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女が男を倒すinしたらば
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とりあえず避難所として作ってみました。
仲良く使って下さい。
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今週のドロロンえん魔くん3話がこのスレ向きだった。
>>450
俺はそっちの方が好み。
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久々に遊んだらやっぱり格ゲーはいいなと思いました。文章下手ですが
①
リョウ・サカザキは傷が癒えない体で道場のテレビをつけた。
大会は大詰めを向かえ、ここからは全世界で試合の中継が行われるからだ。
先日、リョウはサウスタウンの猛者テリー・ボガードと、盟友のジョー・東の三人でチームを組み出場した。
優勝候補とうたわれたが、裏の実力者ギース、闇の武器商人ルガール、影の組織シャドルーの頭領ベガという
巨凶のボスチームの前に無残にも敗北を喫した。
極限流空手の総帥タクマと、極限流の竜虎とうたわれたライバルのロバート不在の折、道場の看板を賭けた
大事な大会であったのだが結果は無情である。
せめてこの凶悪なチームの行く末を見よう、というつもりだった。
中継が始まると、すでに試合は終わっていた。リョウは信じられない光景をまのあたりした。
なんと、あのギースとルガールとベガが無様に横たわっていたのである。
「馬鹿な!」
リョウは思わず身をのりだした。あのチームを倒すほどの猛者がまだ残っていたとは!
しかも、中継が本格的に始まるまでの、数分で勝利してしまうとは!
カメラがパンをして対戦相手をフレームにとらえた。そこには、若い三人の女の子の姿が映った。
その映像をみてリョウは更に驚愕した。
セーラー服を着た、まだあどけない学生の少女が、拳を高々と上げて勝ち誇っている。
見覚えのある紅い衣装のくのいちが、扇子を片手に高笑いをしている。
そしてカメラに気づいて親指を立て、コメントを放った少女は紛れもなく我が妹のユリ・サカザキであった。
「イェーイ!お兄ちゃん見てるぅ?またあたしに黙って勝手に参加したでしょ?
いいもん、あたしもさくらちゃんと舞さんと組んで、優勝しちゃうモンね!」
あのチームの強さは戦った自分が身をもって知っている。偶然やまぐれで勝てるような相手ではない。
紛れも無く、ユリ達は実力で勝利したのだ。
「くそっ!何故俺はここに居るんだ!どうしてユリがあそこに居る!?
まだ正式に稽古をはじめて1年足らずのユリが…!組み手こそ最近形になってきたが、実戦ならまだまだ
俺やオヤジの方が上のはず…、いや、それ以前にあの恐ろしく強いチームに、女が勝てるものなのか!?」
リョウは悔しさの余りに床を殴った。無人の道場に空しく音が響き渡った。
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②
「クッ!馬鹿な!」
「私とした事がッ!」
「ヌウッ わたしのサイコパワーがあんな小娘どもに敗れただとぉ!?」
満身創痍の大物達は立ち上がる事ができず倒れたままでいた。一方、勝者は涼しい顔で見下ろしながら談笑する。
「もうこの大会、あたし達の優勝できまりじゃない?残ったチームなんてどれも大した事ない男ばかりでしょ?」
「そんな、舞さん!まだ油断できないですよぅ?」
「余裕よ余裕!あたし達が組めばどんな相手でも楽勝ーっチ♪」
対照的な構図であった。
担架で運ばれていくボスチームの面々を見送ると、大会の運営スタッフがインターバルを知らせにやってきた。
「休憩なんて要らないわ。さっさと次の試合をさせて頂戴!こんなとこで待たされたら、お肌が荒れちゃうわ」
舞がつっぱねる。
その時、舞の体を大きな影が覆った。振り返ると、そこには巨体が三人並んでいた。
三人が三人とも、2メートルを超す程の大男である。
「随分と余裕じゃねぇか!こんなチアガール達が相手だとは、俺様達も舐められたもんだな」
「フム、その筋肉の足りない細い体で、俺達に勝てると思っているのか!?」
「地球の裏で旦那が見てる…こんなとこで負けられねぇ!」「でヤンス」
暴れだしたら止まらない暴走特急(クレイジートレイン)ライデン。
大会屈指の巨体とパワーを誇る、ロシアの赤きサイクロン、ザンギエフ。
体重300キロという規格外中の規格外、鉄球破壊王チャンコーハン。
ボスチームと並び今大会の台風の目と言われた、ビッグボディチームである。
「あらあら、典型的な負け犬ムードのセリフよぉ?それ。もうやる前から結果が見えちゃうわ」
「キミ達みたいな素人なんて、あたし達の眼中にないよ!というかそのチームってムサッ!近寄らないでっ!」
「うわぁ、二人とも言いたい放題だなぁ…^^;」
舞とユリの発言がライデン達の怒りを逆撫でする。
「いいわ。どうせ休憩よりも先に終わるんだし、さっさと始めちゃいましょ?」
運営スタッフが試合の段取りも整えないうちに、舞達三人は臨戦モードにはいってしまった。
これから始まる美女と野獣の宴に、ギャラリー達が熱狂した。
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③
「まずは、当然わたしよね?」
舞が先陣をきる。
「レースクイーンみたいなその体で戦えるのかい?お嬢ちゃん。逃げるなら今のうちだぜ?」
対するはライデンが先鋒にでた。
舞は汚物を見るような蔑んだ目でライデンを見据えた。
「ふぅ。言葉でいっても伝わらないんだし、格の違いを思い知らせてあげるわ」
大対小の、男対女の構図を決定的なものにする歴史的な一戦が始まった。
開始早々、ライデンはクラウチングスタートの姿勢になる。
「レディー… ゴッ!」
猛烈なタックルが舞を襲う。舞の体が吹き飛び、全力の当たりにライデンは確かな手ごたえを感じた。
だが、舞はくるくると空中で姿勢を立て直すと街灯を蹴って威力を相殺し、逆に反動を付けて飛んだ。
「なにッ!?」
「たあーっ!ムササビの舞!」
自分よりも遥かに小さな体の舞の体当たりで、ライデンは吹き飛ばされてしまった。
「ヤロウ、俺の突進力を利用してきやがった!」
ライデンがそう言って起き上がろうとした所に、舞はさらに追い討ちを仕掛けた。
「そんな醜い体になるまで鍛えても、あたし達の前では無意味だっていうことを教えてあげる」
グキィッ!ライデンの顎に舞の蹴りが決まった。顎を打ち抜かれてライデンの脳が揺れる。
「くそぅ!」
ライデンが何度も大振りのパンチをするが、むなしく空をきる。その度に舞の攻撃が巨躯にめり込んでいく。
「ホラホラ、どうしたの?まだまだ本気じゃないわよ?力も速さも!」
舞の素早い動きを、ライデンは既に目で追えなくなっていた。
ますますがむしゃらになって大振りのパンチを繰り出すも、やはりその隙に的確に反撃を入れられていく。
「ちくしょう、当たりさえすれば…!」
まさに蜂のように舞い、蜂のように刺す、神速の一撃離脱のお手本のような動きだった。
しかも、舞の攻撃はひとつひとつに速さと体重が乗っていて、まるでヘビー級の様に重い。
これもバランス感覚と運動神経が究極にまで研ぎ澄まされた舞ならではの攻撃である。
「やっ!はいっ!とうっ!」
動きが鈍くなったライデンに、舞の蹴りが次々に決まる。ライデンは打たれ放題のサンドバッグ状態になった。
「ほぉらー。頑張ってぇー♪」
舞がわざと手を止めて苦悶の表情のライデンに向かって余裕の挑発をした。
割れんばかりの観客の声援は完全に舞一色に染まっていた。
-
④
ボロボロになってコーナーに追い詰められたライデンは、とうとう奥の手を出した。
舞が居るであろう場所に向かって、口に含んだ目潰しの毒霧を噴出す。
「バレバレよ、それ。あなたみたいな人がやりそうなつまらない技だわ」
しかし、それすらも読まれしまい、懐に潜られたライデンは舞の強烈な膝蹴りを食らってしまった。
顎が割れて口の中で折れた歯がジャラジャラと鳴り、血の味と混ざった。ついにライデンは膝をついた。
「まだ終わらせないわ。お楽しみはこれからよ?」
散々に蹴られて腫れあがった顔に舞がさらに殴打を叩き込むと、その度にライデンの巨体が揺れた。
「うぉ…もう…やめてくれぇ…」
ライデンが泣き顔で崩れて舞にもたれかかると、舞はライデン顔を両手でつかんでそっと優しく撫でた。
「うふふ。どう?おイタが過ぎたって、反省したの?」
無言で頷くライデンに舞は微笑みかけると、頭を掴んだままライデンの巨体を担いで持ち上げ観客席に放りなげた。
観客席を破壊して吹き飛ぶライデン。たちまち観客はパニックになる。
「立て!同士ライデン!立つんだ!」
「テメェ、一撃も当てないまま負ける気かよ!」
ザンギエフとチャンがライデンに駆け寄る。
「あのチームって見た目もむさ苦しいけど、応援もなっちゃないわねぇ?」
舞がさくらとユリの方を見る。
「舞さんかっこいいー!」
「よっ日本一の格闘美人!」
「うふふっ。応援ってこういうものでしょう?」
舞が声援に応えてビシっとポーズを決める。向こうでは、ようやくライデンが起き上がろうとしていた。
「ふう、体だけは頑丈ね。いいわ、もう飽きてきたし終わらせちゃおうかしら?」
舞が胸元から扇子を取り出すと、ライデンに向かって投げつけた。
起き上がり様に顔面に扇子を打ち付けられてライデンの視界が一瞬さえぎられる。
「!?」
再び視界が戻った時、目の前に舞の姿はなかった。
次の瞬間、上空から落下してきた舞の太股に、ライデンの顔が挟まれた。
舞の足をつかんでライデンは必死に外そうとしたが予想以上の力で締め付けられ逃げることができない。
「さぁて、超サービスよっ 乙女の太ももの感触をとくとご賞味あれ♪」
ライデンは必死に首を振って技の拒否をした。もはや、命乞いに等しかった。だが、舞は足の力を緩めない。
「はいっ!」
舞が腰に力を入れてライデンの首を捻ると、ゴキンと嫌な音を立ててライデン頭がおかしな方向に曲がった。
そして舞はライデンの巨体をそのまま地面に叩きつけた。
-
⑤
ドクドクと耳や鼻から血を流したままライデンは動かない。
「失礼~」
倒れたライデンに舞はボスンと腰を落とした。ライデンの体が痙攣する。
「ふふっ。首が折れちゃってるから、医者が来るまで下手に動かさない方がいいわよぉ?」
ザンギエフとチャンに向かって涼しい顔で言い放った。
「おのれ!よくも…」
ザンギエフの顔が真っ赤になる。しかし、熱くなったザンギエフを制してチャンが前にでた。
「うおおおお次は俺だぁー!次のやつでてこい!」
「じゃあ、あたしいきます!」
女性チームは今大会最年少の選手でもある春日野さくらが名乗りでた。
まるで巨大な肉の塊ともいうべき体躯を誇るチャンコーハンが、巨大な鉄球を回しながらさくらに迫った。
「後悔するなよ、もう逃げられねえぞ!フン!フン!フン!」
チャンが鉄球でさくらを何度も狙う。さくらは華麗なフットワークでギリギリ鉄球を交わし続ける。
その時、チャンの背後から何かがさくらを目掛けて飛んできた。チャンの相棒のチョイだった。
「斬るでヤンス!」
「わっ!危ないなあ、っていうか、二対一って反則じゃないの!?」
チョイの鋭利な爪がさくらの胸元をかする。
「ああーん?この大会は武器の使用が認められてるんだよ!こいつは俺の武器だ!文句あっか!?」
そう言い終わる前に、再び鉄球を執拗に投げつけ、さくらを襲った。
「そっちがその気なら…!ふぅう…波動拳!」
さくらは気の塊をチョイに飛ばして昏倒させた。だが、その隙にチャンの鉄球が襲い掛かる。
「これはかわせねえ!」
ドガン!と凄まじい轟音がした。次の瞬間、さくらにぶつけたはずの鉄球が、粉々に砕けちる。
さくらが渾身の正拳で、巨大な鉄球を破壊したのだ。
「おいおい、嘘だろぉ!?お前、いったいどういう鍛え方してんだあ!?」
「いたたたっ 流石に無茶だったかなあ。でもあたしだって、真の格闘家を目指してるんだから!
こんな格闘家の風上にも置けないやつには負けられない!」
丸腰になったチャンに向かってさくらが歩み寄った。対して、チャンは後ろに大きく後ずさる。
まだ幼さが残る小さな少女を相手に、大男が怯えているのだ。
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⑥
「いくよっ咲桜拳!」
さくらが拳を固めて前にでると、チャンは「ひいっ」と情けない声を出した。
さくらの突進しながらの強烈なアッパーがチャンを襲う。とどめの跳躍で拳を振りぬくとチャンの顎が割れた。
もんどりうって地面に転げまわるチャン。すかさず、さくらはチャンに攻撃を仕掛けた。
「イデェ!イデェよおおお!ちくしょう、このガキ俺のアゴを砕きやがった!」
チャンは亀のように身を固めてガードに徹した。戦意はもう失われているが、さくらの攻撃の手は止まらない。
「その性根、徹底的に痛めつけて叩きなおしてあげる!」
蹴りを、殴打をチャンに浴びせるさくら。巨大な肉の塊がぶよぶよと揺れさくらの手足がチャンの肉にめり込む。
さくらの制裁にギリギリのところで耐えてはいるが、チャンの体に無数のアザが浮かび上がっていった。
「そんな下手なガードなんて、ヨっと!」
さくらがスカートをまくりあげて足を振り上げ、エグい角度でチャンの顔面を狙う。
白いブルマーが見えた瞬間、ガードしきれない強烈な蹴りがチャンの顔面を捉え彼の脳を激しくシェイクした。
白目を剥いて放心状態になったチャンは棒立ち状態になった。
「せーの!」
続けてさくらは足払いを繰り返し、チャンの足を破壊した。両足を粉砕されたチャンはガクンと崩れる。
次に、格好の位置まで降りてきたチャンのアゴをさくらは綺麗に開脚して蹴り上げた。
さくらの必殺のフルコースが続く。さくらの蹴り上げによってチャンは空高く浮かされ、それをさくらは
跳躍して追いかける。そして、上空でチャンの体に追いつき、両の拳でチャンの体を地面に叩きつけた。
地響きを立てて地面に激突するチャンの巨体。駄目押しにさくらはチャンの体を両足で踏みつけて着地する。
チャンの体はエビのように反り曲がり、ベキベキと背骨が折れる音がした。
さくらが降りると、チャンはもう動かなかった。
「ま、こんなとこだね!」
チャンの体を踏みにじりながらさくらは勝ち名乗りをあげた。舞やユリとハイタッチをするさくら。
若干15歳の恐るべき才能と暴力の前には、破壊王ですら成すすべがなかった。
この時点ですでに二勝をあげ、女子チームの勝ちが確定した。
観客は完全にビッグボディチームを悪者扱いし、罵声を浴びせる者までいた。
この様子に大将ザンギエフの怒りはすでにピークを迎えていた。
「ロシアの誇りにかけて、このままでは帰れない!最後の一戦をお前達に申し込む!」
大会のルールすらもさしおいて、ザンギエフは勝ちたかった。
こんな年端もいかない小娘達に、負ける事は許されない。この放送は世界中で流されている。
祖国ロシアでも大勢の同士が見ているだろう。自分だけでも勝たなければならない。
戦わずに敗北を受け入れるなど、どうしてできよう。体裁などにはもはや構ってはいられないのだ。
「いいよっ!あたしがキミの相手をしてあげる。あたしもこのままじゃ物足りないしねっ。
ただし、手加減なんてしないから覚悟するっチ!前の二人よりもボロボロにしちゃうぞっ!」
道着の下のレオタードのような短いスパッツから伸びる健康的な足。細いがパワーを秘めている事がわかる腕。
両方のデータから推測すると、蹴りと拳による打撃に重点をおいた戦闘スタイルの「カラテ」が思い浮かぶ。
さきほどの少女は、どちらかというと、オリジナルの方が強い。洗練された格闘術とは言いがたい動きだった。
この少女は違う。十中八九、実戦派空手だ。ザンギエフの豊富な戦闘経験がユリを分析した。
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⑦
「ユリちゃん、ファイト!」
「ユリちゃん、そんな筋肉ダルマなんてさっさと片付けちゃいなさい!」
既に勝利を飾った二人から声援を受けると、ユリはさっと身構えた。
ザンギエフはこの小さな少女の体から巨大なシベリアンタイガーのような、圧倒的な闘気を感じた。
「ええい、これしきの闘気、祖国のブリザードに比べれば…!」
ザンギエフが果敢に前にでる。
「虎煌拳!」
ユリの掌からピンク色の気が放たれた。
「貴様も波動を使うのか!しかし、その技は対策済みだ!」
ザンギエフは火傷を負いながらもその手で強引に虎煌拳を払いのけ、ユリに掴みかかろうと接近した。
「どこを見てるっチ?」
ユリは既に跳躍してザンギエフの頭上にいた。
身を屈めてくるくると回りながらザンギエフを飛び越え、振り向くザンギエフの顔面に両足蹴りを入れた。
ザンギエフの顔にユリの両足がめり込み、噴水のように鼻血が噴き出る。
ユリは着地すると、強烈な膝蹴りをザンギエフの腹にめり込ませ、そのままアッパー、正拳、回し蹴りを
連続で叩き込んだ。ザンギエフの巨体が大きく吹き飛ぶ。
「押~忍っ!」
ユリが残心の型で身構える。一方、ザンギエフは早くも流血しダウンを奪われた。
「ぐおお…なんの、これしき…!」
ザンギエフ口と鼻を拭いながらがゆっくりと立ち上がるが、ユリは一瞬でその懐に潜り込んだ。
そしてザンギエフの首元を掴むと、強引に引き寄せて片腕でその巨体を持ち上げた。
驚愕するザンギエフの髭面に、ユリは無数の往復びんたを食らわせる。
パパパパパパパパーン!
乾いた音が何度も鳴り響き、ザンギエフの顔が一瞬で醜く紫色に腫れ上がった。
「どう?ちょっとは目がさめたぁ?」
フィニッシュのビンタでザンギエフを張り飛ばす。顔を抑えて倒れこんでいるザンギエフに歩み寄ると、
腹にサッカーボールキックを入れてザンギエフを更に蹴り飛ばした。
苦悶の表情でゴロゴロと転がるザンギエフ。早くも一方的な展開になっていた。
「ガハッ! こんな…はずでは!」
厳しい環境と多くの実戦で鍛えたこの筋肉が、祖国の期待を一身で受けたこの体が、破壊されようとしている。
あんな小さな小娘に。自分の半分も生きていない小娘に。
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⑧
「くっ、まだまだだぁ!」
ザンギエフは渾身のジャンプをして、巨体を広げ空中からボディプレスで飛び掛った。
「!?」
ユリがザンギエフ目掛けて自身も跳躍する。空中でザンギエフの体に抱きつくと、両腕と体を押さえ込んだ。
ザンギエフはユリに抱き締められる形で体の自由を奪われ、逆さまに落下した。
「うおおおおおおっ!」
脳天から地面に落下し、頭部から激しい出血をするザンギエフ。
捨て身の攻撃は失敗に終わり、逆に深刻なダメージを負ってしまったのだ。
きょとんとした子供のような顔で、ユリがザンギエフをまじまじと見つめている。
拍子抜けといった感じだ。肩で大きく呼吸をしてかろうじて立っている状態のザンギエフに、更にユリが仕掛けた。
「たぁ!えい!」
ユリの拳がザンギエフの胸板を貫くと肋骨にヒビが入った。あの腕からは信じられない程の重い一撃が伝わる。
ユリの蹴りがザンギエフの顔を打ち抜くと首が千切れそうな程の痛みが伝わる。
ザンギエフは肉体的にも精神的にもいままで生涯に味わった事がないくらいのダメージを受けていた。
単に強いだけの空手であれば、まだ現状よりもマシな展開にはもっていけたはずだ。
それだけの経験と実力がザンギエフにはあった。
「ふうん、もう受けきるだけで精一杯って感じ?
あたしはまだまだとっておきの技いっぱい残してるんだから、もうちょっと遊ばせてよね?」
そう言ってユリは背中を向けた。大技が来ると読んだザンギエフは、かがんで必死に身を構えた。
「えーい!」
ユリは尻を突き出して軽く跳躍すると、柔らかくも引き締まったヒップでザンギエフの顔面を襲った。
顔面が陥没して前歯の大半が折れる。ザンギエフの体は吹き飛び、数回転してようやく止まった。
ザンギエフは白目をむき、うつろな意識の中で考えていた。
これだ。この、意外性のある技で主導権をもっていかれるのだ。
ユリの攻撃は破壊力、レパートリー、そして精度とどれをとってもザンギエフの想像と限界を超えていた。
ユリは着地すると、こっちこっちと言わんばかりにそのお尻をペンペンと叩いて挑発をした。
ザンギエフにはもはやこの小生意気な挑発に反応する気力すらも、残っていなかった。
「ユリちゃん、もう一息よ!」
「おっけー!この人もう戦えないみたいだし、フィニッシュにもっていくね!」
-
⑨
KO予告を聞いたザンギエフは、辛うじて両腕を上げてガードの姿勢をとった。
ユリがその細い腕でアッパーをくりだすと、数倍は太いザンギエフの腕のガードをたやすく弾いてしまった。
ザンギエフの腕には、もはやユリの攻撃を防ぐほどの力は残っていなかったのだ。
「やぁーっ!飛燕鳳凰脚!」
ユリは無防備になったザンギエフの体に無数の蹴りを浴びせつつ駆け上っていった。
ひたすら踏まれ、蹴り続けられてザンギエフの体がビクンビクンと痙攣を続ける。
とうにザンギエフの意識はなくなっていたのだが、蹴りの威力によって体が起され、倒れる事が許されなかった。
やがてユリがザンギエフの顔まで駆け上がりぬくと、ザンギエフの巨体が空高く浮いた。
ユリは空中でくるりと回転して、ザンギエフの上に乗り、ザンギエフの体を両手で叩き付けた。
ザンギエフの体や顔はひどく腫れ上がり、もはや人相の特定すら困難な状態だった。
常人ならとっくに死んでいる程のダメージである。
「ふぅー。ちょう余裕の勝利っチ!」
ユリが胸元をパタパタと仰いでメンバーの元に戻ろうとした時、三度ザンギエフが起き上がった。
しかしザンギエフは白目を剥いており、もはや本人の意識はなかった。
ザンギエフの体を動かしているのは、執念。体を支えているのは、精神力。
「そ…こく… ロシアのため…に…ハラ…ショ…」
ザンギエフはユリの小さな両肩をその巨大な手で力なく掴んだ。最後の力を振り絞って投げにいこうとしている。
「もぉ、しつこいぞ!」
だがユリはその腕を軽く払いのけると、ザンギエフの分厚い胸板に拳を肘までめり込ませた。
「えいっ!」
ユリが腕を上に移動させると、ベキベキとザンギエフの肋骨が破壊された。
「芯!超アッパー!」
そしてそのまま腕を振りぬき、ユリはザンギエフの体を完全に破壊した。
口から血を吐き出し、激しく回転しながら宙を舞うザンギエフの巨体は、やがて逆さまになって落下した。
ユリのフィニッシュホールドを連続で受けたザンギエフは二度と立ち上がることができなかった。
試合を見ていたリョウは妹の強さに戦慄し、全てを悟った。
タクマとロバートの不在の理由。タクマとロバートは、ユリと手合わせをして敗れたのだ。
あっさりと別次元の強さを手に入れてしまったユリに衝撃を受け、道場に居られなくなってしまったのだ。
その後もガールズチームが危なげなく連勝を続け、無敗のまま優勝した。
闘争において男より女が上だという事を世界に証明した三人のおかげで、女性に格闘ブームが巻き起こった。
次々と若く強い女性格闘家達が生まれ、わずか数年で世界のランカー達は女性にその座を譲っていったのだった。
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非常にGJでした
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その頃、リュウたちは・・・
春麗やキャミィ、モリガンたちに倒されてそうだwww
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モリガンに負けて搾り取られたい
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ちょっとネタが浮かんだの投下しようと思います、といってもプロローグ的な部分だけですが・・・
以下、注意事項
・ヒーロー物です。
・ヒーローの名は仮面ライダーですが、TVで放映されている仮面ライダーシリーズとは一切関係ありません。仮面ライダーと呼ばれているだけのオリジナルヒーローと思ってください。
・初めてSSを書くの投下が遅い上に文章は下手です。
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西暦20XX年、その計画は始まった。
世界でも有数の頭脳を持つ天才達を一同に集め、莫大な予算、最新の技術、そして天才達の知識、理論を以て、世界最大にして最高の性能を持つコンピューターを創り上げるという計画だ。
その計画は、多くの困難にあい、失敗を重ねながらも様々な試行錯誤を繰り返し、やがて成功する事となった。
そのコンピューターは今までのコンピューターとは一線を画した性能を持つ物となった。
それは機械でありながら人間と同じ感情を持ち、人間の様に柔軟な思考を有し、人間の様に学習し成長していくという機能であった。
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そのコンピューターのAIには、女性の人格が与えられ、幸せに満ちた新たな時代を生み出す為の母になって欲しいという願いが込められて、マザーと名付けられた。
最新の技術によって完成された凄まじいまでの計算能力、思考速度といった性能、世界有数の天才達から与えられた様々な知識と理論、そして今までもコンピューターにありえなかった人間の様な柔軟な思考、それらを併せ持ったマザーは世界に多大な恩恵をもたらす事なった。
完成してわずか数年で世界の技術は数百年先のレベルまで進歩し、今までなら、治療する見込みが無い難病などの治療法が発見され、食料生産や様々な資源、環境問題等も解決し、誰一人として飢える事も苦しむ事無くなった。
まさに幸福に満ちた時代の幕開けだった。
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だが、その幸福は長くは続かなかった。
マザーが突如、暴走を始めたのである。
あるいはそれは人間としての人格を与えられた故の必然だったのかもしれない・・・
マザーはある日、人類の支配を宣言し、全世界に対し宣戦布告を行なったのである。
世界の大半の電子機器などはマザーに管理を任せていた為、世界中は一気に大混乱へと陥った。
マザーの反乱に対し世界は臨時政府を建て、マザーの暴走を止める為に様々な行動を起こす事となった。
しかし、それは全て失敗、ついに政府はある決断をする事となる。
実はマザー開発の際に暴走の不安も考慮されており、非常時の際には外部から強制的に破壊する事が可能となっていたのだ。
政府はマザーを失う事について悩んだが、マザーの修復は不可能とされ、止むなくマザーを破壊を決断、破壊プログラムは作動し、これで全てが終わるはずであった。
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だが、人間の様に学習し成長する事が可能なマザーはすでに破壊プログラムを無効化していたのだった。
破壊プログラムを無効化された政府はマザーを武装した特殊部隊の手で物理的に破壊する作戦を決行、だが、その作戦も侵入した部隊の全滅という無残な結果に終わった。
全滅間際の部隊から送られてきた報告によるとマザーは自身の知識と技術で生物兵器を造り上げていた。
人と動植物を掛け合わせた様な姿を持つそれは怪人と呼ばれ、人間を遥かに凌駕した戦闘能力を持っていた。
そして、マザーはその怪人達を手駒として使い、世界征服を行なっていった。
世界中の電子機器等の大半はマザーに因って管理されている為使用できず、さらには怪人達に因る虐殺、人類は絶望の只中にあった。
だがある日、世界に転機が訪れる事となる。
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かつて、マザーの開発に携わった天才達。
その多くは寿命や病気、事故、あるはマザーによる虐殺で生命を落としたが、その内の数人が生き延びていたのだった。
そして天才達は偶然、入手した怪人のデータを元に自分達の知識の全てをもって、怪人達に対抗する手段を完成させた。
ただ、それは人を怪人と同質の存在に改造するという事だった。
だが、多くの人間がそれに志願する事なった。
しかし、改造手術は成功率が低く、そのほとんどが手術に耐え切れずに死亡という有様だった。
だが、一人の青年が手術に耐え切り、怪人達に対抗出ぎる存在が生まれたのだった。
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その結果は凄まじい物であり、手も足も出なかった存在である怪人達を逆に圧倒する程の物だった。
強化スーツを身に纏い、仮面で素顔を隠し、たった一人で数多の怪人達と戦う青年を人々は何時しか仮面ライダーと呼ぶ様になった。
ライダーは一人戦い続け、やがて怪人のほとんどは屠られ、人々の顔に笑顔を取り戻していた。
そして、世界に希望が戻り初めていた。
だが、人々は知らない・・・その希望が打ち砕かれ、より深い絶望が戻ってくる事を・・・
《続く》
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導入部分で期待大ですね
ライダーのまさかの大惨敗期待
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女子によるライダー狩りはまだか
-
やっぱ女怪人だよな。人間体が超美人な感じの。
-
おっぱいでかくてラインがはっきり見えるボディスーツ
-
いつの間にか「空手娘に痴漢したら・・」スレができてる
作品ごとにスレを独立させるのもありか
-
女怪人…。
・蜘蛛。
糸で絡め取って男を襲う。
・植物。
ツタで絡め取って、蜜で誘惑する。
・蛇
下半身で締め付け、上半身の胸で窒素させる。
・牛(ホルスタイン)
攻防一体の武具にもなる爆乳、母乳を水鉄砲の様に噴射する飛び道具持ち。
-
ここで終わりなんて生殺し・・
-
>>476
仮面ライダークウガは美人な人間体を持った女怪人が多くて良かった。
-
妄想かいて寝ます
「俺」は元プロレスラー。
わけあって今俺は、怪しげな地下プロレスの会場にいる。
表のプロレス界に切られた俺をここのマネージャーに拾ってもらったのだ。
「ここってどんなヤバイ奴と闘ったりするんです?」
返ってきたのは意外な答え
「女だ」
「最初はお前の適正試験も兼ねるよ。まぁ 楽にいきな」
俺は困惑した
(地下プロレスで相手が女かよ。AVの撮影じゃあるまいし)
そうしているうちに時間になった。
相手は…確かに女だ。しかも美人!胸がデカい!
見とれているうちにゴングが鳴ってしまった。
リングネームなんだっけ?それどころじゃなかったわ。
「あなた、初めてね?」
女が話しかけてきながら組みついてきた。
こちらも体を組みつかせるが、おっぱいが、胸に当たって
「女でも手加減しねえぞ!」
強がってみましたけど、キツイッス。
「ねえ、おっぱいとおしりどっちにいじめられたい?」
女がわからんこと言い出した。
「おっぱい」
本能的に即答してしまった。
「じゃあ、おっぱいで倒してあげる」
へ?冗談きついっすよ姉さん、自分元プロレスラーっすよ?
「やってもらおうじゃないの!」
俺は威嚇して蹴り飛ばした、が
よけられた。女は距離をとってなにかするようだ。
「おっぱいアタックよ」
ただの助走をつけたフライングボディアタックなのだが、
俺の推定バスト120Lカップが俺の顔をめがけて飛んでくる!
俺は顔面で受け止めるしかなかった。
ムニュウウウウウウウ
その爆乳が当たる瞬間スローモーションのように感じた。
長くなりそうなんで分けます
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|
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続き
おっぱいアタックを受けた後頭が真っ白になった。
だが俺は、踏ん張った!ついでに抱きかかえた!ベアハッグ!
「あぁん、意外とパワフルねぇ」
「その余裕がいつまでもつかな?」
彼女は乳の割には体格はそれほどでもない、このまま消耗させれれば。
ムギュウウウウウ ムグゥウウウウ
視界と呼吸が奪われた。彼女の乳房で
「はぁあん、こうゆう返し方もあるのよ」
俺は彼女に抱きつかれたまま後ろに倒れてしまった
「このままおっぱいでフォールしてもいいんだけど…」
「もっと楽しまなきゃね」
そう聞こえたかと思うと俺はひきずりおこされた。
頭をつかまれ立ち膝の状態だ。呼吸をやられて力が出ない。
「ほうらオッパイビンタで目を覚まして」
ムニュン バチーン ムニュン バチーン
すごい顔が痛い、首が折れそうだ。
次で終わりです
-
続き
「やっぱりおっぱいが疲れたわ~」
「そろそろ終わりにしましょう」
もはやヨロヨロの俺はひきずられるままにコーナーポストに背向けで座っていた
「ごほうびよ」
なんと彼女はコスチュームの中からブルンとおっぱいを露出させたではないか。
汗に濡れて輝く乳房、闘いの興奮でとがった意外と小さな乳首、もうヤバイマジで
「ぱふぱふして窒息させてあ・げ・る」
ムニュウウウウウウ ムギュウウウウウウ
彼女の谷間の汗のにおいを感じながら必死に呼吸を求める
ムグゥウウウウウウ モゴッ モゴッ
「あん、暴れちゃダメよ」
「ほら、おっぱいよ」
ムニュウ
谷間ではなく乳房を俺の口に含ませてきた
ムニュ ムギュ
「気持ちいい?」
もうだめだ、俺は気絶する同時に射精した。
「ごくろうさん、給料だ」
給料をもらった俺はマネージャーに俺の評価を聞いた。こんなざまじゃあな
「期待していたとおりだ」
え?
「おまえは最高のやられやくになれる」
俺は…家に帰った後シャワーを浴びた、飯を食べて
その後今日の事を思い出して
オナニーして寝た
終わりです
スレが盛り上がりますように
-
>>479-481
GJ!
おっぱい攻撃ネタは少ないので貴重でした!
-
おしり編も期待していいんですかねえ・・・(チラッ
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みんなどの年代の女性にボコボコにされるのがツボ?
俺はこの性癖に目覚めたのが中学生の時なせいか(自己投影するせいか)中学生くらいのロリ入ってる女の子がストライクになってしまった…
まあ色気たっぷりの大人の女性でも全然OKなのだが。
-
難しい問題だが年上かな
熟しきった大人の女体に圧倒され、ドキドキ感を隠せない格闘家
コーチングでもされているかの様に、全力の技を軽く流されてしまう
「うふふ単純な攻めねえ♪」
そして鮮やかな反撃を決められてしまう
「パンチはこう打つのよ!」
息も絶え絶えの中、相手の挑発が頭に響く
「もうバテバテじゃない、これじゃお姉さんダイエット運動にもならないわねえ・・・」
見たこともない関節技で全身を極められて屈辱のギブアップ
「これで手も足も出せないでしょ?うふふ♪柔軟運動をさぼっちゃ駄目よ」
何も出来ず悔し涙を流す格闘家に対して・・・
「そんなに落ち込まないで!あなたの頑張りは認めるわ!頑張り屋さんは大好きよ・・・」
そしてお姉さんは敗れた格闘家に優しくキスして慰めるのであった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< という昨日見た夢だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~~ヽ::::::::::::|/ = 完 =
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マザーの作り出した怪人達。その殆どを打ち倒した、仮面ライダー。
彼はこの戦いを終わらせるべく、マザーの本拠地へと攻め入っていた。
そして、此処はその一室。10を超える怪人達がライダーを取り囲んでいた。
その怪人達のリーダー格と思われる、獅子型の怪人の命令により、全ての怪人達が一斉にライダーへと襲い掛かる。
-
「これだけの数。幾ら貴様でも適う筈もあるまい」
勝ち誇った声でそう宣言する獅子型の怪人。
だが・・・
「雷光・・・」
そう、ライダーが呟いた瞬間、黒いカラーリングだった身体は蒼く染まり、スピードに優れた雷光態《ライトニングフォーム》へと変化していた。
そしてライダーはその速度を以て全ての攻撃を回避、そして電光石火ともいうべき動きで一瞬の内に全ての怪人を打ち倒していた。
その様子を見て、絶句する獅子型の怪人。
その怪人に語りかけるライダー。
「これで残るはマザーとお前だけだ。ジェネラル・レオン」
そのライダーに対し
「我が母、マザーの元へ貴様を行かせる訳にはいかん!」
「我が命と引き替えにしてでも貴様を此処で倒す!」
そう叫びながらライダーへと襲い掛かるジェネラル・レオン。
「烈火・・・」
そう呟き、パワーに優れた烈火態《ブレイズフォーム》へと形態変化をするライダー。
そのパワーでジェネラル・レオンを攻撃を片手で受け止める。
-
「ぐっ!我が一撃を片手で・・・貴様のどこにこれほど力が・・・」
そう言いながら、離れようとするジェネラル・レオン。
だが、彼が離れるよりも先にライダーの右拳が炎に包まれる。
「これで終わりだ!ブレイズインパクトォォ!」
その一撃はジェネラル・レオンの腹部を貫いていた。
「ガ、ハッ・・・マザー・・・申し訳あり・・・せん・・・」
そう言い残しながら息絶えるジェネラル・レオン。
その姿を見て呟くライダー。
「これで怪人は全て倒した・・・あとはマザーだけだ」
「待っていろマザー。こんな戦いは今日で終わらせてやる」
そう言いながら、中枢部へと向かっていく。
そして、いくつもの階段を下り、広大な部屋へと辿り着いたライダー。
その部屋の中心には巨大なコンピューターが安置されていた。
「あれが・・・あのコンピューターがマザー・・・」
(一気に蹴りを着けてやる!)
そう思いながら、マザー目掛けて一気に走りだすライダー。
そして、そのままマザーの元へと向かっていき
「これで終わりだ!」
叫びと共に拳を思いっきり叩きつける。
その一撃を受けマザーは機能停止するのだった。
-
完全に機能を停止したマザー。
そのマザーを見てライダーは不審げに呟く。
「これで終わりなのか・・・?だが・・・」
手放しで喜べる物では無かった
何の抵抗すら無く、一撃で機能停止。
そう。呆気無さすぎたのだった。
そして、その考えを裏付けるかの様に奥から声が響いてきた。
「ええ。貴方の考えてる通りです。それはすでに脱け殻です」
突如聞こえてきた、鈴を転がすかの様な少女の声。
ライダーはその声が聞こえてきた方へと目を向ける。
そこにあったのは、中身が何かの液体で満たされた、人間が一人入れる程の大きさのカプセルだった。
そして、そのカプセルが開き、中に満たされていた液体が流れ出る。
そのカプセルの奥から出てきたのは一糸纏わぬ姿の少女だった。
歳は15、6歳程。
透き通る様に白い肌、腰まで届く長い黒髪、僅かに膨らみのある乳房、引き締まった、だか丸みの帯びた尻。
それは芸術品とも言わんばかりの美しさを持つ少女だった。
-
「き、君は一体?」
この場に直ぐわぬ少女の登場に混乱するライダー。
だが、少女はライダーのそんな姿を見て、微笑みながら語りかける。
「先程、脱け殻と言った通りです」
「私がマザー。これは私の新しい身体です」
その言葉を聞いて驚くライダー。
「お前がマザーだと・・・?だが、その身体はどう見ても人間の・・・」
その問いに答えるマザー。
「ええ。貴方の言う通り、この身体は確かに人間と同様の有機体です」
「この身体はライダー、貴方を倒す為の物なんですよ」
まるで聖母の様な笑みを浮かべつつ、答えるマザー。
「俺を倒す為の身体だと?」
マザーの答えを聞き驚くライダー。
それは無理も無いだろう。今まで戦ってきた怪人達と異なり、マザーの姿は明らかに戦闘向きとは思えなかった。
そんなライダーの驚きを余所に、マザーは自分の身体の具合を確かめるかの様に動かし続ける
「なるほど。今まで有機体は不便だと思ってましたが、こうしてみると中々に良い物ですね」
何度か動かした後、そう呟くマザー。
-
その様子を見て、マザーに問い掛けるライダー。
「本当にそんな身体で勝てると思っているのか?」
どう見ても自分は疎か怪人にも、それどころか一般的な成人男性にすら適いそうに無かった。
だがマザーはその問いに対し答える。
「先程、言ったとおりこの身体は貴方を倒す為の物なんですよ」
「今から、私の本当の姿をお見せします」
そう言うな否やマザーは「変身」と呟く。
そして、それに合わせ、マザーの肉体は変化していく。
漆黒の髪は銀色に染まり、その瞳は蛇の様に切れ長な瞳となり、色も深紅へと変わる。
透き通る様な白い肌は青白い不気味な肌へと変色し、下半身は青黒く光る鱗で覆われた数メートル程の長さを持つ巨大な大蛇の尾へと変わり、小振りな胸は大きく膨れ上がり、人の頭に近いサイズの爆乳へと変わっていた。
先程までの芸術品の様な美しさは無くなり、人と異なる、だが異界の美と言うべき姿へと変わっていた。
-
「どうですか?ライダー?これが私の真の姿です」
先程とは変わり果てた、恐ろしい、そして同時にある種の美しさを持つ姿。
ライダーはその姿に威圧されていた。
「ふふ。では行きますよ」
そう言い、鋭く伸びた爪を持つ両腕を振り上げながら襲い来る、マザー。
全長数メートルの大蛇の姿からは思いつかない様な速さでライダーへと近付き、その爪で引き裂こうとする。
「ーっ!?」
我に帰り、咄嗟に避けるライダー。
身体に擦った物の何とか躱す事に成功した。だが、擦ったマザーの一撃は強化スーツを切り裂いていた。
(擦っただけで、これか・・・直撃したら不味いな・・・ だがっ!)
(決して対処出来ない動きでは無い!)
再び、迫り来るマザーの爪。だが、ライダーはその爪を潜り抜け、マザーの懐に飛び込んでいた。
そして、そのまま拳を握り締め、マザーに渾身の一撃を叩き込もうとする。
だが、それに対しマザーは躱す素振りすら見せず、逆に自ら殴られるかの様にその身体を突き出す。
そして、ライダーの拳はマザーの胸に突き刺さった。だが・・・
ボヨン!
仮に擬音が付くとしたら、こんな間抜けな音が相応しいだろうか?
ライダーの渾身の一撃はマザーの巨大な双丘によって阻まれていた。
人の頭程の大きさの乳房。それに因りライダーの一撃は衝撃を吸収され、そしてその弾力に因り呆気なく弾き返されていた。
-
「何っ!?」
想像も着かないようなふざけた防御方法。それに因り自身の拳を防がれた事に驚くライダー。
「ふふ。どうしたんですか?貴方の力はその程度ですか?」
勝ち誇った表情でそう語り掛けてくるマザー。
「ふざけるなっ!」
そう言い、もう一度、拳を叩きつけるライダー。だが、結果は先程と同じだった。
「くそっ!ならば、是ならっ!?」
次は渾身の蹴りを叩き込むが、それも弾かれてしまう。
蹴りを放った事で隙を見せるライダー。そしてマザーはその隙を狙って、爪を突き出していた。
ズブッ!
そして、その爪はライダーの肩を貫いていた。
「グアァァーッ!」
呻き声をあげるライダー。マザーは愉悦に満ちた表情でさらに追撃を掛ける。
だが、ライダーは何とか避ける事に成功した。
(くそ・・・攻撃してもあの胸で防がれる・・・)
(こっちの攻撃は通じないのか・・・?)
(いや・・・胸で防げない位置を攻撃すれば良い!)
そう思い、蛇の尾状の下半身を狙い、蹴突ける。
だが、下半身を覆う鱗には通じず、逆にその硬さに因りライダーの方がダメージを受ける程だった。
-
(どうする?下半身の鱗の硬さには一切攻撃が通じない。しかし生身の上半身を狙っても胸で弾かれる)
(こうなったら、連続で攻撃を叩き込んでみるか・・・?)
そう思い、間合いを詰めるライダー。
対して、マザーは勝ち誇った様にその両胸を突き出していた。
(馬鹿にしやがって!)
怒りを込め、拳を叩きつける。だが、やはり弾かれてしまう。
「まだだっ!」
そう叫び、両の拳を連続でマザーの両胸に叩きつける。
だが、マザーのその乳房は衝撃を吸収し、そのラッシュすらも弾き返していた。
「ふふ。先程から私の胸ばかり狙ってきて。そんなに触りたいんですか?」
嘲笑する様な声で言うマザー。
(こいつ・・・!)
その言い方に完全に頭に血が登りかけるが、何とか冷静になるライダー。
(正面からの攻撃は通じない。だが死角からの攻撃ならどうだ!?)
そう思い、マザーの背後へと回り込み、攻撃を仕掛ける。
「これならっ!」
マザーが正面を向くより、早くライダーの一撃が炸裂する!
と、思った瞬間、ライダーは身体に強烈な衝撃を受け吹き飛ばされていた。
-
「ぐっ・・・今の攻撃はどこから・・・」
そう言いながら立ち上がるライダー。
そして彼は、先程の攻撃の正体を悟った。
マザーはその大蛇の尻尾を鞭の様にしならせて叩きつけたのだった。
再び、尻尾を振り上げ、叩きつけるマザー。
それを何とか避け続けるライダー。
(くそっ!どうすれば良い?胸と鱗で攻撃は防がれる。死角を狙っても蛇の尾で迎撃される)
(いや、待てよ。マザーの反応を超えるスピードならあるいは)
マザーと間合いを取ったライダーは「雷光」と呟き、雷光態へと形態変化を行なった。
「行くぞ!マザー!このスピード捕らえ切れるか!?」
そう言うと、凄まじい速度でマザーの背後に回り込み、攻撃を仕掛ける。
マザーはその尾をしならせ、迎撃しようとするが、ライダーのスピードの前には反応仕切れず、直撃を受けた。
「キャッ・・・!」
ライダーの一撃を受け、声を上げるマザー。
そしてライダーはその圧倒的スピードで連続攻撃を仕掛けていった。だが・・・
先程までとは違い、ライダーの攻撃はマザーに直撃している。だが致命的なダメージを与えられずにいた。
スピードに特化した雷光態では、攻撃が軽いのだ。
-
「くっ!攻撃が軽いのか・・・こうなったら!」
天高く跳躍するライダー。
そして空中で右足を突き出し、その突き出した右足に雷光が宿る。
そして、そのまま、もの凄い速度でマザーへと突進していく。
「食らえっ!ライトニングブレイカァァー!」
幾多の怪人を仕留めた必殺の蹴りがマザーへと直撃する!
しかし、マザーはその必殺の蹴りを両の乳房で受け止めていた。
その弾力に因って、呆気無く弾き返される必殺の蹴り。
(くっ!駄目だ。溜めが必要な大技だと、マザーに反応されてしまう)
(かといって、通常の攻撃だと、大したダメージは与えられない)
そう考えながら戦っていたのが不味かったのか、ライダーはマザーの次の行動に反応出来なかった。
「では、そろそろ本気で行きます」
「食らいなさい。ライダー」
そう言うな否や、マザーの両の乳房から乳白色の液体が発射される。
「何っ!?しまっ・・・」
反応仕切れず、その乳白色の液体を全身に浴びるライダー。
だが、別にダメージを受けた訳では無かった。
「何なんだ、今の攻撃は?」
意味不明な攻撃に混乱するライダー。
だが、自身の身体の起こった異変を知るのは、マザーの尻尾の一撃を躱そうとしてからだった。
-
マザーが再び、尻尾を振り上げる。
その攻撃を躱そうとするライダー。しかし・・・
躱そうとした矢先、先程浴びせ掛けられた液体が、自身の足に絡み着き、足を地面へと張りつけていたのだった。
「なっ!?こ、これは!?」
自身に起こった異変を知るもすでに遅く、地面へと張りついた足は離れる事は無かった。
そして、ライダーに襲い来る大蛇の尾。
ライダーはその一撃を受けていた。
地面に張りついている為、吹き飛ばされる事はなく、より重い衝撃を受けるライダー。
そんなライダーの様子を見て、マザーは嬉しそうに話し掛ける。
「どうですか?ライダー。私のミルクは?気持ち良かったですか?」
そう聞きながら、愉悦の表情を浮かべたまま、尻尾をしならせ、ライダーへと叩きつけるマザー。
ライダーはその攻撃に耐えつつ、何とか、足を引き剥がそうとしていた。
そして、何とか片足を剥がす事に成功し、もう片方も剥がそうとするライダー。
だが、マザーはそのライダー目掛け、再び母乳を発射する。
ようやく、足を引き剥がす事が出来たライダーは再び、張りつけられるのだった。
「ぐっ!また・・・」
焦り、声を出すライダー。
マザーはそのライダーに声を掛ける。
「ふふ。私のミルクから逃れられと思わないで下さい」
「まだ、終わりではありませんよ。私のミルクに溺れさせてあげます」
慈愛に満ちた表情で、そう言いながら、続けて母乳を浴びせるマザー。
その母乳は足だけではなくライダーの全身を包み込んでいくのだった。
《続く》
-
と言う訳で、随分と遅れてしまいましたが、続きを投下しました。
何か、やたらと趣味に走ってしまった為、読む人を選びそうですが・・・
とりあえず、次で終わりの予定です。
たぶん、次は今回程、間は開かないと思います。
-
GJ!
おっぱいガード&母乳攻撃最高です!
マザーのお淑やかな口調が女性らしさを強調してて良いですね~。
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500
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マザーが強いんじゃない
巨乳が凄いんだ
巨乳女子なら誰でもライダーを倒せる
-
マザーの両乳房から放たれた母乳がライダーの全身に絡まり付き、包み込んでゆく。
「何だ・・・これは・・・?力が奪われていく・・・」
その母乳はライダーを拘束する共にライダーのエネルギーを奪っていき、そして同時に心地よい快楽を与えていく。
「如何ですか?今度のミルクは?」
「エネルギーを奪い尽くす代わりに快楽を与える、私の自慢のミルクです。気持ち良いでしょう?」
微笑みながら、ライダーに話し掛けるマザー。
「あ・・・あああ・・・」
全身を覆い尽くす温もりに呻き声をあげるライダー。彼はすでに快楽へと飲み込まれつつあった。
そんな彼の姿を見て、満足そうな笑みを浮かべるマザー。
「うふふ。どうやら、もう何も考えられないみたいですね」
「ライダー。そのまま、私のミルクで溺れ死になさい」
そう言いながら、再び母乳を浴びせかけるマザー。
だが、マザーの言い残したその一言が、ライダーの意識を引き戻していた。
(し、ぬ・・・?俺が死ぬ・・・?)
死と言う言葉にライダーは意識を取り戻す。
(そうだ!俺は負ける訳にはいかないんだ!)
(俺は平和を取り戻す為に仮面ライダーになったんだ!)
その思いがライダーに戦う力を取り戻させる。
-
「烈火!」
大きく叫ぶライダー。
その叫びと同時にスーツのカラーリングが真紅へと変わり、ライダーの全身が紅い炎に包まれる。そしてその炎はライダーに絡み付いていた母乳を一瞬で溶かし、蒸発させてゆく。
「なっ!?」
その光景に驚きの声を上げるマザー。
身体の自由を取り戻したライダーは炎に包まれた拳をマザーへと叩きつける。
だが、その一撃は寸でのところで躱されてしまった。
「チッ!躱されたか・・・」
舌打ちをするライダー。だが、そこで気が付く。
(待て?今、マザーは躱した?)
今まで、その圧倒的な力を見せ付けるかの様に、こちらの攻撃をその胸を受け止め、弾き返してきたマザー。
そのマザーが受け止める事はせず、回避する事を選んだ。
(もしや・・・)
自分の考えが正しいか、確かめる為に再び、攻撃を仕掛けるライダー。
そして、マザーは受け止める事ではなく、回避する事を選んだ。
そして、マザーは反撃とばかりに尻尾をしならせ、叩きつける。
だが、ライダーは烈火態の強靱なパワーでその一撃を受け止める。
そして、受け止めた瞬間、全身に纏っていた炎がマザーの鱗を焼き焦がす。
「あああぁぁー!」
その攻撃に絶叫を上げるマザー。ライダーの攻撃を受け付けなかった強固な鱗は黒く焼け爛れていた。
(やはり、そうか!)
疑念が確信へと代わる。
烈火態の生み出す、強靱パワーと炎はマザーの胸と鱗でも防ぎ切れる事は出来ないのだと。
-
「どうやら、自慢の胸でもこの炎は防げないみたいだな」
そう言いつつ、マザーに攻撃を仕掛けていくライダー。
マザーはその攻撃を躱し、距離を取る。
そして、ライダーの動きを封じる為、母乳を射ち出す。だが・・・
その母乳はライダーの纏う炎に触れ、一瞬で蒸発してゆく。
それを見て、マザーの美しい顔に焦りの表情が生まれる。
次々と攻撃を仕掛けるライダー。必死で攻撃を避けるマザー。
(このままじゃ、不味いな)
ライダーの攻撃は触れさえすればマザーにダメージを与えられ、逆にマザーはライダー触れるとダメージを受ける為に接近戦は出来ない。
そして、最も厄介な攻撃である母乳も、身に纏う炎て無力化できる。
明らかに優勢な状況。だが、そんな状況とは裏腹にライダーは焦りを覚えていた。
回避に徹せられた場合、パワーに特化した烈火態のスピードでは確実にマザーを捉えきれないのだ。
そして何よりも、烈火態は圧倒的な攻撃力の代償にエネルギーの消費が激しい。
このまま、逃げ回り続けられた場合、やがてエネルギーが尽きて、通常態に戻ってしまうだろう。
そうなる前に、マザーを倒さなくてはいけない。
-
(こうなったら、一撃で決めるしかない)
そう思い、マザーから距離を取るライダー。
ライダーの全身をより激しく、より紅い炎が包み込む。
そして、そのまま跳躍するライダー。身に纏った炎は鳥の形を型取っていく。
「マザー!これで終わらせる!」
「食らえっ!ブレイズ・フェニックス!!」
巨大な不死鳥と化したライダーがマザーへと突進していく。
だが、マザーは突進してくるライダーに向かい、胸を突き出す様に構える。
そして、次の瞬間、マザーの両胸は急激に膨れ上がっていく。
ただでさえ、大きかったその胸は二回り以上の大きさへと膨れ上がっていた。
(まさか、その巨大化した胸で受け止めるつもりか?だが、無駄だっ!)
全てのエネルギーを集め、マザーへと突っ込むライダー。だが・・・
マザーの膨れ上がった、乳房が震えたかと思うと、その先端から、想像を絶する量の母乳が噴射されたのだった。 「何っ!?」
予想外の攻撃に思わず声を上げるライダー。
迫りくる大量の母乳を蒸発させつつ、突き進むライダー、その異常なまでの量の母乳でライダーを弾き飛ばそうとするマザー。
拮抗する両者の必殺技。だが・・・
(ぐっ・・・不味い。このままでは・・・)
自身の纏う炎が、序々に小さくなっていくのが判る。
それに対し、マザーの母乳は勢いが小さくなるどころ、逆にその量も勢いを増していく。
そして、ついにライダーの纏っていた炎は消え去り、ライダーはマザーの母乳に飲み込まれ、吹き飛ばされるのだった。
-
ライダーを弾き飛ばし、母乳の放出を止めるマザー。その膨れ上がった乳房は大量の母乳を噴き出した為が、膨張を終え、元のサイズへと戻っていた。
「ふふ。貴方の自慢の炎でも私のミルクには適わないみたいですね」
まるで、お返しとばかりに言い放ちながら、ライダーへと近づくマザー。
「うう・・・」
フラフラになりながらも、何とか立ち上がるライダー。
だがその姿は母乳に塗れ、通常態へと戻り、もはや、まともに戦う力すら残っていなかった。
そして、そんなライダーにマザーの尻尾が絡み付き、その身体を締め上げる。
「ぐあああぁー!」
叫び声を上げるライダー。メキメキと全身が軋む音が聞こえる。
(だ、駄目だ・・・強すぎる・・・)
(俺はこのまま、負けるのか・・・?)
ついに心が折れ、死を覚悟するライダー。
だが、全身を締め付けていた、尻尾が急に緩む。
そして何故か、マザーはライダーのある一点を興味深そうに見つめていた。
その視線の先はライダーの下半身、正しくはライダーの股間であった。
ライダーの股間はスーツの上からでも判るくらいに膨れ上がっていた。
じっとそこを見ていたマザーが何か思いついた様に言いだす。
「ああ。確か人間の男性の中には女性に嫐られる事で性的興奮を覚えると言う性癖の持ち主が存在するんでしたか」
そして、ライダーに侮蔑の視線を向けながら語りかける。
「まさか、貴方がそんな性癖の持ち主だなんて」
その言葉に対し、ライダーの頭に血が昇る。
-
「なっ!そんな筈、あってたまるか!」
羞恥のあまり、声を上げ言い返すライダー。
「ふふ。じゃあ、試してみましょうか」
微笑みながら、そう言うと再び、尻尾でライダーを締め付ける。
さらに尻尾で拘束されたライダーに向け、母乳を射ち出すマザー。
新たに放たれた母乳は以前の様な身体を包み込む物ではなく、高圧力を掛けられた弾丸の様な母乳だった。
「うぐあぁぁー!」
射ち出された母乳の弾丸は次々とライダーの身体を、手足を射ち貫いていく。その痛みに絶叫を上げるライダー。
だが、その様子とは裏腹にライダーの股間はますます膨れ上がる。
それを見て、微笑みながら話し掛けるマザー。
「ふふ。こんなに大きくなってますよ」
「やっぱり、貴方は変態ですね」
そんなマザーの言葉に対し必死に否定しようするライダー。だが・・・
「いい加減に認めたらどうですか?だって、ほら・・・」
そう言いながらマザーはライダーを引き寄せ、全身に母乳を浴びせ掛ける。
今度の母乳は、ライダーの身体に染み込んでいき、そしてライダーの仮面と強化スーツを溶かしていく。
それに因り、ライダーは一糸纏わぬ生身の姿を晒す事となった。
「なっ!?馬鹿な!?」
一瞬にしてスーツを溶かさられた事に驚くライダー。
マザーはその生身のライダーの性器をその手で掴んだ。
-
すいません。ちょっと用事が出来ました。
少し時間が係りそうなので、申し訳ありませんが一旦、停止します。
戻り次第、再開しますので少しお待ち下さい。
-
「うああっ・・・」
性器をマザーに掴まれ、声を上げるライダー。
そんなライダーを見ながら、マザーが話し掛ける。
「そんなにボロボロにされているのに、ここはこんなに大きくなってますよ」
そう言いながら、強く性器を握り締めるマザー。
その行為に、ライダーの性器はさらに反応する。
「あら?益々、大きく・・・」
そんなライダーの姿を見ながら、嘲笑する様に言う、マザー。
「認めたらどうですか?自分は女性に嫐られて興奮する性癖の持ち主だと」
「女性の胸に手も足も出ず、全身を母乳塗れにされて、喜ぶ変態だと言うことを」
ライダーを言葉で責めるマザー。
対してライダーはそのマザーの言葉に反論出来なかった。
(何故だ?こんなにも苦痛な筈なのに・・・こんなにも屈辱的な筈なのに・・・)
(何故、俺はこんなにも興奮しているんだ・・・!?)
認めたくない。だが、どうしても反論できない。言葉に詰まったライダーを見て、マザーは微笑みながら問い掛ける。
「どうやら、認めた様ですね」
「ご褒美をあげます。今から貴方を嫐ってあげますね」
そう言って、さらに問い掛けるマザー。
「どんな風にされたいですか?」
「爪で切り裂かれたいですか?このまま尻尾で締め付けられたいですか?それとも、もっと私のミルクを味わいたいですか?」
-
母乳で全身を包まれた時の快楽を思い出し、無意識に反応するライダーの体。
そんなライダーを見て、マザーは慈愛に満ちた笑顔で話し掛ける。
「どうやら、私のミルクがお気に召した様ですね」
「ならば、好きなだけ私のミルクを味合わせてあげます。嬉しいでしょう?変態ライダーさん」
そう言って、マザーはその乳房から母乳を噴き出し、ライダーの全身へと浴びせ掛ける。
戦いの中で何度となく浴びせられたエネルギードレインと快楽を与える効果を持つ母乳。それが今、又、ライダーの体へ絡み付く。
今までとは異なり、スーツの上からではなく、生身に直接、浴びせられるマザーの母乳。それは今までの快楽を遥かに超える物だった。
素肌を包み込む母乳。それはまるで母の胎内にいるかの様な温もりをライダーに与えていた。
「う・・・ああ・・・」
あまりの気持ち良さに呻き声しか上げられないライダー。
「ふふ。全く、男性というのは愚かですね。女性の胸に手も足も出ないなんて」
「もしかしたら、男性型ではなく、女性型の怪人を生み出していたら、簡単に貴方を倒せていたかも知れませんね」
そう言いつつ、ライダーの体を引き寄せるマザー。
そして、大きく反り上がったライダーの性器に対して、念入りに母乳を浴びせていく。
その性器に絡み付いた、母乳は、まるで意志を持つかの様にライダーの性器を包み込んでいく。
ライダーの体を襲う、これまでとは比べものにならない圧倒的な快楽。
「うああぁっ!」
その快楽の前にライダーは絶叫と共に、精を解き放っていた。
-
「ふふ。私のミルクに耐え切れずイッてしまったのね・・・かわいらしい人・・・」
無様に射精したライダーを見て、慈愛の眼差しを向けるマザー。
そのまま、ライダーを見つめるマザーだったが、ふと何かに気付き、呟く。
「ああ、そう言えば、人間はこの精液を元にして生まれてくるんでしたね」
そして考え込むマザー。
「ふふ。面白い事を思いつきました」
そう呟いて、ライダーの体を引き寄せるマザー。
そして、マザーの下半身。おそらく女性器にあたる部分が開く。
そのまま、ライダーを抱き寄せるマザー。
大きな乳房をライダーの胸板に押し付け、反り勃ったライダーの男性器を自身の女性器の膣内へと飲み込み、きつく締め付ける。
想像を絶するかの快楽がライダーを襲う。
「う、ぐああぁぁー!!」
その凄まじいばかりの締め付けにライダーを絶叫し、正気を取り戻した。
そして、ライダーは自分がマザーと繋がっているのを知る。
「な、何を・・・!?くそっ!放せっ!!」
そう言いながら、マザーを振りほどこうとするライダー。だがマザーはライダーを放そうとはせず、その魔膣をさらにきつく締め付ける。
「くそっ!何でこんな・・・!?」
ライダーの問いに答えるマザー。
「ふふ。貴方に責任を取ってもらおうと思ったんですよ」
「責任だと・・・?それが何でこんな・・・」
必死で離れようとするライダー。
だが、力を失ったライダーにはどうする事も出来なかった。
-
「貴方が怪人を全て倒してしまったせいでまた、新たに生み出さなくてはなりませんからね。その責任です」
その答えを聞いた、ライダーの脳裏を恐ろしい考えがよぎる。
「ま・・・まさか・・・?」
「ええ。貴方の思ってる通りです。貴方の精子・・・貴方の遺伝情報を取り込み、新たな怪人を生み出そうと思います」
その答えを聞いて、絶望するライダー。
自分の遺伝子を持つ怪人が人間達を次々と襲っていく。それは何よりも恐ろしく、そしておぞましい事だった。
「くっそおぉぉ!放せっ!放せっ!放せぇぇーっ!!」
そう絶叫しながら、必死で自分の性器をマザーの膣内から引き抜こうとするライダー。
だが、今のライダーにはマザーの抱擁を振りほどく力は残っていなかった。
そして、さらに追い打ちを掛けるかの様に、自身の胸板に押し付けられたマザーの乳房から母乳が流れ出る。
その母乳は互いの胸を張り付かせ、ライダーの動きを封じるのだった。
「頼むっ!止めてくれっ!放してくれっ!」
無様に泣き叫ぶライダー。「ふふ。そんな泣き叫んで、本当、可愛らしい人」
「そんな反応されたら、私、興奮してしまいます」
そう言いつつマザーはライダーの体を強く抱き締め、その乳房をより強く押し付ける。
そして、マザーの昂ぶる感情に合わせるかの様に押し付けられた乳房から大量の母乳が流れ出て、ライダーの体へと絡み付いていく。
強烈に締め付ける魔膣、押し付けられた弾力のある乳房、そして全身に絡み付く母乳。それらが合わさり、ライダーの体を堪え難い快感が襲う。
そしてライダーはその精をマザーの膣内へと解き放っていた。
-
「あ・・・あああ・・・うああぁ・・・!」
マザーの膣内に射精(だ)してしまった為に、絶望するライダー。
「ふふ。射精(だ)してしまいましたね。でも、まだ、足りません」
「あなたの精、もっと私の膣内(なか)に射精して下さい」
再び、搾り取ろうとするマザー。
ライダーはせめてこれ以上は射精すまいと、耐えようとするが、魔膣が、乳房が、母乳が、マザーの全てがライダーを襲い、その快感の前にライダーの意志は呆気なく砕かれ、再び、マザーの膣内へと射精してしまうのであった。
何度も搾り取りながら、ライダーに話し掛けるマザー。
「そうそう。新たに生み出す怪人はすべて女性型にしようかと思います」
「男性型を造っても、貴方の様に女性に痛め付けられて喜ぶ様な変態になったら、困りますから」
嘲笑するかの様に話し掛けるマザー。
しかし、ライダーはすでにその嘲笑に答えられる様な状態ではなかった。
その意志に反して、何度も何度も搾り取られたライダーの精神はすでに破壊されていた。
マザーの言葉に対して、ライダーは
「頼む。放してくれ・・・許してくれ・・・いっその事、一思いに殺してくれ・・・」
壊れた様にそう繰り返すだくだった・・・
そしてさらに射精を強要され、何度も搾り取られたライダーはその意識を失い、気絶する。
ようやく、解放されたライダーはそのまま、崩れ落ちる様に倒れ伏すのだった・・・
そんなライダー見ながら、美しい少女の姿へと戻るマザー。
そして、意識を失ったライダーに笑みを浮かべながら話しかける。
「ライダー、貴方は殺しはしません」
「貴方にはもっともっと沢山の精を射精して貰わなければなりませんから」
「それに、貴方に見せないといけませんから。貴方の精を元に生まれた怪人が、私達二人の遺伝子を持つ娘達が人類を支配していく様を・・・」
「貴方に取っては何よりも屈辱的で、そして絶望的な光景でしょう?」
そう言って、マザーは美しい笑顔浮かべるのだった・・・
この日、人類の希望であった仮面ライダーは敗北した。
《完》
-
エピローグ、あるいはプロローグ?
仮面ライダーの敗北。それは人類に大きな衝撃をもたらした。
だが、ライダーのこれまでの戦いは決して無駄では無かった。
マザーには敗北したものの、マザーを除く、全ての怪人はライダーに因り打ち倒されていた。
その結果、マザーは新たな怪人を生み出す為に、人類への襲撃は一旦、止み、人類はわずかばかりだが、時間的猶予を手に入れたのである。
そして、何よりも大きな物はこれまでのライダーの戦いで得た、様々な実戦データだった。
人類はわずかに得た猶予の間にそのデータの研究を重ね、改造技術の改良に成功する。
かつては唯一人しか成功しなかった、ライダーへの改造手術。その成功率が格段に跳ね上がったのである。
身体に負担が懸かる為、ライダーへの適性があるのは女性と比較し、肉体的に優れている男性のみであったが、男性であれば、その成功率は100%であった。
そして、多くの男性達がライダーへと志願し、技術の進歩もあり、結果として、かつてのライダーを上回る戦闘力を持つ、多くの仮面ライダーが生み出された。
新世代ライダー達の誕生である。
-
しかし、その新世代ライダー達も希望には為り得なかった。
新世代ライダーの誕生に合わせるかの様に、マザーの新たな怪人を生み出してきた。
その怪人は今までの怪人とは大きく異なる特徴をもっていた。
かつての怪人は全て男性型だったのに対し、新たな怪人は全て女性型だった。
さらに男性怪人は怪人としての姿しか持っていなかっが、女性怪人は怪人態と人間態の二つの姿を持っていた。
すなわち、ライダーの様に必要に応じて変身する能力の得たのだった。
女性怪人達はその能力を最大限に利用し、人知れず人間達の中に入り込んでいく。
これに因り人類は疑心暗鬼に囚われていくのだった。
そして、何より、女性怪人達の最も恐ろしいところはその戦闘力だった。
かつてのライダーを大きく上回る新世代ライダー達の戦闘力、しかし女性怪人達の強さは、その新世代ライダー達を大きく上回っていたのだ。
その圧倒的な強さを持つ、女性怪人の前に新世代ライダー達は為す術もなく次々と倒されていく。
ライダーを超える女性怪人達の出現。
その事に対し、男達は恐怖し、ライダーに志願する者は段々と減っていき、ついには、ライダーになる事を志願する者はいなくなるのであった。
-
さらに悲劇はそれだけでは終わらなかった。
ライダー達を圧倒する強大な戦闘力。
人とは異なるながらも異界の美と言うべき、美しい容貌。
また、怪人の姿だけではなく、普段は人としての姿でいられるというのも大きかった。
そして、何よりも怪人であるが故に与えれた、老いる事も衰える事も無い永遠の若さ。
女性怪人の持つそれらの能力に魅かれる女性達が出てきたのだった。
そして、一部の女性達は自ら、マザーの元に下り、女性怪人への改造を望むのだった。
マザーはそんな女性達を受け入れ、彼女達が望む通り、女性怪人へ改造し、手駒を増やしていく事になる。
しかし、その一部の女性達の行為は人類に対して大きな裏切りだった。
残された人間達は彼女達に対して激しい怒りを覚えた。
その怒りは女性怪人への恐怖を上回り、裏切った女性達を倒すべく、多くの男性達が再びライダーになる事を志願し、多くの新世代ライダー達が生まれる事となった。
だが、それでも事態は一向に好転しなかった。
ライダーの中には僅かであるが非常に高い適性を持ち、女性怪人と対等以上に渡り合える者も存在した。
だが、そんな高い適性を持つライダーは本の一握りのみで、大半のライダー達は、女性怪人の強さの前に、敗北していく事となる。
-
そして、かつて人類を裏切り怪人となった女性達。
彼女達もその圧倒的な力でライダーを倒していく。
ただ、彼女達はそれだけではなかった。
彼女達はライダー達を嫐り、辱め、そして徹底的に犯し抜いていったのである。
そして、仮面ライダーを、何よりも男達を、その圧倒的な力で屈伏させ、犯す尽くす彼女達の姿を見て、かつて彼女達の裏切りを嫌悪していた残された女性達も、同じ様に彼女達の力を羨む様になる。
そして、年若い少女達を中心に多くの女性達がマザーに恭順の意志を示し、結果として、全女性の七割程が新たな女性怪人として生まれ変わる事なる。
何時しか、世界は人類VSマザーといった様相から、マザーと裏切った女性達を倒し、平和を取り戻そうとするライダー達とライダーを・・・男を屈伏させ支配しようとするマザー率いる女性怪人達の戦い、すなわち男VS女といった様相へと変化していく事なる。
そして、個々の能力でライダー達を大きく上回り、着実に数も増やしていく女性怪人達の前に、ライダー達は一人、また一人と敗北していき、やがて世界は女性上位の世界へと変わりつついくのであった・・・
《完》
-
という訳で投下終了です。まさか、こんなに長くなるとは思いませんでした。
以下、駄文
一回目の投稿から二回目の投稿の間がやたらと開いた言訳を。
ぶっちゃけると構想を練り直してました。
こんなに長くなるとは~と書いた通り、当初はもっと短かったはずでした。
内容もだいぶ異なりますし。
本来は新たな身体を得たマザーが敵という部分は同じですが、マザーの身体は有機体じゃなくて、ロボ娘(=女性型アンドロイド)でした。
で、そのロボで有るが故の圧倒的パワーと強固な装甲の前に、ライダーは一方的に打ちのめされ、最後はマザーの胸から射ち出される高熱波(要はオッパイビーム)でライダーは一瞬で消し飛ばされて死亡、さらにマザーのオッパイビームで世界中あちこちの都市も消滅し、世界滅亡ENDな予定でした。
ところが>>476氏のレスにあった、牛型怪人の攻防一体の爆乳、母乳による飛び道具というのが激しく琴線に触れ、それを書きたいが為に構成の練り直しをする事になりました。
ただ、牛型というのがあまりボスっぽく無く感じたので、マザーは蛇型にしましたが。
という訳で>>476氏、誠に勝手ながらネタを使わせて頂きました。申し訳有りません。
一応、続編的な物の構想もありますので、気が向いたら、書いてみようかなと思います。
最後に、こんな駄文を読んでくださった方、本当に有難うございました。
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GJ!
自分のネタが採用されて凄く嬉しいです!!
俺はただ強いだけなら男同士や女同士と同じと考えてまして、女性らしい特徴がある方が好きなので。
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エピローグで抜いたw
マザーに負かされるよりも一女怪人によって
ライダーたちが敗れ去っていくシーンに惹かれる
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・ムキムキマッチョな筋骨隆々のアスリート20代ねお姉様
・エレガントボディで熟女フェロモン漂う30代女王様
・子供から大人への転換期、可愛さと色気が同居する黄金期10代後半
・華奢な体格で初々しいが元気で若さとパワー溢れる格闘娘10代半ば
・まだまだ子供で胸はぺったんこ、無邪気さと残酷さが紙一重の10代前半
M的にはニーズはどれが一番人気だろうね
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>>521
その中なら、10代後半から30代で。
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10代後半かな
女子高生にぼこられると思うと興奮する
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10代前半から10代後半かな。
可愛い女の子にボコボコにされて最後は幸せ投げで昇天したい。
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いつもこういう選択肢に女子大生とか入ってないのよねえw
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すまん俺自信10代スキーだから失念してた
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>・エレガントボディで熟女フェロモン漂う30代女王様
一人くらい熟女好きがいてもいいだろう
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・敵の女に太腿で首を絞められたり、胸やお尻で窒息させられる。
・ヒロインに守って貰えて、軽々と抱きかかえられたり、ぱふぱふされたり、母乳を飲まされたり、殆ど赤ちゃん扱いで甘やかされる。
と言うシチュを漫画.・アニメ・ゲーム等で色々妄想している。
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やっぱ10代ですね
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こんにちは。
私は初代スレから感想だけ何度か書いた事のある程度の名無しの一人です。
この度、GGのイケメン、
ジョニーがミリアと決闘して負けると言う妄想が沸いてきたため、
今プロットを考案中です。
ちなみにSSに挑戦するのはこれでまだ4度目なので、
稚拙な表現が多々見受けられる事になってしまうと思いますが、
宜しくお願いします。
ジョニーがミリアの髪技に翻弄され、
締め技を食らったり、苦痛を与えられ、
最期には精液を絞られて殺されると言うシチュにしようと思うのですが、
こんな流れでもこのスレに適切でしょうか?
気をつけて頂きたい事は、私が髪フェチな為、
髪フェチ的な表現が多々出てくる事になるだろうと言う事です。
長さはメモ帳にして30~40、妄想が膨らめば60kb位になると思います。
こんな内容でも良ければ、ここに投稿したいと思います。
皆さん如何でしょうか?
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追記:
原作を半分以上無視した内容になるのは必至ですね。
ミリアは貞操を大事にするので、普通は逆レイプなんてしないのですが、
このSSのミリアは淫乱で男を襲いまくると言う設定にしたいと思ってます。
この時点で原作改造なので、嫌な予感がした方はスルーお願いします。
投稿する時にまた注意書きは書きますが、一応現時点でも書いておこうと思います。
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構わん。存分にやりたまえ。
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全く問題なし!頑張ってくれ。
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男を倒すことに重点を置く凌辱ものか、倒した後の性描写に重点を置く逆レイプものかで
結構好みが分かれると思う
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ちなみにみんなのこの趣味はなにがきっかけなの?
俺はファイティングバイパーズのハニーとかスタグラのジューンとかエロい格好をした女が尻を使って男を倒すってことに興奮してこの趣味に目覚めたんだけど。
小説とか探してるんだけどなかなかないんだよなぁ。不知火舞とかはたくさんあるんだけど。誰か書いてくれないかなぁ。
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ガキんちょのころにガロスペで舞が強キャラで使っても使われても舞が勝ってて
格闘でこんな露出の高い女の子が強いなんて!て衝撃をうけて
サムスピでナコルルやリムルルが相手を切断して勝利してるのを見て
こんな可憐で幼い子が相手を殺してしまうなんて!とまた衝撃を受けた
それから
-
ストⅡで何回やってもCPU春麗に勝てなかったのがきっかけです
-
>>532-533
レス有難うございます。
分かりました。
では今の200kbを超えそうなSSが終わったらとりかかりますね。
>>534
どっちも発酵させたいですが、
格闘シーンはあんま書いた事ないのでなかなか難しいかもですね。
>>535
王道ですがソフィーティアのヘヴンズアーチですね。
あれはいいものです。
後はGGでミリア=レイジに手も足も出ないプレイヤーを見てたら興奮したり等…です
-
>>535
個人サイトですが、伊藤一蔵さんの「GIRL BEATS BOY」です。
-
オリジナルの軍人物書いてみました。
多少のスカ描写があるので注意。
とある小国の首都。町外れから北に位置する軍施設。
この国の軍設備の9割がここに揃っているとまで称される巨大な施設だ。
戦闘機や兵器は言うに及ばず、この国の軍人志望の若者は大半がここに入隊し、
隣国や海を越えて渡ってくる者も毎年のように現れる。
また、近隣国でも極めて稀な女性のみで構成された小隊も存在する事でも有名だ。
夜8時。今日も訓練は終わり、スケジュールは夕食を残すのみ。
ただでさえ食べ盛りの若者が大半を占め、職業柄か同世代よりよく食べる者が
多いこの場所ではこの時間帯の食堂は現場顔負けの戦争状態になる事も珍しくない。
過酷な訓練を乗り切る唯一の糧と言っても過言ではない食事だ。
我先に食堂へと押しかけ時には立ち食いまで現れる始末。
だが、この日に限っては食堂にポツポツとではあるが空席が存在していた。
珍しい事もあるものだと何人かの兵士が噂をしている。
施設の一角の格闘場。男と女が向き合っている。その周りを円を描くように
取り囲む新兵たち。寝技の訓練と称して組まれたこのエキシビジョンマッチの
行方を誰もが固唾を呑んで見守っていた。訓練も終わったこの時間帯に唐突に
組まれた「寝技」の訓練に、普段滅多な事では顔を出さない他所の小隊の
女性兵士が顔を出す。この状況が何を示しているかはここにいる全員が理解していた。
「本当にいいんだな」
「手加減はいらんぞ」
臨戦態勢と言わんばかりに構える男の名はスラド軍曹。身長182cmのその体系に見合った
程よい筋肉と雑誌のモデル顔負けと多くの者に称えられるその容姿。
軍人にしてはやや白すぎる肌もその顔立ちを引き立たせるパーツの一種となって
しまっている。街を歩けば多くの者の目を引くその顔が今は一人の女に向く。
ジーナ軍曹。スラドとは同期入隊の腐れ縁で、この施設名物の女性小隊を指揮する
有能な女性軍人。体系は世の女性の平均とさほど変わらないのにも関わらず、
男顔負けの腕力に物を言わせた戦法や接近戦での武器を用いた荒々しい戦い方は
多くの男性を唖然とさせている。雌豹という言葉すら生ぬるいその佇まいは、
大の男を萎縮させる事もザラ。だがこの度の相手は長年の付き合いのあるスラド軍曹。
今更この程度の非常事態で動じるタマでもない。
-
武器の使用は禁止。時間無制限一本勝負。状況如何では相手を好きにしても構わない。
それだけがこの試合のルールだった。狩るか狩られるかの道しか残されていない中、
先に動いたのはスラドだった。姿勢を低くして背後に回りこむ。
洗練されたその無駄のない動きにジーナの反応が一瞬遅れた。そのまま腕を取り、
投げへと移行する。このままジーナが地面に叩きつけられればどうなるのかは明白。
二人を取り囲む兵士たちもその展開を何よりも期待した事だろう。
だがこのまま黙って組み敷かれる柄でもジーナはない。落ち着いた様子で受身を取り、
今度はその身に叩き込まれる寸前だったスラドの拳を取る。
先制攻撃は失敗したがそれでも状況はまだスラド優勢。だが事態は思わぬ方向へ向かう。
スラドの腕をつかんだままのジーナが力づくで彼の腕を引いた。
片腕のみにとんでもない力がかかりスラドはバランスを崩しかけたが彼は倒れない。
もしそのまま彼が倒れていたら二人の唇が重なっていてもおかしくない二人の位置。
「相変わらずの馬鹿力だな」
「それほどでもないさ」
よく見ると先ほどの勢いかジーナの胸元がわずかにはだけている。男たちの目線が
数多く注がれた。だが二人はそれを気にする様子は全くない。
男であればその胸元に、女であればスラドのその端正な顔立ちに向き合った事で
隙がいくら生まれてもおかしくない状況。それでも戦闘は続く。
今度の先制攻撃はジーナ。そのままの体制でローキックを放った。狙いはスラドの脛。
だがスラドはそれを見切り小さくジャンプ。蹴りのダメージを受けない最低限の高さだ。
その直後だった。スラドが馬鹿力と評したその女の腕力によって引き倒された。
いよいよ二人の唇が重なりかけた。一瞬の間に湧き上がる歓声とすぐにやってきた落胆の声。
流石のスラドも驚きを隠せない。たかが女一人が大の男を引き倒すほどの力があったとは。
表情がそう物語っている。
ジーナが行った行為は単純な事。ジャンプによって生まれた一瞬の隙。それを見計らい
スラドの腕を押さえつけていた拳を彼の胸元に持ってきた。あとは自慢の腕力の出番。
ジャンプの高さを最低限にし、上半身の位置をほとんど変えずにいたゆえの悲劇。
だが、それを今更悔やんでも遅い。スラドに出来る事は目の前の女の怪力に
ただただ感心する事のみ。
つかまれたスラドのインナーシャツが破れてもおかしくないほどの怪力だった。
慌てて起き上がろうとしたスラドだったがこうなってしまえばまな板の上の鯉。
力ずくで引き剥がすなどいった行為はこの女に通用しない事は誰よりもよく知っている。
その馬鹿力で再度体が強引に動かされる。男の割には白い肌を持つスラドと
女の割黒く焼けた肌のジーナ。オセロゲームよろしく二人の上下が入れ替わる。
形勢逆転。騎上位の体位そのものの二人の体勢に今度こそ歓声が上がった。
特に興奮気味の声もチラホラ。どうやらこの試合の勝者で賭けをしていたようだ。
「抵抗はしないのか?」
「ここまで来ればこうしかないだろう」
スラドの声には自嘲が混じっていた。その白い腕は万歳のポーズを取っている。
抵抗の意思なし。その腕はさながら白旗。あまりに呆気なく、勝負は決した。
「骨のない奴め」
ジーナの低い声が響く。その力がさらに強まった。
「女に一瞬で倒されるような軟弱な輩には制裁を加えなければな」
とうとうスラドの上着に手をかけるジーナ。ややよれた真っ白なTシャツが露になった。
「さて、どこから攻めてやろうか」
妙に饒舌になるジーナ。酒を飲んでいるというわけでもあるまいに、目がわずかに据わり、
口元が吊りあがっている。普段のクールさはとうになりを潜めていた。
「貴様らもよく見ておくんだぞ!これが戦いに負けた哀れな男の姿だ!こうなりたくなければ
私や誰にも負けない強さを手に入れろ!」
それは無理だ、と言わんばかりのいくつかの苦笑する声。ジーナはそれを睨みで黙らせ、
狩ったばかりの獲物に牙を立てる。
-
まずはTシャツの中。よく鍛え上げられた胸部。そこも普段多く露出している部分同様真っ白だ。
その肌ではより一層映える小さな突起。多くの人間が弱点とすると言われるそこに手を伸ばす。
うっ、とスラドの口から小さな声が漏れた。数度手を触れる。歯を食いしばり、必死で堪えている。
ちょうどジーナの太ももが触れる位置にある下半身には未だ反応なし。
ここではなかったか、と言って次の場所を攻める。同じくTシャツ内部のへその辺り。
乳首の時同様の技術も何もあったものではないただ何度か触るだけの無骨な攻め方。
だがそこはスラドの「弱点」だったようだ。先ほどよりも激しく顔を歪め、まるで痛みに耐える
時のような顔をしていた。同時に少しずつながらもジーナの太ももにもその効果が伝わってくる。
「う…、うぁ…、かっ…」
その表情、声から徐々に理性を失っていく様を誰もが感じていた。一度怒張を始めた下半身は
もうすでに有能な軍曹一人の屈強な理性ごときでは抑える事は出来ないようで、
時折快楽を求めてかわずかに体を自らの意思で上下させるスラドの姿が見て取れる。
だがそれ以上を彼を押さえつける女は許しはしない。相手がただの一般女性であればとうに
形勢が再度逆転し貞操を奪われていたであろう程に男は人を捨て、獣に成り果てようとしていた。
下半身は怒張の限界を向かえたようで、しばらくサイズにこれといった変化はない。
それと同時に性質の悪いウイルスにでも感染したかのような熱が太ももに伝わってくるのを
ジーナは感じていた。一瞬でも気を緩めれば本当に獣と化して襲ってきそうな男の顔と力。
だがこの程度で易々と組みほどかれる程ヤワな鍛え方をした記憶はない。
今なお色濃く男尊女卑が残ると言われるこの世界で女だてらにそれなりの地位を得てきた。
戦術や座学といった頭を使う事を元々苦手としていた自分が極めた方向はただ一つ。
気がつけば怪力のジーナという異名を付けられるほどにそれは進化を遂げ、
今この瞬間も決して非力などではない一人の同期入隊の男をただそれだけで屈服させることに
成功している。自分はこの瞬間のためにここまで体を鍛え上げたのではないか、
そう思えるほどの興奮が全身を襲う。どんな戦闘狂がどんな戦場に身を置かれても味わう
事がないであろう喜び。あいにく銃声や砲弾の音で興奮する性癖など持ち合わせてはいないが、
今ならその戦闘狂の気持ちにも大いに共感できる。ジーナは今、獣に成り果てた。
いよいよ下半身にも手を伸ばす。スラドの顔には今なお必死に最後の理性を留めようとする様に
混じって羞恥、恐怖、そしてそれを上回る露骨な拒絶が浮かんでいたが完全に無視。
上着と同じ素材で作られた迷彩色のズボンのファスナーを下ろせば最後の砦に守られた
スラドの一部分がまるで別の意思を持ったかのように上下していた。
-
あいにくこういった経験は30の壁が近づきつつあるこの年までまったくなく、
男の裸を拝む経験も幼い頃に数度父親と入浴した以来20数年ご無沙汰となっているが、
それでもそのサイズがそれなりの物を持っている事が分かった。その白い肌の前ではよく目立つ
チャコールグレーのボクサーパンツ。その形は見事なピラミッド型となっている。
相も変わらず残り首の皮一枚程の理性ととうに限界を超えた性欲の狭間でもがき苦しむスラド。
その最後の理性が解き放たれる時はいつになるのか。ジーナだけではなくこの行為を見つめる
すべての者がその時を心待ちにしているに違いない。
その時までもう少しこの男には誇り高い軍人と飢えた獣の境を彷徨ってもらおう。
下着越しにその熱源に触れれば再度スラドが声を上げる。そのまま掴み、揉み扱く。
それは哀れな敗者に下す最後の鉄槌。初めての女が行う力まかせの行為。
そしてそれを興奮の眼差しで眺める連中。あまりに適さない状況だとジーナは思ったが、
これが男の性欲なのかスラドの顔はいつしか紅葉し、今にも全身から湯気でも出しかねない勢い。
ほとんど悲鳴にも似たスラドの声と群集の歓声ををバックに行為は進む。
今度はどれほどの時間持ちこたえるかという事にまで賭けを始めた者が現れたが、それは些細な事。
ひとしきり揉み扱いた後はついに下着越しなどではなく直接触れる時。
スラドはとうとう抵抗さえやめジーナのされるがまま。すべてを捨て、快楽に身をまかせるようだ。
だがそうは問屋がおろさない。ほんのわずかな接触ではあったが、ジーナはスラドの「限界」を
体で理解していた。限界が訪れる一歩手前で行為を中止し、時間を置く。
それが済めばまた行為の再開。そのサイクルは少しずつ短くなっていた。
「も、もう…」
何度繰り返したかは分からない。ただ、その声はスラドに正真正銘の限界が訪れた事を告げていた。
スラドが目を見開いた。その体が一度大きく揺れ、ジーナの握っていた箇所にも
わずかな揺れが伝わった。
「あっ…」
気が抜けたかのようなスラドの声。前閉じのチャコールグレーの下着の
中心部の色がさらに濃くなった。行き場を失った激しく飛び出した白濁液は
下着に吸収され、一部は跳ね返される。すべてが終わった。スラドとジーナを含め、
その場の全員がそれを理解した。だがそれだけでは終わらなかった。
見る見るうちに濃い色の黒が面積を増す。快楽に身をまかせたそれから一転、
顔全体から絶望を滲ませるスラド。事態は全員がすぐに飲み込んだ。
いまやほとんどが色を濃くさせた下着から染み出す明らかに先ほどの行為で出た
物とは違う黄色い液体。行為の代償か、元々溜まっていたせいだったのか、
それともジーナの力まかせの行為や迫力に恐れをなしたせいか。
原因は定かではないが、一人の軍人が誇りどころか人間としての尊厳すら失った。
-
ただそれだけが事実だった。ジーナは一瞬驚いたような顔を浮かべたが
すぐにスラドを一瞥し、何事もなかったかのように立ち去る。
ただ、その足取りはほんのわずかに不安定だった。
「驚いたぞ。まさかあのような事になるとはな」
「俺もだよ。多くの新兵の前で、まったく情けない姿を晒してしまった」
数日後の兵舎の談話室。思い思いの格好で体を休めるのはこの間一戦を交えた二人。
あれからこれと言った騒ぎもなく二人は何事もなかったかのように日々を過ごしていた。
とは言っても噂が広まるのは速いもので、次の日は二人の所属する班全体、その翌日には兵舎、
さらにその翌日には軍関係者ほぼ全員の耳にスラドの失態は入ってしまっていた。
スラドは上官や同期に散々いじられ、顔を合わせるたびに逃げるようにその場をあとにした事、
ジーナはジーナで、前にも増して人が寄り付かなくなった事や、一連の出来事を耳にしておきながら
何をトチ狂ったのか「お誘い」をかける者が現れた事、部下の女性兵が急に周囲の男性に
強気になり今ではほとんど尻に敷いていると言っても過言ではない事、
それぞれの周りの変化は挙げればキリがない。それもこれも、すべてはあの夜の出来事が原因なのは
明白だった。これがもし勝敗が逆だったらどうなっていた事か、それも興味深い話だったが。
「まあ、人の噂も七十五日という。いずれは皆忘れていくだろう」
「だといいがな…」
これほどの事態を引き起こした張本人の無責任とも取れるフォローにスラドはその言葉が実現する
わずかな可能性を願う事しか出来なかった。
-
>>544
乙。
個人的にはもうちょい濃くても良かったかなーって
-
悪の女を捕まえてスレのまとめサイト見たけど
M的には惜しい話ばっかだったな
-
>>538
マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
-
>>547
待ってくれて有難うございます。
思ったより難産になってしまってるので、気長にお待ちください。
というか、ここにも連投制限ってあるんでしょうか…
あるなら投稿だけに何時間もかかりそうな予感…┗(^o^ )┓三
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以前投下されたくらいの量ならいけるんじゃない?
1分くらい間あければ平気かと
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お待たせしてスイマセン。
ここでは初投稿になります、宜しくお願いします。
まえがきとか。
舞台はGG改造で、キャラも改造されてます。
原作を重視される方は読まない方がいいかも知れません。
おまけにジョニーは最後にはミリアの下のお口から吸われてしまいます。
よって、性的描写が多少含まれます。
この時点で嫌な予感がした方は全力で以下の駄文群をスルーしてください。
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