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雑談スレ
1219
:
日本の名無しさん
:2021/11/20(土) 11:24:24 ID:ogtwwlJ6S
ファイザー製ワクチン、デルタ株への有効率の経時変化/Lancet
ケアネット(2021/10/14)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンBNT162b2(トジナメラン、Pfizer-BioNTech製)の、SARS-CoV-2デルタ変異株感染の入院に対する有効性は高く、完全投与後6ヵ月までの全年齢の有効性は93%だった。また、SARS-CoV-2感染への有効性については、時間とともに低下することが示され、デルタ変異株に対しては完全接種後1ヵ月は93%だったが、4ヵ月後は53%に低下していた。米国・カイザーパーマネンテ南カリフォルニアのSara Y. Tartof氏らが、343万例超を対象に行った後ろ向きコホート試験の結果で、感染への有効性が時間とともに低下することについて著者は、「デルタ変異株がワクチン保護効果を逃れるというよりは、おそらく時間とともに免疫力が低下したことが主な要因だろう」と述べている。
Lancet誌オンライン版2021年10月4日号掲載の報告。
12歳以上を対象に接種後6ヵ月までの予防効果を検証
研究グループは、カイザーパーマネンテ南カリフォルニアに、加入後1年以上経過した12歳以上の加入者を対象に試験を行い、BNT162b2のSARS-CoV-2感染や、COVID-19関連の入院に対する接種後6ヵ月までの予防効果を検証した。
アウトカムは、PCR検査結果によるSARS-CoV-2陽性とCOVID-19関連の入院で、ワクチン有効性は補正後Coxモデルによるハザード比に基づき算出した。
感染予防効果は時間とともに低下、デルタ株感染予防効果は4ヵ月後には53%に
2020年12月14日〜2021年8月8日に、適格性を評価した加入者492万549例のうち、343万6,957例を対象に試験を行った。被験者の年齢中央値は45歳(IQR:29〜61)、女性の割合が52.4%だった。
BNT162b2ワクチン完全接種者の、SARS-CoV-2感染に対するワクチン有効性は73%(95%信頼区間[CI]:72〜74)、COVID-19関連の入院に対する有効性は90%(同:89〜92)だった。
一方で、SARS-CoV-2感染に対するワクチン有効性は、完全接種後1ヵ月は88%(95%CI:86〜89)と高かったが、同5ヵ月後には47%(43〜51)に低下した。SARS-CoV-2デルタ変異株への感染予防効果についても、完全接種後1ヵ月は93%(85〜97)と高かったものの、4ヵ月後は53%(同:39〜65)に低下した。
SARS-CoV-2非デルタ変異株に対する感染予防効果についても、完全接種後1ヵ月は97%(95%CI:95〜99)と高かったのに対し、4〜5ヵ月後には67%(45〜80)に低下した。
BNT162b2ワクチン完全投与後6ヵ月までの、デルタ変異株によるCOVID-19関連の入院に対する予防効果は、全年齢で93%(95%CI:84〜96)と高率だった。
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