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【習作】1レスSS集積所【超短編】
107
:
名無しさん
:2017/02/22(水) 20:21:31 ID:iXyer3Go0
>>104
時制の練習用に書いてみました。
音読してみましたが。「る」「た」の使い分けが難しいです。
高い山々と密林に囲まれた土地にその拳法家は住んでいた。
若者ながら数々の武術大会を総なめにし、いつしか『拳聖』と称されるようになった頃、一人の火鼠が勝負を挑んできた。
結果は互角で勝負がつかなかった。
互いの力量を認め合った二人は共に修行し、やがて夫婦となった。
若者の名はロン、火鼠の名はシャオメイと言った。
「はあああっ! あは! もうダメなの!」
「出る! 出る! くッ! シャオメイ! シャオメイ! シャオメイ!」
月明かりに照らされたベッドの上、シャオメイは震える声で行為の終局を訴えた。
ロンは背後から官能的な丸みを帯びた尻に下腹部を叩きつけていたが艶やかな声にあてられ最奥で精を解き放った。
「ああ! ロンの特濃精液! ボクの中に! イクッ! イッちゃ――ふむううう!」
シャオメイは恥辱にまみれた声が漏れないように歯を食いしばるが、それでも抑えきれず枕を掻き抱き顔を埋める。
「ああ……シャオメイ……最高だ……ちッちゅる……ちゅ」
全てを解き放ったロンは弛緩した顔でシャオメイの背中に縋りつき挿入したまま白い項に啄むようなキスを繰り返した。
ロンの全てを受け止めたシャオメイは行為後独特の余韻に浸りつつ呻く様に言った。
「お、重いよ……離れて……腰が上がらない」
普段の凛とした姿からは想像もつかないほど弱々しい表情にロンは満足したのか、萎えた怒張を引き抜きゴロンと仰向けになった。
栓を抜かれた股からは酷く粘り気のある白濁液がドロリと垂れ落ちシーツを汚す。
「嘘つき……優しくするっていったのに全然やさしくなかったよ」
シャオメイは半身を起こし枕元のティッシュ箱からニ、三枚程乱雑に掴み取ると両手で股に押し当てつつロンを咎めた。
「シャオメイのお尻がエロすぎるからいけないんだよ」
「な……ボクのお尻のせいだっていうの!?」
シャオメイはティッシュを丸めて放り投げると勢いよくロンに跨った。
「うッ――ぐぇッ!」
シャオメイの柔尻が一気に腹部に落ちロンはカエルが潰れたような声を上げる。
「君はいつも後ろからだよね? ボクはせいじょーいが好きなんだ! 火鼠がみーんなバック好きだと思ったら大間違いなんだからな!」
ブーブー言いながら前かがみになるシャオメイ。
その反動で重力に引かれた乳房とさらに乳の先端にその存在を主張している桜色の突起を眼前に晒されロン思わず生唾を呑み込んだ。
「そもそも君はいつも――って、ねぇ! 聞いてる? 聞いてんの? 返事は!」
「おっぱいさんこんにちは」
「バカッ! この強姦魔! サド男! 尻フェチの変態野郎!」
シャオメイは枕を両手で持つとロンの顔めがけて振り下ろした。
「……悪かったシャオメイ……俺が悪かった、許してくれ」
枕を寸前で受け止めたロンの言葉にシャオメイは眉を吊り上げたまま問う。
「本当にそう思っている?」
「ああ、すまなかった」
「ふ、ふうん……じゃ、お詫びにキスして」
「キス?」
「そうだ、ボクはキスを要求する!」
(ああ、なんてちょろくて愛おしいボーイッシュ火鼠なんだろう)
ロンはキスをねだる火鼠の背に手を回し優しく引き寄せ唇を合わせた。
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