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【屋内】世にも奇妙な邪気眼大学【コテ可】
1
:
名も無き邪気眼使い
:2010/12/26(日) 01:50:38 ID:.AyQGSX.
<< 邪規約 〜 翻弄の契約 〜 >>
【 必読 初めてきた方は、一度「邪気眼大学事務室」のスレを訪れてください。 】
・age進行です。sageないようにしてください
・コテおkです(コテなしでも参加可能)
・キャラにどんどん成りきってください
・話は各々適当に作っていってください
・万遍なくレスを拾っていってください
・イベントを起こしたい場合、空いているイベントスレを使ってください
・多人数へのレスは可能な限り纏めて行うようにしましょう
・無意味な連投・一行投稿はできるだけ控えるよう心がけてください
・戦闘可能ですが、長引く場合や大規模戦闘に発展した場合はイベントスレへ移動してください
・次スレは
>>950
を踏んだ人にお願いします
【wiki】
ttp://www8.atwiki.jp/jakigaku/
【前スレ】
【屋内】邪気眼大学と不思議なダンジョン【コテ可】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11129/1260800245/
【セーフティ試用運転中】
・日常スレを両方戦闘可能にするにあたり、試験的にセーフティを使用可能とします
・名前欄の頭にセーフティマークである【S】をつけることで『セーフティ』であることを表します
(例 *** 名前: 【S】名も無き邪気眼使い[] 投稿日:2009/03/**(**) **:**:** ID:******)
・セーフティである人物への攻撃等は無効であり、その反映は当人に委ねられる物とします。
(例 【S】人物Aに対して人物Bが攻撃行動をレスしたとしても、【S】人物Aはその結果反映を任意で行うことが出来ます)
・セーフティの印は任意で付け外しが可能です
2
:
名も無き邪気眼使い
:2010/12/27(月) 04:23:07 ID:aIwKhOK2
抱きつきたい
http://abcdefg.toypark.in/get.php?u=farm4.static.flickr.com/3162/2983313939_9551fe67a6.jpg
http://stat001.ameba.jp/user_images/e0/4d/10134738134.jpg
3
:
名も無き邪気眼使い
:2010/12/27(月) 04:44:37 ID:uLpmpdNo
ぐはっ
http://prt.iza.ne.jp/images/news/20100611/308251_c450.jpg
http://hp2page.hp2.jp/u.php?prt.iza.ne.jp/images/news/20100325/282604_c450.jpg
4
:
ダレカ/戦士科一年/異世界人
:2011/01/31(月) 20:27:57 ID:a2UGTmZo
【図書館】
(館よりは塔と呼ぶべき巨大な図書館)
(机に参考書を積み上げ、ひたすらペンを走らせている青年の姿が)
元々、こういうデスクワークの方が得意なんだ…!
期末試験なんて楽々楽勝でクリアして、さっさと春休みを謳歌してやるぜ!
うおおおおおおおおおおッ!!
(…図書館で大声は禁物デス。)
5
:
名も無き邪気眼使い
:2011/01/31(月) 20:43:39 ID:D5Za5g2U
>>4
(ボコッとダレカの頭に本が当たる感覚。斜め45度の分厚い本はなかなか痛いかもしれない)
…図書館では静かに
(規約を守らない人には軽い制裁がある)
6
:
ダレカ/戦士科一年/異世界人
:2011/01/31(月) 20:50:00 ID:a2UGTmZo
>>5
(ブック アタック だ!)
痛い!?
ぐおおお…、絶妙な角度…脳が揺ら揺ら来てるぞちきしょう……ッ。
図書委員なら本を鈍器にするんじゃねえ……!
(余裕のない様子から察するに、実は結構切実に痛いらしい)
7
:
名も無き邪気眼使い
:2011/01/31(月) 20:56:42 ID:D5Za5g2U
>>6
(然し、背後に誰かがいたわけではない)
(彼の前方で分厚い辞書のような本が宙を舞い、自ら本棚へと収まっていったのである…)
(その様はまるでポルターガイストである)
8
:
ダレカ/戦士科一年/異世界人
:2011/01/31(月) 21:01:05 ID:a2UGTmZo
>>7
…………。
………。
……。
………ん? あれ?
俺はこういう時、どんな反応をすれば良いんだ?
幽霊目撃するのは始めてだけど、この世界では別段珍しくもねえだろうし。
うーん……。
(何やら頭を抱えて悩み始めた)
(頭の中で、感情よりも疑問の方が優ってしまったらしい)
9
:
名も無き邪気眼使い
:2011/03/19(土) 01:18:33 ID:23.ab8Q2
「ブランク長いと大変…出る気が起きない」
「しばらくは…おんぞん」
【寝子はこたつでまるくなる にゃー】
10
:
名も無き邪気眼使い
:2011/03/20(日) 22:49:13 ID:W0OqqVIw
「やーれやれ」
某談話室。
珍しく人のいないそこに灯りが生まれる。
「……黄金の彼に見栄張った以上二度と来るまいと思ったが」
世の中そう上手くは行かんなあ。
呟く光の生み主は翼持つ銀色。
真直ぐに空目指す六枚翼を遊ばせるようにソファにうつ伏せて、
「だがまあ、これも縁と言えば縁だ。
――――静かに楽しませてもらおうかィ」
くすくす軽い笑い声が弾けて消えて。
漂う灯りも宙に溶け失せた。
11
:
狩魔 聖斗
:2011/06/25(土) 21:42:48 ID:Vp24UC3o
談話室
今日の校内はいつもより涼しいこともあったためかそれなりに過ごしやすい一日だった
そんな普段よりかは快適な一日であるからか、学ランを着た少年も普段ならしないことをしていた
「……俺が考え事にフケるなんて、珍しいこともあるもんだな」
面倒ごとを何よりも嫌う少年が、自ら面倒を引き込むような、そんな真似を
なぜだか行っていた
12
:
フレスト
:2011/08/15(月) 21:58:26 ID:o7tgpojo
「いやぁ、暑いねぇ……」
白い布地を腰に巻き
うちわ一つで涼をとる男、と
「ばうっ」
隣に座ったのっぺらぼうの犬
「そーでもないってか、うらやましいねぇ……」
「――?」
男に話しかけられて犬も何か返すが
果たして通じているのかは不明である
13
:
名も無き邪気眼使い
:2011/08/27(土) 01:12:24 ID:Aa7wo00k
『今年も穴が増えたものだね・・・数えきれないくらいだ。
この数だけこの夏、生命が燃えたというのも、なんとも不思議な気分さ』
校庭の隅で、セミの出てきた跡であろう穴を数えている・・・
14
:
名も無き邪気眼使い
:2011/08/27(土) 14:23:43 ID:QWPhEayI
//うわぁ、屋内に書いてしまいました。スイマセン
15
:
名も無き邪気眼使い
:2012/03/12(月) 20:43:18 ID:WCsoMpy6
「……流石にもう無いか。まぁいっか。どれもこれも泡沫の夢だったというわけか」
脳裏に描くは激闘の数々
赤いマフラーを翻す男、鉄を操る男、炎を手繰る悪魔
香りを武器とする男、かつての支配者の眷属を宿すもの
神の御使いの純白の羽根、人形遣い、現実と見紛う程の幻
「そういえば、彼と相成れる事は一度も無かったか。彼女は何処に往ってしまったのか。そういえば彼は眠ってばかりだったか」
結界を自在に操る男、神の少女、眠ってばかりの狼男
「図書館に篭っていそうな彼女とその使い魔、そして番」
頭の中で駆け巡る、かつての日々。
多くの敵に、この体は何度滅びたか。
模擬戦で、どれだけの部位を失ったか。
時に笑い、時に泣き、目の前の不条理に慟哭したのだろうか。
「…そう、私は必要ない。時代は既に彼らのもの。私のような物は必要に非ず」
この談話室で繰り返したやり取りは既に消去された。
だが覚えている。
――――ドクン
此処が憶えている。脈打つ心臓が憶えている。
漬物をあてに酒をかっ喰らい、大騒ぎした夜
鍛錬と称し少し遊ぶつもりが追い詰められたり
積み上がる書類を捌いた日々
今までで最も楽しかった日々だ
「ねえ、 はまだ生きているの?私はこの通り。相変わらずリセットボタンを押され続ける日々」
私はこの通り、抜け殻
体は玩具。辱められ続けた不浄の身
「次代の姿、出来れば見てみたいのが本音…だけどね」
脈打つ心臓は動き続ける
「……」
見た目は少女の形をしたそれは談話室に背を向け、歩き始める
もう一度振り返る
「生きていたら会うかも知れないね。それはどの私だろう。」
談話室から一つの人影が消えた
16
:
名も無き邪気眼使い
:2012/03/22(木) 13:05:45 ID:5Mh4F9nQ
つメロンパン
つ越乃寒梅
17
:
狩魔 聖斗
:2012/03/29(木) 23:00:52 ID:JwWLIW02
「フン……やけに物静かになったもんだ」
一人廊下を歩いて、校舎を巡回する学ランを着た少年。
それは、ひとつひとつの教室を見回っているように。
「それでも俺は……」
談話室の前で足を止め、口も閉ざした。
そこから振り返って窓の外を見つめると、あの日の校庭がそこにあったような気がした。
数刻もすれば、そこにあるのは、ただの己の影。
影は、どこか悲しげに、嘲笑っているようで。
「なんて、な」
少々、センチメンタルが、過ぎている。
「……帰るか」
そういいながら、彼の足は、動こうとはしなかった。
彼の行く先は、今。
18
:
名も無き邪気眼使い
:2012/06/05(火) 22:49:11 ID:Re0yc.j.
まだ終わらせたくない……
そんな気がしただけ
19
:
名も無き邪気眼使い
:2012/06/08(金) 00:02:22 ID:y.ymml5k
栄枯盛衰。
諸行無常。
廻る廻る運命の帰趨。
破滅は緩慢にこの世界を蝕み、いずれは終幕を迎える未来。
――――ようこそ、従容とした諦めの最果てへ。
もし抗いたいならいつでもどうぞ。
後ろ髪を引かれし赫髪の悪魔が、慇懃無礼に貴方のお供を承りましょう。
20
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/05(日) 21:25:13 ID:4eE/vM.I
(――脈動。)
(それは何処から?)
(消灯された無人の学舎から)
(正確には南棟のとある階、閉め切られたとある一室)
(施錠されている訳ではないので簡単に開くだろう)
(その一室は、かつて)
(この大学を自治する集団が使用していた場所――今ではただの空き教室となっているが)
(再び、脈動。)
(今に始まったことではない。)
(ずっと昔から、そしてずっと先まで、この拍は絶え間なく鳴り続ける)
(邪気眼大学という場所を守る、システムの一部として)
(その引き戸を開けば)
(暗闇に存在感を放つ黄金の輝きが目を引くだろう)
(それは、数ある机の一つに置かれた、刀身に「AZOTH」と刻まれた黄金の短刀だ)
21
:
甲/kabuto
:2013/05/05(日) 22:21:52 ID:HeAdZIrw
近頃は、平和だ
何がどう?と聞かれると返答に些か困ってしまう部分があったりするのだが
敢えて例として語るには
例えば、校舎中の窓ガラスが不可思議な力で消し飛んだり
例えば、裏山の伝説の獣が暴れたり
例えば、中庭の池から巨大な幻獣が出現したり
例えば、何処ぞの機関の刺客が襲撃してきたり
例えば、誰かが死んだり
などなど
そういったこの大学に関わる「諸事情」が
最近は…いや、この大学−−『邪気眼大学』にしては、
一種異様とも言える期間、音沙汰も無い
「……結構な事じゃねーの、と俺は思うんだがね」
赤いマフラーを首に巻いた男が虚空に呟く
彼の名は『甲』
かつて、生徒自治組織『邪気会』に身を置いていた学生である。
目の前の扉を見つめる
彼が立っているのは
>>20
誰も居るはずのない部屋の前
「ここに来るのは『邪気会』の凍結以来か……やれやれ」
何の抵抗もなく開く扉
懐かしさを感じる室内を迷いなく歩き
「やっぱ、またこの部屋から…始まるんすか?」
黄金色に輝く短刀を眩しそうに見下ろした
「ねえ−−−会長」
22
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/05(日) 22:33:51 ID:4eE/vM.I
>>21
(短刀は答えない)
(黙して、黄金の輝きで彼を照らす)
(かつての同僚にして懐かしい来訪者を前にして、何も反応しないとは)
(薄情か、冷淡か、――否)
(もはや今の彼は、何をも語ることはできない。)
〈 はァン――?
ハッ、オイオイ。随分と懐かしい顔じゃねェか。
久方ぶりに見る面がテメェってのは、なかなか悪くない人選だ……俺様にとっちゃァな。 〉
(ゴオ、と)
(短刀を見下ろす彼の背後で)
(病的なまでに蒼白な業火が、虚空から勢いよく燃え上がる)
(炎熱でもって結ばれた像は――悪魔のそれ)
(ただし、肉体はない)
(実体のない悪魔の陽炎が、揺れるようにそこにいるのみ)
〈 ハローォ? ご健壮で何よりだぜェ、甲くん? 〉
(赫怒の悪魔―――ルビカンテ)
23
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/05(日) 23:01:57 ID:HeAdZIrw
>>22
「……」
短刀は、輝いてただそこに在るだけ
何かを感じはすれど、甲の知る『彼』では無い
それは分かりきった解
ただ、その”感じ”こそが何かに繋がると自身の経験則が語る
「−−−ッ」
チリ、と肌を焼く様な−−否、総身を”焼き尽くさんばかり”の気配に振り返る
地獄の業火そのものがそこには存在した
「そういうアンタは、随分とまぁ薄っぺらくなっちまったな?」
業火に話し掛ける
その奇妙な存在に気は張れど、馴染みあるその声に懐かしさを思う
「ルビカンテ、その姿の事ぁ…まぁ、悪魔的な事情とかそういうの分からんから敢えてツッコまんが…」
ルビカンテの像と机の短刀を交互に見て
「ここに来て、アンタが現れたって事はよ……こっちの事情について、何か知ってんの?」
尋ねた
24
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/05(日) 23:21:16 ID:4eE/vM.I
>>23
(悪魔は嗤う)
(露悪的な表情は昔日と変わらず)
(ただ一つ異なるのは、そこに肉体が欠落しているという点のみ)
(甲の問に、悪魔は息を吐く)
あァ――まァ、な?
(呆れ)
(それは、黄金の短刀に向けられた感情)
(錬金の王が選んだ、全能を気取る彼にしてはあまりに愚かな選択に対して)
(否、不完全であれ全能だった彼だからこそ)
(不可解だったのだが)
ま、アレだ。………コイツは、『引退』したのさ。
隠居っつーかな。
要するに、邪気会長の座から退いたんだ。誰に言われるでなく、自分から。
(至極つまらなそうに悪魔は言う)
嗤えるだろ?
不老不死、ゴキブリよりしぶといあの男がよォ。クカカ。
25
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/05(日) 23:36:08 ID:HeAdZIrw
>>24
「……どう答えて良いか分かんねーな」
『引退』
額面通りに捉えるのならば、それは至極自然で当たり前の現象であるが
目の前の業火が表す呆れた様な、つまらなそうな感情から
『邪気会長』が辿ったその”終わり”がどういった意味を持つものか、測りかねる
「お勤めご苦労さん、おめでとう、今までありがとー……
……って感じじゃなさそうだな?その『引退』って」
26
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/06(月) 00:08:51 ID:umS11bJo
>>25
ハッ。
それがよ、下らねェ理由なんだ。
(愚痴のように)
(唾棄のように)
(悪魔の陽炎は皮肉げな顔で答える)
”贖罪”、と―――。
そう抜かしやがったんだ。よりによって、あのクソ野郎はよ。
しかも、俺様の目の前で、だ。
(何に対して?)
(それは悪魔にも分からない)
(ただ、それを言われた時、酷く落胆したのを覚えている)
(期待が外れたような、喪失感にも似ていた)
――今のこいつは、邪気眼大学という巨大なシステムを管理維持する為の機構の一部だ。
個よりも巨大な、もっと漠然とした存在になった。
コイツが、そう望みやがったのさ。
27
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/06(月) 00:33:52 ID:2GybxWow
>>26
「贖罪?……システム、維持?」
目の前の業火--ルビカンテの話す内容を必至に追う
人柱というワードが、まずイメージされた
そして、その座に会長が望んで成ったとルビカンテは告げたのだ
「邪気眼大学、システム…?」
『邪気会』は、ある日突然凍結された
『邪気会長』の姿が見えなくなったのもそのほぼ同時期の話であったか
では、この異常な程の安然はそこに起因して……?
自身の持つ知識と、ルビカンテの話す『知らない話』が混線する
この悪魔は、何を知っていて、自分は何を知らないのだろう
情報の不明瞭さに感情がザラつく
何か……開けてはいけない箱に指を掛けているような感覚
「…ダメだ、わかんねー…何かこう、途方も無い話だっつーのは…理解したが」
上手くまとまらない考えに首を振り
今は、疑問を挟まずルビカンテの言うままに聞き理解に努めようとする
28
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/06(月) 01:03:27 ID:umS11bJo
/すまぬ・・軽く落ちてた・・!
/ちょっと眠気に負けそうや、明日以降空いてる日あるかい
29
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/06(月) 01:13:00 ID:2GybxWow
>>28
//おっk
//置きレスとかでも良いのよ
30
:
名も無き邪気眼使い
:2013/05/06(月) 01:24:39 ID:umS11bJo
/ありがてえありがてえ
/明日辺り置きレスに投下しときますんで、都合の良い時にお返しくだされ
/遅くまでありがとう!
31
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47
:
谷津崎スサノ
:2013/06/20(木) 17:53:05 ID:unGovpfg
「~~~~~~っっ」
敷地面積の広い大学は、そこまで珍しいことでもない。
某T大とかバス移動するし。敷地内を。生徒が。
「…………」
だが。
"校舎が広すぎる大学"というのは撿撿撿撿
なかなか、珍しいんじゃなかろーか。
「っだあああああぁああぁあぁぁあ!!!!!ここ何処だアホんだらぁ!!!!!」
撿撿撿撿そういうわけで迷子である。
//人もいないしまったり進行のつもりで
//置きでもよかった気がするね!!ごめんね!!
48
:
名も無き邪気眼使い
:2013/06/20(木) 20:14:06 ID:bClTHARc
(校舎である)
(でかい。とにかくでかい。)
(巨人種や龍種でも受け入れてしまえそうな――いや実際受け入れているのだろうが――スケールである)
(建造物の外見からして、その計り知れない規模が窺えた)
(構内案内パンフを一度でも見た者なら、俯瞰地図上に示された校舎の形状と巨大さに我が目を訝しんでもおかしくはない)
(そんな理由で、毎年とにかく校内で迷う生徒が多発する)
(構内ではなく校内)
(校舎内で、という意味である。新入生が粗方受ける洗礼と言ってもいい)
(しかし、まあ実際のところ、先輩方でも自身の学部の関連しか覚えてられないのが大体九割じゃないだろうか)
(それほどまでに広大。広漠。隠しダンジョンでもかくやという内装に、生徒間では『極秘の場所』があるのではないかとまことしやかに囁かれているとかいないとか)
(...いい加減に本題へ話を戻す)
(要するに、肉を失って霊体である悪魔は現在、そういった迷子の新入生の案内役のようなことをしている)
(誰に命じられたという話ではなく、あまり暇すぎるので、という不純な動機だ)
(少しでも退屈が凌げればいい、という下心もある)
(そういう訳で、今日も適当に校内を見回っていると、「ここ何処だアホんだらぁ」という非常にオーソドックスな迷子の声が聞こえてきた)
(案の定。全くもって珍しくない)
(悪魔は陽炎のように揺らめく霊体でもって、その迷子――谷津崎スサノの目の前へと姿を現した)
ミス
〈 よォ、本日のストレイシープは女性みてェだな。
グーテンターク、ってヤツだぜ。
ガイドボランティアの登場だ。ご所望の目的地は? 其処まで連れていってやるぜ、俺様の暇潰しにな。カカカッ! 〉
(紅蓮からオレンジへグラデーションする長髪が印象的な、褐色肌で筋肉質な体躯の男)
(切れ長の三白眼は見るからに戦闘好のそれであり、実際それは的を射ている)
(口元に浮かべた三日月は嘲弄の色を微かに含んではいたが、それはスサノに向けられたものではなく、単なるこの悪魔の癖のようなものだ)
(そう、悪魔。この男の名は、)
〈 ま、手始めに自己紹介から行ッとくか。
俺様はルビカンテ――今後ともよろしく、ッてな。 〉
(ルビーのように紅光を宿した瞳で興味深げにスサノを見つめ、にやりと口角を上げてそう己を紹介した。)
49
:
谷津崎スサノ
:2013/06/21(金) 00:11:23 ID:7o3.MDcI
>>48
50
:
谷津崎スサノ
:2013/06/21(金) 00:17:29 ID:7o3.MDcI
//ミス投稿したり文字化けしてたり
//携帯からやるものではなかった感が無きにしも非ず……申し訳ない
>>48
ば、と振り向いた。
「……・」
鋭い……というより単に目つきが悪いだけにも見えなくもないが……眼差しで、ルビカンテを見つめる。
無理もない。
彼女にとっては、この出会いは。
「第一生徒はっけぇ――――――――ん!!!!!!」
――――広すぎるゆえの弊害である。
”いつもどこかに誰かしかがいる”ということと、”だれもいないどこかがある”が両立してしまうのだ、この大学。
そして彼女は、本日、猛烈に運が悪かった。
朝から目の前を黒猫が横切ったり外に出ようとして雨が降り出したり読もうとした本が貸し出されていたり目の前で売切れたり。
だから、”だれもいないところを引き続けてしまう”のも、仕方のなかったことなんだろう。
ともあれ彼女はとてもうれしかったので。
相手が霊体だとか自分が一応女だとか両手足に鎖は続行してるんで当たったら痛そうだとか。
そんなこと一切合財気にせず、ルビカンテに飛びついた。
51
:
<管理者により削除>
:<管理者により削除>
<管理者により削除>
52
:
名も無き邪気眼使い
:2013/06/22(土) 20:09:23 ID:CbWUzHHU
>>50
(声を掛けた後、)
(数瞬の間を置いて振り向いた女生徒の目に射貫かれた)
(正しく、”射貫かれた”、と形容できるまでに女性らしからぬその鋭利な視線に、悪魔は笑みを深めると同時内心で感嘆を漏らした)
(――――いい目をしている)
(才気と気骨を強く感じさせる、刃のような光を宿した瞳。いい戦士になる、と直感した。)
〈 ハッ……。いいねェ。
いい面構えだ。六道の野郎を彷彿とさせやがるじゃねェか。
面白ェな。少し試してみるか? 場合によっちゃァ、俺様が直々に第二の直弟子として諸々仕込んで―――― 〉
「第一生徒はっけぇ――――――――ん!!!!!!」
(飛びつかれた。)
(今の悪魔は霊体といっても、ちゃんと質感は存在する)
(現在の仮肉体は霊子という最小構成単位を凝縮して構成している訳だが、それによる副産物のようなものだ)
(太陽光にも圧が存在する、という出発点から原理について説明は可能だが、SFにまで話が飛躍するので悪魔は頭の中からこの話を一旦追い払った)
(というかジャラジャラ痛い。スサノの手足には鎖が付いていて、それが当たっているらしい)
(何故だ。都会最先端のファッションなのか。)
(女性の体型がダイレクトに伝わってくる形となったが、悪魔は邪気大紀要の最新号に記載されていた人工邪気眼についての論文を頭に浮かべることで心頭滅却に成功した。)
〈 ん、んんっ。
……まァ、アレだ。入学おめでとさン、でいいのか? 〉
(べりり、と尚も抱きつくスサノを右手で剥がしながら言う。)
(邪気眼大学への入学について、悪魔は多くを知らない。自身は正式な手順で入ってきた訳ではないからだ。)
(ともかく、今一度目的を明確にする)
〈 あー。それで?
テメェは何学部何学科の、何つー生徒だ?
行き先を教えてくれりゃァ届けてやる。この校舎の構造を粗方把握してンのは、俺様か用務員か設計者か、ッてところだぜ。クカカッ! 〉
(大法螺を嘯きながら悪魔は嗤う)
(ちなみに用務員とは、いるのであろうがその姿をほとんと誰も目にしたことがないというオッサン?のことである)
(食堂のリーサルウェポンOBA-CHANと並んで謎なお方の一人だ)
/遅くなってすまんな!
53
:
谷津崎スサノ
:2013/06/23(日) 10:55:15 ID:lTyZntKQ
>>52
「ああぁあああよかった生徒いたぁー!!!
まさかのオンリーかつロンリーなアタシじゃなくてよかったよ!!」
ぐりぐり、ぺいっ。
嬉しさと安堵で擦りついていたところを引き剥がされても、彼女はにこにこ笑顔であった。
先ほどの真っ直ぐな視線は何処に行ったのか、と思わせるほどのにっこりまるっとした笑顔である。
どれだけ人に会わなかったのかは計り知れない。
「うん、入学っていうか編入だけど、まー一年生だからねー。
谷津崎スサノっての。よろしくー。
あぁ、何、先輩だった?」
ひょっとして敬語使わなきゃ駄目かなあ、と思う。
分かりやすくそれなりの距離を取り、かつ不愉快さを与えない――
それは重要なことだったが、そんな上っ面の礼儀正しさは、彼女は欲しくなかった。だから、普段は使わない。
しかし他人はそうではないことが多いようなのが、彼女にとっては不思議だった。
それはともかく。
「あーえーとー……うーんとぉ……」
この……えーと……何かこう揺らめく人?幽霊?の質問に答えねばならない。
学部で学科だ。
言わねばならんのか。
彼女にとってはひどく不本意であったその学部を、言わねばならんのか。
「そ、それよりえーとえーとそのほら、あの、あれだ!
そーんなに構造に詳しいなら、この学校の面白いところあったら案内してよ!先輩なんだろ!なっなっ!」
口に出すのも何となくいやなので、全力で回避した。
傍目にも重そうな金属が巻きついた両腕をぶんぶん振ってじゃらじゃら鳴らして誤魔化して。
……いやまあ、彼女もそれがきっと怪しいだろうことは、理解してるんだけど。
54
:
名も無き邪気眼使い
:2013/06/24(月) 14:36:59 ID:CsBQaiNg
>>53
(邪気眼大学は在籍する生徒数が多く、そのためか、各学部ごとのスケジュール管理は非常に徹底されているらしい)
(少なくとも、移動教室に伴うトラブルは今のところ皆無である)
(だがそれは一方で、場所によっては人影が全く見当たらない、という中々奇妙な光景を生むことにも繋がり)
(道を尋ねる人がおらず、結果――というのが、今までの迷子のパターンである)
(この女生徒も似たようなもんだろう、と悪魔は当たりを付けた)
〈 谷津崎スサノ、ね。物騒な名前じゃねェか、気に入ったぜ。
あァ、別にいい。
先輩だとか後輩だとか、いちいち七面倒くせえ。
この大学は年功序列をあまり重視しない。要するに実力主義ってヤツだぜ。気張らねェとダブりまくるぞ、カカカッ! 〉
(発破はかけたが、実際のところどうなのかは悪魔は知らない)
(例年の卒業生徒数を見る限り、何だかんだ途中でリタイアした者は少ないのではないだろうか、とも思う)
(勿論、リタイアの理由は様々だ)
(やむを得ぬ事情、譲れない目標の為、極度の成績不振、後は――死亡事例)
(異能者や亜人が多く通うこの大学の性格上、珍しくはないことだ。しかし邪気眼大学は割と風紀がしっかり維持されている方だ、と悪魔は所感を抱く)
(邪気会を始めとする生徒自治会、および風紀委員の功績だろう)
(あとは、死者を割とぽんぽん蘇生する謎の保険医の存在もあるだろうが、そこにはあまり触れないことにする)
(食堂のおばちゃん、用務員などと同じ、下手に触ると危険な類に違いない)
(と、)
(スサノが露骨に話題を逸らした)
(あまりに急角度っぷりに眉を顰める。隠す必要があるのだろうか)
(いくつかそれらしい理由を思い浮かべるが、この分かりやすいリアクションからして、どうせ大したことではないだろうと溜息を吐いた)
(っていうかジャラジャラ言いすぎだろう、と悪魔は内心でツッコむ)
〈 まァ別にいいけどよ。
お前の学部に関連する教室は、一通り見といた方がいいと思うがな。
TDLより広いっつーふざけた校舎だから、流石に全ては回れねェ。案内を効率的に進めるためには必要な情報なンだよ。
それに、名簿見りゃァ一発で分かるんだぜェ?
本人の意志が介在せずに勝手に把握されるよりは、素直に白状しちまッた方が身のためだと思うんだがなァ。
オラ、一時の恥っつーだろ。
校内案内は任されてやるから、その前にちゃっちゃかゲロっちまえや。 〉
(ケラケラ笑いながら悪魔は催促する)
(いらんところでSっ気を発揮していた。ひどい悪魔だ。)
55
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57
:
谷津崎スサノ
:2013/06/27(木) 01:37:45 ID:72DQvr3g
//凄い時間に!!!もうしわけない!!
>>54
「へっへ、良い名前だろー。あたしの自慢の一つさっ。
……うぇ、マジで?そりゃあ……」
あ、敬語いらなかったんだ、よかったー。
一つ目の危機は去った。危機?危機でいいんだ多分。きっと。めいびー。
にしても、本当に物騒なところなんだなここは、と彼女は思う。
ご当主様が呼び戻して、お前も脳筋にならないように通っておけ――とは言っていた、気がするんだが。
なんだか、別の意味で脳筋になりそうだぞ、ご当主サマ……
あれ、こんな実力主義だよーみたいなこと言ってたっけ、物凄い学問してるとこって言っていたような……
ひょっとしたらご当主様の認識は、相当古いものなのかもしれない。
だけど。
そんなとんでもねー環境は。
「……寧ろ、有難いなぁ……」
気づいたら呟いていた。
まぁ、そんなことはさておいて。
二つ目の(人からすれば割とどうでもいい)危機が、迫っている。
「そりゃねー、戦場の状態を把握しておかないと無駄に走り回ることになるしねぇー……。
……いっそ名簿で把握された方がマシだよっ、もう」
分かっている。
分かっているのだ。
今ここで言っちゃう方が後々楽である、と。この先輩も、自分も。
うぬがぁー、と女子が発声するものなのかよくわからない声を上げて、頭をバリバリ掻いて。
彼女は、(人からすれば本当に割とどうでもいい)覚悟を決めた。
「――――刻印学科だよっ!!あたしは戦士学科がよかったのにっ!!」
これで満足かこのドS幽霊めー!!
と、叫ぶ彼女の悲鳴は、わりと遠くまで聞こえたとかなんとか。
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59
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60
:
名も無き邪気眼使い
:2013/06/29(土) 22:15:00 ID:kRRw.Z8M
/構わんよ!こっちも似たようなモンや!
>>57
(悪魔の耳に届いた呟き)
(その響きにどんな含みがあったのか、以後その呟きが如何様な伏線として機能することになるのか)
(現段階では、悪魔にそれを推し測ることは叶わない)
(だが、)
(構いやしねェ。
何かありゃァ俺様が動いて片を付けるまで。
テメェの身はテメェで守れ。ま、この大学における暗黙の了解だァな。)
(邪気眼大学の治安は、運営や理事会によって管理されるものではなく、学生自らが己の身体と生命を張って死守するもの)
(今となっては学生達の共通認識だろう)
(有志を募ってトラブルを解決する”クエスト”システムは、まさに自治形態の一環と言える)
(”生徒自治会”もまた、自治形態の在り方)
(一定管区内の治安を常に維持しなければならない以上、こちらは”クエスト”に比べるとより広域的だ)
(トラブルの解決、内務処理、各グループの調整、本校事務への必要予算の請求、etcetc)
(設立のハードルはそこまで高くないものの、業務範囲は地方自治体レベル。迂闊に手を出しても三日坊主よろしく、すぐさま解散する羽目になるだろう)
(しかし、それ相応のリターンも還ってくる―――管区内での絶大な影響力)
(極めて端的に言えば、公然と幅を利かせることが許される、というコト。実際、それ目当てに自治会を開催している所も少なくない)
(が、やり過ぎれば当然痛い目を見る)
(圧政を敷けば当然の帰結として、それに対抗するレジスタンスが発生する)
(政争に勝利した方が管区での治安維持を新たに担うことになり、敗北した方は解散か、第二政党に転落といった顛末)
(勿論、政権交代する正当な理由がなくても、絶大な影響力目当てに政権を奪取しようと考える奴らもいるもので、結局はこういったことの繰り返しなのである)
(自治会の興亡が激しい、というのは、つまりこういう仕組みだ)
(――と、悪魔は考えている)
(盛大な脱線をした。)
(少女スサノが盛大に告げた所属学科の名に、)
(悪魔は期せずして、胸中に懐旧の念が去来するのを禁じ得なかった。)
〈 刻印学科、か。 〉
(そう思わず呟いていたその声音は、切れ長の三白眼という鋭利な人相に似合わないほどに優しげで、)
(思い出すのはかつて魂の契約を交わした娘)
(一瞬にして過去の映像が、時間を感じさせないほど頭の中で色鮮やかに蘇る)
(記憶、という無機質な名で呼ぶには、柔らかすぎる温度。それはきっと、『想い出』と呼ぶべきものなのだろう、と悪魔は柄でもなくそう思った)
(が、それも僅か数秒のこと)
(すぐにいつもの嘲笑を表情に取り戻し、ケラケラと笑い声を上げた)
〈 戦士学科。
戦士学科ねェ? ククク。
もし転科するってェなら歓迎するがァよ。ひとまず一通りやってみたらどうだ?
意外にハマってた、なんてこともあるかもしれねェぜ。人生、何があるか分からねェ。言うだろ? サイオーが美味い、ッてなァ。カカカッ! 〉
(塞翁が馬である。)
(ひとまず笑いを鎮め、悪魔は近くの壁に指先を当て、スッと横に擦る)
(ブオン、と近未来的な音と共に、校舎の間取りがスライドするように壁面に表示された。最近導入された、地図呼びだし機能。)
(見ない内に邪気大も進化している、らしい)
(しかし素人には、その複雑極まる構造を一目で解するのは難しいと謂わざるを得ない)
(高速のインターチェンジへの乗り換えの把握を数倍ややこしくした感じ、といえば直感的に伝わってくれるだろうか。これは誰しも迷う訳である。)
〈 あー、くそ。
面倒くせェ案内図だな。やるなら3Dモデリングしてもっと分かりやすくしろッてんだ。
そンで、刻印学科関連の教室は……と。
よしスサノ。今から校舎内の主要な場所と、刻印学科で足繁く通うことになるだろう教室を実際に歩きながら紹介してやる。
あらかじめ言っとくぞ。
TDLの1エリア回りきるより疲れると思え。まァ慣れだがな。さァ、いざ地獄の行軍と洒落込もうぜ。ククッ! 〉
(そう言って、悪魔はどかどか歩を進めだした)
(幽霊なのに歩いて)
61
:
トリーバーチ公式
:2013/07/10(水) 11:16:18 ID:W5/AFE8I
「トリーバーチ」世界ではすでに400店舗以上!ものすごい勢いですね。 トリーバーチ公式
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62
:
トリーバーチ アウトレット
:2013/07/10(水) 22:26:07 ID:2gjhy3o2
イントレチャートに小さいトリーバーチのスクエアロゴがPRESCOT定番に飽きた方には トリーバーチ アウトレット
http://tory-burch-outlet.asia/
63
:
ゴヤール サンルイ
:2013/07/11(木) 12:12:43 ID:rVmMJU1.
こちらのショルダーを購入したいのですが、探しても探しても見つかりません。白はよく目にするのですが…。購入できるところ(できればネット・通販)を知っている方いましたら、ご教授願います! ゴヤール サンルイ
http://goyard.ashigaru.jp/
64
:
名も無き邪気眼使い
:2013/09/07(土) 00:44:20 ID:jQFJtFGE
宣伝スレでは大学に向かい拳を振り上げる
邪気眼大学では拳に向かい校舎が降りあがる!
65
:
山本
:2013/09/07(土) 12:47:02 ID:IcTaC6HI
「講義を受けるつもりだったが誰も居ないのか」
「あー、それにしても少しの間夢を見ていたような気分だな」
誰も居ない教室
真ん中位の位置にある机に座って教材に目を通している
「生産、流通、販売、基本はこれだな…ふんふんなるほど」
いつ講義があるのかも良く分からない
取り合えず直ぐに帰るのもつまらないと思い自習を始める
66
:
山本
:2013/09/07(土) 13:44:37 ID:IcTaC6HI
「………」
無言で教材を読み進める
幾らかの時間が過ぎたが人の気配はまったく感じられなかった
「なんつーかさ、普通に経営出来れば良いわけだからさ、べっつに経済の歴史とかどーでもいいんだけど」
「あんまり意味無かったかなー」
などと読んでいる本に対してツッコみを入れる
67
:
少女
:2013/09/07(土) 14:19:08 ID:cHc6C.Tw
「そう悪い事ではありませんよ?歴史を学ぶというのは」
いつの間にいたのだろう。何も入っていない植木鉢を抱えた
およそ大学生とは思えない年頃の少女が話しかけてきた。
「まあ無駄かもしれませんが、決して無為ではないはずです」
68
:
山本
:2013/09/07(土) 14:47:37 ID:IcTaC6HI
「うぇ?」
誰も居ないつもりで音量も押さえず独り言を呟いたいたがしっかりと聞かれていたようだ
読んでいた本から声の方へと視線を移す
「変っている…かな?」
思ったことを呟く
こんな大学だ容姿などに気を取られるなど意味の無い事だろう
人の形をしているだけまだ話しやすい
それよりも何故植木鉢を?そちらの方が余程気にかかる
「悪い事じゃないだろうね、でも俺は商売がしたいの、というか現在進行形で商売してるけど…」
「で、あんたも商業学科…?違うよね?」
なんとなくだけど自分とは違う雰囲気を感じた
69
:
少女
:2013/09/07(土) 15:11:04 ID:cHc6C.Tw
「へぇ?商人さんなんですか。何を取り扱っているんですかー?」
少女としては貴方が商人であることに興味が出たようで、その興味を口に出す。
「私は宝具学科ですね。ここにいるのは、単位稼ぎで取ってたから・・・・・・」
だったのですが、と少女は続け、次いで周りを見る。そこには無人の教壇も含まれている
「うん、今日は外れですね」
その一言ですむ辺り、この大学の自由度がうかがえる。・・・・・・単純に寂れているだけという説もある。
70
:
山本
:2013/09/07(土) 15:25:39 ID:IcTaC6HI
「あー、うん…まあ経営者つーか、小さい商店だけど」
「…なんか商人って言われると昔の人みたいだな」
少し呆れてながら笑う
「別に普通、楽しい物なんて何も無いぞ、洗剤とか一般雑貨が中心、食べ物はあまり置いていない俺が管理し辛いから」
「でもうちは薬なんかも扱えるんだなー」
「な、楽しくないだろ…」
笑いながら話す、恐らく相手をがっかりさせてしまったかもしれない
「宝具学科…そういうのもあるのか、スコシキニナルカモ」
「そうだな、今日は誰も居ないみたい、まあその内くるかも」
最近編入したばかりで、実の所今の状況はよく分かってない
71
:
少女
:2013/09/07(土) 15:54:50 ID:cHc6C.Tw
「あはは。まあ、昔の人ですから。シャッチョサーンとかいった方がらしいですかね?」
言い得て妙だと笑いながら、少女は貴方を茶化している。
「ふふふ、いえ、大変『普通』でよろしいかと。何かと無茶苦茶な方々が多い場所ですから」
貴方の心配とは裏腹に、少女は楽しそうに笑っている。
「あるにはあるんですが、普通のお店って中々無いんですよね・・・・・・」
少女は貴方に貴方の店の場所を訊ねた。もしかしたら貴方の店に訪れるかもしれない。
「宝具がそれに至るまでの歴史や手順。作成者の歴史や技術の変遷・・・・・・まあ色々学ぶ事は多いですよ」
「私としてはこんなところに来てまで態々商業学科に入る貴方の方に興味がわきますけど」
少女は抱えた植木鉢を下ろし、腰掛ける。そのままふわりと植木鉢は重力を無視して少女を支えて宙に浮く。
72
:
山本
:2013/09/07(土) 16:14:11 ID:IcTaC6HI
「呼び方は…普通がいいな…」
(昔の人…?何だろう?)
良く分からないと言った風に頷く
「うん、普通だね、割と普通だと思うよ、もうこれから先何が起こるのかもう心配!、ハハハ」
大概普通ではないからこんな所に入ってきたわけだが、まあ差し引いても自分はまだ普通の部類だろうと楽観し
少しワザとらしく笑う
「ああ、ここの大学でて割と近くにあるよ、是非是非当店でお買い物を、生活応援するぜ!」
(まあ、普通の店が少ない事を見越してやってんだけどね、需要がありそうだな…)
(変なものも置いているけど話す事でも無いか…)
と心の中で思いながら自作のチラシを取り出し相手に渡そうとする
「へぇ、アンティークなんだ、面白そうだけど難しそうだね」
「まあね、おかげでこの学科は定員割れ入るのも楽だったぜ、たいして学ぶ事も無いけど、この大学に入る事が目的だからね」
「って…浮いてる」
疑問そうな顔で相手を見る
少女の力なのか植木鉢の力なのか…?
73
:
少女
:2013/09/07(土) 16:37:02 ID:cHc6C.Tw
「そうですかー・・・・・・ま、社長さんでいいか」
イントネーションは普通になった。しかし少し残念そうだ
「まあそんなに身構える必要は無いですよ。長年一年生やってる私が保証します」
「精々談話室とかが壊れるくらいですよ。最近は幻術研も大人しいですし・・・・・」
呟きながら少女はふわふわ、チラシを受けとる。
「ふーむ。あ、本当だ。結構近い。・・・・・・衣類のセールの時とかによってみましょうか」
「まあ畑違いですからね。私も商いはちんぷんかんぷんですから」
笑いながら少女さ宙でくるくる回っている。
「ああ、これはですね、私が長年かけて作った素敵な植木鉢の力なのです」
「宝具学科に入ったのも、今様の技術を知りたかったのが原因の1つでしたからね」
そういって少女は昔を懐かしむ様に目を細めて笑った。
74
:
山本
:2013/09/07(土) 16:51:08 ID:IcTaC6HI
「社長もどうかと思うけど…」
「そうか部屋がぶっ壊れるくらいか…それも勘弁して貰いたい物だけど」
「本当に色々な学科があるんだな…」
呆れた顔をしながら呟く
「そーしてくれ、まああんまり特売は打たないけどね」
「へぇ、自分で作ったのか、凄いなそれに宝具か…って何か遠い目になってないか?」
何か置いてけぼりを食らった気持ちになりながら
「そういうのって何処で手に入るんだ?そういうのがあれば俺でも不思議な事が出来たたりするか?」
男は特殊能力に興味深々だ
75
:
少女
:2013/09/07(土) 17:20:41 ID:cHc6C.Tw
「社長さんはどう呼ばれたいんです?」
特に呼び方にこだわりがあるわけではないらしく、少女は貴方に訊ねた。
「普通に剣士科とかがある大学ですからねぇ・・・・・・宝具学科も似たようなものですけど」
「えー残念。まあ、近々冷やかしに行きますよ」
「そう、何年か前に入学して以来、ずっと一年生・・・・・・今年こそは二年に・・・・・・おっと」
少女は遠い世界から貴方の言葉で引き戻された。
「うーむ、モノによりますねぇ。例えばこの植木鉢は私専用品で、私以外には意味の無い只の植木鉢でしかありません」
ちなみに材料は不思議のダンジョンに落ちているものを使用したらしい。トルネコか
「作る段階で、使用者を特に制限しないようにすればいいんですけど、そうすると宝具というよりはインスタント・マジックアイテムに偏っていきますし」
76
:
山本
:2013/09/07(土) 17:36:12 ID:IcTaC6HI
「まあ、普通に…って名乗っても無かったか山本って言うんだ、だから山本で」
名乗っていない事に今更気がついて自己紹介をする
「普通の大学じゃないからね…俺ももっと別の所にすれば良かったか?」
「まあいいや」
今更な事、興味があるなら自分から覗きにでも行けば良いだろうと思い現状に満足する事にした
(この人何年も一年なんだ…色々あるんだろう…)
あえて口には出さず軽く相手から目を逸らした
「なるほど…専用機なのか…」
「材料も必要か…必要なものは発注で入荷出来る物ならいいけど」
うーむ、と少し考えてた顔をしながら
「マジックアイテム…発注書にはそういうのは無かったな…原料っぽい物ばかりだったし、需要無さそうだったし…」
「薬なら色々有るんだけどな…」
ブツブツと呟く
「あーあ、俺も炎とか出してみてぇな…」
77
:
少女
:2013/09/07(土) 17:48:46 ID:cHc6C.Tw
「それでは改めて。よろしく山本さん、私はまあ、リーとでも呼んでください」
「魔術界隈のツテがあれば、そちらに頼めば良いんでしょうけどねぇ」
「幸いなことに此処にはそういう方々がたんといらっしゃいますから
コネを得るというだけでも入った意味は有るんじゃないでしょうか
・・・・・・そして、何故目を反らしますか?まあいいですけどー」
リーと名乗った少女はストンと植木鉢から降り、その中をまさぐると、中から飾り気の無い真鍮の指輪を取り出した
「・・・・・・これでしたっけ」
78
:
山本
:2013/09/07(土) 17:56:20 ID:IcTaC6HI
「ああ、どうもよろしくリーさん」
「魔術か、うんそういうのにも興味があるな」
「俺の夢も叶うかもしれないし取引相手も増えるかもな、楽しくなってきた」
「取引相手が機関となんか良く分からない秘密結社だけだしな」
と、希望に胸を膨らましている時に目を逸らした事をツッコまれ
「いや別に、何でもないぞ」
「って何それ?」
相手が取り出した真鍮の指輪に注目する
79
:
少女
:2013/09/07(土) 18:20:11 ID:cHc6C.Tw
「夢、ですか。魔法商店でも構えるつもりですか?というか
チラシからは想像つかないいかがわしい取引先ですね・・・・・・」
少女は少し呆れたようにため息をついた。
「何でもないですか・・・・・・まあ、そういうことにしておいてあげます。
いや、確かたまに火が出せる指輪が手持ちにあったので、お近づきの印にと思いまして」
そういいつつ指輪を填めてブンブン明後日の方向に腕を振るっている
「・・・・・・これじゃなかったかな?見た目大体同じだからあまり見分けつかないんですよね」
80
:
山本
:2013/09/07(土) 18:31:47 ID:IcTaC6HI
「いや、そういうのじゃないよ、俺が個人的に魔法とかを使ってみたいって事」
「店自体は普通で、まあ需要があればそういうのにも対応できればなってくらいさ」
笑いながら話を続ける
「まあ、世界で暗躍するなら金が要るさな、デカイ組織なら一般的な事業も不思議じゃないよ」
「『割り箸から殺戮兵器まで』なんてチャッチフレーズなんて良く聞くだろ?」
「ここにある一般的な備品なんかもそういう所から卸していたり、製造されているかもよ?」
周りを見回す
「ああ、何でもない何でもない、ってこれって火が出せんのか」
物凄く期待しながら腕を振る相手に期待の眼差しを…
だが何もでない
(何年も一年なのはこういう所なのかな…)
再び視線を逸らした、空が青いな…
81
:
少女
:2013/09/07(土) 18:52:14 ID:cHc6C.Tw
「ああ、そういうことですか。でもそれなら魔法系の学科に入れば良かったんじゃないですか?」
ブンブン手を振りながら少女は会話を続ける。
「うーん、まあ道理ですけど、何処でそんなコネを・・・・・・
まあ、此処に来る人ですしそんなこともありますか」
合図が違ったかな?と腕振りを指パッチンに切り替える。すかっ。鳴らない。
「何で目を反らしますか!多分指パッチンで出る筈なんです!」
すかっ。すかっ。鳴らない。当然火も出ない。
諦めて指輪を外し山本に渡す。
「私が指パッチン出来ないから出ないんです多分、山本さんならちゃんと出来るはずです」
貴方は指輪を着けて指を鳴らしても良い。
その場合、秒数が奇数なら火が出る偶数なら出ない。末尾0の場合は教室がドリフ的に大爆発する
82
:
山本
:2013/09/07(土) 19:00:54 ID:IcTaC6HI
「ああいうのって適正がある人間が入るものだろう」
「俺も自分の適性を調べるためにここに来たってのもあるけど無かったら最悪」
「別にコネって程でもないけどね、まあ色々と」
逸らした目を細めながら
色々と試行錯誤しているようだがまったく何もでないようだ
思わず何してたんだっけ?と相手を見ながら思ってしまう
「あーうん、空が綺麗だなーってうん、他意はないぞ」
「ほう、俺か任せろ」
相手から指輪を受け取り指を鳴らす
さて、どうなる事やら
83
:
少女
:2013/09/07(土) 19:10:50 ID:cHc6C.Tw
結果:出ない。現実は非情である
「・・・・・・あれー?やっぱり違う指輪でしたかね?」
少女は首を傾げている。そしてまた植木鉢をまさぐりだすと同じ様な指輪を取り出す。
「でも適正調べるだけ調べても損は無いと思いますよ。可能性が広がりますから・・・・・・この指輪爆発する奴じゃなかったっけ?」
84
:
中の人
:2013/09/07(土) 19:17:57 ID:cHc6C.Tw
//ごめん山本さん。外に用事が出来た
//中途半端でごめんね
85
:
山本
:2013/09/07(土) 19:26:35 ID:IcTaC6HI
「…何もでないな………」ガッカリ
ちょっと期待していたので思いの他残念だった
「まあ、調べるだけでも調べてって、なんだよ爆発って…?」
爆発しなかった事に安堵し椅子に腰掛ける
「………寝よ」
/了解です、気にしなくて良いですよ、結構長くしてましたしね。
86
:
山本
:2013/09/12(木) 21:15:19 ID:4Xc2l3YU
「確かこの辺だったような…?」
屋内を歩いているが全く場所が把握出来ない
一階ロビーで見取り図は一応見てきたのだが…
「えーと、おかしいな、この辺が戦士科のはずだけど」
頭を掻きながら見取り図を思い出してみるが適当にしか見ていなかったので記憶の中には殆ど残っていない
もう一度戻って見直すべきだろう、その方が結果的には早い
いや、そもそも屋内を見て回ろうなどと考えなければ、いっそ帰るか?
色々な思考が頭を巡る、が…
「ま、もう少し適当に進んでみるか」
最悪に近い愚かな行動を選んだ…
87
:
山本
:2013/09/12(木) 22:24:17 ID:4Xc2l3YU
「………」
男は屋内を彷徨った、それはもう迷った迷った…
その先に辿り着いた結果が…
「何故か出入り口に…これは…もう帰りなさいって事か?」
ただの偶然か
それともこの男を哀れに思っての建物の意思か…
「ま、まあ、無事に帰れるんだ、今日の所は帰ろう」
建物から出た
88
:
甲
:2013/09/25(水) 00:06:41 ID:FxL5WQjA
【邪気大敷地内・BARクラッシュリアリティーにて】
「ははーん…なるほどなるほど、最近はあれか、そういうシリアス展開なわけか」
マスターとの会話を肴にカウンターでグラスを煽る
”クラッシュリアリティー”
邪気眼大学卒業生『海野獅子男』が立ち上げた邪気大生御用達のBARである
『海野獅子男』卒業後もこうして未だ営業している所に幾分かホッとしつつ
やはり目の前のマスターが『海野ん』で無いことには少しの寂しさを覚える
「(流石は、『海野奇術団』・・・この手の情報の嗅覚は早ぇや〉」
どの程度の繋がりかは測りかねる所があるが
俯き加減でグラスを拭くこのマスター(年齢不詳)も『海野一族』の筋の者であるらしい
キナクサイ情報すらサラリと教えてくれた
「(『海野獅子男』とか『海野奇術団』の事とかは説明が長くなるから生徒リストスレとか参照ね)」
懐かしさとブランクで前置きが長くなりすぎた感があるが
ともあれ
研究所を間借りしてはや数週間
やや浮足立った構内の様子が気になった甲は
その事情を尋ねにBARを訪れていた
「………カノッサ、カノッサ機関か」
腕を組み、天井に視線を移す
良い感じのなんか扇風機っぽいアレが見えた
しばしの思案
「……ま、現在(いま)の問題は現在の奴らの問題か」
結論は出たとばかりにふー、と息を吐き出すとカウンターに小銭を置く
「丁度な」と会釈するマスターに向けて告げると席を立った
「(ただ、まぁ厄介な事にだ…)」
出口を潜ると、正面に赤い月
「(”あの頃”から続くアレコレってえのなら、尻拭いの責任はあの頃の俺らにも…か)」
そろそろ夜は冷えるなぁ、と赤いマフラーを巻き直す
「フツーに風邪ひくような奴ぁ、この大学にゃいねーだろうがね」
くくく、と独りごちて研究棟の方に歩き去った
89
:
甲
:2013/10/08(火) 22:54:55 ID:Qso5q35E
学生の一団が遠巻きにこっちを眺めている
目を向けるとふい、と歩き去った
「……やれやれ」
またか、と息を吐く
ここ数日では見慣れた光景だった
「今度はどこの派閥の奴らかねぇ…用事があんなら直接来いっつーの」
居心地の悪さは日増しに増えていく
あからさまに敵意を向けてくる相手も少なくない
「(……気持ちわり)」
淀んでいく学内の空気
目に見えない、あるいは目に見える部分でも腐敗は感じられて
「学園長(ジジィ)は何してんだよ、得意の静観かぁ?…放任主義も度があるっての」
不機嫌ここに極まれりといった表情で構内を歩く赤マフラーの男
「ストレスがマッハだよ馬鹿野郎」
90
:
名も無き邪気眼使い
:2013/10/08(火) 23:40:59 ID:NqOa4JbM
空気が悪かろうと。
何がどれだけ腐敗しようと。
揺らがぬ馬鹿は何処にでもいる。
「……っべーわーなんだこれっべーわァー」
そう、ここにいるのもそんな馬鹿の一人だ。
190cmオーバーのすらっというよりひょろっとしたボディを設置された浄水器の影に無意味に隠して、周囲を窺う何かがいた。
「おい、おいおい、何この状況、なんですかよォ?
俺が楽しんでヒャッハーしてたエアーがどこにもねェんですがねェ?」
そしてその発言もバレバレである。
というかわざと周囲に聞かせてるんじゃなかろうか、という音量で、銀髪蒼眼の馬鹿は堂々と不満を口にしやがった。
「っかしーなーんだこれ。
数年ちょぉ――っとお外に出てたらこれとか、何ィ?
……っは!やっぱり邪気大にはアイドルがいなきゃ駄目かァ?!俺がプロデューサー兼アイドルか!!そうか!!!
つまり世はアイドル戦国時代……!!ならこのエアーも頷けなくはねェな……!!!!」
謎の思考回路から謎の結論を導き出し、一人で盛り上がって仁王立ちして腕組んで頷いてドヤ顔。
……甲のストレスがマッハなら、こいつのヘイト稼ぎもマッハであった。
91
:
甲
:2013/10/08(火) 23:55:04 ID:Qso5q35E
>>90
「はっ!この気配――」
気配も何もあったものではないが
賑やかになった背後を振り返る
「良いぞ、良い”エア・ブレイカー”の気だ…!!」
何かに期待するようにそちらを注視する
「(シリアスとか蹴っとばせ!お祭り騒ぎ(カオス)もまた邪気大の面のひとつ…!!)」
92
:
カノン・A・カペルマイスター
:2013/10/09(水) 00:08:57 ID:1suKVaLM
>>91
「ねえねえ、アイドル帰ってきたと思った?ねえアイドル帰ってきたと思った?」
ふぁさ……と長い銀髪を払い、無駄に無駄のない無駄な優雅さで歩みを進め。
数歩で甲に追いつき、ふっと目だけで見下ろして、笑って。
「残 念 カ ノ ン 様 だ」
決まった……!!!!
と言わんばかりの無駄ドヤオーラに、周囲のイライラがMAXハートであった。
93
:
甲
:2013/10/09(水) 00:14:56 ID:JRIxWGWY
>>92
「あえて触れなかったアイドルの部分をグイグイ推すんじゃねえ」
その長身を見上げる
ま〜ぁ胡散臭そ〜うな表情で
「な ん て こ っ た 」
空気読めなさすえぞおクラス
モノホンの大物エア・ブレイカー来やがった
こいつはシリアス展開の危機だぜ
94
:
カノン・A・カペルマイスター
:2013/10/09(水) 00:25:33 ID:1suKVaLM
>>93
「よーかぶたァん乳酸菌とってるゥ?!辛気臭いツラしやがって!
ところで今一発変換で新規くさいって出たんだけどつまりこれはニューフェイスの気配ですかねおすし」
げらげら笑いながら甲の肩をバンバン叩いてうおっいてえ!などとのたまっているが自業自得である。
シリアス展開?なにそれくえんの?と言わんばかりのテンションに周囲もドン引きであった。
「なんてこったとは失礼すぎねえ?
ほらほら、チョー大物が帰ってきましたよォー?皆拍手ー、拍手ー!」
当然静まり返っているので強引な手段に出た。
ふふりと鼻で笑って、両の手指を鳴らす。
やけに響いた音と、一瞬走った力のような波が、10秒ばかりの音――拍手喝さいを生んで消えた。
「つーまんねェことになってんじゃねーのォ。
どら、お兄さんでよければ話を適度に聞き流してやろう」
95
:
甲
:2013/10/09(水) 00:37:05 ID:JRIxWGWY
>>94
うわぁ…潮が引くように周囲の人だかりが去っていくぞ…
拍手どころかあれだ、みんな見て見ぬふりモードに突入しましたー
「よう――痛っ――ひさしぶ痛ぇ――カノ――ってぇっての!叩くの止めぃ!!」
直上から振り下ろされ続ける掌を一旦静止して
「あー?まぁご覧の通りとお茶を濁して説明を放棄してー感じだがな
なんかあれだ ” カ ノ ッ サ ”だとよ、それ関係でまぁ荒れてる感じらしいぜ?」
”カノッサ”の単語の部分をやたら強調――さながら『挑発』である
目に見えぬ敵に
牽制にもならないだろうが、まぁ苛立ちをぶつけるかのように
96
:
カノン・A・カペルマイスター
:2013/10/09(水) 00:48:42 ID:1suKVaLM
>>95
「え?カステラ?かぶたんお腹空いてんのォ?」
すっとぼけ。
去っていく人々にあからさまに舌打ちなどして、さりげなく中指も立てておく。
「ま、おふざけは別としても、カノッサねェ。なっつかしー。
……最近の馬鹿どもは純粋に腕っぷしにしか自信がねえ馬鹿だから、不安で吼え腐ってんのかァ?
それとも、テメェが”そう”かもしんねェと威嚇してんのか?」
どちらにしても馬鹿だな、と思う。
前者であれば、手遅れになる前にどこかで反省させるか何かしてやらねば、と思う。
後者であれば、
「本当に馬鹿な子達だね」
軽薄そうな雰囲気をどこへやら仕舞い込み、ただただ穏やかにぽつりと一言つぶやいた。
97
:
甲
:2013/10/09(水) 01:02:53 ID:JRIxWGWY
>>96
「まぁ、そう邪険にすんなよ」
無反応の周囲を横目で確認して、ふぅと一息
「実際何が何やらわかんねー奴らも結構居るんだろうよ
そこを滅茶苦茶にかき回してるのか――あるいは丁寧に先導してるのか」
「そういう舵取りを、今回はカノッサにしてやられてるみてーだしな」
程なく進んでいる内部からの侵攻
厄介な段階まで来ているのかもしれないな、と口をへの字に曲げた
98
:
カノン・A・カペルマイスター
:2013/10/09(水) 01:33:27 ID:1suKVaLM
>>97
「俺のアイドル的な活動に反応しない時点でツッコミ力が足りてねえよォ」
余裕がねえなと肩を竦め。
「そういう意味じゃあ俺も何が起きてんだかサッパリだわ。つい先刻帰ってきたばっかりだしなァ。
何ぞ雰囲気が悪ィねェ、って程度だわ」
不機嫌そうな友人(と勝手に思っている)を上から下まで眺め、ふぅとため息をつく。
この総合的な雰囲気の悪さを、テキトーではなく計算で作られているならそれは問題だ。
マイナス感情を広めることが出来る影響力の大きさ。
自らに有利なように場を作り上げる確かな計画。
何より、計画をキッチリ進める意思の強さ。
それらを併せ持った厄介な奴が、この大学内にいることになる。
「……あんまりこれが強くなると、俺まで引きずられて手当たり次第に威嚇したりしはじめそうだねェ。
テメェで適当に調べは進めてんのかィ?」
99
:
甲
:2013/10/09(水) 21:22:51 ID:JRIxWGWY
>>98
「今のところはなーんも、サッパリ」
手をパタパタと左右に振る
調べに関しては全くと言っていいほど進展なし
「こういう絡め手っつーのは苦手なんだよ…海野んでも居りゃーなぁ」
ぶちぶちブー垂れる
ストレスの要因はこういう部分にもあるようで
まぁでも、と続ける
「邪気会の凍結からこっち、そのポジションを狙う派閥なんかの邪気会が無くなって都合の良い連中が
本格的に動き出したりさ、元々の温床はまぁ有ったみてーなんだが…
まぁお陰で俺みたいな”元・邪気会”は―――おっと」
僅かに上体を反らせる
ズガンッ!!!
甲の顔面の直ぐ横の壁に”黒い魔力球”が突き刺さった
対面校舎よりの狙撃である
狙撃手は失敗を悟るとすぐにその場を立ち去った
「…と、まぁ過激派連中の邪魔者扱いか
穏健派連中にとっちゃこの事態を招いた一因として疎まれる、みたいな板挟みってわけ」
やれやれ、と肩を竦める
100
:
カノン・A・カペルマイスター
:2013/10/09(水) 21:52:34 ID:1suKVaLM
>>99
着弾して広がる音波。
目に見えぬそれをタイミングよく”摘まんで””投げるように”手を振った。
数秒の後、狙撃手がとっとと離れた場所に雷鳴一閃。
人的被害はないが憂さ晴らしだ。
そこまで何でもないような顔で遂げたのち、徐々に修復される壁をぼんやりと眺め。
「テメェが悪いわけでもねェのに随分なこって。
……ま、人材がいねェのも、テメェに適性がねェのも「仕方ねえ」こったろ」
こればかりは、仕方ない。人には得手不得手がある。
ここは、邪気大は、特にそういう人物が多かった。
だから、本当にこればかりは、どうしようもないのだと。銀色は思う。
けれど。
それで終わらないのも彼らだと――そう知っている。
「あァ、無理なもんはしょーがねえやァ。
だから、テメェが出来ることからやってけばいいんじゃねェの?
何も邪気会のメンバーじゃなくてもよ、なんかあんだろがよォ」
もしかしたら、そういう行動が何か起こすかもしれないな。
そう思ったら楽しくなってきた。
ここは邪気眼大学。
例えば、ただの人助けが世界を救ったり救わなかったり。
例えば、講義が異次元異空間異時間へのご招待だったり。
例えば、友人が敵になったり味方になったり。
他にも思いつく限りの諸々の諸々事が起きる場所だ。
今は落ち着いてしまったかもしれないけれど、それでも、愉快であることには変わりないはずだ。
だから、ニッと笑ってこういった。
「――――よし、とりあえず俺とアイドルやろうぜ!!!!!」
アイドルネタは死なぬ!何度でも蘇るさ!!
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