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gid.jpに未来はあるのか?

752名無しさん:2004/02/11(水) 20:52 ID:FxfUbVek
世界恐慌のあと、競争原理は善であるということへの修正がなされ、修正資本主義(混合経済)
という大きな政府ができていった。ここでは、「優秀な」公務員(官僚)が経済をコントロール
することによって、競争原理でのデメリットを克服できると考えた。旧ソ連もいってみれば、
類似した部分があるといえる。
しかし、それは、公務員(官僚)の私服を肥やすことや、自分達の特権を守るというマイナスの
側面がでてきた。こういった状態を批判して、公務員(官僚)は経済に介入するな、市場競争に
まかせろという理論がうまれてきた。だいたい80年代だ。90年代に入ると、その声は大き
くなっていく。
ここで、見落としていることがある。公務員(官僚)のコントロール(大きな政府)のデメリット
を、すぐに「小さな政府」「規制緩和」に結びつけたことだ。
大きな政府を頭から否定することではなく、住民の政治や経済への参加によって、官僚をチェック
するという国民による経済コントロールの手法をすっとばしたことがある。こういう手法をとって
みることなく、競争原理亡者が、規制を「悪」だとして、できもしない機会均等を「できる」とし
て、カルト的に国民を騙していったプロセスが、80年代以降、とくに、90年代のプロセスでは
なかっただろうか。
大きな政府を住民によってコントロールするという制度は、いまだかって実験したことはない。や
ってもいないのに、大きな政府はだめ、規制緩和、競争こそ善であるといった神話をつくって
いったことに、誤りがあると思っているのだがどうだろう。




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