したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

gid.jpに未来はあるのか?

770名無しさん:2004/02/12(木) 20:42 ID:UmSon6bA
765について
スウェーデンモデルが、すべて万事うまくいくなどと考えるのも、これも愚の骨頂。
それは、アメリカ型の競争モデルが決してうまくいかないどころか、総スカンすら
くいそうだということと同じように、あるモデルを採用すれば、なんでもうまくいく
と考えたところに、社会主義圏の悲惨さがあったのではないでしょうか。
同じく、よよが言うように、市場競争モデルこそがうまくいき解決モデルだと言い切る
論理は、旧社会主義圏でやっていた論理と同じではないですか。
システムとして裏返しのことを言っているだけであって、発想法は同じであるところに、
よよの発想のなかに「ネオ・ソーシャリズム」を見てとるのですが。
私は、私が話してきたモデルが、絶対にすばらしい解決をもたらすとは思っていません。
ゆきすぎ、誤り、停滞など、さまざまな困難も出てくると思います。しかし、今、競争原理
亡者が言うシステムが、
1.弱者は無用なものとして切り捨てる
2.結果の平等ではなく機会の平等をすすめるといいながら、結果は、機会の平等がより一層
損なわれてきているという問題点(斉藤貴男『機会不平等(文藝春秋社)』に詳細に書かれて
いる)がある
だからこそ、競争原理亡者の理屈は破綻していると言っているにすぎないわけで、それに代わる
「すべてがうまくいくモデル」などありはしないということを言いたいです。いろいろと欠陥や
問題点を抱えるなかで、リアルに生きている人を見据えた経済学であることを、私は主張しています。
社会主義革命をやれば「うまくいく」と考えた旧共産圏の指導者の発想と、よよの発想は、実は、
裏返しの関係で、極めて近似していると思わざるをえません。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板