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【宴会】何故なら彼もまた宴会だったからです【お風呂もあり】

1名も無き邪気眼使い:2009/03/31(火) 21:52:59 ID:bIS/4ekk
やあ (´・ω・`)

ようこそ、バーボンハウスへ。

このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。



うん、「宴会スレ」なんだ。済まない。

仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。



でも、このキーワードを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない

「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい

そう思って、このキーワードを作ったんだ。



じゃあ、注文を聞こうか。


【ルール】
・ここは宴会用スレになります。
・KUNRENじゃないので回復はできません。(注意!)
・ギャグ補正はありありです。
・言うまでもなくバトル
>>2>>500>>999>>1000には豪華な景品が!!
・クラリアとしてだけではなく、他の宴会にも使ってね!
・すえの湯にもゆっくりつかっていってね!

937ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 21:44:53 ID:2aPvXndI
>>933
「あう〜?…るび…かなの?」
【ちらりと悪魔に目を向ける】

>>936
「あう〜…えっと、そうだったかなの」
【自信なさそうに言う】

「…そうなんだなの…もっとおっきくなりたいの…」

938ルビカンテ/戦士科 ◆VpF6jS.o.s:2009/06/29(月) 21:53:39 ID:InSfEExI
>>936
カカカッ! 悪魔ってェのはそういうモンだぜェ! 人間そっくりだろ?
(要するに、人間も不浄であると言いたいらしい。性悪説だ)

ッつーか、普通に考えたらおかしいんだぜェ?
この大学は、教授でさえ全敷地を把握しきれねェぐらい広大だ。
維持費の桁数なんざ想像するだけでおっかねェが、一体何処から金が出てきてんだ?

ちぃ……調査中じゃなけりゃァ、ゆっくり入浴してェとこだがなァ。


>>937
ハァン、俺様と同じ姿をしてる奴がいたら見てみ……一人いやがったな、そういや。
(イヤなモン想像しちまった、と手を振り)

カカカッ、男湯と理解していてなお入浴し続ける純真さは大したもんだぜェ。
間違いなくてめェは天国行きだな。悪魔の俺様には残念な話だがなァ、カカカッ!

939シャムシエル ◆Utm3teRUd2:2009/06/29(月) 21:58:08 ID:PjR7LFtM
うぅぅぅ…起きたら家にもいない、大学構内(戦士科の方面)にもいないと思ったら…
よよ、よりによって温泉の近くだなんて…!!
ってことは男湯に…きゃー!流石に其れはだめ!其処まで監視は出来ない!
でで、でも私だってちゃんと調査しなきゃ怒られちゃうし…いやでもままま、万が一覗いてた所がばれたら
私覗き魔!?へへ、変態じゃないのそんなの!!

(右往左往しながら温泉の近くで飛び回る変な天使が一匹)
(忙しなく飛びまわったり、木の陰に隠れたりしている)

940水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 21:59:36 ID:MA3s/vp2
>>937
「まあ、いっその事魁とかにでも切ってもらえばいいんじゃねえか?
あいつも、それくらいは出来…。 うん、出来るよな…?」
自分で言っておきながら、少し自身が無いようだ

「まあ、そのうち勝手にデカくなるもんさ。
だから、心配はいらないと思うぜ」

>>938
「まあ、全ての人がそういうわけじゃ無いと思いますがね」
ふふ、と軽く笑って

「まあ…、一見、経営面とかでは問題無さそうですし…。
俺なんかが心配しなくても、何とかなってるんですよね、きっと…」

「…少しくらい入っても罰は当たらないと思いますけどね」

941天の声:2009/06/29(月) 22:01:25 ID:eXXd5KWc
>>933
「温泉レジャー施設」
の筈だったんだがな…最初は
みんな露天しか使わん

942ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 22:01:59 ID:2aPvXndI
>>938
「あう〜…そっくりなひとがいるの?
 みてみたいなの」
【気にする顔だ】

「…う〜…なにかへんなことなのかなの」
【ルビカンテの言葉を聞いて疑問に思う】

>>939
「…ん?…なんだか…ちょっと『かい』みたいなにおいがするの…
 でもちょっとちがうの」
【鼻を鳴らしながら周囲を見回す】

>>940
「あう〜…じゃあ…こんどあったときにたのんでみようかなの」
【嬉しそうに笑う】

「それならいいの…いつかおっきくなるねなの」
【スレンダーな胸の辺りをペタペタ触って言った】

943水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 22:03:07 ID:MA3s/vp2
>>939
「…?」
タオルを腰に巻いたまま、湯から上がって外を見回している

944シャムシエル ◆Utm3teRUd2:2009/06/29(月) 22:11:36 ID:PjR7LFtM
>>942
かい…?あぁ、ラグエルの事かしら。
…ってあのガキはあの時の!
(巨大な魚を担ぐディスの姿を思い出したらしい)

な〜んだっ!あの子供がいるってことはあそこは女湯ね!
なら女湯の方から会話だけでも聞けばいいんじゃない!シャム様ったら超冴えてる〜!
序でに温泉にも入っちゃおう♪一石二鳥じゃん〜!
(潔く飛び込むように温泉へ舞い降りる。温泉と言うことでいつの間にやらタオル一枚の格好になり)

>>943
(着地)

………
(煉と真正面から遭遇する)
……
………
(下から上に視線を上げ)

っぎゃあああああああああああああああ!!!!

(盛大に叫んだ)

こ、こここ、ここ女湯じゃないワケ!!?
どどど、どどうして此処に!!?

945ルビカンテ/戦士科 ◆VpF6jS.o.s:2009/06/29(月) 22:14:01 ID:InSfEExI
>>939
(せわしなく動き回る気配を、ルビカンテは大して気にしていない)
(数日目にして、早くもこの生活に慣れたらしかった)
(悪魔の身にして、致命的な弱点たる神聖を克服しただけはある)

>>940
そいつはどうかなァ? ククッ、最後まで綺麗に死ねたら最高だがな
つくづくそう思うぜェ……永きを生きて、戦士の死にざまを見てるとな

全然納得行かないぜェ……強大なパトロンでも裏にいやがるのかァ?
深入りすると、何だかよく分からん奴らに消されそうだがな……。

(ス、と上空を指差し)
……ピコピコ見張ってるのがいんだ。わざわざ確認しに行ったから分かる。
ったく、無駄なことに手間暇かけやがるぜェ。

>>942
……バ会長いるだろ。てめェを独断で来賓扱いにして、上層部から大目玉食らった奴。
今度あいつと出遭った時にでも、俺様とよく見比べてみやがりゃ分かるぜェ。
全く、因果なモンだよなァ。よりによってあいつたァな、カカカッ!
(なぜか嬉しそうだ)

ハァン、天国ってのは善行を積んだ奴が死後行くとされる世界のこった。
無論、全ての魂が行ける訳じゃねェ。中には輪廻から外れてさ迷うのもいる。

俺様のような悪魔がいるのは冥府、まあ言ってみれば地獄だな。
邪気眼使いは大体そこに堕ちてくるんだが……てめェからはそういう気配がねェ。

946水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 22:17:22 ID:MA3s/vp2
>>942
「まあ、分からないけど…。
多分、大丈夫だと思うぜ?」
クク、と楽しそうに笑って言う
>>944
「人の事見ていきなり叫ぶたあ…、喧嘩売ってんのか…?」
額に青筋を立てたまま、パキパキと指を鳴らす

「悪いな、ここは男湯だ。
ディスを見て女湯と勘違いしたんなら、残念だったな…?」

>>945
「綺麗な死に様かどうか決めるのは俺達じゃなく、その戦士。
俺らがどうこう言おうと、その人がそう言うんだったら、そうなんじゃないんですか?」

「そのパトロンとやらが、何か俺達に被害を及ぼしそうなら立ち向かいますが…。
別段、今の所そんな事も無さそうですしね。感謝して日々を呑気に過ごさせてもらいますよ」

指で指された上空を見上げ
「…まあ、そんな物ですよね。偉い人達って…」
そう言って、軽くため息をついた

947ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 22:19:07 ID:2aPvXndI
>>944
「あう〜…こんにち…あう?」
【猛スピードで立ち去ったのを見て】

「…ど〜したの〜?」
【純真な顔で尋ねる】

>>945
「あう〜…『じゃき』と…
 …う〜ん…」
【色々考える顔して】
「…こんどくらべてみるの」

「あう…いいことしたらいけるところなの…
 …なんで『でぃす』はしないのかなの」
【純粋な目を向ける】

>>946
「そっかなの…うん、ならあんしんなの〜!」
【何度も頷く】

948シャムシエル ◆Utm3teRUd2:2009/06/29(月) 22:27:58 ID:PjR7LFtM
>>946
……う、だ、だってそんな……
こ、ここが…そんなはず……
ご、ごめんなさい…いえあの…でもあの……その、覗くつもりじゃなくて!
ごめんなさい…
ふ、ふぇぇぇ…!
(最早言葉になっておらず、其の眼には涙が浮んでいる)

(恐らく異性にタオル一枚の姿を晒す事すら恥辱に等しい行為なのだろう)

(真っ赤になり、涙をボロボロ零しながら謝っている)

>>947
こっ…ここ、ここ、女湯だと思って…!
まさかその、お、おお男湯だなんて思ってなくて……!
(ぐずぐずと鬱陶しいまでに泣いている)

949ルビカンテ/戦士科 ◆VpF6jS.o.s:2009/06/29(月) 22:36:30 ID:InSfEExI
>>946
そんなモンだろうか……どうにも、虚しくなっちまっていけねェ。
英雄としての死か、平凡な生か。……戦いなんざ、なくなりゃいいのにな。
ククッ、これは悪魔が言うセリフじゃねェかァ?

くそ……持病のワカラナイコトシリタイ病が再発してきやがった……。
このまま諦めるなんざガラじゃねえ……パトロンの正体、突き止めてやる!
なんかの名にかけてなァ!

ククッ……まあいいぜェ。この大学は昔、相当荒れていたと聞くからなァ。
過去から学んだ術として認識してやろうじゃねェか……カカカッ!


>>947
まあ比べなくてもいいがな……不愉快な事実には変わりはねェ、ククッ。

ハァン、そうだな。敢えて仮説を立てるならこうなるだろうぜェ。
てめェはいわゆる無垢なんだ、イノセンスだな。そいつはつまり、罪がねェ。
イノセンスはギルティの反対だしな。だからじゃねェのか? カカッ


>>948
(着ていた上着を、泣きわめくシャムシエルへ投げつける)

カカカッ、温泉の熱気に当てられちまったみたいだぜェ。暑くて仕方ねェ
おいバカ天使、それ持ってろ。着たきゃ着たで構わないがな、クカカッ

950水無月煉 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 22:42:03 ID:MA3s/vp2
>>947
「人は何時かは成長する物さ。
…嫌でも、な」
軽く自嘲気味の笑みを浮かべ、ポツリと呟いた

>>948
「まあ、別に覗きを怒ったわけじゃねえし、アンタがそんなつもりで来たわけでも無さそうなのは分かってるさ…。
だから、とりあえず泣き止んでくれねえか…?」
シャムシエルの姿には全く興味を示さず、一歩近づき、泣き止ませようと頭に手を伸ばした

>>949
「まあ、そういう悪魔もありじゃないですか?
悪魔全員が全員、悪魔やってたら面白く無いですからね」
アハハ、と楽しそうに笑う

「じゃあ、俺の持病のクビツッコミタイ病も発症しそうですから、その時は首突っ込まさせて貰いますね?」

「まあ…、そこは俺がどうこう言う所じゃないですね。頑張ってください」

951ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 22:45:15 ID:2aPvXndI
>>948
「あう〜そんなにきにしないでいいの!
 『でぃす』はへいきだからなの〜!」
【笑顔で手を振る、フォローになってない】

【そう言えばディスの体は以前つけていた包帯は入浴中の為かつけていない
 …だから傷だらけの体の中身が見えている】

>>949
「あう?『るび』はきらいなの?」
【気になるらしい】

「あうー…いの…つみがない…」
【しばらくかんがえるが…】

「…」
【だんだんと頭から湯気が…】

>>950
「あう〜…いやでもなの…
 『でぃす』はいまはいやなことないけどなの」

952シャムシエル ◆Utm3teRUd2:2009/06/29(月) 22:49:53 ID:PjR7LFtM
(ちょっとレス番乱します)

>>949
…ぐすっ…えぐ…
(こくこくと頷き、抱え込むというよりは着込む)
(本来なら悪魔から手渡された物など触りもしないはず、なのだが)

>>951
うぅ…うん……
でも私は全然平気じゃ……ない……
(えぐえぐと泣いている)
(流石にディスの身体を見ている余裕は無いみたいだ)

>>950
(ビクッとおびえるように一度跳ね上がり)
ごご、ごめんなさい…!!わ、私もう行きます、行きますからっ!
(再度謝り、男湯から出て行った。)
(流石に長居するのはまずいといった判断かもしれない)

//なんか強烈にウザイ感じになってしまったorzごめんね…

953ルビカンテ/戦士科 ◆VpF6jS.o.s:2009/06/29(月) 22:54:45 ID:InSfEExI
>>950
ハァン、たまにはねェ。あいにく、似たような悪魔がいンだよなァ。
まあ最近姿を見せねェんだが……確かどっかで執事やってるっつー話だぜェ。

ハッ! せいぜい首を伸ばしすぎて千切れないようにするこったな、ククッ!

クカカッ、俺様ほど頑張るっつー言葉が似合わねェ奴もいねェだろ。
まあ永遠を生きる上での暇つぶしだ、気張らねェ程度にやるとするぜェ、ククッ

>>951
クカカッ、まあいずれはどっちかがいなくならなきゃいけねェ定めだ。
仇敵同士が馴れ合っても仕方ねェ、ってのはあるかもしれねェな、ククッ。

……ああまあ、なんだ。
てめェは今のてめェのまま、成長できりゃァ最高だって話だぜェ。
おら、大丈夫か
(水で濡らしたタオルを投げる)

>>952
やれやれ……ククッ、あれぐらいが可愛いっつーのかも知れねェなあ。
カイが戻るまでの数日間、じっくり観察されてやろうじゃねェか、カカカッ
//ノシオツ 大丈夫デシタヨー

954 ◆uotUYGHVwM:2009/06/29(月) 23:06:58 ID:MA3s/vp2
>>951
「ん、なら何でも無いぜ」

>>952
「…怒る気は無いって言ってるのに、変な人だ」
出て行くシャムシエルを最後まで不思議そうな目で見ていた

>>953
「執事…。悪魔が…。
その人も結構面白そうな人ですね…」

「首が千切れても、頭が残ってれば食いつく事は出来ますよ」
フフ、と少し挑発的な視線を送る

「…終わりが無いってのも、中々大変そうですね」

「んじゃ、俺もそろそろ出ます。それでわ…」
二人にそう言って、そのまま立ち去った

955ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 23:09:05 ID:2aPvXndI
>>952
「…あう、ごめんなさいなの…」
【思わず謝った】
「その…『でぃす』のせいなのかなの?」

>>953
「う〜…『でぃす』どっちもえらべないなの…」
【困り果てた顔だ】

「……あう〜そういうことだったの…」
【体温低下…幸いショートする事態は避けられた】

>>954
「あう〜…じゃあきにしないなの〜」
【冷たいバスタオルを額に当てて笑う】

956ルビカンテ/戦士科 ◆VpF6jS.o.s:2009/06/29(月) 23:17:08 ID:InSfEExI
>>954
まあ面白いな……俺様の教え子の中でも異質な奴だったしな……
今度逢えたら色々話してみるといいぜェ。良い刺激にはなる、カカカッ

お前はどこの山狗かって……人間にも獣にもなれない娘がいねェか

まあ、慣れだろうぜェ。ククッ
//ノシノシ

>>955
カカカッ、定めってんなら結末もあらかじめ定まってんだろうぜ。
なるようになるだろうよ……若干楽しみでもあるしなァ、カカカッ!

まあ、はしょっちまえばそういうこった。ククッ


そろそろ俺様はおいとまさせてもらうことにするぜェ
あのバカのフォローをしなくては……。茹でタコにならねェ内に出とけよ、カカカッ!

957ディス/居候少女(騎士見習い) ◆My6NsjkSfM:2009/06/29(月) 23:30:58 ID:2aPvXndI
>>956
「…そっかなの…どっちもはだめなのかなの…」
【悲しげな顔で返すが】

「…あう〜、またねなの〜!」
【すぐさま笑顔で見送った】

958マリア/ヒルダ:2009/06/30(火) 15:40:07 ID:AIWW42mc
大聖堂。
二人の女が、向かい合って座っている。
唐突に、青い目の女が口を開いた。

「……ごめん」

ばつの悪そうに呟く青に、赤い目の女は小さく微笑み即答する。

「いいよ」

「…………」

赤の言葉に、青は歯を食い縛る。
まるでそれが、望んでいた答えではないかのように。

「不満か?」

「……殺せよ」

「どうして」

ガタン、と音を立て、青が勢いよく立ち上がる。

「私はあんたの……!!」

「ヒルダ」

青の言葉を制し、赤は優しい声色で話しかける。

「皆よくやるんだ。
 土壇場に追い詰められると、このすりかえをな。
 自分の身さえ捧げれば、自分の身とひきかえならば……
 どんな違法も通る気になる、それで責任を取れるような気になってしまう」

「…………」

「とんだ勘違いだ。
 責任を取る道は、身投げのような行為の中には無い。
 責任を取る道は、もっとずっと地味でまっとうな道だよ」

959マリア/ヒルダ:2009/06/30(火) 16:14:09 ID:AIWW42mc
「……ごめん」

「いいさ。
 分かってくれればな」

青を椅子に座らせると、赤は缶ビールを一口啜る。
少しして気を落ち着かせたのか、次は青が口を開く。

「……姉さんと肩を並べたかった。
 すげぇ奴二人、私と姉さん……そんな風になりたかったんだ。
 私じゃ無理だって、分かっちゃいたけどよ」

自嘲気味に笑ってみせる青。
歪んだ笑みは、すぐに苦悩の表情へと取って代わった。

「弱い……弱い弱い弱い……!!
 嫌いだよ、自分のクソ弱さが!!
 私からプライドを一枚一枚剥がしていったら、真ん中には何もねぇ……!!
 その空っぽを誰にも見せたくなかった!!
 親父にも、姉さんにも、あのガキにも!!」

赤は煙草の煙をくゆらせて、その告白を聞いていた。

「弱い者は、自分を弱いとは言わないよ。
 お前はもう、弱い者じゃない。
 強くあろうとするものだ」

紫煙を深く吸い込み、赤は瞼を伏せる。

「私もな。
 お前に引け目を感じる事もある」

「姉さんが、私に?」

「そうさ。
 それを見せずに済むのは、年を重ねたからだ。
 ……引け目、それ自体は心に生じた小さな波に過ぎない。
 不安の方に振れれば、見まいとして心は閉じる。
 固く閉じた心の中では、不安はやすやすと恐怖に変わり、やがては敵意へと育つ」

「…………」

「その逆もまた厄介だ。
 崇拝する、同化したがる。
 寄りかかって、はい執着の出来上がり。
 目も心も、開いているようで閉じているのと同じ。
 何か違うよなぁ。
 分かれ道はいつも心のうちにある。
 ────真ん中が一番良い」

「……真ん中?」

「そう。
 どちらにも寄らず、真ん中に自分を置く。
 一枚の葉にとらわれては、木は見えない。
 一本の木にとらわれては、森は見えない。
 どこにも心を留めず、見るともなく全体を見る。
 どうやらそれが“見る”という事らしい」

960マリア/ヒルダ:2009/06/30(火) 16:38:36 ID:AIWW42mc
「ヒルダ。
 この大聖堂で、修道女として働け」

「はぁ!?」

「お前が得た答えを、若い人達に伝えてあげてくれ。
 頼むよ」

「や、でも……」

「ヒルダ、頼む」

「ぐ……」

「頼む」

「……分かったよ!
 分かったから、その目をやめてくれ!」

961名も無き邪気眼使い:2009/07/06(月) 19:22:40 ID:JwFPHXPQ
大聖堂の地下深く。
体育館のような大きな部屋に、ちぐはぐな二つの影。
一方は息を切らして膝をつき、もう一方はそれを見下ろしている。

「弱い」

「っ……」

「話にならないな。
 武から身を引け、ヒルダ」

ヒルダと呼ばれた少女は、一目で満身創痍と分かる有様だった。
滝のような汗をかき、肩で荒く呼吸をし、全身に打撃による痣を浮かべている。
対して見下ろすマリアは、汗一つかいていない、まるで無傷の状態だった。

「才が無い。
 たちまち殺されるぞ」

「んなこたぁ分かってんだよ……」

マリアは小さく溜息を吐くと、射るようにヒルダを見据える。

「手加減した私相手にこの様だぞ。
 兵器の無いお前に、一体何が出来る?」

「……」

「泳ぎを思い出せ。
 今のお前は自分の心に溺れてる」

「……どういう事だよ」

ヒルダの問いに、マリアはすぐさま答える。
まるで、初めから答えを用意していたかのように。

「兵器は私の力じゃない……お前はそう言ったな。
 そこから間違ってる、あれは正真証明お前の力だ」
 
「どこがだっつーの」

「他にあれと同じものを作れる者がいるか?
 お前以上にあれを上手く使える者がいるか?
 甲との戦いから、お前は何も学べていないよ。
 唯一無二の武器を、お前は自分で否定してしまっているんだ」

「……」

「飛車角落ちで、ここの猛者達を相手取る?
 手心を加え、全力を尽くさずして戦うと?
 何様のつもりだ、お前は。
 相手を侮辱するつもりか」

辛辣な言葉に、ヒルダは弾かれたようにマリアの顔を見る。
その表情に浮かぶのは、巨大な罪悪感だった。

「お前と諍い無く戦える日が来るとは思っていなかった。
 それだけに残念だ……お前に対して怒りすら覚えるよ。
 ……お互い、全てをぶつけるに値しない相手だったという事か」

マリアは悔しそうに吐き捨て、部屋の扉に手をかける。
それを制止したのは、他ならぬヒルダであった。

「待てよ!!
 ……部屋に戻れ」

その言葉に、マリアは絶対零度の視線で応じる。
思わず震える歯の根を黙らせ、ヒルダはその視線を正面からねじ伏せた。

「もういっぺんだけ言う、部屋に戻れ。
 そんなに言うなら仕方ねぇ……私の本当の力を見せてやる」

マリアはニヤリと笑い、大聖堂の地下に轟音がこだました。

962仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/08(水) 22:49:51 ID:AFnk.DAU
雨は勿論嫌いじゃないけど……寒いのだけはいかんともしがたいよなぁ…
【温泉に浸かり、湯船の縁にもたれ掛かり。】

………眠いし…
【ほうっと息を吐き出した後、上方に目線を移す】

963シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/08(水) 23:01:26 ID:2LtLyndw
【いつの間にかズボンを捲くって、ブラシで掃除している】

>>962
お気になさらずに。

964仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/08(水) 23:09:38 ID:AFnk.DAU
>>963
うおっ!?
【思わず其方を見る】

いや、気にするなとか無理だから……清掃時間か?
【出ていった方が良いかと問いかける】

965シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/08(水) 23:17:03 ID:2LtLyndw
>>964
浴槽は掃除しなくていいと言われてますから大丈夫ですよ。
そのままゆっくりつかっていてください。

室内に人が集まってるようですから、温まったらいってみてはどうですか。
【淡々とブラシを動かしている】

966仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/08(水) 23:23:36 ID:AFnk.DAU
>>965
あぁ、そう…お疲れ様だなー…
【横目に見つつ、溜息を吐き出す】
バイトか何かか?

んー…いや、なんつーかはしゃぐ気力ない感じだし…っつか全レスする人がたいhゲフンゲフン

967カエル頭の男/もりのナマモノ:2009/07/08(水) 23:25:53 ID:lKucMLbY
―ガラガラ
ペタ…ペタ…

「む、ヒトか…」
【緑色の肌の…カエルの頭の姿をした男が入ってきた】

968シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/08(水) 23:30:23 ID:2LtLyndw
>>966
そうですね。バイトのようなものです。

>>967
ごゆっくり。【会釈】

969レブナント:2009/07/08(水) 23:32:07 ID:wPts07Tw
「風呂か…」

腰にタオルを巻いた半裸の男が入ってきた

「……この時間でも人、いるのか…」

970仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/08(水) 23:36:09 ID:AFnk.DAU
>>967
………?
【顔を其方に向け、目を見開いた後目を逸らす】

(さ、さすが邪気大…)

えーっと…ステキな天気ですね?
【カエルにはやはりこの話題だろうと】

>>968
んー…成る程な。

………。
(なんでコイツはビックリしないんだ……慣れてるのか…それとも知り合いか…?)

971カエル頭の男/もりのナマモノ:2009/07/08(水) 23:41:02 ID:lKucMLbY
>>968
ああ、失礼するよ。
【声をかけると横を通り過ぎ、桶で湯を浴び始める】

>>969
【カエルのバケモノがザバザバ湯を浴びている】

>>970
あまりムリしないで良いぞ、慣れている
【何かを気取ったのか、そう言って】

素敵…か、曖昧な表現だな
【ふと外を見た】

972シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/08(水) 23:46:43 ID:2LtLyndw
>>969
ごゆっくり。【会釈】

>>970
…?
私の顔に何かついてますか?

>>971
【その数メートル背後で床にブラシをかけている】

973仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/08(水) 23:50:57 ID:AFnk.DAU
>>969
案外人はいるんだな、これが。
【黒髪の青年。浴槽でリラックスしつつ、小さく手を挙げる】

>>971
あーいや、申し訳ないね…なんかこの感覚久し振りで。
【ばつが悪そうに笑ってみせる】

んー、好きじゃない?俺は好きだけどな、こういう天気は。

>>972
や、んなことは無いんだけど。
【どうでも良いことだと手を振って】

974レブナント:2009/07/08(水) 23:59:06 ID:wPts07Tw
>>971
何となく横目に見ている。

>>972
黙ったまま軽く会釈を返す

>>973
再び会釈、軽く湯浴びしている

975カエル頭の男/もりのナマモノ:2009/07/09(木) 00:01:53 ID:Of4tBvnc
>>973
そうか…
確かに、最近あまり森から出る輩を見た覚えが無いな…
私自身もこちらに来るのは久しぶりだ…
【ガシガシ身体を洗っている】

私にとっては、晴れであれ雨であれ、素敵な天気だから…な
【そう言って、ケロリと喉をならす】

976 ◆WT7na.QNUo:2009/07/09(木) 00:04:31 ID:MtLeGOE6
【青い髪の少年風の少女がいきなり風呂場のドアを開けて姿を現した】
マスター!

掃除終わりましたかァ!

…。

し、失礼しましたァッ!!
【風呂場に人がいることに気づくとドアを閉めて逃げていった】

977シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/09(木) 00:09:27 ID:MtLeGOE6
>>973
そうですか。【微笑】

>>974
【もくもくとブラシを床にかける】

>>975
私は雨の音を室内で聞いているのが好きですねぇ。

>>976
【スルーすることにした】

978仁樹/陰陽道科/捌:2009/07/09(木) 00:16:33 ID:WzstIJ2I
>>974
………。
(ま、いっか……初対面で色々話しかけるのもウザかろうよ…)

>>975
あぁ、森の方にはいっぱいいるんだ。
【アイツはよく会うのかな、とふと森に住む知り合いの顔を思い浮かべてみたり】

まぁ晴れも勿論好きだけどなー。

>>976
………なんだありゃ…
【唖然として】

>>977
おー。
んじゃ、俺はそろそろ上がるな?シン、清掃ご苦労さん。
【そういって風呂場から出て行った】

//おちるー

979レブナント:2009/07/09(木) 00:20:50 ID:JNLmmfTk
>>976
「……うるせぇ…」
頭髪を洗っている最中なので、振り向かず騒がしさだけを感じた

>>977
「…ここ、何時までやってるんだ?」
何気なく問いかける

>>978
「……ふぅ。」
入れ替わりでゆっくりと湯船に浸かる。本当に無愛想だ。

980シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/09(木) 00:23:19 ID:MtLeGOE6
>>978
湯冷めなさらないようにお気をつけて。
【見送った】

【掃除もそろそろ終わりに近いようだ】

981カエル頭の男/もりのナマモノ:2009/07/09(木) 00:24:08 ID:Of4tBvnc
>>976
む?
【あっというまの出来事で、気づいただけで終わってしまった】

>>977
…アレは良いものだな
【所詮はカエルのようだ】

>>978
それも色々だがな
【出て行く姿を見送る】

982シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/09(木) 00:25:55 ID:MtLeGOE6
>>979
お好きなだけつかっていかれればよいと思いますよ。
終了時間などは聞いておりませんので。

【バケツにいれたお湯で床を洗い流す】

983シン ◆WT7na.QNUo:2009/07/09(木) 00:32:56 ID:MtLeGOE6
【ほどほどに綺麗になった床を見ながら】
さて、これくらいでよいですかね。

>>981
そうですね。あれはいい音です。

>>979>>981
それでは、ゆっくりつかっていってくださいね。
【会釈すると、静かに風呂場から出て行った】

984レブナント:2009/07/09(木) 00:33:12 ID:JNLmmfTk
>>982
「…ふぅーん、そうかい。」
しばらく上をぼんやりとみつめていたかと思うと、すぐに湯船から上がってしまった


「ふぅ……良い湯だった」
手で顔を仰ぎながら、温泉を後にした

985カエル頭の男/もりのナマモノ:2009/07/09(木) 00:35:41 ID:Of4tBvnc
>>983
そう言う人間を見たのは久しぶりだな…

…ふぅ
【一つ息をつくと、湯にはつからないままペタペタとあがっていった】

986上弦/錬金術応用学科 ◆6xc12amlNk:2009/07/10(金) 17:01:03 ID:3/iL.jtQ
【すえの湯】
夕方のお風呂って……何か懐かしい気分になるな〜……
 
【頭にタオルを乗せ鼻歌を歌いながら堪能中】


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