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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆
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どちらが彼女の本性だろうか、としばし思案する。
書物を扱うための眼精疲労緩和の眼鏡をかけるアインスの顔は、知的で優しく、昨日地上本部前の大通りでスナイパーライフルの魔力弾からクロノを守ったときの彼女とはまるで別人のように見える。
クライドの墓に手を合わせ、思い出を守っていた彼女。クロノに闇の書の存在を語り、女としてクロノに接してきた彼女。
「ここにはなんでもあります。さかのぼれば、過去数百年間もの文献があります。その中にはもちろん、今管理局が追っているロストロギアに関する記述も──闇の書だけではない、ジュエルシードに関するものもあります」
「フェイトさんをなんとか助けたいと思っています。彼女の辛い運命を僕は放っておくことはできません」
「好き、なんですね」
「えっ?」
外した眼鏡を机に置いて、オフィスチェアの座面を回してアインスはクロノに向き直った。
管理局員の制服に包まれた胸が、堅いスーツによってなおさらに強調されている。局員制服は支給されるときにあらかじめ採寸されているが、あとから主計課で仕立て直しを依頼することもできる。
サイズにすればどれだけの数値になるのだろう、アインスの豊満なバストと肢体を包み込む制服は、そのような趣味がないと思っていたクロノをさえ激しく煽情する。
「何も知らない少女を救う、それは彼女にとっては自らの存在意義をさえ決定付ける──きっと惚れるぞ、そのフェイトという娘はお前に──」
人格の切り替えはどうしているのだろう。気分の問題だろうか。クロノをからかうように、アインスはいたずらっぽく笑う。
「い、いえ僕は決してそのようなつもりは」
「いいんだ、彼女の感情は彼女の自由だ。それに──それを言うなら私も同じだ」
「──どういう──ことですか?」
オフィスチェアから立ち上がり、アインスはクロノに歩み寄ってくる。
一足を踏み出すごとに、ぱんと張った太ももの肉が、制服のタイトスカートを艶かしく盛り上げる。胸だけではない、腰つき、尻回りも途轍もない大きさだ。スーツを着ていてさえ、いやスーツだからこそ強調されるのか。
しなやかなメスの肉食獣のようなアインスを前にしてしまうと、クロノはもはや射竦められた獲物になってしまう。
「クロノ──私はお前に会えて嬉しかった。この運命を絶対に手放したくない。これは、私の欲望だ」
近づく。アインスの、スーツの下のブラウスは第二ボタンまで外していて、胸の谷間が見えている。
この部屋には、いや無限書庫の中には自分とアインスの他には誰もいない。
まんまと彼女の根城に入り込んでしまったのだ。逃げられない、と、かすかな期待をこめてクロノは悟った。
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