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【予備スレ】異能都市予備用スレッド
632
:
防人鶫
◆My6NsjkSfM
:2017/02/13(月) 23:34:50 ID:/H75gO4o0
>>631
「ふう…それならとおして…
はくれないみたいですね……」
ため息を付いて彼らの姿を見る。
「そういうわけにも行かないんですよ…
私がもともと持ってた能力の半分…
それを返してもらわないと行けないんで」
そう言ってぐっと拳を握る
「貰い物の能力だとどうにも落ち着かないんです。
やっぱり一番は自分自身がもともと持っていた力です。
…そういうわけで、ちょっと通させてもらいますよ」
両足に自身の能力を込める。
スキあらば飛び出して先へと進むことができる状態だ。
二人が攻撃を仕掛けてくるか…
それを用心深く確認している
633
:
終章:真意
:2017/02/16(木) 20:51:36 ID:p1won6CY0
>>632
構えるとともに、小さく秋雪は防人に言った。
「――防人、君は先にいけ。
彼らは僕一人でやる」
そう言うとともに、青白い炎が吹き上がっていく。
目の前の二人も同じだった、香音は短刀を。
裕太は徒手空拳のまま構えを取っている。
「秋雪、荷物抱えてオレに勝てると思うのか?」
「心配に感謝するよ香音、だが昔と同じと思うなよ」
「お前もだ、防人。
今の俺は――一切手加減はしないぞ」
裕太の冷たい戦意が、防人へと突き刺さる。
634
:
防人鶫
◆My6NsjkSfM
:2017/02/16(木) 21:31:47 ID:kp7Bdw7Y0
>>633
「……了解ですよ。
ひとりじゃちょっと不安ですがね…」
そう言って二人の様子を交互に見る。
「心配せずとも大丈夫です…
色々と考えましたけど…」
と言って、肌で感じる戦意に少し体を震わせる
「ケリを付けたいのはきっと自分も一緒なんです…
だから、」
そこで一気に足の力を爆発させる
「あなたとの勝負はやっぱりやめときます!」
一気に最短距離を突っ走りに向かう。
635
:
終章:真意
:2017/02/20(月) 21:50:11 ID:p1won6CY0
>>634
「行かせるって――」
「仕掛けろ!オンギョウキ!」
その通路を塞ごうとする香音の動きを、
背後から双刃刀を持った鬼が斬りかかる!
しかし、それを二刀流の鎧武者が受け止めた!
その僅かな隙間を縫うように防人が駆け抜ける!
防人の背後で剣戟と銃撃の音がこだまする。
追ってくる様子がない以上、足止めできているのだろう。
「どうした、僕一人くらいわけないんじゃないのか!?」
「っ…おい!」
「香音、諦めろ。後ろを見せたら容赦しないぞ、こいつ」
636
:
防人鶫
◆My6NsjkSfM
:2017/02/20(月) 23:03:09 ID:q/XdrU4s0
>>635
「どうもありがとうございます…
じゃあとりあえず…
お先に失礼!」
そう言って一気に走り出す。
「戦う相手は…
この先なんでしょう!
なるべく早く……それが終わってると…良いんですけど!」
一人で行くのは心配でもある。
軽口を言うかのようなその声はやや震えていた
(…いやいや…
ここは…私だけでもどれだけ…
できるか頑張らないと…)
ぐっと顔を挙げて先へと進んでいく。
そこに何があるのかと考えながら
637
:
終章:真意
:2017/02/26(日) 22:23:50 ID:p1won6CY0
>>636
向かった先、戦いの音すら遠くなったような場所。
倉庫の扉を背にして、彼はそこに居た。
以前よりも肥大化した三本目の腕、病的に白い肌。
目を閉じ、何かを待つように彼は佇んでいる。
「――」
目を開け、エイジは防人を見た。
その眼は獲物を見る目ではなく、明確な敵意を宿している。
肌を焼かんばかりの殺意を込めえ、彼は睨みつけた。
「やはり――君が最初か」
638
:
防人鶫
◆My6NsjkSfM
:2017/02/26(日) 23:09:39 ID:q/XdrU4s0
>>637
どこか強い気配のようなものは感じていた。
しかし近くにまで来たら流石に息苦しさをも感じ始めていた。
「…どうもこんばんは。
何日ぶりでしょうね…
何でだか懐かしく感じるような気がします…」
そう言ってぐっと拳を握る。
「…ものは相談ですが…
やっぱり能力を取られた状況は落ち着かないみたいです。
返していただけませんでしょうか…?
あの時に手に入れた力は自分には…合わなそうなんですよ…」
そう言いつつも鶫は両手に力を込める。
「……そっちの事情を知る時間くらいはあってもいいですが…」
639
:
終章:真意
:2017/03/03(金) 21:12:59 ID:p1won6CY0
>>638
「それは出来ない相談だ。
そして僕にも時間は無い――それに、事情はあの時話したことがほとんどだよ」
そう言って彼は構えた、徒手空拳。
武器はないが、その背から伸びる今やがしゃ髑髏の片腕の様なモノは異様な雰囲気を発している。
触れられるだけで何かが削られていきそうな――。
「ことここに至っては語る言葉はないさ、そうだろう?」
公安とあの二人が何を思ってるかは知らないがね、そう付け加え。
彼は敵意を向ける!
640
:
防人鶫
◆My6NsjkSfM
:2017/03/04(土) 01:45:03 ID:q/XdrU4s0
>>639
「時間がないですか……
そっちの事情は知らないですけどねー…
こっちの事情も考えてほしいところですね…全く…」
説得に応じるとは思っていなかった。
戦うのは避けられない……
そう思って彼女はぐっと拳を握った。
「そういえば……
その腕でしたっけ…私の能力を盗られたのは…」
彼女は武器を取り出して答える。
「まぁ…そうですね。
お願いじゃなくて、無理やり取り返すほうが良さそうです。」
相手の出方を伺うように彼女が取り出したのは拳銃。
どうやらおもちゃではなく本物のようだ。
(やれやれ…念のためにと持っておいたものが役に立ちそうです。)
彼女はそれに力を込め始める。
能力は下がっているものの、だからこそ威力の高い武器にも
馴染むようになっているようだ。反動が大きくなりすぎないように…
641
:
終章:真意
:2017/03/20(月) 19:32:19 ID:p1won6CY0
>>640
「――さぁ、最後の心残りを果たすとしよう」
銃を構えられる前に、彼は弾丸のように迫っていく!
防人の正面向けて掛けた彼は、どういう手品か次の瞬間背後から掌底を放とうと迫る!
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