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【習作】1レスSS集積所【超短編】

1名無しさん:2015/11/21(土) 00:23:52 ID:gr26XeI60
「SS書けたけどツイノベには長いし、1000文字には満たない…」
「投稿所の新着に載せる/自分の作品ページに1作置くほどでもない…、でも日の目を当てたい!」
「初作で躓いて変なイメージついたり、叩かれたくない…」
「まずは匿名でいいから反応を見てみたい…」

 そんな初心者や超短編作家の皆様! この度、談話室に『1レスSS集積所』を作成しました!
 初心者作家の叩き台から、本館作家の息抜きネタSS、そしてその感想など、様々なレスを投じてください。
 魔物娘さんたちといちゃエロちゅっちゅしたりほのぼのするSSをお待ちしております。

 【このスレのルール】
・SSの内容に関するルールは本館と同じとします。
・作品とその感想は1レスでまとめてください。特にこのスレでの連載は禁止します。
・基本的にここで作品を投稿しても匿名になります。匿名ゆえのトラブルのリスクは投稿前によく考えてください。HN・トリ付けは自己責任で。
・ほんわかレス推奨です!


他にも色々なスレがあります。目的に適したスレをご利用ください。

※魔物娘図鑑と関係ない話題でもOKです。
雑談スレ12:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1446028423/

※新刊同人誌の話題は解禁されるまでネタバレスレでお願いします。
ネタバレスレ:ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11485/1294842422

※エロ魔物娘図鑑やSSに関する考察・妄想・ネタ話などはこちらへ。
エロ魔物娘図鑑スレ10:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1441958563/

※魔物娘の生態や世界情勢など、図鑑世界にまつわる考察はこちらへ。
魔物娘図鑑世界考察スレ6:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1411941292/

※SS作者さん特有のピンポイント過ぎて微妙な質問・相談などはこちらへ。
SS書き手で雑談しましょ 8:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11485/1445590184/

477名無しさん:2017/07/14(金) 16:50:27 ID:WHtNQUyk0
連投すみません。以前、投稿しなかったお話。

「へぇ〜男の人の部屋って……あたし、初めて入りました」

魔法学校の放課後、一緒に登下校しているトトとサーヤ。
帰り道、ひょんな会話からトトが持っている魔石を見せてもらえることになった。

「はは……ちらかっていてごめんね」
「そんな事ないですよ。あたしの部屋なんかより、ずっときれいですよ」
「ありがとう。ちょっと待っていて、今何か飲み物持ってくるから」
「はーい」

そう言ってトトは部屋を出て行った。
サーヤはベッドにちょこんと座り、辺りを見回す。
本棚にはきちんと整頓された魔法書や、魔法生物の図鑑。
机の上には魔法研究部で発表された魔石が飾ってあった。
そして、その横には皆に冷やかされ照れながらも、夏の海水浴で撮ったツーショットの写真。

「…………」

サーヤは『ふふっ』と笑うと何を思ったかバフっとベッドに倒れ込んだ。
俯せになり、柔らかい生地のシーツに顔を埋める。
トクトクと心の臓の音が自分でも驚くほど大きく脈を打っている。

(……先輩の匂い……いつもここで先輩は寝ているんだ……)

枕に頭をのせ、今度は天井をむく。

(先輩があたしのことを考えながら……って、それは欲張り過ぎか……あ……やだ
ちょっと濡れて……)

サーヤの下着が僅かに湿気を帯びた。
意識しなくとも、本能が高ぶるのだろう。
魔法学校の女生徒、サーヤはれっきとした魔物娘であり、魔女なのだ。
が、未熟なため『黒ミサ』には行けず、使い魔も使役できないが……。

(もっと魔力を高めて、立派な魔女にならないと……先輩にふさわしい彼女に)

サーヤは呆然とそんなことを考えていた。、
すると、ふと後頭部に何か平たいものがあたる感触を感じた。

478名無しさん:2017/07/14(金) 16:51:02 ID:WHtNQUyk0
(枕の下?……何だろう?)

サーヤはパッと枕をのけた。

「ひっ……!?」

そこにあったのは、『ド淫素人娘〜童顔の誘惑〜』『女の子をイかせる方法(初級)』
とデカデカと銘打たれ本だった。

「え……えと……そ、その……」

サーヤの頭の中は完全にパニックにおちいった。

(先輩もやっぱり男の人だから当然……でも私がいるのに? い、いや、でもやっぱりそういうのを求めるのは恥ずかしくて……)

その時、親友達からしょっちゅう言われている事を思い出した。

『サーヤが先輩の部屋に行くって事はエッチしてもいいよ、OKって事なんだからね』
『ちゃんと準備して、排卵日はちゃんと計算してる?』
『経験したらたら報告すること』
『あたし達は魂の友だもんね?』

(ああ…も、もしかして先輩は……わ、私と、そ、その、そういうことしたくて……)

嬉しいやら恥ずかしいやら、あたふたしている内に部屋のドアが開いた。

「サーヤちゃん、お待た……」
「あ……え!?」

止まる時間、その空間を包む気味が悪いくらいの清寂。
それをやぶったのはサーヤだった。

「すっごーい! こういう本、初めて見ましたぁ! 先輩も男の人なんですねっ!」

ぽむっと手を叩いてにっこり微笑むサーヤ。
そして再び止まる時間、その空間を包む気味が悪いくらいの清寂。
それをやぶったのはトトだった。

「ご、ごめん! 本当にごめん、サーヤちゃんが来るのにそんな……そんな本を置いていて!」
「あ、せ、先輩! そんな泣くことないですよ! あたしの方がもっとすんごいの持ってますから!」
「へっ……ほ、本当!?」
「ゴメンナサイ……ウソデス」
「あああ…………」

この世の終わりを告げられたような顔して床に伏せるトト。
いてもたってもいられなくなり、サーヤはベッドから降り、歩み寄った。

「大丈夫です、先輩。 こんなことで先輩を嫌いになったりしませんから」
「サ、サーヤちゃん……でも……」
「そんなに謝るくらいなら……罰として顔を上げて目をつむって下さい」
「あ……う、うん」

言われた通りに顔を上げ、目をつむるトト。

「先輩……好きです」

ふっと触れる柔らかい感触、それが一瞬だけ訪れた。

「え……?」
「もういいですよ、目を開けても」
「サ、サーヤちゃん、さ、さっきのって」
「ふふ、二人だけの秘密です。誰にも言わないで下さいよ、初めてのキス」

おしまい

上げてすみません。
リャナンシーちゃんを希望。柔めでお願いします。


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