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三橋順子さんの意見に100%同感の人の数(494+)
101
:
名無しさん
:2006/05/10(水) 19:02:32 ID:w2TzYo9w
>>97
>もっと厳格な精神科医ならばは、難しい診断の患者に対しては1年以上掛けてでも問診を続けるものです。
>そもそも、たった1回こっきりの受診だけでGIDの診断が出るものではありません
わかってないなあ(笑)
医師が厳格とかいい加減とか、そういう問題じゃないの。
もし、精神診断が、はっきりと一義的に診断できるものならば、犯罪などで司法鑑定
で精神科医が調べたとき、どうして、2通りも3通りもの診断結果がでるわけ?
精神科医が司法鑑定するときには、マスコミ注視のもとだから、よもやいい加減には
やらないでしょ。なのに複数の、しかも、相反した鑑定がでることがある。
これが、たとえば、DNA鑑定のように、物質的に調べられるもののときには、ときには
別の鑑定がないとはいわないけれど、それほどちがった鑑定ができわけではないよね。
横田めぐみさんにかかわる血縁鑑定でも、いくらかの可能性のパーセンテージのちがい
はあったけれど、誤差の範囲とも思える数字だった。しかし、精神的な鑑定の場合には
相反する鑑定はしばしばあるよ(責任能力が問えるかどうかみたいな鑑定などね)。
物質の鑑定とちがって、心の鑑定は、一義的にいかないところに、ここに、精神分野の
特殊性があって、また、他の医学の分野とはちがうところがあるはずだよ。
1年以上かけるみたいことは、逆にいうと、それだけ、判断がぶれる状況があるという
ことであって、厳格に一義的にできにくいからこそ、判断の誤差を少しでも少なく
しようという「慎重さ」といえるのではないかい。時間をかけるということは、厳格な
判断というよりは、わからないことが多々あるがゆえの「慎重さ」といえるのではないかい。
心の問題の判断で、断定的に結論づけると、あとでしっぺ返しをくらうことになると思うな。
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