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500字くらいでプレレンすうヌレ^p^

34轆轤支援してみるお^p^:2009/09/29(火) 00:03:27
533 名前: 名無しさん@ビンキー [sage] 投稿日: 2009/09/28(月) 23:23:22 0
>>511
そういあどうして6ろの夜練にもんもん参加してるのかしあ…^p^
もんもんさえいなければG様並みの燃料になったのに^p^、


533にんこの疑問を受けてとりまプレレンしてみた^p^

―――――――
闇夜。忍装束姿の少年たちが鬱蒼とした森の中を平地のように駆け抜けていく。
忍術学園の最高学年である、6年生の潮江文次郎、七松小平太、そして、中在家長次の3人である。

誰が言い出したわけでもないが、真夜中に互いに出くわすうち、共に鍛錬を重ねる間柄になった。
元々、6年間の付き合いもある。今更、申し出などなくとも断る理由などない。
彼らは、走ることを好んだが(これは主に小平太が好き勝手にどこかへ行ってしまうので、
仕方なく追いかける文次郎とそれに無言で従う長次の構図にも原因があった)、
時折、『じゃれあい』と称しては、簡単な実戦形式の演習も行った。
特に文次郎はこれを自らが纏める会計委員会にも反映させたいと考えていたようである。

今宵も文次郎が庭に下りたったのを切っ先に追いかけるように6年ろ組の2人も姿を見せ、
「いつものアレやるか」、「そうだな」、「………」と、学園の裏手にある山を目指すこととなったのだ。

「いけいけどんどん!」と、小平太が叫ぶ。
小平太はこの言い回しが大のお気に入りらしく、何かあると、すぐこうやって声をあげる。
だが、この言い回しを口にした時の小平太は滅法機嫌が良い。
「そんな馬鹿でけえ声出したら、深夜の鍛錬の意味がねえだろう!」
文次郎は呆れたが、この期に及んで、小平太が文次郎の言うことを聞くわけもないのはわかっていたし、
文次郎も別にそんな小平太に腹を立ててはいるということもない。彼ら流のコミュニケーションなのだ。

さっきまで勢いよくはしゃいでいた小平太が急に振り返り、長次の方を見た。
長次は普段通り、押し黙っている。時々、この2人はこんなやりとりをする。
なんとなく、文次郎は疑問に思ってはいたが、改めて、それを2人に指摘することはなかった。
同じ6年間でも、同組で同室の2人には自分が知りもしない絆のようなものがあるのだろうと思っていたのだ。

だが、文次郎は、その絆のようなものの真の意味を知らなかった。
小平太が真摯な目をして、長次の目を見つめた時の意味を。



―――――――

轆轤ももんこっぺもんもみんないきう^p^***


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