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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第115話☆
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「ですから遺跡鉱山でロストロギアの発掘を指導する事も多くて、ロストロギアを略奪しようとする次元犯罪者の襲撃を受ける事もあるそうなんです。
勿論そんな事が起きたら直ぐに、管理局から犯人の捜索やユーノ司書長達の警護の為に部隊が派遣されるんですが」
そこでリオは言葉を句切る。
「かなりの高ランク魔導士とのお話でしたが?」
「だからと言って文官が襲われているのに、応援を派遣しないわけには行かないものなのです」
アインハルトの疑問に定型文的な答えを返すリィンだが、
ユーノの場合、旅行先での水問題よりも更にセンシティブに魔力適合不良を起こしやすいフェレット(人気者)体質で、
必ずしも発掘現場で最良のパフォーマンスを発揮できるわけではないという事情もある。
「そ れ で」
話の腰を折られたリオが、少し不満げに語気を強めて口を開く。
「実行犯の担当執務官が犯行現場の調査を部下に押しつけて、護衛と称してユーノ司書長と二人っきりになろうとする事がよくあるそうなんです」
うわぁ、とアインハルトは管理局のダメッぷりに引く。
一方コロナはパッと顔を明るくしてリオの言葉を引き継ぐ。
「あ、それ私もティアナさんから聞いた事がある。普段はとても優秀で尊敬できる人だそうですよ、その人」
「それは、その、最早魔性の魅力ですね……」
周囲にまで迷惑が及ぶというのはなかなかに無い、それ故にアインハルトはユーノをそう表現する。
念のために断っておくと、ユーノになのはとの談笑を中断させ、彼をダイニングから廊下へと移動させた電話の主、
即ちクロノはユーノと二人きりになりたがる趣味はない。
「そう言う話なら私もとっておきのを知っていますよ」
「まだあるんですか?」
驚くアインハルトにヴィヴィオは自信ありげに頷いた。
「はい、昔ユーノ司書長が管理外世界でロストロギアの回収をしていた事があるそうなんです。
で、その管理外世界で寝ているところを現地の女の人に攫われて檻に監禁されてペットにされた事があるそうなんですよ」
コロナとアインハルトの脳裏に陵辱系BL本の表紙的なイメージ、
即ち両手を皮手錠で拘束されてワイシャツがはだけた姿で石畳の牢獄に閉じこめられた金髪碧眼の青年の姿がありありと浮かび上がる。
生唾をごくりと飲み込んで、アインハルトは問い掛ける。
「魔法は、使えなかったのですか?」
「ロストロギア回収で無理をして衰弱していたのと魔力適合不良を起こしていたそうなんです」
「……よく脱出できましたね」
「ハイ、偶然ロストロギアの捜索に訪れていたフェイトママの活躍で管理局に保護された
のが
フェイトママとユーノ司書長の出会いだって、フェイトママが教えてくれました」
「フェイトちゃ〜ん、ちょっとOHANASHIがあるの〜」
おわり
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