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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第110話☆

978とある黒翼の天使の恋の歌2:2011/08/17(水) 21:15:44 ID:IgOnuFVc
「ちょ、ちょっと・・・背中に当たって・・・」
「当てているんだ、当然だろう? 後ろから見ているとお前の耳が真っ赤になっているのが
よく解るぞ。何を今更、照れる必要がある? この前、ベッドの中で散々貪っていただろう」

ユーノからは見えないが、リインフォースは笑っていた。
穏やかな慈愛の微笑ではなく「ニヤリ」という形容が似合う嗜虐的な笑み。
本格的に付き合いだしてから、リインフォースは時折、2人っきりになるとユーノをこういう風に弄くったり、
からかったりして楽しむ事がある。

それはある意味で子猫がお気に入りの毛糸の玉にじゃれ付いている光景を連想させる。
少なくともどちらかと言えば、普段は寧ろ弄られ役が多い彼女が逆に弄る側に回るのは
珍しい事だと言える。だからこそリインフォース本人にとってもそれは新鮮に感じられた。
更にリインフォースはユーノの耳に熱い吐息を吹き込みながら、囁きかける。

「ふふ・・・ユーノ、お前のこういう反応が可愛くて仕方ないんだ。
ユーノ、私の胸の感触はどうだ? 気持ちいいか?」
「・・・あうぅ・・・はい、正直、魂が抜けてしまうくらい気持ちいいです」
「ふふ・・・そうか。正直でよろしい。それならば、もっと堪能していいんだぞ」
そう言いながらリインフォースはユーノの身体の彼方此方を弄り始めた。
気になる相手だから、愛おしい相手だから弄り回したい。その相手が自分の手の中で
可愛く、まるで罠にかかった小動物の様に悶えている。
リインフォースはその事実に背筋にゾクゾクした快感が走るのを感じた。

「・・・君って、僕に対してだけは何故かSというか・・・強気に出て来るよね」
「そうだな、お前に対してだけはどういう訳か、弄り回したい衝動が沸き起こるのを抑えきれない。
Ifの話になるが、仮にパラレルワールドがあったとして、ザフィーラと結ばれたとしても、こんな気持ちにならなかっただろう」

同じ夜天の書の仲間であり、リインフォースにとって最も近しい異性であった《盾の守護獣》
ザフィーラ。彼女にとってザフィーラはあくまでも頼もしい兄に対する物であった。
恋愛感情に発展する余地はあったかもしれないが、発展する前に彼は同じ守護獣であるアルフと結ばれた。
.
そしてリインフォース自身、命の恩人であり同じ職場に勤めるユーノに惹かれていった。

「パラレルワールド理論に従えば、君とザフィーラさんが結ばれた世界、僕とアルフが結ばれた世界も
ありうるって事か」
「所詮はifの話だし、仮に並行世界が本当に存在していても互いに干渉できなければ無意味だ。
少なくとも私はお前を選んだ。お前とて高町の代替品として、私を選んだ訳では無いだろう?」
「それは当然、僕は君だからこそ共に歩みたいって思ったんだ・・・うう、口に出して言うと凄く恥ずかしい」

ユーノ・スクライアは高町なのはに恋心を抱いていた。だが、その恋は成就しなかった。
彼女はフェイト・テスタロッサと結婚したからだ。ミッドチルダは同性婚が認められているこそ実現した事だったが。
正直、彼女達が結婚した時、ユーノは大きなショックを受けた。

だがリインフォースを筆頭にユーノに想いを寄せていた女達にとっては、なのはとフェイトの結婚は
千載一遇の好機だった。なのはというユーノ争奪戦における最大の脅威が消え、同時に傷心のユーノを慰めて、一気に距離を縮められるのだから。




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