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gid.jpに未来はあるのか?

757名無しさん:2004/02/11(水) 23:00 ID:FxfUbVek
>独裁制度が一番、効率的
>に物事を解決するというのは短期においては正解ですが、長期にわたると最も非効
>率な方法になります。
これはその通り。だから、私は、公務員(官僚)が「賢く」決めていくという、よよが
使ったハーベイロード原則を信奉する者ではありません。
しかし、だから、市場に委ねればいいとしてしまったのが、競争原理亡者じゃないの
でしょうか。ハーベイロード原則を否定することが市場に委ねればいいとしてしまい
「それでうまくいく」と言うところにカルト性があるといっています。
「賢く」コントロールする人を適宜入れ替えていく、そして、コントロールする人を
住民の手で監視していくというような、「人民の規制」を実験した国家というものも
検討しなければおかしいはずです。
>バスの運転手や用務員、学校教員は労働市場で流通可能であって
これも誤りです。
正確には、儲かるバス路線のバスの運転手や、儲かっている学校の用務員や教員は
労働市場で流通可能だと言うべきです。
入所者の作業では利益が上がらない(というよりむしろ赤字になる)福祉施設の職員
や、受験競争に勝てない生徒が中心の学校は、市場から脱落していくことが考えられ
そうすると、そういった部門には、職員は供給されません。
市場にまかせておいたのでは、僻地の交通、市場競争で生徒が集まらない学校は閉鎖
され、そういったところでこそ生存していかなければならない人たちは切り捨てられます。
つまり、市場競争信奉論者は、人間がどのように健やかに生きていくかなどということは
どうでもいいと考えている人たちとしか思えません。勝てない人はどうでもいい。競争は
結局はそういう結果を招いてしまいます。
ここに、人に対しての想像力の貧困さを感じると言っているのです。そして、そういう、
人に対しての想像力が貧困な発想での経済学は、それは、机上での数学の問題をとく学問
であって、決して、それは、人間が求める経済学ではないということです。
経済学が、細かな数字の理論の整合性になってしまったところに、経済学の危機があるの
ではないでしょうか。




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