐ､: |: :, |
| : .:∨ : : : :/|: :/ : :/ : :/ i: ﾊ| iミﾐ: |: f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| i : :i : :―‐=ﾄ/、.:/: :,ｲ ,斗-―ヽミrく| ……ちゃんと、想像して、考えたわ。 |
|∧ :| : -ァﾁテﾐ､:ﾑイ/／,ィﾁﾃﾐ､_∨、 | |
|i ヽヽ : 代Vcｿヾ／ /Vcｿ ﾉ´ / | クローンを育成する準備期間を考えるに、 |
丶 .i:＼ヽ| ｀¨´ ¨´ /_ノ:. | |
ヽ| : .:｀:ﾄ､ i /: : : : | 元々この作戦、聖杯戦争を前提としてなかったのよね。 |
| : :i 人 ∧: : : : | ｸﾛｰﾝ |
八:ﾊ: : :＼ ´ ｀ , ｲ: :|: : : : | つまり、その気になれば、今でもあの子達を使うことで |
／/:/ .| : :／ ＞ ､ . ＜Ⅵ: :| : : : | |
∠_ノ、|‐'￣i ＼ ￣ ／ ヽ | : : / | 西欧財閥に大打撃を与えられるんでしょう？ |
／! . : . :ヽ!. . : | ＞-v＜ Y｀ｰ‐: 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
＿／ | .: . .: . .: . .: | / o i ヽ |: . : . : . ￣｀ヽ
／＼ | . : . : . : . .:人__／ | 丶_.ノ: . : . : . : . : . i ＼
／￣｀ヽ. ＼ | : . : . : . .:/ :|: :i | //: . : . : . :丶: . / i
／ ＼| . : . : . : / : :ヽヽ o | 〃: . : . : . : . : ∨´ |
- 383 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:32:03 ID:UhDQCSOM0
-
.:.:.:;.:.:.:.:.:.:./:/:／.:.:.:./.:.:.:.:.:.!.:.:ヽ
.:.:,'.:.:.:.:.:./.:.!/,.:.:.:.:.ｲ.:.:.:.l.:.:ﾒ.:.:.:.:ﾍ
､.:!.:.:.:.:./ｲ.:ﾌ.:>､ｲ/.:.:.:/.:.ハ.:.:.:.:.:.ﾊ
ヽ!.:.:.:/!'_lｨ示ﾐｰ,/.;.:./.:ム- !.:.:.:.:.:,ﾊ
.:.:l.:.:/.:! ﾍ::cﾘ .}/l/:ｲ＿,, ,!.:.:.l.:.:.l､:!
.:.ﾍ.:.!.:.! ｀ ' ｲ:::::ﾊ/.:.:.,'.:.:.:!
.}､.ﾍ.!.:.! ｀ ﾟ 'ﾊ.:.:l.:.:.:.l
ヽﾍ.:.Ⅳ ' ,'.:.:.:.:ll.:,:.:!
:,'' ﾍ:! _,, _ /.:.!.:.:.ﾊ鄽
ヾ. ` ｀ ｲ.:.:.:!.:.:' l
.ﾐ,ヘ_,＞ 、 ／.:l.:.:.:.:l';′ でも、あんたと総理はそれを使うことをせず、
.ヽ! ￣｀ヽ＞‐r.:｢/!:/ヽ.:.:l.:,
__ >､ｲﾙ' ヽ!ﾍ! 出来るだけ政治決着させることを目指していた。
ヽ / /ヽ､
∨ ､ / / ヽO> ……使う羽目になろうとしているのは、
.∨ .＼〈 〈
! <〈 予定外の聖杯戦争が起きてしまったから。
l .}ﾍ
､＿ 〉 .∧ﾍ だから──あんたは実際の所、
.￣7 ∧ﾍ
ー-'' /ヽ ヽヽ この作戦を実行したくないはず、と考えたの。
/ ＞､ ﾍ ',
/＼ ＼ ', !
. / ＼ `ー /
.,′ .＼ /
. 〉 ヽ､__,/
- 384 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:33:03 ID:UhDQCSOM0
-
| | ＼ / ∨::::
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
∧ヽ、 /::| <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
……それで？ 一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
クローンを実戦投入することを渋る理由は？ !/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
< 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
／: : : : : : : : : : : : : く: : : : : : :＼
. : :／: : /: : : : : : : : : : : >: : : : : : : ヽ
//∨ : : : | / : : : : : : : : : ﾄ、 : : : : : : : ',
/: :∨: : : /:| i/: :/ : : /}: : ｜ ㍉＼ : : : : :
,′: :ｉ: : : : |八{: : : : : / :|: : ﾘ ヾミ';.:. : : :i
i : | : |: : l /ﾄ､/|: :|: : / i: :/ ／ ミ∨ : i:|
l : | : |:i: :Ｎx‐ミi: :|: /､__厶イ⌒ヾ Yﾐ}: : :│ えっ？ 理由？
| 八 从:.:! {{ 心乂 〃 r'ﾊ }} j/｀ヽ:ハ
l/ ハ: :f小 Vﾘ Vｿ _, ﾉｉ 八 ええと、それは──
∧:{.∧ ' u _／ :|:!.:.j＼
/ : ＼ハ r ⌒ヽ /.:.:.:.j:从: |
厶イ:./｝人 ∨ _ﾉ .ｲﾊ.: /!│jﾉ
|/／⌒≧=- _, イ＼ﾄ､}:/八{
〃 ヽ＼＞‐＜〉´│/Y ｀⌒!
ハ （ ＼ ∧ |/ ｛ 〉
/ ＼ } ∨ ∨┌ﾉ ,_ﾉ
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｛ ＼j {ﾆﾆﾆﾌ | / /
- 385 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:34:03 ID:UhDQCSOM0
-
／ イ ,イ
／／／ノ乂／ﾉ／i／ ﾉ／!!|! ﾉ!
//// ／ ／／ ＜ !ﾉ
///／／ ／ ∨
{ヽｲﾄ从／ - .,_ ∨从
（ | |/ !≧ 、 ｀ヽ.、 !ﾉ!!
ﾍ < | ﾍ弋赱> 、 ＼ !/从
{{ﾍ_）| i: ＼≧＿ゝ ｀ |!从
/ｲ:::::! ! .., --ー＝=- 、 !ﾉﾉﾉ /
ﾍ | | ---‐ ´ <=弐‐- 、 ｀ /// |/
| | ! ‐ ヾ匕 _,.≫ ﾉﾉ!/
| | | /:: ヽ ﾉ／!/ ……まあ、いい。
| ! | /:::: ／／!/乂
|.!! !. ヽ !::::::: ／ ∧ 確かにその通りだ。
_ｿ | ﾍ _ ´::::: ／ ∧
| 巛 ﾍ ゝ、 ／ || ∧ 霊子ハッカーのクローンを大量投入した戦いなんて、
|| ＼ ヽ ゛ 、.,__ ／ || ∧
|、 ＼ ﾍ ,. ≦ || ∧ やらないに越したことはない。
|ﾍ ﾍ ﾍ ゛゛゛ ,. ＜ 八 ,.-ー ＝ ／ }
| ヽ ヽ ヽ、 ＜ / / ＜ ／ / /
| ヽ 〉三｀ー≦´ ノ / ￣ >／ / /
| ﾍ ／ !￣ / ／ ／／ / /
|＿,.＞ ｲ | ／ ／ ／／ ／ /
- 386 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:34:49 ID:Eb5kR8Ac0
- >>384
意外と、大量の人死にを出すことに抵抗を感じている、だったりしてな。
人権のないクローンにすぎないけど。
- 387 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:35:03 ID:UhDQCSOM0
-
-―-―-
´ ｀ ､＿_
／ ＜⌒
／: : ヽ
／: : ＼
／: : . : . : : . ＼
ノ/ : : . : / ﾉ八八ヽヽ､、: . . : ヾ
／ｨ: : . :ｲ//／ ＼＼: . . : :i＼
／ｲ: : ,/／ ′ ＼: : : :ﾍj
ﾉ: :// )从: : : :/
ｲ|ﾊ -―--- ､ , ---―- ｲ从 ハ
/小ﾍ 癶赱ﾐ> ィf赱癶 /'＾Y}
､从人八｀ﾍ ｀¨´ ｀¨´ ハ/从乂ノ)
ミ ∧ ﾉ! / ﾉ)
そ ∧ ､j,, /, 厶ィ
ｰ=彡 彡＼ ､__＿___ ／し' 乂丿）
⌒ﾒ 彡|: ＼ ｀こ´ ／ :|そ ,彡く_,
__彡⌒ Σ:::ーヽ ＿__／一::::て /ミ、
⌒>: : . . ミ:::::::://Y^Ｙ ∨:::::::Σ . . : :て__
__彡: : : . . . ､て＼// 人人ﾍ∨／( . . : : _彡'⌒
ノ 丿: : . . ＞／ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
_／彡ｲ: : . . Σ／.:. | アフリカではクローンを利用した人身売買やら |
「{ 丿,: : . . ＜.:.:./ | |
|｛ 彡ｲ: : : . . . . :Σ.:./ .: | 兵士量産やらが問題になっているが、 |
|∧ /Y.: : : . . . . . : : ＜て | |
| :∧ /j: : : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::| 霊子ハッカーの量産に関しては現在の所、 |
| ∧ 八 : : : : : : : : : : : : : : :＜:::::::| |
| :∧ ｲ: : : : : : : : : : : : : : :.Σ:::::::| アトラス院と技術取引した我々しか実用化できていないからな。 |
| ∧ j/Ｙ: : : : : : : : : : : : :.＜:::::::| |
| :∧ ,| : : : : : : : : : : : ､ 彡:::::::| ──つまり、使ったら最後、日本は世界中から脅威と目されるわけだ。 |
乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
- 388 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:36:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } 人
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } / 从
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ 人
ヽ＼＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾍヽ ! | | 加えて、その状況に至れば、他国も競い合うように |
∧从ﾍﾍ /:| | |
从 ∧ <::::| | クローンによる電子戦部隊を研究しはじめるだろうな。 |
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ / | |
ヽ ＼ _ --＿＿, メ | 倫理や思想は、脅威がそこにあるうちは麻痺するだろう。 |
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ | |
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | | ……いやはや、随分と輝かしい未来が始まるな？ |
从 ＼＼ ／／ |ﾚ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
从∧ / 人--入 ﾍ / !从
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:|
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八! ……！
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : :
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
- 389 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:36:10 ID:7rheKQlI0
- 清々しいくらい理詰めの人だな
- 390 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:37:03 ID:UhDQCSOM0
-
/ | .ﾍ {/ノ ∨| ヽ
ﾉ ／ { ./ ﾙ ＿ |∧ ハ
イ .イ 从! ＿_ ヽ }. ﾘ! !
/ ﾉ ﾊ 丿 下廴 ﾘヾ -=＝ﾐ リ }
/../ ﾚﾊ ﾚ' ゛ミ彡" / ,ｘ=、 ヽﾉ 〈
!ｲ ｲ r‐=ﾐ { | | 〈 弋リﾐｘ / ハ ──だが当然、使わざるを得ないときは使うしかない。
!从! ! ヽ ハ! ヽ ＼ ⌒" ! ﾊ
} ＼ |! ...:::::/ i | お前を聖杯戦争に送り込んだとして、
ﾊ/! 〉-〈! ::::/ ! ﾊ!
＞∨）∧ ﾉ } 勝てないようであれば作戦は決行する。
/丿ﾊノﾙヽ! ! ヽニ二 フ ｲ ｲ
./ﾉ ＼ ヽ! ＞ﾚﾉ ＿ ) ／:::!/ それはわかっているな？
￣ ..:::::::: ∨ ／ﾑ=-―ｘ ／::::ノ
.::::::::::::::: .::::. ／ ／:::: ￣λ
::::::::::::::::::::::::::::.::: ゝヽ ／::::::: ￣ノ
:::::::::::::::::::::::::::::: ﾘ!ゝ, ゝ ＿ :::::::::::::::::: ／
:::::::ヽ:::::::{::::!:::::::: （ | ＞ｘ ﾉｲ :! ヽ
／:／.:／.:／..:.:／.:／:.:.:.:.:/.:.:／＾＾＾´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ﾊ
／／/:.／／:.:.:.／:.イ:.:.:.:.:.:.::/.:.:/ Z:.:.:.ヽ:.:.::.!..:.:.:.:.:ﾊ
＜ イ /:,.:.:./:.:.:ｰ.'.":.／.:.:.:.:／/.／ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.!
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:ﾃ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:＼' / ／ _＿___ ﾚ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:＼
V /.:.:.:.:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
……ええ。当然よ。 /.:.:.:／/.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞
／.:／ 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
私が聖杯戦争に参加して、勝つ。 ＜.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
/.:.ハ 〈 ,.ｲ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:＼..＼＞
最低でも、 , 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐､ ／ .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:＼:.＼
ー=＝彳:.:.:／/.:.:.:＞､ `¨ ー― ' ／ |＿.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:＼.:.:.:.:.＼:.:＞
西欧財閥の手に落ちることを阻止する。 /:.／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:＞.､ ¨_,. ' _ ,. -＜ ∨:.:.:.:.:ﾊ.:.:ﾊ..:.:..ト､::.:.:.:＼
// /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
そうすればいいんでしょう？ /' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ／`Y´ ￣￣/￣＼
- 391 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:38:03 ID:UhDQCSOM0
-
| | ＼ / ∨::::
/! ヽ! 、＿＿＿ ﾑ:::::::!∧
|! { ー-ヾ __ ∨ノヽ〉:::::!
i从∧ 人 _=＝‐辷= 、 /ノ 〉へ
∧ﾉ∨∧∧ ｀ヽ=ー:::‐ﾙ´ .. < / 厶 人:::::!
i/从! ヽ!＼ """ ／ )i ゛゛゛ / 〈!:::ヽ!::::::>
∧ヽ、 /::| <::::::::
Vﾉノヽ ∧ /::::| !::::ヽ::::::::
ノ人、 _,.. 彡へ <:::::::| }::::::::::
ﾐレ, ／ ヽ ヽ:::! ムノ:::::::
それと、もう一つ。 ﾚ'!∧〈 〉‐ 、 ﾏ::::::::
ル' } _＿＿＿_,. =ﾆ:::::::
聖杯戦争で勝とうとする以上、 一ﾏ ⌒ヽ ｀ ー= " ノ!::::::::::
ﾚ, i ＼ ／ ＞:::::::
他の参加者の命を奪うことになる。 !/_ ノ_ .! ＼ ／ ｀フ:::::
Σ _,,..... -＜::- ﾉ ヽ、＿_ ≦ ／>::::
その覚悟は、出来ているのか？ < 厶::: ﾚ´ ／ゝ＿__ ノ ﾉ ∧ ∨ ／ ゝ::::
〈- ´ レ´ 彡 ／ ／ゝ＿ 人 ＼ >:::::
iヽ!_/ 彡 ／:::::> .＿ ノ ＼ ＼ ﾐ:::::
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
. /: : : ノ|:.|: : :.; !: : /i: :/{:ヾ.,: :./:/:/: :/}:ﾘ ,: : :|:.|
/:ｲ: : :{ {ﾄ:{: :.|:ｉ |:..:,' i:./ i:/乂:/:/:/j:./ j/ /}: :,ﾊ:}
. /´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ
. ／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ /
. |:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: |
从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八 ……できて、いるわ。
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ
,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :}
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ
./´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ !
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
- 392 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:39:03 ID:UhDQCSOM0
-
￣ミ:...､__
. ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`7.:.｀ヽ.
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/:/.:.:.:/い:.:.:.:./.:.:./.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
,:./.:.:.:.:/.:.:.:. .:./.://:.:.:.:.:./.:.:.:.:.|､:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
_／/.:.:.:.:/.:.:.:/ .:,i.://i:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:|_∨:.:.i_:.:.:.:l
/.:/.:.:.'.:.:.:/.:i;/〕仏,j:.:.:./.:./.:i:.:|:.{,_ }.:.ｉ:ｈ}:ｉ:.:l
_／イi:|:i:.{:.:./.:.爪_川ﾂi:.:/ｉ:.:'l:.:,川;ﾂ /.:.:!:i/:.ｉ:.:l
|:{:い:Ｖ.:.:.'い ￣｢ |/｝l/ |/＾'|「 /.:.:/i:.:.:.:.:.:.l
_乂:.:.:/.:./.:.∧ } /.:.:/:.:|:.:.:.:.:.:.:.
/.:,〃./.:.:.'/:.:.､ ., _ 'イ/:ｉ:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:､
/イ/.:/.:.:.:/.:.:/介:.., ｀ ／..':.:.l:.:.:.:.;i:.:i:|、:.､＼
ノ'イ.:.:.:./.:.://.:.i:./,} -イ:./i:.:.:./Ｖ.:/:i:.:|:い、:`トミ
i:.:.:/|:.://.:.ノ' 〈j ノ;厶j／ `^7}八{ ＼|
,|イ斗''7'＾{ `''¬!{′ / `7ー ､
,〈 .丶∨ ∧ / _j∧ / / ,〉、
{ ､ ＼j . ､__ 厶 亅人__ ,/ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
} } } `Ｖ _,) ,//｀¨´| ）私が何もしなければ、もっと多くの命が失われる。 （
, ∨ ′ }／'/ ! ） （
/ . .′ 〈 . { // ; ）だったら──罪を背負ってでも、それを、止める！ （
/ ／/; ' Ｖ/ __,___ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
／ ／ / '{ { ∨ {-}-;{ い ＼
／ ／ ' '. 礀 { ;／ ,{ ヽ.
く iく ,}い, ;. | ,小 ､ ＼
`弋;＼_ 小 } . . .:.､ ! / '{ ＼ _,ノ
`'7⌒'<, /i . .｀ ; / | ,>'＾′
,′ ∨ | i ,{ ／{
/ / ,j ; | 'i^'ー〈⌒¨´ |
/ , /{ i | /｜ , |
/ ′,{ | ｜ ,{ ′ '.
' , /＾ ＼_} }／ 八 ｌ ′
/ / { {` __ __ ´{ , l .
/ / /ﾍ. , | ／ ′ ｌ '.
/ { ＼ } __ イ } l ′
- 393 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:40:02 ID:UhDQCSOM0
-
/ i / N＼,, ＼ ＼
{ /´ i/ ＼ ＼ ヽ
ﾍ/ ｀ゝ 从
ﾍ!/ , ヽ 人
| 从! , ﾍ 从
从＼ゝ ―ー‐--- ..,,_ / _,,.. -ー―― } 人
ﾍ￣￣ 阿￣＞ >‐ ≪＜￣!可￣｀フ } / 从
{人＼ ｀ -＝=ー ´ ヽ=＝- ´ / ﾚ 人
ヽ＼＼ / / } それならいい。
ﾍヽ ! | / || ∧!
∧从ﾍﾍ /:| / |｀|/ ……期待はしていないが、健闘を祈る。
从 ∧ <::::| / 丿、///_
⌒メ丿メ ∧ ＼! ´ /⌒从 丿
ヽ ＼ _ --＿＿, メ＼从从 丿ノ
メﾒ从 | ＼ ￣￣￣￣￣ ／ イ 从 ﾉノメ
ヾ从＼ ＼ ー‐ ／／ | 从 /丿
从 ＼＼ ／／ |ﾚ そ丿/
从∧ ∨ > ＿ ＜＜ | 人 人
从∧ / 人--入 ﾍ / !从
┌─────────────────────────┐
│加藤はそう言って、一枚のディスクを差し出す。 │
│ │
│──恐らく、聖杯戦争への接続手段が記されたものだろう。 │
└─────────────────────────┘
- 394 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:41:03 ID:UhDQCSOM0
-
／ . . . . . . . . . . . .＼
, ' . . ヽ. . . .ヽ
/ , , ./ / . . . .
.′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; .
. . . .′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: .
i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . .
ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ;
ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: |
′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ|
'. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈 ′
/.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: . ──ええ。やってみせるわ。
.′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ .
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
,く , 、 / j !〉_} i !
j,バ . ′ {＼__ 厶 { !ｉ 「 .j , }
┌───────────────────────┐
│それを受け取った以上──もう、私は後戻りできない。 │
└───────────────────────┘
- 395 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:41:14 ID:UhDQCSOM0
-
Fragments Out
- 396 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:41:33 ID:T5ml6iPo0
- おいおい、俺の嫁に行かすくらいなら俺が行ってやるよ
- 397 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:42:01 ID:muhEXwjs0
- いやいや、ここは俺が
- 398 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 22:42:04 ID:UhDQCSOM0
- というあたりで今回はここまで。
「聖杯戦争の裏側で西欧財閥とレジスタンス以外は何を考えていたのか」編でした。
- 399 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:44:11 ID:T5ml6iPo0
- >397
どうぞどうぞ。おれは美琴とイチャついてるから
- 400 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:44:54 ID:CJgXsh.E0
- 乙
なんというか日本政府の犠牲者っすね、美琴さん
- 401 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:46:26 ID:muhEXwjs0
- >>399
貴様…
- 402 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:46:35 ID:3lIBDSFE0
- 乙
パティや大佐の参加とかからして、アメリカもまだ何か考えてそう
- 403 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:47:36 ID:lVle.Jjc0
- 乙です。この人も大を生かすために小を殺す覚悟をしたわけか。
- 404 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:48:24 ID:whRUVCgw0
- 乙でした
首相も加藤もいいキャラしてるなｗ
この二人は嫌いになれない
- 405 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:48:42 ID:0FUM6Nq60
- つまり量産型切嗣か
あの人は行きすぎて戻れなくなったけど
- 406 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:58:03 ID:.qvI.gvM0
- 乙でした
極悪人がいないのが救いでもあり、つらいところでもあるなあ
- 407 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:58:26 ID:7rheKQlI0
- 乙でした
事が上手く行ったとして、残されたクローンは裏で有効活用されるのか？
- 408 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 22:59:11 ID:A3fFtekQ0
- どいつにもこいつにも、勝ち抜いて夢を叶えてほしかった
死んでほしいやつなんて一人もいなかった
でも勝者はただ一人！
- 409 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 23:02:31 ID:b5a9v3.o0
- つか西欧財閥自体も別に悪人集団ってわけじゃないんだわなｗ
いってしまえば世界全体で大量の量産型切嗣達が自分の視点からの
「大を生かすために小を殺す」をやりあったあげく収拾のつかない
悲劇を無限拡大しつづけているという愉悦部的には大笑い状態なんだな。
- 410 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 23:02:50 ID:wvc3Gdb20
- しっかしextra世界の未来の無さってハンパ無いよな
西欧財閥の支配地域を考えると、主人公が勝利しても状況は既に詰んでる気がする
- 411 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 23:03:13 ID:y9MG6wGY0
- おつー
- 412 ：名無しのやる夫だお：2012/08/07(火) 23:15:00 ID:xLmQ78U60
- 乙です
extraの世界設定では西欧財閥はまるまる聖堂教会抱え込んでるんだよな。
そりゃ外部の人間としては「掃除屋」以外に厄介な連中が投入されるのは当然警戒するか。
一番の誤算は当主様みずからご出陣してきたことなんだろうけど。
- 413 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/07(火) 23:17:43 ID:UhDQCSOM0
- 西欧財閥は聖堂教会どころかヨーロッパが拠点な関係で時計塔も手の中なので戦力比としてはもうふざけんなレベルですね。
日本は西洋と別の魔術形態がメインだった土地なので比較的霊子ハッカーの揃いは良い、という想定ですが。
- 414 ：名無しのやる夫だお：2012/08/08(水) 00:27:07 ID:L5UiPO7M0
- 乙です
やっぱり損な性格だねぇ御坂は
- 415 ：名無しのやる夫だお：2012/08/08(水) 00:28:37 ID:6L8ZlVd20
- ゲーム中では一切触れられてないけど、一応きのこのインタビューでこんな設定を話してた。
魔力枯渇→魔術協会が力を失う→西欧財閥が魔術協会を解体（聖堂教会は既に西欧財閥の一部になっている）
→追跡を逃れた魔術師が中東へ逃亡
→魔術協会を再興したい連中と西欧財閥に敵対してた連中が組んでレジスタンス結成
戦力比は、ドンパチなら西欧財閥の圧勝。電子戦では魔術師の数では西欧財閥が
圧倒的だが、レジスタンス側には凛（ハルヒ）クラスの魔術師がぽつぽついるため攻めきれず。
あとアトラス院はこのスレと同じくひきこもり中。ただ政治的思惑とは全く無関係に、平たく言えば
単なる親心で設定上電子戦でのポテンシャル最強のラニ（長門）を送り込むという、他の陣営から
すればふざけんなとしか言いようのない行動をとっている。（聖杯の使い道には興味なし）
- 416 ：名無しのやる夫だお：2012/08/08(水) 00:33:09 ID:zc/1657A0
- 自分探しの旅にたった一人しか生き残れない場所に送り込むとかある意味安定のアトラス院
- 417 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 00:42:38 ID:N0F0GInI0
- >>415
うい。その辺は今までの外伝でもちらほらと出してきた通りですねー。
（ルイズが時計塔にやってきたら西欧財閥に屈した魔術師しか残っていない、
キバヤシが中東でガチの魔術師の弟子になってる） など
アトラス院の思惑に関しては、この世界線ではどうなってるのかなー？
とか言ってみますがその辺描くかは未定。
- 418 ：名無しのやる夫だお：2012/08/08(水) 01:26:40 ID:yOSOLiAs0
- 乙でした。
実はExtraどころか型月作品全く触れた事がないけど、とても面白いっす。
そして今回谷口がちょっとだけ出てきた（？）のが意外。
キバヤシさんみたく紛争地域からの人かと思ってた……
- 419 ：名無しのやる夫だお：2012/08/08(水) 01:27:33 ID:SfSg4hKQ0
- とあるなんたらシリーズはよく知らないんだが
この娘かわいいな。いろんな意味で。
- 420 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 07:45:49 ID:6L8ZlVd20
- >>417
ああ、ルイズのお話はサイトの男前っぷりと谷口編が印象強すぎて時計塔について触れられてたの忘れてた。
余計なこと書いてすみません。
キバヤシで思い出したんだけど、Ex凛はどうやって宝石魔術覚えたんだろ？
こっちのハルヒはキバヤシを師匠にして補完してるけど、ゲームでなんか説明あったっけ？
ゲームやってる時は「凛だから」ってことで何の疑問も持たなかったけど変だよな。
- 421 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 07:48:59 ID:mSdpcA2w0
- あの凛は冬木のあの家の遠縁らしいってだけで理由にならんか？
- 422 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 09:13:33 ID:yHE36GyQ0
- 正直魔力の枯渇はありえないんだけどな、型月の世界観的に、魔力は循環してるし
- 423 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 09:17:58 ID:n1uxWExw0
- その型月の世界観の造物主が枯渇したと決めたんだから、枯渇してるんだろ
設定的にはなんか大掛かりな魔術儀式失敗して枯渇したんだっけ？
- 424 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 11:36:24 ID:7UnDwJtk0
- >>422
EXTRAはそういうIFが起こった未来って公式設定なの
- 425 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 12:43:08 ID:yHE36GyQ0
- Extraが公式（）、正気かよ
- 426 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 12:44:45 ID:gnOZF.bc0
- >>425
だからＩＦなんじゃん
- 427 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 12:53:04 ID:G7sUnPz.0
- >>425
sageろよボケ
- 428 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 12:54:35 ID:7UnDwJtk0
- なんだ、会話不能なタイプか
- 429 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 13:22:18 ID:d/xBtezc0
- ロンドンとエジプトの他にもう一つくらいなかったっけ？
- 430 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 13:24:10 ID:Auo.rEqM0
- 北欧だな
- 431 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 13:41:50 ID:Emcj/74QO
- ぶっちゃけ蒼星石も後継者最有力候補で補欠はいるんだろうな。
- 432 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 14:02:23 ID:cuA8YB3k0
- >>425
extraのシナリオ誰が書いたか知らないの？ｗ
- 433 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 14:56:00 ID:6L8ZlVd20
- >>425
extraの「設定」は最初からきのこだからな。公式の意味ぐらい辞書で引け。そのぐらいできるだろ？ｗ
以前「きのこが公式発言でどう言ったのかは知らないが、実際にextraやれば俺が正しいことが分かる」
と頭いっちゃってる発言するやつに出くわしたことがあるが、その同類か。下手すりゃ同一人物か。
- 434 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 15:12:34 ID:N0F0GInI0
- そーいえば魔術協会三大部門のうち、残る一つの彷徨海も北欧かー。
西欧財閥はヨーロッパ系で、世界を地理的に３割掌握済なんで、まあそっちももう陥落してると考えるのが自然でしょうねえ。
あと彷徨海って、施設的には海上を移動する山脈みたいなものらしいんで、
マナ枯渇したらもうどうしようもないですよね。（即沈没はしないだろうけど）
- 435 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 15:29:59 ID:.7xjnhq20
- 彷徨海をつい「さまようみ」と読んでしまう謎の病気
- 436 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 15:50:21 ID:0jQsky0.0
- 親方！ 空から相撲取りが！！
という絵面を想像した
- 437 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 15:50:56 ID:Emcj/74QO
- もうこの世界観ならマシンガン最強だよね。
質は量には勝てないというかプライドだけ肥大化した魔術師なんていいカモでしかない。
- 438 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 16:04:16 ID:N0F0GInI0
- >>437
まぁそもそも魔術師自体が絶滅危惧種になってるわけで。
そしてもう最強を決める意味すら世界から失われてますねえ。
ああ、高度情報化社会なので霊子ハッカーはかなりの脅威ですね。
簡単に人を社会的に殺せちゃえますから。
- 439 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 16:10:44 ID:p9/Co0mA0
- 電子ハッカーの脅威はやはり情報戦なんだと思う
マシンガン最強だけど、その部隊をどこに派遣するかの情報はハッカー同士の電子戦で奪い合いするんだろうし
つーかもう、魔術というよりサイバーパンクですな
- 440 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 16:14:09 ID:N0F0GInI0
- 「西欧財閥が聖杯取ったら戦争にもならないで終了」ってのはそういうことですね。
作戦情報は先に露見する、輸送機のＧＰＳは勝手に書き換えられて航行不能、最終手段でミサイルぶち込もうにも発射できなくなる、的な。
- 441 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 16:39:51 ID:0jQsky0.0
- しかしまあ、昨日の内容などでやらない夫がアレなことにも大きな意味有るんだなと分かった
やらない夫以外の普通の個人参加者だと、勝っても結局、現実世界で殺されて終わるだけじゃないか…･･･
- 442 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 16:52:18 ID:N0F0GInI0
- まあ世界をどうこうせず、個人レベルで使う分には殺されずに済むと思いますよ＞勝者
それは危険視されないとかそう言うことではなく、単純に「他の霊子ハッカーに紛れて露見しない」ってことですけど。
大掛かりなことをやろうとすれば特定されて狙われるのはまあ、当然というか。
- 443 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 18:49:28 ID:6L8ZlVd20
- なるほど、つまり俺みたいな小市民にとっては、万馬券とか値上がりする株とか
好きな女に惚れてもらう方法を知るぐらいしか使い道がないわけだな。
セラフにアクセスできる時点でそれなりの霊子ハッカーなんだから能力生かして小銭稼いだ方がましだな。
問題は西欧財閥が聖杯手に入れたら小遣い稼ぎすらできなくなりそうなことか
- 444 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 19:22:15 ID:JfH3Clpw0
- というかムーンセル手に入れた人間を抹殺はできないだろ
取得直後で聖杯を使用できない一瞬で殺せるならともかく、取得さえしちまえばどんな未来でも選択できるわけだから
- 445 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 19:28:44 ID:Vb2P3clg0
- >>444
>>311
「排除」するらしい
まあ敵対陣営だからだろうけど、居場所ばれて従わないなら個人でもたぶん同じだろうな
洗脳とか出来そうなら、排除なんて言葉は出てこずに確保だろうし
- 446 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 19:40:46 ID:N0F0GInI0
- まあ聖杯得てもユーザーに常時未来予知能力が付くわけではない（必要に応じてムーンセルに演算させる）ので、
自分の暗殺可能性を想像できなければ割とあっさり死ぬ気はします。
加えて加藤プランは大規模電子攻撃で聖杯ユーザーの状況対処能力を飽和させることで
個人レベルの未来予測が出来ない状況に持ち込む作戦ですね。
ムーンセルが危機を予測できても情報過多で、ユーザーの脳が追いつかないだろう、という。
敵が西欧財閥だからこそ出来るプランというか。
──とは言え、加藤もムーンセルを本気で動かしたら
どれくらいの演算スペック出せるか正確に把握してるわけじゃないんで……
- 447 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 19:44:59 ID:6L8ZlVd20
- >>444
どんな未来でも手に入れる「方法」を教えてくれる。だからな実際は。
極端な話、3秒後に直撃する核ミサイルの回避方法教えてもらったところでどうしようもなかろ。
ゲーム本編でもこの辺は言及されてるだろ？
このスレでは「方法」をしることより、ムーンセル自体を手に入れることが重要視されてるけど、そりゃそうだよな。
- 448 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 19:47:19 ID:/FE1FmLk0
- EXTRA世界で魔力が枯渇した原因は20xx年で起きる筈の「ある儀式」が1970年で起きたから
らしいがそれってやっぱアルズベリでの儀式かね
- 449 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 19:50:35 ID:N0F0GInI0
- >>448
まあそう噂されてますがＣＣＣでその辺触れられるのかはたまた月姫サイドにぶん投げられるのかって感じですねえ。
そしてこのスレの世界線では別の理由だという罠。
- 450 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 20:14:23 ID:JfH3Clpw0
- >>447
だから「使用できない一瞬で殺せるならともかく」って書いたつもり。
「自分が生きてなんらかの目的を達成する一日後の未来」を演算すりゃ、それには必然的に一日分の生命の安全が含まれるわけで。
運用開始さえできればムーンセル所有者の暗殺は不可能だと思うよ
- 451 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 20:32:07 ID:dHRArGDs0
- ムーンセルは観測機とは知られてたけど、実際に操作できるもんだと最初から認識されてたっけか
- 452 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:05:22 ID:zh0Yf3uw0
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- 453 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:05:51 ID:zh0Yf3uw0
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|/: : : :｀7 ＼| んﾊ,∧ |: ,:′.:./: : : :|: .: │‘|
＿/.:_.:／l/:::. へ、 戈タ ,ノ,ﾉｲ.: : :厶､.:.:/|: .: │ :| 「ファンタスティック・サーガⅥ」買ったぜ！！
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. ＼. ＼ ノ ____彡: : :／/ / |: :/
ヽ > ⌒ア⌒ｱ＾／ / .|:/
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ｉ ｉ ./￣￣￣＼ }
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⊂ ヽr /
∩＿＿＿∩ | |
| ノ ヽ ! ! はいはいはーい！！
/ ● ● | / それクマーも買ったクマー！！
| ( _●_) ミ／
彡､ |∪| ／ 只今 絶賛攻略中クマー！！
/ ＿＿ ヽノ /
(＿＿＿） /
- 454 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:06:17 ID:zh0Yf3uw0
- l::::::::::::::::::::::::::::l/:::/／:::::/ｲ ／ﾘ::::::::l::::::Vヾヽｊ:::::::::::::::
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Ｙ,ヘ 1::ﾊ:l:/- |:::/‐|::/__l/ |:/ l/ l::::i !:::ﾊ:::/|:::l::ﾄ
| ,〉l::i lノ,ｨｒ-ｒ-､｀ﾞ‐ﾘ‐' _ﾚ'-‐'lﾅ ﾘlﾉ::/ﾘ
l （ゝ V くゝソ ｀ /ｨて「｀ﾒ / lﾙ'
＼｀ i ー ゝニ ' / 「ファンタスティック・サーガ」か……
iｰｨ / 「Ⅳ」までは僕もやってたんだけどなぁ……
, '´＾ﾘ ﾍ i /
ｒ' j ヽ ‐ 〉 ' 最近どう？ 面白い？
| ヽ､／ ＼ -‐- -‐ ／‐ _
/ l 、 ｀￣´ , イ｀､ ￣｀ヽ
／| ', ｀ ､ ＿ , 1 ヽ ヽ
／ ', ヽ、 | ', i ＼ l
／ i ヽ、 ヽ /l ヽ l ヽ !
∩＿＿＿∩ /)
| ノ ＼ ／ ヽ ( i )))
/ ● ● | / / 下手に色んな要素を足しすぎたせいで
| ( _●_) |ﾉ / やりにくくなったクマー！
彡､ |∪| ,/
／ ヽノ /´
- 455 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:06:50 ID:Sh2ZvTjM0
- ん？
- 456 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 21:07:08 ID:N0F0GInI0
- 何処のスレの作者様かは知りませんが誤爆しておりますよ。
- 457 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:08:02 ID:jnSrgBu20
- 誤爆3連発は珍しいナww
- 458 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 21:09:23 ID:N0F0GInI0
- まあツッコミが入らなければ気付かなくても仕方がないかも知れない。
- 459 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:17:35 ID:zh0Yf3uw0
- 誤爆でした。
スレの流れを乱してしまい本当に申し訳ありませんでした。
以後、このようなことがないよう気を付けていきたいと思います。
本当に申し訳ないことをしてしまいました。
- 460 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/08(水) 21:18:03 ID:N0F0GInI0
- いえいえ、お気になさらずー。
- 461 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:30:30 ID:TKBYZcns0
- ググったら去年のスレがヒットした…
どういうことなの
- 462 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:32:38 ID:ykoVXdZ.0
- これがＤ投下…
- 463 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 21:32:53 ID:n1Mm/O0E0
- マナ枯渇はアルズベリの儀式が原因らしいが
儀式が失敗したからなのか成功したからなのか
後者であれば、なかなか深い
- 464 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 22:00:02 ID:SODyBHhI0
- >>461
ラベンダーの香りを嗅ぐのは初めてか？
- 465 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/08(水) 23:12:08 ID:nBfKOe0M0
- ソードアートオンラインを見たときにふと思い出した懐かしい作品だなぁ
- 466 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:12:53 ID:do4yWyho0
- クリスクロスだっけ？臭いだけ再現できてないとかって設定だったっけ？
- 467 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:17:31 ID:dVu8JYN20
- クリスクロスという名前の技がボクシングに実在すると聞いてなんだか右手がうずいた
フェイントのパンチに対して相手がカウンターを入れようとしたところにさらにカウンターを合わせるという技なそうな
- 468 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:22:10 ID:do4yWyho0
- 鷹村が千堂とのスパーでやってたな
- 469 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:45:42 ID:j/qIoxmU0
- 高度で難解な技というのは相当な実力差がないと決まらないから意味がない気もする。使わなくても勝てる的な意味で。
昔親父に麻雀でツバメ返しくらって思い知った。
- 470 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:53:42 ID:.8P2GCIA0
- お前の親父何者だよｗ
- 471 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 00:58:40 ID:B8mc7aHs0
- 実力伯仲の高レベル同士でも通じるような技をこそ、高度な技と呼ぶと思うが
難しい割に実力差がないと決まらないって、そりゃただの使えない欠陥品だｗ
- 472 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 01:08:30 ID:abJZF3xE0
- 単純な技こそ強い
俺の親父はさいころの目を自在に出せるって技だけで麻雀で食ってたから分かる
自動雀卓時代になったら麻雀すっぱりやめたけど
- 473 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 01:21:05 ID:5Cyalixs0
- サイコロの目もだが、ロシアンルーレットで何回目に弾が出るか好きに調整できる様に回せる人もいる
コツさえ実感すれば後は経験だな
>>471
全ての奥義は基本にありって何かで言っていた覚えがある
- 474 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 01:26:26 ID:.8P2GCIA0
- >>471
「必殺技」なんて存在するのは漫画の中だけだよ
- 475 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 02:16:31 ID:kW3v2p260
- お前の親父は桜井章一かｗ
- 476 ：469：2012/08/09(木) 03:55:58 ID:j/qIoxmU0
- 一応元国家公務員（陸自）だよ、俺の親父は。今はとっくに定年退職してるけど。
高度経済成長期にも関わらず就職できず麻雀で食ってたらしいんだが、それを心配した
地元出身の自衛官にほぼ拉致同然に連れて行かれそのまま入隊したらしいｗ
>>471
ご高説ありがとうｗ ただ麻雀のイカサマは素人を効率よく食い物にするためのものだからなｗ
あと格闘技でも、プロレス以外で大技が決まって倒す展開なんかほぼねえよ。
実力が伯仲してるほどパッと見は地味な試合になりやすい。
- 477 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 13:20:46 ID:Nq0T8v4I0
- まあ松平も加藤も自国の安定以外は考えてないよね。
まあ世界の未来なんてよくわかんないものよりはそっちが優先なんだろうけど。
- 478 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 13:34:03 ID:B8mc7aHs0
- なんか勘違いされてるな
どんなに難しかろうが実際に使えなきゃ意味がない、逆に仕掛けるのが簡単でも高レベルの相手に通じるなら十分高度な技と呼べる、
ということを言ったんだが
大技とか必殺技なんて一言も言ってないぞ
- 479 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 17:06:10 ID:j/qIoxmU0
- >>478
お前の文章じゃエスパーでもなきゃそこまで行間読めねえよ
- 480 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 17:40:29 ID:4MHOTbt20
- いや普通に読めたんだが・・・というか親自慢の方がどうでもいいわ・・・
- 481 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 17:45:16 ID:xsQfNhjg0
- 心底どうでも良い長文だった
- 482 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 17:47:21 ID:6uT2KHOI0
- やる夫スレで三行以上使うヤツは大体アホ
内容云々以前に空気が読めない
- 483 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/09(木) 17:58:30 ID:OOdIg.kg0
- あ、しばらくというか２週間弱帰省とか色々でスレチェックしてられないのでまあよろしくお願いします。
- 484 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/09(木) 21:20:27 ID:NE/iyv920
- つまり雑談であと500レス消費すんなよって釘差しですね
了解
- 485 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/09(木) 21:49:07 ID:OOdIg.kg0
- いやまあ、消費されたら次回投下するときまでスレ立てなくても良いかなーくらいのゆるい気分ではありますけどね。
- 486 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 00:52:51 ID:JTN0OuS20
- ＨＡＨＡＨＡ，雑談で後500レスなんて行くわけ無いさ・・・ｗ
- 487 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 01:21:41 ID:X./gANWU0
- まさかサメの話で3スレ消費するなんてこの時は誰も……
- 488 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 02:10:12 ID:zgm8npME0
- まあ、某スレとか平気で雑談で埋まっちゃう所もあるけどなw
- 489 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 06:58:02 ID:kqkhArOU0
- 原作話とか鯖談義はじまるとあっという間だよね！
- 490 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 10:54:17 ID:kUsiJXSk0
- 某スレでは雑談だけで10000レス埋まってしまう所もある
- 491 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 11:02:37 ID:qgG2rfOc0
- >>488,490
他所様のスレを連続でチラチラされるとなんか宣伝ぽい
- 492 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 11:17:36 ID:f8VdN62U0
- >>488 >>490
雑談で○スレor○○レス埋まった〜って話は聞き飽きた
虎の威を借っているつもりなんだろうか、情けなくないのかね
- 493 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 13:40:20 ID:mL1USjF.0
- 虎？
- 494 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 13:42:43 ID:biNpRDXs0
- 何言ってるかわからねえ…
- 495 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 13:42:59 ID:X./gANWU0
- なんとまぁ捻くれた解釈だことｗ
- 496 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 13:52:03 ID:rLG05qQU0
- 別に威でもなんでも無いだろ
- 497 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 13:54:56 ID:s70.WSws0
- 俺はわかるよ
他スレの話がそもそも関係ないしどうでもいい
- 498 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 15:22:37 ID:ovb2w6ng0
- よそはよそ、うちはうち
- 499 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 16:12:02 ID:Gw6SgNYM0
- 最初からそういう風に書いてあれば変に突っ込まれなかっただろうに
- 500 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/10(金) 20:48:07 ID:z94WpRUw0
- こういうことを言い合う場所でもないし、大人しくしてようぜ
- 501 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/14(火) 00:28:24 ID:SpBoPwlk0
- ttp://www.hobirecords.com/fate-extra/
上条さんがEX主人公の声優決定のようで
偶然とはいえ幻想殺しが主要スキルのこの作品にちょっと似合っていてワラタw
- 502 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 00:33:32 ID:Cu5s.2sA0
- ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3309744.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3307334.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3307343.jpg
こんなの見つけた
- 503 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 00:45:54 ID:CrIRo.Og0
- >>502
なんか綺礼さん…綺麗さん？エロくね？
- 504 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 00:50:04 ID:3hvHdV320
- >>502
ディーふらぐの人？
- 505 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 01:05:19 ID:I0neHcWw0
- 誰かと思ったらランサーなのかギルと一緒に居る奴
マジ誰かと思った
ていうかなぜここに貼る
- 506 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 01:09:26 ID:Cu5s.2sA0
- ｃｃｃでギルでるから一応貼ったんだがやめてたほうがよかったかな？
- 507 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 01:17:59 ID:9Y2bibJU0
- 意味が分からん
CCCのギルガメッシュについて新情報が！ とかならともかく、この画像自体はCCCと何の関係もないだろ
- 508 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 01:20:58 ID:MvqNkkD60
- そもそもここは本スレでも画像掲示板でもない上に誰かがそういうネタで雑談してた訳でも無いというね
- 509 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 02:32:49 ID:TndYStEg0
- そんなことより鯖の話しようぜ
- 510 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 02:46:07 ID:JBt1tVZA0
- すんな
- 511 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/15(水) 02:46:10 ID:9Y2bibJU0
- 鯖じゃねえ！
東映公式チャンネルで配信されてるシャンゼリオン、今週がちょうどこの「鯖じゃねえ！」が出てくる話だったなｗ
- 512 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/16(木) 10:52:24 ID:8bp62tkE0
- 過去ログの九層目が途中から読めなくなってるんだけど
他のPCでも同じ状態なのかな？
- 513 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/16(木) 13:50:42 ID:/Zb7qXUw0
- 俺は読めるっす
- 514 ：８月11日に短編祭りだお：2012/08/16(木) 13:54:09 ID:Z.nSiy8E0
- 素直に再読込しとけ
- 515 ：512：2012/08/16(木) 19:26:15 ID:8bp62tkE0
- 今、試してみたら読めるようになってた
昨日深夜から今日の午前中まで何度再読込しても
ダメだったから、何かあったのかと思ったよ
- 516 ：名無しのやる夫だお：2012/08/22(水) 19:10:52 ID:JRpUQmhY0
- 次マダ？
- 517 ：名無しのやる夫だお：2012/08/22(水) 20:15:43 ID:JkdovLH.0
- ああ、そろそろ2週間経つのか
でも帰省に2週間て言ってるだけで
その間に書き溜めるとは一言も言ってないな
- 518 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:42:53 ID:BUqXk/mQ0
-
┏━━━───┐
┃ TeaTime.. ┃
└───━━━┛
- 519 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:43:06 ID:BUqXk/mQ0
-
, '' " ﾞ ヽ. ..:::‐::::::､
! ｨ''ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ|￣｀ゝ::::::::::::::::ｌ
ゝ |:::::::::::::::::::::::::ｨ
／ |:::::::::､＿／|::::ヽ
/ ● |:::::メゝｨ-､/::::::::::
| , ' 三三｀ヽ:::::::::::ｨ:::::::::|
ｌ ｌ 人 !::／ｌ/::::::::,'
､ ｰ‐' |エエエｌ／:::::::::/
,' ｀ー‐−':::::::::::::::::::::＼ やあやあ皆さん。
/ , ,..::::::::::..､ |:::::_ -- ､:::::::::::::::ﾍ
,' ー､::::::::::::ｨ, -‐'ﾞ゛ ヽ/:::::::::::ﾍ ? ５回戦外伝の続きが来ると思った？
! ＿, -‐'ﾞ゛::::::::::::::::::l
丶､＿ , -‐'､:::::::::::::::::::::::::::::::::丿 ?残念。僕なんだ！
| ￣￣'''"¨￣¨丶￣￣::::::::::::|
| / ヽ::::::::::::::::::|
| ∧ ∧:::::::::::::::|
| ｌ _ ｌ:::::::::::::::|
| ! （メ !:::::::::::::::|
| ﾍ /::::::::::::::::|
`､ ヽ ／:::::::::::::::::/
ヽ ｀ー‐−':::::::::::::::::::::::/
ヾ |:::::::::::::::::::::::::::!
/ /｀ー‐−'丶:::::::::::::::|
/ / ヽ::::::::::::l _
, 'ﾞﾞﾞ , ' ゝ:::::::::::::｀ヽ
ｌ ） ｌ:::::::::::::::::::::::ｌ
｀ー‐―― ｀ー‐―― ′
【 モノクマ卿 】
- 520 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:43:27 ID:BUqXk/mQ0
-
-―- ､ ＿＿_ ,..-―-....、
/ ｀´ |::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{ |::::::::::::::::::::::::::::::::::}
〉 |:::::::::::::::::::;ｨ:::::::::〈
〃 |:::::::::/L彡ﾘ::::::::::::.
i ● _|::::::/:::::::::::::::::::/}:::::! >>1 と来たら、帰省先で作業環境が無かったからって、
| 〃´r==､｀ヽ:::::::::::::/Y::::::|
{ ｀Y´ ＿}:::;イ}／::::::;' ずっとダンガンロンパ１と２をやって過ごしてたんだって！
'. ／￣｀γ^y´:::::::ヽ}／::::::::/
∧ / }｀¨{:::::::::::::::∨:::::::< 帰省してまでゲーム漬けとか、
／ ／ ､__ノ^丁＼::::::::::::::＼::::::＼
/ -‐ ／ |:::::::::｀ヽ::::::::::::＼::::::. もっとまともな時間の使い方は無かったのかな？
. / .／ |::::::::::::::::＼:::::::::::::::‐-..}
〈 _／ |::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::〉 あるわけないんだけどね！
｀¨Y¨´ |::::::::::::::::::::::::::::｀¨¨Y¨´
| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
- 521 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:43:43 ID:BUqXk/mQ0
-
,,､=..--...､,,_
,..ィﾝ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／.:.:;ｲ.:/.:ｲ:.:ﾊ.:.:';;.:ヾ.:.:ﾍ
｀ｰ/.:.:././|:.:.:|.';.:.:';';.:ﾍ.:.:.ﾊ
|.:.|:.ｆr;､￣ k=ｬ‐‐!'.:.::.:|
──あら、モノクマ卿、いらっしゃったの。 |..:i::代ﾘ 弋ｿ!:.:ｊ!.:/.:.:|
ﾄ ｳ ｶ ﾍﾟ ｰ ｽ |.:.:|.:ﾄ､ __。＿_ｊ.::ｊi.:;':.:.:ｊ
飽きっぽい貴方は上位世界基準時間に耐えきれないだろうから |.:.ﾊ代.￣ 7 .i.:/.ﾚ.:.:.:ｊ
|.:ｊ .バ.'とゞ､〉ｊ/::::.i.:.:.ｊ
あえて招待状を出していなかったのだけど。 l::ｊ .ｆ .ｆ.,〃 ｀y:::::::ﾍ:.:ｆ
l:ｊ | ｊ}{ ﾞ‐-‐ｲ:.:|
ﾘ ', ﾘ{､ /::､_.|:.:!
,ィ"V:バ､__／::::::::::｀ヾ、
／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::_;;:ｒ、:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
,.べ､_:::',~~~,' ,' ~"i'っ::::::::::::::::::::.;;ｨ、
／ﾞ''┐/ .' i`ー----‐'" >､_
く_ __` ､ ＿.,.-､＿___!＿__,,,ヽ,ｒ‐`／ ├.-.(:）クっ
￣ 〈_ _Ｌ.、 .,,ィ'-.'￣￣!:)ヾゝ
￣ ~"'''.ｰ‐'" .｀''''''"~""
フ⌒ イ:::::::::`
ｲ ヽ― Y:::::::::::::::::::）
ｘ ゞ::::::::::::::ゞ
イ ﾂｲ ≡ ｲ::::::::::::ｲ えへへ。来ちゃった。
ｲ ゝ ト ::::::: 〃▼｀ｴｲ::::ｉ
ヽ ヽｉ ､_,_, ｪｪ/:::::| こんな面白い出し物があるんだったら、
ゞ f千::::::::
ヽ !::::::::::::::ヽ 言ってくれれば良かったのに。
ﾉ !::::::::::::::::::ヽ
!:::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::::::::::::::::｀:
ｉ '''"¨￣丶:::::::ヽ::::::::ヽ_
ｉ ｲ ハ::::::ｉ ゞ:::::::::::、
､ ｌ ｌ::::::ｉ ゞ::::::,.'
ﾄ ﾄ ﾉ::::| ￣
X） ｲ::::ｲ
ゞ ＼ ＿-=f::::〃
｀ イ::::::::::::::::::ﾉ
ﾉ ｿ::::::::::::::::::::イ
ｌ ｌ ￣ｌ:::::::::ｌ
ｿ ﾉ ｌ:::::ｲ
（ ） ﾄ::::ヽ
（::::::::）
- 522 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:44:00 ID:BUqXk/mQ0
-
:::::::::::||::::::::::|ll::::::::|l::::|l:::::::::::::::l|:::::::::::::::::::::::::: :::|l|:::::::::::||:::::::::::::|:::::::::|i|::::::|:l::::::::::l|
:::::::::::||:::::::::::|l::::::::|i:::||:::::::::::::::l|:::::::::::::::::::::::｀丶l_|l::::::::::|l:::::::::::::|i::::::::|l:::::::::l|::::::::::l|
:::::::::::||:::::::::::|l::::::::::::::'''- ．.__||_::::::::::::::::::::::::::::::l| ||"-:､|l::::::::::l|:|l::::::::|l::::::::l|:i|::::::::|l
:::::::::::l|l::::::::::l|::::::::::::::::::::i|:::::::::::::l| ""''' ‐- il__l| |l:::::::::｀ヽ:::::|l:|l::::::/l|::::::::l|::|::::::::||
::::::::::::||:::::::::|l::::::::::::::::::::|l:::::::::::::l| "'''- l．._::::::`::､ |l:::/ |l:::::::::l|:|l::::::::||
::::::::::::||:::::::::|l::::::::::::::::::::|l::::::::::::l| ＿＿（ ` ､ll:/-､ll:::::::::|l::||:::::::」l
::::::::::::||:::::::::||::::::::::::::::::::|l:::::::::::l| "'弋ゞミﾐ≠≡┬, / ヽ､ _/-'￣
::::::::::::||:::::::::|l::::::::::::::::::::||:::::::::::l| 弋_:::::::::::::从ｷヾ / |
::::||::::::||:::::::::|l::::::::::::::::::::|l::::::::::l| " - - ｌｷヾ
::::|l::::::||:::::::::|l::::::::::::::::::::|!::::::::::|| |l ──あら。何か琴線に触れることでもあったのかしら？
::::|l::::::||:::::::::l||:::::::::::::::::::|!:::::::::|l l
::::|l::::::l||::::::::|.i|::::::::::::::::::l|:::::::::|l 丶
::::|i:::::::||:::::::|i. |i:::::::::::::::::l|::::::::|| /
::::|l:::::::||::::::|l |l:::::::::::::::::i|::::::::|| -
::::|l::::::|i|:::::|| |l:::::::::::::::::l|:::::::|l 丶､ /
,..:―:.､
/´￣〉 -≠ニ/.:::::::::::}
＿ .乂.／ .:/.::::::::::::::::::::/ ＿
〈＿ ＼/ /.::::::::::::;ｨ:::::〈 ／..:::_〉
∨ { |::::::__／ﾉ::::::::}/.:::::У
当然だよ！ ∨' ● |:::/⌒´;ィ::::::/.::::::/
∨乂./o⌒>イ}/.:: /.::::::/
ここまで聖杯戦争が進んだ今、 ∨ ゝく{7人,ﾚ::::_/.::::::/
∨ .〉::::::::´:::::::::::〈
参戦者の多くは国家とか世界とか、 } i::::::::::::::::::::::::::i
| |::::::::::::::::::::::::::|
そういう何かを背負った“希望”なんだろう？ | ／ ￣｀ヽ::::::::::::::}
|./ __ .}:::::::::::::|
乂 (X /.:::::::::::/
/⌒ﾐ､＿..::彡:::::::::イ
| .r'⌒ｰ―イ::::::::/
〉 .| |:::::::/
〈＿ﾉ .｣:::::::{
〈.::::::::::ﾉ
￣￣
- 523 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:44:18 ID:BUqXk/mQ0
-
-―- ､ ＿＿_ ,..-―-....、
/ ｀´ |::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{ |::::::::::::::::::::::::::::::::::}
〉 |:::::::::::::::::::;ｨ:::::::::〈
〃 |:::::::::/L彡ﾘ::::::::::::.
i ● _|::::::/:::::::::::::::::::/}:::::!
| 〃´r==､｀ヽ:::::::::::::/Y::::::| それを何の願いもない、ニンゲンですらない、
{ ｀Y´ ＿}:::;イ}／::::::;'
'. ／￣｀γ^y´:::::::ヽ}／::::::::/ おまけに勝ったところで外の世界に出ることも出来ない
∧ / }｀¨{:::::::::::::::∨:::::::<
／ ／ ､__ノ^丁＼::::::::::::::＼::::::＼ あの白長クンが次々と叩き潰そうとしてるなんて、
/ -‐ ／ |:::::::::｀ヽ::::::::::::＼::::::.
. / .／ |::::::::::::::::＼:::::::::::::::‐-..} 実に絶望的じゃないか！ うふふふふ！
〈 _／ |::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::〉
｀¨Y¨´ |::::::::::::::::::::::::::::｀¨¨Y¨´
| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
../:.:.:./.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:. .::.:.:.:.:.. .:.:.:.:.
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .::.:.:.:.:.. ::::::::.
:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:‖:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .::.:.:.:.:.:. :::::::.
:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､', ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .::.:.:.:.:.:. :::::::.
:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|l:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.ヽ:乂_l_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. .::.:.:.:.:.:.::::::::.
:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:._斗'´ _rー──" ヾ`‐-､＿:.:. .::.:.:.:.:.:.:::::::::.
:.:.:.:.';:.:._,斗'¨_ﾝー'´ ﾃ≠三ミｯｭ|i:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::.
:.:.:.:.:.',:.ﾑイｨ≠坏¨ |ん::::リ ｀|l::.:.:.:.:.:.:.:::::::::::.
:.:.:.:.:.:.;.:|イ'´iん:::少 ､ `¨ﾞ'‐"-〟|l::.::::::::::::.::::::::::.
:.',:.:.:.:.:';:} 〟ゞ'"´ ! |l:::.:::::::::::.::::::::::} ああ、なるほど。
:.:.',:.:.:.:.:',{ |l::::::::::::::.:.:::::::::|
:.:.:.',:.:.:.:.:',! ＿_〟 |l::::::::::::::i:.:.::::::::l 確かに今の状況は貴方向きね！
:.:.:.:.',:.:.:.:.:.', ﾏ´￣￣´ ﾉ ||:::::::::::::l:.:.:.:::::::}
:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.', ＼ / ／||::::::::::::}:.:.:.:::::::} ただ“希望”同士が殺し合うのは
:i:.:.:.:.:.'i:.:.:.:.:ﾄ＼ ｀--'´ ／l::::‖:::::::::::|:.:.:.:::::::}
::i.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:',ﾍ',::＞ 、 ｀ ／.|::::|:: ‖:::::::::::|:.:.:.::::::::| 見飽きたかも知れないけれど、
:::i:.:.i:.:.:.l:.:.:.:.:.',:ﾍ',::::::::|__＞ --≦ ｨ､|ry::::〃:::::::::::l＿::::::::::i
::::',:.入:.:'､:.:.:.:.',::::`r'У ＼_ rﾍ/ ｀ |:::::::l::::::::::::|ﾆﾆﾆｬ､:| 今やそれ以外にも絶望が満ちているわね。
::::::',:.:{.＼l:.:.:.:.:.|:::::| ＿_>─=彳￣￣￣¨¨'ー‐-マﾆﾆﾆﾆﾑ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|:.:._イ￣￣￣＿ｯ|. |ー‐- ､ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|< ／´ _> ノ‐--､＿_ }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|:.:＼ ／￣/Ｔ´l ＼ ｀¨ヽ､ ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｯ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|:.:.:::::> ／ /.. | ﾍ ＼＿ }ﾉ:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆム
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}:.:.:.:｛ ／ _／. │ ｝ ￣Ｔ￣:.:.|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
- 524 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:44:41 ID:BUqXk/mQ0
-
_ -- _
_, ‐ '"::::::::;:-::::::::::::::｀::‐..､
. ／:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
. ／::::::::::／::‖::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::ヽ
. /::::::::/:::/:::::‖:::::::::::‖::::li::::::ヽ:::ヽ:::::::ヽ
/::::::::/::::/:::::::l:l::::::::::::::l:!::::::li:::::::ヽ:::ヽ::::::::ヽ
. !:::/:::i:::::il::::::::::l:ﾄ､､:::::::l::l:::::::l:i::::::::ヽ::::!::::::::::!
!:::i:::::l:::::l:l::::::::::l:l::ヽゝ､＿＿＿ヽ:::::::ヽ!:::::::::| ではどうぞ、モノクマ卿。
. !::::l:::::|l::::l:l::::_,ノ__ チﾃ＝r､｀.r '"´:|::::::::::!
|:::::|:::::|l:::::L´<く__! ´ゝゝノノ .!::::::::::|:::::::::! いずれかの“希望”が勝利を手にしてしまうのか、
|:::::|:::::|l::::::ハ ｀´ ､ """ !:::::::::::|::::::::|
|:::::|:::::|:!::::::λ ､＿,, ィ .|:::::::::::|::::::::| はたまた“絶望”がこの疲弊した世界にとどめを刺してしまうのか。
|:::::|:::::|:ヽ:::::::＞､ ヾ__ノ ,／!::::::::::|:::::::::|
|:::::|:::::|ヽヽ:::::ヽ::::＞ ､___, ‐''"""|::::::::::|:::::::::::! ごゆるりと観劇なさって下さいませ。
|:::::|:::::|. ヽヽ､:r '''''ヽく___, -─.|:::::::::ｲ､____!:i
. !::::|::::::! /::/ ´￣｀(__(─＝-|:::::::::|ミ::::/:::｀ヽ､
. |::::|::::::| ノ‐'ヽ__,ニ=7 l ｀ヽ.､_ |::::::::|ミ::/::::::::::::::ヽ
. |:::::!::::::!‖ .／ 〃/ | ヽ｀ヽ.|::::::/ミ/:::::::::::::::::::ヽ
!:::::!::::::!! .／ 〃/ | ! ヽ !:::/ミ:!:::::::::::::::::::::::::ヽ
. ヽ::::l::::::ﾚ / / | !. ヽ l::l ミ:{::::::::::::::::::::::::::/
l:::l:::::|. / .‖---- | i. ヽ ゞ":::ゝ::::::::::::::::::::ノ
!::ﾄ:::|. ‖ ‖:::::::::::::::! i. ヽ::::::::::/７:::::::::::;;::::ヽ
. !:!ヽ|/{__,ノ:::::::::::::::::::! .! ,ノ::::::／ ゞ"='"-‐i''"
! ｝! ヽ::::::::::::::::::::::ゝ--'::::::::く_. / ヽ
/ !,／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ､/ ヽ
-―- ､ ＿＿_ ,..-―-....、
/ ｀´ |::::::::::::::::::::::::::::::::::.
{ |::::::::::::::::::::::::::::::::::}
〉 |:::::::::::::::::::;ｨ:::::::::〈
〃 |:::::::::/L彡ﾘ::::::::::::.
i ● _|::::::/:::::::::::::::::::/}:::::! 楽しみだなあ。
| 〃´r==､｀ヽ:::::::::::::/Y::::::|
{ ｀Y´ ＿}:::;イ}／::::::;' うふふふふ……
'. ／￣｀γ^y´:::::::ヽ}／::::::::/
∧ / }｀¨{:::::::::::::::∨:::::::<
／ ／ ､__ノ^丁＼::::::::::::::＼::::::＼
/ -‐ ／ |:::::::::｀ヽ::::::::::::＼::::::.
/ .／ |::::::::::::::::＼:::::::::::::::‐-..}
〈 _／ |::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::〉
｀¨Y¨´ |::::::::::::::::::::::::::::｀¨¨Y¨´
| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
- 525 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:45:17 ID:BUqXk/mQ0
-
, ィ''" ￣￣.｀＞､
. , イ ＼
.／ .,へ ﾍ、
,ｲ:::::. ／ﾍ ,, - ｹ"￣,L__O￣.ﾊ
,ｲ:::::::__（ ﾊィ'iﾞ ／ﾉ l ', ﾍﾞｰ' .',
. /::::／ ○ー''ト.ｆ.'´ / l l __', ﾍ:::::...}
.ｆ:::::::＼ ノ || ル,∠,,,_ノ!ｊ.b:;;}ｊi i.ﾍﾍ::./
{:::::::∠ 〉ｰ".<b;;;;;;;}.} ﾚ'弋ｿ.| |. ﾍﾊ
|:::::::::::::`ｰiイ! i ﾍゞ:::ﾂ' ' ﾘ､ i. ﾄ| あ、モノクマ卿！ いらっしゃーい。
.＼:::::::::::::.| | .ﾍ `ｬ. ､-‐ノ ,.ｲ:::i | }
. ＞ ､_ﾍ { X } ﾍ‐--.＜ト､ﾍｊ lﾉ ……ところで、今回はドレスコード指定していなかったから
. ｀ﾍ / ﾊ ', .`､LＸ７、 `Ｋ
,ｲ VｰＶ.ヾ､＿＼.,ｨぐ 、 ` ､ そんな着ぐるみ着なくても良かったのに。
/ ::::ヽ ""| .ﾊ.ヽ.ヽ、 .ﾉ
( .::::::::ヽ V '^′ ﾍ{ ドレスコードがあったとしても、
ヾ、､!.', :::::::::::::/ }ﾞ;;、
＼( （ 〉 ） ) .ﾘ;;;;ﾞ;､ それは黒山羊のマスクだからクマとはまた別──
/;;;;;;;;;;;;'ﾞ~ﾍー7フ､.-‐''",ｋ‐-く、
/;;;;;;;;;;;;' ﾉ .´:::::::::::::::ｒ=､ '",､ｌ
. ｆ;;;;;;;;;;;;{⌒ｏｒ''７ .:::::::::.{ _,,､ィﾞﾉ.}
｀､;;;;;;;;;;ｊ__ノ弋.ﾉ ｏ＞=-ｔ‐''ﾞ
｀>'" ::::: :: ｏ.ﾟ { X }
／o::::::: ::::o ﾟ " `､
.／:::::::::::ﾟ:::.ﾟ:: ﾟ ﾟ `、
とゝ:::::::::::::::::::: ::. ｀､
┏┓┏┓
フ⌒ ＿＿ ､, ┏┛┃┃┗┓
f `´ |::::::::::::::: ┗━┛┗━┛
て |:::::::::::::>┏━┓┏━┓
/ ● |:∠￣ ┗┓┃┃┏┛
{ 〃r==､｀ヽ､::::: ┗┛┗┛
ヽ { ｀Y´ ＿}ｴｲ::::::::::} ､__人_人_人_人_人_人_ 人
￣ エエｴ/:::::::::::ﾉ ） 中の人などいない！ （
／ |::::::::::::::::::::::ﾏ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
／ 人 |:::::::::::::::::::::::::::ヽ
ｲ ｿ |:::::::::::::::::::::::::::::::`
/ { |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
/ { '''"¨￣¨丶:::::::::::::::::::::::::::ゝ
/ ﾉ{ / ゞ:::::::::::::::∧::::::::ゞ
Y f { { }::::::::::::::::} ゞ::::::ヽ
{ } { { （× ﾉ::::::::::::::::} ｲ::::::::::ミ
( ｿ f ＼＿＿ イ::::::::::::::::::ｲ !:::::::::::::::!
￣ ＼ |:::::::::::::::::::::;;:イ ＼:::::::ｲ
| |::::::::::::::::::::::::::::＼
| ／￣￣￣￣＼:::::::::::::|
ノ } {:::::::::::}
ｌ ） ｌ:::::::::::::::::ｌ
｀ー‐― ｀ー― ′
- 526 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:45:29 ID:BUqXk/mQ0
-
TeaTime Out
- 527 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/22(水) 20:45:49 ID:BUqXk/mQ0
- ……とゆーことで、書きためは進んでいないのでした。
- 528 ：名無しのやる夫だお：2012/08/22(水) 20:48:35 ID:1NSVmcs60
- 苗木くんが可愛くて辛い
１は特典付きベスト版とか通常版を新品で買ったプレイヤーに酷い事したよね
- 529 ：名無しのやる夫だお：2012/08/22(水) 22:59:15 ID:kuMN5Slk0
- 予備知識皆無で1の方をやったらモノクマの声で噴いたｗ
- 530 ：名無しのやる夫だお：2012/08/22(水) 23:00:47 ID:yrDOCmeA0
- モノクマｗｗｗｗ
狛枝がムーンセルの聖杯戦争に参加してたら……
- 531 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 01:09:45 ID:KueSRcUc0
- うふふじゃなくてうぷぷな件
- 532 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/23(木) 01:14:36 ID:P04/z6cY0
- しまった！ 青い猫型ロボットに引きずられた！
- 533 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 01:21:35 ID:ASY4cLB.0
- cv.のぶ代に変更しとけばおｋ
- 534 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 03:49:52 ID:81t.mSvs0
- 変更って何だよ
モノクマのCVは最初っから大山のぶ代だぞ
- 535 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 07:37:22 ID:ASY4cLB.0
- ほんとだ、声優復帰してたのか
- 536 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 07:39:15 ID:BpK/NWJU0
- 「えくすとり〜む〜(猫型ロボット特有のボイスで)」
色合い的にはファングだろとか言わないお約束
- 537 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 13:54:11 ID:aCAUlmUg0
- >>536
きっとモノクマのあの姿はファングジョーカーエクストリームフォームなんだよ
- 538 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 20:38:49 ID:dvaXsAZI0
- お前中身ドラえもんだろ
- 539 ：名無しのやる夫だお：2012/08/23(木) 20:41:37 ID:SK9Ovf2I0
- ファングとエクストリームだけだとガンダムかと思った
- 540 ：名無しのやる夫だお：2012/08/24(金) 08:44:57 ID:cFRvaGs60
- ガンダムのエクストリームって何？ファングは００よね
- 541 ：名無しのやる夫だお：2012/08/24(金) 09:38:08 ID:qFqdJz7k0
- エクストリームバーサス アーケードだね
- 542 ：名無しのやる夫だお：2012/08/24(金) 17:33:46 ID:JMFLD/WA0
- 中の人がうるさいかガクトかの二択なガンダムである＞エクストリーム
- 543 ：名無しのやる夫だお：2012/08/24(金) 23:42:57 ID:GQWdFCA60
- エクストリームギャンブラー 叶夢
- 544 ：名無しのやる夫だお：2012/08/25(土) 21:03:44 ID:wmYrec1o0
- 大山のぶ代のあえぎ声が聞けるのはスーパーダンガンロンパ2だけ！
爆笑したが正直誰得にもほどがあるな。それにしてもモノクマにAAこんなにあったのかｗ
- 545 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 08:32:21 ID:UIWzNjjU0
- アームストロング船長が亡くなったそうだな
- 546 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 08:54:14 ID:0LdEbRAU0
- 英霊の座に招かれたか……
- 547 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 10:27:30 ID:wqg4KlIs0
- ていうかEXTRAのせいでとうの昔に故人だと思ってたんでNEWSに驚いたわ・・・
EXTRAの舞台は2030年頃だからおかしかないんだけどさ。
- 548 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 11:37:09 ID:3uYKwjCM0
- どいつもこいつもホテルに行こうとかホテルに帰ろうとか、誘ってるのか>ロンパ2オマケ
明らかに日向の尻狙ってる野郎とか履いてない疑惑の男がいるのはどうなんだろう…
- 549 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 16:32:56 ID:O485i2FMO
- この魔女ども傍観者気取りでムカつくんだが。
最後にとんでもなく痛い目にあってほしい。
- 550 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 17:22:44 ID:7GFuJtqA0
- 気取りじゃなくて傍観者そのものだけどな
戦争終わったら死亡確定してるし、いわゆる傍観者ポジの道化キャラ達
ムカつく価値も無いよ
- 551 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 17:30:35 ID:7zpQ06tg0
- 自分が気にいらないから酷い目に遭えとか、小学生じゃないんだから・・・
- 552 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 17:36:27 ID:kSRRQjTY0
- 一応美緒長さんの強化とかでお世話になってるんだけどなぁ…
こうまでイラッと来るのは逆にすごいというかｗ
- 553 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 17:45:01 ID:ukuEDYSU0
- まさにそんな感じに作中のキャラに（誠とか梅岡とか一条とか）無関係な読者が作中外から「氏ね」とか言ってる時点で、魔女もやる夫スレ読者も大差無いだろ。
逆に言えばどんなに高等存在ぶってても魔女なんてやる夫スレ読者みたいなもんだ、って事でもあるが。
ロンパ2のネタバレはマジ控えてくれよ。公式からお達しが出てるし。
- 554 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 17:45:23 ID:QijCKrKQ0
- >>551
小学生並みの発想というのには同意だが、
実際に小学生の発言である可能性が微粒子レベルで(ry
- 555 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 20:27:04 ID:wqg4KlIs0
- 実際、手が出せない相手には呪うしかないしなー
ある意味健全と言えよう
- 556 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 20:53:22 ID:M9lKAAQA0
- ネタばれは擁護できんが見たくないなら自衛するしか方法がない。
人気ゲームとかだと政治経済関係のスレでいきなりネタバレ投下するアホが湧いたりするしな
- 557 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 21:02:41 ID:MeUosMLI0
- 原作での魔女ポジの人達は傍観者だったけど
このスレの魔女たち見たく悪意もって嘲笑ってはいなかったからな。
- 558 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 21:51:40 ID:qutd95Bc0
- ○○氏ねとか○○退場しろとか言われるってことは良くも悪くもキャラが立ってるってことだよなぁ
niceboat君もあれが無個性なキャラだったらこうまで有名になることも無かっただろうし
- 559 ：名無しのやる夫だお：2012/08/26(日) 23:14:17 ID:7Dehh.U60
- まあ魔女がやたらムカつくのは原作通りといえば実に原作通りだw
原作と言ってもEXTRAじゃなくてAAの原作の方だけど
- 560 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 00:00:36 ID:fpYeaO5I0
- まだEP4くらいまでしか見てないが最終的になんか報いあるのかねアレ
- 561 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 00:14:52 ID:S2a9WX4k0
- 取り敢えず最後まで見なさい。つーか、ネタバレされたいのかよ、と
- 562 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 00:51:35 ID:fpYeaO5I0
- 正味、シナリオ全体になんか読者の裏かくことに腐心してるフシを感じるんだよなぁ。不安で仕方ない
発売から数年経ってるゲームの事だからネタバレは覚悟してるが
- 563 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/27(月) 01:04:03 ID:yuNNTrog0
- まあ基本このスレのスタンスは「気になったら原作を買おう！」であります。
EXTRA原作についてもそうですけど。「やる夫スレで展開知ってるから買わなくてもいいや」と言う空気が蔓延すると首絞められるのはこっちというか、まあそういう思想です。
- 564 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 08:50:50 ID:gRcS62dM0
- きのこは叙述トリックとか大好きだしな
真面目に考えればかなり理不尽などんでん返しもザラだし、裏かかれるのが嫌な人には型月作品には向いてない
まあ伝奇物全体に言えることだけど、ファンタジーはファンタジーと笑って楽しめる人向けだとは思う
- 565 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 10:46:55 ID:eX3oHWWg0
- AA元でいえば魔女ズは登場人物としてみなしちゃいけない存在かもね。
ムーンセルが「起こり得る以上起こる＆努力は実る＝性悪なもの」と解釈しているというだけで、
魔女ズそのものは厳密に言えば人間どころかキャラクターですらないかも知れない。
このスレじゃ、バグか何かだと思えと本人も言ってたし。
- 566 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 12:48:30 ID:jlzIYsc.0
- なんかうみねこ原作とEXTRAの話がごっちゃになってるな＞ネタバレ云々
- 567 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 15:26:27 ID:c2T..7owO
- うみねこって読者バカにした投げっぱなしジャーマンかました挙句総スカン食らったと風の噂に聞いたが
- 568 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/27(月) 17:16:20 ID:yuNNTrog0
- まあEXTRAもうみねこもダンガンロンパも「気になったのならば原作をどうぞ」でありますよ。
ネット上の評価なんて良しにせよ悪しにせよバイアスが掛かっていますので、
買うかどうかのきっかけにはなれど作品に触れて貴方が満足するかどうかを保証してくれるモノではありません。
- 569 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 17:16:20 ID:9BL1Mj0E0
- そーでもないと思ったが、まあ読んだ人次第
- 570 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/27(月) 17:21:22 ID:yuNNTrog0
- あとはまあ、うみねこは色々問題のある作品だとは思っていますが
ネット上のネガティブ意見は事実と反していたり、
未プレイ者に誤解を与えるような書き方をしているモノが含まれていたりしますので
プレイヤーが「おい待てふざけんな」とつっこむのはともかく未プレイ者がそれを鵜呑みにするのは危険だと考えています。
これは問題作にはよくあることではありますね。
- 571 ： ◆aajRqaKlT.：2012/08/27(月) 17:22:29 ID:yuNNTrog0
- ちょっと言葉が足りなかった。
作品内容に対して、ですね＜「おい待てふざけんな」
- 572 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 18:55:27 ID:c2T..7owO
- まあ買うならば情報は取捨選択必要よね
実写版デビルマンを今更買って「時間の無駄だった」と怒るのは通用せん訳で
- 573 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 22:37:04 ID:tn1XbQGc0
- モンテクリスト伯を読んで面白いが時代遅れの色あせた小説だって人が居たな
- 574 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 22:56:17 ID:BMlef.qw0
- うみねこは読者より作者の発言が１番の原因だから他とは大分事情が違う
- 575 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 23:02:13 ID:YRrK9XJc0
- 作者のことに関してはひぐらしの頃から変わってないだろ。
むしろひぐらしでそれに耐えられた人間じゃないと、うみねこに移っていけないと思うとひぐらし初期で作者が嫌いになって切った俺が言ってみる。
- 576 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 23:03:28 ID:lE1m0sUg0
- ＞時代遅れの色あせた
つまりそれくらい後に続く人が現れた名作って事じゃなかろうかｗ
- 577 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 23:05:36 ID:2Ue6dHoU0
- 「王道」の元になった作品て、フォロワーが多すぎて埋もれちゃうからな・・・
- 578 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 23:14:24 ID:9BL1Mj0E0
- そして誰もいなくなったとかも今見るとトリックはありきたりだしねえ
ストーリー自体がなかなかおもしろいから十分読めるけど
- 579 ：名無しのやる夫だお：2012/08/27(月) 23:33:40 ID:Y8t2ZYDw0
- 古典ＳＦの名作と言われる作品を今読むと、科学的にツッコミ入れる所が多すぎたりするしな
それだけ科学が進歩して知識が一般化したあらわれでもあるんだけど
- 580 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 00:29:11 ID:rFZE2BBw0
- 昔のSF見ると今の時代すげーと思うのが電話だな
- 581 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 01:29:38 ID:1WPAhJjU0
- パソコンもなかなか
- 582 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 01:34:05 ID:t8DRLc1Y0
- ちと毛色違うがグリッドマンとか凄かったな・・・・今見るとフロッピーに収まる魔王様とかシュールなシーンもあるがｗ
- 583 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 02:18:03 ID:uqlRcmF20
- CDって言葉自体がもうCDだもんね……科学進歩には眼を見張るものがある
- 584 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 10:37:47 ID:d.WL0eIs0
- 最初の悪魔召喚プログラムはBasicだったんだぜ……
- 585 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 12:05:08 ID:04d60lR20
- LINE PAINT文でじわじわ描かれていく悪魔のビジュアル想像して吹いた
- 586 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 12:35:41 ID:wF3Yr/gc0
- 昔のSF見ると、モニターが薄くなるという発想まで至らなかった人の多い事
- 587 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 12:51:10 ID:doPMyv/c0
- >>586
モニターがでかくなる、は簡単にたどり着くんだけどなー。
- 588 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 13:04:37 ID:3xiLastY0
- >>586
ブラウン管が薄くなるなんて思わないしな。
- 589 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 13:18:40 ID:inEvAjic0
- 電子回路が真空管の時代か・・・
- 590 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 20:00:29 ID:h/as9PTA0
- SFといえば2001年宇宙の旅がすごかったな。科学考証をガチな科学者が担当しただけある。
一番すごいのは科学技術の予測よりも中国の台頭を40年以上前に予想してたことな気もするけど
- 591 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 21:35:18 ID:4wLZtYho0
- 未だ宇宙の旅においつけない現実が若干残念でもあり
でもあの世界にパソコンとインターネットはなさそうだしなあ
- 592 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 22:30:41 ID:WAr6lZJY0
- 上の方で出てた悪魔召喚プログラムの話で思い出したけど
偽典・女神転生で特定悪魔の召喚プログラムを無限に無償ダウンロードできる端末とか
添付ファイルを解凍すると悪魔のアストラル体が召喚されて体をのっとられるウイルスとか
型月の魔術師が聞いたらひっくり返りそうな代物があったな･･････
一番の驚きは召喚プログラムがソロモン７２柱の上位クラスでもＤＶＤ１枚で収まることだったが。
- 593 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 22:36:54 ID:MV7oNdsk0
- 十分なインフラ整備と技術開発が可能な予算があれば宇宙旅行は比較的すぐにでも可能になると聞いたけども
今は宇宙開発に予算があんまりでないらしいしな
いまいち経済的なメリットがないらしく
宇宙で資源採取とかしようと思ってもその何十倍何百倍もの燃料が必要と言われるし
- 594 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 22:49:41 ID:h/as9PTA0
- メガテンの召喚プログラムはあくまで召喚儀式を再現してるだけで悪魔自体は魔界にいるとかなんとか。
容量云々言ったらそもそも初期はどんな神様もフロッピーにいれてたことになるしな。
IFのケルベロスなんて例外もいるが
- 595 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 22:55:04 ID:svkDK8mw0
- >>594
偽典のデジタル・デビル・メイルは悪魔データそのものを添付して送るシステムだ
- 596 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 23:31:57 ID:wjsqEBzA0
- 原子配合を変えるリアル錬金術もやろうと思えばできるけど、できる金よりコストがかかるからできないって話があるしなｗ
- 597 ：名無しのやる夫だお：2012/08/28(火) 23:56:06 ID:MV7oNdsk0
- 1ｇの金作るのに何億何兆とかそれくらいコストがかかるはず
- 598 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 02:31:51 ID:DPMYIqSM0
- それなら海水から取るとかジェットエンジンを洗浄して取った方がいいわな
- 599 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 03:22:25 ID:6VcdLiWQ0
- >>595
1GBのDDM（デジタルデビルメール）ナツカシス
- 600 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 06:37:36 ID:Z3TO3wBY0
- フロッピーディスク1枚のOSでフィギュアサイズのロボットでプロレスさせてた時代でもあった
80年代はPCに未来見過ぎだったな
- 601 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 18:36:51 ID:jFlgysW60
- 二足歩行可能な美少女型ＰＣが廉価販売されるまで普及するのは何十年後になりそうなのかなぁ？
例え生涯独身であったとしても美少女ＰＣからの介護を受けて看取られて逝けるなら本望なのに…
- 602 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 22:37:44 ID:0CTBx9PI0
- >>601
スレチなだけでは飽き足らず、わざわざageてまで一般人ならドン引き確実な書き込みをするとは。
「ラブやん」のカズフサみたいな奴って現実にいるのな
- 603 ：名無しのやる夫だお：2012/08/29(水) 22:48:48 ID:6VcdLiWQ0
- ちぃ、覚えた
- 604 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 13:51:02 ID:xjwhaIes0
- マルチを夢見るのはいいが
感情が人間と変わらないセクサロイド作るより、クローン技術研究した方が早いな
クローン法の設定と徹底をきっちりやらなければ奴隷制度の再来だが
そしてメガテンの召喚プロクラムって初期(ＦＣ)と今では設定が少し変わっているそうな
初期の方では悪魔本人が呼び出されたけど(だから主人公達が魔界に行く展開もアタタタタ)
今の設定ではあくまでも本体は魔界にあり、呼び出されるのは分霊
故にこちらで沢山悪魔を殺しても魔界本体にはたいして痛痒は与えられないとか何とか
なんにせよ、中島凄い
- 605 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 13:57:58 ID:vf1D6XTQ0
- クローンなんてただの人間じゃん
そこに萌えなんて欠片もないじゃないか
- 606 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 14:45:55 ID:azaCZTF.0
- >>604
どこのやる夫スレで仕入れた知識が知らんが、分霊云々は公式設定じゃないぞ
メガテン関連スレで分霊設定が公式みたいにいうとpgrされるから気をつけてな
- 607 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 15:05:26 ID:eRRt2zfY0
- やる夫デビルサマナーの影響は大きいなｗ
- 608 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 15:23:02 ID:kOYwtGH.0
- 一応分霊設定のもとはTRPG 版だから完全なやる夫スレネタとも言えないけどな
- 609 ：名無しのやる夫だお：2012/09/01(土) 17:15:22 ID:YpUlA2jo0
- 分霊ネタは偽典・女神転生で知った
まあ、やる夫スレの使われ方とはだいぶ違うけど
- 610 ：名無しのやる夫だお：2012/09/02(日) 07:51:54 ID:eO1qUK9Y0
- ライドウでもチラッとでなかったっけ＞分霊
数年前の話だから記憶があいまいだが
- 611 ：名無しのやる夫だお：2012/09/03(月) 09:28:04 ID:EnNWRnng0
- ググると引っかかるのはTRPG関係ばっかりだね
後は神霊が四文字の分霊ってくらいで
- 612 ：名無しのやる夫だお：2012/09/03(月) 14:52:00 ID:v2RQV8xM0
- 偽典のは、本体と分霊ってか力ある魔神のそれが分散して
個別に主人公とかソロモン魔神とか魔王とかになってて、どんどん倒してたくさん吸収した奴が
原型であるバールに覚醒みたいな流れだったようなうろ覚え
- 613 ：名無しのやる夫だお：2012/09/03(月) 22:31:12 ID:1qby4Lkg0
- >>610
ライドウのは、修験界の神社のお稲荷さんが自分のこと宇迦之御魂神の分霊
とか言ってただけな気がする。俺もうろ覚えだけど。
- 614 ：名無しのやる夫だお：2012/09/03(月) 22:49:55 ID:vtvWJkto0
- まあそろそろスレ違いのメガテン話はふさわしいスレでやろうぜ
- 615 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 00:41:24 ID:hskMpiUE0
- サーヴァントは英霊の座にある本体の情報を使って作られた分身だから、一種の分霊とも言えるわけで
あら不思議、一周して話がFateに戻ってきた！
- 616 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 01:33:17 ID:dtg2KU5M0
- 座から送られてきたわけじゃないから紅茶さんは「厳密には本人じゃない」って解釈になるのか
- 617 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 07:26:34 ID:bQi577Gc0
- ムーンセルだとクラスは違うが同キャラ対戦とかもあったのかなあ
- 618 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 11:17:17 ID:oKRJt10o0
- 原作３次だと、双子がそれぞれセイバーを違う側面で呼んでたんだっけ？
- 619 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 12:05:08 ID:9AUxOAtg0
- 少なくともゲーム本編では３次のアレを除けば
違うマスターが同じサーヴァントを連れている例は報告されてないな。
過去にはあったかもしれないしなかったかもしれないが。
- 620 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 12:09:41 ID:y6E//bBw0
- 世間一般ではこうだけど、と前フリした上で
現場にはあり得ないぐらい例外ばかり集めるのがきのこ節
- 621 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 18:58:36 ID:vAUjt7fw0
- 未だに出てこないな、平均的な魔術師とか死徒とか鯖
- 622 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 20:55:35 ID:ZElHKE7o0
- Extra勢は平均に近いやつ出てね？
- 623 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 21:00:39 ID:422yMws.0
- アインナッシュの森で玉砕したり、バルトメロイに虐殺されてたり、事後の描写ならあるよ！
- 624 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 21:44:54 ID:WlMfxSh60
- 緑茶とか結構平均的じゃね？
と思ったがあのステってペナルティ食らったあとだったら多分元のステはかなり高いよな。
- 625 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 22:38:38 ID:u63xDl660
- 緑茶「それでも俺、英霊にゃ及びませんから。狙撃とイケメンフェイスしか能がない凡人っすから」
紅茶「表出ろ」
若布「お前にも怒る権利ねぇよ」
- 626 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 22:41:50 ID:5lqZ5Nw60
- ムーンセルの英霊は座から来た存在じゃなくてムーンセルが情報をもとに仮想世界内で再現したプログラムじゃなかったっけ
- 627 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 23:30:18 ID:yvpsmVZw0
- >>624
ステ情報が解禁されるのは決戦終わった後だし、あれが本来の数値じゃね
あまり強いのも違和感あるしな
- 628 ：名無しのやる夫だお：2012/09/04(火) 23:43:58 ID:WlMfxSh60
- >>627
そりゃそうか。たしかに正面から挑んだら強い相手にはかなわないてきなこと言ってな。
>1さんもそれ踏まえて誠に「せめて他のロビンフッドだったら」っていわせてたしな。
- 629 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 13:12:27 ID:gkJMTX6c0
- 筋力Ｄ敏捷Ｃの弓兵でも筋力Ｂ敏捷Ａの槍兵と切り結べるんだから本当にステータスなんて飾り。
一応、初戦は様子見の縛りがあったとはいえ。
- 630 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 15:40:45 ID:m0PP9Ds.0
- ランサーって通常白兵戦用の技能がアレだからなぁ
ルーンはあんま使わないし、戦闘続行と仕切り直しは生き残り用だし、
その点アーチャーは心眼（真）と千里眼フル活用
それで手加減してるランサー相手に防戦ぎりぎりなんだからやっぱステータス差はしっかり出てると思うよ
- 631 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 15:50:55 ID:k2LwMAN20
- まあそれにアーチャーの戦い方自体が全力で守る戦い方だからな
永久に戦い続けたとしても、アーチャー側が勝つ確率は０％な戦い方
それで互角といわれたらランサーの立つ瀬が無い
- 632 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 17:29:27 ID:0O7anrXE0
- 武器使い捨てまくりで、やっと迎撃できてるって描写もあったしな＞アーチャー
- 633 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 17:33:06 ID:l8i7BYTI0
- 適性ないのにある程度できちゃうのは凄いんだけど
狙撃屋なんだから真っ先に前線行こうとするなよと誰もが言いたくなるｗ
- 634 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 19:57:43 ID:JgasV.Jw0
- >>630
2戦目のことを言ってるなら、手加減ってのは息が残ってたらとどめは刺さないとかそういうレベルの話だったはず
- 635 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 20:15:41 ID:1fw4Ryow0
- Fateはチートだらけだけど、その中で最初に読んだときに一番チートだと思ったのは士郎の弓の才能だわｗ
見えてる範囲なら必中とかなんだそれ、と
他のはファンタジーだからで納得できたけど、士郎の弓だけは魔術とか神秘とか無関係だし
- 636 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 20:16:53 ID:CqqE7Ecc0
- 士郎は様々な方面で飛び抜けた天才だから
- 637 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 20:26:23 ID:m0PP9Ds.0
- 士郎は努力しなくても弓方向はガンガン伸びてアーチャーになっちゃう子だから……
- 638 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 20:35:00 ID:kbmqhJdc0
- ※必中ではありません
単に初期の常識外れの魔術回路形成が弓道と同じだっただけじゃなかったか？
それを命懸けで毎日磨き上げたなら上手くなるんだろうさ
実戦で役立つかは知らんけど
- 639 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 20:43:46 ID:1fw4Ryow0
- >>638
必中じゃないソース教えて欲しい
弓道始めた頃は失敗していたとか言う話は無しで
魔術回路の修練と根っこが同じと言っても、魔術で当ててるわけじゃないから現実の弓矢の命中率で考えてしまうわけで
現実と比べて無理具合が分かる分、一番チート具合が鼻についた設定だという個人的感想さね
まあ、ファンタジー世界の主人公だから、で済ませば終わる話だというのは分かってる
- 640 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 21:03:02 ID:YGScOR.A0
- そろそろ>>1が戻ってきてくれないと雑談が延々続くぜ
- 641 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 21:06:41 ID:l8i7BYTI0
- 外れると分かって射れば外れるので
当たるか当たらないかが構えただけで分かるゲームの命中率表示みたいのを生身で持ってるように見えた。
本人は魔術鍛錬と同じようなイメージでやってるからずるっこだと言ってるが、
他の魔術師に聞かれたら、ねーよ！としか返って来ない気がするｗ
- 642 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 21:12:07 ID:/pZnnWbs0
- サーヴァント・アサシン（シモ・ハユハ）は言いました。
「練習すれば誰でもできる」
- 643 ：名無しのやる夫だお：2012/09/05(水) 21:13:14 ID:O28y/Gjs0
- 士郎はfate開始時には弓の腕前は英霊レベルってきいたけど
- 644 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 00:53:30 ID:ifVB6aHw0
- 弓と目に関しては生来の才能があったんだろ。そうじゃなきゃ弓の英雄なんてなれるわけない
そもそも属性が剣なのになんで弓なんだよ。おとなしく剣道やっとけよ。
- 645 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 00:54:38 ID:hF1.c3960
- だから壊れた幻想という…
- 646 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 01:56:55 ID:avV1Sqxg0
- ぶっちゃけ壊れた幻想は大河と凛のせいなんじゃなかろうか・・・
- 647 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 01:57:44 ID:lMF53Blo0
- ああ、幻想壊れるな
- 648 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 15:08:05 ID:2YuHpcso0
- 士郎の弓は当てるために射つんじゃなくて当たるから射つってレベルですし
- 649 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 19:50:46 ID:8.5d5plg0
- つまり、当たらなければいつまでたっても射てない？
- 650 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 20:00:25 ID:WldGfJY20
- 撃てないというか無駄だから撃たないんじゃないのか？ｗ
牽制になるときは撃ったりもするだろ
- 651 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 22:15:12 ID:hF1.c3960
- >>646-647
いや、だから剣を練成して矢の代わりに撃ってるじゃないかって意味だったんだけど。
まあ、アレは士郎じゃなくてアーチャーエミヤだけどw
- 652 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 22:43:41 ID:n4FWzFCY0
- >>644
起源が剣になったのはアヴァロンを埋め込まれた影響だったはず
もしアヴァロンを埋め込まれずに生き延びたとすれば無限の剣製には目覚めなかっただろうな
- 653 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 23:47:55 ID:bT.An9W60
- 無限の剣製のかわりに無限に矢が突き刺さった固有結界もちになるのか・・・
ある意味アーチャー的には便利きわまる能力になるがｗ
- 654 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 23:51:55 ID:n4FWzFCY0
- どうせ飛ばせるんだから特殊な効果がある魔剣を複製できるほうがいいだろｗ
- 655 ：名無しのやる夫だお：2012/09/06(木) 23:52:33 ID:FBkwrahg0
- 全身に矢を受けてしまってな…
- 656 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 00:16:23 ID:xVUgbbdQ0
- >>655
ガードさんはお帰りください
- 657 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 00:54:48 ID:UGZz4Fd.0
- あれは膝だｗ
英霊的に弁慶とかかなｗ
- 658 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 00:54:57 ID:wM6j1tQo0
- 必中狙撃の恐ろしさは緑茶さんやゴルゴさんやのび太くんが教えてくれた
士郎がガチで殺す気になって狙撃に徹すれば
マスター殺すぶんには十分やれそうな予感
自動防御もってるケイネスと人間辞めた虫ジジイと黒桜さんは厳しそうだが…
- 659 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 00:58:55 ID:SjyHRINQ0
- >>658
無限の剣製と壊れた幻想を組み合わせられるアーチャーエミヤの領域まで行くのなら、
どうとでも出来そうだけどな。
まあ、宝具爆弾の過剰攻撃というものすごく魔力消費する攻撃だが…。
- 660 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 01:00:51 ID:Qy2XlzfI0
- ケイネス先生はともかく、虫ジジイは全部仕留めきれるかが難しそうか？
徹底的にやるつもりなら可能だろうが
- 661 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 01:24:50 ID:DcEzziKg0
- 士郎さんが弓矢の不意打ち長距離狙撃でマスター暗殺して聖杯戦争終わらせようと決意しますた
得物は強化した必中弓矢と仮定
凛⇒うっかり死ぬ
イリヤ⇒肉体的に子供だし当たればまあ死ぬな
桜⇒人間辞めたら矢が急所ぶち抜いたくらいじゃどうもならんか
ワカメ⇒普通に死ぬ
先生⇒元暗殺者っつっても人間だし急所に当たれば死ぬだろ
キャス子のマジカルバリアさえなければだが
マーボー⇒考えてみりゃこいつも人間辞めてるな
心臓ぶち抜いても駄目臭い
ダメット⇒駄目だから死にそうだが無限コンティニューで対応されそう
虫ジジイ⇒虫になって分裂されたら数多すぎて全て打ち落とすのは厳しい
山門⇒あれ対飛び道具バリア付いててエクスカリバーでも駄目なんじゃなかったっけ
矢で完全破壊はムズイ
- 662 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 01:28:42 ID:H5UrXu6o0
- なんか麻婆ってゲイボルグ喰らっても死んでなかったような覚えが・・・どのルートだっけ
- 663 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 01:31:32 ID:dYqUfNq60
- ゲイボルグは死ぬよ
平気なのはザバーニーヤ
- 664 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 01:53:09 ID:lgHIv9PM0
- ゲイボルグは刺さったら無数のトゲが体内を引き裂くしな
- 665 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:09:15 ID:veFGDuvc0
- >>661
弓の有効射程はせいぜい30メートル、長距離狙撃という前提自体が成立しない
遠くへ飛ばすだけなら100〜200メートルは飛ばせるけど、これは本当に飛ばすだけで目標を定めてすらいないから、
さすがにその状態で必中は望めない
必中といっても目標に当たるだけで、当たるはずの矢を相手がどう防御するかまでは考慮されてないし、せいぜいこんなところだと思うよ
凛：うっかり死ぬ
ワカメ：普通に死ぬ
桜：矢を放つ前、殺気の時点で影に気付かれて食われる
イリヤ：バーサーカーさんが側にいない状況がまず考えられない。矢を放つ前、殺気の時点で気付かれてカキン
先生、麻婆、ダメット：矢を放つ前、殺気の時点で気付かれて対処される
爺：矢が当たっても平然としてる
山門：そもそも矢でどうにかできるようなもんじゃない。破城槌でも持ってくるべきｗ
- 666 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:11:11 ID:yMYMGyGM0
- >>661
必中とはいえ相手は的じゃなくて人間なんだから普通に対処される場合もあるんじゃね
凛とかワカメはともかく先生・ダメット辺りは普通に叩き落としたりしてきそうだ
あとサーヴァントの位置にもよるけど普通に守られて終わる場合も多そう
- 667 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:12:58 ID:DR4aeGwI0
- 当たれば死ぬ相手は死ぬ or 士郎がマスター狙いとかまず考えられない
の二極化にしかならない
- 668 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:14:50 ID:jAW.BbcE0
- お前ら本当に雑談が自重できないのな
- 669 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:17:04 ID:Qy2XlzfI0
- >>665
サーヴァント無くした士郎がそっから聖杯戦争勝ち抜くルートあるから、そこからの妄想であろうものにツッコミ入れすぎても・・・ｗ
後、型月世界じゃ普通に弓の長距離狙撃は将来的な士郎である紅茶がやってのけてるじゃんｗ
- 670 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 02:49:01 ID:veFGDuvc0
- >>669
弓も矢も射手も人間の限界を超えてる英霊のアーチャーと、人間の士郎を一緒くたにしちゃいかんでしょ
- 671 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 21:30:33 ID:yLWjmA9o0
- なお、Fateルートにて士郎はセイバーと交戦中のヘラクレスの目に矢を命中させると言う神業を披露した模様
- 672 ：名無しのやる夫だお：2012/09/07(金) 21:33:25 ID:6jxC6D1A0
- 聖杯戦争ではよくある事
- 673 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 00:14:08 ID:mqny8a3.0
- リアルの日本の弓矢の達人だと阿波研三（19世紀末から20世紀初期の人）は暗闇で的の中心を矢で射ぬいて、
さらに的に突き刺さった1本目の矢に2本目の矢を当てて引き裂いているな
ちなみにこの人は恐らく士郎の「当たる時に矢を射るから当たる」という発言の元ネタの人だと思う
「的を狙わずに目を閉じて的と自分が一体化した時に射れば外れることはない」という哲学の持ち主で
実際に普段から目を閉じて弓を射たという
- 674 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 00:58:50 ID:5R8iGsUM0
- キャス子の山門の結界てカラドボルグとか撃ち込んでも無駄？
- 675 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 14:12:29 ID:xtDgB2Xw0
- BANZOKUやTUBAMEがいる世界で
リアル弓矢の殺傷距離がうんたら言ってもしょーがあんめえ
士郎さんが強化して射れば数百メートル必中殺傷余裕
当たるから射るんであって殺気なんて皆無ってくらいの前提で行かんと
生前の緑茶さんの弓矢暗殺って大体そんな感じだったんじゃなかろうか
まあそれに加えて毒と罠と寝取りが付くんだが
- 676 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 14:16:53 ID:BhAYNweI0
- まあ、サーヴァントには矢避けの加護持ちとかいなかったっけ？
- 677 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 14:52:20 ID:qL118Km20
- 士郎さんが緑茶さんを参考にして聖杯戦争終わらせようと決意しますた
凛⇒寝取り
イリヤ⇒寝取り
桜⇒寝取りorBARUSAN
ワカメ⇒射殺
先生⇒射殺or毒殺
キャス子のマジカルバリアさえなければだが
マーボー⇒…なんか寝取りでどうにかなりそうな気がせんでもない
ダメット⇒寝取り
虫ジジイ⇒ＢＡＲＵＳＡＮ
山門⇒日本ブレイク工業に依頼
- 678 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 15:35:18 ID:7qKdxthA0
- 今でも鉄心エンドは詳細を待ちわびるレベル
衛宮士郎で無くなりかけた結果、Fate世界で良くある始まりの理想を失ったら破滅するという展開になりそうだったのに
そこからどういう風に自分を取り戻して人食い楽しんでいる桜を退治するのか。
めちゃくちゃ読みたかった。
- 679 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 15:40:09 ID:/rjNE.LU0
- >>678
鉄心は普通に破滅じゃないか？
単に聖杯戦争に勝ったというだけで士郎の心は完全に磨滅して生き地獄を味わってるだろう
- 680 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 20:53:32 ID:EAOA2r.Y0
- 破滅なのは当然過ぎるだろ
令呪無い鯖無い魔術三流（？）な状態から、どうやって聖杯戦争勝者になるかの過程が想像できないから見たい
- 681 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 21:45:09 ID:4PwqHAmg0
- >>678
別に自分は取り戻さないだろ、あれ。
桜大好きーっておびよせて、背中から誰かに撃たせるとかそんなんが続いたんじゃないの。
- 682 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 21:50:02 ID:7qKdxthA0
- >>681
自分は取り戻してると思うよ
その願いが美しいと思う気持ちと、救われた人の笑顔を見たいという願い、手の届く範囲を救いたいという心が取り戻されるから
桜ルートは選択から逃げ続けて自分を失った末だと思えて仕方ないんだよな。
最後には自分すら失って人形になるし
相手は自分よりもシナリオ本編で繰り返し姉を求めているって言ってるし
- 683 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 21:52:42 ID:svXqRip60
- 桜ルート自体は士郎がロボットから人間になるルート。鉄心は中途半端なロボットだったのが完全にロボットになるエンドって気がしてたが
まあロボットである状態が士郎の常態であるとしたら、たしかに自分を取り戻してるってことになるのか？ｗ
- 684 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 22:06:58 ID:SRftzmHY0
- 鉄心士郎＝迷いを捨てたキリツグだと思えば優勝もあり得る
- 685 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 23:10:26 ID:RZGJkxVs0
- >>684
士郎には切嗣みたいな戦闘技術はない
- 686 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 23:12:04 ID:4PwqHAmg0
- >>683
>>684
だいたい同じ理解をしてた。
- 687 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 23:12:30 ID:1qMGakXw0
- だから覚悟決めただけでどう始末つけてったのかが気になるよな
- 688 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 23:12:57 ID:4PwqHAmg0
- >>685
それこそ桜の愛情につけこんで、サーヴァント皆殺しにしたあげく、
桜をぶっ殺せばいいんじゃないの？
- 689 ：名無しのやる夫だお：2012/09/08(土) 23:31:59 ID:EAOA2r.Y0
- あれ？
鉄心ENDって桜殺した後のENDだろ？
どうやって桜利用するんだよ？
- 690 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 00:17:26 ID:vWW8cias0
- >>688の脳内では桜は生きてるんだろう
- 691 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 00:31:55 ID:X7OabAzo0
- >>690
桜を見殺しにした後では凜を篭絡するのも不可能だしイリヤルートに入るしかないよね
マーボ神父が桜を仮死状態にでもして蟲爺さえも欺いていたなら話は違ってくるけど…
- 692 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 00:44:24 ID:80iKN06g0
- >>689
桜は利用できなくてもライダーは利用できそうだな
殺す時にただ殺すんじゃなくて、言峰がバゼット相手にやったみたいに令呪もぎ取って主替えさせて
で、（具体的にどんな手段使うのかまでは思いつかんけど）切嗣ばりの悪辣な罠で蟲爺とアサシンぶっ殺して、
最後は言峰が「10年前にお前の父親と付けられなかった決着を今付けよう」とかいって襲いかかってくる、と
- 693 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 00:54:19 ID:8BfWQ2Ps0
- 言峰の愉悦っぷりからして外道働きは確実にしまくるだろうけど
切嗣ほどの火器がないから同じ真似はできんしなあ…藤村組が武装援助してくれるのか
はたまた赤弓よろしく宝具爆弾か
- 694 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 01:34:54 ID:lr/A7YsI0
- 雑談楽しそうでいいね
- 695 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 03:08:38 ID:YBl21xdA0
- いま現在の戦績って
○やらない夫 VS 銀ちゃん
美琴 VS 蒼星石
残りがハルヒ、谷口、パティだったよな
- 696 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 03:11:20 ID:7ecPzAP20
- >>695
あとキラね
- 697 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 05:18:13 ID:J8qvSAbU0
- 谷口がこの辺りで消えそうで凄い怖いわ・・・
- 698 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 09:09:51 ID:PBWtdcxM0
- そろそろ700だし１が帰ってくるまで減速しておくかな
- 699 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 09:27:09 ID:62qPIDD60
- >>697
>>1的にはもっと早く消えてたんだっけ
むしろヒュンケルばりに長生きしたりして
- 700 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 10:20:02 ID:YoD4wSTM0
- 鯖がシモヘイヘだからなぁ
- 701 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 21:37:00 ID:Wd9bM9a.0
- ただアゴが弱点だってのも有名
まあ弱点ってか負傷箇所だが
英霊レベルまで行けば無敵の○○が唯一傷を負ったただ一つの弱点みたいな扱いになりそう
本田忠勝なんか戦場で負傷したらそのまま死にそうだ…
- 702 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 21:45:46 ID:72SxjIOs0
- 忠勝も戦場で馬を殺されて落馬したりとかしてるんだけどな
落馬しても即座に起き上がってそのまま戦いに赴いたバイタリティの持ち主だが
- 703 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 22:02:37 ID:UXQ3PMUQ0
- 「即座に起き上がって戦に向かった」って所の方が強調されそうな逸話ですね
- 704 ：名無しのやる夫だお：2012/09/09(日) 22:19:25 ID:SgrxWsiY0
- もう減速しなよ…
- 705 ：名無しのやる夫だお：2012/09/15(土) 17:59:00 ID:bajC.oSg0
- 作者帰還いつごろだっけ？
- 706 ：名無しのやる夫だお：2012/09/15(土) 21:44:33 ID:a27DMIUw0
- ２０１７年
- 707 ：名無しのやる夫だお：2012/09/15(土) 21:48:35 ID:RhPzKiJ60
- それは読者の錯覚で本当は２０３４年
- 708 ：名無しのやる夫だお：2012/09/30(日) 00:34:49 ID:OZqK7P2M0
- test
- 709 ：名無しのやる夫だお：2012/09/30(日) 09:19:39 ID:L45sVipY0
- そろそろなんらかの反応を・・・
- 710 ：名無しのやる夫だお：2012/10/05(金) 02:02:10 ID:m0iZppD20
- さすがに1ヶ月以上何の音沙汰もないのは……せめて生存報告だけでも
- 711 ： ◆aajRqaKlT.：2012/10/05(金) 02:04:36 ID:B.OPy4Ww0
- ごめんね！ 生きてはいるよ！ でも生活がいっぱいいっぱいさ！
……うん。申し訳ない。
まあとりあえず何か話題振ってもそれでスレ加速して埋まっちゃっても困るんで生存報告のみ。
- 712 ：名無しのやる夫だお：2012/10/05(金) 02:09:43 ID:.aLNilto0
- リアルが第一故……乙です
- 713 ：名無しのやる夫だお：2012/10/05(金) 02:53:56 ID:m0iZppD20
- おおう、激しく乙です
- 714 ：名無しのやる夫だお：2012/10/07(日) 07:22:07 ID:FhTayp9w0
- 9月は決算期で、10月前半は遅れた業務の処理が大変だしな。
>>1さんの職業が何かは知らないが、学生以外は何かしら忙しくなるもんだし、
リアルを大事に頑張ってください。
- 715 ：名無しのやる夫だお：2012/10/20(土) 10:25:04 ID:URkA.uZg0
- UP主マダー？
- 716 ：名無しのやる夫だお：2012/10/20(土) 12:20:34 ID:C69m9ZEs0
- あせるな、儲けがすくなくなるよ？
- 717 ：名無しのやる夫だお：2012/10/20(土) 15:53:32 ID:0SyUl8jA0
- 言外に乞食と言っておるな
- 718 ：名無しのやる夫だお：2012/10/20(土) 20:39:39 ID:3ekrsBLQ0
- けんかはよせ！はらがへる
あの人もサーヴァント化される可能性が微レ存
- 719 ：名無しのやる夫だお：2012/10/21(日) 17:57:58 ID:cwvFUdcs0
- >>715
ニコ厨は巣に帰れ
- 720 ：sage：2012/10/26(金) 00:57:54 ID:eAHkF3Uo0
- 早くしろよ糞主
途中でバックレとか富樫かよ
- 721 ：名無しのやる夫だお：2012/10/26(金) 02:15:38 ID:UgClPiYQ0
- これは恥ずかしい
- 722 ：名無しのやる夫だお：2012/10/26(金) 17:54:48 ID:kIV0SGIs0
- 最近の夏休みはまだ終わらないんだな
- 723 ：名無しのやる夫だお：2012/10/27(土) 23:16:06 ID:BfyWTbhc0
- で、マダなの？
- 724 ：名無しのやる夫だお：2012/10/28(日) 00:59:03 ID:2.HvSbFY0
- 粘着酷いな…
- 725 ：名無しのやる夫だお：2012/10/30(火) 20:30:01 ID:ipHTXwus0
- おーいUP主生きてるか？
そろそろ更新してよ。
- 726 ：名無しのやる夫だお：2012/10/30(火) 21:27:14 ID:7xEOdfwI0
- 規制かけろよこいつ・・・
呼び方がキモい
- 727 ：名無しのやる夫だお：2012/10/30(火) 22:40:32 ID:vCTuGzzM0
- UP主って呼び方からしてニコ厨かダウソ厨だろう
- 728 ：名無しのやる夫だお：2012/10/30(火) 23:18:11 ID:9hyr8WxU0
- 最近はUP主って言い方使っただけでも規制対象になるのかｗ
他人事ながらおっかないな
- 729 ：名無しのやる夫だお：2012/10/30(火) 23:20:07 ID:IhHIihQ20
- >>728
ジョークなのかアスペなのかわかんねぇ
- 730 ：名無しのやる夫だお：2012/10/31(水) 00:31:20 ID:lboyLrmg0
- 規制・・・？
- 731 ：名無しのやる夫だお：2012/10/31(水) 00:59:18 ID:dk2S4uOw0
- UP主って言葉でどこのコミュニティをメインに活躍してるかわかるのか。
俺にはさっぱりだったが
- 732 ：名無しのやる夫だお：2012/10/31(水) 01:13:56 ID:YMLScv6c0
- 使ってる言葉なんかどうでもいいの
作者に投下の強要をするのがいけないの
馬鹿はそんなことも理解できないんすか
- 733 ：名無しのやる夫だお：2012/10/31(水) 08:31:37 ID:Y2UHG5jg0
- 理解できないから馬鹿なんだよ
そんなことも理解できないんすか
- 734 ：名無しのやる夫だお：2012/11/01(木) 00:43:02 ID:yLLvSMJ.0
- >>726
お前前スレも規制規制言ってていつまでも口ばっかだなｗ
ほーら俺は全然書き込めてますよｗ
早く規制してくださいよｗ
- 735 ：名無しのやる夫だお：2012/11/01(木) 15:36:35 ID:e/3bKtkg0
- 俺前スレに書き込んだ覚えないけどな
規制される行為ってわかるならすんなよと思いつつ、
作者がどうするか決めるものなので俺は何もしないよ
というかスレ埋まるほどじゃないし君がいなくなろうがどうなろうが割とどうでもいい
- 736 ：名無しのやる夫だお：2012/11/01(木) 16:03:38 ID:/oJR1yKY0
- なら最初からゴチャゴチャ言うなよ
- 737 ：名無しのやる夫だお：2012/11/03(土) 19:46:34 ID:lKaZIshQ0
- ：：： ：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：： ：：：：
：.ﾒﾉ / ：：：： ｌ / ：：：：：：：：：： _／ ：：： ｌ ：l ｌ ヽ j ヽ
：./ /：：：：：：：ｌ/ ：：：：Α 一 ﾍ ： ：： l ：│： ト ゝ
：.{/：：：：：：：：：：：：：,. ' ￣ ｀ヽヽ ： ： ｌ ：レ：：」ヽ ゝ、
：：：：：：：：：：：：：：： / ',：ﾍ ,.‐＝ ﾐ ：ｌ：：ｌ | 」
：：：：：：：：：：：：：：： ! l：+-/ '､：：：ｌ | ｛
：：：：：：：：：：：：._..‐''..、 ,'：：ｌ ! }：：ﾉ / 1′ 出番はいつに…
：：：：：：：：：：.く ヽ . ＿ .. '：：：ｌ `、 ﾉ：/ ／
：：：：：：：：：ヽ ／：：：：：ｌ l.` ‐ ' .l ／
：：：：：：：：：..ヽ （：：：：： - 卜 l
：：：：：：：：：：ヽ ヽ：：：：〔 ／ l：ｌ
_..-−ー‐---........, ,__ ヽ：／ /：l
._..-'''´ ｀ ゛''''ｰ-......,,_ / 」
!´ ｀`''ｰ-..__
ゝ..,,_ `
｀''ｰ--......___ ｌ
￣'''''''''''^''''''''''''''''''''''‐‐‐‐----―′＼
- 738 ：名無しのやる夫だお：2012/11/09(金) 16:20:47 ID:UCiw66j20
- ちょっと流れ変えよう。
ｃｃｃ新情報来たな。
公式にまでインドがくるとは…
- 739 ：名無しのやる夫だお：2012/11/09(金) 19:00:56 ID:1yq3wYBs0
- ジナコ&カルナから4次ライダー組に似た匂いが……！
- 740 ：名無しのやる夫だお：2012/11/09(金) 19:07:47 ID:PozvVKHk0
- 声遊佐って大丈夫かｗ
- 741 ：名無しのやる夫だお：2012/11/09(金) 19:49:55 ID:UCiw66j20
- >>740
赤ザコやったひとらしいね
- 742 ：名無しのやる夫だお：2012/11/10(土) 09:33:27 ID:RzHFD.Pk0
- ウラタロスとかチャラ系多いけど
結構いい感じじゃないかな？
- 743 ：名無しのやる夫だお：2012/11/10(土) 09:49:12 ID:TfMl1PBc0
- あのキャス狐と同類っぽいエロ可愛い子はランサーで凜の関係者とか・・・・あれ？ひょっとして兄貴捨てられた？
- 744 ：名無しのやる夫だお：2012/11/10(土) 09:59:07 ID:dUY4H6I.0
- 実は女体化
- 745 ：名無しのやる夫だお：2012/11/10(土) 20:44:25 ID:CkG95FAo0
- あの新情報で一番目にとまったのは椅子に座った女主のフトモモだったのは
俺以外にもいるはず。せっかくタイツじゃなくなったんだしな！
- 746 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 03:21:32 ID:t8KhoIbM0
- 昨日見つけて読破してきた
1階廊下の女子生徒「あの、一応本編でベスト8だった私は？」
他のベスト８はしっかり出ているのにこれは酷い…
- 747 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 10:38:53 ID:z8iEfeOA0
- 心底どうでもいい
- 748 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:14:14 ID:BBc11G160
- どうでもいいけどもう2ヶ月だぜ。
そろそろ更新しろよ
- 749 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:25:09 ID:z8iEfeOA0
- いつもの読者様（笑）ちーっす
- 750 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:27:48 ID:pIqNtHv20
- いつもの読者様でなくても
そろそろ生存報告ぐらいは欲しい気はするが
- 751 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:37:05 ID:z8iEfeOA0
- 生存報告なんざ半年に一回ありゃ十分だろ
金取ってるわけじゃねえんだから大人しく待ってろよ
- 752 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:39:47 ID:scvCFqbs0
- ３年ぐらいなら待てる
割と本気で
- 753 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 21:45:19 ID:KIqMbvpc0
- ガルディーンやEGFや七姫物語に比べたら全然ラクショーだぜよ
- 754 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 22:03:48 ID:9Ae1R9xc0
- 七姫もう完結してなかったっけ？
- 755 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 22:08:01 ID:dWBdlwjk0
- 封仙娘娘追宝録の気分で待ってるから無問題
- 756 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:09:00 ID:XjNMj6IA0
- 最近読み返して、改めて李書文ってチートだなぁと思ったけど
原作でもやっぱマスター殺して勝ったの？
- 757 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:12:41 ID:ilN4SvsI0
- >>756
原作はマスターに攻撃とかできない仕様です
マスター殺したいなら決闘前日までにやらなきゃダメ
- 758 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:13:32 ID:8nD/qJdQ0
- ゲームなんだから仕方ないが、原作はその辺の融通がきかないから真正面から戦って勝たないと駄目
- 759 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:18:59 ID:XjNMj6IA0
- サンクス
圏境を破るやり方は同じなのかな
それとも何かしら別の破り方とかないんだろうか
- 760 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:23:08 ID:R6JnW0LE0
- このスレじゃ即行で回復して圏境使ってたけど、原作じゃあのトラップにかかった後はあれは使えなくなってた
- 761 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:24:06 ID:8nD/qJdQ0
- 圏境はイベントで破るが、やり方は大体同じような感じ
- 762 ：名無しのやる夫だお：2012/11/14(水) 23:28:31 ID:XjNMj6IA0
- ありがとう
しかし、となると気を狂わすトラップとかを知ってる人間でないと対抗は不可能なのか……
小次郎といい、武術家強すぎだろｗ
古代の英霊がカタ無しじゃないか
- 763 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 00:17:45 ID:yr8dQw660
- おかげでハサン先生が涙目すぎてなあ…
しかし久々に原作やり直したけど本当にモブ目立ってるな
地味にあの巻末SSが出る前にアーチャーに配役してたり神がかっておる
- 764 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 02:02:21 ID:veUQviuA0
- 奇襲前提のハサン先生と陣地作りたい標準的キャスターには辛い仕様ではある
正面決戦じゃなくて冬木ルールなら緑茶さんも本気でヤバかったろう
- 765 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 09:41:25 ID:.668UGZo0
- 李書文が冬木ルールだとガチで勝者になりかねない、というか圏境＞无二打でマスター狙われたらまずアウト、
よほど索敵能力に優れた鯖でない限り、令呪で「今すぐ戻ってこい」とか使えば2度までなら消滅狙いも簡単という
- 766 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 10:48:59 ID:lyEPZq.s0
- 赤剣「大丈夫、余なら防げる」
紅茶「マスター暗殺までなら割と止められる」
キャス狐「私でも防げますからね、一応は・・・その後結局全員死にかけますけど」
- 767 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 11:12:59 ID:PZXEu29c0
- >>766
前提が違いすぎるんだよな…
・相手のマスターが暗殺狙いと知ってる
・敵が目の前にいるのに鯖を実体化させてない
これでやっと暗殺を防げるレベル、しかも瀕死になるおまけつき
- 768 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 13:57:24 ID:7UI9J5Uc0
- >>766-767
冬木ルールだと魔術工房を使えるから、そこまで強くはないかと。
圏境がガチな工房や神殿にも完全に有効なら、ランサーとして呼び出されてるってｗ
- 769 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 17:32:33 ID:QZY021xM0
- まあ、そんなことよりCCCの発売日が確定してほしいものだ
DQ移植もあるし
- 770 ：名無しのやる夫だお：2012/11/15(木) 20:40:35 ID:yr8dQw660
- CCCではモブ達出れるかねえ…
- 771 ：名無しのやる夫だお：2012/11/16(金) 01:30:57 ID:TyDpf6Ws0
- >>769
？もう決まってるぞ。
2013年2月21日だ。超激戦区
- 772 ：名無しのやる夫だお：2012/11/16(金) 11:03:13 ID:ER59XrGE0
- >>771
また延期になるって意味でしょう。
後2回延期になると予想。
- 773 ：名無しのやる夫だお：2012/11/16(金) 19:17:40 ID:4V6wvse60
- 緑茶はダン、もといセルゲイがマスターである以上、冬木でもそうヒャッハーは出来まい
でも4次キャスターの素敵テーマパーク見たら流石にマスターと一緒にガチギレ入ると思う
- 774 ：名無しのやる夫だお：2012/11/17(土) 00:12:49 ID:2TK1VbV.0
- まほよの一件で型月の信用は失墜してしまったのだ・・・
意外なようだが、それまでは発売日発表以後の延期は
一切なかったんだよな、あそこ
- 775 ：名無しのやる夫だお：2012/11/18(日) 10:54:08 ID:ZxXtOII60
- 型月単独の作品でもないし、イメエポは台所事情寒そうだし、決算前にはだすだろ。
- 776 ：名無しのやる夫だお：2012/11/18(日) 23:29:26 ID:e2p8qj6Y0
- >>758
有効なんだよなあ
「魔術理論に生きる者では絶対に感知できない」なんで
- 777 ：名無しのやる夫だお：2012/11/19(月) 18:56:28 ID:Qntt7UT60
- >>776
魔術師である凛のトラップでも破れたから
同じようなのを神殿や工房に仕掛けとけば対抗策になると思われる
- 778 ：名無しのやる夫だお：2012/11/20(火) 00:33:48 ID:3KZrQfQk0
- ザイードェ・・・
- 779 ：名無しのやる夫だお：2012/11/20(火) 18:03:38 ID:oNn57/460
- >>777
問題はそれを仕掛けるところまでこぎつけれるかな気がする。
マスターを一撃必殺で狙われたらどうしようもない
- 780 ：名無しのやる夫だお：2012/11/20(火) 22:50:47 ID:aa2tx7pA0
- そもそも冬木形式なら他の呼び出されたサーヴァントの中に李書文がいるかどうか分からないし、その能力も分からないからなぁ
霊体化したサーヴァントをそばに控えさせて索敵中に突然マスターが撲殺されたり、
あるいは霊体化中のサーヴァント自身が殺される可能性もあるわけで
（サーヴァントである李は当然霊体化中のサーヴァントを認識できるし、霊体化中のサーヴァントへも攻撃は可能）
- 781 ：名無しのやる夫だお：2012/11/20(火) 23:56:29 ID:7Iy/KPgk0
- 認識は出来るだろうけど、霊体化中のサーヴァントに攻撃なんて出来たっけ？
霊体化中は他からの攻撃を受けないけど自分からも他には攻撃できない、じゃなかった？
- 782 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 00:08:26 ID:NKem5i3E0
- >>781
霊体化中でも魔力のこもった攻撃（つまり魔術やサーヴァントの攻撃）は受けるよ
物理は無視できるから逃げる時は霊体化してたほうが有利
てか霊体化中が無敵ならエクスカリバーだろうとエヌマエリシュだろうと余裕で防げるでしょ
しかも瞬時に霊体化して瞬時に実体化可能だから隙もないし
アヴァロン真名解放やランサーの防御ルーンやアイアスの存在意義が消えるｗ
- 783 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 00:35:27 ID:1kEAh5qY0
- 他にもマナの密度の高いものにぶつかると霊体化中でも激突ダメージを受けたりする
- 784 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 02:34:52 ID:1L8BeyQY0
- 前々からこのスレや他の聖杯戦争スレでextraに興味はあったんだが最近になってようやくベスト版を買った
んでノーマルキャス狐さんでやってるんだが・・・
雑 魚 戦 キ ツ く ね ？
なんかそこらの雑魚との戦いが毎回一手読み間違えたら死ぬ決戦状態なんだが
むしろ敵マスターとの戦いのほうが宝具封じ込めてれば勝てるから楽な気すらするんだが
- 785 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 02:39:46 ID:JRaBWVw60
- キャス狐さんは鍛え上げれば最強だけど序盤はハードモードだって有名
- 786 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 02:42:55 ID:hI96DyrY0
- 回線上がってすぐの時が一番つらいわな、手札見えないからｗ
安全にいくならキャス狐さんで初回プレイは避けるのが吉ではあるがｗ
- 787 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 02:43:48 ID:1L8BeyQY0
- ってageてた、スマン
- 788 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 07:02:58 ID:VwDAKMSw0
- 初回でキャス狐だと、手札が見えないからスキルで、
と思ったら相手のスキルでスタンしてゲームオーバーとか普通にあるしな。
- 789 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 08:41:05 ID:Ol7tcJqQ0
- 手の内が分かってても、アウトになりかねないのがキャス狐さんだしなぁ……
1回どころか肝心なところでミスしなければごり押しできる赤セイバーさんが異常ともいえるがｗ
- 790 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 08:48:47 ID:Kn/vr50c0
- キャス狐一週目はボス余裕だが雑魚から不意にマヒとか喰らうとそのまま死ぬというＭ仕様
雑魚戦にまでスキル使ってたらとてもじゃないがＭＰ持たないし麻婆のお世話になるしかないがあんなの初回じゃ限定品と気付けんと言う
- 791 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 10:44:23 ID:sNbvCF1U0
- キャス狐さんはスキル揃うまで割とそんなもん。
と言うか、スキル揃いだしても、雑魚戦で油断するとあっさり落ちる。
むしろ食らったら落ちるのがデフォ。
そのせいで1週目キャス狐さんの序盤は「死ぬほど死ねる」。
逆にスキル（と麻婆他）が揃ってくると色々できて楽しい。
- 792 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 16:11:13 ID:Wad9.Rjs0
- 根性棒で何回根性を入れてやったことか…
魂息吹覚えるとスキル乱発出来るから雑魚の手の内がわからない状態だと赤王よりもむしろ楽だったけど
- 793 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 21:32:18 ID:MhdqhqGc0
- 最終的にケツバットしながら炎天とか撃ちこむのがキャス狐
攻撃極振りで3手キルするのが赤セイバー
無銘？あいつ通常攻撃力が半端で高威力スキルも無防備にならないと出せないんで……
- 794 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 21:37:02 ID:SIAx40yc0
- けどボス戦で一番安定するのは無銘
- 795 ：名無しのやる夫だお：2012/11/21(水) 23:52:27 ID:fT.RBB3c0
- 一番大変なの紅茶な気がする
ポイント詰まないと上位スキル使えないし、アイアス消費重い
- 796 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 00:09:51 ID:bx06/paM0
- ただ紅茶は使ってて楽しい
- 797 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 00:22:52 ID:L3YY0uqg0
- キャス狐さんは一部の高火力ボス相手だとスキルがうっかり一発通っただけで1乙するからな…
- 798 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 00:56:12 ID:B77P1VMU0
- 久しぶりの雑談は楽しかったかい？
そろそろストップしようぜ
- 799 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 00:58:23 ID:2MzlUhy.0
- 久しぶりの自治は楽しかったかい？
そろそろストップしようぜ
- 800 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 03:07:21 ID:/1Uqx30c0
- 4回戦目のラニルートバーサーカー、宝具はまともに喰らってないのに
スキルのせいでスタンして死んだり通常攻撃がクリティカル出て即死したり色々と酷かった
- 801 ：名無しのやる夫だお：2012/11/22(木) 17:26:40 ID:kyXW3OJo0
- ボス戦はすぐにリトライできるからいい・・・問題は雑魚戦でうっかり負けてそれで３０分、長くて一時間ほど時間を・・・ｳｦﾜｱｱｱｱ！
- 802 ：名無しのやる夫だお：2012/11/23(金) 09:46:23 ID:eCMD51sU0
- 赤王と狐さんと違って、紅茶はちょっと地球に改造されたパンピーに過ぎないから・・・ｗ
- 803 ：名無しのやる夫だお：2012/11/23(金) 18:11:09 ID:tRXAYb3c0
- いわゆる英霊としての格か・・・世知辛ぇ
- 804 ：名無しのやる夫だお：2012/11/23(金) 19:51:47 ID:dQs8c/K60
- こ、紅茶はタイマンでヘラクレスを6回も殺せるチート英霊なんだぞぅ！
- 805 ：名無しのやる夫だお：2012/11/23(金) 20:26:47 ID:BQpoFrmo0
- 地球に改造される前のバンピーさんは7回殺しましたけどね
- 806 ：名無しのやる夫だお：2012/11/23(金) 22:40:32 ID:NoxodaSQ0
- 英霊ですらない生前実戦経験ゼロの亡霊さんとか第二魔法モドキ使えちゃう世界だから
一芸特化が鍛えると元が地味でマイナーでもちょっと凄いのさ
- 807 ：名無しのやる夫だお：2012/11/27(火) 15:17:36 ID:kHmnVM4Q0
- 直死の魔眼持ちなら一点の限られた周囲だけでも地球というか地脈も殺せるからマジチートだしねｗ
- 808 ：名無しのやる夫だお：2012/12/01(土) 17:28:29 ID:t/LYdMck0
- 生存報告がほしい。
やってるかどうか知らないけどvita版終わるまではこれないのかな？
関係ないがオマケ花札の紅茶まじオカン。あいつやっぱり5次アーチャーと同一人物なんじゃね？
- 809 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 15:58:45 ID:dqP3Tzg20
- そもそも誰が同一人物じゃないと言ったのか
- 810 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 19:32:28 ID:dz2BYvRI0
- 2ちゃんの本スレで必死に別人言ってた奴いたな。
原作者がステイナイトと同一人物だと言ってるよと言っても聞く耳もたず。
ってかあんだけやたら正義の味方言ったり、ランサー知ってたり、人間だったときに凛と知り合いだったのかも知れないと言ったり
５回戦の見えない攻撃に対してセイバーのインビジブルエアよりも上だと言ってるのに物人だと思えるのか不思議でじょうがない
- 811 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 19:47:46 ID:gq/xwdBI0
- あれ、同一公認だったのか
てっきり
エミヤ ＝ 士郎の未来の一つ
無銘 ＝ 正義の味方の集合体（士郎濃度高し）
と思ってた。
てかそもそもパラレルワールド設定だが、同一人物って言い方でいいのか？
- 812 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 19:49:26 ID:W2VWwjH.0
- そもそも第5次のデータをもとに再現してるわけであって
- 813 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 19:49:58 ID:JHKdBCwg0
- そもそも、SN自体がセイバールート、凛ルート、桜ルート、そのほかデッドエンドやらバッドエンドやら全てパラレルワールドといえるだろう
で、そこに出てくるエミヤは全員同一人物だ。エクストラだけ例外的に別人ですよ、ってほうがおかしい
- 814 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 19:55:06 ID:qav/xoOA0
- >>811
＞無銘 ＝ 正義の味方の集合体（士郎濃度高し）
こんなの公式で明言されてた覚えはないぞ
自分の考えを公式であるかのように思いこむのはよくない
- 815 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:09:52 ID:iNz2frGE0
- でも真名：エミヤではなく真名：無銘って差があるんで
完全に同一とは思えない、って意見はわからなくもない
- 816 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:17:42 ID:D9n1GE720
- ｓｎは心眼が真だけどEXは偽だから別人な気がする
- 817 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:21:20 ID:zt/GKw3M0
- ムーンセルが錬鉄の英雄のテンプレートと言う形で生成したからだと思うな。
- 818 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:25:13 ID:2MR0pnUI0
- SNの各ルートも体験済みでエミヤと同一だけれど、
エミヤって名乗れないほど擦り切れすぎて正義の味方の概念として「無銘」が真名になってるとか？
- 819 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:36:24 ID:BR6YW/vY0
- エミヤの名前が意味を持つのは、SNだと登場人物が関係者達だからだろ
無関係な人間であれば、歴史に名前を残さない人間の名前になど何の意味も無い
- 820 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:40:37 ID:iNz2frGE0
- 原子炉のメルトダウン止めたり
世界規模の超有名テロリストだったりするんだから
一応歴史に名は残ってんじゃね。
- 821 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:45:08 ID:tnfK9/XE0
- ここで議論する話題でもないと思うが、真名については「SNやってない人向けのため（意訳）」ってことらしい。
ところで話の流れ忘れかけてたんで今スレ読み返してるんだが、才人のパートで変な笑いがこみあげてしまった。
スレとは関係ないと分かってるんだが、きのこが書いた素面のランスロットさんがダメ人間すぎるｗ
- 822 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:45:29 ID:BR6YW/vY0
- >>820
なんかキャラ混同してる気がしなくも無いが……
「神秘の秘匿」があるから、表の歴史に名前があるはずはなし
- 823 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 20:57:50 ID:gq/xwdBI0
- >>813
いや、舞台自体が魔力が枯渇してうんたらかんたらとか
何かの付録のドラマＤＶＤで説明されてたんで
土台からしてＳＮ各ルートと違うと思ってた
>>814
ああすまん、真名確定時の説明と
他キャラとの接点とかからそう『思った』ってだけだ。
断定してたわけじゃなく、『微妙にズラしてぼかしてるんだな』くらいに思ってただけなんだ。
- 824 ：名無しのやる夫だお：2012/12/02(日) 21:01:10 ID:tnfK9/XE0
- >>811
ビジュアルファンブックのインタビューできのこが同一人物だと明言した
花札でも冬木案内したり、ムーンセルに帰ることに「懐かしい空気に後ろ髪ひかれる」とか言ってる。
- 825 ：名無しのやる夫だお：2012/12/03(月) 06:31:05 ID:vVTdjLz60
- まあ、複数EDのあるゲームの続編やその後の話のゲームになると
基本前作のEDを否定するものになってファンが荒れるしなぁ、ぼやかすのが一番だろう
例えるならヒロイン５人の恋愛ゲーの続編が、誰にも告白しなかった世界
或いはそのうちの一人とのED後の話という所だ
例を挙げるなら『同窓会』
- 826 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/04(火) 21:53:55 ID:P4dlIayY0
- >>825
前作主人公を殺して、失意のヒロインたちを新主人公がたらしこむ話にすれば
前作ENDもへったくれもなくなるから問題無いですね！
- 827 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/04(火) 22:54:48 ID:RkW6yv820
- 次作ヒロイン全員が前作主人公と前作各ヒロインとの間の娘、というのもあったな
- 828 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/06(木) 21:54:35 ID:/1azhWpk0
- それどこのオーバーフロー作品ww
- 829 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/06(木) 22:42:32 ID:O5fREtho0
- オーバーフロー以外にそんなキチガイメーカーがあるのかｗ
- 830 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/06(木) 23:12:59 ID:A57GTEFs0
- いや、前作ではヒロインa、b、cがいて、2ではヒロインA、B、Cがいるとすると、
2でAの個別ルートに入ると前作主人公とヒロインaが結婚していて、その娘としてAがいる、という世界観になり
Bの個別ルートに入ればBの両親として前作主人公とヒロインbが結婚している、という世界観に変化する
ただし共通ルートでの各々のヒロインの父親がどうなっているかは不明、という感じ
- 831 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/06(木) 23:20:11 ID:s0RidelI0
- ルート入って観測するまでその子の父親がだれか確定しない・・・・シュレティンガーの親父か
- 832 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/07(金) 01:59:23 ID:bqwGLDIc0
- 実は世界改変ものだったんだな、そのエロゲ
- 833 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/07(金) 20:09:25 ID:tKkbBHsM0
- オーバーフローといえば、シスプリはどこまで（キチガイ家系図的な意味で）公式なんだっけ？
- 834 ：クリスマスに短編祭、詳しくは企画スレッドで：2012/12/07(金) 22:25:38 ID:AdFMEVmE0
- そろそろスレに関係ない話題になってたし減速しないかね
- 835 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 18:37:06 ID:Pd4gv2h60
- 超ご無沙汰しております。帰省とかでまた投下不能になる前に今日久々に美琴編ラストの投下の予定です。
とは言え全部はまだ出来てないんで、２０時〜２２時に半分投下して０時から続き投下という変則ペースになりそうですが、よろしくお願いしますー
- 836 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 18:40:14 ID:OBIsj2/g0
- おお！ 待ってました！
- 837 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 18:45:12 ID:Pd4gv2h60
- ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12973/1356515027/
本日投下分で確実にこのスレは消化しきるので先に新スレ建立。
- 838 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 18:45:49 ID:Pd4gv2h60
- さ、さてこれで逃げ場が無くなったからあと数十コマ書かないとなあ！
- 839 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 19:06:09 ID:0WKntDsQ0
- あいあいなんか向こうの>>1が文字化けしてるみたいですね
- 840 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 19:07:47 ID:0wVvhFvw0
- まってました、ところで>>1はＴＭエースについてたapocrypaの小説読んだ？
- 841 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 19:07:57 ID:Pd4gv2h60
- 久々に投下したからSJISコピー機能を忘れててユニコードが化けてましたHAHAHA
- 842 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 19:43:35 ID:QX1wEfbc0
- おつかれ〜
いよいよ弓道場の子の結末か
- 843 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 19:57:38 ID:Pd4gv2h60
- あと３分。とりあえず製作中断して投下モードへ。
本スレは限界まで使い切って次スレに移行します。
- 844 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 19:59:01 ID:Pd4gv2h60
-
┏━━━───┐
┃Fragments .....┃
└───━━━┛
- 845 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:00:01 ID:Pd4gv2h60
-
《 聖杯戦争本戦 第一回戦 決戦 》
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ /
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′ ……何か、言い残すことはある？
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／
..｛ |: :! ／ >､ 私に叶えられる願いなら、聖杯を取った後
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､ 代わりに叶えてあげる。
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
- 846 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:00:45 ID:Pd4gv2h60
-
＿__／: : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : ﾊ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
´ /: : :／: : : : : ＊: /: : : ／ /: ∧: : : :, : : : : : : : :l
/＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
/:/ /: : : : :/ ﾘ !: / ∨ ｀ーｔ : : : : : :.|
. ﾚ /: :/: : :_!‐- ...,,___リ ＿＿,,,... --‐|: : :.r ､: :!
/＊: : :/ ≫r､-ｭﾐ ヽ 彡_,.xzm=-! : : | !:.ﾊ
. /／!:ﾊ: :'. ｰゞｲ- | 弌;ｲ-‐''´!: : / ﾉ＼j
ﾘ ﾘＶ'. ′ j :j/〃|
‘, :, ﾉｲ〃 ﾘ 妹の――陽毬の病気を治してくれないか。
/:∧ ヽ , ﾄ､ /:イ
＿＿__l:/!:.ﾊ ＿＿＿ | ＼/: ﾊ 現代医学じゃどうにもならなくて……
,. ＜ ‐- ., ﾉイ: :ヽ ｀ ー‐ ´ ! ｀ ､
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 聖杯に頼るしか、手がないんだ。
￣｀ ＼ | ｀ ー ´ | ／
,,＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＿,,,, ........ -‐ 〃/ {ﾉ _」 .／、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
///// ∧ ! l////〃/ |､ | .ｨ.///l |//＞ .,
. ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
- 847 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:01:31 ID:Pd4gv2h60
-
/:i:,ﾊ: : : ｉ: //: : : : : :.ﾍ ㍉: :f´{´__ ヽ: : : :ｉ: : : :
/イ:{ !: : :|//: : : ｉ.: : : : :. ｀ヾ{ i:::::::ヽ ; Y: :.|: : : :
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
……わかった。 ｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
必ず、という保証は出来ないけど、 丶 ／ ,， ´
丶_ イ ´> ´
努力はするわ。 { !く ,.ィ:´
} |Oヽ ／: : ／
| | ヽ ／: : ／
- 848 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:02:01 ID:Pd4gv2h60
-
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ｲ |':, /ｲ |::＼ ああ――頼む。
,. ＜ ′ﾘﾊ 、 /´l! j::| !｀: .,
,. ＜: : : : , ﾘ ､ ′ ､_ ′ Ｖ :!: : : ＞ .,
´ : : : : : : ′ ＼ ﾏ: : :¨¨¨´ノ ／ ’ : l : : : : : ＞ .,
. ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
. ｲ: : l : : : : : : : ′ ‘, '. ＼ ￣ ／ ′ ‘/: : : : : : : : : ＼
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝、
- 849 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:02:30 ID:Pd4gv2h60
-
_.,..:.:.:::.:.. .. ..ﾉ .:）
.:.:::"´ ｀" . ..:′
i.:.:: ....:.:.:.:..... .:.::"´
j . .:´ ｀ "
{ .:.:´
ﾉ {´
{ :.:.
｀ヾ: :. ┏ System. ━━━━━━━━━━━━━━┓
........_ ｀:. :､、 ┃ ﾃﾞﾘｰﾄ ......┃
.:´ ｀ｰ:.. ｀:.. .: ｼｭｩｩｩ…… ┃敗退マスターの消去を完了しました。 ┃
ー ´ _..._ :.:. :. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
..::´ ヾ、 .:: } .
..ﾉ .:: ﾉ ノ
_....ノ ﾉ ..:′ {.
:. :.. ヾ. .
:. :.:.. .: : .:.:.::"´｀ヾ､.. ..,r:.:⌒:.:ヽ
ヽ、...｀ :.....__...:.:.:.:...... ......,,ノ :.. （ {
｀ ー"｀"￣ :. γ´ ..:.:.. ::. )ﾉ ｀:.:ー:.:
:. ..:.: "´ ｀ヾ,....ヾｰ:.:′
- 850 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:03:00 ID:Pd4gv2h60
-
: ｉ: : : : : : { ゞ:::::{/ |:!: :..:,ﾊ: i:／ /:.／ ノ /: ／: : /:..:,′
: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
: |: : : : :i: :|:∧__ ヾ{ {: / ／ ,':..:./ j:/
: |: : : : :|: j/ } ヽ : :./
: |: : : : :|: :{ :′ ∨
: |: :i : : |:..:i : 丶
:/: ;ﾊ:..:.|:.i:| :. ﾉ
': /ヽ}:..:|:从 :. , ´
:/ 从:': ;ﾊ:ヽ . r‐ ､ /
': ＞ノ:}:/ }: }､＼ :. ￣ ｀ヽr‐‐ ' …………
: ／: :./: ｀ﾉノ、ヽ 丶 :. , ´
´- ― ‐ - ミ: ヽ/ 丶 ／
ヾヽ ｀¨¨´
Vﾊ
i: :}
┌─────────────────────────────┐
│目の前で、対戦相手のデータが消去された。 │
│ ﾛｸﾞｱｳﾄ │
│接続終了ではない。消去だ。 │
│ │
│魂を情報化しているこの場でのそれは、魂の消滅――死を意味する。│
└─────────────────────────────┘
- 851 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:03:31 ID:Pd4gv2h60
-
/ | |.;.;.;.;.;.;|
| .;.;.;.;.;| |.;.;.;.;.;.;|
｜ー ｜ l.;ー-.;.l
/⌒ヽ .|.;.;.;.;.;.;.| l.;.;.;.;.;.;.l
| | .| ｜ |.;.;.;.;.;.;.|
| | | ｰ- | l.;.;.;.;-.;.;l
| -‐| | | .|.;.;.;.;.;.;.;.| /⌒ヽ
| | | | |.;.;.;.;.;.;.;.;l |.;.;.;.;.;ヽ
l.;.;.;.;.;;;! | !__,! ‐ 一 | l.;.;.;.;.;.;.;ヽ
/⌒ヽ ‐ ＼ |,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;l 〉-‐.;.;.;.;l
l〉 ）、.;.;.;.;;;;ヽノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ、 |.;.;.;.;.;.;.;.|
/ 人 ヽ、.;.;.;.; .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;;.;.;.;ソ.;.;.;.;.;.;.;.;|
l ヽ、＼, .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;／.;.;ノ/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.l
ヽ ノ ＼,/.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ l
＼ /.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;／.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
ヽ、 .;.;.;.;.;.;／.;.;.;.;／.;.;.;.;l.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|
ヽ、 ／.;.;.;.;.;/.;.;.;.;;;;.;.;|;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;l
ヽ、 .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;l.;.;.;.;.;.;.;.;.; /
ヽ、 .;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;|.;.;.;.;.;.; /
ヽ l /
┌───────────────────────────────────┐
│事前情報でわかってはいた。 │
│ │
│知ってはいたが……それでも頭が着いてこない。 │
│ │
│聖杯戦争で負ければ死ぬ。それが真実だったことを、この時私は思い知らされた。 │
└───────────────────────────────────┘
- 852 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:04:01 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……マスター、本当に敗者の願いまで叶える気？
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
/: : : ノ|:.|: : :.; !: : /i: :/{:ヾ.,: :./:/:/: :/}:ﾘ ,: : :|:.|
/:ｲ: : :{ {ﾄ:{: :.|:ｉ |:..:,' i:./ i:/乂:/:/:/j:./ j/ /}: :,ﾊ:}
/´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ
……当然よ。 ／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ /
|:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: |
それが、勝った私が出来る 从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ
最低限の責任の取り方なんだから。 ,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :}
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ
/´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ !
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
- 853 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:04:31 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
先達としての助言だけど、 V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
あまり他人を背負おうとすると、 i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
自分の足下が揺らぐよ？ ,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
┌────────────────────────────────────────┐
│――那須与一。それが私のサーヴァント、アーチャーの真名。 │
│ │
│源平合戦で名を残した彼は、戦後に親兄弟の赦免や領土割譲を行ったが │
│ │
│程なくして約２０歳にして没したと伝えられる。 │
│ │
│異説では、それは政変による粛正を逃れるための偽装だそうだけど……それでも、報われない。│
└────────────────────────────────────────┘
- 854 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:05:01 ID:Pd4gv2h60
-
/: : : : :./: : : : : : : : : : :ｌ/: : : : : : : :: : : : : : : : ｌ: : : : : :|
/: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ｰ-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
|: : : : : :| : :/: : : :.ﾊ: :.l: : | ヾ: : : ﾊ: : : : : : :.|: : : : : :|
|: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ﾊ: :.| ＼ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
|: : : l: : |/: : / / /:./ ｝:.| Ｖﾐ:}: : : : : : |: : : : : :|
V: : l: : |: : / / /:./ ﾉ:/ ｀i:.l:／⌒Vﾘ: : : : : :|
Ｖ: l: : ﾄ､/ 斗≦二 ＿_ V / _i ｝: : : : : : |
ヽ:ヽ:.伐｝ ´＾ 弌ｩ炒´ 〉r' ／ｌ: : : l: : : |
＼八ﾉ ^｀ __,ィ: : ::｝: : :l: : : |
く ｲ.!: : : : /|: : : !: : l:|
l＼ ／ |: : : :/ |: : : ｌ: :.:l:|
……言われなくたってわかってるわよ。 }:.:.:ト､‐ ､ ／ |: : :/l |: : : !: :ﾘ:|
l八l:.∧ イ ／ﾘ: :/lﾘ |: : :八/lﾘ
でも、そうでもしないと、私の気持ちが収まらない。 }:.:.:.:｀ ｰ‐＜/ _j＿__.ィ /: / ／ヽ/:/|
|:ﾊ:.:/ /: /´| /／ ／: . : . Ｖ: }
}/ /: / ,' | /´／. : . : . : . :∨
／:/＾/ j ／: . : . : . : . : . :.ヽ
／: ./ ,.' ,.ｲ─‐‐＜: . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/〃:/ / ／: . : . ／: . : . : . : . : . : . : . : . : .ﾊ
/: . :/=／: . : . : 〃 . : . : ／: :／´￣ ￣｀丶: :}
/: . :/／: . : . : . : . : . : .／: :／ V|
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……わかっているのなら、いいけどね。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 855 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:05:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────────────────────┐
│アーチャーの言いたいことはわかる。 │
│ │
│彼は親兄弟が皆敵陣営に与した中、家名を背負って戦い、 │
│ │
│その上でとてつもない難度の任務を押しつけられ――それでなお報われなかった英霊だ。 │
└──────────────────────────────────────┘
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
. .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:ｉ:.:.
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┌──────────────────────────────────────┐
│でも、使命感こそあれど自分自身の願いを持たない私は、 │
│ │
│それを代行するという言い訳無しに、他人の願いを踏みにじるなんて出来そうもなかった。 │
└──────────────────────────────────────┘
- 856 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:06:00 ID:Pd4gv2h60
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| ／ ヽ|＿＿|＼ ヽ
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
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. /´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ
. ／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ /
. |:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: |
从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ
,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :}
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ
./´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ !
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
┌──────────────────────────────┐
│――それにしても、ここはどうして、学校のカタチを模しているのだろう。 │
│ │
│殺し合いの戦場ならば、もっとそれらしいカタチであれば良かったのに。 │
└──────────────────────────────┘
- 857 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:06:30 ID:Pd4gv2h60
-
. ,.-‐ ､ ,.- ´￣` ｰ ､
/ ､ ＼. ／.／ .／:.:. .:.:. ヽ
/ V. `ﾍ､_／.／:./V:./;.:.:.:.:.:.:i:.:ヽヽ
. / ,ﾍ ﾇ/ :i ﾊ:V:ﾊ:.:.:.:i:.:.i:.:. !: ',
/ i ,. ＼ { i .:.i Y⌒V,.i:.:.:,ﾑ斗:./:. i
/,. -､ |( :.;.:.ゝ,(. | :.:.| ゝ- '`イ´ }り/ﾘノ-―-､
／i´ r-､`ー{ ）ﾉ :.ﾊ v',.:.ﾊrｪ ､.＿`= '/:./ﾊ ＼
rVV-くV''ヽﾊiﾊ´.:.:.:.:| ﾉ :.:.',`ｰ､二.).ノ:.（ﾉv-―､＿ ＼
,. -､ ﾊ, r‐f⌒i:| |:} 〉,.ﾍ ）:.:./ ／´:.:.:.ノ` ､-＿,ﾉヾ:. ';.:', ヽ, ＼
/,r‐‐ﾍ ,. - ⌒`ヽく, `! {::', i:{. /（ y'´..⌒`´-､:.／ <∧>--_,.ノ;: -"⌒ヽ, ＼ ノ､,ｽ
. {/./⌒ヽ, .フ⌒::::::::::::::vﾉ`tﾉ::::ｰ'::`´::::´::::::::::::::::`ヾ(__ﾙ, ／´:.／ i Yｨvく r､!
ｸ:/ { ／;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､;::`く ､.,!ｲ／ r ― ､ / `＼.､
. { ﾊ `i ,.不::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､ヾ､i,.／ .|r -.,i ,. ヘ, ＼
`ｰi i／ /::/::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::::::::::::::::::::::;::;::ﾄ､:::::::::::::､＼`丶､,r ､ ﾊ`＿ﾉ ／ｨ i
／⌒ヽ､ ,.＜ /;ｲ:::::::::::::::::::::::／ |::;ｨ:::::::::::::::::ﾊkく!ヾ::::::::::::::i＼､ ): ｿ `"./ ,.ﾉ-､
i i ', ＼ '´i:::::::::::::::::::;:::/＞.kハ:::::::::::::／⌒ﾘヾ';:::::ﾊ;:::| ./,.ﾉ ー - { く` /v ,〉ー- ､
.|: ゝ ＼'ｲ::::::::::::::::i:/i´ ﾘ `|::::::;ｨ;ｲ ,}.∨`i∨ r-‐" ､＿ _ `ｰ ',ﾉ ,ﾊ ヽ
.|,.- ＼ ',i∨⌒N:::|' ,ゝ ,!:::// ゝ､＿,ノ= ゝｿ } /r､.ヽ `, （く.Y´ 〉 `
', /´二´ } ',{ ｿ ∨ ` `=彡|/ ＝＝ ヽ /. Y/ ,.ﾉ, ,`ｰ' ／
{ { i / ＼ `i にニニニニ二二二ﾊ ﾉ/ ／` " ヽ ゝ(Y i
┌───────────────────────────────────┐
│場の作り出す空気に引きずられたか、緊張感を持てていない参加者も散見される。 │
└───────────────────────────────────┘
- 858 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:07:00 ID:Pd4gv2h60
-
, -‐…‐- ,, ''
／ ｀丶. r‐{!─--...､
／ / ＼ ／:::::ﾍ::::::,::'::::::＼
/ ,′ ,′ / j ヽ 〉ヾr-rik ,:::::／::::〈
,' ｉ ｌ / ,ｲ l 〈::::/ ﾒ､| ｀「∧:::::::}
ｉ l | 釗 ,′ / / j ｌ | l i }┤ェｧヽ ﾉ'"｀}:::/
| l l /l ! l / /厶从-ﾊ j j | ヽ| j ⌒/ }
| l | ｲ斗┼ﾚ彡ｲ z=ミ, ｲ1ﾉ j ! ｒ===ｧ /ノ r‐,
| l 乂 ,z=､ 〈 ｔ.ソﾉ リ, /ﾉ ＿＿__ ヘ. | /ノ __ { （
V乂 （ 〈 じﾊ ﾘ／ | | ＿_j >=＜／{--､ 〉-､
＼(`ﾍ、 /′ | |'´ /i{ _∧／:: {- ､ 〉ｰ ヽ
ﾞ＼(＼ ,_ ' ' _,. ,ｲ〉〉 | |i /ヾi!彡ﾍ:: / {-､ /!}.. }
｀_＞ ､ ￣ .イ:イ: ｈ 、 , ヘ .ﾚ { 7 / ヽ/ ¨「_〃::::::／
]ト-:r-孑「:.:|:.:.|:ノﾉ ＼_ / ´｀}‐┬‐{ /7 / /―ｧ ゝ-:::::/
／ ＞i､._|| |: :j／＜, ＼ ｀＞． | ﾆ} i| i!/ | / /fM | ::::::::::/
__,. イ ／: : :〉 {{-彳: : : : :｀丶､ ./ ＼ ／￣￣＼
l r-- r＜.: .: .:/ 》 j.: : : : : : : : :./＼ ＼ ＼ ／_ノ ｀⌒ ＼
j |.: : :j.: .: .: .:/ / /: : ○: : : : : ｉ: : : :＼ ＼ ＼ _ | （● ) （⌒ ） .|
/∧: :/――/ / /○――――l: : : : :ハ ＼ ＼ | ! | （__人___） |
//.:.:.:/ / / / ○ ｜: : : : : :.＼ ＼ ｜ ! | ｀ ⌒ ´ .|
＼_ | ! ,.-, | |
_,ﾉ ┴、/ ,/ ヽ r
r `二ヽ ） i ヽ _ ､___, ﾄ
| ー、〉 / _,,,,ﾉr ` ／i＼,,,,_
| r_,j j__,,.. r''''"/::;| ＼`'／ ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
| ） ﾉ ::::::::;;;;;;;/::;;;;| ／＼ /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
ﾉﾆ-､ ,/::;;|:::;;;;;;;;;＞::;;|／(::::ﾉ ＼/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
√..:::;;; ヽ､〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;| "::く /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
/..:::::;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;|::::;;;;;;;;;:{ ::;;;;| |:::::::| /:::;;;:/;;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;;;;;;;;:: }
┌────────────────────────────────┐
│彼らは、お互い相争うことになったらどんな顔をするつもりなのだろうか？ │
│ │
│いつか殺し合うことが分かり切った相手と笑い合うなんて、私には出来ない。 │
└────────────────────────────────┘
- 859 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:07:30 ID:Pd4gv2h60
-
ｉ: : : : : ｉ : |: : : |: : : : : |: : |: | ヽ:レ '.: ∧
|: : : : : | : |: : : |: : ｉ: ｉ: |: : |: | 〉 __ .i: :ｉ
i : : {___j.: :|: i : |: : |: |: Lヽ!: ! 爪`}〈从
|: : : : : | : |: i : i: 斗:从!__ !/ .{ﾋｿ 〈
|: : : : : | : i从: : i: :! ｘ爪^ ､_ !
|: : : : : | 八r‐v i: :!{{乂.j { /
|: : : : : |': :∧{｀＼ｉ! , ′
|: : i : : | : : : ＼j〉__､ ／
|: : i : : |: i: |: : |:| ≧=- - '′
|: : i : : |: i: |: : |:|＼ i)､
┌───────────────────────────────────┐
│そういう意味では、予選をすぐさま離脱出来たのは幸いだった。 │
│ │
│……たとえ偽りの記憶によるものでも、数日間友人として過ごした相手と戦うのは、 │
│ │
│きっと辛いに違いないのだから。 │
└───────────────────────────────────┘
.::.::.:l::.::.／/::.::.::.::/_,斗∧::.::.:ﾄ､:ヽ::.＼ :::/: : ／::::::::::〉: : : : : : : : : ＼ '/∧ 〉ｉ | ｉ
:.:.:. |／.:./::.::.::.::/´/.::/ ',.:: ｢｀l ､:＼::∨ ／:; -‐┴――-: : : : : : :＼ ∧ | | |
.::.:/.:.:.:./::.::.::.::/l.:/|:/ |.:: ｌ |∧.:/∨く:／: : : : : : _＿: : : : : : : : : : : :ヽ }／ ,ﾊ. ｜
.:/: イ:,'::.::.::. / j/ ' _ |.::/ |.::Ⅳ: : :∠xﾆ＞'´: : : : :人: : : : : : : : : : : :', ∨/礀 | 礀
::j/.::∨::.::.:,.ﾍ -三三 j/ 三∨: : : :／７'´: : : : : : : :(_ ::): : : : : : : : : : : } } j ! !
::.: r-|.::.::/.:: ﾍ :::::: ､_,､ｨ ::: 八＿_{__/: : : : : : : : : :-――――- : : : : ＼ ∧ ｜ ヽ
::.: {i＾ﾚﾍ{.::.::.::.:＼ （ ﾉ ｲ ｀ヾヽ -‐=Ｚ.__＿＿_/: : : _: : -― : : :/ / | .〉
::.::/￣￣＞'´￣｀ヽ ＿／ Vﾊ i⌒ヽヾ /{￣ ¨フ: : : : ／:.∧ `'ー ､__ -≦ ∧
／ ヽ‐／ Vﾊ ヽ:::ﾉ ∨八_,／ -―ｧ: :／:.ハ | | / .!
／ Y VY(ヽ ＼∠{イ､ ／／ : : |: :| | | ／ |＼
/ ｌ| ＼ j | Z,ﾉ ＼､ (,∠／: :/: :.:.|: :| | | ﾉ }
'´ jj ＼/＞く＿＿f::斗＜| / : : /!.: : /∨ | | ／ ,〈
〃 `く/∧ |`'' : : ｌ| /: : ://: :./ /,＼ | |=ﾆ /,∧
- 860 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:08:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────────────────────────────────┐
│皮肉なものだ。偽りの日常を送らせるためにシステムが配置した“妹”の存在によって、│
│ │
│私はここに来た目的を思い出すことになった。 │
└────────────────────────────────────┘
/: :/ﾆ{ }ﾆ＼: : ヽ
. /: ｢二ﾆ｀ニニニニニニニニニニﾆ´ﾆﾆハ : : :.
.′:|ニ｢二二二二二二二二二二二ﾆ}ﾆﾆﾆ} : : :
.: :.:「|／二二二二二二二二二二二二＼ﾆ=|］: : i
,:.: :.:|_V二二二二_／「: : /|: :ト 二二二二ﾆＹﾘﾉ: : |
ノイ: : :〈∨:.:.:.ｉ: : :ｌ.:.:|l |: :/ ,:.:.八: } ㍉: ｰ| : : :|
|:!: : : Y: : /|: : :|:.:.|l |: ′}/ |:./ ミ: :||: : : |
. 从ﾊ/＾|l: ;'八｢仄: ト八:l / j/￣￣｀ }:__ﾘ : : :|
/ ｛ r八{,y'不万芋ﾐ､ヽ y'不万芋ﾐ ,' r: Ｙ: : :|
人{::( ヽ{{弋::::ツ 弋::::ツ j｢ . :} 八: :.|
i＼ . ー 一 , ,ﾝ／.: :.: :.|
|:!: ｀: :. .:i /.イ: .: :.: : :i:|
. 从: : :.人 , |: |{ : i : : :从
/ ヽ : |:个 -‐- イ : 八/|: : / ヽ
Ⅵ/:.:.:/ ＞ ＜ j/|:/' |: /
/ ,:.:／ _ {__ ｀¨¨´ }′ }/
{_ﾉ:厶イ 「＾ヽ /:.:‘，
}:.:.:.:// | ∧ ／:.:.:.:.‘，
/:.:.:.// ,ノ／／ 、 ´:.:.:.:.:.／:.ヽ
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.′:. { {／／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.／ ﾟ｡
{:.:.:.:.:{ {／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:／ }
､::.:.:.＾´:.:.:.:.Y⌒ヽ :.:.:.:.:.:.:.:.: ′:/ |
【御坂美琴専属NPC ミサカ】
┌───────────────────────────────────────────┐
│システムがモデルにした人物がもっと別の誰かであれば、私はきっとそのまま騙され続けていただろう。 │
└───────────────────────────────────────────┘
- 861 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:08:30 ID:Pd4gv2h60
-
,ｨtvt‐z＿＿_＿＿_
,＞ '´ ､ ｀丶､_｀ヽ､r―‐r､
／／ }ヽ、 ヽ /7/|｀ト､_} |
／// |l /| |l ﾄ､ } ヽﾆ∧| ヽニヽ、
/ / ｌ ｌ/ l| |l | _ﾚ1ﾄ､ ヽ |＼ ＼_ヽ＼
. / / l l | / | ,化｢ l ハl| |ハ ￣丁 ＼ヽ ＿＿＿/::
/ { | ﾄ､l ／| イ/ﾉ ｣厶-刋 ,′/⌒ヽ.ヽ、 {ﾉ ,..:'´:; -‐フ7::..:
l l | |{ Ｌ斗 ｌ / 彳｣沙′/ /. | | ﾄ､、 ／￣', ／::..／ ／／::..::.
| | ! 七´≧弍ﾍ/ / ｲ | | ヽ､.｀ヽ. / / ／::..／_／／::..::..::..:
！ﾄ、＼ V´{沙 /／ l |ー. ! ｀ｿ_ /- ､＿_／::..／￣_／::..::..::..::..::.
r､ ｌ ヽヽ、ヾ二、 ヽ ＿ |. | | / ｀./ ／::..∠..-‐'´::..::..::..::..::..::..::.
__ヽ:＼｢＼ ＼｀ｰ=ﾆ ｀ |. |＿ | ＿_ _../ /＼_／::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..:
::.:ヽ.＞:;: -―┴―个-､ _∠］ ,| |::.::.::.:./ ｰ- / /⌒ヽ.::..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
::.＿:／ , -ﾍ_厂 ､｀ヽ ‐- イ､_::.:l , /:| |::.::.::/ /､ / ',:..::..::..::..::..::..::..::..::..::..
/ヽ/ ／ /´ ､ヽ V 〉/ /ﾄ､]]/ / /::.:| |::.::./ 〈::.ヽ/ ヽ Ｖ⌒ヽ::..::..::..::..::..::..:
_) ／ ,′_l } ｜_匕{｛/,ｲ | / / /,::/:| ー ヽｰ' ー ｰ' ｲ } |..::..::..::..::..::..::
. ∧ ＿上ヘ｀__厶ノ´::.::.:://｜リ／::.ｌ:::ｌ::.:| ＼/| | |..::..::..::..::..::.::.::.
/ /＾Ｙ´ ｢ 丶､｣::.::.:∠rvィ/ /::.::.::.l/:.:.:| ヽ| i⌒!.i⌒!:..::..::..::..::..::..::.::.
/ 入＿ -{_｀ｰ-{::.l::./,ｨ示斤'′::.::.::丶::./_,,.-‐ - ､ ､し' !.し'..::..::..::..::..::..::..::.::.
ノ ／ く￣ ｛ ｀ヽl::.〉ｌ/ >=' /｝::.::.::.::.::.／ ヽ ｜::.::..::..::..:_;:-‐'⌒ヽ、
_冫 ∨￣ ヽ_ ﾚ:/} / //:__. − ´ /:::..::..::.＜
∧_ ／ヽ、 ） l/} / Y ´ /::.::..::.|ヽ､::..＼
/⌒ヽ、 }＿ ＾Ｖ} 釗 ゝ __ , へ /.}＼::..::ｌ ＼::..ヽ、
／｛ ﾄ､＿厂l〉 {|::.:｀ ＝ ￣ ゝ ノ＼ヽ ｀ヽ:＼ ＼::..l
┌────────────────────────────────┐
│あるいは―― 記憶のない予選のうちに水銀燈・ローゼンに殺されていたか。 │
└────────────────────────────────┘
- 862 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:09:00 ID:Pd4gv2h60
-
:;:::::::l::::!:::::::::/::/:::::::::::::::::::::l
',',::::::',::l::::::/:,::'::::::,::-−:､:::::',
, -/〉;':,l:::/,へ,ｰ,､ヽ:::::::::｀ー〉
. // `´ !:! ヽ:!:::::::::::::ﾉ
. !:! !:! !l ',:::::::::l
ヾ!._ l/ ,../- l:::::::::}
ｧｯ､ /=‐´ !r‐､!
ｰ'- ｰテｱ /´ｨ .!
, j /／ ,.‐、
. ! /., ´ /ヽ ヽ-、
.__ .lﾉ /´ r､ '., ', 丶
ヽ｀ー---‐ｧ , ' !. ', '.,. ' ,. ヽ
`ー― ´ ／ ', ! l ', ',._
ヽ .／lヽ ｜ l. l. ', '.,'.,
`ー‐ ' / ',ｱ、 l | ヽ. ', '.,
/ ',:::ヽ l ｀ .|
┌───────────────────────────────────────────┐
│お節介な参加者から聞いた話では、 │
│ │
│予選で見かけた有名霊子ハッカーの多くが、本戦にはいないという。 │
│ │
│恐らく彼らは狩られたのだ。有名であったが故に。 │
│ │
│そして、LEVEL4までのハッカー以上に顔が売れている私もまた、そうなっていておかしくなかったのだ。 │
└───────────────────────────────────────────┘
- 863 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:09:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌───────────────────────────────────┐
│──誰も、信用できない。だって自分以外は、命を取り合うことになる敵なのだから。 │
└───────────────────────────────────┘
.ｆく:::::::::::.｀ヽ::::::::::::::＜_〉―- ､
..ﾉ|:_:::::::. ＼＼＼:::::..＼:::ﾐ｀ヽ:::::
/.:ィハ::＼＼＼＼＼＼:.＼∧. ＼
././::|i⌒＼:.＼＼＼＼＼＼::::∧、
.|.:i::/}/ 心 ＼〈＼＼＼＼＼::::〉:i ∨ _,.-―-､ ヽ;
.|:{ｊ:}`¨〈 ｀￣￣｀ｰr:::::::∨:::|Ⅳ ＿ ,'::..､／ヽ／:: ::_,..-::､_｀_:.､ /:|
乂:| ｀ ./:|::::}:ﾉ::::从‐ ,..:- '´￣ ｀ヽ,'´￣｀ー, ､ ヾ:`､ ／:/
}从 Ⅴ￣｀ミ }/|::/.:::::::| |.|: ／:: :: :: :: :: :: :: _:: ::-､::｀ヽ::_::,｀ヽ:｀:.､＿___}:: }_／:: /_,..､
|::|:ﾍ. ∨:::::::/ .:.从:::::::::ｊ ｊ | ,.:':: :: :: :: ,:: :,,､:､:: :: ｀ヽ:: ｀ヽ､::ゝ一'::｀ヽ,.::_::_::_::_::_,ノ´::_::_ヽ
Ⅵ:::.丶 ￣´ イｊ::|::/{::::: __ /:: :: /:: :: |:: ::|`＼ヽ:: ヽ::',:: :: :＼::ヽ::､ ::_,:: -―==--､ ゞ'､
|ｌ::::ﾉ::〉--.:::＜ ／/.::|,' . _,.-| ヽ,'／ﾞ}i:: :: ::.|:: ',i ヽ::＼::.,l:: ::ヽ:: ',-ﾘ'｀" ',＿＿
.／..:/.::::::::｀ヽ:_／.:./.::: ／::_,-.| ,〃､ |l:: :: :: ﾄ,ゝ:.'､ ｀／ﾘ},:: ::ﾉ'ﾘ ＿,.. -' /:: :,::,.-,ヽ
.／..:／...:::::::::::／} 〈:::: /::i-´､｀／::/l ヽﾉ:: :: :: ﾘ`ー-- ､ 行i｀,l从 _,. -‐ '´/. /' ﾉﾉ
.／..:／..::::::::::: ／ ::/ |:: /!ヽ/:: :;'ヽl, ､ ヽ:: :: :i/芹下 込', |i,.-'i´l ,:' / ゝ:;':.,
／..:／..::＿_彡/ r‐≠ ,...:−. i::/ `./:: :/:: ::`'"!_,-'､-､`乂;ｿ ､. l' :､ ゝ､｀／｀ヽ ,:' ｿ
／..:／..:/./ }/./ /ヽ ／ ヽ! i:: ,'ー､:: ::ﾞ:.､ゞ, ヽ, , 八::ヽ ,.:' ＼/､::ヽ
.,..::::／..::::/.::l ././ / .／ ゞﾆ!::{二二ヽ､::｀ヽー- ､ `ｰ' ´／ ＼:/ 'l ヽ}::ﾉ
../.:::/.::::::::/ ::| / ./|..＿ .イ .イ/ ヽ:! ｀ヽ::｀ﾆ=､｀_ ー-_,- '__ ＿／ / | ゞ､,
i::::::ｉ::::::::/ ../|./ ._/￣ .ｘ＜{/l .{l/_／ ヾ':.,―-- / ヽ､ヽ ｀ヽ,_ヾ‐-､ ｀l / l
.|::::::|:::／ /{.//{、 .x＜ 乂Ⅵ/ ｀ ー,', }〉:〉ﾞ､__/ i＼! ヽ// ／
/ ＼/',::ヽ, ＼ | |' ／
/ ヽ ｀´ ヽ! ヽ／ /
,' ヽ..／::: , ヽ,:'
/_,.-i'´￣ ｀ iヽ､|=､::::::::::::.... } :::.. l
┌────────────────────────────────┐ :::: |
│せいぜい信じて良いのは、自分のサーヴァントと、ＮＰＣくらいのものだろう。 │ ::i
└────────────────────────────────┘ ','
| | /＼::::.. ヽ::::.. ',
l i. l 〈:::... ＼:. }
- 864 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:10:01 ID:Pd4gv2h60
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《聖杯戦争本戦 第二回戦 四日目》
【月海原学園 ２−Ｂ 美琴個室】
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……相変わらず、物憂げな態度だね。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
, '"´ :＼
／ ト ＼
／ :／ ／ r' ヽ
/ :/ ﾊ/ ／ | :| ﾊ
/ :/ 〈./ ,ィ ／ /: ,ｨ :} :|ー､ ﾊ
/ :/:: ,' :/ /:/ / / } :,ｲ | ヽ '
| ｲ :| :/ /:/ ,イ / / ' / | :ﾘ | |
|' | | / |ﾑ￣｀Ｘ / ,ｲ / / :/ | / | |
| .| |:ｲ _/:＞´__./> '/ ' / /＿_|'__ | |
| :ｒ‐{ ﾏ乏ﾃﾉヽ／ ./ '≧_-＿ ｀ .| |
ｺﾛｼｱｲ | :|(〉| ｀ ￣ ' 了乏ﾃヽ､ | |
こんな聖杯戦争の場で、 | ﾊヾ| ｀ ー' ´ ﾑ´ヽ :|
| ヽ| ' /iく / |
笑ってなんかいられないわ。 | :∧ /r'-'./ {
| :ヽ ＿ ム ィ' i |
| | :| :＼ ｀ ／ | | :|
|ハ |､: __|ヽ , ＜ :| | :|
_|___ヽ| ヽ ノ ヾ、 ＼__ , ＜./ | | :|
/ ヽヽ ー‐< ＼ {＞, | :/| :|
/ ＼＼ .} .＼ , -‐´ i :/| / .| ﾊ |
/ .ヽ ヽ∨ ,ｲ＜ヽ 7､ / .|' .|' |
- 865 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:10:31 ID:Pd4gv2h60
-
/ / // ﾄ､ ヽ ヽ
/ / / , | l | ヽ '
,' l ﾄ､ ｲ / / ,ﾊ V | | ', ',
,' | ＼＼ | / / /l ∧Ｖ /l l l i i
i ', ＼j ,' /| ,' l ∧V / l l ｉ |
l ' | i ! /-|-/―|―-､〉〈 / ＿j ｉ |
| ', | l ｌ/l// j/-―ﾄ､' / `‐r仏ｨ´ l ｉ |
| i l | l ｌ/才ｵﾟﾟ¨卞マjﾒ仏, ﾉｲ !rf卞Ｔil l |
| l A j fｌi l l イ{ iY＾Y1 i |rｸ iｲ /j/
| l i rﾍ ｲ刈 l | `弋_ 衣 . ' 弋ﾝ !j/
|! j l iヽＶ(__rﾍ、ﾄ､| ｀ﾟﾟ¨´ 、 ^` l
l! ,ｲ ヽ. `=仏rヘ、` ′ |
‖ i | ＼ l
!| i | `ｰ―rﾍ /
! | | ` . ｨオ ／
ｌ l i | | ＼ ,ィ それに、敵対マスターを先んじて暗殺する事を考えるのが
l/! | l ＞ ，, ／| |
| / ｲ ,ｲ_ ｀Τ !´ | | 水銀燈だけじゃないって確認できたしね。
l ｲ / | ｀ ｰ- , l ﾄ､ ｉ | |
|/ | / j ｀ ー 〈 j ', ｌ | | 食堂にいた連中みたいにへらへらしてらんないわよ。
,ｲ / /仆-ｲﾑ,_ ｀ ､ ',ｌ | |
/ ,仏 ノｲ ＞､ ∧ ! `ﾄ､
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
……成程。 i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
- 866 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:11:01 ID:Pd4gv2h60
-
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
／: : : : : : : : : : : : :.:.i: : : : : : : __r‐:√: : : : :.:ヽ
. : : :.:／: : : : :／: : : : :.:|{: : : i:_｢: : : : : : : : : : : : : : :.
/ : :／.: :./:/ :/:.: : :.: :/: 八: : :|㍉__: : : :.: : : : : : : : : : :.
. /: : /.: : :./:/: /.: : :.: :./ :/: :i: : ;′ ミ : : : : : : : : : : : : : : :.
/ : :/: : :.:/:/: /!: : : : :/: /: : :': / ｝ : : : : : : : : : : : : : : :
/⌒7: : : /j/:メ､| : : ∠:_/.:.:.:/:/ 〈:＼|: : : : : : : : : : : : : i
′: :i: ｘ=ｘ.ノ|:／ j／}:｀メ:/ ﾉ: : |: : : : : : : : : : : : : |i
. 八ﾊ: :{〃ん} {′ ,厶､__/ {: : ｀Y: : : : : : : : : : : : :.|| ……それで、考えたことがあるんだけど──
. Ⅵ ﾋﾘ ＾⌒ｱ:心. ｝:＼:|: : : : : : : : : : : : : ﾘ
′ ´ んィ刈 |: : :.:| : : : : : : : : : : : : ′
, ´ 乂こン j: :／⌒Y : : : : ｉ.: : : :i
{ ｀ ´ r:くヾ} |{.: : : : |: : : i:|
､ r::'::::::} 八: : : :.|{: :.:从
ヽ ｰ一 イ: : : : : :八: : : : ＼
イ ｉー=≦i : |: : : : : : : : ＼: : : :
. `ー――‐=≦ ﾉノ: : ___ノ、:|: ｉ : : : : : : : :.:＼: :
_＼／ ´ ＼ﾄ､: : 、: : : : : : :＼
ｰ=彡/ ヽ＼{＼: : : ヽ: : :
ﾄ､ ′ ＼ ＼: : :＼:
| Y i ）ハ: :
| i| i|
- 867 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:11:31 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ .l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ──やりませんよ。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
: |: : :|: : :| |: : |: : : /|: :才´|:| ミ: |: : : : .:|
: |: : :|: : ｉ__',_: |: .:/ .i: :/ ,,ｫ==ｪｭ､ ﾐｉ|: |: : : :|
: |: : :|: ´| ＼ヽ' |/ 〃{:::::小 》 ﾘ⌒}: : :.:|
从:.:人ｉ::|,,ｫ=≠､ 弋cソ |〉ﾉ .|: : : |
|: ヽ: |､ 《 {ci:ｉ::} ｀¨´〃 .i〃./: : : :|
ヾ: ｉ八∧ ゛ヾ≠ |¨´: |: :.:八
|｀: l(ゞﾍ 丶 ｕ ∧: :.:|: /: |: ヽ
……は？ |: : :＼ ∧ __ ／´￣￣｀ヽ: :ﾉ
|: : |: : |｀込 ´―｀ .／ ＼
|: 八: ｉ|: : : |ヽ＞ト __／' 八 ＼
|/ ヾ: : .:| ＼: : : : : |／/ ／ ハ
∨: | ヽ: : :i∧/ ／ ',
┌──────────────────────────────┐
│私が切り出すより先に、アーチャーが否定を返したことに虚を突かれた。│
└──────────────────────────────┘
- 868 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:12:00 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
.V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
.ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ マスター殺しなんて、やらないと言ったんです。
.i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
┌──────────────────────────────┐
│……そして困ったことに、アーチャーは私の考えを完全に読んでいた。 │
└──────────────────────────────┘
- 869 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:12:30 ID:Pd4gv2h60
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┏──────────────────────────────────┓
│ ＿_ / r乂r―＼_〉 │
│ /.／ ／〉､/⌒〉.ノ │
│ _,._― ＿_ノ // _／..:人/＼/´ │
│ ,...:―/´.::::::::＞く:::::::＞ｘ.､＿ノ.:// ＿_ ,ｨ | .／ / / │
│ ／／:ノ|:::::::::.∨:::::::ﾐメヽ::＼ ＿_// ／ ￣.／ |人/ .,:/ / ＿＿_ │
│ .l.:/.::ｨ‐､|:::Ⅳ::∧::::::::::}:ｌ.ﾄ.＼::＞.:く./＿__, :′ ヽ/､., ',′./／..:::::-=ﾆ二 │
│ .｀ヽ八{〉|:::{メ:_ ∧::::::::ｌ从ﾄ､ヽ--=ﾆ ＿ｊ/ /／ / ./.::::／::::::::::::::::: │
│ ／i r' 乂lｰゞｘ:∧ :::/||､∨/::::_ｘ‐/ ｆ'’ .／ _,:;′./.::::::::::／ ￣ ｀ｰ │
│ ／. 从. ｡ ｀＼ ./:::::;:ｨf_ｊｊ |-＞≪ | ｌ | .／/.:::::/ /.::::彡'′＿＿_ │
│ / ／/∧ ./.:::从八r// | | .:乂_.／::::;′.:;′ /:／::::::´::::::::::::::::::: │
│ .／..:/l::|::::Tエ二 i::::::|.Ⅵ.:ｌ|ｊ.l .从. ∨ ∧，::::;′./.:::::::::::::::::::::::::::::::::::: │
│ /.:::::/ ＞:/ / {ﾊ .!::::::..:|ｊ 从乂 ヘ ｀ヽ_./､:::/ ./-−' ´ ￣￣￣｀ヽ::: │
│ .i::::::::|:../ / /} .|ﾄ､.乂::乂 |ﾍ:〉-:＞､ _,..ィヽ-く:::/＿,′ ′＿__ │
│ .|:::::: |!.i ..| .lﾒl .|| ＼:::＼ ｀乂ミr'::::::..＼::::::;′::;′.,′ (_ │
│ .| ::::人ヽ .乂}!| ∧ .;’.＼: ＼￣ .| ＼:::::::: ＼／ ;′.;’―‐ ､__｀ヽ、 │
│ 乂::::::: ┌─────────────────────────────────┐
│ ｀ヽ │──アーチャーの宝具は、低威力ではあるがいかなる相手にも必ず命中する。 │
│ └─────────────────────────────────┘
│ ∧ ＼ ヽ ＼ .〈/ ＿{ ‐=ﾆ;’.〉/ ./ ｀ヽ:::::...＼:::::::::::::::::::: │
│ _ ／∨ .ヽ.__＼_ヽ/＜ 乂＿ ,′{;′′ ､ ∨::::::::.＼:::::::::::::::::::: │
│ ≫≫≫‐ ｝¨ミx/{｀ヽ.__,:/＿__rｘく_ _彡'/ : }/ミ:/ ./、 ｀ｰ ､|:::::::| ∨:::::∧::::: │
│ .≫≫≫−;′ ;’ .} ｆ|´ ';/彡.}､_>､＼ ./ .,’ .;＼＼ :.＼_ﾉ ..|:::::::|:::|::: │
│ ≫≫≫−ｊ .ｊ 乂 .}| l､| {人.乂}ヽ_〉 .;’ / / .}＼＼ (⌒ .｜:::::|:::|::: │
│ ≫≫≫−{ ;′ ﾄ､}}ィ个 .}ト､}__r' ∨ ;′ ′/ |.}.|ﾊ ￣￣ │
│ 〈_/ ./ ∧ }.}｜〈}ｊ | ∨./ ./ / .⌒|:∧ │
│ ⌒ｰ匕＿/./}､乂ﾉ〉 _f´￣ :...∨ .;′,′:{ .从l.∧_ │
│ ｀ヽ}ミ.}r' }ノ / .r' ;′¨′;′ .:; ∨ﾊ ＞＜_ │
│ ／ー' }.{ ∨ ノ ;’ /ミ/.| '; ＼} } ｀i │
│ ｆ==ミ､ﾉ′.∨ .,’ ,′.′} ﾐ .; ｊ │
│ .〈/./ / /⌒Y 〉 ;_／′/ .∧ │
│ .／{.〈 ｲ_/ ｀ .／ │
┗──────────────────────────────────┛
- 870 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:13:00 ID:Pd4gv2h60
-
┏──────────────────────────────────────┓
│ ／／/ . :/´ ヽ‐- 、ヽｌ : . ヽ │
│ ／／. :/.:／ ／ 〈: :＼|: : : : .', │
│ ´／/: :人ﾉ ｲj厂′ ∨⌒Ｙ : : : '. │
│ 、‐-- ─ 、 .:_;_;_: . ∨ 、.:'ﾄ ′ 丿ﾉ : : : :l │
│ ｀¨＞ 、 ｀丶 ､ .:_;_;_、 .:ﾉ厂ヽ: : ｀｢ ┌ ´ . : : : :| │
│ . '´冫へ ｰ ｀ ｰ-彳⌒:ﾉ〉: :// :八.: . :. ‐ ,'. : : : : :/.: :l │
│ ／ .イ ノ ﾉ 〉 ノ ｀丶 、 . :// 7/‐ ､/ /: . ＿_ ∧ ／.:/. : :／.: : :', │
│（ ／ ｀ 'ヾノ￣ ｀丶 、:／, ─‐'′ :/∠ ‐＜￣￣＼ ／_;_;＞‐┐ / . :/: ／ . : :/ヽ:'.、 │
│ . :/ /ヘ､ ￣｀ ｀ ￣｢￣ 八 '; 厂￣〉＼ト､＼八: :l │
│ . : √´ ｀ : . 、＿ | ∨ | |:|＿ノ人 | ∨ ヽヽ:! │
│ ＼ : .｀ヽ､ | | |:. ヽ＼ ﾉ 「厂|ﾄ､ │
│ ｀ヽ: : : .｀ ｰﾉ ヽ ,' ,'.: : . ＼＼// ｣| : │
│ ┌────────────────────────────────────┐
│ │足りない攻撃力を補い、サーヴァントを撃破できる必殺の一撃とするために │
│ │ │
│ │私のコードキャストを付与するという戦術を一回戦の間に編み出したのだが │
│ │ │
│ │コードキャスト起動に時間が掛かる上、勝ち筋がそれしかないというのは不安が残る。 │
│ └────────────────────────────────────┘
│ /: : :_:_: : : - ─── - : .＿ヽ l │
│ ∨´ ＿＿＿＿ ｀〉 l │
│ ﾚ '´￣ . : : : : : : : : .〈￣｀ヽ/ | │
│ ／. : :/ . : : :ヽ : : : : : : : .ヽ : . ＼│ │
│ ′: : /: : : : : : | : : : : : : : : : .l: : : . ヽ │
│ / : : /: : : : : : :ﾉ: : : : : : : : : : :ｌ: : : : : .':. │
┗──────────────────────────────────────┛
- 871 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:13:30 ID:Pd4gv2h60
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┏────────────────────────────────────────────┓
│ ﾞ'''-､｀'-､ ｀'-_;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ｀'ﾐ〟 ｀'''.ｌｼ､ .ｌ.;;;;;,i∴;;.″ ,- , ;;ｿ｣彡" .,ﾉ".｀--│ _..-'";;;;;;; │
│ ｀'''''≒ .｀'-､;;;;;;;i..､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ﾞ〈ヽ、 .ﾞ'､"x. l;;;;;|. ..!./ / .,rｼ",il'" 亠 ._iir㍉;;;;;;;;;;;;;;; │
│...,,、 ｀''-_ヽ｀'-､;;;;;;;;;.;_;;;;;ヽ, ﾞ'ﾍ . ｌ;;;丶;;;;｝ ｀ .,;;ｿ゛ ´ /ﾞ;;;;;;;; ／ │
│ー 二ﾞﾞヽ ,,、 ｀'!‐ ｀'-,;;;{. ｀'-､;ﾞ!、 .l-'､.ｌ.;;;;;;;;;.! .,il″ _,, -'";;;;;;;;;;;｀¬ │
│..,,..........ﾌ;;;;;;;;｀''‐ ,,、 ,ﾞli/､ ｀'､.ｌ, .｀'/'./ ;;;;;lﾞﾞ ./ , r二-''''"￣￣´ﾞ''y;;;;; │
│^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ'''''".'''''.'''ヽ-..;,ﾞﾆ＿ ｀ﾞﾞ''''＞x, ﾞ ll、 .!､/.ｌ;;;,! i' ''" ｀-¬''' │
│ ｀'''｀-ヽ,, |､｀''ﾆi几 ″|;;'! │
│..,......xi， ┌────────────────────────────────────┐
│ ￣ ..,,u．.-..、 │──だが、低威力の宝具であろうとも、マスターを殺すには十分すぎる。 │
│:ﾆﾆ;;;;ｭiｘ..,,,,,_. .｀'s､ │ │
│ . ｀''-ﾞ二;;;;｀ﾞ''''､ │もちろん決戦の場では彼我距離に応じて付与されるマスター保護によりほぼ無効だが │
│＿__,＿_＿_＿_＿_i;;;;;;;;;;;;" │ │
│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. │保護のない場であれば問題なく機能し、絶対命中特性によって確実に殺害できる。 │
│.,ﾝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,..一'''''''ｰ､,;;;;;; │ │
│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ｀く │つまり──マスター暗殺を狙うならば、この宝具はあまりにも凶悪な性能なのだ。 │
│;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐′ └────────────────────────────────────┘
│;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ : _,i〟 _..〟 |;;;;;;;ﾞ''-､、.ﾘi !＞ ﾞ'ｉ ｌヽ.;; │
│;;;;;;;;;;;;./ ,..r/「″ ,,rj″ Y''フ'´ .▽ ,i";;;;;;;;;;;;;;.ｌ'!ﾐiv ､ ,.ｌ|x, ﾍ.ｌ.ヽ │
│;;;;;.／ .,r彡'" '!レ'" .// .,r､ f'"｀''./ ;;;;;;;;＼.ﾞ'-､''-..,,,｝;;;;;ヽ ｌ"l,. │
│／ ´ 、 ,ノ;/ ¨゛ .,,〟 .ヽ;;;;;;;;.ｌﾞ'!)i、｀＼;;;/'''''-＼, ∨ │
│ ,,、 ,,〃 .,..;;ﾆi / ´ ヽ;;;;;;;ﾞ;;､ ` ﾞ'ﾐ､ ﾞﾞ'ﾆ;;､ │
│ ,i彡 /│ ″.,〃 .,i;; .,-、 .i;;;;;i .ｌ.;;;;;|..ﾞ'|l、 ﾞ'li、 ﾞ'ﾐ │
┗────────────────────────────────────────────┛
- 872 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:14:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌────┐ , ---=ミ _
│だが── │ ／:::::::::::::::::::::≧=- _,y
└────┘ ／::V::::::::::::::::::::::::::::＼＼､ ,. ' /il}
〃::::::|∨:::::::::::::::::::::::::::r､ヽ Y:､ ,. '´ ./ /
{i/:::::|ﾄ=V::::::::､::::::::::r:::}＼//::::＼ ,. '´ ｲ /
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ ﾄr:i<tッﾐ＼トミﾆ:::|ﾘ7Ⅵ〈≧=- :ミ二二´_ ,. '´ ,. ＜l＞'′
| ｱｰﾁｬｰ | ゝ:,￣ ; l:::|:/=ﾁVﾑ:::::::::::￣::≧x ,.不ﾐY ,. ＜l＞'´
| 僕は誇り高き弓兵です。 | ｌ丶 ､__ ,.ｨ ,i:::|_ ＼ヽ _:::::::::,. '´::≧ｘ ,. ＜l＞'´
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ |:::::|｀i::..._／j::::|ﾌ＼x=ミ_＼,. '´､:::::::::,. ＜l＞'＜_
_zzﾘ::://j ,':::::| ／／::,. '´r=t ,. ＜l＞'´::::::::::::::::＞ｘ
／〃/:://ﾊ, _, 7:::::::|'/,. '´ r┤:!´∨＞'´ﾍ:::::::::::::::::::::::ヽト､::ヽ、
r{_{/,'/::// i ／i:::::::ﾘ´〈// {´| .| i }ｲ ∨::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/{T./ i::::{ | ／ |::::::{∨＞'´{ _,.::::´::ｨ:} V:::::::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/ V i::ﾊ! ／ / i:::,. ＜l＞'´ﾄ､<..........j:i i::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヾﾘ
r={i i,{ | /'´ /. ＜l＞'´ミ≠ﾍ:..{ー=i {ﾊ |::::::ﾄ､::::::::::::',､::::::::∧
／ﾍ V ! i/ . ＜l＞'´ /∠ ',:ﾄ､__j ﾚﾑ }::::/ |::::::i::::::',∨::::::∧
∨ :＼'´ i ,. ＜l＞'´⌒ヽ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
/＼ . ＜l＞'´x==丶== | ｱｻｼﾝ |
,. '´′ ,. ＜l＞'i´ ／r=ﾐx≦ニ | 凶手などと同じ扱いをされては不服極まりない。 |
,. '´ ,.X:´ｌ＞'´ ヽヾ/'´:トr､.∨--- 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
,. '´ ,. ＜l＞＜ /j} ∠| i|=Vﾑ＼ ＞＼ /ー==≦--- _ ＼ ＼
,. '´ ,. ＜l＞'´ ｀丶ﾁ=〈／::|__lニVﾑ､ ¨¨´z≦ﾆト- 'L__,. -=ﾆﾆﾆミ≧＞ｘ .＼ ＼
..... ,. '´ _, ィ´＞'´ rY<:7ﾄ/-≦り i ./ / ｀´､ ＼_ ＼ ＼ ＼ ..＼ ーy
z-≦ﾆﾆﾆ__ 厶 ＜ x＜ |{ヽ' /( ri´} .l !' / ヽ ー=ﾐｘ ＼ ＼ }/} ／
ゞ'´￣￣ __x＜、 i∨/＼:|i ﾉ. ! | ' ヾ ﾄ､ i ヽ
Trﾍ Vﾑ |<｛. : : j'/ / i{ ＼ ∧ | {
r＜zﾁｿV Vﾑ | ∧ /ﾆ=- ､ ヽ ｌ | ＼ ､ Li ＼
ｒ≠／≦zV Vﾑ ヾ ／￣￣ ｀ヽ、 ＼ i ! ､ ＼ L ハ
ーイ＞'´V Vﾑ .／／ ￣ 丶:､ i ､ ＼ ｀⌒｀′
≠t ＞´V ／／. ／ ＼ i ､ ∧
不x＜ ／／ ／ .＼;i ､ ヽ､∧
}'´／／ ／ Li、! ',_ .ト 、
- 873 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:14:30 ID:Pd4gv2h60
-
┏ Yoshitsune Minamoto ──────────────────────┓
│ ＿_ //ノ r'⌒}─……‐┴＜⌒}、＿ } │
│ ／ : 廴＼＿ ┌┘／⌒ヽ::::ｘ=ﾐ:::::::::＼::＼丿 :八 │
│ /: : : : : : ＼ .} 丿 ./::::::::/:::::::::::::::::＼:::::::::＼::｀ヽ /＼ │
f´￣￣￣￣￣｀ヽ: : : : : : : : :.(⌒)／/::::::::/:::::::::トrr＼:::::ヽ:::::::ハ::::::＼ ノ │
| それとも──│ : : : : : ノ}厂/::::/::::::::::{:::::::::::{ |:::::::}:::::::::::}::＼ハ} │
ヽ＿＿＿＿＿ノ ＼: ／／ /::::::|::::::::::::|:::::::::八 }/::/|::::::::::|::::::::＼ │
│ |￣l￣￣ .／／ ／/ハ::}|::::::::::::Ⅵ;;;;;;;;;;} ,.斗ァ::::::::}|::::/⌒ヽ │
│ | | ／／ ／ / }八＼:::::::弋テ= ﾋツ |::::::::::|::/ ＼ │
│ | |{ ／／ ∠.＿＿__ ｘ==ﾐ＼＼::::| ､ |:::::::}ﾉ⌒ヽ ー────┐ │
│ |＿l.{ {廴丿⌒ヽ ／ : : : : : : ＼ﾊ} ┌‐ｧ ／{|:::::::|＼> ＼ ＿＿ .ﾉ │
│ | |(＿乂_ ノ彡: : ／⌒ヽ : : : : ≧=ニイ 八::::::|＿＿＿＿＼ ｀⌒ヽ( │
│ | |＼ ｛: ∠⌒ヽ:::::::’， : : ｝ｎｎｎ｛ /:::/}ヽ| r==ﾐ │
│ | |: ＼ ／) ＼＼ :::}: : ノVVVV∨:::// (⌒) : : ｝───- ． . │
│ |__:}＼r'⌒＼(⌒) ＼V/￣ {ﾊ ∨/ / / : : : ﾉ＼:::::::::::::::::::::::::::::: │
│ ｛: : : : : ﾞ:､ ＼ /:::/ Ⅵ ’，./ /: : :.rへ::::::＼⌒丶::::::::::::::: │
│ ／/｀ヽ: : : : : ＼＼ﾉ::::{ V＼ }／: : :ノ ＼:::::＼ ＼::::::: │
│ ／:::::′ }＼: : : : :ヽ|:::::;廴ｘ==ﾐ ＿＼ﾉ _ /廴／ ＼/ }:::::::::＼ヘ. ＼: │
│. ／:::: f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
│ {、:::: | ｱﾉｶﾀ │
│ ＼:: | 貴方も義経様同様に、僕を殺人のための道具としか思っていないんですかね。 │
│ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
│ 厂￣}:::::::::｀~~~⌒＼ : : ∧ ’，::::::::/::::::/ ／ { /〉 |: : : : │
│ , :|＞⌒f二二}::/⌒}ｘ===ﾐ >::::::{::::::∧⌒￣ ∧ /ハ ""⌒ │
│ ノ ／⌒}￣￣(＿)ﾊ ∨/〃⌒ヽ}::::::::::ｉ:::::| }￣／{ Ⅵ ﾊ ,′ │
│ / ／ ＿､ )／￣＿_丿 :}く人＿ノﾉ:::::::::::::::::}[:}／ ￣ 乂_丿 │
│ ／{厂 }／ ／ 二ﾊ ゝ─〈 ',::::::::::::/ / ..::/ / │
│ / ／二／ ／｀¨¨¨¨´ ／ ＼￣￣ ｲ ..:::/ │
│{ { 廴ノ 丿｀¨¨¨¨ マ´ ヽ { .::::/ ／ │
│ 丶 ー一"´ ｀ ＝‐ _ ', / ..::::/ ／ │
│ ｀ ､ ー一'´￣ ｀ヽ ./ │
│ ー-- ＿ ,′ ／ │
│ ￣￣ ──-- ／ 厶==ﾐ │
│ ／ /ー ､＿} │
┗────────────────────────────────┛
- 874 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:15:01 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────┐
│返す言葉もない。 │
└────────┘
/／:.:.:.:／.:／..:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/V／Z＿:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:..ヽ
／:／.:／.:／..:.:／.:／:.:.:.:.:/.:.:／＾＾＾´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ﾊ
／／/:.／／:.:.:.／:.イ:.:.:.:.:.:.::/.:.:/ Z:.:.:.ヽ:.:.::.!..:.:.:.:.:ﾊ
＜ イ /:,.:.:./:.:.:ｰ.'.":.／.:.:.:.:／/.／ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.!
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:ﾃ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:＼' / ／ _＿___ ﾚ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:＼
V /.:.:.:.:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
/.:.:.:／/.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞ っ……！
／.:／ 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
＜.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
/.:.ハ 〈 ,.ｲ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:＼..＼＞
, 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐､ ／ .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:＼:.＼
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// /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
/' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ／`Y´ ￣￣/￣＼
／斗‐ー― '爪/／ |〇 | ヽ ／: : :: : : : : : : :./: : : : : ＼
┌─────────────────────────┐
│アーチャーは私の思惑を読んだ上で、それを一刀両断した。│
└─────────────────────────┘
- 875 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:15:30 ID:Pd4gv2h60
-
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
僕の名を歴史に残すことになった屋島の戦い。 ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
ｱﾉｶﾀ i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
そこで義経様が命じた内容を ,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
知らないとは言いませんよね？ ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
. ,.:': /: : : : :ｉ: : : : : :.＞: :.:ヽ
/:.:./: : : :.:|:.|: :ｉ: : : :.Yﾐ､: : :.ﾍ
. ,:〈∨: :ｉ: :.|:.|.:|: ;| : :.;ﾊ:} ㍉.:.: : :.
. ,: :∧〉:.:|:./|_乂V|:.:/__ ﾘ ミ: : :.i
ｉ:/: : : :.j/´j/}/ヽ:/ / ｀ ﾐ: :.:|
|:!.:.:.: :i:|y'斧ﾐx ′ "斧ﾐ㍉ !;-､|
. 从{: | 从 弋rﾘ 弋rﾘ ' r: ﾘ| 貴方は、源義経の無茶振りに応えて船の上の扇を射抜いて──
ｉ:ヾ{;ﾊ ､ ,.ｲ:.|
|: :.:ゝ:. /´: :| :|
|:!: : : :丶 (_ つ ｲ: :.:.:.|: |
. 从{: : : : : i＞ イ : |: :.;ﾊ{.i:|
. / ﾘﾍ: : : r'‐ ､ ,，'ヽ:.|:./ /j从
/ V／ /Tヽ ∨､ / ヽ
__, ィ:´: :{ / | ヽ 〉: :｀:ｰr‐ ､
/{: {: : : : :人_,ノ | ∧ノ: : : :.}: } :.
. / {: {: : :.´:.:.ヾヽ | /:/ : : : : :j:/ !
- 876 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:16:00 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ .l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ｱﾉｶﾀ
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i その後。義経様はね、命じたんですよ。
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ 僕の成功を敵味方を越えて讃えている最中に、その相手を──
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 877 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:16:31 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────────────────────────┐
│ |ii .iirvノ|y､=ノ::::ﾃ:::≦ミ:f` ﾚ/ .ｒi,=､ tii{´¨ ヾt-----､ │
│ /ｊiiﾚｽ＞´彡:;::::/::;::::ﾐ;:::::､:x=､i{ 人{ }}rii| ＠ﾘ}}〉 ヽ;;;;;;;', │
│ / t_/／:/:::://;'::/i:::::';::::';:::ヾ::';:::{ ∨ヘ={{､ﾚヽ＿ノ ／;;;;;;;;;;', │
│ ／;;`¨v /::;::::::/}::i:::|"∨:::';::::';::::i::::';:::::r-<`ｰｿ≧＿__.／;;;;;;;;;;;;;;;;;;} │
│ ｒ;;;;;;;;;;;;;;,'/:i::|:::/:/::i|::| ∨::i:::::}:::|i:::::i:::|::ﾞﾍ∨;;∨∧ .;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l │
│ ’;;;;;;;;;;;;,'|i::|::i:::}::i:::::|l::| ‘，i::::|:::|ﾘ:::{;:::i::i::}∧;;;;∨∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| │
│ ';;;;;;;;;;,' |i|:{::|::|::::|-:ﾄﾘ､ ﾘ}::r‐ｧ‐l ﾘ:|::{::i::|::∧ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ │
│ ’;;;;;,' .ﾘ;{:i:|::|ｧｰ__L}ﾆ |ｆ≦=二|:ｉ:::|::|ﾊ::r‐| ──与一。奴を殺せ。扇より的が大きいだろう？ │ │
│ ゝ /;;;∨':}:ｉ:',{ 乂::i::i:::::|= 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ │
│ _ ,＜} /;;i;;;;}:::'; |:::r ｉ|::|::|::::|------ ＼ ＼" ＿ｒr---､ヽ ', │
│ｰ---//---/:::::;';:::|＼ (.l /::|::|::::|::::::::|i::::::i:}ヾ＼ ＼ｰ‐ ´＜ 八 ）） | │
│ | | |:::i:::1:i:|i::i::＞ ｰ' ｰv ／ｊi:::|::|::/:::::::::ﾘi::i::|i{ ＼＼ ＼ ＞=--,￣∠ __ .| │
│ | | |:::|ﾘ|:i:::V;:ﾘ:::::::＞､__.／ヽ/ﾘ:j://|:::::';:/j | :ﾉ';';};＿_` ＼ ＼{ .l ） ＞---､ │
│ | | |:::|ﾚ|:}::::i:|:::ﾘ::;:://:::ｿ/}〈{'::/j:::/ i:::::}';';';}/;／////＞､ ＼ ＼ゝ-- ノ ＼＼ ｰ ､ │
│ j | |:::ﾘii}:|i:∧:/|:::;{/ソ }';';';y.//／V';|::::i:',';';У////////__i＞,’ ， ，- / ＼| │
│ | | /}::| i >ﾘトiﾘ |ｿ r//}';';／';えＹミｒ}}|::::i::',///////＞/i{ {､ ヾ ＞＜ミ､ ／ .＼ │
│ i { / ﾘＶ /´} .） , ////';';';';yｨＹiくｲﾊll|::::i::::',////／＞/i∧｀¨´ { r-､ヽ､ヽｧ │
│ |.j ∧ i{ { } ﾚ{ ﾄミ三Ｙ/／ }// ＼:{::::::',/／／///／ , -== ゝ､丿';';';';';ヾ │
│ |.i ∨＼ }_ゝ-´ / 入//.／ }i{ |il';::::::',／//＞ / / ヽ,,;';';';';';';';';';''／＞＜ │
│ | .∨ ‘， ７ ./l ./ / j} } |i}:::::::::;≧ ´ l ゝ､__ノ';';';';';';';ｨ';';／ │
│ i ∨ ，' ./ .ﾚ l { { |il }::';:';',ｊﾄ `ヽ__ノ';';';';';';ｪ';}ﾝ │
│ { ∨ ' / /==､､ } ∧}|i { |}i ';::';::::',/∧ z';';';';';';';v´ ／ │
│ | .∨./ ,,/{´¨ヽ } L=. //∧} i|,r彡ﾐ､}iｌ ',::i::::;:',i .＼ ∫';';';';';ｩ ／';';'; │
│ ＼_ Ｖ';';ゞミ-´ノ { r､///.∧i } / ヽ {彡:::';:::', .＼,,,,';';';';';';';j';'＞､ ｨ';';';';';';';'; │
│ ＼ {';';';';';';';';';''ﾞ; ,入ＵY ,-､ Li { `ｰ 彡}i≦',::i:::', {';';';';';';';';';v´ `ｰ´ }';';';';';';';';' │
└──────────────────────────────────────────┘
- 878 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:17:00 ID:Pd4gv2h60
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／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:| え、いや、でも、いくら讃えてくれたって言っても、
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八!
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : : それは敵、だったんでしょ？
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ もちろん、貴方の生きてた頃はおおらかだったんだろうけど、
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ| 戦術的に考えれば普通じゃ──
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
だから、なんですか？ |:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
時代がどうの、効率がどうのなんて、知ったことではありません。 V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
僕は僕の信ずる武家の作法に則り、敵を討ちます。 i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
ですが、いくさの姿勢を見せていない相手を射殺すだなんて、 ,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
もう金輪際お断りだ。 ||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
- 879 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:17:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌───────────────────────────────────┐
│身勝手そのものとも言える彼の言動。だがそれに、私はある種の納得を得ていた。 │
└───────────────────────────────────┘
. , . : : : : ´￣｀ : : ､
. ,. : : : : : : : : : : : : : :〃ヽ
. ／:／: : : : : /: : : : ヽ: 〉: : ハ
. , '_: /: /: : : //: : : : :i: :|": : : : :ﾊ
. /: :∨: /: /: // : : : ｉ :|: :|ミ: ヾ: : : ',
/: : :/: /: /ｲ// : /: :/: :l: :|゛ミ: :|: : : |
. //:/:i: :/:/' //i: : , :/〃'.l: :| ミ:ｉ|: : : |
. {ｲ: ｉ:.:|: ,:/_＼/ .|: /://' .l:.ﾉ ミ:l: : : |
. |从:|: |.://{心ヽ ﾚ'i/､＿／' .ミ:|: : .:|
. i/' ヾｉﾚ'.}゛ ゞ' 仟Z丐ヾ ﾚ´i: : :| …………
|i:ヽi } ｀¨´ 勺': i: :|
/: :八. ' u __少 : .:|: :|
. ///: : :＼ ‐-､ ／ : : ｉ: : : |: :|
/´i: : i: :|: : > _ ＜|､.:.:.:从 : 八: |
{/' |: : |／八 ＼ .ﾉ iヽ､:∧: : { ヾ
|:／ ＼ `ｰ〈 .| i‐- ､
, 'ヽ ', ＼ノ iヽノ ', ∧
. / ＼ ', ii i i|. ', / ∧
i ｀'ヽ､ ﾊ ', 》 i .ｉ| i' ∧
| ＼,} ', ヾ ',.!| ∨ ∧
|.', ＼. ', ヾ､ｉ| ∨／ヽ}
| ∨´ /´￣} ', ヾ ／ `ー‐､
| {､ /ノ/´ /´ヽ} ／ }
} ∨ レ' i ./ /}_ ／ ／ {´＼
ヽ ‘, ｀ﾚ'､ﾉ ￣.／ ／ `ー‐ '＿__i
┌───────────────────────────────────┐
│遠隔必中狙撃宝具を持つという暗殺に有効すぎるサーヴァントを与えるにあたって、 │
│ │
│システム側が何のバランス調整もしないというのは考えにくい。 │
│ │
│だが、英霊本人がその用途を拒否するというのならばなるほど、話は別だ。 │
└───────────────────────────────────┘
- 880 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:18:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────────────┐
│しかし、続くアーチャーの言葉は、そんな戦略計算を一瞬で叩き壊した。 │
└──────────────────────────────┘
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ / だいたい──マスター、あなたは、それが厭だったから
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ 自らこのいくさに馳せ参じたのではなかったのですか？
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 881 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:18:30 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
効率のために、 ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
数字のように命がすり潰されるのが厭だったから、 ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
己の誇りのために立ったのでは？ ,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ /
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／ それ、は──
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／
..｛ |: :! ／ >､
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
- 882 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:19:00 ID:Pd4gv2h60
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/ ＿_ﾉ-､l_.|
,’ |.｀r‐ ､.｀┤
;’ ﾉｰ(_ー.|､ﾉ
＿_ / r乂r―＼_〉
/.／ ／〉､/⌒〉.ノ
_,._― ＿_ノ // _／..:人/＼/´
,...:―/´.::::::::＞く:::::::＞ｘ.､＿ノ.:// ＿_ ,ｨ | .／ / /
／／:ノ|:::::::::.∨:::::::ﾐメヽ::＼ ＿_// ／ ￣. f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
.l.:/.::ｨ‐､|:::Ⅳ::∧::::::::::}:ｌ.ﾄ.＼::＞.:く./＿__, : | それでもなお、やりたいのなら── |
.｀ヽ八{〉|:::{メ:_ ∧::::::::ｌ从ﾄ､ヽ--=ﾆ ＿ｊ/ | |
／i r' 乂lｰゞｘ:∧ :::/||､∨/::::_ｘ‐/ ｆ'’ | 手段はあるでしょう？ その手に二回。 |
／. 从. ｡ ｀＼ ./:::::;:ｨf_ｊｊ |-＞≪ | ｌ | . 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
/ ／/∧ ./.:::从八r// | | .:乂_.／::::;′.:;′ /:／::::::´:::::::::::::::::::
.／..:/l::|::::Tエ二 i::::::|.Ⅵ.:ｌ|ｊ.l .从. ∨ ∧，::::;′./.::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/.:::::/ ＞:/ / {ﾊ .!::::::..:|ｊ 从乂 ヘ ｀ヽ_./､:::/ ./-−' ´ ￣￣￣｀ヽ:::
.i::::::::|:../ / /} .|ﾄ､.乂::乂 |ﾍ:〉-:＞､ _,..ィヽ-く:::/＿,′ ′＿__
.|:::::: |!.i ..| .lﾒl .|| ＼:::＼ ｀乂ミr'::::::..＼::::::;′::;′.,′ (_
.| ::::人ヽ .乂}!| ∧ .;’.＼: ＼￣ .| ＼:::::::: ＼／ ;′.;’―‐ ､__｀ヽ、
乂:::::::::∧ ｀:|:ﾍ、 ＼./ / .}:::::::〉 |r‐く:>、::/,′.;′.,′::::::::::::::｀:..ヽ〉_
｀ヽ .从 .∨ ＼ ./ / ./.:／ /.::／ヽ／/ ./;′/.::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:..､
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∧ ＼ ヽ ＼ .〈/ ＿{ ‐=ﾆ;’.〉/ ./ ｀ヽ:::::...＼::::::::::::::::::::
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- 883 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 20:19:11 ID:yMEmzzHM0
- そういえば美琴の事情もそんな感じの話だったな
- 884 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:19:30 ID:Pd4gv2h60
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／:／.:／.:／..:.:／.:／:.:.:.:.:/.:.:／＾＾＾´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ﾊ
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＜ イ /:,.:.:./:.:.:ｰ.'.":.／.:.:.:.:／/.／ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.!
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V /.:.:.:.:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
/.:.:.:／/.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞
／.:／ 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
＜.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
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……令呪で、命じろと？ ー=＝彳:.:.:／/.:.:.:＞､ `¨ ー― ' ／ |＿.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:＼.:.:.:.:.＼:.:＞
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// /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
/' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ／`Y´ ￣￣/￣＼
.ｆく:::::::::::.｀ヽ::::::::::::::＜_〉―- ､
..ﾉ|:_:::::::. ＼＼＼:::::..＼:::ﾐ｀ヽ:::::
/.:ィハ::＼＼＼＼＼＼:.＼∧. ＼
././::|i⌒＼:.＼＼＼＼＼＼::::∧、
.|.:i::/}/ 心 ＼〈＼＼＼＼＼::::〉:i ∨
.|:{ｊ:}`¨〈 ｀￣￣｀ｰr:::::::∨:::|Ⅳ ええ。
乂:| ｀ ./:|::::}:ﾉ::::从‐
}从 Ⅴ￣｀ミ }/|::/.:::::::| |.|: 僕に、自らの誇りをねじ曲げ、
|::|:ﾍ. ∨:::::::/ .:.从:::::::::ｊ ｊ |
Ⅵ:::.丶 ￣´ イｊ::|::/{:::::´::/ 道具であれと言うのならば。
|ｌ::::ﾉ::〉--.:::＜ ／/.::|,' .乂／{
.／..:/.::::::::｀ヽ:_／.:./.:::/ ∨｀ヽ 道具の担い手として、
.／..:／...:::::::::::／} 〈::::/ ./ ./.}
.／..:／..::::::::::: ／ ::/ ／ ／ / 貴方は貴方の意思を僕に示して下さい。
／..:／..::＿_彡/ r‐≠ ,...:−.≠ .／ ／
／..:／..:/./ }/./ /ヽ ／ ／ ／ 口先だけじゃなく。
.,..::::／..::::/.::l ././ / .／ ／ ／.:／
../.:::/.::::::::/ ::| / ./|..＿ .イ .イ/／.:／
i::::::ｉ::::::::/ ../|./ ._/￣ .ｘ＜{/l .{l/_／
.|::::::|:::／ /{.//{、 .x＜ 乂Ⅵ/
- 885 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:20:01 ID:Pd4gv2h60
-
, ---=ミ _
／:::::::::::::::::::::≧=- _,y
／::V::::::::::::::::::::::::::::＼＼､ ,. ' /il}
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ 〃::::::|∨:::::::::::::::::::::::::::r､ヽ Y:､ ,. '´ ./ /
| 弓は用意しましょう。 | {i/:::::|ﾄ=V::::::::､::::::::::r:::}＼//::::＼ ,. '´ ｲ /
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ ﾄr:i<tッﾐ＼トミﾆ:::|ﾘ7Ⅵ〈≧=- :ミ二二´_ ,. '´ ,. ＜l＞'′
ゝ:,￣ ; l:::|:/=ﾁVﾑ:::::::::::￣::≧x ,.不ﾐY ,. ＜l＞'´
ｌ丶 ､__ ,.ｨ ,i:::|_ ＼ヽ _:::::::::,. '´::≧ｘ ,. ＜l＞'´
|:::::|｀i::..._／j::::|ﾌ＼x=ミ_＼,. '´､:::::::::,. ＜l＞'＜_
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ /j ,':::::| ／／::,. '´r=t ,. ＜l＞'´::::::::::::::::＞ｘ
| 矢をつがえ引き絞りもしましょう。 | ﾊ, _, 7:::::::|'/,. '´ r┤:!´∨＞'´ﾍ:::::::::::::::::::::::ヽト､::ヽ、
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ ／i:::::::ﾘ´〈// {´| .| i }ｲ ∨::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/{T./ i::::{ | ／ |::::::{∨＞'´{ _,.::::´::ｨ:} V:::::::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/ V i::ﾊ! ／ / i:::,. ＜l＞'´ﾄ､<..........j:i i::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヾﾘ
r={i i,{ | /'´ /. ＜l＞'´ミ≠ﾍ:..{ー=i {ﾊ |::::::ﾄ､::::::::::::',､::::::::∧
／ﾍ V ! i/ . ＜l＞'´ /∠ ',:ﾄ､__j ﾚﾑ }::::/ |::::::i::::::',∨::::::∧
∨ :＼'´ i ,. ＜l＞'´⌒ヽ、 // ',!ー- |/z} 〈::/ !::::::|∨ﾑ V::::::::ﾑ
/＼ . ＜l＞'´x==丶==ミ {〈＜￣ ＼ ヾr--- ' ! ′ /:/l::| V:ﾑ V:::::::;
,. '´′ ,. ＜l＞'i´ ／r= f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ :::::/
,. '´ ,.X:´ｌ＞'´ ヽヾ/'´:トr | ──でも、放てと命じるのは貴方の殺意だ。 | ´
,. '´ ,. ＜l＞＜ /j} ∠| i| 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
,. '´ ,. ＜l＞'´ ｀丶ﾁ=〈／::|__lニVﾑ､ ¨¨´z≦ﾆト- 'L__,. -=ﾆﾆﾆミ≧＞ｘ .＼ ＼
..... ,. '´ _, ィ´＞'´ rY<:7ﾄ/-≦り i ./ / ｀´､ ＼_ ＼ ＼ ＼ ..＼ ーy
z-≦ﾆﾆﾆ__ 厶 ＜ x＜ |{ヽ' /( ri´} .l !' / ヽ ー=ﾐｘ ＼ ＼ }/} ／
ゞ'´￣￣ __x＜、 i∨/＼:|i ﾉ. ! | ' ヾ ﾄ､ i ヽ
Trﾍ Vﾑ |<｛. : : j'/ / i{ ＼ ∧ | {
r＜zﾁｿV Vﾑ | ∧ /ﾆ=- ､ ヽ ｌ | ＼ ､ Li ＼
ｒ≠／≦zV Vﾑ ヾ ／￣￣ ｀ヽ、 ＼ i ! ､ ＼ L ハ
ーイ＞'´V Vﾑ .／／ ￣ 丶:､ i ､ ＼ ｀⌒｀′
≠t ＞´V ／／. ／ ＼ i ､ ∧
不x＜ ／／ ／ .＼;i ､ ヽ､∧
、
- 886 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:20:30 ID:Pd4gv2h60
-
/: : : : :./: : : : : : : : : : :ｌ/: : : : : : : :: : : : : : : : ｌ: : : : : :|
. /: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ｰ-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
|: : : : : :| : :/: : : :.ﾊ: :.l: : | ヾ: : : ﾊ: : : : : : :.|: : : : : :|
|: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ﾊ: :.| ＼ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
|: : : l: : |/: : / / /:./ ｝:.| Ｖﾐ:}: : : : : : |: : : : : :|
. V: : l: : |: : / / /:./ ﾉ:/ ｀i:.l:／⌒Vﾘ: : : : : :|
Ｖ: l: : ﾄ､/ 斗≦二 ＿_ V / _i ｝: : : : : : | ……わかったわ。
ヽ:ヽ:.伐｝ ´＾ 弌ｩ炒´ 〉r' ／ｌ: : : l: : : |
＼八ﾉ ^｀ __,ィ: : ::｝: : :l: : : | ここ一番と言うときに逆らわれたらたまらないし、
く ｲ.!: : : : /|: : : !: : l:| ・ ・ ・
l＼ ／ |: : : :/ |: : : ｌ: :.:l:| その時が来たら、私は容赦なく令呪を使う。
}:.:.:ト､‐ ､ ／ |: : :/l |: : : !: :ﾘ:|
l八l:.∧ イ ／ﾘ: :/lﾘ |: : :八/lﾘ もちろん、今日明日にでも、というわけじゃないけどね。
}:.:.:.:｀ ｰ‐＜/ _j＿__.ィ /: / ／ヽ/:/|
|:ﾊ:.:/ /: /´| /／ ／: . : . Ｖ: }
}/ /: / ,' | /´／. : . : . : . :∨
／:/＾/ j ／: . : . : . : . : . :.ヽ
／: ./ ,.' ,.ｲ─‐‐＜: . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/〃:/ / ／: . : . ／: . : . : . : . : . : . : . : . : .ﾊ
/: . :/=／: . : . : 〃 . : . : ／: :／´￣ ￣｀丶: :}
/: . :/／: . : . : . : . : . : .／: :／ V|
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
出来れば、その日が来ないで欲しいものですが。 ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
……とは言え、 ,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
僕も常勝不敗と言うには力不足ですからねぇ。 ////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′
そうせざるを得なくなった場合には、 ＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
恨み言は言いませんよ。 ＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 887 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:21:00 ID:Pd4gv2h60
-
/:i:,ﾊ: : : ｉ: //: : : : : :.ﾍ ㍉: :f´{´__ ヽ: : : :ｉ: : : :
/イ:{ !: : :|//: : : ｉ.: : : : :. ｀ヾ{ i:::::::ヽ ; Y: :.|: : : :
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
……それと、ありがとう。 ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
あんたがそんな在り方の英霊だからこそ、 ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
丶 ／ ,， ´
私はまだ、最後の一線を踏み外さずに 丶_ イ ´> ´
{ !く ,.ィ:´
済んでいるのかも知れない。 } |Oヽ ／: : ／
| | ヽ ／: : ／
- 888 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:21:31 ID:Pd4gv2h60
-
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／ もちろん、どんなに手段を選ぼうが、
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ / もう私が人殺しであることは変えられないけど……
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′ それでも、何も感慨も持たず、
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／
..｛ |: :! ／ >､ 淡々と処理できるようになったら、
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､ 何のために戦ってるのかわからなくなっちゃうものね。
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
- 889 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:22:01 ID:Pd4gv2h60
-
┌───────────────────────────┐
│──そう。どんなに手を尽くしても、私が勝つたびに、人は死ぬ。 │
└───────────────────────────┘
┌──────────────────────────┐
│もちろん、予定されたクローン達の犠牲よりはずっと少ない。 │
└──────────────────────────┘
┌──────────────────┐
│でも。ソレを数の問題と考えてしまったら。 │
└──────────────────┘
┌───────────────┐
│そう考えることを許してしまったら。 │
└───────────────┘
┌─────────┐
│私は、何のために。 │
└─────────┘
- 890 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:22:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────┐
│“犠牲を最小限にする” │
└──────────┘
┌────────────────┐
│私がやっているのはただ、それだけ。 │
└────────────────┘
┌────────────────────────┐
│どんなに頑張っても、犠牲をなくすことなんて、出来ない。 │
└────────────────────────┘
┌──────────────────────────┐
│ ﾋ ｰ ﾛ ｰ │
│私は無力で、誰かを救えるような正義の味方には、なれない。 │
└──────────────────────────┘
- 891 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:23:01 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────────────┐
│それなのに── ／ だからこそ── │
└────────────────┘
- 892 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:23:30 ID:Pd4gv2h60
-
《聖杯戦争本戦 第四回戦 一日目》
| ヽヽ ＿|＿ ヽヽ | |
|＼ . | .| | |
| . ﾉ ﾉ .・..・
／￣￣＼
/ _,.ノヽ､__＼
| ;;;（＞）（＜） ;| ｎ /＾, ／人 __
人,.. | u（__人＿）,;;| ｌ .＾−f ／
＼ ζ＾ヽ __ｊ # |++++| | ,ゝ えノ ／
) ヾ ど, ｀ー ￣￣ .ノ ￣ ／ (_
- ＜ ｀´ーヽ ,ーー' ＞ -
) ) 〈 __ (´
／^ ／ ,-､ ｀ ｆ´ ヽ ^＼
＿,/ ／ ＼ j l
〈 ｀ . ／ ＼＿_/
＼＿,ノ
- 893 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:24:01 ID:Pd4gv2h60
-
／￣￣＼
／# ヽ､_ ＼
（○）（＜ ） u |
（__人__） | な、何のつもりだ……
（｀⌒ ´ # |
. { | こんな事をして……
{ ﾉ
ヽ ノ
i ､＼ ;
| ! ／__｝ ；
,-| . |ー-､/ ゞノヽ
｛_ i､___,l | | ；
）ｿ(___i）---| |
ゝ-i--i´ ；
｀-ﾞ
┌─────────────────────┐
│ ・ ・ ・ │
│私の蹴りを食らって、そいつはうめき声を上げる。 │
└─────────────────────┘
- 894 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:24:30 ID:Pd4gv2h60
-
: ｉ: : : : : : { ゞ:::::{/ |:!: :..:,ﾊ: i:／ /:.／ ノ /: ／: : /:..:,′
: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
: |: : : : :i: :|:∧__ ヾ{ {: / ／ ,':..:./ j:/
: |: : : : :|: j/ } ヽ : :./
: |: : : : :|: :{ :′ ∨
: |: :i : : |:..:i : 丶
:/: ;ﾊ:..:.|:.i:| :. ﾉ
': /ヽ}:..:|:从 :. , ´
:/ 从:': ;ﾊ:ヽ . r‐ ､ / “何のつもりだ？”
': ＞ノ:}:/ }: }､＼ :. ￣ ｀ヽr‐‐ '
: ／: :./: ｀ﾉノ、ヽ 丶 :. , ´ それは、こっちの台詞よ！
´- ― ‐ - ミ: ヽ/ 丶 ／
ヾヽ ｀¨¨´
Vﾊ
i: :}
- 895 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:25:00 ID:Pd4gv2h60
-
. ,.:': : : : : : : : : : : : : : : :､: : :.ヽ
/: : : : : : : /: : /: : /: ｉ:.|:.:Y: : :.ﾍ
/:rv': : : : :/ : :/: : /ｉ:.:.|:.|.:.:|ﾐ : : : :.
,: :.V: ｉ: ://ｉ:.:./ｉ: :.;' ,:.:/|;ﾊ !| ﾐ: : :.i
i: : : :.:|: i/ 'jメ､{: :, /:/'/ ,..斗 ﾐ: : :| 決戦に介入して他のマスターを生き残らせる！？
|:!: : :.:|:!y'笊ミx｀:{ '/ ´ィ笊㍉ ﾐ: :.:.|
. 从{: : 从 弋::ｿ 弋::ｿ ' ｉ: : :.| 何考えてるのよ！ それでそいつが立ちふさがってきたら
ｉ: :f´ヾ{ _' ,'-､:, '⌒ヽ
|:! ﾄ､t:. /ｰ-ヽ ,'fjr/ ..... ‘， あんたどうするわけ？ あんたに責任取れるわけ！？
. 从:|: ゝ-. ,′- 、| /､_:,' .:::::::... ,′
/i:|:.:|: : : :.丶 ゝ ＿,ﾉ ｲ: :./:! .::::::::::::,'⌒ヽ、
. / 从:.|: : :|: : : ＞ __ ィ､: :.|: / ､｀:::::::::::/ :.ヽ_
/ ｉ:.:|: : :|: : : /ヽ､___,， ´ ヽ､ i ､_,二 ‐,′ ｉ ヽ
. |:.:|: : :|, イ / |ヽ / ﾉ -=―‐ ,′ | !
,.ィ´￣: :人_,ノ / ヽ_,'f´ ゝ-､ヽ ! ‐=- ; |ヽ
,ｲ: : : : : : ´: {:{ i /:/:.:| , -､ヽ /::::::::::::::/:::::::::./ |
/ {:{ : : : : : : :.{:.{ | 〃 : : ゝ { ﾉ Ｙ::::::::::::/::::::::::/:::::..!
. / {:{: : /: : : : :.{:.{ j 〃.: : : : :.:｀ 二 _:人＿;ノ:::::::::::/:::::::/
/ ∨/: : : : : : ヾ:／: : : : : : :.ヽ ヽ￣￣ ｀¨¨´ゝ--:'i
./ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ ｀ ー――‐ ´/
┌─────────────────────┐
│──違う。私が言いたいのは、そんな事じゃない。 │
└─────────────────────┘
- 896 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:25:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌─────────────┐
│ ・ ・ ・ │
│私の言葉に、そいつは返す。 │
└─────────────┘
. ／￣￣＼
-､ ／ ヽ､_ ＼
/ / （○）（○ ） |
| , （__人__） ｕ. |
だ、だが！ l | （｀⌒ ´ |
┌―} l . { |
人命を助けられるチャンスがあったとしたら、 ┌‐| lノ 〉 { ｕ. ﾉ
｢1（￣ ｀ヽ / ヽ ノ―┐
そこで助けるのが普通じゃないのか！？ └イ￣ﾌ ｛ 小 ´ / l
ｌ 〈 ﾉー- 、 /」､＿＿ム | └i
常識的に考えて！ ゝ ＿ノ /＼ ／ / r┐! l ＼
| ／ |' //⌒Vｰ'｜ 厂＼ ＼
＼ r'´ ,// l / / ＼ ＼
｀ ＜. ＿＿／// / / / ／ /
┌────────────────────────────┐
│──彼は、決戦で本来死ぬはずの敗者を救ってしまったマスター。 │
└────────────────────────────┘
- 897 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 20:26:00 ID:yMEmzzHM0
- たしかに常識的だｗ
- 898 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:26:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────┐
│だからこそ、私は言う。 │
└──────────┘
／:::::::{ ∨::／:／:::::::::／:::::／:::／:::::::::/::::::::::::::ヽ
. ／::::::::::ハ 〉'::::/:::::::::::/:::::／: ／/::::::::::/::::::::::: i::::ハ
／::::: /::::/::::::/:::::/:::::::::〃:／/／ /:::::::／::::::::/:::::|:::::::::.
. /:::::_／ィ:/:::: /:::::::':::::::ィ:::::/ ./＼ /::::／/::::::／:/::::}ｚ:::::::|
/:::::::: : /:/::::::/:::::/ |::::/ |:了´/≧､＼:/ /:::,ィ:::::/::: / ミ : :|
. /::::::::::: /:/ ⌒'::/:::{:::|::/ |/‘ 'fて_小|/ヽ/／ /／ |::/ |::::,::| ﾘｱﾙ
/::::/::::::/:/ ハ|/i::/}/i/ ､乏ｚノ { ／ ／ム斗'- }::/::| ここと外の“普通”は違うの！
. /::::/::::::/:::{ ( { |' ! ' '¨ ィ示ミ､ /:/::::,
/::::/::::::/::|:::ヽ ｰ､ 化ﾉ:} 》/://::/ ここは自分以外の全てを犠牲にして
. /::::/::::::/::::|::::::ハ､__ / ヾｰ ' '/://} /
/::::/::::::/:: : |:::::::/::::::::::} ィ ´¨＞､ .'ィ:/ /' 願いを叶えるための場なの！
. /::::/::::::/:::::::::| : /::::::::::::j ／- ､ ⌒＞_〉 / }:'
/::::/::::::/:::/::::::|::/:::/:::::::/ ､ / ∨:::´/ ' / ＿＿ ３人も殺しておいて
ノ ／:::／}::/:::,イ|:{:::ム フ ヽ ヽ :∨/ ／ / ＼
イ/:／ |/::/ /:」_/ ヽ ＼ ｀ ー- ' イ へ! x ―‐ ＼ まだわからないとは言わせないわよ！
/ ' /:::/__r’ ∨ ヽ ＼ ＜´:/i: :| 〈 ｀ｰく _ ヽ
. /／ ハ ＼ ∧:::¨´::::::/:: / }/ ', ヽ､＿_ﾉ ,ィ´ i
, ＜´. / ', ＼ / }::/i::::::/|::/ / ハ 乂 / __ {
／ ∧ ／∨r ､|＾ ヽ:/ .|:' | ∨ ／ |
┌───────────────────────────────────┐
│だって、そうじゃなければ──誰かを救うなんて、本当に出来てしまうのならば── │
└───────────────────────────────────┘
- 899 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:26:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌───────────────────┐
│──救われなかった人たちは、何のために。 │
└───────────────────┘
- 900 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:27:00 ID:Pd4gv2h60
-
´￣￣￣￣￣ 丶
／ ＼
／ ＼
/ ＼
/ ＼
′ | '.
′ ／ { i
| / 〃ヾ､ ｜
i {{ ﾘﾉ`ｰ' ､_／/
| ｀¨ {し/
| / / 〈
| ト---- ' ､___ﾉ
| / // /// いいやわからない──わかりたくないだろ！
/ // /// /
| / /// / // そんなの、間違ってる！
{ // ///// ﾘｱﾙ
| ∨/////,{ ここだろうと、外だろうが、違いがあるものか！
厂￣￣￣￣ ｀丶 ￣￣／
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::..._ {
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶__ﾉ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
┌───────────────────────────┐
│そんな正論が。そうありたかった彼の姿勢が私には眩しすぎて。 │
└───────────────────────────┘
- 901 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:27:31 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────────┐
│──私は、八つ当たり混じりに恨み言を吐くことしかできない。 │
└──────────────────────────┘
/／:.:.:.:／.:／..:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/V／Z＿:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:..ヽ
／:／.:／.:／..:.:／.:／:.:.:.:.:/.:.:／＾＾＾´ Z_.:ヽ:.:..:..:.!.:.:.:.:.:.ﾊ
／／/:.／／:.:.:.／:.イ:.:.:.:.:.:.::/.:.:/ Z:.:.:.ヽ:.:.::.!..:.:.:.:.:ﾊ
＜ イ /:,.:.:./:.:.:ｰ.'.":.／.:.:.:.:／/.／ {_.:.:.:.:.ヽ.:.!:.:.:::.:.:.:!
/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:／ // {三ﾐ:..:...!:.:..::.:.:.! ──じゃあ、なんで里中さんを助けなかったのよ。
/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:/:..:.:..:/ 〃 ,. - 孑:ﾃ穴ヽ.:..:.:.八
|:.:.〃.:.:.:.:/:/:.:.:＼' / ／ _＿___ ﾚ'〈:::ヽ }:.:.:.:..:.:＼
V /.:.:.:.:/:/.:.:／___＼ ､ / ／ｨ圻 灯 ﾉ 〈::ノ 从:.:.::.::＼＼
/.:.:.:／/.:／ﾊ < 代心ﾄ '"´ ヾこﾂ ,. " ／.!:.:＼.:..:.:::ヽ:.＞
／.:／ 厶ｲ ﾊ ｀¨ﾆ´ ¨¨¨ u ,..:.ｰく..:.:.:.:!:..:.:.＼:.＼
＜.イ ハ 从:.:.:.:!:.:.::.:!::.:...::.:.:＼:＼
/.:.ハ 〈 ,.ｲ:.::.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:＼..＼＞
, 彡:.:.:_込、 _ ,. -‐､ ／ .!.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:!:.:.:!:.:.:.:.:.:＼:.＼
ー=＝彳:.:.:／/.:.:.:＞､ `¨ ー― ' ／ |＿.:.:.:.|:.:.:.:.:|:.:..:!:＼.:.:.:.:.＼:.:＞
/:.／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:＞.､ ¨_,. ' _ ,. -＜ ∨:.:.:.:.:ﾊ.:.:ﾊ..:.:..ト､::.:.:.:＼
// /::.:.:.:／.:.:.:.:.／.:.:.｢´, x-＜ ＼:./ Ｖ ＼! ＼..:.:.:＞
/' ／..:.:／.:/:.:.:.:/ 彳¨¨!＼ ／`Y´ ￣￣/￣＼
／斗‐ー― '爪/／ |〇 | ヽ ／: : :: : : : : : : :./: : : : : ＼
- 902 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:28:00 ID:Pd4gv2h60
-
ヽ
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┌─────────────────────────┐
│見る間に色を失った彼の表情に、私は暗い愉悦を覚える。 │
└─────────────────────────┘
- 903 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:28:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌─────────────────────────┐
│言い返してこないのを良いことに、更なる言葉をぶつける。 │
└─────────────────────────┘
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
里中さんが何を願い、何を考えていたかは |: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
敵だった私にはわからない。 /／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
でも！ それでも里中さんは他人では叶えられない、 〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
自分だけの願いを持っていた！ i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
黒子から聞いた話だと、 |: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
|: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
あんたが助けたのは自殺志願者だって言うじゃない！ |:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
なんでそいつを助けて、里中さんを助けなかったのよ！ ／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
┌────────────────────────────┐
│そもそも、話題にしている彼女を殺したのは私自身だというのに。 │
│ │
│ ああ──なんて、身勝手。 │
└────────────────────────────┘
- 904 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:29:01 ID:Pd4gv2h60
-
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
│ちょっとルールねじ曲げたくらいでヒーローぶってんじゃないわよ│
ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ノ
jﾉ ,ﾉ : / : : : : : : :i|: :|: :＞:.、: : :|:八⌒ヾ/＜i: | : : |: ハ ､:｀ヽ
{ イ:{,∧: :| : : : : : |: :| : : :/个:､ |｀ヽ＼ }ミミi:.| : : |: : :ii: : ｀ヽ＼
, ィ´: ／{∨: :|:.!: : : : i|: :|: :j/ | : ﾊ ＼ヽ}ミミi | : : |: : :i| : : : : ｀ヾ、
, イ,≠彡´: :ﾉハ: :i i : : : ハ.:|,ノ ノ :ﾉ :} ,)ハミﾐi:j: :i: |: : :i|ー―=ﾐ､: :＼
( ( ／: ,イ: : :,ﾍ i八 ヘj jﾉ‐―=彡 : ﾊ ∠´ ヾミムﾉ:ﾉ: : :i| )ヽ: :ヽ
ハイ/ : : :{ .jﾉ : i}从≧ﾐく ､＿彡'´ィ斥セﾆミ､∨´ }: i : : 八 ノノ ｀ヽ:)
{ ./: : : :ハ∧:,く :八辷ｿ｀ヽ ｨｆ {辷ﾘ jﾉ レ'ﾉ八仄｀フベ=ﾆ彡' j/
/: : : : : :八∧,ノ ｰ ' ー ' 入爪 : : ヽ:/／ ｀ く
/ : : : : : : :∠｀ﾍ ,... ′ ...; ∧: : ∧: : : :｀=- ＞――――‐-
.ー=ﾆ´i : : : : : ／i : . :∧':. ＿_＿__,、 ..:'/ i: :/: .ヽ､:｀ﾆ=- ／ ／ ,／:::
/￣‐=彡'ハγ´￣￣￣￣｀ヽ丶、 〈 (::::::::::::i } ／ ノ:/:. . :. .i´ ／ ／ "''::,. /―-
ー=彡'、│この── │:个 、 ｰ―一´ イ ｰ=彡八 . : . :| ／ ／ i i
, ´"'' ヽ、＿＿＿＿ ノ . : | ｀ ┬ ´／ ｰ=彡'´: . : . :|' ／ j |
i ｀ヽ :｀ﾆ=彡' :i . : | ／｀:rく / : . : . : . :| ,／ | |
| ＼ ￣く . : . i: . :| ／ ◯| ハ /＼人_人,_从人_人_人,_从,人／|
| ヽ、 ヽ. :/ . :ﾍ_／ |'. ＼./ . : ） 偽善者！！ （ |＿__
{ ´"'''｀ﾆ=- _∨ : . :/八ヽ | //: .／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ﾍ }::::::::,
┌──────────────────────┐
│──その言葉を、本来受けなければいけないのは。 │
└──────────────────────┘
- 905 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:29:31 ID:Pd4gv2h60
-
/: : : : : : : : :／: : :／ ∧: :ヽ: : : : : : : : :l / / ／ /
/: : : : : : : ／: : :／ / ＼: ヽ: : : : : : l:| / / ' /
|: : : : : : :/:＼／ ／ ／⌒＼ノ: : : : : :ｌ:| / / / / ／｀',
|: : : : : : :l:／_＼_ / / )ハ Y: : : : :/.:/ ' / / ／ /
l: : : : :､:〃 )ﾒ､ fし心:::} }: : : / / / ' / .／ ／
V: : :ー{ fし心:ﾊ V:しﾘ:ﾉ /: :／ / ,' / .' ／ ／
ヽ: : : :', V::しﾘ:} j) ゞ≠ /／_／l 〈 _／ / ／ ／ そ、そこまでです！
┌､_: :＼ゞ≠′ _ ＿ / / /.._／ ／
「ヽ ｌ |｀T ` ｕ |/｀( ｀ヽ ／ー'/丶 ｀ﾞ´ ／ ケンカはやめましょう！
| |｜|ー＼ ヽ _ﾊ ＼ / ＼ ／: : :＼ _,,. -‐…‐、
∩ |｜|＿人_,＞‐---r- ＼ ＼- ＿ ヽ-‐ "´ _,,.ノ
／:|｜ |｜|: ; -┐ / 〉 ＼ ｀ ｀ ＿,,.. -‐ "´
／: : :|｜ | |/ ／ ／／ ／∧ ノ: : : : : :
/: : : : / ､ ' / .／ /へ ／ ／＼ ／ ＼: : : : :
: : : : / 〉 ノ┐イ | / ／ ＼＿ /l ヽ: : :
: : : ｢| / ／ ｜｜ j / ／l / l ＼ ｌ ／ / |: : :
┌─────────────────────────────────┐
│何を言っても自分に返ってくるような不毛な罵りを止めたのは、他のマスター。 │
└─────────────────────────────────┘
- 906 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:30:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌─────────────────────────────┐
│でもそこですんなり矛を収められないほどに、私は子供でしかなくて。 │
└─────────────────────────────┘
/: : : : :./: : : : : : : : : : :ｌ/: : : : : : : :: : : : : : : : ｌ: : : : : :|
. /: : : : :./: : : : : : : : : l: : |ｰ-ミ: : : : :ヽ: : : : : : : |: : : : : :|
|: : : : : :| : :/: : : :.ﾊ: :.l: : | ヾ: : : ﾊ: : : : : : :.|: : : : : :|
|: : : i: : |: /: : /l:/ ,': ﾊ: :.| ＼ミ: l: : : : : : :|: : : : : :|
|: : : l: : |/: : / / /:./ ｝:.| Ｖﾐ:}: : : : : : |: : : : : :|
. V: : l: : |: : / / /:./ ﾉ:/ ｀i:.l:／⌒Vﾘ: : : : : :|
Ｖ: l: : ﾄ､/ 斗≦二 ＿_ V / _i ｝: : : : : : | ……何よ。あんたはこいつの戯言が
ヽ:ヽ:.伐｝ ´＾ 弌ｩ炒´ 〉r' ／ｌ: : : l: : : |
＼八ﾉ ^｀ __,ィ: : ::｝: : :l: : : | 正しいとでも言うつもりなわけ？
く ｲ.!: : : : /|: : : !: : l:|
l＼ ／ |: : : :/ |: : : ｌ: :.:l:|
}:.:.:ト､‐ ､ ／ |: : :/l |: : : !: :ﾘ:|
l八l:.∧ イ ／ﾘ: :/lﾘ |: : :八/lﾘ
}:.:.:.:｀ ｰ‐＜/ _j＿__.ィ /: / ／ヽ/:/|
|:ﾊ:.:/ /: /´| /／ ／: . : . Ｖ: }
}/ /: / ,' | /´／. : . : . : . :∨
／:/＾/ j ／: . : . : . : . : . :.ヽ
／: ./ ,.' ,.ｲ─‐‐＜: . : . : . : . : . : . : . :ヽ
/〃:/ / ／: . : . ／: . : . : . : . : . : . : . : . : .ﾊ
/: . :/=／: . : . : 〃 . : . : ／: :／´￣ ￣｀丶: :}
/: . :/／: . : . : . : . : . : .／: :／ V|
/ ／＿ 二ニ==＝--ｲ ヽ
// ／´ , − 、 | |
l/ 〃 l ヽ ! そうじゃないですけど……
| /ｨ＝＝、 ＼ | ｜|
l //{ >､ヽ＼ | // 私たちには私たちなりの願いがあるように、
, -‐〉. ! l彳示ﾘ } ＞＝ミ、 ｜ l/
-――――−/- い､ |弋し'ノ / ／又 ﾉ! Y X / その人にはその人なりの理由があったはずです。
, -――−{− ゝＮ / / / r∠、/ l彳示ﾘ j/ 〃
／ ∠＾ヽ. 八＞−一' / |〕 弋し'ノ / ／ そして、その齟齬は決戦場でぶつけるのが
／⌒＼ ＼-＼ __ . / / / _／_,. ＜/
／ ＼ ｌﾒ､_＼└ ｀つ ｀ ＜´フ ノ ￣ ） ここでのルールでしょう？
/ l | | |l V ≧ｰ----−＜￣ ／
/ l | | || l /{ 対戦者発表も行われていないのに
〃 l | | || | ﾊ ＼＿＿_
/|' l | | || | / / 〉 私闘をしても仕方ないじゃないですか。
- 907 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:30:31 ID:Pd4gv2h60
-
＼__ -‐…――/ r〈: : : : : : : : : ＿: : : : : : : :-- : : ＼/: : ＼
／￣:｀Ｙ´￣〉: : : :'´: : : : : : :｀´: : ＿: : :＼｢＼ : : : 、
ー…ｰ―‐--- ／: : : :／│ i/:／: : : :／: : : ⌒: ´: : : :ヽ: : : ヽ__〉: : : ヽ
/: : : :/く 人 j/ : : : : /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :Yﾍ: : : : '
/: : : :/: : てＬ｣:∨: : : : :/ :/ : : /: : j''^Y: :| : : :! : : i: |: i} : : : :〉
,′ : /／|: : : {: : |:│ : : l: : : : :/: : |/ j : j／: |/ : : ﾘ: }∨: :/
{ : : : / │: :八yﾍ│ : : |/ト-/{、:│ ﾑｨ仟}i/|: :/l/: //: :/ その通りですわよ！
: : : ! | : ｛{{（ (ﾍ、 : N{^存付人{ 弋)ｿ ｲ ﾚｲ: ／/: : '
. 、: ｛ l: : : ﾏ{{`ﾄ､＼｛ヽ弋)iソ 、 ´ 八 : ∨ / ／ これ以上は私闘として扱い、
iヽ人 人 : : :＼{__＞:>､ ´ _ ｲ＼{＼∨/
| : ＼＼ハ : 人: : :／ /＞ _、 ´ ’／ ´ ヽ/:,ﾊ:＼ 看過できなくなりますの。
八 : : ＼∨:/ ￣∨/ {／{_＼ ￣ / ─-∨ ＼:＼
＼_＞:>､＼ {///|ｉ ﾉ'/ﾞ＼/ ／／⌒ 〈＼ ）: :）
／／ ＼＼ ∨//| ｛// / /／ ∨丶/:／ おねえさま、わたくしに
/: / 〉 :＼ ∨/ﾊ // / // }V:/>､＼
/: / /: 人: 〉 ∨/∨〔<>〕｛.{ / ﾉ ∨ ＼ヽ おねえさまを罰するなんて事を
. 〈: 〈 /／ ノ/ ∨ ｛ 厂 ／ 〈{ 〉:〉
＼＼ ／ ⌒＾´ 〈 丶 } 〈／ ￣￣ / ﾘ く（ させないでくださいまし！
＼ヽ ＞ 人 冫 ｝ | ､_ノ
（(＾´ / ∧ 〈 _ノ| ｼｭﾀｯ!!
,，: : : ´ :￣: : : :. .､_
. ,.イ: : : : : : : : : : : : : :<: :.ヽ、
,.': : : : : : : : : : : : : : : : : : >: :..:ヽ
. /: : : : : : : : : : :../: : : : : : :丶: : :..:ﾍ
. ,: : : :./ : :/: : : :./ : : : : : :..ｉ: :}z.: : : : :.
. : :〈∨: : /:.ｉ: : :/: : : : /: :./|:..:| ㍉: : : :.
ｉ: :∧〉: ;': :.|: :/!: :..: :/: :.//|:.i:| ﾐ: :..: :
|:/: :.|: :ｉ: :/|:/ ,: :/:./ ; ///: :!′ i: : : i ……わかったわよ。
|: :ノ:|: :|:/｀|'メ､/:./ / ､_厶斗‐ ｌ: : : |
. 从- 从:!f'´笊ミｘ´ ,ｘf笊㍉ j;.-､ | 私もペナルティ食らってまでどうこうしようって気はないわ。
/: :{ｙfﾍ从゛弋rリ 弋rリ ″':く:.}:|
. /: ｉ:.:ヾゞ , ,fｿノ: |
/:,:ｲ: : : ｀:‐.:. /‐:': :.i:|
〃 !: :|: : :ｉ : 丶 ／,ヽ ｲ: ｉ: :|:.从
／ 从:j: :..:|: : : :i＞ イ:..:.|: :!:..j/ ヽ
/: :./: : /: i:|f´ ､｀¨´／ }｀ヾ､:jﾊ{ヽ
, ィ:./￣/: :.从! >く |: : : /:.ﾘヽ､_
.,.ｲ ／i: :.}: : :/:..∧ ／ | i ヽ 八: : : /: : : : ｀ヽ、
′ :.､ {: :.{ : : : : : :ゝ-く | | /¨´: :.｀: : : : : : : : :/;ハ
┌───────────────────────────────────┐
│……ペナルティという建前を得て、ようやく自分を納得させられるという始末だった。 │
└───────────────────────────────────┘
- 908 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:31:00 ID:Pd4gv2h60
-
_lヽ,..::::::::::.､∧_
／::::Ｖ:::::::::::::::::Ｖ::::::ヽ
{:::::::/{::::::::::!::::::::}ヽ::::::|
ヽ:::{ ゝ､:::ｊ、ノ′ﾘ:::::|
|:::lヽ _∠二ヽ_ {:::::::.
ノ::ﾉ::〔 〕ヽ::::ﾊ
(ﾍ( jノＶ:.、 ﾘ Ｖ丿
〈 }l ヽ..:::: / }
/ヽ/}l .:|::::: 丁丁
/ /〃 _ / /
/ / 〉､＿＿/ /{ /: : :/ : : : / : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
_/ / /:/:/: ;ｒｭ / :!ヽ : : : / : : : / : : /: : : :.:/: : : : : : : : : :/: : : : : :} : : : : : : : :ヽ
{ﾆ}ｒﾉ ヽ!_{:_:〔__ツ-┼┘ /: : :/＼ : / : : /: : : :.:/ : : : : : :ﾉ:.: : : : : : : : : : : :.ｉ |㍉: : : :::.
￣ ｜ ｜ l | ,′ : |＼ ∨ : : :ｉ : : : :/: : : : : : / : : /: : : : : : ,′: :ｉ│ Y: :.ｉハ
| l l | : : : : j: : ∨ : : : : : : : :ｉ.: : : : : :/ : : / : : :/: : / : : : : :| }: :.::::::|
| ' l | i: : : :,′: :|: : : : :| : : : :|:-―: :/:-: :/: :_:_/ : :/: : : :/ :ﾘ |: :.::::::|
| { '. 、 j : : 八| : :|:i : : : | : : :/| : ／/_:／/ :／/ : :/: :.:∠|_:/ |: :.::::::|
| | ヽ /: :./: : | : :|:i : : : | : | k' /: ／: ／ |/｀ヽ 八 :|::::|
| | 丶 ', ,′:/／∧: :|:i : : : | : l: /／/／ /:::/::j :ﾘ
| | ヽ＿', ,′:/: : :｛ハ.:|:i : : : | : | /:::/:::/:/
┌───────────────────────┐ ﾍ|从: : :|ｉ:│ /:::/:::/i/
│背後では黒子が“彼”に何かしら説明を行っているが、 │ :::＼ ＼八:| ':::/::/
│ │:.::::::::::ｰ:、＼ 〉 ﾑｲ::/
│その内容にまで注意を払う余裕はなかった。 │ ::::::::::::::::ﾄ / j/
│ │ :::::::::::ｉ:|::| 丶 __
│今はただ、彼と同じ場にいたくなかった。 │ :::::::::::ｉ:|:｣. ＼ ´ ｀ イ|
└───────────────────────┘ :::::::厂ﾞく| 丶、 ...:::ｉ::|:::::ｉ:|
∨{ 八:::::｣. ￣｀丶、 ｀ ‐r::＜::::/::ｉ::|:::::ｉ:|
V＼::∨ ｀丶、 / ∨ /|:从::ｉ:|
_ -一`ﾍ ＞〈／ﾍ ∨ jハ::i八
__r―＜ ＼ / ⌒!ハ {＼ l/ ＼
／＿＿ ＼ ＼. / | ∨＼
｛／二二二＼ ＼ ＼＿＿/ :{ ＼_〉 ＼
- 909 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:31:31 ID:Pd4gv2h60
-
f´￣￣￣￣￣｀ヽ
| ──さま。 |
乂＿＿＿＿＿ノ
- 910 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:32:00 ID:Pd4gv2h60
-
＿ ,ｨﾊ: :／: : : ,: : ,,: : : : : : :＼ _
{//＼__/// 〉: : ,: : /: :,ハ: : : ,: :､: : ヽ//}r，
∨//{/(///: : /: :/: :./ ヽ: : l: : ',: : :∨//!
,.∨/イ//!: : :/__/l: :/ l: :},: : {: : : }//ｲ
/: : :/: :{//!:!: ｲ: :{ ＼!_ ,.ｨ/´l从!: /: !//>
/ : : /: : :ﾊ: : Ⅵｨ斥圷 " 芹圷､}:/从!-': :.､ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
{: : :/: : :/:ﾊ/Ⅵ 弋(ソ 弋(ｿ ﾊ:}: : : l,: : l ） おねえさま！ 聞いてくださいまし！ （
|: :ｲ: : :ｲ: : :{( L ｀ { !:l: : :.!|: :.! ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
|: :.|: : :ﾊ: : :.＼__ , --､ ,:': :.|:{: : :.!|: :.;
|: :.|: : { !: l: :l: | ＼ ー ' .ｲ:l: : }:.!: : :|;: /
}: :.|: : | !:/: ,'ﾊ: ､ /}＞ _ ＜ !:.!: :.|:.|: : :l:./
/: ハ: :| !': /:{ l: :} /￣ ＞r-､ﾊ､./:/!:.:.|:.{: : :V
/: / ,:.!/: /,.. - ┴､ / | | ∨}:..:....､/: :ヽ: : ＼
〈: :{ }:.!: / ヽ:..}:..:..:..:∨ } l ,Ⅵ:..:..:l:..}｀ヽ:＼: : ヽ
ヽ:〉 ,j:/,' }:..!:..:..:..:..:..＼ {o}/:..:..:..:..:∨ ∨:.＼: :} , ' . . ヽ. . . .ヽ
/ /:/ { l:..l:..:..:..:..:..:..:..ヽ/:..:..{=+,}:..:', }_: : }:/ / , , ./ / . . . .
{:/,イ l:/:,:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..｀ ´:..:..} ＼:.{ ′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; .
/ }:.;;:..:..:..:..:..:..:.....,:..::::...:..:..:..:.; ヽ ′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: .
/ }::::､:::::::::::::::::::,: ::/:..:..:..:..:.::; / i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . .
{ /!:::..:..:::::::::::::..:..:.':..:..:..:..:..::.{ ／ ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ;
｀,ヽ､＿＿/ l::::.:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:l､＿／／ ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: |
f´￣￣￣￣￣｀ヽ ′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ|
| ……何よ？ | '. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈 ′
ヽ＿＿＿＿＿＿乂_ /.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: .
′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ .
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
- 911 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:32:30 ID:Pd4gv2h60
-
＿ _ ＿ _
,.ィ:´: : : : :∠_: : : : ｀: :..､ _
r:､ ∠、: : : : : : : : :´: : : : : : : :.:ヽ{:レ::7
ﾉ:{:j:::::/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..ﾍ:::::{_
,ゞク:､:7 : : : : : : : :.ﾊyﾊ: : : : : : : : : : :V:_}:ヽ
／: : ゞr:/ : : : :i: : :..| :′ ; :..:|: : i: : : :l: ﾊ::〉: : ヽ
. ,.:': : : :/: :ヾ: :l: : :.|_:|:.;ﾊ:i l: : |､:..|: : l: l: : l'.: : : : :ﾍ 先ほども言いましたが、先のような行為はやめて下さいまし。
/: : : : /: l: :.l : | ;ﾊ从i/｀ﾘ }:/ﾘ }/l: : |: l:.从ﾄ､: : : :∧
. /: : : : /: : |: :从{/y"斧ﾐx ィ斧fxj;ﾊ{:/:.l: : | : : : : : :. 学園サイドでの戦闘行為は禁止事項に当たります。
.: : : : :,..: :..:|: : /ヾ ゛弋:う' 弋:う ' /从/: :八 : : : : : :
|: : : : ｉ: : : :|: : ゝ , ,_ノ i: :.l: : :.ヽl: : : : :i 今回は不問としますが、
|: : : : |: : : :|: : : :｀¨ヽ / | : |: : : :..| : : : ;′
ヽ: : : | : : 人: : : : :i へ ⌒ ／ ,ﾉ: 人: : : 八:..:/ 次はペナルティが課されることになりますわ。
. ヽ:八: / ヽ: : :| i＞ r＜ /: : / ヽ:/:..:／:ヽ
. ／:.ヽ: ヽ Y: | /｀i lヽ、 ,: :..:/ /: /ヽ: : :ﾊ ……そのようなことは、わたくしもしたくありません。
. 〃: ／ ヽ: ヽ j:.ﾉ_r ' ｀ｰr ´ ヽ､{: : :{ ,:..:.′ ヽ: :.i
. /: :/ }: :.}, ィ:´: : ヽ /￣ヽ /: :｀ヽ､:.､ ゝ:ヽ j:..:l
..{.: ;′ ﾉ:ノ: : : : : : : :.ヽ_ノ o| ゝ′: : : : i:.}ヾ、 ヽ:ヽ:´: ノ
/:i:,ﾊ: : : ｉ: //: : : : : :.ﾍ ㍉: :f´{´__ ヽ: : : :ｉ: : : :
/イ:{ !: : :|//: : : ｉ.: : : : :. ｀ヾ{ i:::::::ヽ ; Y: :.|: : : :
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
……うるさい。 ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
丶 ／ ,， ´
丶_ イ ´> ´
{ !く ,.ィ:´
} |Oヽ ／: : ／
| | ヽ ／: : ／
- 912 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:33:00 ID:Pd4gv2h60
-
. ,.:': : : : : : : : : : : : : : : :､: : :.ヽ
/: : : : : : : /: : /: : /: ｉ:.|:.:Y: : :.ﾍ
/:rv': : : : :/ : :/: : /ｉ:.:.|:.|.:.:|ﾐ : : : :.
,: :.V: ｉ: ://ｉ:.:./ｉ: :.;' ,:.:/|;ﾊ !| ﾐ: : :.i ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
i: : : :.:|: i/ 'jメ､{: :, /:/'/ ,..斗 ﾐ: : :| ）こんな殺し合いのルールがなんだっていうのよ！ （
|:!: : :.:|:!y'笊ミx｀:{ '/ ´ィ笊㍉ ﾐ: :.:.| ） （
. 从{: : 从 弋::ｿ 弋::ｿ ' ｉ: : :.| ）あんただって、ＮＰＣじゃない！ （
ｉ: :f´ヾ{ _' ,'-､:, '⌒ヽ ） （
|:! ﾄ､t:. /ｰ-ヽ ,'fjr/ ..... ‘， ）私のことを思ったようなこと言ったって、 （
. 从:|: ゝ-. ,′- 、| /､_:,' .:::::::... ,′ ） ｺ ｺ （
/i:|:.:|: : : :.丶 ゝ ＿,ﾉ ｲ: :./:! .::::::::::::,'⌒ヽ、 ）結局聖杯戦争のルールを守らせようとしているだけでしょ！ （
. / 从:.|: : :|: : : ＞ __ ィ､: :.|: / ､｀:::::::::::/ :.ヽ_ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
/ ｉ:.:|: : :|: : : /ヽ､___,， ´ ヽ､ i ､_,二 ‐,′ ｉ ヽ
. |:.:|: : :|, イ / |ヽ / ﾉ -=―‐ ,′ | !
,.ィ´￣: :人_,ノ / ヽ_,'f´ ゝ-､ヽ ! ‐=- ; |ヽ
,ｲ: : : : : : ´: {:{ i /:/:.:| , -､ヽ /::::::::::::::/:::::::::./ |
/ {:{ : : : : : : :.{:.{ | 〃 : : ゝ { ﾉ Ｙ::::::::::::/::::::::::/:::::..!
. / {:{: : /: : : : :.{:.{ j 〃.: : : : :.:｀ 二 _:人＿;ノ:::::::::::/:::::::/
/ ∨/: : : : : : ヾ:／: : : : : : :.ヽ ヽ￣￣ ｀¨¨´ゝ--:'i
./ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ ｀ ー――‐ ´/
- 913 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:33:30 ID:Pd4gv2h60
-
＿
,.､ _,.:-二:.:.:.::.二ヽ､ k､
_,-⊥/:.:.:/:.:.:.,:.:_:.:.:.:ヽ:.:.ヽ!;;;;}‐:.､
,/:.:.∨/:.l:.:,':.:.:.ｲ:.:! l:.:l:.:.:',:.:.:.:∨｣-､:ヽ
l:.:.:./ l:.:l:.:|:._l:l |VI l:.∧:.:l',:.:.:.:l;;从!:',:.:',
/:./:.l:ヽ!:.l:.:l',_|jV､ ﾘ-_匕!:.:ﾉ:l:.:.ﾄ,:.:|l:.:.l
. /:./:.ハ:.:.ヾゝ､＿, ､＿,从-/:.:.ﾊ:.:.l!:.:l …………
l:.:l:.:.l ',:.人l', ￣ ' ￣ .,'_ノ!:./ ヽ:!:.:!
l:.:ﾄ､:.､ }:.:.ﾄ,:ﾊ. ‐_‐ ,ｲ:.:l:.:.:l /:./ヽ
从､ ヾ,!:.:ハ:.:.l｀ ､.. _,. ｨ !:.:l､:.:l_／:／ ＼:.ゝ
ヾ:.:.､_/:.:/ !:.:l /ヾ､_,..-''}､_',:.:l ヾ／､ ∨|
｀ﾍ:/ _,..-''´ヽ_/ |ゝ､／｀ヽ!､/l ヽ:} '/
. /' /∨::::::::::ヽ | /:::::::::::/ヽ{､ ﾞ} {'､
/ ',:,l:::::::::::':,.| /::::::::::::l'. l
l {::::::::::::::::｀´::::::::::::::l | ,. -‐──.‐-. ､
| ',::::::::::::::::::::::::::::::::::,' l､ , . :´: : : : : : : : : : : ::｀ヽ､
| !:::::::::/:::::ヾ､:::::::::l ', ／. : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
l､ l:::::::::::::::::::::::::::::::/_＿,..-' ／. ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:＼
|｀"-!:::::::::::::::::::::::::::,:':} | | /: / . : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : : : : :＼
l |､::''';;;;;::::::::::,:::'::::;' | | /: /. : : : : : : : : : : : : : :.:.:ﾄ､: :＼: :.:.:|. : : : :ヽ
l {､:::::::::::::::::::::::: ::::::} | | l: /. : : : : : : : : : : : : : : : : | ヽ: :.ヽ: :|: : : : : :.i
l/. : : : :.|: :|: :|.:|: :i: : :.:l.:i: :| ヽミﾐﾐ:!: : : : i:.:|
/: : : : : :.|: :|: :|:.|: :|: : : l/:./ ヾミﾐ|: : : :.:l:.:|
|: l: : : : : |: :|: :|:.| |: :､///__ ノ Vｼ^ヽ . :l:.:|
|: l: ヽ: :.:.ﾄ｀仁メ､ l.:.//＞ =ｨｲﾍ ﾘ ハ }: : l::.|
|: ﾄ､: :＼:{｀ヽﾋｿﾉ l// ヽﾋﾟじｿﾉ ﾉノ/. : :.l:.:|
|/ ＼: |:＼'''' 'ﾞ '' ''' ' ''ﾞﾞ´ ,r‐く.:.:!:.:!: :.ﾄ､
……あ、ごめん。 ｀|: :ﾒ､ ′ u ,:／i:/l :l: :l: :l : :ﾄ､ヽ
|: : :.ヽ _ ／／⌒ヽl: :l: :l: : l ):.＼
私、そんなつもりじゃ…… |: l: : : :＞.､ ｀_,. イ／ ＼: :l: : l: :l:.!ヽ:!
|/. /l : : : ,. ｲ Lノ / ＼: :|: :ﾘ
/´￣｀Y´) ノ /cj｀ヽ /. : : : .｀丶､
ﾉ ｀ Yノ /: { _ノ / ヽ ／. : : : : : ／￣＼
i ｀Yﾉ /. : :V c/ /:｀7´. : : : : : : /. : : :/￣＼
| ) ﾉ ﾉ. : : :.:i / ／:／. : : : : : : :/. : : :/ / ヽ
l ／. : : : : :l/ ／:／. : : : : : : : :/. : : :/ / '.
- 914 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:34:00 ID:Pd4gv2h60
-
. / / ＼i////≧ｭｧ
/ / ヽ ヽ. ＼////K
' rﾍ ハ ヽ≧ｭ/〉
ｉ | ' , ! ﾄ､ ∨//
ｉ | ∨ l i |/ﾊ ∨i
li | ｉ lｉ | !i j＿| ｉ | i￣ﾍﾉ |
ﾊ i | li | l| l j必 ﾊ八 l| | | ! ……いいえ、おねえさまがそう思うのはもっともですわ。
ﾄj ! .∧ lﾄ ﾊ l| | ｨV ﾉ,斗 l| i j ﾘ
|:i | l| 斗‐∨¨从!¨ヽ , イ芹Ⅳ ﾊ/ ∨ / 確かに、わたくしたちＮＰＣはムーンセルによって
|∧ | j ＿,ｨk 込ｿ |ｲ l ﾘ ./
ﾄ､∧j∨ ,斗芥f:::豺 ｌ i ! / / 思考に制約を加えられています。
ｰｧ ヽ 弋zxソ ｨ | 八/ /
,二ヽ 广i/! 癶 ですが、その制約の中の自由で、
ゝ ｀´__ ｧ ,勹// ∧ ハ
＞込 ＜ ノ ／ /., / ∨ハ わたくしはおねえさまのことを想っているつもりです。
（ ∧｀ ／ / ! , ∨ハ
r＜ﾊ ＞ イ ,ｲ ｛ ハ i lj
ﾉ ﾄj ¨爪ﾊ { / j ヽ ヽ. | l|
- 915 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:34:30 ID:Pd4gv2h60
-
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ /
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／ ……うん。わかってる。ごめん。
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／
..｛ |: :! ／ >､
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
- 916 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:35:00 ID:Pd4gv2h60
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＿
,.:.':´: : : : :｀: : .､
,.:': : : : : : : : : : : : :ヽ
,: : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ
: : : : : : : : : : : : : : : i:.､:}
. i: : : : : : l::::.. : / : : : |:.j;′
. |: : : : : : |:::::::/ : : : : |/′ ……黒子。弓道場、借りるから。
八:i: : :|: :|::::/ : : : : : |:.
.. /ｲ:/|:i : |:..:|:/:./:.l: :ｉ:.从:.、 ちょっと、頭の中ぐちゃぐちゃで、整理しないとダメみたい──
. ´ j;' 从{:.|:..:|:../: /:..:|/ヾ{ ヽ
,.ィ:´: ヾ{j;ﾊ/j:/j;ﾊ/￣｀ヽ、
i : |: : : :´: : : :′: : : : : : ://、
ﾄ､:!: : : : : : : : : : : : : : : // !
| {: : : : : : : :.i: : : : : : : i/ l
. : ヽ: : : : :.,: :､: : : : : : :.ｌ l
ゝ ___j: : : :/: : : ､ : : : : : | l
i ヽ: : : : : : : :ヽ: : : :..厂i´
ヽ ﾉ: : : : : : : : : : : : :{ l
｀i: ヽ: : : : :／ : : : : ﾄ-'
r:': : :ー: : ´: : : ＿; : ヽ
ヽ: : : : : ´:￣: : : : : : : :}
j､_:ー: :―: :-:-:-:―:i
/:::::::｀7::ー:―┬::::'::´::l
- 917 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:35:30 ID:Pd4gv2h60
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- 918 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:36:00 ID:Pd4gv2h60
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//::/::/: : : : : : : : : : : : :_,: :-‐: : : ､: : : :ノ /ﾚｲ , イ;;;;;l ヽ :::: ::::/
./.l': : : : /!: : , -r-‐‐‐: : ､: : : ィ: : : : : ｀ー-' : イ二 /;;;;;;;;;;;;! ヽ:::: ::::/ ヽ
|: : : : : /: : : : : : _,,: : : :､, ､: ｀ヽ､彡: : : :ヾ!´: : : : :,::l;;;;;;;;;;;;;;;;l ∨ :::::/;;;;;;;∨
, イ⌒: : : ヽ: : : : : : : l: : :ヽ' ヽ: : :ヽ⌒Z: : : : :-＜二!;;;;;;;;;;;;;;;;| ∨ :::::/;;;;;;;;;;;;;∨
/: : : : : : : : : :l: : :l : : : ＼: ∧ ヽ!:!ヽ! .,｀X:r､: -ミ- !ヽ;;;;;;;;;;;;;! l､ :::::ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;∨
l://ｲ:,ｲ: : : : : :l : : ヽ: : : : ＼∧ ﾙ' !./ _,,_ Vﾊ: : :ヽ∨､;;;;;;;;/ /ヽ::＼::::／l};;;;;;;;;;;;;;;;;;/
l'/ l/ : : : : : : ∧: : : : ＼: :＼:＼ //..､ヽ .Vﾘ: : : : :!ヽ ノ :::::ヽ:::::.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;/
l!､/: : : : : : : :ヽ: ヽ:＼: : ＼: : : : ゝ--. . ,, l/c:::) , ヽ: : : : :ﾄ／ ／ :::::::::::,ｲ;;;;;;;;;;;;;ｲl
l!/: : : : : : V: : :ヽ : : : ＼: : ＼ｰ-- ;_: :＜ ,lゝﾆ " ∨: :／ ／ .:::. __ﾉ;;;;;;;;;_,,イ:;:;|
ヽ: :l: : : : : :V: : : ＼: : : : ＼:ヽ`ヽ _jヽ!ヽ l／ .::::,ｨ'￣￣/´;;, ィ´ ./
|: : ヽ: : : : :,ヽ:ヽ: : ＼ :ヽ::l:ヽｰ_,ィ,ｨ _ ／ .::::／｀ー--‐‐' ／
ﾚ: /ヽ: : : : : : V:V: : : ﾄ､: :!: ! ,イc::) ` ／ .:::::／ ／
,ィ!:l ＼: : : : : : V: : : ! ヽ! ムゞ''" ／ .:::::／∨ , イ!
ヽ', ヽ: : ＼: :ヽ : :∨j_ ／ .:::::／ ﾊ.:.:ヽ , イﾊ!.:.:!
ゝヽ,,_ノﾊ: : : :ヽ: :l､: : ∨__, _, .／ .::::::／ ﾊ.:.:＼ ､__ ／ __,/.:.ﾊ
｀￣ ﾉ: l: : ｲ:/: :＼: ∨ﾆ,ィ: ＞ ' .::::::::::::,ｲ .ﾊ:､.:.:.ゝ､ ￣￣/.:.:.:l.:.!
＿,,イィ!: !: : 'ｲ:>､: : :｀ヽ!＞' ..::::::::::::::,へ ､ !.:.＼.:.:.:. `＞-'.: .:.:.l.:.:!ヽ
/: ,ｨ: !ヽ:∨ ７:／ ..:::::::::::::／ ! ヽ､. |.:.:.:.:.>､ .:.:. :.:.:.: .:.:.:.:l.:. ∨
/: ;ｲ ヾﾍ ＞ｲ .::::::::::::::,ｲ lヽ ゝ .∨`: ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`.:.:-.:.:,,__,ノ.:.:.:.:.ヽ`ー-､
`ー ' ／ / ...::::::::::::／ l.:.:.:＼ ＼ ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:!
,ｲ / ..:::::::::::／! /.:.:.:.:.:.:＼ .＼∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.!
- 919 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:36:30 ID:Pd4gv2h60
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: 丿 ＼ ＼.
,_ ゛''=;- .,_＼ ＼＼
---__=___゛‐ニ‐- ゛`゛'-' ＼ﾞｉ
, ,r'｀w-''´ﾞｉ O ／｀゛√, ,r'｀w-''´ﾞｉ ／｀゛√, ,r'｀w-''´ﾞｉ _-__-____ Ｊﾞｉ:
￣ﾞｉ￣￣￣"´￣￣ ッ ￣￣○￣ﾞｉ￣￣￣"´￣￣￣ ッo￣￣￣￣ﾞｉ￣0￣￣: ′ﾞｉ,.
...........｡... 〈................................〉..0.............................. 〈..............................〉.......o...........○__ ; ″:::i ;
.........＼.......................／................................＼.............................／...............................＼................_ _ :^::!.
0 ｀ﾞｉ, ､i'´ﾞ O o ｀ﾞｉ, ､i'´ﾞ ○ ﾟ O｀ﾞｉ, _ _ :^::!.
, ＿ ッ ﾞｉ○ ﾟぐ'iﾞlﾞi ッ ﾞｉ O , ＿ ッ o __-_ : :: ::i
￣ '' ッ、 _,.,､‐ﾞ'xﾞl,,|l,,|￣￣ ﾟ￣'' ッ ￣￣ﾞｉ_ッ￣￣＼,＿､,r'´￣￣￣__三 ッ ,r'
［''〜''''"~｀ __ ‘┐ !､￣／ ／-;-.,_ ゛''=;- .,／ :／／ッ
ヽ .,,.-‐''"｀.| ,i´ ,.' ．・ '′ソ＿／＿＿＿＿＿＿ッ＿- ゛`゛'-''i| :: ／| ／ .
｀｀’ | | |＾l ； ﾌﾆ二フﾞｉ￣￣ ￣￣フメへッ─゛''=;- ., :: , ' ─ ）
ﾄ .| /'''',,,," 彡
| | ｀ﾞ＾ _,| │ ._,,,､ r‐'ｌ .r､、
〕 .｝ .,／,_ | .｝ .ﾞl.| ﾞl / lﾞ
ゎ,,,,,,､-ｰ''''"′ ﾞl、 l＿,'" | .| │ ﾞl | |/ lﾞ
.ﾞl, ＿＿,lﾞ {_,lﾞ . : ﾞl,,ﾉ '"│ /
＼,､ｰ'''"｀｀: ｀｀ ´ .lﾞ lﾞ
,lﾞ /
＼,lﾞ
- 920 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:37:01 ID:Pd4gv2h60
-
【月海原学園 弓道場】
,: ´ ⌒＾ ヾヽ
(,, ""⌒ '' .. " ヾ ）
,, . :::::::（ ﾉ( ソ( ､ﾉノ..:::.... ,,..:::...:: ..
. . ,, :::::::'''(, イ")ﾉ::..:::::,,:::"─ｧ〃―┐〃―┐〃
. . .,,, :::::（’''....ノソ),,::: ／､ _____| ＿_| ……
. . .ノ(~〜ノ（’''''ソ､' :::: . ,,:::::
,,（、、...,,,Y),,,ノ:.:）,, ,ﾂ.. ::::
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……うん。的からずれておりますな。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l|| 雑念が多いと見える。
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 921 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:37:30 ID:Pd4gv2h60
-
,.:': : : : : : : : : : : : : :Y:_: : : :..: : :.:.ﾍ
. /: : : : : : : : : : :ｉ:.:|: :|: } ^㍉ : : : : : : :.
. ,: : :.ｉ: :.|: : :|:.: :.:.|:.:|:.;ﾊ:.! ミ.: : : : : : :.
.: : : |.: :|: : :|.:.:.:/|/j/ ﾘ ﾐ.: : : : : : :.
i:|:.:.:.|.:.;ﾊ: /!:.:// / /＿_ ﾐ: ; - 、.: :. ……そうね。今日が初日でよかったわ。
. 从:.:i:|/厂/｀､{ ￣ ＿＿_ i/ く }: : :.
.. ヾ从:ﾊr=tzｭ ´ 弋:ソ＾｀ r:ソ/: : ∧ これが決戦日だったら──いや、あんたの矢はそれでも当たるか。
ヾ{:.:. ゞﾟ' _ ／: :ｉ: : : ヽ
. ｉ:∧ ､ / ｉ: : : |: : : ﾍ ＼
. j/:.:ﾍ |:!:ﾄ､{: : : : :ヽ
/ !: 个: . ￣ ｀ ／ /ﾘ/ ヽ:ヽ: : ヽ＼
ノヾ:{ヾ: : :＞‐:＜ ＼ , ' / ／: :ヾ ＞ヾゝ
ヽ ヾ{＼: : ／:{ y′ ／: : : : : : : : : :＼
｀{: : :.}/|ヽ /: : : : :＿: : : : : : : :.ヽ
ﾊ:.:.{{ | ゝ: :.;， ´ ｀ヽ､: : : : : :.ヽ
ｆく:::::::::::.｀ヽ::::::::::::::＜_〉―- ､
ﾉ|:_:::::::. ＼＼＼:::::..＼:::ﾐ｀ヽ:::::
/.:ィハ::＼＼＼＼＼＼:.＼∧. ＼
/./::|i⌒＼:.＼＼＼＼＼＼::::∧、
|.:i::/}/ 心 ＼〈＼＼＼＼＼::::〉:i ∨
|:{ｊ:}`¨〈 ｀￣￣｀ｰr:::::::∨:::|Ⅳ
まぁそうですね。 乂:| ｀ ./:|::::}:ﾉ::::从‐
}从 Ⅴ￣｀ミ }/|::/.:::::::| |.|:
僕の矢は敵を逃しはしない。 |::|:ﾍ. ∨:::::::/ .:.从:::::::::ｊ ｊ |
ﾓﾉﾉﾌ Ⅵ:::.丶 ￣´ イｊ::|::/{:::::´::/
この業をもって数多の武士達と渡り合ってきたのだから。 |ｌ::::ﾉ::〉--.:::＜ ／/.::|,' .乂／{
／..:/.::::::::｀ヽ:_／.:./.:::/ ∨｀ヽ
／..:／...:::::::::::／} 〈::::/ ./ ./.}
／..:／..::::::::::: ／ ::/ ／ ／ /
／..:／..::＿_彡/ r‐≠ ,...:−.≠ .／ ／
／..:／..:/./ }/./ /ヽ ／ ／ ／
,..::::／..::::/.::l ././ / .／ ／ ／.:／
/.:::/.::::::::/ ::| / ./|..＿ .イ .イ/／.:／
i::::::ｉ::::::::/ ../|./ ._/￣ .ｘ＜{/l .{l/_／
|::::::|:::／ /{.//{、 .x＜ 乂Ⅵ/
- 922 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:38:00 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
──それでも、将が迷えば兵は死ぬ。 ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
いくさとはそういうものでしょう？ ,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
: : : : : :/: : : : : : : : : :〃 : /.: :/.: .: : :/: : / : : /: :/: : : :/: : : : :}: : }
: : /| :/: : : : : : : : : :/: :／: : /: : : : /: : / : : /: :/ : : : /: : : : :/: :｜
: /: |/: : : : : : : : :／／ /.: : : : : : :/: : /: :／: :/: : : : /: : : : :/: / :|
/: : |: : : : : : : ／／: :_/: :j: : : : : :l: :∠∠L,_:/: : : ／: : : : :/: /: : |
: : : : : : : : :／ /: :／´|: :/ : : / /|/{／ |//＞＜,;＿ : ／ :/: : :/
: : : : : : ／: : /イ 〈| / : : /!/ ≠孑ﾃぅミく //: :／:/ :/: ://
: : : :.／: : : :/: : ! く|ハ: :/ l' ｀ {rとﾟ ﾝ'＾ /／ ／ﾌ/: ://
: :／.: : : : :/: : : :ｌ { }/ `ｰ ' /'ﾒ{ /／/
: : : : : : : :,′: : / 7=､ (ﾝ /' ／
: : |.: : : : :l: : : :/_/ ハ ＼
: /|.: : : : :|: : :/ /
//, -=ﾆl: : ,′ ,_ ／ ……うん。
／ ／ _,|: :i ヽ くﾆ _､ . ′
/-‐ |: :| ＼ ｰ ／ だから、しっかりしないといけないのはわかってるんだけどね……
..｛ |: :! ／ >､
、 !/ , ′ V{.: :＞‐く
＼ { / |l.:∧ ` ｰ ､
＼ ` _ {. ﾉ/ j ＼
. ＼ ＞‐- -‐＜ ／ ＼
- 923 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:38:31 ID:Pd4gv2h60
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,. :': : : : : :―: : : : .､ ､、
／: : : :／: : :／: : ヽ: : :＼ __＿ ,}ﾘ
. : : /二7: : :／ : : : : :|: : : : /l. ヽ:< !ﾒ､_
/ : : : : /: : : : : : : : : : : l : : : :!_!〉 ヾ}ﾄﾐ､ ヽ
/ : /: : /: : : : : : l!: : :!: : : : : : : :/! 'ﾞ jﾘ /
/: :,. ‐､/: : : :./|.: :l|: : :|: : : : : : : :| ヽ ／ やっぱり、私がやりたくてもやれないことを、
/.: :.|７ﾍ|: : : :./､|: :.ﾊ : ﾊ : : l : : : :| /
. : : :.!{ （.|: l: :/ !:/ !:.| !: : |: : : |:ﾄ､ ヽ 脳天気な他人がやっちゃったって知ったら、
/:l : : :ﾊ､__|: l:c弋fぅx＼:.! !: :/: : :/.:!: ＼ ＼
＿ ./: :ｌ: :|: : | |ﾊ:|l:.|ﾐﾐ｀ﾞ''ﾞ` !:l |:./:/:./:.|:|: : : :＼ ヽ とても平気ではいられないよ……
／ ＼:.ｌ: :|: : | |. lﾊ! j/ j/!:l.:/:./|:!: : : : :ﾊヽ. ＼
. ／_ ―‐､ ヾ/|: : | .::{ /'j/ﾚ':/||: ! : : :| |: ﾄ､ ＼
| ヽ |: : |ヽﾊ ＿ 'ﾞ /:./:.:l!: |: :l: :| |:ﾘ ヽ ＼
/ ヽ j/ﾚ ∧ ﾞ''‐ ﾐﾝ ／ﾚ'.: :.:|: :|: :l: :| |' .∧ ヽ
∧ .| ＼ ＼_..． ― 7ﾞ.:,ｲ.: : : :l:|: :|: :|､:| ―‐,＿ﾊ ヽ
,' ／ | | l ゝ‐'ﾞ人 /|ﾊ:|: :l/: :/|: :ﾘ! :|ﾊ| ヽ / ヽ l
. / ／ /〉 ヽ ヾⅣl|ヽ' {:ﾉ 〉:|: :/ .j:./ jリ ! ,/ ＼ /
/ // ＼ ヾ l| ＼j/'（ 〃 /'ﾞ | ＿
./ ／ / Ⅵ ＼ | ￣/￣￣
ｲ l {╋}ヽ. / ,/
＿ ． ― ､ / | l ∨_＿＿＿/_／
- 924 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:39:01 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ だったら、彼に全て任せますか？
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l|| 貴方の背負ってる全てを押しつけて。
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ///// “私には出来ないから、出来るお前がやれ”と
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
|: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
/／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
そんなの……できるわけないじゃない！ i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
あいつが今回やったことはあくまでもまぐれ！ |: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
|: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
次も出来るとは限らない！ |:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
……それに、あんな奴が西欧財閥に勝てるとは思えない！ ／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
- 925 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:39:31 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
……何だ。ちゃんと答えは出てるじゃあないですか。 l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
自分がやりたいこと、願った結果の全てを ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
叶えることは出来ないかも知れないけれど、 ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
それでも一番近い結果を出せるのはマスターしかいないんですよ。 ,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
あとは、最後まで立ってられるかどうかってだけでね。 ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
,:′: : : : : ｉ: : :/: : : /: : : :ｉ:.:Ｙミ:.:.ﾍ
,: :ｉ: :./: : : :|: :/:.ｉ: :./: : /: :|: i:! ﾐ.: : :.
. .: 〈∨: :ｉ: :/|:/i:/|:./ｉ:.:./: :/|:.:ﾘ_ ﾐ: : :i
ｉ:.:.∧〉:.:|: { j'ｰ}':七´:./ j/´j:/ ｀ !: :.:|
|:./: i:| : |: iy / / : : i:|
|:.Yj从{i:|ﾊﾄ /:､:从
|: { rﾍ:从 t: }/
|: :ヽゞ _ ′ ,_,ソ ……うん。わかっては、いるわよ。
|:!: : : : :.ﾍ _ ': :i
. 从: : :|: :|: 丶 ´ ｲ: : |
/ ｉ: :..:,'|: :|: : :.:i＞ イ : |:.:.i:|
. |: :./ !:.,ﾊ: :.:.| ,，¨´ ‐┐: |:.:从
. |:!/ j/ ヽrt_／ ヽ:j/:{ ヽ
从 / / |ヽ ／: /: :＞.-.-. ､
ヽ, .ィ / / ヽ＿／: : : : : : : : ;＞ ‐ ヽ
/:/: : {{ / ／:／: : : : : : : :／ ヽ
┌──────────────────────────────────────┐
│理性では、何もかも納得している。 │
│ │
│誰も彼もが死なないハッピーエンドなんて私にも、もちろんあいつにも出来るわけはないし、 │
│ │
│その中で一番犠牲が少ない結末のために私は戦っている。 │
└──────────────────────────────────────┘
- 926 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:40:00 ID:Pd4gv2h60
-
i＼i､ ＼ ､
ﾍ:::::::＼, ヽ:ﾔ
/i , --: : "': : : : : :-...､ .|:|
i::ﾔ : : : : : : : : : : : : : : :.//､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾍ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ
7: : : : : : : : : :,-'': : : : : : : : : : : : : :i: : : :.ﾊ
7: : : :.y: 7: : : : : : : : : : : : : : : : : : : |ヾ: : : :ヽ､＿＿＿ノ/
i,ﾍ /: : : :./: i: : : : : : :.;: : : : :.i､: : : : : : : / ｷ: : : ヽ､------'
ﾍ,｀'-､＿＿ノ: : : :./:i: i: : : : :.／:.i: : : :/,ヽ: : : : i:./, -' ｷ: : : :i: : : : :-､＿＿
'--;;;;:: : : : : /: r'､: : :.／: :./.i: : :/|:| .|: :., i: : : :i: : : : : : : ヽ--､::ヽ
,,--':;;;;:: : : : : : i: :.| ;|: :/: : : / /:.∠__! /／ j /: : ノ: : : : : : : :./ /／
／: ／ .i: : : : : : i: : i iヽi.| : : ／ ノ: : :./ ノ: : : : : : :.y---'〃
(;;;: : ( .ﾍ: :,;;;;;;;;;;;;; : ヽ二=ヽ: ヽ, , i: : : /: : :ヽ--､: : : )￣ _,,..-‐''ヽ､
＼:ﾍ ヽi ヽ, -‐二 ヽ-､:.､ ｲ: :ノ ｀'､:.ﾉ ,---､,--'" /: i
￣￣ | ヽ ／‐二／__ r‐-､ヽﾊ -=' .／､,..-j: : : : : / ／ 〃 /: :.|
7 / ／: : : : : :ﾉ |ヽ i ,／ ./: ,-‐'"ヽ､,/ / .7｀ﾞ''ｰ--- ､
/ /i ／ i: : : : , -'"〉____7,-f,厂 ¬ / ,-': : i 7フ'" y'ヽ-､ 7 二￣｀'ｰ-､
/ i i/::::i /: :／,,---'-､___,-' 7ﾊ'-､_ / ヾ-'": : :'-､ﾉ.i .// / _, ﾊ i __,,.. ．-‐'" ヽ
7 i:::::::::::::ﾔ/ | i / | ＼: : : : : : |_ﾉ / /:: ヽ--‐'" ノ
〈 ヽ:::::::::::::i: ヽ, _,,..-‐''ヽ i'ﾍﾍ-､ / ／i: : : : ,--〃'､'ヽ ﾔ ＿＿＿＿＿, -'"
＼ ＼:::::::::＼/ ）' // ヽヽヽ i:.i: : :.i-' '-i: | ｀''ｰ---'"￣￣￣￣
＼ ＼:::::::::::〉- --‐'"ノ /: : : : ﾍﾍ i:.i: : : ヽ|,,|/::|
ヽ, ｀ﾞ''ｰ（,_ ,-'-､: : : : : : : : ﾍﾍi:i: : : : : : : : |
|＿＿＿_{ ,,,,-'": : : : : : : : : ﾍi:i: : : : : : : :.|
┌────────────────────────────────────┐
│でも感情面がソレに追いつかないあたり私はきっと大人になれない子供でしかなくて。 │
└────────────────────────────────────┘
- 927 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:40:30 ID:Pd4gv2h60
-
《聖杯戦争本戦 第四回戦 決戦》
_.,..:.:.:::.:.. .. ..ﾉ .:）
.:.:::"´ ｀" . ..:′
i.:.:: ....:.:.:.:..... .:.::"´
j . .:´ ｀ "
{ .:.:´
ﾉ {´
{ :.:.
｀ヾ: :.
........_ ｀:. :､、
.:´ ｀ｰ:.. ｀:.. .:
ー ´ _..._ :.:. :.
..::´ ヾ、 .:: } .
..ﾉ .:: ﾉ ノ
_....ノ ﾉ ..:′ {.
:. :.. ヾ. . ＿
:. :.:.. .: : ,.:.':´: : : : :｀: : .､ ヾ､.. ..,r:.:⌒:.:ヽ
ヽ、...｀ :.....__...:.:.:.:...... ,.:': : : : : : : : : : : : :ヽ :.. （ {
｀ ー"｀"￣ :. ,: : : : : : : : : : : : : : : :ﾍ ::. )ﾉ ｀:.:ー:.:
: : : : : : : : : : : : : : : i:.､:}...ヾｰ:.:′
i: : : : : : l::::.. : / : : : |:.j;′
|: : : : : : |:::::::/ : : : : |/′
八:i: : :|: :|::::/ : : : : : |:.
/ｲ:/|:i : |:..:|:/:./:.l: :ｉ:.从:.、
´ j;' 从{:.|:..:|:../: /:..:|/ヾ{ ヽ
,.ィ:´: ヾ{j;ﾊ/j:/j;ﾊ/￣｀ヽ、
i : |: : : :´: : : :′: : : : : : ://、
┌─────────────────────────────┐
│そして自分を納得させられなくても、相手を殺すことは避けられない。 │
└─────────────────────────────┘
ゝ ___j: : : :/: : : ､ : : : : : | l
i ヽ: : : : : : : :ヽ: : : :..厂i´
ヽ ﾉ: : : : : : : : : : : : :{ l
｀i: ヽ: : : : :／ : : : : ﾄ-'
r:': : :ー: : ´: : : ＿; : ヽ
ヽ: : : : : ´:￣: : : : : : : :}
j､_:ー: :―: :-:-:-:―:i
/:::::::｀7::ー:―┬::::'::´::l
- 928 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:41:00 ID:Pd4gv2h60
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《聖杯戦争本戦 第五回戦 一日目》
【月海原学園 ２F 階段前】
ﾏﾍ |: :ｌ| |! :| ／／l!
ﾏﾍ |: :ｌ| |! :| ／／: :.||
ﾏﾍ. |: :ｌ| |! :| ／／／|: :||
ﾏ/::ニニニ|: :ｌl ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |! :lﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／／／: :｜ |l／
l 「￣￣.｜ ｌ| |:: ::| .|! :l ／／／: : : : .!／.／´
| | ｜ ｌ| |:: ::| .|! :| ,／／ .|l : : : :.／／´
| | ｜ ｌ| |:: ::| .|! :l ,／／／| ||: : ／／:´:!
| | ｜ ｌ|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| : ／／／: :｜ |l／／'´|:::::|!
__ ｜ | ｜_ｨ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::::／／: : : : .|／／ . |:::::|!
// !＼ | | ./:/ ￣￣￣￣￣￣|￣|￣￣￣￣￣￣l |: :!!: : : : ／／, ｜:::|!
. //::::|::::!:＼ .| | /:/ || : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.ｌ: :|ｌ: : ／／ ,ｨ |:::::|!
//!|::::|: :l::|::;:＼ └―./:/ l l| : : : : : : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : |.|: :|l／／ ／!:! |:::::|!
. //::::|::::|:ｨ ┌──────────────────────────┐ |:::::|!
//!|::::|: :/ │そんな私の前に、ついに“その時”がやってこようとしていた。 │ |:::::|!
. //::::|::::|:/三 └──────────────────────────┘ |:::::|!
//!|::::|:: /三三三三三/:/ l l l l/::| |｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| | |::|／..: : : ::|:| |:::::|!
/::::|::::!:/ニニニニニ /:/ l l l l/: ::| || ｢￣￣|: : : : : : : : : : : : :|| | |::| . : : : : : !:! |:::::|!
::l: :|:::l/ニニニニニ /:/ l l l l/ : : | || |＿＿.|―─┐: : : : : : :|| | |::|.:: : : : : ::|:| |:::::|!
::l: :l::/ニニニニニ /:/ l l l l/:: : :::| ||: : ::| ~~~~ |:: : : : : : ::|| | |::| : : : : ／}:! |:::::|!
::|: :/二二二二二/:/ l l l l/:: : : :::| ||: :: :|＿＿＿__.!: : : : : : : || | |::|.:: ::／／|:| |:::::|!
::|:/二二二二二［_］.l l l l/:: : : : :::| ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : :|| | |::|:／／.: ::|:| |:::::|!
::/二二二二二 : | | l l l/::: : : : : ::| ||＿＿＿＿＿＿＿＿＿.|| | |:{ ／ : : : ::!:! |:::::|!
/二二二二二二:| | l l/:: : : : : : ::[二二二二二二二二二二二二二二] |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
二二二二二二 | | l/:: : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l :| |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
二二二二二二 | |/:: : : : : : : : :::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::|: ::l: | |::|:: : : : : :::|:| |:::::|!
- 929 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:41:42 ID:Pd4gv2h60
-
___
. : : ´: : : : : :`マ: .､
／: : : : : : : : : : : : : ＼:＼
.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: ＼
/: : : : : : ! : : : : : : : : : : :!: !: 〈∨ ヽ
,: : : : : : : ｉ: : : |: : : : : |: : |: |､: :. ∨:∧
ｉ: : : : : ｉ : |: : : |: : : : : |: : |: | ヽ:レ '.: ∧
|: : : : : | : |: : : |: : ｉ: ｉ: |: : |: | 〉 __ .i: :ｉ
i : : {___j.: :|: i : |: : |: |: Lヽ!: ! 爪`}〈从
|: : : : : | : |: i : i: 斗:从!__ !/ .{ﾋｿ 〈
|: : : : : | : i从: : i: :! ｘ爪^ ､_ !
|: : : : : | 八r‐v i: :!{{乂.j { /
|: : : : : |': :∧{｀＼ｉ! , ′ ……ついに来た、か……！
|: : i : : | : : : ＼j〉__､ ｕ ／
|: : i : : |: i: |: : |:| ≧=- - '′
|: : i : : |: i: |: : |:|＼ i)､
|八|: ｉ: |: i: |: : |:|、 `'ー ' ＼
. i从 |: i: i: : 八＼ __ -ﾍ
｢＼r┤: | ∧i / ___ '.
ﾉ ` |从{ ./ ／ ｀ヽ.
{ /j | ; .′ }〉,
ヽ / ,∧ | , ／ ` 〉 ′
ｉ { /〉 { ／ /'ｉ }
| 〉. '/∧ 〉ｉ | ｉ
i .′､ //∧ | | |
| { `'７ 'ﾍ }／ ,ﾊ. ｜
､ ./ ∨/礀 | 礀
＼___,/ } j ! !
∧ ∧ ｜ ヽ
{ / | .〉
∧ `'ー ､__ -≦ ∧
} ＼ | | / .!
/` | | ／ |＼
〉 | | ﾉ }
/'∧ | | ／ ,〈
////,＼ | |=ﾆ /,∧
- 930 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:42:02 ID:Pd4gv2h60
-
┏. Information ━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃第５回戦の組み合わせを発表します。 ..┃
┃ ┃
┃マスター： 御坂 美琴 ....┃
┃ ┃
┃マスター： 蒼星石・ローゼン ┃
┃ ┃
┃決戦場 ： 五の月想海 ....┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
∨///////////////////////////
∨/////////////////////////≡〟
r≡二三三三三三三三三三三三三三/
∨三三三三三三三三三三三三三彡/
∨三三三三三三二≡≠: : : : : : : :∧
: : : : : : : : ハ: : : : : : : : ﾊ: :､: : : : : : : .',
l: : : : : : :./ ∨: : : : : :.l=一ヽ: : : : : : : l
|: : : : : :/-−-､',: : : :∧{_zzz l_: : : : : : : }
',: : : : : {_ zzz _ '.: : :{〃ら;::ﾊゞ: : : ﾄ､.:/
──なるほど。君が今回の相手なんだね。 lﾊ: : : :|ヾら;:ﾊ` ＼| ゝ- "|ｉｌ: : :.l,//
| .∨ 八 ゝ-" ヽ .|ｉ|: : :.l:/
君の評判は外にいた頃から聞いているよ。 ヽ ∨: ﾍ＼ ､ ﾘﾊ 从
∨.: :ヽ､ ｰ -‐ ' ｲ .ﾘﾊ:}
“エレクトロマスター” 御坂美琴さん。 ＼: : : ＞ ´ ／. /| / ﾘ
＼: :.ヽ .i ＞ ＜ i. |/. |/
r‐-y-､,, … ヽ.}イ ,ｲ_/.}ミﾒ､ ゝ…-､r‐､-ﾍ
ゝ__ｉ!__) ,,ィ彡'/.ﾊヽ ヾミii､ ゝ-yi⌒)
/".:)_l}_(. ゞミ彡{::{ }::}ヾミ彡' ｀)_l}_(｀ヽ
/.:.:.{_ {l__) (_{i|::| |::|i}_) {_ {l__):.:.:.:＼
/.:.:.:.:.}_l}_( .)_i|::| |::|i_( }_l}_(:.:.:.:.:.:.:',
/.:.:.:.:.:(__{l__). (_{i|::| |::|i}_) (__{l__):.:.:}:.:.:.:.:
/.:.:.:.:.:.:.:}_l}_( )_iゞ' ゞ'i_( }_l}_(:.:.:.:l}:.:.:.:.:',
/.:.:.:.:.:.:.:.(_ {l__) (_i}_) (_i}_) (_ {l__):.:.:.{:.:.:.:ハ
┌─────────────────────────────────────┐
│私の倒すべき敵──西欧財閥の次期後継者は、そう言って穏やかな笑みを浮かべた。 │
└─────────────────────────────────────┘
- 931 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:42:30 ID:Pd4gv2h60
-
＿＿,
-=ニミ::､/,ｨニニミ､
＿, イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ､
テ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
/ｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞-::彳
' i::::::::::::::::::::::::::::＞'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､__;ノ
/::::::::::::7--‐::':::/,:'/:::/::/:j::::::::::::i::::::::::テ'
_ノ:::::::::::::,i::||::::::::://＞i_i:::||:ハ:::::::::j::::::i::::i
￣ﾞ个::::::iﾊ:i:',::::::| ｨ示c､,i|:i |::::::/:::::/:〃
〉:::::i i::::ヽ:::', 辷ソ '､ヾ ,ｨ=::::／≠
ﾉ!:┌ ﾉ__::ヽ`ヽ ￣｀ iﾝ,'イ´
(彡ィヽ､ ﾊ:::i, i/
_,.....j=- ､＼ ヾ＼,. --- ／
.j───-- `＞､__ヽ ／ ┌────────────────────────────┐
| `ヽ､7´ │そしてその背後では、彼女のサーヴァント、 │
| ,. イニ=---./＿＿ │ │
j! ＜ _,. - ￣`ヽ │セイバーのクラスで現界したとおぼしき円卓の騎士、ガウェインが │
/! ／ i │ │
/ ,' / ／＞ ､ | │無言で私を見据えている。 │
.. / i i ／／:.:.:.:.:.7}ﾊ └────────────────────────────┘
/ i ＿＿ ./ /:.:.:.:.:.:.:.:// .i }
. | ィ´¨,..---､ﾍ ＞､｀`ニニ彡 ,j iﾊ._
. | ,､ | |::::::::::::::::∧ﾍ /.j::<ハ
ハ ./∧ | |:::::::::::::::::::∧ニニニニニﾆ彡':::::::＼
.∨!::::∨j |:::::::::::::::｀`ヽ｀`ヽ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
ヽ､:::::ヽj:::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ､｀`ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀`ヽ､｀`ヽ､::::::::::::::::::::::∧
八:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／／ヽ､::::::`ヽ､::::::::::::::::ヽ､
＼:::::::N::::::::::::::::::::::::::::／／ `ヽ､::::::::::::＞-:::::::::ヽ､
- 932 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:43:00 ID:Pd4gv2h60
-
/ / ＼
/ /. ＼ ,' / / ／ ／/ ! ﾄ､ ﾊ
,' ,' ＼! / / ／ ／ / i l ﾐ ﾊ
{ i /i ,ｲ /ﾚ'≧ / , ｲ ./l l } }
i /⌒ヽ N´ 灯えぅx ｲ ／ / ﾉ,'/ ! |
ﾉ :{ （ ヽ, V 弋_ｲﾉ ｉ/ / ／ ≧､_ ,' ﾉ
. / ｉ ゝ、ζ /／ ≠= _ //
,ｲ | :.ヽﾍ ｲえｧ,ｲ/
/ .i /| .:.:.:.:.:.:.:ｉ ｕ ｲ ゞ-'/.:. ! へえ……私なんかの事を知っててくれるなんて光栄ね。
ﾚ .! .:.:.:.:.:.:.:.:|∧ ゝ /.:.:. l
ｉ.:.:.:.i.:.:.:.:.:| ゝ ､＿ ｧ /.:.:,ｲ:l それで、自分のサーヴァントを見せつけて挑発ってわけ？
/,ｲ.: l.:.:.:.:.:| ＼ ｲ.:.:/ .i |
ノ ヽ.! r=ヽ_ ＞ ― ≦.:.:.:.:.:.ﾉ ﾘ 意識していてくれるだなんて嬉しいわ。
＿,ｲ ー-､ ,-―‐ '＼.:.:.:.:.:.:.:ﾊ＿_
_ -‐… i ／ ｀Yヽ ＼￣ ゝ! }ー‐ ､
／.: : : : : : : : : :l / i O ! ' , /.: : : : : : : :i ＼ .／＼
∧: : : : : : : : : : : :l / ! .! ∧ /.: : : : : : : : :| ／ ／￣￣
Ｖ.: : : : : : : : : : l / 〉 〉 ヽ./. : : : : : : : : ::| ／ ／
┌──────────────────────────────────┐
│私はガウェインの放つ威圧感に押し潰されぬよう、必死に減らず口を叩いたが、 │
└──────────────────────────────────┘
- 933 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:43:30 ID:Pd4gv2h60
-
. ．-―……=- ､
.．=ﾆ三三三三三三三ﾆ;}
, : '三三三三三三三三三ツ:'ﾊ
／三三三三三三三三ニィ=彡:'//|
／三三三三三三ニ≠千'/////////!_＿
∠三三三二ﾆ=-匕////////////////|三入
ヾ777￣ ////////////////////////,∨三i
. ∨//////////////////////////／三三!
∨/////////////////////_'イ三三ニ人
／ﾍ./////////////ﾑ斗ィ彡千三三彡':.1.:.:ヽ
. ／∠三}////,厶斗匕"千三三三三ﾆ=イ.:.:.:.:.|.:.:.:.i
｀ヾ三三三三三三三三三ﾆ=ィ‐彡､ .:.ﾊ:.:.:.:.:Ni.:.:|
｀Y┬====≠≠ｧ十ナｽミ:､:＼.:.:,斗-z.:.:.:.|:}ﾄﾐ|
|.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;从j:/_;ﾑ ヾ､＼:.く:_;ﾑｬi:,'i:.:|ﾊヾ! いいや。そんな意図はないよ。
. ｷ:{:.i.:.:.:.:､:.:.:.:.:,才":/__ 磷;;)）ﾘ;.l.:.:!:|Ⅳ
ヾ:.{:ヾ:.:.:ヾ:.:.:.ゞ;ィ禾ﾊ｀ ゞ-"'Ⅵ:.ｲI| 僕は王としてあらゆる挑戦を正面から受けて立つ。
ヾﾄ､:＼.:.;ｨx:.:｀代zｿ 、 ,:.:.:.バ!
` ヾ:.入:辻、:ヽ . _ ， .ｲ:.:./ } その上で勝たねば、負ける側が納得できないだろう？
ヾ{ヾ从ｲ:.ヾ:、 ／iﾘ:./
` ｀ }｀jﾍヾ:､ミ≧ｰr〈 彡7 /`ｰ:
/ ヾ ｀ｽ,ｨ卞≠ミｰく、 ;ﾉ_
,へ、 /:ハ仆ﾐ:、ゝ〉) ヽ´､_ ┌─────────────────────────┐
／ `ｰｧ':/ }:､:ヽヾ:// ∨ヽ │蒼星石は、それを意に介した様子もなくあっさりと言い放つ。 │
__＿,_,／ ヾミー:::i Ⅵ:､ ` 廴 └─────────────────────────┘
{_ ゝｧ-ｧ‐ :､ `ヾ:| ヾ:ヾ: j}ヽ: : : : : : )
｀7 ;ｲ r'-z,.ィr:t丶､. ヾ:ヾ> ,ﾑ/: : : : : :/
ﾄ-'=ｲ:::::::::::}:::`ｰｲ_ミx._ ヾ> / ゝ:＼:.／
,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:il:::::::::::::::｀7 `丶、 __,／ 彡' : : :ﾍ
,′: : : : : : :jl::::::::::::::::::｀三ﾐx ﾚ'￣´_彡': : : : :_:ノ
/: : : :.．-‐- ．:::::::: : : ::::::::::::::`ﾆ≠’三::::::: :ノ´
- 934 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 20:43:57 ID:p/3gAtCY0
- 相変わらずムーンセルの仲人能力はすごいなあｗ
- 935 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:44:00 ID:Pd4gv2h60
-
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
, ':: : : : : : : ::/: : : : : : : : ::/::: : !: : : : :: : : : : : : : : :＼
/: : : : : : : : :./: : : : : : : : :./: : : ﾊ. : : : : : : : : : :ヽ: : : :::ヽ
.': : : : : : : : : ,. : : : : : : : :ﾚ':::/: / !:ヾ＼: : : : : : :.:!: : : : : :!
!: : : : : : : : : ::! : : : : : : ／ィ:::／ !::| ＼ヽ::: : : : ::!:: : : :l:::!
. !:: : : : : : : : :::|: : :_ ,.／´, '／--─ ''､l ゞ::､: :. :.l.: : : :ｲ.:!
!::::: : : : : : : ::|: : : : :-ーｲ ヽ.＼ ＼,: :..|::ｨ:./'ﾚ'
!: : :: : : : ::/´|!: : : : :l:.l:.:| ､. _____ , ´ /::j: i/ノ
〉: l!:::: : :.{ ｨ!::: : : :.!:l!::| ｀ ￣ ｀ '=jィ／´
ハ:l ::::::::ﾒﾑ::!:::::::ﾊ!`ヽ / i:ﾊ
l| ヽ ::::ﾊ:::!::::::| |! -- ｲﾘ l!
V ヾ!::::::| l' .ｲ::: ' ' ただ、君がここにいることに対して
ﾊ!: ! ゝ ＿＿_ _, イ::::|::/
ノ´ ＼ ヾ. /' |:::// 一つ思うことがあるとするならば……
r v - ＜ _ ヽ /! j/ '
γﾏ_jr-､_ﾉrｰ､ゝ-､ ＼ヽL＼
f' ／三/三三`~j ､ﾉ , ｨ'ﾆL!＼＼-v ､
v' 三 / 三三 ゝｰ 1_} // /∧ヾ.＼ > ム
/ 三 /三三三三「 | _!// ! | ﾊ ＼!| } ノ
- 936 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:44:31 ID:Pd4gv2h60
-
, ィ＿
, -‐┘: : : : ｀丶_,.ｨ
/. : : : : : : : : : : : :〈
､_{: /.!: : : : : : : : /. : ﾊ
｀ｲ: 从!: : : :{:ノｲ^Vﾉl′ _........-=＝＝=-........._
ﾍ、: l: : : ハ:从小 ,..-.:'::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::ｰ:-:...､
厶从从イミﾊ｣ ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,"
{´ ｀Y ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
_ ノ {_ ',::_;;;:::::::::-…───…:-::-::::::::::;;;::::i
,．--‐ ´ ￣ ‐- 、 rｰ:::'::´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:ー -...､
ﾄ ＿＿ _＿＿＿__ __ ,ｲﾊ} ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
{｣}｢r‐…‥=ミ､i____ﾉ／￣￣￣[ﾊ }くく / ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::: /
Yﾉ:ﾍ:::::::::::::::::::｢¨¨｢::::::::::::::::::::::/.:{{ V ＞ -…'''"""´ ヽ.:. ..::.. ゛゛゛'''ー- ､/
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ i/ .:...:::i､::::::::::..:ﾄ､::::::...ヽ .:i::. |
| 君のような希有な才能の持ち主が │ |.::.....:::.::i::|､:! ヾ:::::::::',. ＼:_:＿＼::...:..::|:. ...:::|
| │ |:::::ﾊ:: ＋!-i!- ＼:ﾍ::', ´_ヾ_:_:::::::V::.:..!..::i..::|
| ここで失われてしまうことを、 │ |::::i::::';:::| ,ｨ≠ミ ヾ;ﾍ ,.乍＝ ｧ､:＼ |::::j:::,'
| │ ',::ﾄ,::::ヾ:ﾊ::i.jc｝ ＼ ゞ:t:ic｝!:｀:::ｰ::/:/
| 僕は残念に思うよ。 │ ヽﾊ:::::ﾄ､:ゞ-' 、 `ｰ ' .|:::::::,:'::八{
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ ＼:::八 _ _ .ｲ:::::/::/
}::::::::::} j ,}} j || {:::::::::::ﾊ ヾ:::::＞...., , .イ/:::j:::/ﾊ:|
l:::::::::,′ ,仏j jL__ ',::::::::::::} '.,:{ >》ﾉ ｀ "rzz介ーj://
|::::::::, ,ｲ:}}:〉 〈{{::::ﾊ ﾄ.::::::::::! / 》=巛7/rzｿ^^^./ハ
|::::::::L ﾊ=彳 刈ｼ { ﾍ::::::::l {{ｲハV/rzｿ / Y}},
l::::::::ﾚｲ ' jj ┌──────────────────────┐ {ヒ}}
ｆﾄ==' j { {{ │そう呟いて、蒼星石とそのサーヴァントは去っていく。 │ .::.... Y}}7
L く ゝｊｊ │ │ ..::...:..... ヾr}ﾍ,
] ｲ ﾊl ,}} │私は、その背に何も言い返すことが出来ない。 │ ::::::::::::::.....Vr}},
└──────────────────────┘
- 937 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:45:00 ID:Pd4gv2h60
-
∨.:::/:::l:|∨::::::::::::::::::::::::. ＼＼::.＼::::::::::::/
|:::::ｉ::::从_∨:::::::::::::..＼:::::::..＼＼: ∨.: :;′
|::: l:| :ミｘ_.∨:::::..＼::::..＼::::::. ＼＼∨ i
……ひゅう、おっかない。 | ::从∧又ミ､::::::::::..＼:::::::＞ｘ::::.＼:..Ⅵ
从:乂‘,::ｌ｀￣｀ ＼::::::::::::＞ｘ::::::::}::::::|ヽ|:|
何だあのサーヴァント。 ＼从` ﾉ ￣￣｀ｰ ｀７::::ｌ::lく.从
|:从. ヽ .- 〈./:::ｌ::|ﾉ-く.〉、
眼光だけでこっちをぶった切りそうだ。 i|:::ｌ::::. ､＿＿__ ノ ./:::|:|::|::Y´{::::.＼
||:::|乂ヽ. ｰ｀￣´ ｨ:::::::|:|::|:/....|:::::::::::＞ｘ ＿＿
||:::|乂ｊ ｨ＼ ..＜ /. ::::从:{{ｌ:::::|::::::::从≪≪≪≪
_.||:::|:／/::| ｀¨¨¨´ /乂::/.:::|｀ヽト{､＿_| ＞‐≫≪≫
‐／⌒＞---≠//.:|:::|{ ｊ:: ;l ＼_／ 从: /| ﾉ｜ ／ .／ ￣ ｀ ＜
/ / ./ ./.:.// 乂l| .lﾊ/ / ./.:/:/ ｊ ./ / ./ /. ＼
【 非実体化中 】
/: : : :ｉ:.|: : : :/|: : : :/: :,､{:/ｉ: : : : : |: : /:.} i: : |:.i
/: : : ノ|:.|: : :.; !: : /i: :/{:ヾ.,: :./:/:/: :/}:ﾘ ,: : :|:.|
/:ｲ: : :{ {ﾄ:{: :.|:ｉ |:..:,' i:./ i:/乂:/:/:/j:./ j/ /}: :,ﾊ:}
/´ l: : : ヽ｀ヾ 从 丶:{ 乂 / j/ソ/;／ / //:./ ﾘ
／ |: : : : |:｀¨:ﾊ ヽ / ／ ′/´:j/ /
|:!: : :..|: ／ {丶 /: :/: |
从:j: :/:{ ヽ 丶 __,，‐_､ ｲ:!乂:八 …………
/:ｲ:/:/ : | ＼ ＞ ´￣￣ ´ イ: :.从{:./:ヽ ヽ
,.イ /:ｲ:..:.∧ ｀ ､_｀フ´ :|: : : : ヽ: }: :}
/:__: :｀ヽ: : : : ∧ ／r‐oヽ 人: : : : : :}: ;ﾊ
/´ ｀ヽ: :ヽ: : : :.丶 ／ :| | ｀¨´/: : : : :../:/ i
i ヽ: :ヽ: : : : ｀¨´ヽ ..:| | /:/: : : : : /:/ !
| ヽ: :ヽ: : : : : :ヾ:ヽ | O|:../:/..: : : :../:/ :､
- 938 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:45:30 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……マスター？
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
/:i:,ﾊ: : : ｉ: //: : : : : :.ﾍ ㍉: :f´{´__ ヽ: : : :ｉ: : : :
/イ:{ !: : :|//: : : ｉ.: : : : :. ｀ヾ{ i:::::::ヽ ; Y: :.|: : : :
{:.l |: : 〃: : : : |: : : :i: :} ｀ヾ::メ !:..:.|: : : :
乂 : ノ:|: : ｉ:..: :|: : : :ﾄ､i ｀´ ノ : : |: : : :
∨: ､:八: : |:!: :..:| ﾘ :´:ﾐ:..: :..|: : : :
ヽ:..:ヽ..:ヽ从{:..;'/ : i: |: :|: : : :
ヽ: : 乂:/' i:/ : |:!|:.;ﾊ : : :
ヾ{ / ′ .: 从/ ヽ.: :
……ねえアーチャー。 ｀ 、 , - ､ ′/ {:i ,ヾ:
ｰ ､ く{__,ノ / / 乂 ／｀ヽ
今の蒼星石の言葉、聞いた？ 丶 ／ ,， ´
丶_ イ ´> ´
{ !く ,.ィ:´
} |Oヽ ／: : ／
| | ヽ ／: : ／
- 939 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:46:00 ID:Pd4gv2h60
-
jﾉ ,ﾉ : / : : : : : : :i|: :|: :＞:.、: : :|:八⌒ヾ/＜i: | : : |: ハ ､:｀ヽ
{ イ:{,∧: :| : : : : : |: :| : : :/个:､ |｀ヽ＼ }ミミi:.| : : |: : :ii: : ｀ヽ＼
, ィ´: ／{∨: :|:.!: : : : i|: :|: :j/ | : ﾊ ＼ヽ}ミミi | : : |: : :i| : : : : ｀ヾ、
, イ,≠彡´: :ﾉハ: :i i : : : ハ.:|,ノ ノ :ﾉ :} ,)ハミﾐi:j: :i: |: : :i|ー―=ﾐ､: :＼
( ( ／: ,イ: : :,ﾍ i八 ヘj jﾉ‐―=彡 : ﾊ ∠´ ヾミムﾉ:ﾉ: : :i| ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
ハイ/ : : :{ .jﾉ : i}从≧ﾐく ､＿彡'´ィ斥セﾆミ､∨´ }: i : : 八 ） アイツはこう言ってたのよ！ （
{ ./: : : :ハ∧:,く :八辷ｿ｀ヽ ｨｆ {辷ﾘ jﾉ レ'ﾉ八仄｀フベ= ） （
/: : : : : :八∧,ノ ｰ ' ー ' 入爪 : : ヽ:/／ ｀ ） “お前には勝てて当然だ”って！ （
/ : : : : : : :∠｀ﾍ ,... ′ ...; ∧: : ∧: : : :｀=- ） （
.ー=ﾆ´i : : : : : ／i : . :∧':. ＿_＿__,、 ..:'/ i: :/: .ヽ､:｀ﾆ=- ） それでも挑んでくる私を憐れんで！ （
/￣‐=彡'ハ : : i : ( i : i : . : i丶、 〈 (::::::::::::i } ／ ノ:/:. . :. .i´ ／ ） （
ー=彡'、八: :ヽ:.:｀ﾆ=‐'´: i . :个 、 ｰ―一´ イ ｰ=彡八 . : . :| ／ ） 心から！ 悪意無しに！ （
, ´"'' ＼ヽ : :｀ﾆ=彡' : i . : | ｀ ┬ ´／ ｰ=彡'´: . : . :|' ／ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
i ｀ヽ :｀ﾆ=彡' :i . : | ／｀:rく / : . : . : . :| ,／ | |
| ＼ ￣く . : . i: . :| ／ ◯| ハ /: . : . : . : . K ,;;,,... | |
| ヽ、 ヽ. :/ . :ﾍ_／ |'. ＼./ . : . : . : . : i!i￣￣￣￣￣ | |＿__
{ ´"'''｀ﾆ=- _∨ : . :/八ヽ | //: . : . : . : . : 八ノ´｀ヽ､. | }::::::::,
- 940 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:46:31 ID:Pd4gv2h60
-
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
|: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
/／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
何より悔しいのは── ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
その言葉が慢心でも何でもなく、 i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
|: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
実力差から生じる厳然な事実だろうってこと……！ |: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
|:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ ・ ・ ・ ・ ・
.V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ:::: なんだ。そんなことですか。
.ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
.i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
- 941 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:47:01 ID:Pd4gv2h60
-
／: : : : :/: : : : : : : : : : :＼: : : :＼
／: : :/: : /: : : :/!: : : : : : ＼: VZ: : : ＼
/:/ : : :i: : :|: : : :/i:|: :/!:ﾄ､ : !: ト､i ㍉: : : :ヽ
. /: :i: : :_:.i/: :|: /i/ 八/八! : :!|:| :i ∨: :ヽ: .
/: : :L彡'１: : l:/__x=＝ミx__, i:八i |l__,ィ '. : : :.ト ､
| : : :i : : : |: : 从ﾍ( ん心ヽ ﾉ' ノ,x=ミ, ! : : :| |i
|: : : i: : : i:!: :i八! ヽ.辷j.:} んi}/ |: :.!: | ﾉ'
|: : : |:|: : i:!: :iﾄ､:､ ＼i＼i ､ ゞﾟ'､､i: :从|
i: : :/ﾊ: :_ﾘ: :ﾘ ＼ ′ ∨:!|:|
i: ノ': :.//'ヽﾊ! u i: 八!
|: : : : :{ 《 __>､ ／! . : : そんなこと、って──
|: : |: : :ヽ. . __ -､ こ /: ﾄ､:.､
l: : |: : : |: : : : : : i＼ ／: : | ヽ
|: :ﾉ: : : |: : : : : : | ／: : : :!| |!
i:/ |: : : |:ﾄ､: : : : i T:T : : : : : : :!| ﾉ|
. /' |: : : |:|: ＼: : :| ＿＿ |: |: : : :l: : : 八 !
/ |／三｀ヽ ヽ´ ｀Y´￣ヽ: : |: : / ＼
／￣￣｀ヽ ＼ ＼ i iヽ ト==ミ-―､-ミ
/ ＼＼ ＼ / | ＼| ＼ ＼ ＼
- 942 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:48:00 ID:Pd4gv2h60
-
, ---=ミ _
／:::::::::::::::::::::≧=- _,y
／::V::::::::::::::::::::::::::::＼＼､ ,. ' /il}
〃::::::|∨:::::::::::::::::::::::::::r､ヽ Y:､ ,. '´ ./ /
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ {i/:::::|ﾄ=V::::::::､::::::::::r:::}＼//::::＼ ,. '´ ｲ /
| 無理だろうが、やる。 │ ﾄr:i<tッﾐ＼トミﾆ:::|ﾘ7Ⅵ〈≧=- :ミ二二´_ ,. '´ ,. ＜l＞'′
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ ゝ:,￣ ; l:::|:/=ﾁVﾑ:::::::::::￣::≧x ,.不ﾐY ,. ＜l＞'´
ｌ丶 ､__ ,.ｨ ,i:::|_ ＼ヽ _:::::::::,. '´::≧ｘ ,. ＜l＞'´
|:::::|｀i::..._／j::::|ﾌ＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
_zzﾘ::://j ,':::::| ／ | それ以外以外に道はない。 │
／〃/:://ﾊ, _, 7:::::::|'/,. '乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ 、
r{_{/,'/::// i ／i:::::::ﾘ´〈// {´| .| i }ｲ ∨::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/{T./ i::::{ | ／ |::::::{∨＞'´{ _,.::::´::ｨ:} V:::::::::::::::::::::::::::＼ ＼:＼
/ V i::ﾊ! ／ / i:::,. ＜l＞'´ﾄ､<..........j:i i::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヾﾘ
r={i i,{ | /'´ /. ＜l＞'´ミ≠ﾍ:..{ー=i {ﾊ |::::::ﾄ､::::::::::::',､::::::::∧
／ﾍ V ! i/ . ＜l＞'´ /∠ ',:ﾄ､__j ﾚﾑ }::::/ |::::::i::::::',∨::::::∧
∨ :＼'´ i ,. ＜l＞'´⌒ヽ、 // ',!ー- |/z} 〈::/ !::::::|∨ﾑ V::::::::ﾑ
/＼ . ＜l＞'´x==丶==ミ {〈＜￣ ＼ ヾr--- ' ! ′ /:/l::| V:ﾑ V:::::::;
,. '´′ ,. ＜l＞'i´ ／r=ﾐx≦ニ＝,Y}-＜＿ ﾌ .＼___/ x＜￣￣＞ｘ 〃 }/ﾘ.ﾉ:::::/
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ ´
| そんなの、今更の話でしょうに。 │
, | │
..... ,. '´ | こちらから言わせれば、それこそ扇を射よと命ぜられたときからその連続ですよ。 │ y
z-≦ﾆﾆﾆ_ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ ／
ゞ'´￣￣ __x＜、 i∨/＼:|i ﾉ. ! | ' ヾ ﾄ､ i ヽ
Trﾍ Vﾑ |<｛. : : j'/ / i{ ＼ ∧ | {
r＜zﾁｿV Vﾑ | ∧ /ﾆ=- ､ ヽ ｌ | ＼ ､ Li ＼
ｒ≠／≦zV Vﾑ ヾ ／￣￣ ｀ヽ、 ＼ i ! ､ ＼ L ハ
ーイ＞'´V Vﾑ .／／ ￣ 丶:､ i ､ ＼ ｀⌒｀′
≠t ＞´V ／／. ／ ＼ i ､ ∧
不x＜ ／／ ／ .＼;i ､ ヽ､∧
}'´／／ ／ Li、! ',_ .ト 、
- 943 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 20:48:07 ID:IHjDKBWY0
- そっか、ほとんど初めての純粋な格上との対決なのか
- 944 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:48:30 ID:Pd4gv2h60
-
/ . : .: .: .: .: .: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:::.:.:.:.｀ヽ
/ . .: : : :./: : / : : :/ : : : : : ::/:/: : j ミﾐヽ.:.::..:.:.ヽ
,′.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:l.:.:.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:./ /::/ ﾘ ミﾐヽ.:.::.:.:.:.',
,′.:.:.:.:.:.:. |.:.:.:{.:.:.:.ハ.:.:/:/:./ /::/ / ﾐﾐヽ.::.:.:.:.:.',
i:.ハ.:.:l.:.:.l.:|._;ム.:_」_」.:.:.:.::/ｰ//＜￣｀` ミﾐヽ.:.:.:.:.:i
|:| i.:.:l.:.:.l.:Ⅳ´{_ﾊ.:.Lﾊ:.:/ //ｨﾃ代.:ﾐヽ､ l.:::l.:.: l.:.:.|
|:| l.:.:l.:.:.lN〃´{.ﾄ代｀ヽ{ l/ ﾄじｿ.:} / l.::l.:.:.:l.:.: |
ﾘ {从:.:.ﾊ ﾊ､ ヽ:じｿ ｀ﾆ´__ノ j/⌒ヾ.:.:.|
ﾄﾄ:ﾊ ｀ー ' , ' ハ .1.:. |
i.:.:い レ' l.:.:.|
|.:.:ヽ.} __ ノ.:.:.:ﾄ､
もう、あっさり言ってくれちゃって…… |:.{.:.:.:ﾍ ´ ￣｀ ／.:/´:.:. .:ト､|.:|
|:}}.:.:.:.:.:.ヽ ／.:.::/.::.l :: : :l ﾘﾊ}
|ハ.:.:.:.:.:.:.:.＞...､ ,. イ::.:.:.::/.:.:/.:.:.:.ト.、
γ⌒ヽノ i.:i.:.:ﾄ､.:.{.:.:.:.:_」｀ ー ´ l.:::::::/.:.:/.:.:.:. ﾄ､.:!
( ⌒ ） l/. :| V.:.:/´｀丶､ , '´｀ヽ.:.:/.:/.:.:.:| ﾘ
ゝ＿ ｲ |/ / ｀ヽ,ハ V.:/ﾊ.:.:/
_ ＿/ / i i ﾄ､/ V
,r=＜´¨｀.:.:.:.:.:.:.｀ヽ / l '; j.::.｀`丶、
/⌒ヽ::＼.:.:.::::::::::::::.:.:＼_,.ｲ l ､__ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ、_
／ ヽ.: ::ヽ.:.:.::::::::::::::::.:.＼＼ j i.:.:.l.::.:.::.:.:.:.::.:.:.:.j｀ヽ＼
- 945 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:49:01 ID:Pd4gv2h60
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, ´ . : : : : : : : : : : : : : : : : : . 丶
／ . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .ヘ
' . : : : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : . ＼
/ /: : : : :/: : : : :/ : : : : /: : : : : : : : : : i: : : : . ヽ
. / /: : : : :/: : : : :/: : : : : : : : :/ : : ,:.| : : i| : : i: : . 丶
. ′ : : : : : : : : : :/: : : : :/ : : :/ : : /: | : : iﾄ、:.| : /: ,.i
i :j : : : / : : : : : ii : : : :/ : : :/ : : /: : !: :i :ハ: l: /: / |
|/ : : :/ : : : : /: |､＿＿＿_ : : : /: : ,.l,斗'‐ ﾚ'l/: / iﾘ
| : : : : : : : : /: : |j｀￣￣￣ : : / : ´/|: /´ 从: / 〃
| : :/ : : : : /: : 八: : i : :/: : : :/ : :/ ﾚ′ ｀く＿
|i : : : : : : : : .:/ ,≠ハ ' : : i / ﾚ' ＿_,,ノ′ i
|i : : : : : /: : /〃r‐-iﾊ : : 八 ′ {
|i : : : : /: : /: ∧ヽ <、:ﾊ:| / でも、そうね。ビビってばかりもいられない。
|i: :i : : : : : : :/: :ヽ、ー｀ヽj ヽ - ‐ /
||: i :/: : :/: /: : :/: :ー┬ヘ / 勝てないと思ったのなら、勝てる方策を考えなきゃ、ね。
|i :|/: : : : :/: : :/ : : /: j! ､ ノ
|i :|､ : /: /: : :/: : ノ:,イ‐- ､ ,厂i￣￣
. 八:|j≠´￣￣ヽ￣ﾐ彡′ ー-i{ヽ八
/′ ｀ヽ:.: :.ヽ、 | .iト､ヽ
. ′ ∧:. :. ＼ |.八∧
i ﾍ: : : : ＼ .j⌒个i
| i:.:i:. : :. :￣´ヽハi:.|､
- 946 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:49:30 ID:Pd4gv2h60
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【月海原学園 ２−Ｂ 美琴個室】
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| / .. ||／／ ,,-" . ,,..-┬─''" ,,..-''"
| / .／／ ,,-'' .| | | ,,..-''"||
| / . |／ ,,-'' . ,,..-''" | | | || ,,..-''"
￣￣ . ￣￣ ,,..-''" ,, | | | |-''" ,,..-''"
＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,,..-''" ,,..-''".|| | | | |-''"...|| ||
...＿＿ ...| .,,..-' ,. .-─‐-─-. . ､ | || || ||
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ||(l||l)| ＿＿＿＿＿＿ | |, .:´. : : : : : : : : : : : : :.:｀ヽ､ || || ||
||.└─┘ l| || ／ . : : : : : : : : : ﾉ. : : :､: : : : :.＼ || ||
|| || || /. : : : ./ : : : : :l: :ヽ,.ﾍ: : .ヽ: : : : : :.', || ||
|| || | /. : / : / :.:.:i: : :i:|: :l:.| ヽミﾐヽ: : : : : ', || ||
|| || ,′:/:/.:.l.:.:.:. l: : : ｨ TTヽ ヽミﾐヽ.i: : : .', | ||
＿ ...... || || i::l: l: l: .∧i: : l:,:.ｲl:./ ﾘ ヽミﾐﾐ|: : : : ヽ ||
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ _ |:.l: !:.l:.T ﾒ､: :l:/ l/ _＿, ヽﾐﾐ:j!: : : : : ヽ ||
| ……と気合を入れてみたはいいけど、 │ :.l: !:.l:.|>ﾃ行/ / ´￣ V ﾊ: : :.!: : :ヽ ..||
| │ ∧ヽ::弋ﾋ｡ｿ ﾉノ/ l.: : !: :l : |
| やっぱりきついわ、これ…… │ ヽ|＼{´¨ ｀ ｕ ､ _ノ: :.:.:!: :l :.|
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_＿＿ ,:ハ /: : : :.',: : :!:.:.l:/
|＿_..||￣[ ] ￣||_＿..||､||￣[ i.:.:.:.'.､ ￣｀ ／ i: :.i: |: :|: l:.: /
| ||￣ ||￣￣|| ￣|| || .l|￣ ||￣￣ |/l: : : ゝ､ ／ ！: |: |: :|: |:/
￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ ＼￣ l |.:.:.∧: i＞＝＜ ,. ´￣`ヽ.:.l ﾘ ￣￣￣""'''--....,,,,
l |.:./ l:∧:.:.:.ﾊ.::レ'´ ／l/` ー=ｭ､
|/ ′ V// oj｀ヽ ／ ／／￣`ヽ
,. イ/ j ,' ＞ ｲ ／／ i
, ィ´ 〃 「_ﾚ'´,. ｲ / / / ,′ |
/l / ,〃 // ／／/ / / / ,′
/ 〃 / l:| _//／／ / / / / /
- 947 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:50:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────────┐
│真名が分かり、クラスも推測できて、直接目視もした。 │
│ │
│そのことで敵のステータスはある程度判明はしたのだが── │
└──────────────────────────┘
┌─────────────────────────────────────────┐
│ ,ｲ／ ' _,.:.:.:.:.:.:／'",:.:.:.:.:.:.:.:l:::}:::::::.￣≧,:ヽ │
│ /'/´:.:／:.:.:.:.:／／':.:.:./:.:.:.:.:.l::::l:::::::::::.:｀ヽ､ﾍ │
│ ｲ:./:.‐---':.:./:./:./:./:.:.:/ !:.lノ:!ヽ:::ヽ:＼:.ヽア │
│ ﾌ:{:.:/ﾉ:.フ:.7:./:.:/:.{:.:.:./!:.lノノ::l:ヽﾍ::::!:::::}:ヽ} │
│ /:/:/:/:.:./:.:l:.:{:.:.{:.:.:l:.ー‐rイl:::::ﾊ:::l::l::::l::::::l:::}:j │
│ ﾉ:.l_,ソ!:.:.l:.:.j!:/!:.:l:.:. l:.:.:.:.:.j:.:/l::/:::::}!:j!:.}::::::l}::!l │
│ 卞:イ､ヽ:lVチ=l:.lzl::lヽ.:.:.:.ﾊj/:/ﾉ::ﾉ斗r:::l:::/j │
│ ヽ!ヽ:ヽ:.! r千ｫzﾐヽﾍヽ:.:l !/i≦ﾁ,rﾍﾉノノ'´ │
│ ｀ﾍr≦ヽ}丐fェ!､:::ヽﾞ{_ イrf月}ノｲ彳〉 │
│ ヽ,l ￣￣´ .::l ｀ ￣￣´ j_ﾉN │
│ ヽ ::| /_,. -──‐, │
│ _,. -､ノ:.＼ __'＿_ ┌───────────────────┐
│ 匸ﾞ'.r-´ヽ jヽ、´ ー-｀' ／r､ │セイバー：ガウェイン │
│ l:::| |:::.::::.:::.lニz､｀ ､__,／z=〆 │筋力Ｂ＋ 耐久Ｂ＋ 敏捷Ｂ 魔力Ａ 幸運Ａ │
│ | :| |::.::::.:::: l:::::::｀ヾ'/:::::::::::::｀::: │ │
│ |:/..|:.::::.::／j::r-,:::j' }::: ｨ-ﾍ::::: │○クラス能力 │
│ |ヽ |:::／ /:{!^l }::lｲ::l /⌒!}:/ │対魔力：Ｂ │
│ ＿__,.ﾉ}::| |´ /::::::/j::/ !::{ l::::::::/ │ 騎乗：Ｂ │
│ r-─'´￣:: :: :: ::j: :| | /:::::::ヽ!::V::/ﾉ::::::/.,_ └───────────────────┘
│ | :: :: :: :: :: :: :: :: :::::| |r‐7､:::::::::::!l:::〆:::::::/ Y /:: :: :: :／ /'´:: ::_〆"´::j ,.- '´::::::::::::::::::::::::..ヽ │
└─────────────────────────────────────────┘
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ……どうしようこのバケモノ。 │
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
- 948 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:50:30 ID:Pd4gv2h60
-
._＿l|l＿＿＿＿l|l＿＿＿＿l|l＿＿＿＿l|l＿＿＿＿l|l＿＿＿＿l|l＿＿＿
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ┌
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | │
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | └
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|| ＿ |
ィ´￣ ／l ／￣ /l l￣ ､ l＼ ｀ ､ ＿＿_|
|l￣￣l| |l￣￣l| !￣￣l| ...! .|l￣ ＿＿＿
￣￣￣／l ／￣￣ /! .|￣￣￣ ､ l＼ ｀ ､ ｆく:::::::::::.｀ヽ::::::::::::::＜_〉―- ､
.|l￣￣￣l| |l￣￣￣l| .| |l￣￣￣ ﾉ|:_:::::::. ＼＼＼:::::..＼:::ﾐ｀ヽ:::::
.| ! .! | .! !! ＿ /.:ィハ::＼＼＼＼＼＼:.＼∧. ＼
／￣￣￣ヽ |￣￣￣￣￣ |＼ /./::|i⌒＼:.＼＼＼＼＼＼::::∧、
|.:i::/}/ 心 ＼〈＼＼＼＼＼::::〉:i ∨
いやあ、いっそ笑えてきますね！ |:{ｊ:}`¨〈 ｀￣￣｀ｰr:::::::∨:::|Ⅳ
乂:| ｀ ./:|::::}:ﾉ::::从‐
欠点らしい箇所が一切無い！ }从 Ⅴ￣｀ミ }/|::/.:::::::| |.|:
|::|:ﾍ. ∨:::::::/ .:.从:::::::::ｊ ｊ |
ただ一点、対魔力がＢ止まりだったのが救いですけど。 Ⅵ:::.丶 ￣´ イｊ::|::/{:::::´::/
|ｌ::::ﾉ::〉--.:::＜ ／/.::|,' .乂／{
／..:/.::::::::｀ヽ:_／.:./.:::/ ∨｀ヽ
／..:／...:::::::::::／} 〈::::/ ./ ./.}
／..:／..::::::::::: ／ ::/ ／ ／ /
／..:／..::＿_彡/ r‐≠ ,...:−.≠ .／ ／
／..:／..:/./ }/./ /ヽ ／ ／ ／
,..::::／..::::/.::l ././ / .／ ／ ／.:／
/.:::/.::::::::/ ::| / ./|..＿ .イ .イ/／.:／
i::::::ｉ::::::::/ ../|./ ._/￣ .ｘ＜{/l .{l/_／
|::::::|:::／ /{.//{、 .x＜ 乂Ⅵ/
- 949 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:51:00 ID:Pd4gv2h60
-
／: ／: ://／: : : : : : : : く: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : /: : : :|:i': /: : : :, : : : : : |彡: : : : : : : ヽ : ハ
/:ヽ/: : /:/ｉ:|:/: : : :/: : : :/ i | ミ: ㍉､ : : :i: : : :ﾊ
/ｲ: :i: : /:/: /ヾ : ／: : : :/ : ｌ | ミ: : ヾ |: : : : :|
i:/.|:.:.|: :ｉ: i|/Ｘ: ／/ : ／/|: :/|:| ミ : : : |: : : : :|
l' |:.:.|: :|:',,ｫｭ´ ./／´￣.|`'ヽﾘ ミ㍉:.:.:|: : |: |:|
' |:.:.|: :|〈 心゛ /' |' ミ: : :.:ﾉ: : |: |:|
从:ヽ:|. 弋ﾘ ,仔芥ｧ､ レ⌒ヽｉ : |: |:|
〉i.:ヾ {c::::ﾘ 》 ﾋ⌒}.|:.:.:|: |:|
/: : .:{ ｀ ゞ‐ ' ／//´i‐ｧ //: : ::|: : ヽ
/: :イ∧ / ./ ﾉ .//_／: :ｉ: ::|: : ',: ﾍ
確かにね。 /／ ,八: ﾍ ヽ ／ ./' ／/i: : | : :|: ::|: : : }､: i
／ /ｨ: : : :ヽ ／￣￣ .／_｣=ニ≦､:ｉ|: : : | }::j
対魔力がＡだったら私のコードキャストじゃ貫通できない。 /' .|: : ∧: ＞┤ _,, ・ ./ ＼: : |/'
|: / 〉'| | | f､ ./ ヽ::|
完全に詰むところだったわ。 |/ / | | | | ＼ { ﾊ|
i .| | | | .//.＞| |ヽ
でも、固有スキルが問題なのよね…… | 八 ∨ |// // | ／ | .| ﾊ
,イ / | .|'彡 _..|＿,,イ .| 八 . i
{ `ー./ | .| {´ /,/ / |
j ,＿_{ | .| | ／ ./¨ ／ |
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ──ふむ。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
- 950 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:51:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────────────────────────────────────────┐
│ _,.．'" ｀弋 ｀ >､ ／ / '､ │
│ _,.．-'''" ｀弋 ｀＼ ,､ ／＿＿/ '､ │
│ _ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ |l / 〉´_￣ '､ '､ │
│ " | 調べて愕然としたわ。 │ ､ ／´ ｀||､ ／|｀／´冫 '､ '､ │
│ | │ ｀＼ /l ｉ ｉ l ／ ／ / '､ '､ │
│ | 円卓の騎士、ガウェイン卿は── │ l´ ｀ヽ | }／/´〈〉､ /, ´冫 ／ '､ '､ │
│ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ﾋ/＼＿ }[]/ <ゝ､`ｱﾉ<ヽ .／ ｉ ｀､ '､ '､ │
│ ‐ ''' " " ;: ,' / ､ ＼.>､＿二/[]|｀ヽｰ〈〉'´][）´ ＿ ﾉ ｀､ '､ '､ │
│ ;: ,' 〉, ＼/〈,／>､l |ヽ'｀ ヽ､__/ｉ´ｉ!∠{ /l .､ '､ '､ │
│ ;: , '´' .///￣|ヽ／ l | '〉､＼_//'ｉ | ヽ ,|/l/､ , ' :; ; '､ │
│ ; , '´ /`./ , 'ゝ´ | l _ゞ｀i´,; 〈 | l 「ゝ ＼l,. ' :; ;' ､ '､ │
│ ; , ´ 冫/ ／>´ ; | | ,}ヽ> /ﾍ >ヽ! ｀＼> .＼ ; ; ' ､ '､ │
│ ; ' /〉' /／ ; '/ﾉ} .> ヽ/ <∧＼ ;:〈＿, ﾍ :; ; ' ､'､ │
│ ; , ' （ﾉ ´> ; ' / ; 〉＼ ∧ |/l [ ヽ ） :; ; ｀' │
│ ; , ' |/'´/ ; , ' _ l /´i./ ∨ ＼ l l｀､ ￣ :; ; │
│ ; ; ' 〈ﾍ_ﾉ ;' /冫 /´ / 〉' ,卜'> ;, ; │
│ ; ; ' {´,}!| /´`'冫'´ / ヽ / ヽ{_| :; ; │
│ ; ' f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ │
│ | ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ │ │
│ | 午前９時から正午、あるいは午後３時から日没までの時間、能力が３倍になる。 │ │
│ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ │
│ // ヾノ￣´ｉ ｀'｀〈 |､ ' ; │
│ // 〈, ｰ､/ ヽ__〉 │
│ // /´〈/ │
│ // l ／ │
└────────────────────────────────────────────┘
- 951 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:52:00 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
i:::从 ` ､ ‐ ｕ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
……３倍？ あの能力から更に？ ,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
, '"´ :＼
／ ト ＼
／ :／ ／ r' ヽ
. / :/ ﾊ/ ／ | :| ﾊ
/ :/ 〈./ ,ィ ／ /: ,ｨ :} :|ー､ ﾊ
. / :/:: ,' :/ /:/ / / } :,ｲ | ヽ '
| ｲ :| :/ /:/ ,イ / / ' / | :ﾘ | |
|' | | / |ﾑ￣｀Ｘ / ,ｲ / / :/ | / | |
| .| |:ｲ _/:＞´__./> '/ ' / /＿_|'__ | |
| :ｒ‐{ ﾏ乏ﾃﾉヽ／ ./ '≧_-＿ ｀ .| | うん。対魔力とかは流石に上がらないと思うけど。
| :|(〉| ｀ ￣ ' 了乏ﾃヽ､ | |
| ﾊヾ| ｀ ー' ´ ﾑ´ヽ :| ついでに、決戦やアリーナで戦えるのは間違いなく
| ヽ| ' /iく / |
| :∧ /r'-'./ { 効果時間範囲でしょうね。夜襲は出来ない。
| :ヽ ＿ ム ィ' i |
| | :| :＼ ｀ ／ | | :|
|ハ |､: __|ヽ , ＜ :| | :|
_|___ヽ| ヽ ノ ヾ、 ＼__ , ＜./ | | :|
/ ヽヽ ー‐< ＼ {＞, | :/| :|
. / ＼＼ .} .＼ , -‐´ i :/| / .| ﾊ |
/ .ヽ ヽ∨ ,ｲ＜ヽ 7､ / .|' .|' |
- 952 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:52:31 ID:Pd4gv2h60
-
┏ Gallatin ──────────┓
│ ＿ │
│ | : | │
│ | : | │
│. |:::::| │
│. |:::::| │
│. }》《{ │
│. |::ll::| │
│ |:;ﾙ:| │
│ _______〉ﾊ〈_＿＿_ │
│ .／￣ 三ﾆ=くfYf,>=ﾆ三 ￣＼ │
│ | ／￣｀Y⌒)lYｌ(⌒Y´￣＼ | │
│ └' Ⅵ〈八〉Ⅳ `┘ │
│ |八Λ八| │
│. [_ノ{ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
│ |:;ﾊ | 加えて、セイバークラスで召喚されたからには │
│ |ﾋ{( | │
│ |:::/ | その宝具はかのエクスカリバーの姉妹剣、“ガラティーン”でしょうね。 │
│ |/::: | │
│ |辷' | ほとんど伝承が残っていない剣とはいえ、 │
│ |:;.ｨ | │
│. . |{>i | 最高クラスの聖剣と同格となると │
│. . |: / | │
│. |〈 ::| 喰らったが最後防御も出来ずに消し飛ぶことを覚悟しなきゃいけないと思う。 │
│. |Λ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
│ |::::∨::::| │
│ |>:☆:<| │
│ |:|:Λ:|:| │
│. |Ｖ::::Ｖ| │
│. |∋∈| │
│. |:::|||:::| │
│ |::》《::| │
│ |/::::',| │
│. ||×|| │
│. |:l:|:l:| │
│. |ﾊﾊ| │
│ |YY| │
│ |▽| │
│ |:||:| │
│. |:ll:| │
│. |ﾎ| │
│. |||| │
│ |::| │
│. V │
┗──────────────┛
- 953 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:53:01 ID:Pd4gv2h60
-
/ ＿_ﾉ-､l_.|
,’ |.｀r‐ ､.｀┤
;’ ﾉｰ(_ー.|､ﾉ
＿_ / r乂r―＼_〉
/.／ ／〉､/⌒〉.ノ
_,._― ＿_ノ // _／..:人/＼/´
,...:―/´.::::::::＞く:::::::＞ｘ.､＿ノ.:// ＿_ ,ｨ | .／ / /
／／:ノ|:::::::::.∨:::::::ﾐメヽ::＼ ＿_/ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
.l.:/.::ｨ‐､|:::Ⅳ::∧::::::::::}:ｌ.ﾄ.＼::＞.:く. | まあ──それについては喰らわなければいいだけですよ。 |
.｀ヽ八{〉|:::{メ:_ ∧::::::::ｌ从ﾄ､ヽ--=ﾆ| |
／i r' 乂lｰゞｘ:∧ :::/||､∨/::::_ｘ‐ | どんな強大な宝具だろうと、 |
／. 从. ｡ ｀＼ ./:::::;:ｨf_ｊｊ |-＞≪ | ｌ | ・ ・ ・ ・ ・ |
/ ／/∧ ./.:::从八r// | | | いや、だからこそ、それを放つには魔力を込める隙ができる。 |
.／..:/l::|::::Tエ二 i::::::|.Ⅵ.:ｌ|ｊ.l .从. | |
/.:::::/ ＞:/ / {ﾊ .!::::::..:|ｊ 从乂 ヘ | 僕がそんな隙を与えると？ |
.i::::::::|:../ / /} .|ﾄ､.乂::乂 |ﾍ:〉-:＞､ _,.. 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
.|:::::: |!.i ..| .lﾒl .|| ＼:::＼ ｀乂ミr'::::::..＼::::::;′::;′.,′ (_
.| ::::人ヽ .乂}!| ∧ .;’.＼: ＼￣ .| ＼:::::::: ＼／ ;′.;’―‐ ､__｀ヽ、
乂:::::::::∧ ｀:|:ﾍ、 ＼./ / .}:::::::〉 |r‐く:>、::/,′.;′.,′::::::::::::::｀:..ヽ〉_
｀ヽ .从 .∨ ＼ ./ / ./.:／ /.::／ヽ／/ ./;′/.::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:..､
∧ . ∨ .〈 〈 r―.'―ｧ_／__彡'’; .;′、::::::::::::::::::::::::::::::::::::..＼
∧ ＼ ヽ ＼ .〈/ ＿{ ‐=ﾆ;’.〉/ ./ ｀ヽ:::::...＼::::::::::::::::::::
_ ／∨ .ヽ.__＼_ヽ/＜ 乂＿ ,′{;′′ ､ ∨::::::::.＼::::::::::::::::::::
≫≫≫‐ ｝¨ミx/{｀ヽ.__,:/＿__rｘく_ _彡'/ : }/ミ:/ ./、 ｀ｰ ､|:::::::| ∨:::::∧:::::
.≫≫≫−;′ ;’ .} ｆ|´ ';/彡.}､_>､＼ ./ .,’ .;＼＼ :.＼_ﾉ ..|:::::::|:::|:::
≫≫≫−ｊ .ｊ 乂 .}| l､| {人.乂}ヽ_〉 .;’ / / .}＼＼ (⌒ .｜:::::|:::|:::
≫≫≫−{ ;′ ﾄ､}}ィ个 .}ト､}__r' ∨ ;′ ′/ |.}.|ﾊ ￣￣
〈_/ ./ ∧ }.}｜〈}ｊ | ∨./ ./ / .⌒|:∧
⌒ｰ匕＿/./}､乂ﾉ〉 _f´￣ :...∨ .;′,′:{ .从l.∧_
｀ヽ}ミ.}r' }ノ / .r' ;′¨′;′ .:; ∨ﾊ ＞＜_
／ー' }.{ ∨ ノ ;’ /ミ/.| '; ＼} } ｀i
ｆ==ミ､ﾉ′.∨ .,’ ,′.′} ﾐ .; ｊ
.〈/./ / /⌒Y 〉 ;_／′/ .∧
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- 954 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:53:31 ID:Pd4gv2h60
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／: ／: ://／: : : : : : : : く: : : : : : : : : : : :ヽ
/: : /: : : :|:i': /: : : :, : : : : : |彡: : : : : : : ヽ : ハ
/:ヽ/: : /:/ｉ:|:/: : : :/: : : :/ i | ミ: ㍉､ : : :i: : : :ﾊ
/ｲ: :i: : /:/: /ヾ : ／: : : :/ : ｌ | ミ: : ヾ |: : : : :|
i:/.|:.:.|: :ｉ: i|/Ｘ: ／/ : ／/|: :/|:| ミ : : : |: : : : :|
l' |:.:.|: :|:',,ｫｭ´ ./／´￣.|`'ヽﾘ ミ㍉:.:.:|: : |: |:|
' |:.:.|: :|〈 心゛ /' |' ミ: : :.:ﾉ: : |: |:|
从:ヽ:|. 弋ﾘ ,仔芥ｧ､ レ⌒ヽｉ : |: |:|
〉i.:ヾ {c::::ﾘ 》 ﾋ⌒}.|:.:.:|: |:|
/: : .:{ ｀ ゞ‐ ' ／//´i‐ｧ //: : ::|: : ヽ
/: :イ∧ / ./ ﾉ .//_／: :ｉ: ::|: : ',: ﾍ
……そうね。それに関してはなんとかなるか。 /／ ,八: ﾍ ヽ ／ ./' ／/i: : | : :|: ::|: : : }､: i
／ /ｨ: : : :ヽ ／￣￣ .／_｣=ニ≦､:ｉ|: : : | }::j
/' .|: : ∧: ＞┤ _,, ・ ./ ＼: : |/'
|: / 〉'| | | f､ ./ ヽ::|
|/ / | | | | ＼ { ﾊ|
i .| | | | .//.＞| |ヽ
| 八 ∨ |// // | ／ | .| ﾊ
,イ / | .|'彡 _..|＿,,イ .| 八 . i
{ `ー./ | .| {´ /,/ / |
j ,＿_{ | .| | ／ ./¨ ／ |
┌─────────────────────────────────┐
│私のアーチャーは敏捷Ａの高速セッティングにしてあり、 │
│ │
│本人の戦闘技術も相まって“精密狙撃を機関銃並みに連射できる” │
│ │
│という状態となっている。確かにこれならば敵の魔力チャージは防げるだろう。 │
└─────────────────────────────────┘
- 955 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:54:01 ID:Pd4gv2h60
-
／ . . . . . . . . . . . .＼
, ' . . ヽ. . . .ヽ
/ , , ./ / . . . .
.′ ./ . ./ ./ , ./ . . ., . ｉ; .
. . . .′_,/ . ′./ . ,{ i /. . , . .ｉ . . :ｉｉ: .
i: . . .i_(_;２ . .; . /. . ./ . 〈,. ./ . i . . ! : : :!!㍉: . .
ｌ; . . .!で’,). . .ｉ. .; : :/: , !!. Ｖ: ,: :ｉi : :i:i: : ;ﾘ__ !!: : ,. ;
ｉi. . ._(_;'´): : : ｉ: :ｉ: ; : /!:!!ﾍ: くｉ: :!!: :从イ´ ﾘ: : ｉ: i
ｌｌ: : :で’_）: : _j:_;j/ｉ_厶!:!いi＼: ;ﾘ /ｨ歩㌃ﾏ小: :|: l
ﾘ: : :/`;７: : !: i: ﾒxi;伝拜ミﾍＶ/ i/'^ir{..j_! }}:! i: |: |
′ /イ厶 :釗.iｲ;'^ir{...j_{ ノ′ ∨グ 代 j;バ|
'. /:/. :'{ 〈∧ |: j从 乂_ク '＾´ ｉl:!.〈 ′
/.ｨ: / /: :＼ヽ!バい `'＾´ { ﾘ.い: .
.′ｉ ': :'イ: :/ `'ｰ:ﾍ. /. ｉ : iﾍ .
｛ /: :/'^ｉl:/ : : : : : :i＼ , ‐ ,. :ｉ: : i i釗 }i ……どちらかというと問題は攻め手。
{: : { ﾘ /: : ' :! :釗: ;)>.,. ／i: :ｌ: : |:乂ノ′ ﾚｰﾙｶﾞﾝ
)い /':/ ! : {:釗: j／`V ｀ .. __. イへ:jﾍj＼:Ｖハ 超電磁砲の火力で、三倍となった敵の耐久力を貫けるか、ね。
〉 ' :/ /! :厶:!v〈 ＼ ｉ| ハ `⌒＾'マ }
'´∨:/;ハ{ `ﾍ∧ ＼ ,ﾘ ′ ', ハ
'〉ﾍ{ { . `ア＾Ｔﾍ、 ｈ
,く , 、 / j !〉_} i !
j,バ . ′ {＼__ 厶 { !ｉ 「 .j , }
{ ﾍ. 、 、 ﾍ. `マ1 { /ハ
,} ∧ ＼ ヽ. 丶 i ｌ i __、∨, ハ
〈 / 'ﾍ . . ＼ ＼ i ! ! i_} Ｖ/ , ′
/ハ' ＼ / . ＼ ＼J ｉ 辻ﾝ'Ｖ i
// , 〉ｖ′ ; ヽ. ` ! } j
,〈/ { }/ ､j . /〉
｛ ＼ 〈_ , 厶_.>' /
＼ ＼_ }`ﾆ j__ . . . /__ . イ
- 956 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:54:45 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……難しいところだね。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l|| 僕の宝具効果で急所を狙ったとして、まだ殺しきれないかも知れない。
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
/. : : : :／ .: : .:／ : : : : i: :ヽ: : : : : ヽ:. ヽ
/ .: : :.:/ : .: : .:/: :/: : : : :|:. :ﾊ㍉:. : :. i:. : i
i : : /V : : : : :/: :/ : :/ : :ﾊ: | | ヽﾐ､: |: :, |
| : .:∨ : : : :/|: :/ : :/ : :/ i: ﾊ| iミﾐ: |:/: |
……と、なると、いつもの初見殺し戦術は無理ね。 | i : :i : :―‐=ﾄ/、.:/: :,ｲ ,斗-―ヽミrく:.: |
|∧ :| : -ァﾁテﾐ､:ﾑイ/／,ィﾁﾃﾐ､_∨、i : |
二発めのチャージを覚悟する必要があるかも。 |i ヽヽ : 代Vcｿヾ／ /Vcｿ ﾉ´ / /: : !
ﾚ ｰ ﾙ ｶﾞ ﾝ ･ ﾔ ｼ ﾏ 丶 .i:＼ヽ| ｀¨´ ¨´ /_ノ:. : 八
もしくは、屋島の超電磁鏑矢でまず相手の甲冑を破壊。 ヽ| : .:｀:ﾄ､ i /: : : : : : : .ヽ
| : :i 人 ∧: : : : i:. : :. i
続けてあんたがその亀裂に狙撃して 八:ﾊ: : :＼ ´ ｀ , ｲ: :|: : : : |:. : :. |
／/:/ .| : :／ ＞ ､ . ＜Ⅵ: :| : : : 八 : : |
とどめを刺す、って所かしら。 ∠_ノ、|‐'￣i ＼ ￣ ／ ヽ | : : / ∧: : |
／! . : . :ヽ!. . : | ＞-v＜ Y｀ｰ‐:ﾘ、ヽ:ﾘ
どちらにせよ、危険度は高いわね。 ＿／ | .: . .: . .: . .: | / o i ヽ |: . : . : . ￣｀ヽ
／＼ | . : . : . : . .:人__／ | 丶_.ノ: . : . : . : . : . i ＼
／￣｀ヽ. ＼ | : . : . : . .:/ :|: :i | //: . : . : . :丶: . / i
／ ＼| . : . : . : / : :ヽヽ o | 〃: . : . : . : . : ∨´ |
- 957 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:55:01 ID:Pd4gv2h60
-
.:.:.:;.:.:.:.:.:.:./:/:／.:.:.:./.:.:.:.:.:.!.:.:ヽ
.:.:,'.:.:.:.:.:./.:.!/,.:.:.:.:.ｲ.:.:.:.l.:.:ﾒ.:.:.:.:ﾍ
､.:!.:.:.:.:./ｲ.:ﾌ.:>､ｲ/.:.:.:/.:.ハ.:.:.:.:.:.ﾊ
ヽ!.:.:.:/!'_lｨ示ﾐｰ,/.;.:./.:ム- !.:.:.:.:.:,ﾊ
.:.:l.:.:/.:! ﾍ::cﾘ .}/l/:ｲ＿,, ,!.:.:.l.:.:.l､:!
.:.ﾍ.:.!.:.! ｀ ' ｲ:::::ﾊ/.:.:.,'.:.:.:!
.}､.ﾍ.!.:.! ｀ ﾟ 'ﾊ.:.:l.:.:.:.l
ヽﾍ.:.Ⅳ ' ,'.:.:.:.:ll.:,:.:!
:,'' ﾍ:! _,, _ /.:.!.:.:.ﾊ鄽
ヾ. ` ｀ ｲ.:.:.:!.:.:' l
.ﾐ,ヘ_,＞ 、 ／.:l.:.:.:.:l';′ あるいは──
.ヽ! ￣｀ヽ＞‐r.:｢/!:/ヽ.:.:l.:,
__ >､ｲﾙ' ヽ!ﾍ!
ヽ / /ヽ､
∨ ､ / / ヽO>
.∨ .＼〈 〈
! <〈
l .}ﾍ
､＿ 〉 .∧ﾍ
.￣7 ∧ﾍ
ー-'' /ヽ ヽヽ
/ ＞､ ﾍ ',
/＼ ＼ ', !
. / ＼ `ー /
.,′ .＼ /
. 〉 ヽ､__,/
- 958 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 20:55:24 ID:yMEmzzHM0
- ＣＣＣでガウェイン使いたいなぁ
- 959 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:55:30 ID:Pd4gv2h60
-
--､
‐┐ ,′ } __
} ! ,′ :′,′ l
. - ､ | | ,ノ｀ .:′,′ :′
‘，‘ | | / ./ / .:′
‘，乂__} ~/ /／ ::/
〉-‐`ｰ‐ - '⌒´ .:/
. / .:/
― -＜__,,. ---.､ ┌────────────────────┐
/ ￣＼ ＼ │──令呪をもって、蒼星石の暗殺を命ずるか。 │
-‐ ￣＼ └────────────────────┘
. .:::＼‘，.::::::::::::＼＿
.:::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::｀丶
..:::::::::::::::::::|::::::::::_::-- ::::::::::::}
.::::::::::::::::::::::::|, -‐ `ー '
.::::::::::::::::::::::::::::|
.:::::::::::::::::::::::::::::::∧
..:::::::::::::::::::::::::::::{:::／
- 960 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:56:00 ID:Pd4gv2h60
-
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ──マスター。
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
┌─────────────────────────────┐
│私の思考を読んだかのような呼びかけに、思わず身をこわばらせる。 │
└─────────────────────────────┘
l、
＿＿| V ／: : : : : : : : : : : : : く: : : : : : :＼
＼ : :／: : /: : : : : : : : : : : >: : : : : : : ヽ
＜ //∨ : : : | / : : : : : : : : : ﾄ、 : : : : : : : ',
／ /: :∨: : : /:| i/: :/ : : /}: : ｜ ㍉＼ : : : : :
'一 7 ,′: :ｉ: : : : |八{: : : : : / :|: : ﾘ ヾミ';.:. : : :i
i : | : |: : l /ﾄ､/|: :|: : / i: :/ ／ ミ∨ : i:|
l : | : |:i: :Ｎx‐ミi: :|: /､__厶イ⌒ヾ Yﾐ}: : :│
| 八 从:.:! {{ 心乂 〃 r'ﾊ }} j/｀ヽ:ハ
l/ ハ: :f小 Vﾘ Vｿ _, ﾉｉ 八
∧:{.∧ ' u _／ :|:!.:.j＼
/ : ＼ハ r ⌒ヽ /.:.:.:.j:从: |
な、何？ 厶イ:./｝人 ∨ _ﾉ .ｲﾊ.: /!│jﾉ
|/／⌒≧=- _, イ＼ﾄ､}:/八{
〃 ヽ＼＞‐＜〉´│/Y ｀⌒!
ハ （ ＼ ∧ |/ ｛ 〉
/ ＼ } ∨ ∨┌ﾉ ,_ﾉ
,′ 丶 ∨ ﾟ| l/ /┘
｛ ＼j {ﾆﾆﾆﾌ | / /
- 961 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:56:30 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ!
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ::::
いかに勝つかにばかり意識が行っているようですから、 ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
少しばかり進言をさせてもらおうかと思いまして。 ,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
||:::::::lﾒ／,ノl `ー‐ ´ /イ:::::;':::l X‐ ､＿
_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
// / / // i l/.,' ./ ///ノ :|. ,',' / ／/
,' i l l ,'.,' .人./ ,′ ./ /// :' /:l ／.::::i
´ . : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : . .＼
/ . : : : ノ: : : : : : /: : : :/: : : : : : : : : : . ヽ
' : : : ,く: :/: : : : :/ : : : / : : : /: : : : :ヽ : . i
i: : :/＞'': : : : : :ハ: : :/: : : :/: : : / : ハ! : |
|:ﾉ/: : :ｿ: : : : :ｱ≧=―ﾒ㍉ハ: : ハ:/ }!:. :|
|ノ: /:人: : : :ｿ ｧ≧='ム/｀ﾉ:// .ノ⌒ﾊ: : |
. } : ム⌒ﾊ: : :| ((ノ.::i}｀ヾ ﾑ /,斗-､/: ﾊ: }
j: : : :{ ( {ヽ: { 乂ｿ r'::i} 〉):{ リ
}: : : :込_ Ｎ ﾋ;ｿ j.: :|
. ﾙ': : : / : ｀ヽ､ ｕ ' 人: | ……何よ、言ってみなさい。
/: / : :/ : /: : :._ﾄ､ -‐ ｲ: : : |
. /..:/ : : : : /: : ,</ ＞ ＿ ＜: : : : : |
. ノ|: ﾊ: :/ : /: ／ 丶､ / : : , : : /: ﾊ! :!
. ﾚ'从: : : _,く ＼ ハ : /: : : : / i!:|
ン ヽ ＞＜｀丶､ﾊ/ リ _
／ 丶､ / } i| i｀}―- _ ||
／´⌒｀ヽ、 ＼./丶 } i} :i! | , ｀||､
/'´￣￣｀ヽ､ヽ、 ＼ ∧ i} ヾ} ./ || ￣ ＞､＿
. i 丶丶 ＼ { i} 丶 ヽノ f￣￣￣￣￣} | ￣
ﾙ 丶丶 ＼_j} ハ |} |￣￣￣￣￣| |
| i } ﾉ ソ {［ ］} } ／｀二つ .| |
{ i | |´ ｀ ﾙ／｀二つ | }― -
- 962 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:57:00 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────────────────────────────────────┐
│ Y(__ﾉメイ´ / / ＼{i i.必i}＼ ﾉ＼〉 ／ │
│ （ / ﾒ´ / / / i . ヽ ヽ ∨｀Y＼ﾉ ＼ﾉ ／ ／´￣ ｀ヽ │
│ ／/ﾚ'/ 〉 / ｌ | ｌi ｌ l ∨j_ノ ヽ メ ／ ＿＿__ _／ │
│ 〈 ./ // / ／〉 |__|. ｌl __!__| i i| i Vノ斧}__ _ ＞ -─ ´ ／ │
│ 〈//´| i／／ | |｀ ｌ| ´ | | | ｌ|〉==くノ 〉 .. ＿ ／__ .. -- ─ ＜ ＿＿ _ │
│ ｀ヾ、 〈 〈. 〈| | | 〉--八 ｌ| ﾙﾘ ﾊ. l ｌ|{以jﾘ＜< __ __ ＿ 二 - ─ ´ ￣ ￣ ｀ │
│｀ヾ、 ＼. 〈.∧ .| l ﾚ' /´ヽ 〉｀ヽjﾘｨｪｭｧ ｧ ﾘ ﾘ花ﾘ＼＼.> __ ＿ .. -- ─ ─ -- 、 │
│｀ヾ ＼. ＼/∨ .! ! ! 〈 _彡'/ / i li V /∨＼＼￣ │
│ ＼ ＼ 〈///∧八 ヽ ' __ 彡' (＼ ｌ ｌl V ＼.＼〉 ＿＿ __ . │
│＞ --＞ ＞ /// ∧ ヽ i ｰ＝-‐' ＞ ´ / l ｌl } ＼＼ ＼ -- ==＝ ─ ￣ │
│. ／ ／ /// / ∧. |＼_ __ _.／ ／ ﾘｌ ｌｌ !＼ ＼ ＼＼ ＿ __ __ ＿__ │
│／ ／ /// / / ∧ __ _ノ∨ ／ ／ / ﾘ ﾘ /＼. ＼ ＼ ＼＼ ￣￣ ｀ヽ ＞ 、 │
│.／ ／/// / / / ∧ __ _ノ}. (⌒ヽ／ / / / / ＼ ＼ ＼ ＼＼ ___ ＼ │
│ ／ /// / / / / ∧ 〈⌒Y.|⌒｀∨⌒厂/＾ーく } i} ＼ ＼ ＼ ＼＼ ￣ ｀ ヽ │
│.／ /// / / / / / i| V⌒j | / / ／〉 ﾉ ﾉ 、 ＼＼ ＼ ＼ ＼ │
│ ／/// / / / / /〈⌒! |＼j⌒Y´j⌒j⌒Y/⌒>／／ ＼ ＼. ＼＼ ＼ ＼ ＼ │
│／ ./// / / / /r‐く∧ | |＼j⌒j⌒!´｀X_人 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
│ /// / / / /ノ＼ ヽV´⌒Y⌒＼ハハ./ Xﾚ'__ | 敵が西欧財閥の頂点であるならば、 │
└────────────────── | │
| その配下である凶手は当然のようにこちらを狙ってくるのでは？ │
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
- 963 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:57:30 ID:Pd4gv2h60
-
／. : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/. : : :./: : : : :/: :.:.|:.|: : : : l: : : ﾄ､: : : :＼
/:/: : :.:|: :l: :.:.:.|: : | |:.|: :i: : :l : : i.: ﾊ: ｀ヽ:.ヽ
/:/.:！: :|: :l: :|l: |: : | |.:|: :l: : :l : : l: | ミﾐ: :.i: :|
i. |: l :|: : |: :l: :|l: |: : | |:.|: :l : /: :〃:,' ミﾐ:.:l: :|
|:||: l: |: : |: :lﾑﾅ:T:メ､乂: l/ム/__l/_ ミﾐ l:.:|
|:||: l: |: : | ィrﾃ代ﾒ ヽV/::l: ィﾃ=ﾐヽ｀`ﾐﾐ:l:::|
|:||: l: |: : |ヽ ﾄ:.ぅｿﾉ ヽ ﾄ辷ｿノ ミﾐ:l:.:| ……確かに。
|ハ:l: |: : | ｀ｰ=' , ｀¨¨´ lﾊ: l:.:|
,': :ハ从 ｀ / V: : :| 今まであれだけ殺しておいて、
/: : :いﾊ / ノ:.:.:.:.|
/ l: : :｀ﾐｰﾍ (⌒ヽ /´.::::::: : :| 今回やってこないというのは道理に合わないわね。
/ l: .ﾊ.:.:.i.:.:ヘ ｀ ´ .,.ｲ:.:.|: : :ﾊ: :|
l/ } /l: : : /＞ ,. イ: :l: : |.:.:.:| l: :|
,. -‐=＝- ＜: / 〈 ｀¨´ lハ:l: :∧: :| l: :|
／￣｀ヽ｀ヽ: : : : い ＼ ／ ﾄ､{_」: :| |:/
/´ ￣｀ヽ ＼: ｀:､: : .ぃ ＼ __／ /: : : : : : : :｀ヽ､
i ヽ ＼: :',: : :ぃ､_ ／cjﾄ､ /: : : : : : : :／／⌒ヽ
{ ; , ;: , ＼ ヽ:i: : : : :./ / ヽ,.ｲ. : : : : : :／／ ',
/^ヽ ヽ}:|: : : :/i / /:/ :i: : :.／／ ／ ﾞ.:.':.i
ヽ ＼_ ＿ l |: : : l cj /:/: : l:／／ ／ ;';:'l
⊂´￣ ｀ヽ l |: : : l / /:/: : : l: :/／ / /
(´￣ ＼|: : : :l / /:/: : : : :l:/ , ;:' ,;' '´ /
- 964 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:58:00 ID:Pd4gv2h60
-
/ :.:/V : : :/ : : : : |i : : : : / :|: : |/／: : : : : : :|: : : : : : ハ
′ :∨ : : /: : .: : :.:||: : : : ′ i: : |㍉ : : : : : : : ! : : : : : : : :.
i : : : :i : : / i: : : : : :|| : : / : : ii: : | ＼ ､: : : : |: : : : : : : : :i
| {: : : i : ハヽ : : : : ﾊ: :/: : : :八: | ヽ＼: : |: : : : : : : : i|
| i: : : :{.:iフ=ﾐ、: : :/:_∨/_:_,ｲム:ﾉ_ }ヽ :ヽi: : : : : : : : i|
i |i: : : i {i ｢,心ヽ.:/ i.:/ムイ,イ≦､ }ミヽ､:!: : : ii: : : : i|
l:八: : :} V:ﾘ j/ j/ ,イ′灯,示｀ヽ !ミヽ:ム : 八:.: : : |
|i ヽ､:!ヽ ｀¨ {i::しz'} jﾉ !ﾐ,イ - ∨: : ヽ: : |
ヾ ト､ヽ 弋'ｰツ ﾚ′い i : : : : : : !
でもほら、私の場合は ′ ｀¨´ ,ノ ﾉ 八 : : : : : |
NPC ∧ _ヘ-' イ : : : : : : : |
黒子のすぐ側にさえいれば── |i :ヽ iア 、 ／/´￣ :八 : : : : : / !
| : : 丶 ヾ _,ノ , i: : : :∨: : : : : : :/ : !
|i : i : : ＼ ＜ |: : : :/: : : : : : : : : :i|
八 :i : : : : ＞― .r ´ x:＜￣´｀ヽ/ : : : : : : /: : :八
/／ヽi : : : 八 : : :.:| ,x:＜ / : : ／: : 八: :/ ヽ
／´ ハ : :/ V≠´ /: :／: : /:/: :丶 ＼
/ j: :/ / .＿＿＿＿＿＿ムイ―∨:/ ｀ヽ: :ヽ
ﾑｲ / ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.{:/ ＼:ﾍ
┌─────────┐
│言いかけて、気付く。 │
└─────────┘
- 965 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:58:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌────────────────────┐
│ r＝ミ （＿ノ⌒ヽ､ rﾍ │
│ 乂_ ＼＿ ‐ :―=ミｘ: - ‐:{/ﾊ_ ＿ │
│ /⌒ヽ__乂_r―f:⌒:/＼:ヽ{{≧ｿ={{//} │
│ ノ⌒ヽ、ーﾍ:.:./:＞≠ミ:⌒ｿ: :トゞﾍ │
│ ＿ (⌒:.＜⌒V: :⌒ヽ: : :｀: ー: : : :/i │
│ （(⌒ヾ ＜(￣｀ヽ:ｰ} i: : :（: r=ミ: :_厶イ:.八 │
│ ） (⌒ ー゛=＝彡ｿ≠ﾐ ）ﾄ ｿ⌒fｯ ソ´ │
│ ） ／二ヽゝ:.:{ (´ヽ │
│ ／:::::::::::::::ｿ＾八_｀ イ ） │
│ ,.イ:::::::::ノ⌒/ー ､_j_）ノ （ │
│ __/ |:::::::::: ┌───────────────────────────────┐
│. /こ二|:::::::::: │──黒子の監視下にいる限り、私は蒼星石を暗殺することが出来ない！ │
│ {７⌒ヾ:::::::::: └───────────────────────────────┘
│ 〈‐ｧ=ﾐ ｉ:::::::::::::::`| !:｢ │
│ / ∧::::::::::::::ｉ| !:| │
│. / / ノ:ヽ:::::::::ｉ| !:ヽ │
│ / / {:::::ノ:::::::::: | !::::::} │
│. / / ,ソ≦７777| !≧x │
│ / /／////ノ///,| !//∧ │
│. / ／///r‐≠v＝=ミ| :////ﾊ │
│ / （////八: : : {、: : : :| |/////} │
│. / /＼//,i ｀ ーゝ- -ﾊ ∨⌒V} │
│ ノ_入 } ヽ,jｘ≠=ｭ､ i }入 }7{}7{ │
│ （（（（ { / {/{}/{}//ハ,〈.ｲYYﾍﾉ≠ミi │
│ 入У´ , ￣｀寸ﾐt/⌒YYY´ | │
│ . ｀/ | | | | │
│ , / , | │
│. ′ / :, | │
└────────────────────┘
- 966 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:59:00 ID:Pd4gv2h60
-
//／/ｨミミミﾐ///////////////l/ﾊ///ハ、
〈//.,'/∧＼ヽl////////////// V//////lﾄ､
|ﾘ,' i///ﾍ,−}ｌ///////__,､//,'zzz}ﾄ'/////ﾊ
ﾘ/,'///,ﾐ' ｉｽ|l//////////≦二ミ､,!'////l/|
ﾍ＼'//∧ ｌ .|l//////////,{ヽ弋ｻ.l////l|Ⅵ
,'l/|ヽｲ//ヽ＼|l//////////l{ V// ﾘ .ﾘ
＞!l| 〉////,ｨ|ｌ|||//,l' ' ' ´ ￣ _ 冫ノ /
////////／ il||||l//ﾄヽ ､＿___, 〉
//--- ､／ ..l||||||ｌ/,ﾐヽ、 ｀￣ｨ′ ……何か？
＿ ∠、 ヽ .ｌ||||||l'//,＞. ﾊ|i
￣￣ー―zz､ ＼ ll|||||||li､ﾒ'´./ﾘ≧ｰ‐'l/l||
＝=- ､｀ヽ ＼＼ .',从||||||li､`l､/ ./////ﾘ
＼:.＼＼＼ Vﾉ州|||li`li ヽヾ/////
/: : : : : : : : : : : : : : く: : : : ､: : :..:ﾍ
/: : : : : : : : : : : : : : : : :冫: :､: ､:.: : : :.
,′: :/: : : : : : : : : : : : :.､z､: : :ヽ:,..: :..: :.
: : i:.;′: : : :i: : : /: :|: |: :.i ㍉: : : :i: : : : :
: i:.{∨: i: :.|:..|: : /: : ; :.|: l:| ﾐ:..ヽ:|: : : :..i
i:.|:ﾍj:..:.| : |/|: /: :../:./|:/:| ﾐ:､:..|: :i: : :|
|八:.|:..:.|-/‐|':i: : /:./､/_:ﾘ ㍉:j -､: :.|
| i: |:..i:|/ |:.|;ノ'j/ / ￣｀ ' f::j }:八
| ヾ! 从ゝ=≠ ゝ=＝' zソ/: :.i:.ヽ
i: ヾ:ﾄ､ , , - :´: i: :|ヾ:i｀ ‐
|: : : ﾍ / ヽi: : :.|:ｉ:| j!
……ううん。何でもない。 八:i: : :.ヽ r__､ ｲ }!:/:/:从/
/ヽ: |／: : :.＞ _ ＜／ //ノ:ヽ: :ヽ__
rヾ{: : : : : :| 〉-r‐ ´ /: : : : : : : : , ‐ヽ
/ {: :.＼: : :.人_／ o:|ヽ ／: : : : : : : ／ :､
: ヽ: : : : : : {:{ | ｀¨´/: : : : : : :/ i
- 967 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 20:59:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────────┐ ／ : : : : : : : , : : : : : 〈、: : : : : : : : : : ヽ
│身の安全と引き替えに、最大の勝ち筋が消失する。 │ ′: :／ : : ／ : : : : : : :ﾐ} : : : : : : : : : : : :.
└──────────────────────┘ / : :.:/: :/: :/: : : : : : : :|: :ﾄz_ : : : : : : : : : : : .
/ : :.:/: :/: :/: : : : :i: : i: :i: :|㍉:ヽ: : : : : : : : : : i
/: :/V: :/: :/ : : : :.:/: :/: :j: :| ヽミﾐ:､: : : : : : : |
i : :∨: :i: :∧ : : :.:/: ;ｲ: :/: :ﾊ iミ､ミ＼: :/ : : |
| :i: :| : :|⌒ヽ､ :.:/ム=≠―メ ヽ: ＼ミY:.: : : |
|:ハ:|: :ﾊ≧=ﾐ､ノ ムｲ≧=ﾐ、 ヽミヽj:.: : : :|
|{ ヽ: :代}.,)i}ヾ イ.,)::i}｀ヽ iﾐ;/⌒i: : : |
ヾ ∨.:|弋ﾘ 弋:;リ 〃 ﾚ′ﾉ }:.: : |
ひとまず、学園エリアをうろつくときは i :.:i "' , ¨´,, ´ ノ: : : |
|.:八 ´ ,イ´: : : : 八
黒子から離れないようにしなきゃね…… |∧ ヽ _ ／: :|: : : : :/i ＼
|| .i: : :＼ ｀ , i:.: : :|: : : :/ :| ヽ
|| .|!: : : :|｀ト.､_ . ＜ |: : : |: : : : : :|
ﾘ 八 : :.:|Vバ 「 八 : :|: : : : : :|
/ :ハ_斗´ ＼ ／ ＼j : :∧:リ
┌──────────────────────────┐ 、
│──だというのに、このとき私は、明らかに安堵を覚えていた。│ : ＞.､
└──────────────────────────┘ / . : /ヽ
/ ヽ. : . : . : . : . :|「 | // . : . : . : . : / . : / ＼
- 968 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:00:01 ID:Pd4gv2h60
-
＼: ¨´i/: : :': |: : : : : : :ﾊ_:ﾊ:L⌒ミ: : : : ｉ
┌────────────────┐ ／:／/: : : |: ﾊ厂': : :/´|/ ｣j_ くヽ: : ｉ
│刻々と、決戦への日々は過ぎていく。 │ /:,j/ /ｉ : : /! ﾚｉ /: ／ ,>苳.`く >‐ 、.
└────────────────┘ i/,、 j/| : ∧! |_,ﾒ,忘 弋ｿ_,「 ,､〈 }: ＼
__(⌒ヽ.___ｰﾍ/ｉいﾊ { 弋.j 〉）ﾉ:､: : :＼
_)__.＞-- ミ⌒ヽ!: :{､ﾍ ｀¨ { ,-イ: : : ﾏ⌒
. .´. . . . . . . . . . .｀ く} : ｉ`T〉. ,､ .ｲ: : |: ∧: }
／ . . . . . . i. . 、. . . . . . . ＼: :': :≧= ._ ／' |: :/!/ iﾍ!
r‐ ､/ヘ. . . . . . . !. . !Vﾍ . . i i. . . .弋⌒{`'ー'"￣「|.ﾊ＼{
〉 〉 }. . . . i. . . . .ｉ i'^Ｖ . ｉ } . }. i.i ＼`ｰ< ; || {_ >
. .⌒V｝ 〈. . . . .!. . . . j_j ﾍx灼v' .ﾊ| ヽ} ,∧._〈,ﾊj /1｢ヽ
／ . . ／)ﾍ }. . .i. ｉ. .,i '´{_{ ﾍ!j｝∨ ∨ ＼､〈 }| !∧
- 、 , '. . . ／／ }〈. . . !. ∨j,x弌＾ "" ヽ {/ ,: ＼〈ｉ| ＼}
(r'⌒い / . . , ' }/＾ＴＴ７ ∧. . !.Ｖﾍ{迅;ﾝ { } 〈 ヽ ｢iヽ r‐'⌒ ^iヽ、
.ノﾉ .′. / ′. {└ﾍ(. .i〉､ｉ厶 """ ___. ' .〈 __＿_j } ,人｣} /､_ｉ } ｉ j^ヽ)
'´, '´ { . . { / . . ,ハ . . i. .!ﾍ.｛__厶 ,、 ／.ハ／ |／ } ） ,. っ. / し^'}´_つ
/. ./ -ﾍ. . .Ｖ ./. / }. . (､_!. (`ァァ'⌒ア二ｱ⌒'く. . } | / 'ｰ ＜ `L/ ／
{. . { /. . --ﾍ. . .〈. /___, ┌────────────────────────┐
、. ､__,{. ｛____ .ノﾍ, . 〈 ,___. . │暗号鍵は揃えどガウェインへの対抗策は全く見あたらず。│
. _,__;___ ____. .ノ}. . .〈 └────────────────────────┘
{. { __ノ . . . }／. ／ ､ .{ ∧〈＼i 冫__ 7´ ＼
〉.〉 , '´.,_____.__.ノ . , ' ､__）.) -ﾍ Ｖﾍ. ／＼,/ /＼ ＼ __ }
{. { { . ( , '´ . .〃/ ｀¨{ . ー→､___,，ヘ、 ｀ / ^ｰｧ ∨＼
┌───────────────────────────────┐ こ二二 { ＼
│されど黒子を利用して身を守っている以上、正面突破するしか道はない。 │ つ―‐ ,ﾊ ＼ /）／）
└───────────────────────────────┘ ￣己/ / ＼ ＼＿__ ／／∠ っ
｀¨´ , '´ 〈 ／ .〈 ／ ､ / `'ー――┬r' ―=ﾆ´
{ ´ ／ ｉｉ′ ＼__{ |｜ ｀ ､__＿ く￣￣￣
人､ 〈 || ｢ ､ | j 、 `'ー ､)
. ⌒ﾒ.丶 }! ! ＼!/ ＼
- 969 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:00:31 ID:Pd4gv2h60
-
《 聖杯戦争本戦 第五回戦 夕 ／ Afternoon 》
【 月海原学園 １Ｆ廊下 】
. ＼ | | //:: ／ ／ ／
＼ | | //::: ／ ／ ／
＼ ＼ | |__//::::. ／ ／ ／
. ＼ ＼ ￣ ／＿／ ￣￣￣＼
|| ＼ ／:::::::::::::::::::::::::: ＼
|| |＼. ＼. ／ |:::::::::::::::::::::: ＼
|| | |.＼, ＼＿＿＿＿／l二ｌ |:::::::::::::::::: ／
|| | | || | | |:::| |:::::::::::::: ／
|| | | || || ＿＿＿ |:::| |:::::::::::: ／...:
. ￣￣ ￣ ,． ´: : : : : : : : ｀ ＿__ :::: ／...::::
／: : : : : :.／: : : : : : : : : : :.‐ ､＼ ／...:::::::
＿ ＿rﾍ／:/／}: : : /: : : : :.:./: : :. :.|:.:.:. : : ..:}＼ | |:::::
／| ／: : :.¨ <フ´ {: :.:./: :./: : :./: : : : :.:ﾄ､: : : : :ヽ:. } | |::::: _＿
| ／／: ／￣/}＼__}: :/: :.:.|: :.:./:.:.}: : : :.:| ヽ: :ヽ: :|＼ | |::: _＿_|
/／: ／:,ｨ'¨7 ヽ: |:.:/:.:|:.:./{:.:.ﾊ: : :. ﾉ }: : :}: ﾄ､. :! |: _＿_|＼ ヽ
/´:.:.:/:／′/ﾚ'＾ー‐< :ﾚﾍ: :ﾄ､{ T7〒ﾍ（ /.: :/: :| | | |＿＿|＼ ヽ
/:.:. :.// /l: ://: : : : ゝ :｀¨ 癶l ´ Vﾉ _,≠=ｘ}:.:.:.l j/
│:. :.〃:/ .|: :.:|: : :.:./へヽ:/ ｒ＝=､ ′ ヽﾊ:.:/
人: :.:{{:.ｌ │: :ﾄ､: : :､ （〈 =ﾐ / j/
/: : :.＼ヽ{ │: :| ヽ: :.＼_ ' .{ この五回戦になってから、
i: : : :.:./!＼＼ヽ: ヽ. ＼: :.l ,′
|: : : :/l !: :{.ヽ ヽ＼ ＼ ｀ヽ (_ｱ ｲ おねえさまとご一緒できる時間が増えて黒子は幸せです！
＼:.:{:.{ ＼レ': :,′.ﾄ､:::. __,} ､ ィ: : |
＼:｀y': : : 人 .!:.}:.:| {¨¨¨ 丶 .{ i:.:T´ !:. :.|
／: : , < 〉: :）′ ﾉ,ノ ヽﾄ､|: :l {: : :ヽ
//: ／＼/／/ ／￣￣ ｀ヽ. /Yﾍ:.l ＼ : :. ┌──────────┐
ｌ ﾚ' ／!{ ／ ＿ ＼∧.ｌ__ﾄ､｀ｰ ､ }ヽ} │何より困ったことに── │
{ {＿_/, へ＼ ／￣ ｀ ＼＼ヽ ヽ く: / └──────────┘
｀¨7:/ /¨´// ヽ ＼ ＼＼} i }Vﾊ
〈《_, ,′ 〃 } }l ＼｀ l ∧ ＼
｀¨ { .{{ 丶 ＼ ll } }} ヽ! { } }
- 970 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:01:00 ID:Pd4gv2h60
-
￣￣`≧: .__
´ . . . : : : : : : : : : : :｀丶、
／ . . : :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
': : :／ : : : : : : : : : : : : : ｉ; : :/ : : : : : : :
/;/'v': : : : : : : : : : : : : : : : :!!メ⌒' : : : : : :
┌─────────────────────────┐/:(_,/: :, : : : , : : : : : : : : : : : ﾘ 、＼ : : : : : :
│──私は、黒子と過ごすこの日常に平穏を感じ始めている。│_/７: :/: : : /: :/, : : : : : : : : 〈＼＼ 丶 : : : :
└─────────────────────────┘ _.′:′: :/: ://: /:, : /: //ヘ＼:ヽ、: : : : : :
/ : :/ ,: :i: :_;/: ://: /:/: /: // ､:＼:＼i: : : :
/ : 〃! i: :i: :/Ｚj{厶/:/_;厶//￣￣ ､j＼ ＼j: : : :
'イ:/ｉi: i: !: jyﾞｧ;弌v'イ ,: : /ｨ磷z㍉ .ヘ、: :釗: : :
ノ′ﾘ小ｊ;.从{ {ｘ!j＾ i/: :/ {;ｘ!] }} .＼,>ｰ1 : : :
_／ ': :}ハＶ; , `'″ }／ ﾋ:ツ_, ″ V, く} ｉｉ : : :
〔__,ノ /: ; : : :vi:i'＾″ ; ´'^'＾″ }ﾝ ﾉ ﾘ : : :
/: : ｉ : ｉ: ｉ从 ___ ,__ . イ: i : : :
あのねえ、私はこの佳境になった聖杯戦争で ′/ !:ｉ l: :″:＼ `マ¨¨´ _) ／!: : !: ｉ: :i : : ,
: .′i ｉ |: ｉi: : : : }>､ ｀ニ¨´ イ:!: :l: :i:|:！ ; : /
身の安全を保証したいだけ！ i : ｉ l ｌ |: ｉi: : ／:／:＞;-‐ j厶釗 い:‘ :∨
、l j厶Vﾘ〔_∠ ´ _,〕ｰ… ¨￣`弋: } iﾍ: 〈
その辺、ちゃんと分かってる？ )し' { 〃 ,〃 ／,ハ . `→‐ヘ＼
∧ ∨′/ {__,／__/___,〉 ／__／ ／⌒ﾏ＾
/ . ″ ７7＾¬ー−ヘ、 __／ . , '
′ 〉 . , / ⌒¨ア し' /
┌───────────────────────────────┐
│わずか二日後には、また命の取り合いをしなければならないというのに。 │
└───────────────────────────────┘
- 971 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:01:30 ID:Pd4gv2h60
-
.＜ ｀ .
. ´ ｀ ､
／. ／ ／ , ―‐ ＼
'／⌒ヽ. / ／ ＼ ＼
＼_ /' }../ / ヽ ヽ
{}´ 〈/ / {⌒､ i | .i
||く } | 丶. l .,斗 .| .i! .|
._.人＿ ﾉ i .| ヽ.,／ﾊ ヽ .! . |. .|
: { ﾍ,イ:{: : : : : : : : : : : ﾄ､.: .: :从 | |'ヽ从 ヽ.i ﾄ､..l
: | ＿＞ ﾊ: : : : : : : : : : |: :斗≠― 从j ,イ'i㍉､ﾉ .| |.:j
:/＿_ハ : : : : {: : : : : : : : ,斗ハ丶、｀ー {ﾉ:::i}∧ . } lｿ
|: :ﾍ. 人 : : : 丶: : : : : : : ﾊ i ＼ ￣ 弋ﾝ 人ﾉ
|: : : ＞-丶 : : : ト、: : : : : | ﾄ､> ＿_,, l
| : : : : : : : ト､: : :ハ: : : : 从 ≠´ ￣ ｀
| : : : : : : : : : 丶r'⌒弌从＞／ '
ﾄ、.: : : : : : : : : :{ ( ヾ ‐´ / またまた〜！ 本心は黒子にはお見通しですの。
:ヽ＼.: .: : : : : : :ト､,..-‐=≦￣￣｀丶､ ￣´ ,.:'
: :.ﾄ、＼ : : : : : ﾉ´ , -‐=≦￣￣￣￣｀丶､ ｲ ツンデレ乙！ ですの！
: : : :.ﾄ､ ヽ: :／ ／ ＞＜≧､
: : : : : :ﾊﾉｲ ／ _, -､＿＿, ＜´ ／ ／ ＞､＿＿＿＿_
: : : :. :. :.ヽ／ ´￣￣ ﾄ､_ハ ／ .／ ／ ／ ／ ／ /､
' : :/: /: : : : :′ : : //:/: /' ／ `う:〉、: ､ : : : :
/: :,厶/: : :i: :_j_ i_ : !i/:/､厶／ __,ｯ===斗ｚ;メ: : :ヽ、 :
i／{{__j: ! : ｉ : T: !:'Ti'v: :/ `7〃 ;乞､ ﾏ(爻:＼: : ＼
!!: ! ｉ :釗: :!: i: :i:i/ / 'ｉ{ {r付} }i'^ﾏヘ:＼: :
ｉｉ: ; :! : ｉ: : ｉ:!ﾍ;从厶 Ｖｯ, / ″ } !∨:＼
ﾘ/i: ! : ｉ: : i:ｉv'; '´乃い // / // ｕ ′j〉ｉ: : :
ノ′|∧: |: : i从{ ＶJ｝ , / / / ′ { 八: :
だから、違うって！ ∧{〉､jｉ:ﾍ,＼_｀~ , } , イ : : ＼
: /: :/:!{＼./i/ / Ｕ /: : !; : : : :
あんた、ちゃんと水銀燈のこと調べてくれてるの？ /. :/: :/: 从 い. , − . ｉ : : i:′: : :
/: :/: :/: //:/`ｰﾍ、 ′ ／ | : : i: : : 、:
私、あいつに命を狙われてもおかしくないんだから！ 'イ/: :, : //:/: : : :/介: . . . __ _＿ ´ j〉ーヘ. : :＼
/ ／: /. :/: : : ://:釗: : : :i :/: :し-‐… ´ `ｧ−`
'イ／:/.'ィ: : : : : :′ !: : :_j;j厶イ＼ ／
ノイ:// 釗{ : : !: { : : 、 )￣ /! ) ／ .
i:'/ !∧ : i、: ､:__;ﾝ ,ﾍ.j ／ i .∠￣ ／
- 972 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:02:00 ID:Pd4gv2h60
-
/三ﾚﾞ三ﾆ/: : : : : : : : : : _,.: : : : : : : : : : ＼: : :.:.＼: : : : ＼
⊥三}く=三{: : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : ヽ : : : : ヽ
,．: ´: : : : УﾆY三｝: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : :.:.:.ト､: : : :∧､
／: : : : : :.:.:./ﾆ三ﾄこ: :.:.:./ : :.:i : : : : : : :.:.:.|＾´V: : :.j : : : !: : : |:| : f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
. /: : : : : : : ／{三三}三〉 : :l: :.:.:.:|: : :|: :.:.j : :.ｉ| 'ﾏ'''ﾒ : ﾊ: : :j:.:.l八 | そうは言われましても、 │
/: : : : : : : /: : :￣ﾊ三ｼﾞ: : :.|: : : :j :._;jｨｯ∧: jﾘ } ﾊ:./ !:.:ﾉ|: j | │
: : : : : : :.:/: : : : :,ﾞ: ハ : {: : j|: : : ﾊ:.:.ﾊ: / V( jﾑ孑xﾉく |:/ | 水銀燈さんがこの五回戦でおねえさまに対して │
: : : : : ／|: : : : :.ｉ: :i Vﾊ:.:八: :.:| V_j厶ﾆ､＼ ﾞ f(ﾊ (ﾞヽ V | │
: : : : / |: : : : :.|: :| 'yﾍ: /ﾞ)-;l ｧ’fてﾊ 弋ｿ {＾',. } |／: :.| 何かした事例はありませんし、 │
: : :.:/ .!: : ::.:.:.|.: :. ｛:/ﾞ)'.〃//ﾞ) 弋zﾂ ､ ｝ } j. !: : : : | │
:.:.:./ : : : : :|: : ＼ `!！:{{ {/ ｛ / /: :/: { | おねえさまが挙げたこれまでの容疑については │
:.:.,′ ヽ: : :｛＼: : ヽ＼ゝ` ` ＼ ,､ / /＾V: /| | │
: :| ＼:.:ヽ ヽ: :.:i^´＼ ｀ヽ ／{ ! ∨ | 証拠が全くありませんので │
: ::. ヽ:.∨|: : | ＼＞ .,_ V｀¨不 ,ﾊ ｝ | ｼｽﾃﾑ │
: : :＼ :.:.V:.:./ ', / ｝ | / | ＼_/ ', ﾊ | 我々としては対処の仕様がありませんの。 │
: : : :.:.ヽ |:.:j／ ＼ V j K | // ', V ∧乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
＼: : : :.｝ ／jノ .＼ ∨:| ﾄ､＼ ﾚﾞ/ . ', V 〉 ｀7:ﾉ ′
｝: ／ /:／ ｝ ト ､＼ ｝:| | ＼ / ', ∨! ｛:{
. -――ー-,. .
／ . : : : : : : : : : ＞: .＼
/廴 : : :′: : : : : : :> : . }ヽ
/^ ７ ー { | - - : :く - ヽ ヘ'.
/ 〈〉′:./i:.!.{ :/: : iハ ｢Z_: : '.: :ハ
.: .: il:. ./:i:.l:..: V:ｲ .:l:. :i | ミ:. i : .｜
|i.:.:.|{:.:廴|:ﾄ:.{:､V}:..:|:.:/}} u_.ヽ| : .｜
|l:.i:从.:|从{≧ｰ乂/}ナ≦´ ト} : .i.!
N{Vハ{弋:::歹 / 弋::::歹 ﾉ-､: .|′ こういうときだけは
{ (i/// ///i) }: .{
|ヽ._. u u ;イ:.. i:| 融通効かないから困るのよね……
| /八 小!:.. l:{
ﾉｲ: .:l i＞ . ^^^^^^^^. イ:.:. {|:.:i:N
/ }.: .:li:|!:.:iL i ー i爪li:.:|i:.:. ||:.从
{∧:|}ﾊノ` ァi r '´ V:小:. :ﾉ' ′
{__V ヘ _/ ,} }ヽ ノ｀ｰ＜:{
／´ 〈 j ｀ヽ､
/ i ヽ{ ハ
,′|! | i′ l
- 973 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:02:30 ID:Pd4gv2h60
-
/:| /ﾒ､ｌ/|.:./|斗― 彡:ハ
j从Y⌒ヾﾚ' イ⌒ヾ ミ:|:.:.|
／八 ﾋﾘ 以_ ﾉ 从j:.:.|
／:.ﾉ{ // ′ ////⌒}:.:.|
､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人 厶イ:人_ /Y´￣￣ ヽu __ノl:.:.|
） でも安心して下さいまし！ （ ⌒ ￣＼⌒〈＾乙＿_ノイ.:.|:.:|:八
） （ / ∨ﾞ＼ ヽ ＼∧_/∨!:/j:八ﾘ ＼
） おねえさまに不埒な真似を考える輩がいたとしても （ | 八 j`ﾄ､Ⅵ 〉／´刀＜_
） （ |l |V乂 |/､__∨´ 〈 /／ ヽ、
） 黒子が守りますの！ （ ＶN ﾉ 〃 (☆) ∨ ⌒＼
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ ｛ -‐" r- ィ {{: .:{ ／＼
/ / | ゝf⌒⊂⊃ { ﾉ 人:.:.. ...:;/＼ / 、 ＼
rヘ| / ∧ _|／ `ｰ个=―ｧ'刀⌒}}}}}}}厂＼ ＼{／ヽ、 ＼
て`| { 厶匕〈 ／^ー彡/ / ゅ||||||＿,ノ ＼ ＼
r┘人 ＼｣ ）ｰ/ 〈 〈 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人人
（ 厂 て /〈 〈 ｛ ＼廴 ）今のあんたが一番不埒よこのバカ黒子！ （
､ノ' 〈〈. 乂 ∨ ＼ ∨{⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ
り ）ﾉ / 厶─‐-､_ﾉ `ー--｛ﾉ
r─一′ /::::::＼:::::::＼
＿_厶二_｀丶 /:::::::::::::=-::::::::＼
┌───────────────────────────────┐
│……黒子の性格も相まって、私はすっかり日常めいて油断しきっていた。 │
└───────────────────────────────┘
／:{:::: /::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::廴j_::!＿::::::::::::::＼＿__／
〈:::::::::: /::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|::::| / `ーr─'´ ｝
- 974 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:03:00 ID:Pd4gv2h60
-
/ ,,;;;;;;;;;/_7 ;;;,,, ,, ;;;,, ; ;, ｰ_
`ｰ､- ._/.ul ;,, ';;;;, ;,, ;,,,, ;, ';;,, 7
l l`ｰ' ';;;, ;;;;;;;, '; ;;,, ヽ/
l ､ ､l ';;;;,, ';;;;;,, _,. - ､＿ _,.-'~
ヾ il _,. _ _,._ // ｌ￣`〜'~ ┌────────────────┐
l＝'― - ､,!ー' ! │だがその時、音もなく彼女は現れた。 │
l､..,,. . _,..-iー-'´7 └────────────────┘
l::::::::::::::::::l::::::::::i'
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l::::::::::::l 丶:::::::l ヽ ／| | 「|
l:::::::::::l l::::::::l ＼ ／ .! ! 「| .|」 .／〉
l:::::::::::l l::::::::ヽ-､_ ｀ | | .¨ ／ ／
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ゞ::::::::l _l ヽ/ jＨ―'´
_ -‐￣::::::_ _ヽ ＿＿/.／
_,.- ‐､~/ ﾉ_ - ‐~ lヽー―'
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ヽ..,,,＿ - ――┐＿/_/
- 975 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:03:30 ID:Pd4gv2h60
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＿ ／ ヽ:| |:: /. : : : ./ : : : : :l: :ヽ,.ﾍ: : .ヽ: : : : : :.',
／| ／ ＼ /. : / : / :.:.:i: : :i:|: :l:.| ヽミﾐヽ: : : : : ',
| ／ ,′:/:/.:.l.:.:.:. l: : : ｨ TTヽ ヽミﾐヽ.i: : : .',
|. ／ i::l: l: l: .∧i: : l:,:.ｲl:./ ﾘ ヽミﾐﾐ|: : : : ヽ
| ／ |:.l: !:.l:.T ﾒ､: :l:/ l/ _＿, ヽﾐﾐ:j!: : : : : ヽ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ |:.l: !:.l:.|>ﾃ行/ / ´￣ V ﾊ: : :.!: : :ヽ
| ……？ あんたは── │ |∧ヽ::弋ﾋ｡ｿ ﾉノ/ l.: : !: :l : |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ ヽ|＼{´¨ ｀ ､ _ノ: :.:.:!: :l :.|
,:ハ /: : : :.',: : :!:.:.l:/
i.:.:.:.'.､ ￣｀ ／ i: :.i: |: :|: l:.: /
|/l: : : ゝ､ ／ ！: |: |: :|: |:/
l |.:.:.∧: i＞＝＜ ,. ´￣`ヽ.:.l ﾘ
l |.:./ l:∧:.:.:.ﾊ.::レ'´ ／l/` ー=ｭ､
|/ ′ V// oj｀ヽ ／ ／／￣`ヽ
,. イ/ j ,' ＞ ｲ ／／ i
, ィ´ 〃 「_ﾚ'´,. ｲ / / / ,′ |
/l / ,〃 // ／／/ / / / ,′
/ 〃 / l:| _//／／ / / / / /
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :.ｉ: : : :.＼
: :. :.i: : : ｉ:|: : : : : : : : :ﾄ : : : ト ＼
ｉ : : :. :.|: : : !: ｉ: : : : : : : :小:.:.ｉ:.| ｀ ヽ
| :. : :ｉ: :ﾊ: : :. :.!: : : : : :./: :| | :|:.|
| :. :.: :.:ﾚ′: : : : : : : : :ｘ.:.: :.:|:.! l! |
! : : ｲ : : : : : /: : : :γ 〈:ｉ: ｉ/ : ハ|
ｉ : :/ |/: : : : /: : :./ |i 八 l: :/ }
∧ ∨ ヽ./ : !: : : : : : : イﾍ代_从:.:ﾙ′
ヽﾄ､:ｉ }' : : : : : : : ／ 小: :ﾊ
} ﾊヽ : : : : :ｉ〃 ｲ: |:Ⅳ …………
八 ﾊ:.:.从{ .: ´ }从|
. ｘ‐}∧{ }'＿＿_{二 }
／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. 乂
／: : : : :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :＞
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.:＞
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. /::/:.≧ｘ
- 976 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:04:00 ID:Pd4gv2h60
-
∨: : ／' : : : : : !.: : :/ }.: ｉ i : : : . ! ヽ | i ∧
┌────────────────────────┐ .| ﾊ | l ∧
│私の問いには答えず、彼女は掌を黒子の方へと向け──│ |: : : : : : : . : . i | ｜ ',
└────────────────────────┘ .l、: : : : : : : . : : ﾄ ｜ l ∧
,: : : : !: : : : ′ /: : :.∧:. | '､: : :. : .:. | ､: : : : !ヽ: : : : : : :.:. :.:. |ﾍ | ｌ ∧
∨: :｜: :. :′ ./ !: : :.i '、. | 丶: : : : : . l ＼: : | ＼ : : : : : : : : | ﾍ | ｌ ∧
∨: :! : : ,' ｆ ∧: :｜ ＼ | ＼ : .: : :.l ＼! _ ≧ ＿__: : :. :.| ', ﾘ | :ﾄ､ﾍ
V ｊ: : / ｊ:/ ∨ | ＼ | ＼: : :.l -‐ ＼ : :￣ : | ', / l ! ｀丶
ゝ≠' |′ ヽｊ ,.｡rz====ミｘ ヽ: :! z=====ミ气.:.:. : :l ﾉ′ l ｉ |
i .イ ん::::::::::::::::ﾊ汽 ＼ ｒ磷芹云示圷ﾐｘ: :ｉ| ｌ| ﾘ |
{ 《 {:: O:::::::::::::ﾉ} . -―‐- 、 〃んo:::::::::::::ﾊ } 》 :ﾘ ﾘ ′ !
ﾍ '::::::::::::::::::.ィ´ } {ﾄ:::::::::::::::::ﾉ} ﾉ从/ .ｲ ｲ :′
ﾍ､ ∨う::::／ / Vう:::::::::::// ｊ .: // / ! /
／ ﾊ':, ヾン ／ ヾ辷rｚン′ ′ .:. : ﾝ / } /
／ }∧ ァ´ ／ ′ .: : : ′ ' ノ'′
乂_厶イ ／ , .′ .: : :.: ′,′
／ / f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
／ .ｲ ｒっ .ｲ . | ──『止まれ』 │
' / .イ/: : 乂＿＿＿＿＿＿ノ
/ /＞ ＜ : /: : .: : :／ }/ /
:′ /: : ﾄ､ ＞ ＜ ミ .イ /. : .: :／′ / i /
! .ｲヽ: :|.イ ｌ ＞ｰ---ｚ＜ i ＼/ : : .イ / :/ }′
- 977 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:04:30 ID:Pd4gv2h60
-
┌──────────────────┐ 《: : : : : : ':.
│次の瞬間、黒子がその場にへたり込んだ。 │ ＿》: : : : : : i
└──────────────────┘ : |/.: : : :i : : |
'､:. : :| : : : | : : : l:. |/jメﾉ}:| :i:l:|
＼:.| : : : | : : : ｌ:下刈'}ｿﾙ'ﾘﾘ
ノ＾| : : i :､: : : l:.:ﾄ' / 'ﾙ'ｿ
_厂｀ヽ| : : l : :＼: l:.:| ｛ ′
／ ￣｀ヾ、: : :､:. :. ＼:|‐'´ 「|
_ｘ＜ ＼: : ＼: : : ヽ. | l r ｎ
〃 ≧ｘ＿ : : ､:'. | l |_| l
{{ //´￣｀ヽ｀ﾄ､:i:.} l ヽ└'
|l // }:{ .ｿﾉ | lヽ ＼
》 :. { { ﾉY.X | ｌ ヽﾉ
ハ ::. ヾ! ' |{_ﾉ､｝ |_j
/ ∧ ::::. | ﾄ┬' ＿「ｌ「Ｌ. _
〈＿＿', :::: | ∨ └‐┐i r‐┘
| ∨ : 廴＿＿＿__,〉 L| |
| 〉 ､ ＿＿ :::::', | └‐'
{ 〈 :::::'. | ｎ
| ／ ￣:::::j | Ｕ
l 〈＿＿＿＿ .:::ハ | ０
|,厶＿＿＿ ｀ｰ―――ﾊ | Ｏ
,.:″.:/.::.::.::.::/｀ー┬―‐┬く}、 |
/.: ┌─────────────────────────┐
/.::.: │全身から力が抜け、光のないその瞳は何も映していない。 │
. _r ､__,{ ::.:: └─────────────────────────┘
,⊆二¨_, }＿:i .::.::.::.::.!::.::.::.::.:i ::.::.::.::.::.::.l::ノ.::.::.::|〈 .. -―‐' '.
. ﾞｰに二ノ ,ゝ-.､!_､::.::.:: l ::.::.::.::.l ::.::.::.::.::.::'｀ヽ:ノ.::.':/ ／ i
｀ｰ―/ ∨}::.::.::.l ::.::.::.::.l :.::.::.::.::.::.::.::. 〉-＜,/ ノ
/ ﾉ人＿_j ::.::.::.::.l ::.::.::.::.＿_r'´‐ 、 ｀ヽ ． -‐ ´
- 978 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:05:00 ID:Pd4gv2h60
-
／ , ／, ､ ＼. ヽ、
／／/ / / | ＼ .} ｌヽ、
ノ // / /､ | '､＼ ヾ. | l ｌへ、
/ｊ/{ |/ﾉ_.lル' ｀_≧_ヽ}ﾙ',､ヽr'ｰ`
' !ｨ|Y{ ｨ ` ´ | /_ﾊ,lYゝ
ﾘヽﾍ ﾒ/,ノ）/ﾘ
}、!､ '_ //ｌl//
,､ ﾚ l＞ｪ .ィﾚﾘ人l
f冫＾ｿ/ ,-'T￣∠' __,/｀!、 , ′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :く: : : : : :' ,
/ / /.| ll ヒﾆ二コ/ へ.._ /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.〉: : : : : :.ヽ
,,ｪｌ / ./ ::| ll |イ⌒ﾍ/ 〃７､ /.:, : : : :/ : : : : : : :/ : : : : : : : : : : :.}.: : : : : : : : :.
Y::｀'￣丿|::::::|.ll | ｌ / ／／l } ,.:/ : : :∧: / : : : :./: : : : : : : : : : :}.: :.V : : : : : : : :',
/:::::::::::::ﾞiノ::::/|ll | ,n､.ﾚ′ ／／:::::|_⊥ : :.:.:.:.:∧∨ : : : :/: : : :/.: .: ,:. : : :ｌ: : :.|｀ヽ: : : : : :.ﾊ
ゝ;:::::::::::::ｌ:::::|::::ｌｌｌ.| |jｌ./ ／／::::::::::/ /∧ .:.:.:..∧∨.: :./ : : :,ｲ : : /: : : : ｌ.: : :| V : : : : : l
|:::::::::::::ヾ丿::::lｌｌ| ／イ＜/:::::::::::::/ ,'/ /.:.: /.:. :.V: : ｲ: : : :/ !: :./!: : ::/ﾘ: /!:ｌｕ }: :i.: : : :.|
l:::::::::::::::ヾ:::::: ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 人 i ｌ /:.:.:/: ∧:. :. :.∧: : / |: / |: : / ,' / jﾉ _, j: :l.: : : :.|
|::::::::::::::/::≧ ）黒子！？ 黒子、どうしたの！？ （ |:l/: :.ムｲ: :l: : : :i ｀jﾙ‐-.｣/__｣: / /:ムｨf爪x､ ｢, |: :.}: :.|
ヽ,r冖ﾅ´:::::::::） （ ﾚ: :./: : :jﾉヽ: /: | ,ｨ'て汽ミｘ / j/ 'んﾊ }i ﾘ : : ∧: |
r' （ :::::::::::::）ねえ、大丈夫なの！？ （ : : / : :.∧ j∧.:.l 〈 んﾊ j/ う'ﾂ ' ﾚ': :/ i:.|
ﾞl, ,ィ´`'ｰｆｆ ） （ : : : :/ : ＼ V うﾞｿ ＾ ,､ ｢: :〈 jﾉ
ゝY::::::::/|| ）しっかりしてよ！ （ : ／⌒ヽ: : ｀｢:人 '"" ' 八: :|｀ヽ
/::::::::{.|{ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y Ｙ 7⌒ヽ､ ＼:ｌ: : : ヽ ｕ ,_ -=r 厶イ.:l/ ',
ﾇ._:::::::|‖ |:::::::::::::::::::::::ゝ / ､ ＼ ヽ∧: :}＼ (:::::: ﾉ , ｲ ｌ:| V ｛
/ ￣` || L⊥.．-‐ 'i´', ｛ ハ jノ ＞ ￣´ . ＜ / jﾉ ¨7
/ | |｣＼ l | ヽ ｣ ', ‘， ＼｀ ７ ｝ / {
／/ | ＼. | │ ＼ 八 ', ヽ 厂{ / 'V ／ ｀ヽ
｀''/＿/_ | | l ,ゝ ｛ ヽ ∧ / 0八 ｲ ﾚ' /＼
', ｀'ｰL＿ _,.⊥!ｰ'ｰ1-‐ ' ´ ﾉ / }ｌ ＼/ 〉 Y { }｢￣ ―-- ＼
l | ￣ ', | / i ＼O! / / |i ／ 〉
! | l l ,′ | ＼＼/ / /￣/ 八 ,く
l .! l │ l ＼ / ヽ_/ / ',___.. -‐ _.. -'′ ＼
/ ＼ / / ｀ ー‐一ヘ
- 979 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:05:30 ID:Pd4gv2h60
-
,′:ﾄ､ / : :! : : : : : : :/: : : : :j: : : :}､＼:.ヽ
i: : :ﾄ､ヽ.: .:i: : : : :,/.:/: :,! : : :|: : : :|ﾑ.: :ヽi
j: : :|: :!' : : |:,斗≠∨､/.|: : .:,|: : : :! ヾ: : !
,′ :|: :! : : :|/ / / | / ! : / !:_:｣_j }: :.|
/: : :,'⌒| : : :j,斗-ﾐ､.メ | :/ | / j｀ヽﾊ: :!
/ : : :{ ( !: : :ｲ r'ﾊ ｀ヽ ﾉノ j/≠ 、.': :|: _ _
/ : : : :ヽ 人 : :{. Vｿ ハ )).: :|: | ｀) ｀)
,＿＿__,ノ : : : : .: .:＼从人 ー r'ｿ ノ.: --‐''´-‐''´
/ / 彡´ : : : i: :ヽ : : く｀ヽN ｕ , ― /.: : : :|
i i ム＿,ノ: 八: : :＼: {＼ﾄ､ / : : : : |
| ! /ム＿_,ノ'´ ￣￣￣￣￣｀ヽ く ア ｲ : : : : : |
} .ﾚ' : : : : : : : : : : :∠´￣￣￣￣｀ヽ＿_ イ: : : : : : : : }
|/.: : :: : :: : :: : ::／ ∨: : : : : : : ハハリ
/ : : : : : : : : : :〃 ――‐ヽ､_ハハ/
: : : : : : : : : : :||´ }､
: : : : : : : : : : :|| ￣￣｀ヽ
:: : :: : :: : :: : :: :|i ＼
: :: : :: : :: : :: : :|{、 ヽ､ ／/: : : / : : : : : : : : : : : : : : :
:: : : : :: : : : :: :|ヽ ￣￣￣｀ヽ /: ｲ: : : /!: : : : : : : : :|:ｉ: : :ｉ : : :
/´ l i: : 小 ｉ : : : : : i: :!:.:.:.|: : : : : ｉ
|:l!: i :| ∨ : : : : : | : : : ﾊ: : : : .: |
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ :|!: !:.|: : :r :ｉ: : : :. : : : : N: : : . .: |
| 論理迷宮コードを送り込んで | ハ : | ｉ : 〉{ヾ: : : : ､: : : : : : :ｉ: : : !
| ﾌ ﾘ ｰ ｽﾞ | 人:.N:.:.:ﾄ | ｉ : : ヽ:. :. :.ヽﾄ､: : i /
| 一時的に機能停止させた。 | ヾ|: :从 r'}ハﾄ､ : : : : : : }: ヽ / , //
| | ﾊ : 圦 ＼: : : : : : :. }' / ｲ/
| 心配せずとも時間をおけば再起動する。 | Ⅵ:i:|ヽ ヾ ｉ : : : : / / .{'
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_ |ﾊ! ｀ ､ :. }从:. :.ﾊ. ' /
{ 二}＿＿ヽ{ }∧{‐､
ノ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ..
＜:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
＜:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
ｘ≦ヽ::ヽ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
- 980 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:06:00 ID:Pd4gv2h60
-
7: : : : : : : : : : : : 7､: : ﾍ ｀ﾞ''ｰ-､;: : : : : : : : : ,,-､: : : : : : :
i: : : : : : : : : : : : : i ﾍ: : :ﾊ ｀'-､;: : : :/ /ヽヽ: : : : :
|: : : : : : : : : : : : : | .ﾔ: : :i ／ ヾ;:i' ./--､ .i: : : :
7: : : : : : : : : : : : : i i: : :.i," ＿＿, ヾ ヽ .ﾉ .i: : : :
/／:.iﾍ: : : : : : : : : :.| .i／/,.==､'""ア /,-' /: : : :
／i;/: :| .ﾔ: : : : : : : : :i,__,.',／ ∧:::::i , υ ~ /: : : : :
〃∨| .i: : : : : : : : :.|'-､/:./ `-'ノ, u ,,,,-' ヽ: : : :
ヾ, |: : : : : : : : :.､,/／'" "" 〃 i : : : :
i:::/ヽ: : : : : : : i u / i: : : : :
i/ ヾi: : : : :ﾉ i: : : : :
アンタ、一体何のつもり……？ |: : : く ＿-､ y ﾉ:./: : :
|: /i: : : --､ ,-'"-=-" ／￣｀'-//:/.|: : :
|:.j ﾔ:.iﾔ: : :.'‐‐､'---'" ／: : : :,i,ﾍ/,:./ |: : :
/, ' ∨ ﾔ: : : : : : :ヽ, ／i/i : : : : 〉 .// .ﾔ: :
／ ヽ .i: : :/ﾍ:j i:.i: ＼, -'"i/i: : : i : : : :i /iヽ, ﾍ: :/
|／ ヽi/|／ i ヽ: : :i: : : : :i ,ﾉ ﾍ ∨
Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／ !: :.／ /／ /'
|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: / !:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／ < / ／
|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.| ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ '
|ハ|: ,:|:.: /:/ !:! l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ ,...:´ｉ
' l:/ |:.∧′ || !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ ‐,-':.ﾊ: ｌ
.――く′|:′ ! :. :.:.:ｌ:. ｌ !:! /´:.: / } ! あなたに対して
: : : : : : : : : ､ 〉:.:.!: |` ｌｌ /ｌ:.:.:./ j/
: : : : : : : : : : : : ､ / :. :.:. | ! ｀´ !:.:,' /' それを明かす必要性を感じない。
: : : : : : : : : : : : : :＼ i :. : | ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼! :. | !ｌ
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼ :| !
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ ＿ ┌───────────────────┐
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ │彼女の言葉は、まるで機械のように冷たい。 │
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ └───────────────────┘
三三三三三三＼三＼: : : : :. :.Ⅹｉ:ｉ:∧
三三三三三三三ヽ:三:＼: : : : : :Ⅹ:i:∧
:三三三三三三三∧三三＼: : : : :.Ⅹ:i:ｌ
:三:三:三三三三三∧三三ﾆ＼: : : : :Ⅵ
- 981 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:06:30 ID:Pd4gv2h60
-
／ ／ : : : . . , :' : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
／.:.／: : : ; : :／: :／ :: : : : : : : : : : : : : :ﾊ
／'"´'. :::: .:, ': , ' : ; ': : :, ': : ../ .l : : : : : : : : : ::::::::}
／ /.:::/: ,.' .::/. .:/::::::::/ : .:::/: : : : l : : : : : : ::::::‐:.､
,'::::;i:::,' .:::_i＿' i ::／!: :.:::,' : .::::::/: : : . | : :::::::::ﾊ ──あなたに伝えるべきは二つの情報。
!:/ |:::! :::/|:/ ｀|ﾒ、 ! .:::/| . :::::/|::: |:::: : : .! : : : : : :ﾊ
{ '!λｲ '{､､、 |:::/ .|: ::::/__|:::_!:::: : : l: ::::: : : : : : : : l 一つは、水銀燈・ローゼンが
ﾊ{ !{l 《てoヾ` ヽ{ |::::/￣|:::ﾊヽ; : /: :::::::::::::::::::::::: |
/ . ::::{l. |::fう:} ∨,. j/ ∨｀ヽ,':::::::::::::/:::::::::::! 現在個室に引きこもっているということ。
,'/! ::::::ﾍ うン 彡らぅミ､∨:/:::::::::::::/::::::::i:: !
{| | :::::::{ , ﾊ:::fう::::》// ::::::::::,.':::::::::::|::{ もう一つは、現在蒼星石・ローゼンが中庭にいるということ。
{ !::::::八 う: : ﾝ'"::/ :::::::／:::::::::;: ﾘ＼
!::::l |::| ‘ヽ ｀¨´/:;:' .:::::／）::;:ｨ／j/ ……そして、あなたを縛るＮＰＣは今停止させた。
ヽ:| .!:l ＼ .／,.':::::∠.イ／/ /
'{ '{ i:､＿ ＿ ,. ／／;ィ'ｲ／{:/ これで、あなたは目的を達成できるのでは？
ヽ. ヽ |/ } ／＿_.|./_ '{
＿ﾉ／￣￣:. :. :. :. ヽ
／二二丶丶:. :. :. :. :. :. :}
／二二二.ヽ:.＼＼:. :. :. :. :ヽ
／/二二二二=ﾊ:. :', ', :. :. :. :. :.＼
／:.,ｲ二二二二二.ﾊ:. :.! !:. :. :. :. :. :. }}､
、
´-‐_ . . : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : ＼
. . ´ . : : : : : : : :礀: :、: : : : : : : : : : : : ヽ
／ ／ . : : : : : : : : : : : |: : :i`=-: : :、: : : : : : : :｀、
, ' , ' . : ｉ: : : : : : : : : : : ; {: : :｢≧;z;_: :＼: : : : : : : : .
/ / . i: : ｉ: : {: : {: : : : : : ;∧: ｉ| -ミ: 、 ＼: : : : : : : .
' ′ : i:｜:i:ｉ : : 、 : 、: : : : l ; ｉl.ィ≦三＼:､: : : : : : : : : :',
{ . : : : :!: !: i:i; :､:､＼: ＼ : : {／!:ﾘ少'77>,`Ｖ〉＼ : : : : : : : ′
ｉ: : ; :｜:!: i:{ﾍ; ＼:、:､;厶: :'∨}/ {////} }}､: ､ ヽ:_ : : : : : ',
l: : |: :i|: ｉ : v-ﾍ; 厶 :、: : ＼: 〈 ´)'/;ﾂ 〉､V´__ヽ : ､ : ′ ──！
|: : |: :i{: i: : i`７ﾍ{ /〉:{＼: : iヘ{≧=`'´ ＼{ {rく, }＼:＼}
{: : |: :ｉﾍj: : iv{ {'//} __｝､{三￣￣ }∨/: : : : : ＼
', : {: :i: : : ､i八 ');ﾂ . -ﾍ ｕ ／/ : : : : ＼: : ヽ.
､: :､{ : : : `ﾍ,｀ ／ , イ: : : : : : : :､ヽ. : : .,
＼j` : : i:iﾍ{ ｕ ＿__ ∧: :' 、: : : ＼ : Ｖﾍ: : :',
| ; : ;从 {ﾍ. '′ .〈 : }: : : ＼: : : : ＼} }: : :}
|ｉｉ: :i:/介;ｰﾍ, , ' ∨ : 、: ､:＼: : : : ∨ : /
|ｌ|: :|{:{: |:i: : : ＼ ／ 厶__: :＼ ＼ : 、: : }／
|ｌ|: :|:､V!:! : : : : :{≧=-- ;--‐ ´ . ´ .＞‐`→`→;ｚ(__
}ﾘ: :l: :`ﾍ!: : :、: : 、: : : : ∧ ／ ／ ／
- 982 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:07:00 ID:Pd4gv2h60
-
′:厶/. : : : /: :| 《: : : : : : ':.
| : : : :′: : :/ : 人＿》: : : : : : i
┌──────────────────┐: :i : : |
│状況的には願ってもない絶好のチャンス。 │ }:| :i:l:|
└──────────────────┘ｿﾙ'ﾘﾘ
ノ＾| : : i :､: : : l:.:ﾄ' / 'ﾙ'ｿ
_厂｀ヽ| : : l : :＼: l:.:| ｛ ′
／ ￣｀ヾ、: : :､:. :. ＼:|‐'´
_ｘ＜ ＼: : ＼: : : ヽ. ,. -‐──.‐-. ､
〃 ≧ｘ＿ : : ､:'. , . :´: : : : : : : : : : : ::｀ヽ､
{{ //´￣｀ヽ｀ﾄ､:i:.} ／. : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
|l // }:{ .ｿﾉ ／. ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:＼
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ハ ::. ヾ! ' |{_ﾉ､｝ /: /. : : : : : : : : : : : : : :.:.:ﾄ､: :＼: :.:.:|. : : : :ヽ
/ ∧ ::::. | ﾄ┬' l: /. : : : : : : : : : : : : : : : : | ヽ: :.ヽ: :|: : : : : :.i
〈＿＿', :::: f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ/. : : : :.|: :|: :|.:|: :i: : :.:l.:i: :| ヽミﾐﾐ:!: : : : i:.:|
| ∨ : | で、でも──！ │ : : : : :.|: :|: :|:.|: :|: : : l/:./ ヾミﾐ|: : : :.:l:.:|
| 〉 ､ ＿ ヽ＿＿＿＿＿＿＿乂_ l: : : : : |: :|: :|:.| |: :､///__ ノ Vｼ^ヽ . :l:.:|
{ 〈 :::::'. | |: l: ヽ: :.:.ﾄ｀仁メ､ l.:.//＞ =ｨｲﾍ ﾘ ハ }: : l::.|
| ／ ￣:::::j | |: ﾄ､: :＼:{｀ヽﾋｿﾉ l// ヽﾋﾟじｿﾉ ﾉノ/. : :.l:.:|
l 〈＿＿＿＿ .:::ハ | |/ ＼: |:＼'''' 'ﾞ '' ''' ' ''ﾞﾞ´ ,r‐く.:.:!:.:!: :.ﾄ､
|,厶＿＿＿ ｀ｰ―――ﾊ | ｀|: :ﾒ､ ′ u ,:／i:/l :l: :l: :l : :ﾄ､ヽ
,.:″.:/.::.::.::.::/｀ー┬―‐┬く}、 | |: : :.ヽ _ ／／⌒ヽl: :l: :l: : l ):.＼
/.::.::.:.′.::.::.:/.::.::.::.::′.::.::.::!::.:ﾊ｀ヽ＿_ |: l: : : :＞.､ ｀_,. イ／ ＼: :l: : l: :l:.!ヽ:!
/.::.::.:/.::.::.::.::.′.::.::.:/.::.::.::.::.::!::.::.:｀ヽ＼ ￣｀ ｰ- |/. /l : : : ,. ｲ Lノ / ＼: :|: :ﾘ
_r ､__,{ ::.::.:′::.::.::.;'.::.::.::.::.′.::.::.::.:: l::.::.::.::ハ::.〉 /´￣｀Y´) ノ /cj｀ヽ /. : : : .｀丶､
,⊆二¨_, }＿:i .::.::.::.::.!::.::.::.::.:i ::.::.::.::.::.::.l::ノ.::.::.::|〈 ┌──────────────────┐
ﾞｰに二ノ ,ゝ-.､!_､::.::.:: l ::.::.::.::.l ::.::.::.::.::.::'｀ヽ:ノ.::.':/ │私は、思わず黒子の反応を伺ってしまう。 │ ＼
｀ｰ―/ ∨}::.::.::.l ::.::.::.::.l :.::.::.::.::.::.::.::. 〉-＜,/ └──────────────────┘ ヽ
/ ﾉ人＿_j ::.::.::.::.l ::.::.::.::.＿_r'´‐ 、 ｀ヽ l ／. : : : : :l/ ／:／. : : : : : : : :/. : : :/ / '.
- 983 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 21:07:17 ID:lAwsEx3A0
- ここで殺されてくれれば・・・ガウェインよりも美琴の方がなんとかなりそうだしなぁ
- 984 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:07:30 ID:Pd4gv2h60
-
／ / / / / / /! / l ! l ､ 丶 丶 ヽ
┌─────┐ / / / / ｌ /! ﾊ l ハ ｌ ｌ 丶ヽ＼!
│──だが。 │ ' / / / l / ｌ ハ / / l l、 l 〉､ｌ ′
└─────┘ ′/ /‐‐/- .ｌ / l / l / /-‐-l Lヽ ! ハl
. / _ / /l ' /ｌ/ｌ / ｌ/ l / ! / ｜ハ Y ! | ′
/／ / / ! l / ﾘ l /___ ′ ´ __｣/_ l l ｌ ﾍ
' /ｲ ', l' fr" >y j ! ､ _＼
// ! ハ ﾍ l.バ :j /,/ l f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
_ /´ l / Y＾､ ', ハ ﾞ /｝ lヽl | そのＮＰＣの心情を考慮する必要はない。 │
!/ ﾄ ﾍ ', ﾊ , /ｲﾍ. ! ｀ | │
′ l/ヽ_ﾍ. ', ﾍ / / ', l | 彼女は、水銀燈の手駒なのだから。 │
' ,´ ｝､ヽヽ丶 rヽ ｲＶ ',l 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
ｌ い,､＼ヽ＞ _ , イ､/ '!
l l ′＼Nヽヽ｀ｺ ｰ-‐ ' ´ {｀>'-――‐ ¬ 丁卞ー-、
l j _＿ヽ‐'´_rﾉ Ｙ | | | ＼
_ _｣、 ヽ´ /´ _＿_ | | | | ｀丶‐- 、
,r‐-'´｀´ ; ﾞ! | ／ ｀‐-ｌ | | | / ＼
j ､ i´ V _, -‐亠､´ ／￣｀‐-｜ ｌ ｌ ｌ l
rr' ヽ ヽ ´ _, イ ´ ／￣丶 ｣ ｌ ｌ ｌ l
ﾊ '、 ヽ､_冫 _ イ´ ｌ_／ | / / / l ＼
/ハ､_ﾊｰ‐'ﾆ‐--‐'´ / l | / / / l ヽ
// 厂 ｀ｰ-− ´ ｌ ｌ l / / / l! ヽ
//／ 〉 ! l / / / / !―-- _
- 985 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:08:00 ID:Pd4gv2h60
-
_,. -‐─- _
: :´: : ／: : : : / : : ｀丶、
／ : : : ／: : : : : :/ : : : : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : ヽ
: : : : :/: : : : : : : :/ : i: : : : :｀､: : : : : :｀､
: : : :/ : : :/: : : :/ : : | : : : : : :∨: : : : : :'.
: : / : : :/: : : :〃 : :釗: : : i : l |: : : : : : : .
Ｖ:/: :〃: : : :/:ｉ: : : :丶､:/i : |ﾍ: : :i: : : : :
Ｖ: ' : / |: ／/i:釗: : :,! : 厶|: ハ Ｖ |: : : : :i
|: ｉ:i 」,イ _:厶|: l: : / !: /,.ｨ|歩ミｘⅥ: | : : |
|: |:i j,.ｨ|歩ミ |: |: / |/ { ｛: } }}:!:Vﾍ: : |
|: |:i {{ { ｛: } |/|/ ｀ﾆ´.ノ＾|∧} }: :| ──え？
|: |:i小 `ﾆ´ ／￣￣) ヽヽヽ }ノ 八:|
|八!ﾑ.ヽヽ / /´}￣ _,.イヽ: :|
|i＼__rﾍ / /／￣￣＼ 八 |: : : :
|ｉ : |: | } / /´.∠二ﾆ丶_) ,.ｲ: !ﾊ!: : : : 、
|ｉ : |:ﾊ / ´ ー─ ､丶／|｜:l: :l : : : : ｀、
|ｉ: :/: | ′ r─ 、丶) |｜:l: :|: : : : : : :＼
|ｉ:/| ｉ:| |｀¨´ ＼_) [ ∨: :| : ｉ: : ｉ : ＼:丶._
代厶iﾊ / / ＼| : l: :｜:ヽ: :｀≧=-
＼ } ∧ ／ }ヽ|＼l丶| ＼|
Ｖ′ ／ .＞‐＜ ∧ 丶､
- 986 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:08:30 ID:Pd4gv2h60
-
Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／ !: :.／ /／ /'
|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: / !:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／ < / ／
|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.| ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ '
|ハ|: ,:|:.: /:/ !:! l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ ,...:´ｉ
' l:/ |:.∧′ || !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ ‐,-':.ﾊ: ｌ
.――く′|:′ ! :. :.:.:ｌ:. ｌ !:! /´:.: / } !
: : : : : : : : : ､ 〉:.:.!: |` ｌｌ /ｌ:.:.:./ j/
: : : : : : : : : : : : ､ / :. :.:. | ! ｀´ !:.:,' /' 公平性を旨とするはずのNPCが
: : : : : : : : : : : : : :＼ i :. : | ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼! :. | !ｌ あなたに付きっきりであることに違和感を覚えなかった？
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼ :| !
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ ＿ その解は明瞭。彼女は、水銀燈に思考ルーチンを操作されている。
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ 蒼星石を暗殺しうる手段を持っているであろうあなたの監視と拘束。
三三三三三三＼三＼: : : : :. :.Ⅹｉ:ｉ:∧
三三三三三三三ヽ:三:＼: : : : : :Ⅹ:i:∧ それがその白井黒子というＮＰＣに付与された役割。
:三三三三三三三∧三三＼: : : : :.Ⅹ:i:ｌ
:三:三:三三三三三∧三三ﾆ＼: : : : :Ⅵ
- 987 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 21:09:00 ID:yMEmzzHM0
- えげつねーｗｗｗ
- 988 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:09:01 ID:Pd4gv2h60
-
┌───────────────────────┐
│足元が揺らぐ。自分まで黒子みたいに崩れ落ちそう。 │ .
└───────────────────────┘ ',
' . ././. , .'. ;. . . ./ . .//. . ././. ,. .ｉ . . . .ｉｉ｜ ; .
′. . ././. ,._.j.斗-.-'-.='.厶.ノ'./. /.,〈ji . i . .!! | . .ｉ ;
/ . . . /./. / ./i. .j_,././.,〃. . . ./. /./.,小.釗 .ｉｉ｜ . . ｉ. . i
/ . . //./. /i;v'´ｉ:,乃ｉ/ﾐﾒｉi : : : /: /:/:/ _}!:`ト :ﾘ釗. . ., . ｉ: l
. : : ://:/: /: i:{ !{ｨ'^'イ `!!: : ;/: /:/:/ _]ｉｚ:i /ヘj: : :/!: :ｉ: |
/ : : //:/i: :' : 从､_乂__ノ ｌｌ: 〃:/:/:/v'´うi/ﾒ'㍉,釗:/: i : ｉ: |
. : : : /:' ∧ｌ i: /(__ `二≧う ｊ/!: /i/i/ ″!{ｨ′} }} i/: :/!: :ｉ: l えっ、そんなの、って──
. : : : : :' : /: : | i ' j/ . r 乂_.ノ ,;ﾘ/: :∧i : i:釗
: : : :／: : :/: : /ｌ i:ｉ / `⌒と. 彡'っ /}i }{ : !: !
: ／: : : : ': : :/ 'i:从 / : //' ┌─────────────┐
´ : : :／ :_:_厶イ/ハ. /イ//イ : │束の間の日常は欺瞞だった。 │
_:､←≦二「 ″/小. r〜'⌒ ､_ ´. ':':/!:釗: └─────────────┘
｀ﾏﾆア i / !! ､ ､__ _j｝ ／/ /: ｉ: :!!: :i : : : .
、 ∨ ; . ｉ ｉi ＼ ￣`¨´ . イ!'く:_/: : ｉ: :!!: :ｌ ; : : i.、
＼} | i | ｌl 丶. __ _ . .;≦/ i.ｉ_ ＼: i: :ｉi : | } : ;ﾘ＾＼
ヽ〉 | | ! !! /}ア !「 .＞‐､_ し.ノイ/
} | l ｉ ｉi､ /彳 i.i ／￣ ≧⇒､ .ノ′
┌────────────────────────────────┐
│味方だと思っていたＮＰＣは敵で、やはりここは殺し合いの場でしかなかった。│
└────────────────────────────────┘
- 989 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:09:29 ID:Pd4gv2h60
-
从:乂‘,::ｌ｀￣｀ ＼::::::::::::＞ｘ::::::::}::::::|ヽ|:|
＼从` ﾉ ￣￣｀ｰ ｀７::::ｌ::lく.从 ──で、どうするんですか？
|:从. ヽ .- 〈./:::ｌ::|ﾉ-く.〉、
i|:::ｌ::::. ､＿＿__ ノ ./:::|:|::|::Y´{::::.＼
||:::|乂ヽ. ｰ｀￣´ ｨ:::::::|:|::|:/....|:::::::::::＞ｘ ＿＿
||:::|乂ｊ ｨ＼ ..＜ /. ::::从:{{ｌ:::::|::::::::从≪≪≪≪
._.||:::|:／/::| ｀¨¨¨´ /乂::/.:::|｀ヽト{､＿_| ＞‐≫≪≫
‐／⌒＞---≠//.:|:::|{ ｊ:: ;l ＼_／ 从: /| ﾉ｜ ／ .／ ￣ ｀ ＜
/ / ./ ./.:.// 乂l| .lﾊ/ / ./.:/:/ ｊ ./ / ./ /. ＼
┌───────────────────────────┐
│パニックを起こしかけた私を引き戻したのは、アーチャーの声。 │
└───────────────────────────┘
- 990 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 21:09:47 ID:IHjDKBWY0
- ほんとかどうかわからんけどどうなんだろ？
- 991 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:10:00 ID:Pd4gv2h60
-
_＿＿_
,. :': : : : : :―: : : : .､ ､、
／: : : :／: : :／: : ヽ: : :＼ __＿ ,}ﾘ
. : : /二7: : :／ : : : : :|: : : : /l. ヽ:< !ﾒ､_
/ : : : : /: : : : : : : : : : : l : : : :!_!〉 ヾ}ﾄﾐ､ ヽ
/ : /: : /: : : : : : l!: : :!: : : : : : : :/! 'ﾞ jﾘ /
/: :,. ‐､/: : : :./|.: :l|: : :|: : : : : : : :| ヽ ／
/.: :.|７ﾍ|: : : :./､|: :.ﾊ : ﾊ : : l : : : :| / どうする、って──
. : : :.!{ （.|: l: :/ !:/ !:.| !: : |: : : |:ﾄ､ ヽ
/:l : : :ﾊ､__|: l:c弋fぅx＼:.! !: :/: : :/.:!: ＼ ＼
＿ ./: :ｌ: :|: : | |ﾊ:|l:.|ﾐﾐ｀ﾞ''ﾞ` !:l |:./:/:./:.|:|: : : :＼ ヽ
／ ＼:.ｌ: :|: : | |. lﾊ! j/ j/!:l.:/:./|:!: : : : :ﾊヽ. ＼
. ／_ ―‐､ ヾ/|: : | .::{ /'j/ﾚ':/||: ! : : :| |: ﾄ､ ＼
| ヽ |: : |ヽﾊ ＿ 'ﾞ /:./:.:l!: |: :l: :| |:ﾘ ヽ ＼
/ ヽ j/ﾚ ∧ ﾞ''‐ ﾐﾝ ／ﾚ'.: :.:|: :|: :l: :| |' .∧ ヽ
∧ .| ＼ ＼_..． ― 7ﾞ.:,ｲ.: : : :l:|: :|: :|､:| ―‐,＿ﾊ ヽ
,' ／ | | l ゝ‐'ﾞ人 /|ﾊ:|: :l/: :/|: :ﾘ! :|ﾊ| ヽ / ヽ l
. / ／ /〉 ヽ ヾⅣl|ヽ' {:ﾉ 〉:|: :/ .j:./ ┌────────────────────┐
/ // ＼ ヾ l| ＼j/'（ 〃 │──ここが殺し合いの場でしかないのならば。 │
./ ／ / Ⅵ ＼ └────────────────────┘
ｲ l {╋}ヽ. / ,/
＿ ． ― ､ / | l ∨_＿＿＿/_／
- 992 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:10:30 ID:Pd4gv2h60
-
: ｉ: : : : : : { ゞ:::::{/ |:!: :..:,ﾊ: i:／ /:.／ ノ /: ／: : /:..:,′
: |: : : : : :..:ヽ｀ヾ） 从: :.{ i:/ /; ´ /／/: :../}: /
: |: : : : :i: :|:∧__ ヾ{ {: / ／ ,':..:./ j:/
: |: : : : :|: j/ } ヽ : :./
: |: : : : :|: :{ :′ ∨
: |: :i : : |:..:i : 丶
:/: ;ﾊ:..:.|:.i:| :. ﾉ
': /ヽ}:..:|:从 :. , ´
:/ 从:': ;ﾊ:ヽ . r‐ ､ /
': ＞ノ:}:/ }: }､＼ :. ￣ ｀ヽr‐‐ ' ──やろう、アーチャー。
: ／: :./: ｀ﾉノ、ヽ 丶 :. , ´
´- ― ‐ - ミ: ヽ/ 丶 ／
ヾヽ ｀¨¨´ ┌──────────────────┐
Vﾊ │その言葉は、自分に言い聞かせるように。 │
i: :} └──────────────────┘
- 993 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:11:00 ID:Pd4gv2h60
-
.. - ─……‐-. .､
,. '"´ . : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ､
,．'´. : : : : : : ,.: : : : : : : : : : : :ヽ
┌───────┐ : :/:/: : /:l: : : |: :l:l: : : : : :.！
│──走り出す。 │ :/:/: : /: :|: : : |: :|:|: :|: :i: : ::`ヽ
└───────┘ :/_L/1 : |: : /|: :|:|: :|: :|: : :.:.:.::.';
|/ Ⅳl:/l/ { |: /|: /. |: :|:|: :|: :|: : l: :.l:！
{ ∧Ⅵ |/ .|/￣「/ﾒ､/: /: : l: :.l:！
,′: :l _l/l: /: : ./: :.l: l
l: l: : l , ﾐV/: : /: :./l: {
l/l: : ﾄ､ ﾉ: : :,.ｲ: : /l人{
l: : l/ ヽ ｀ 〃: ∠ノl／ ＿＿＿_ _
＼| ＞r‐r‐ ＜ ィ´l/l／ ´: : : : : : : : :｀:ｰ 、
l:/ ,. -─┴┐ ／: : : : : : : : : : : : : :ゝ:.:＼
∠二二ヽ ！ ／: : ／: :.／ : : : : : : : ヽ: : : :ヽ
,. ｲ. : : : : :.ヽ. ヽ ヽ / :／/: : : /: ;/: : : :./: | : :ﾊ : : : :.
,. ィ77.ｲ. : : : : : : :.', ！ `､ / :/: /: : : /: /': : : :.ｲ:.:∧:ｉ: :ｊミ: : :i
∠∠//.:.:l. : : : : : :.:.:.:l | ﾊ /／|: :| : : /l:≧|: :／/／ .斗:/ ﾐ: : :|
|:l i.ll:/.:.:.::j. : : : : : :.: ┌────────┐ !: :/ !:.:.:|
|:| i/.:.:.:.:.:{. : : : : : :.:.│向かう先は屋上。 │ { ｊ:.:.:.|
|:| l.:.:.:.:.:.:j. : : : : : :.:. └────────┘ : ∨ , / ｝八
ﾚ'1. : :.:.:.l. : : : : : :.:.:.l/. : : : : : :/Y´ ／:.:/: ゝ∧ ｧｰ‐ ､ / ノ: : :丶
く: : l. : :.:.:.:l: : : : : : :.:.:l. : : : : : :./:！ ∠ ｲ /ｌ/: : : :ﾍ. !´￣｀l .ｲ:!:.:.:l: : : ト＼
Vy.:.: : :.:l. : : : : : :.:.:l: : : : : : /:.:.::l ｊ/ ﾉ: : /l: : :＞. ー‐ イ／|: /l: :ｲ:ｊ
, ｲｿ:.: : : :.l. : : : : : :.:.:l: : : : : ＿＿＿＿ｒ―-ｚ=ｰ7´ ￣ i l｀￣ ´l ﾄ､_｣/_｣/_l/
／: /j.:. : : :.:.l. : : : : :.:.:.:.l. : :／ / i: : : :.:.:| ヽ＿,ノ /: : : : : :/＼
/: : :/ /.: : : : :.l. : : : :.:.:.:.::l: ／ ＿＿＿! |: : : : i ＼_／ l ＼/´￣ ｀ヽ′ `ｰ-､
〈: :_/ /. : : : : : l. : : : :.:.:.: ／ ／ ∨ |:.:ｊ: : :l: : ∧ | /ｆ´￣ i _ヽ
／ ／ ＼＿_､ ∨: : :l: : : ∧ 7 ´/:.ﾊ 二 ヽ. / ｀丶、
_／ ／ ┌──────────────────┐
／ ／ │中庭の相手を狙うならば最高の狙撃地点。 │
〈 ! └──────────────────┘
ヽ__ｒ _ノ ': : :.:'. : : : : : : : : : : : :.i:.: : :l ｀ ｰ- ＿＿__,ノ
'; : : :', : : : :.ｉ : : : : : : :l: : : j
,: : : :,: : :.:/ : : : : : : ﾉ: : :.ﾊ
/: : : :.ｉ : :/ : : : : : : : : : : : :.}
- 994 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:11:31 ID:Pd4gv2h60
-
/: .: .: .: .: . : ./ _,,.-‐''" / / /￣|| |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: . _,,.-‐'': : : : : 三 二 ﾆ ― / || |￣|| | || | || |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//:: : : : : : : : / / 三 二/ || ― | || |_|| |_|| |: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : : : : : / / / || | || .| |: .: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : ヽヾ｀;;:} 三 二 ﾆ ― /＿_|| .| || .| |: .: .: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .//: : : : Ｚ::::Ｚ,,, / / =￣ .|＿|| 三 二 ﾆ ―: .: .: .
/: .: .: .: .: .: .// : : : : <:::::::ヽ:::＞' ＿ l ||￣|| .: .: .:
/: .: .: 三 二 ﾆ ― : : ＜:::::/￣, |＿|| / // .: .: .
_/: .: .: .: .: .: .//: : : : : Ｚ:::::{ ｌ / // .: .: .
/ : .: .: . : .: .:,'/: : _,,.-‐＞::::::ヽ ＿＿/ //.: .: .: .: .
: .: .: .: . : .: //_,,.-‐''": Ｚ:::::}ヽ､::::{､ |＿＿＿// .: .: .: .: .
: .: .: .: . : .://: : : : ﾉ／ /ｰ/ヽ | |: .: .: .: .: .
: .: .: .: . : // : : : : : : / / | |: .: .: .: .: .
: .: .: .: .: ,'/ : : : : : : : ./ / | |: .: .: .: .: .
: .: .: . : .:l | : : ―二: : ./ / | |: .: .: .: .: .: .
: .: .: . : .{ l: : : : : : : { { | |: .: .: .: .: .: .: .
: .: .: . : .| |: : : : : : : | | | |: .: .: .: .: .: .
: .: .: . :..| |: 三 三 二 ﾆ ― | | |: .: .: .: .: .: .
: .: . : . :| |: : : : : : : | | | |: .: .: .: .: .: .
: .: .: .: .| |: : : : : : : :| | | |: .: .: .: .: .:
- 995 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:12:00 ID:Pd4gv2h60
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【 月海原学園 屋上 】
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/:rv': : : : :/ : :/: : /ｉ:.:.|:.|.:.:|ﾐ : : : :. ＿＿＿ |=| ,∧＿＿＿＿＿＿
,: :.V: ｉ: ://ｉ:.:./ｉ: :.;' ,:.:/|;ﾊ !| ﾐ: : :.i ＿ ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人 |ニ; |∧
i: : : :.:|: i/ 'jメ､{: :, /:/'/ ,..斗 ﾐ: : :| ＿ ） アーチャー、目標を捕捉しなさい！ （ |― |∧＿___＿＿＿
|:!: : :.:|:!y'笊ミx｀:{ '/ ´ィ笊㍉ ﾐ: :.:.| :::::::| ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Ｙ |二二|i ∧―ii-――
从{: : 从 弋::ｿ 弋::ｿ ' ｉ: : :.| :::::::| |::::::::::::::::::| | |――-!!|∧ .||::::::::::::::::
二二二二二二二 ｉ: :f´ヾ{ _' ,'-､:, '⌒ヽ └――‐┘ i |二二二,| ∧||::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:! ﾄ､t:. ｕ /ｰ-ヽ ,'fjr/ ..... ‘， [.| |＿＿＿_V..|| ￣￣￣
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:::::::::::::::::::::::::::::::: / 从:.|: : :|: : : ＞ __ ィ､: :.|: / ､｀:::::::::::/ :.ヽ_ .| |＝＝＝＝=i_
￣￣￣￣￣￣ / ｉ:.:|: : :|: : : /ヽ､___,， ´ ヽ､ i ､_,二 ‐,′ ｉ ヽ ┘―――――――――――――三三三三三=i
|:.:|: : :|, イ / |ヽ / ﾉ -=―‐ ,′ | !
,.ィ´￣: :人_,ノ / ヽ_,'f´ ゝ-､ヽ ! ‐=- ; |ヽ
,ｲ: : : : : : ´: {:{ i /:/:.:| , -､ヽ /::::::::::::::/:::::::::./ |
/ {:{ : : : : : : :.{:.{ | 〃 : : ゝ { ﾉ Ｙ::::::::::::/::::::::::/:::::..!
/ {:{: : /: : : : :.{:.{ j 〃.: : : : :.:｀ 二 _:人＿;ノ:::::::::::/:::::::/
/ ∨/: : : : : : ヾ:／: : : : : : :.ヽ ヽ￣￣ ｀¨¨´ゝ--:'i
/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ ヽ ｀ ー――‐ ´/
- 996 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:12:30 ID:Pd4gv2h60
-
≪〃:/,:l::l l::::',::::::::::.､ .＼::ヽ.＼:::＼:::::::::ｌ}::/
,'::i:ｌ:l.,'!:ﾊ!. V:､::::::::::..ヽ. ＼:.ヽ:＼::.ヽ::::::::
l:::|:::ｌ':::ｌl｀`ｰﾐx';::::＼::::..＼:..､ ＼::＼＼::';:::
|:::!:::ｌ:::::';ミ≧.､ヽ.::::::.＼::::..ヽ、ヽ、≧､ヽⅥ! ……了解。
ｌ:::::::l::';:::ヽ ゞ-'ﾐ ＼､::::..＼:::::::≧三≧ﾐﾐﾐ
.V:::::';ﾊヽ `￣｀ l. ＼ミ≧三ニ=≦::::::ﾘﾉ:::: あー、成る程。本当にいますねぇ。
.ヽV.:::: /,' ｀ ￣￣ /ｨ:::l|:l〈|〜ﾍ
.i:::从 ` ､ ‐ /'./.::|!:|ﾉ〜ノヘ
,!::::::::ヽ. ､＿＿＿, ィ /.::::;.!:| .}::Yl:::::::
,'::::::::::ﾄ从.、 ｰ--￣´ ｨ',':::::; !:l }'::::| l::::::
ｉl::::::::::|```ｨヽ ,..イ /.:::::;.,'::l〈:::::〜::::::
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_,＜⌒＞ ､＿, -//￣￣,' ｉ:::::l ./ .|ﾉ::::::/! |!,'´l`ｰｚ
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│アーチャーと視覚情報をリンクさせて狙撃に備える。 │ ／://ノ_j__, ィ:´: : : : : : : : : : : ﾍ
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- 997 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 21:12:46 ID:Yi68WasE0
- 情緒不安定だなぁ…罠じゃね？
- 998 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:13:00 ID:Pd4gv2h60
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(＠)(＠)｡o;;.;@(＠)｡,(@)oﾟ:(＠) o(＠)ﾟ:. o0｡ﾟ(＠)(＠)｡o;i/ _レ´_. - │中庭の花壇の前。静かに佇んでいる。 │ ),(@)o
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ﾊ::ﾍ ヽ:::::::V .i /
ﾍ :へ.＼::::i. i .i'
- 999 ： ◆aajRqaKlT.：2012/12/26(水) 21:13:30 ID:Pd4gv2h60
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│無防備な背中を向ける彼女は今何を思っているのか。 │
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そ |z./ / /_ハ ┌─────────────────────┐
ｽ l { f´ /_/ ', │……残念ながら、私には想像力が足りていない。 │
/ 」. ! ! そ/ _/ ', └─────────────────────┘
/ ７ ! ゝ、,､ ＿ __ , ､ ｒ-Ｊ / _/. ',
/ ち｀ー---｀-----｀----−' r」 ',
/ └-､_r--vー＜__r―ｧ rv､/ ',
′ ￣ ',
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- 1000 ：クリスマス短編祭！：2012/12/26(水) 21:13:35 ID:XicV7rlI0
- ユキさんマジ良妻
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