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お題で文章を書くスレ

1幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 09:44:16 ID:CMWqW9pg0
【習うより】文章の書き方相談スレ【慣れろ】より派生されたスレッド

・誰かがお題を提示し、それを元に文章を作り、他の方が意見をするスレッドです。
・安価方式ではなく、気に入ったお題に乗る形でいいでしょうか。

とりあえずのお題は、元スレッドより、
「チルノとの平和な会話」

23ヵ月更新(ry:2008/06/14(土) 11:33:35 ID:ex71HR2o0
チルノとの平和な会話 〜ゆかりんver〜

⑨「あたいったら最強ね!!」
紫「ほんとに?」
⑨「当たり前じゃない!!」
紫「ほんとにそう思ってるの?」
⑨「もちろん!!」
紫「じゃあなんで白黒や霊夢に勝てないの?」
⑨「う、・・・そ、それはきっとあたいが強すぎて勝負にならないから手加減してる」
紫「へぇ、じゃあ私とやってみる?殺し合い」
⑨「わ、わかっ―――――」
大「チルノちゃんストーーーーップ!!」
⑨「ほぇ?」
紫「なによ、邪魔しないでくださる?」
大「邪魔したのは謝ります、ですが殺し合いをするなんてひどすぎませんか?」
紫「あら、あなたはチルノが負けると思ってるの?」
大「はい」
紫「ずいぶんハッキリというのね・・・」
⑨「大ちゃんひどい・・・」


よし、書いた!!
・・・ってあれ?平和な会話じゃなくね?

33ヵ月更新(ry:2008/06/14(土) 12:16:37 ID:ex71HR2o0
チルノとの平和な会話 〜超絶平和主義α〜

⑨「あたいったら最強ね!!」
霊「はいはい」

―完―

チルノとの平和な会話 〜外来人〜

外「うぅ・・・ここはどこだ?」
⑨「あたいったら・・・」
外「ん?」
⑨「最強ね!!」(バーンッ)
外「あ、なんだ夢か」
⑨「ちょ、ちょっと!!しっかりくっきり無視しないでよ!!」
外「ぇー、だってこれ夢だし・・・」
⑨「夢?あたいまだ寝てるの?」
外「いやー、というより俺が寝てるんだな、ところで君、なんて名前?(⑨だと思うけど)」
⑨「あたいは宇宙最強のチルノよ!!」
外「んじゃ俺は史上最弱のヲタクで(やっぱり⑨か)」
⑨「へぇ、おたくの名前はヲタクって言うんだ」
外「親父ギャグ自重wwwww」
⑨「あたいが親父ギャグを言うと夏でも冬になるって白黒が言ってた!!」
外「それは皮肉じゃないか?w」
⑨「ところでヲタク、親父ギャグって何?」
外「・・・・・・・・」


これなら平和だよね?w

4完結させて暇な名無しさん:2008/06/14(土) 14:29:58 ID:1Dzy8iRE0
チルノとの平和な会話〜平和編〜

⑨「平和だね」
霊「平和だわ」
魔「平和だぜ」
⑨「まねするなーっ」
霊「真似って言われても・・・」
魔「暇だから何かしてくれよ。宴会芸とか」
⑨「芸?芸かは知らないけど蛙なら凍らせられるよ」
魔「寒いぜ」
霊「寒いわ」
紫「ほんとに寒いわねぇ」
⑨霊魔「居たの!?」


いい落ちが浮かばなかったorz

5幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 15:28:41 ID:G7I5oqAA0
これってそういう会話だけのスレなの?
てっきりノベルや小説式の文章でお代をこなすのかと思ってた。

63ヶ月更新(ry:2008/06/14(土) 15:43:00 ID:JvJFaTAkC
>>5
どっちでもいいんじゃないの?俺はテーマが「チルノとの平和な『会話』」だったから会話だけにしたんだぉ

一応次のお題を考えてみた
「探偵ごっこ」

7幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 16:15:31 ID:1DsRrGF2O
ちゃんと地の文を入れて書くスレだろ
文章スレの派生なんだからネタスレとは違うと思うんだが

8幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 17:27:41 ID:bTmVToqUC
ちょっと待て、会話だけの文章は文章じゃないと?
そんなことはないと断言しておく
地の文が苦手な人だって参加する権利があると思うんだ。
それに>>1が特に指定してないんだからどっちでもいいじゃない

9幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 17:40:11 ID:JEq0HeRA0
でも、正直こう言う台本タイプの文章は酷いと言わざるを得ない

10幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 17:48:28 ID:01kQZiHk0
>>8
会話だけの文章はノベルとは呼べない
地の文が苦手なら尚更ここでアドバイスをもらうなりして勉強すればいい

11幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 18:23:26 ID:p/Ek0fEk0
会話だけで伸びてる幻想入りもあるけど
そういうのはどうなんだ?

12幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 18:40:51 ID:G7I5oqAA0
>>1のお題を書いてみた。
批判罵倒等はちょっとだけ受け付ける。

「おーい、お茶が入ったぞ休憩にしたらどうだ?」
神掛かったタイミングで、私たちの会話に割り込むように慧音がお茶を入れた事を告げた。
その直後、チルノが畳の上で大袈裟にズッこける。
「あら、ありがたいわね」
少し苦笑いしながらお茶を入れてくれたことに対してお礼を言って見たが、
うつ伏せにこけていたチルノは解せない様子でムクリと起き上がり
「うぅ…慧音ってば空気読め!」
可愛らしい顔が怒りに満ち、頬を膨らませ凄い剣幕で慧音に喰って掛かった。
当の慧音は湯のみが乗ったお盆を持ったまま立ち尽くし、キーキーと怒るチルノに困惑した表情
で私とチルノを交互に見ながら、は?え?と言った声を上げている。
微笑ましかったが、徐々に慧音が少々不憫に思え、私はチルノにこう言った。
「帰り道に少しだけ教えてあげるから、ほら、落ち着きなさい」
言葉を聞くや否や体をこちらに向け、先程まで頬を膨らませて怒っていた顔はどこへやら。
「ホント?絶対だよ!」
そう私に強く訴えかける表情は、笑顔に満ち溢れていた。

出演:
八意 永琳
チルノ
上白沢 慧音

1312:2008/06/14(土) 18:44:50 ID:G7I5oqAA0
しまった。最後
笑顔に満ちていた。
の方が良かったかも。

製作推敲時間約1時間。
久しく文章に触れてないと、時間かけてこの程度の物しかかけなくなる。
ノベルの人は頑張ってくれ。
ちなみに、この会話のネタは秘密な。

14幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:03:32 ID:ex71HR2o0
>>10
アルェ?(・Д・) (つД-)ゴシゴシ (・Д・)ポカーン
どう見ても「お題で『文章』を書くスレ」に見える、「お題で『ノベル』を書くスレには見えない」んだがどう思うよ
それに
>会話だけの文章はノベルとは
会話だけのも文章って認めてるやんwwwww

15幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:16:13 ID:G7I5oqAA0
話題を振ったのは俺だが会話文だけだとしてもノベル文だとしても
他の人が意見を出せるなら、こんなんどうよ?胸を張って言える文章を書けば良いじゃない。
俺はそう思ってノベル文を張った。会話の人もそうだよな?
1の意見も聞きたいがとりあえず、スレの流れを戻そうか。

16sage:2008/06/14(土) 21:25:49 ID:Ep/qNUC.0
>>14
とりあえずむかついたのはわかるが落ち着け、その言い方(煽り方?)だと馬鹿に見える

文章だろうとノベルだろうと作品で使うような文章を書いて、それに対して意見・アドバイスを出し合うためのスレ……じゃないのか?
前スレからの雰囲気見た感じだとそんな感じじゃないかと思う
評価してもらう場合は何に使う文章か書いておくといいかもね

お題は結構大雑把な(細かくてもいいけど)もので、そこからどういう内容を考えるか……というスレにもなりそうな予感

17幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:28:55 ID:mC8OWNNg0
1です。う〜ん、けんか腰で話すと楽しくないよ?
菓子でも食べて落ち着きましょう。
とりあえず、スレッドを立てた身としては、会話だけでも問題なしだと思います。
ただ、会話だけで地の分がないと、イメージがし難いから、苦手な人も多いと思います。
だけど、善し悪しだけを問えば、「具体的な規定が無い」ので、問題ないのでは。

18幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:42:56 ID:N6iR6RCQ0
まぁお題を出した人が「会話のみで」とか「会話だけは禁止な」とか
規定出せばいいんじゃないか?
何も書いてない場合はどっちでもいいという事にしておこうぜ

>>16
落ち着くのはお前さんもだ
sageを入力するのはメール欄だぜ

19幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:49:01 ID:G7I5oqAA0
>>18
それいいな
無記入の場合は好きなように、か。

20幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 21:52:38 ID:Ep/qNUC.0
>>18
すまん、実は今までsageのやり方わかんなかったんだが…入力部分をよく見てなかったわ
これからは気をつける

21幻想入りした名無しさん:2008/06/14(土) 22:59:50 ID:nmAfPgU.0
けど実際、会話だけの文章はどこについて意見すれば良いんだ?
台詞回しとかは人の好みが出過ぎるし、自分で磨くしかないと思うんだが

22完結させて暇な名無しさん:2008/06/15(日) 00:23:57 ID:mTAd3hgI0
会話文だけで出しといてアレだけど、
そういうのはキャラ同士の口調の違和感のあるなしとか、
「東方」っぽさとかで見ればいいんじゃないかな。
でも流石にギャグだとそれも当てはめにくいか・・・

23幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 00:54:13 ID:7kph7bUQ0
>>21
確かにそうだな・・・
せめてシチュエーションとか周りの雰囲気が分からない限り、
どういう判断をすればいいのか困惑するよな

>>22
東方っぽさと言っても、やはり人それぞれ東方に対してのイメージは違う
自分が東方っぽく書いたつもりでも、他人からすれば変だと感じられる時もある
ギャグは・・・ってか、ここにギャグ作者いるのか?w

セリフオンリーに対しては賛否両論あるみたいだな
一個人としてはセリフオンリーは好かないが・・・

もし、『セリフだけとか何コイツw』的な考えを持ってるなら
そのセリフに自分で色々文章を付け足したり削ったりして便乗投稿してみるとか
どうだろう?(主に、風景描写や心理描写を書き足して)
ただ他の人の文章を批評するのではなく、自分なりに改良したものを載せる事で
腕を磨く良いチャンスになると思うんだが・・・

24幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 02:15:23 ID:IyHF6TYQ0
>>18
私的には、提案に賛成です。
今後は、お題を出す方の指示に任せるという方向でよろしいでしょうか。

>>22
それは…かなり難しいのではないでしょうか。
そもそも、多くの方がZUNさんほど独特な会話を作れないでしょうし、
作ったとしても、出来損ないみたいなものになる可能性のほうが高いのでは。

あと、お題についてですが、大まかなものだけでなく、本スレにあった霊夢との会話のように、
おおまかな流れが同じで表現を各自が肉付けしていく、という形もありでよいでしょうか。

25幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 07:13:07 ID:yyr.2iQQO
ひとつのテーマをお題として出す場合はこんな感じ?

お題「胡瓜の美味しい食べ方」
条件1:シリアス
条件2:描写を細かく
(※条件がないなら書き方も雰囲気も自由。)

1シーンだけ書いて、それをお題にするってのもいいかも?
やりたい人が同じシーンを自分の文章に直して書いてみるパターン。
出題者は、他の人が自分の文章をどう読み取ったのかとか判るし面白いんじゃないかな。

26幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:20:03 ID:zXmj41k20
>>25
お題が難しすぎてワロス。

ところで俺の>>12についてはなんか無い?
いや、無いならないで良いんだが。流れた感がある。
いや無理に批判してくれって訳でもないが、話題転換のために
書いたけど話題変わってなくて俺涙目。

27幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:21:04 ID:S0KB8drU0
>>26
個人的には動画ノベルにはくどいかな、と思う
もうちょいひらがな多くして、表現を直感的に分かる「たとえ」に変えるといいかも

28幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:27:31 ID:zXmj41k20
>>27
文章が硬いってことかー。
自覚は無い事も無かったけど、やっぱり分かる人には分かるものかこれ。
サンクス、よく言われるんだが直らないなぁ、これ。

29幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:46:49 ID:S0KB8drU0
具体的に俺のセンスでノベル向けに校正すると

神掛かったタイミングで>見ていたようなタイミングで、見計らったようなタイミングで
畳の上で大袈裟に>大げさに
チルノは解せない様子で>納得がいかないようで、納得のいかない顔をして
凄い剣幕で>真っ赤な顔で
困惑した表情>困り果てた顔

こんなもんかなと思う
凄いって言葉は便利だが、大抵の場合は凄さが伝わりにくいので
別の言葉に置き換えるといい
万能すぎる言葉は話し言葉では便利だが、ノベルにすると不便な言葉に早代わりする

30幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:48:16 ID:S0KB8drU0
言い忘れた
畳の上で大袈裟に>大げさに

大袈裟と大げさは一緒じゃないか!と思うかもしれないが
ノベル向けにする上で「漢字を開く」というのは非常に大切なことらしい

31幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 10:57:22 ID:7kph7bUQ0
>>26
勝手に自己流に書き直し&一部改変してみた

「おーい、お茶が入ったぞ。休憩にしたらどうだ?」
ちょうどよいタイミングで、慧音がお茶が入った事を告げる。
その直後、チルノが畳で滑って見事にコケた。
「あら、ありがたいわね」
永琳は苦笑を漏らしながら慧音に対して礼を言ったが
うつ伏せにコケていたチルノは、起き上がると慧音に対して文句を言った。
「うぅ…けーねってば、空気読め!」

慧音は、自分からしてみれば何も文句を言われるような事をしていないので、
お盆を持ったまま少し困惑していた。
「私、何かマズい事でもしたか?」
小声でそう言いながら、永琳の方へ視線を送る。
永琳は軽く微笑んで、首を横に振ってみせたが
チルノがギャーギャー喚き立てるのにうんざりしている様子だった。

「帰り道に少しだけ教えてあげるから、落ち着きなさい」
とりあえず口先の約束だけで、チルノを鎮める。
永琳の予想通り、チルノはすぐに暴れるのを止めると
「ホント?絶対だよ!」
と念を押してきた。

お茶を飲みながら、永琳は帰り道でどんな空論を話してやろうか
のんびりと考えていた。

32幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 11:19:38 ID:S0KB8drU0
うん、かなり読みやすい
漢字の多用はやはり避けるべき項目の一つだな

33幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 12:06:38 ID:MpRgYsAA0
「おい、茶が入ったぞ休憩するといい」
チルノが声を出すのと同時に、慧音が声をかけた。
チルノは畳の上で見事に転んだ。頭は大丈夫だろうか。ひどくなると困る。
「あぁ、有難う」
軽く会釈をし、慧音に礼を言う。
チルノは頭をさすりながら立ち上がり、
「うぅ…けーね、少しは空気読め!」
不満たらたらの顔でサイレンのようにがなりたてている。
慧音は状況がつかめず、俺とチルノの顔を眺めている。
「…何か、したのか?私が。」
「いや。ただ、あいつが変なだけだ。」
「そうか」
合点がいったという顔で、返事をした。
それはいいが、いい加減に静かにしてもらいたい。
「チルノ、静かにしていたら、帰り道には教えてやる。」
ピタッと鳴り止み、ビー玉みたいにキラキラした目でこちらを見る。
「ホント?絶対よ!絶対!」
約束を交わして、ふと、妹を思い出した。

34幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 12:36:26 ID:zXmj41k20
>>29-32
勉強になったぜ。
胡瓜と探偵ごっこは俺の頭だとネタが出てこんので
他のお題を待つ事にする。

35胡瓜のおいしい食べ方(苦闘編):2008/06/15(日) 13:13:43 ID:i084kzXA0
調味料や秘伝のエキスが入った様々な壷や
色々な調理器具が眠っている台所に私は立っている。
目の前の四角い板、まな板の上には夏の王「胡瓜」が鎮座していた。
私はこれから全身全霊をかけて夏の王に戦いを挑む。
手に持つ武器は一升瓶。
瓶を振り上げ王とにらみ合う。
狙うは・・・腹だ!
瓶は狙い通り王の腹に直撃し鈍く生々しい音を立てた。
その一撃を皮切りに次々と打撃が叩き込まれていく。
瓶の動きが止まり、その先端から王の体液がしたたり落ちた。
四角い板の上には叩かれて柔らかくなった無残な姿が残っている。
だが私はまだ勝ったわけではない、王を口に運ぶまでが勝負なのだ!
私は瓶を床に置き、引き出しを開けて不気味に輝く厚みのある刃、包丁を取り出した。
そう、武器の交換だ。
優しく手を添え、刃を首の辺りにあてがう。
そして・・・刃はギロチンのように体と頭を二分した。
亀裂が入った白い断面が見える。
そこは瑞々しく輝いており、夏の頂点に君臨する者の威厳をまざまざと見せつけられた。
私も負けてはいられない、体を大雑把に三つ四つと切り離していく。
切った場所から爽やかな夏の匂いを漂わせ私の食欲を掻き立てる。
気付けばよだれが口の端から垂れ始めていた、負けてしまいそうだ。
口が意に反して暴走を起こす前に、切り離された王の身体を
秘伝のエキス入りの壷に無我夢中で放り込む。
ぽちゃんという水の跳ねる音色が心地よく壷の中を響き渡った。

壷の中を覗き込む。
王はこの中で更にその美味しさを増すだろう。
今の私にはそれを待つしかできない。
明日の朝には美味しくなった御姿を拝見できるだろう。
ふふふ、明日が楽しみだ。



ごめん、無駄に長くなっちまった。

36幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 15:07:55 ID:n5469nWA0
>>26
例題としてだしたつもりだったんだ。
自分でも難しいと思ったお題には難題って書くってどうよ?
>>12について、一つだけ。
チルノが何でずっこけたのかイメージし難かった。

>>35
おぉ、すげぇ。
シリアスと言えばシリアスだけど
こういうのって真面目に書けば書くほどギャグっぽく見えるのが不思議だよなぁ。
なんだろうか、トマトの人みたいな感じ。
無感情(登場人物が無感情って意味ではなく)を意識しつつ
淡々と書くといいかもしれない。

俺も>>26>>35を、自分なりに書き直してみようかな。
遅くなると思うけど。

37幻想入りした名無しさん:2008/06/15(日) 23:05:22 ID:f/6DAEqw0
音速が遅い私が>>1のチルノのお題を書いてきたよっ!
忌憚の無い感想をくれると嬉しいですよ

「きゅうりの美味しい食べ方って、何だと思う?」
その日の食事の始まりは、そんなチルノの疑問の声と共に始まった。
ちらり、とチルノの方を眺めてみれば、普段の能天気な表情とは反対のしかめ面で、
食卓に並んだきゅうりの浅漬けをじいっと睨んでいる姿が目に入る。
なるほど、苦手なのかきゅうり。
そのあまりにも嫌そうな表情できゅうりを睨んでいる姿を見ていたら、思わず口から笑いが噴出してしまった。
「ちょっと、何で笑ってるのよ、私は真剣なのよ!」
睨みつける相手を胡瓜から私へと代えて、チルノはむきー、っと怒りをあらわに声を荒げている。
ああ、いかん。
余りにも微笑ましすぎる。
この状況で笑うなと言うのは、酷と言う物だろう。
「もうっ、あんたに聞いた私が馬鹿だったわっ!」
何時までも笑いを収めない私に、呆れと怒りの混じった口調でチルノは言う。
そしてまたチルノはむむう、等と唸りながらきゅうりの浅漬けを睨み始めた。
その微笑ましい姿を眺めながら、先程の問いに付いて考える。
きゅうりの美味しい食べ方。
なんだ、実に簡単な問いではないか。
こうして、会話を共にし、笑い合える相手と共に食べれば良い。
そうして食べた食事が、不味い訳が無い。
勿論好き嫌いと言う物はあるのだろうが、少なくとも一人で食べるよりはよっぽど美味しいはずである。
さて、一応の答えは出たのだが、それをチルノに告げるのはもう少し後にしよう。
今はまだ、チルノの微笑ましい姿を眺めて、ゆっくりとしていたい。
そうして私は、にやにやとした笑みを顔に浮かべてチルノを眺め始めた。
はてさて、この小さな氷の妖精が、答えに辿りつくのは一体何時になる事か。
それはまだ、少し先のお話。

38幻想入りした名無しさん:2008/06/16(月) 01:01:42 ID:zcmCPJ9s0
なんという文章力と題材センス・・・
>>37は間違いなく人気のある幻想入りノベリストと見た

>その日の食事の始まりは〜と共に始まった
その日の食事は・・・に変えた方がいいね

>口から笑いが噴出してしまった
普通に『噴出してしまった』だけでいいと思います

>この状況で笑うなと言うのは、酷と言う物だろう
→この状況で笑うなと言うのは、酷だろう。

>笑いを収めない
→笑うのを止めない
(収めるの使い方が俺自身よくわからないので間違ってるかも)

>今はまだ、チルノの〜チルノを眺め始めた。
『眺めて〜眺め始めた』に少し違和感があるような無いような
『笑みを顔に浮かべて、またチルノを眺め始めた』にするといいのかも

一応批評してみたものの、良く出来てる文章だと思いますよ。
羨ましいですorz

39幻想入りした名無しさん:2008/06/16(月) 09:09:18 ID:/vwy/5Mc0
>>35
徹底して調理っぷりを書こうとしてる辺りが好感。
「王」のみずみずしさが今ひとつ伝わらないかも。

>>37
うまいと思う。
というか、きちんと「いい話」になってるところがすごい。
気になったところは、描写を細かくという意味では、その細かさが少し感じられない。
「〜し始めた」が適切に使えていない、といったところか。


ひとつ書いたが全然描写が細かくないので掲載を断念するぜ……

40幻想入りした名無しさん:2008/06/17(火) 22:07:18 ID:3iDCIotc0
ノリで書いたら酷いことになってしまった…
お題からも外れてるし…
もっと文をコンパクトにできないかなぁ…

さて。昼ごはんは何にしよう。
そう思い立ったとき、ふと、昨日の夕食のときに残しておいた、
キュウリの浅漬けを思い出した。まだ冷蔵庫にあるはずと、白い扉を開ける。
棚の一番上に、それはあった。
ラップをした皿の中には、大きめに切ったキュウリがごろりと転がっている。
棚の一番上にて深緑の裸体を晒すその様は、まるでこの冷蔵庫の支配者とでも言うかのように威厳(のような何か)に満ち溢れていた。
……まあ、この冷蔵庫の中には、このキュウリしか食べ物が入っていない。
確かに支配者。彼の貸切状態だ。庫内の冷気を独り占めして、さぞかし満足であろう。
だがしかし、お前は今から私に食べられるのである。どうだ、恐怖せよ。そしてその味を増すがいい。
ひんやりとする冷気に甘んじていたキュウリを、私は無残にも冷蔵庫から引き離した。
他人の不幸は蜜の味、という何かの言葉を思い出したが、まことにその通りだ。
耳をすませば聞こえてくるようだよ。この哀れなキュウリの、「食べないで、食べないで」という悲痛な懇願が。
だが私はそれを無視する。無視して、気づかないふりをして、うっかり食べてやるのさ。恐怖せよキュウリ。
ああ、なんだか今日の昼食は幸せな気分で迎えられそうだ。
弾むような足取りで食卓に着き、皿に被せてあったラップを外す。
透明で脆く、柔らかなそれは、キュウリにとってバリア、シールド、ATフィールド。所謂、最後の防衛線。
私はそれを、残酷にも人差し指と親指だけで剥ぎ取ってやったのだ。悔しかろうキュウリ。
冷蔵庫の支配者が、ほんの数秒の間に、搾取される哀れな隷属へと成り下がったのだ。
これ以上の不幸はあるまい。不幸は蜜の味だ。それを搾取する私の腹は、それだけで満腹になってしまいそうだ。
さあ、ショータイムだ! 私は彼に死刑宣告を下す!
そう、「いただきます」という、残酷無慈悲、残虐非道、
悪魔でさえ尻尾を巻いて逃げ出し、神でさえ腰を抜かす、禁忌の言葉を……!
…………。
……だが、うむ。
一人暮らしを始めたばかりで、食事の時の無音に未だ慣れない私は、
中古で買った十四型のテレビに電源を入れた。ブラウン管の向こうから、
昼の番組特有の、明るい口調が耳に入ってくる。
うむ。やはり、食卓は明るくなくてはな。キュウリの浅漬けだけという虚しさも、
可愛らしい女性アナウンサーの声にかき消されて――
「うわ〜すごい! 見てくださいコレ、肉汁がこんなに! フォークで押すだけでこんなに……。
じゃあ、ちょっといただきますね…………。ん〜! 口の中でとろけちゃいます〜」
…………ブラウン管の向こうでは、今をときめく新人女子アナウンサーが、
その可憐なお口で松坂牛を頬張り、たどたどしい口調でグルメレポートをする姿が映っていた。
私のお腹が――キュウリの恐怖を蜜にして満たされていたはずのお腹が、切ない悲鳴を上げた。
小さなボロっちいテーブルにぽつりと置かれた、キュウリの浅漬けに、私は視線を落とす。
すっかり見慣れた光景である。
……とりあえず、キュウリを食べよう。泣くのはそれからだ。
その前に私は、私の不幸を蜜にするような、
幸せ顔の女子アナを視界から抹殺するため、テレビの電源を落とした。

長文すみませんでした

41幻想入りした名無しさん:2008/06/18(水) 20:24:19 ID:axPjL30Q0
>>38.>>39
おおっと、37です。
まずは批評ありがとうございます。
あとあれです、自分はマイナー幻想入りノベリストですよっ。
まあ、そんな事は置いといてですね。
確かに、自分でも見直してみたら所々おかしい所がありますね。
二重表現やら、の使い方やら、色々ともう少し精進しなくては。

それにしても、自分の文の感想が来るとこう、何とも言えない嬉しさ的な何かが来ますね。
このスレ栄えると良いなあ

42幻想入りした名無しさん:2008/06/19(木) 07:38:36 ID:oN7po/OQ0
 雲ひとつない青空のまんなかに、太陽が満面の笑顔を浮かべていた。
 夏の、とある正午のことである。凪であり、ほんの二日前に梅雨明けを迎えたばかりの本日に、雪の妖精などがうっかり出てきてしまったものなら、たちまち水たまりになってしまいかねない、それほどの猛暑である。
 涼しい縁側で、凍らんばかりに冷えた麦茶を傍らに、袖と裾をまくって、おおきな団扇で扇いでいたい……幻想郷に住まううら若き乙女の誰しもが、そんな怠惰に耽りかねないこの時。誰もに慕われ、また理解されない博麗の巫女の行動は、もし告げようものなら万人を瞠目させかねない奇行であった。

 油蝉の輪唱を聴いて、太陽はますます笑顔になっている。
 幻想郷に濯ぐ、川の基点となる湧水。たとえどれほど暑かろうと、儚い諸手を差し入れれば背筋が震えるほど冷たい清流の辺に、いつもの紅白衣装に身を包んだ霊夢はいた。
 すくい上げた水で、汗の滲んだ顔を洗う。幾度か、水面に入れては顔へを繰り返し、頬の熱が下がったころ、水浴びする白鳥のように首を横へ振り、水気を飛ばした。
 当然、冷えた顔もすぐに、太陽のお節介によって暖かくなってしまう。この水の助けがなければ、霊夢は今頃のぼせ上がって土左衛門だろう。
 そんな瀬戸際に、なぜこうもまぶしい笑顔のまま立っていられるのか?
 その答えは、麦茶の代わりに霊夢の傍ら、草原に突き立てられた小さな杭と、それに結ばれた縄の先にある。
 そうそう千切れる様子のない荒縄は、小さな湧水池へと伸びていた。杭と対になる端は大きめの笊をつなぎ止めている。底まで覗けそうなそこで清められているこの笊こそ、暑気を吹き飛ばす、言わば霊夢の希望なのである。
 熱に浮かされて、はたまたお預けされた犬のように、霊夢は頬を紅潮させながら息を荒げる。
 ついつい、膝を地について四つん這いになり、その清水を、笊のなかをのぞき込んでしまうほどに。
 誤魔化すように再び顔を洗うが、もう辛抱がたまらない。頃合いだろうと心の中で強引に踏むと、霊夢は飛び込むような勢いで、袂が湿るも厭わず、激しいしぶきを立てながら細腕を水へ突っ込んだ!
 優雅に水浴びする白鳥から、疾風の如く獲物を狩る燕のように!
「来た……ッ!」
 喜色満面。霊夢は、水中からつかみ取ったものを天へ掲げ、太陽に負けぬほどに眩い笑顔を浮かべる。
 柔らかな掌に、節くればった硬さが伝わる。弦月に似た形をしていて、水濡れだけの所為とは思えぬほど艶やかで、青々としているそれは、そう。妖怪退治の報酬である、採れたて新鮮の胡瓜である。
 恋する乙女よろしく胸を高鳴らせた霊夢は、思わず慎みを忘れて、口元に手を引き寄せながらに胡瓜にかぶりつく。
 もし、もしもこの音を間近で聞いたなら、それこそ喉を鳴らさずにはいられない、小気味のよい音!今、この幻想郷において、霊夢はまさに勝ち組だった。
 真珠のような歯に噛み割られ、瑞々しく弾ける果汁。断面からは青緑の美しい果肉を覗かせる、今や蜜月の如く甘いこの胡瓜の歯ごたえといったら、もう!
「美味しい――……」
 歓喜に幼い喉を震わせて、霊夢は万感の想いを口にする。
 清流に磨き上げられたこの胡瓜。道中の疲れも、太陽の力をも忘れるほどのこの旨味!
 もはや瞳の端に涙すら浮かべて、惜しみながらも胡瓜を嚥下した霊夢は、その胸に食べかけのそいつを抱きしめ、絶頂感の余韻に震えていた。 
 そしてその笑顔のまま、霊夢の体が傾斜する。
 先程の比ではない水しぶき。それもそのはず、体重まるごと勢いをつけて、霊夢が水へ突っ込んだのだ。
 胡瓜の味に酔いしれるあまり、自分がのぼせ上がっていくのを失念した霊夢は、太陽の手痛い叱責を喰らう羽目となったのである。

 一刻の後、川下へ流れ着いた巫女は、無事人里の者に救助された。
 英雄であるその巫女の顔は、まるで比類なき大妖怪を退治した後のように、満ち足りた笑顔であったそうな。

43幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 00:06:35 ID:Pwg3gIbA0
>>1 のお題で書いてみました
指摘もらえるとありがたいです(´・ω・`)


「大ちゃん、’しぬ’って何?」
 あまりにストレートすぎる質問。しかし、質問してきた本人は何も理解していないようで、きょとんとした顔をしていた。
「チルノちゃん、いきなりどうしたの?」
「こないだね、あの白黒にね、言われたの。お前はいくら溶かしてもしなないなって」
「……平気なの?」
「さいきょーのあたいには痛くもかゆくもないもん!」
「あはは、そっか」
 誇らしげに胸を張る少女。その姿が微笑ましくて、つい口元が緩んでしまう。
 そんな少女が”死”という単語を発したのに、私は少し、嬉しくも感じていた。
 彼女は悪戯が好きだ。それも、たまに度が過ぎてしまうくらいに。それが最悪の場合にだってなることもある。もちろん、そんな事が起きるのはほとんどない。というよりは、ないと言い切っていいくらいでもある。
「チルノちゃんは、今、生きてる、でしょ?」
「? あたりまえじゃない」
 ”死”という言葉があれば”生”という言葉が存在するのは間違いないのだ。
「それがなくなっちゃうの」
「どーいうこと?」
 彼女は死ぬということを知らない。だから、生きているという事を深く考えたりはしない。ただ、彼女が誰かの生を奪うとは考えられない。
「うーん……例えば、私が死んじゃうとするでしょ?」
「えぇ! 大ちゃん、しんじゃうの!?」
 でも、死んでしまうという事が、彼女に少しでも伝わったら、生という物をちょっとは考えてくれるかもしれない。だけど、きっとすぐに忘れてしまうんだろう。それでも構わない。考えるという時間が、彼女には大きな物になるだろうから。
「だから、例えの話だってば」
「それを先に言ってよ!」
 言ったんだけどなぁ、という言葉は私の胸に閉まっておくことにした。言っても彼女には効果がない。
「もしね、私が死んじゃったとしたら、もうチルノちゃんとは、会えないの」
「え……?」
 私がその言葉を言ってから、彼女は固まってしまった。さっきまで興味津々に開いていた目と口は閉じてしまった。
 しばらくすると、彼女の目からは大粒の涙が溢れていた。しかし、それを私に悟られたくないのか、手の平で何度もこすっていた。
 これには私も驚きを隠せなかった。
「ど、どうしたの?」
「や、やだよ! 大ちゃんがいなくなっちゃうなんて!」
「大丈夫だよ。いなくなったりなんかしないよ」
 それでも彼女はしばらく泣いていた。というよりは、涙が止まるのを待っていたようだ。
「大ちゃん……」
「何?」
 彼女は最後の涙を拭うと私をじっと見た。でもそれは、睨んでいるわけではなかった。
「あそぼ!」
「へ?」
 唐突な事だった。彼女は急に私の手を掴むと飛び始めた。
「大ちゃんがいなくなっちゃう前にいっぱいあそぶの!」
 少し赤くなってしまった目をしながら、彼女はもう笑っていた。
 さっきまでのことなど忘れてしまったのだろう。いや、忘れている訳ではない。だけど、考えてくれたかどうかでいえば、やっぱり考えてくれてはいないのかもしれない。
 でも、 ”しぬ”なんていう未来を思い悩むより、今流れている時間を無我夢中で遊ぶ。
「うん」
 その方が、彼女らしいのかもしれない。

44幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 00:59:33 ID:fkUEEN820
>>42
徹底してバカを描写してやるぜ、という作者のやる気がとてもうかがえた。うまい。
導入部が妙に野暮ったい、それを除けばするりと読めた。突っ込みを入れたい。
セリフの部分や、勝ち組といった言葉が、難しい単語とギャップがある。
情景描写と霊夢主語を、一文に混ぜない方がいいかもしれない。

>>43
一人称が、それなりに書けている、と思うが、ところどころ不必要な「私」がある。
具体的にひとつ上げれば、「私の胸に」の「私」はいらない。
また“”や‘’の使い方が気になる。使い分けはどんな風に考えていたのかな?
ところで、よければぜひ花映塚のチルノをクリアしてください。

45幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 12:38:42 ID:Pwg3gIbA0
>>44
 指摘ありがとうございます(´・ω・`)
 確かに不必要な部分が多いかも……気をつけます
 ””と’’の使い分けはミスでしたorz
 なんで二つ使ったんだ、自分(´・ω・`)
 
 原作をしかとしたっぽいですね……すいませんでした
 花映塚もう一度やり直してみます(´・ω・`)
 
 本当にありがとうございましたー

4644:2008/06/20(金) 13:07:08 ID:fkUEEN820
>>45
話の筋はきちんと通ってるので、書けた文章を音読すると、ミスが減らせるかも?
最後のは原作無視を問い詰めてるわけでなくて、ちょうど花映塚のチルノEDが、
「死について」だったから、非常に参考になるかなと思ったですよ。

47幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 16:04:59 ID:z9moQPZQ0
>>43
二次創作でこういうテーマを扱うのは流石に自重すべきだと思う。個人的に。
書くにしてももうちょっと遠回しに語らせて欲しかった

4842:2008/06/20(金) 16:34:42 ID:aqqmerW.0
ではお題を。
「海」
 ※直接登場するキャラクターの固有名詞を使ってはいけない
これでお願いします。

>>44
指摘ありがとう。一文に詰め込みすぎてしまうのは悪い癖だなあ……

49幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 18:05:18 ID:Pwg3gIbA0
>>47
 以後気をつけます(´・ω・`)
 二次創作でああいうテーマはあまりよくなかったんですね……すいませんでした

50幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 20:56:55 ID:fkUEEN820
>>40
コメントするの忘れてたので。
とりあえず、前半がくどい。何か詳しく書くということに頭を取られている印象を受けた。
おそらく主人公が急にテンションを上げた理由が分からず、ついていけないのも要因のひとつ。
しかし、後半のテレビの肉を見て悲しくなる様子は転がるような文章で読みやすい。
対比も効果的だと思う。
こんなところです。

51幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 21:49:39 ID:fkUEEN820
言ってばかりではあれなので、自分の文章力を晒す。
>>48 お題「海」※キャラの固有名詞不可。
 卑怯な手を使ったので注意。

 気づけば川面に釣り糸を垂らしていた。
 ひとつ、岩に腰を下ろして、川を見つめていると、その川が揺れ動いているように思えた。いや、実際のところ、岸が近づいては遠ざかりしている様子が、目に映っていた。辺りを見回すと、まずぽつぽつと岩墓の転がっている様が映った。あるいは、その岩の間に、不思議に点々と咲く赤い花が。
 私はここがどこであるかを思い当たり、それからふう、とため息をついた。
「釣れるかい?」
 後ろからかかってきた声は、少しクセのある女性の声だった。彼女にも心当たりがあった。
 私は振り返らなかった。
「いいえ」
「そりゃそうだろう」
 あくびをかむような話し方でそう言うと、彼女は私の隣に腰を下ろした。
 そのまましばらく、二人で川を眺めていると、なぜか自分の口から言葉が漏れた。
「この川は……どこへつながっているんだろう」
 彼女は、突然の私の言葉に反応することはなく、ぽい、とひとつ、川に何かを放り投げた。
 それがおそらく古びた貨幣であることを、水面の波紋が流れに消えてから、私は思い出した。
 たっぷり取った沈黙の、さらに後で、彼女は言った。
「きっと、海にでもつながってるのさ」
 私は頷いた。
 それならきっと、川に落ちても迷わない。

52幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 23:24:18 ID:Pwg3gIbA0
>>48
 の、お題でまた書いてみました(´・ω・`)
 指摘あればお願いします〜

 地面を叩く音。呼吸をする度にいつもと違う何かが肺に入ってきた。
 少し重い瞼を無理やりあげつつ、外へはいずって出てみる。
「ぬおっ、雨だ」
 雨音が響き、呼応するかのようにして蛙が鳴いていた。
 昨日の夜から蛙が少し鳴いていたのを思い出す。そういえば蛙は雨が降るという事が分かるらしい。一度その原理を探ってみたいが、人工物でなければばらしても何も分からないだろう。
 しばらく脳が正常に作動するまで待つ。立ち上がってみると、足元がふらついた。もしかしたら寝すぎたのかも
しれない。まだ、半分夢を見ているようだ。
「川はどうなってるんだろ」
 ふと頭をよぎった疑問を確かめに行くことにした。もしかしたら氾濫しているのかもしれない。氾濫してる中を流されるのはいささか危ないか。
 でも、もしかしたらいつもより遠くへ行けるのかも?
 そんな事を考えてると気分が良くなってきた。そもそも雨は嫌いじゃない。今日は楽しい一日になりそうだ。
「これはまた……随分と」
 ちょっと分かった顔でぼやいてみる。実際は何も考えていないけど。
 川は氾濫こそしていないものの、かなり増水していた。今日は危険な川下り?
「この川って何処に繋がってるんだろ」
 今度はそんな疑問。いつもより、遠くにいけるということは、いつもでは見なれない所に行けるということだ。し
かし、それは一体どこなんだろう?
「うーん……海には繋がってるんでしょ、きっと」
 とりあえず勢い任せに川に飛び込んでおく。
「あ、朝ご飯食べるの忘れてた」
 時既に遅し。

53幻想入りした名無しさん:2008/06/20(金) 23:27:04 ID:Pwg3gIbA0
>>52

見なれない所→見れない所
でした
すいません(´・ω・`)

54幻想入りした名無しさん:2008/06/21(土) 00:22:34 ID:QuR3YHMI0
>>50
40の者です
前半は仰るとおり、詳しく書くことに執着しすぎました
半ばでオチが見えてきて、その勢いで書き上げたのがまずかったのかな
重きを置くのは冒頭も同じなのに……
やっぱり、文章は勢いだけで書くものじゃないですね

ご指摘、ありがとうございました

55幻想入りした名無しさん:2008/06/21(土) 00:37:12 ID:QuR3YHMI0
>>54
重きを置くのは冒頭も同じ、というのは
前半の描写を、主人公の内面に向ければよかったかも
という意味です
そうすれば、ハイテンションの理由の説明にもなっただろうし……

54を読み直したら、なんか言いたかったことと違う気がしたので加筆しました
やっぱり文章は勢いだけじゃ書けないww
改めて、ご指摘ありがとうございました

結構このスレ賑わってるみたいで良かった
またいつか、お世話になるかもですー

56幻想入りした名無しさん:2008/06/21(土) 01:35:30 ID:7xmwZ9aA0
お題「海」をもとに。:長いです。突っ込みどころ多いです。ごめんなさい。

私はここ、幻想郷に着てから、ひとつの楽しみを見つけた。
それは、何かの弾みに私がここに持ち込んでしまった大量の本。
図鑑やら絵本やら。を、ある少女に見せること。
「恐竜ってかっこいいわね!」
水色の髪をした、少し風変わりな少女。蛙が好きなのだと言う。
彼女は好奇心旺盛で、新しいものを見せると、すぐに興味を示す。
「よし、アタイの次にさいきょーだと認めてあげるわ!」
彼女を知恵が足りないと言う方も多いようだが、そうではない、
よくも悪くも子供なのだ。そう、
「…ねぇ、他には持ってきてないの?」
飽きっぽいところとか。まさに子供だと思わせてくれる仕草。
思わず、微笑をもらしてしまう。
「これなんてどうだ?」
差し出した本は、海洋図鑑。
この地には海がないと聞いたから、新鮮ではないかと思ったのだ。
「かいよーってなに?」
「海洋とは…簡単に言うと海で…」
「膿?」
そうだ、まずは海という言葉から説明しなければいけない。
「海ってのは、広くて塩辛い…湖みたいなものだね。巨大な水溜りだ
 まぁ、詳しいことは、その本に書いてあるから、読んでみてくれ。」
湖と聞いて、あまり物珍しいものではない、などと文句を言いながら、ページをめくり始める。
だが、一枚、一枚とめくるごとに、その顔は驚きと、未知との出会いの喜びで染まっていく。
「何、このデカイ魚!」
「鯨だな。魚みたいだけど、人間に近い生き物らしい」
「本当に、海にはこんなのが住んでるの?」
「ああ、何万匹もすんでいる。…今はちょっと減ってるらしいけど」
彼女は目を丸くする。想像できないような話だったのだろう。
そんな彼女の様子を、微笑みながら見つめていた。
だが、次第に、自分の残酷さに気づいてしまう。
「アタイも海に行きたい!」
「どうやったら行けるの?」
彼女は次々に問いかけ始めた。
「教えて!」
どうすればいいのだろう。
どう答えればよかったのだろうか。私は、
「…いつか、連れて行ってあげるよ」
嘘をついた。
「ホントね、約束よ!?」
彼女が目を輝かせる。
「ああ」
嘘をつく。
「ごめん、今日はこれで戻らないと。日も暮れかけてるし。」
「そうね…じゃあ、また今度ね!」
はらはらと手を振り、背を向ける。
彼女は子供だ、忘れてしまう。
嘘をつく。
いつか、いつか連れて行こう。海は本当に美しいのだから。
嘘をつく。
貝殻を耳に当て、砂で城を作り、友人と語らい、高台より海を見渡し、鯨を見つけ、
彼女は本当に楽しむのだ。海を。
嘘。分かっている。
私はどうしょうもない悲しみに襲われ、目の前が海に沈み、見えなくなった。

5751:2008/06/21(土) 05:34:01 ID:PK83StcA0
ここ書いてる人って同じ人ばっかりだとやーね。
>>52
ちょっとネタ被ってるw
なんとなく表現がくどいところがあるかも?
例「あげつつ → あげて」「呼応するかのようにして → 呼応して 呼応するように」でおkかと。
独り言が多いのと、脳って知ってるのかが気になる。
全体わくわくしている雰囲気が出ていると思う。

>>56
詩的な感じなので評価が難しい。まず、描写云々はこの文章では関係がないことが分かる(そういう風にできていない)
句読点の使い方がところどころおかしい。
「嘘をつく」を挿入文のように使っているが、今ひとつくどさを感じる。ただし、主人公が自分に酔っている文章なので、使い方は正しい。
いやあ、冷静に考えてみると、そこまで悲しみに襲われるような話ではないはずなのだが、
「残酷さ〜」の辺りから暴走が止まらずに行ってるところがすごい。

こんなところです。

58幻想入りした名無しさん:2008/06/21(土) 09:35:34 ID:J0UpYhyM0
すまん、眠いと俺が暴走するみたいだ。
今見直すと、かなり後半くどいな。主人公じゃなくて、俺が酔っ払ってる。

幻想と現実が交じり合う日は来ないってのは、結構悲しい気がする。
ただ、海を見せられないことが悲しいのではないねん。
ここらへんは、かなり個人差があると思う。

というか、何というか、暴走していてごめん。

59幻想入りした名無しさん:2008/06/21(土) 10:09:20 ID:bV6WfcdA0
>>57
 指摘ありとんです(´・ω・`)
 わくわくしてるというか、テンションが上がってる感じが出てればいいなーと思ったので。
 自分の文章は全体的にくどいのかな?
 気をつけよう(´・ω・`)


>>56
 個人的な感想ですが
 同じ文章や言葉を重ねるのは詩的な方法ですから、くどく感じるかどうかは多分人次第だと思います
 自分はあまりそういう風には感じなかったので(´・ω・`)
 「嘘をつく」
 を連続させるだけじゃなくて
 「嘘ついた」
 「嘘をついている」
 「嘘をついてしまった」
 みたいに語尾をちょこちょこ変えてみても深み深みに入ってる感じが出るかなーとか思ってみたりしました(´・ω・`)
 でも、これも見る人によってはくどいんだろうなぁ(´・ω・`)


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