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血液型差別者物語特集
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いつでもそばに
:2025/09/01(月) 10:02:17 ID:caz28euA0
B子の手錠が外されることはなかった。
B子「こんなことならO子から取るんじゃなかった。O型同士だって相性いいから、O子のとこ行って」
O男「O子は俺とB子が一緒になったことで、俺に話しかけてこなくなったし、最近 彼氏と同棲始めたから、短時間バイトの仕事に転職して家事に時間を費やすようになったよ」
B子は数日間の拘束に耐えられなくなり、舌を噛んで絶命した。
O男はB子の遺体を自宅地下の冷凍室で保存し、仕事をしながら眺めている。
B子の親や親戚は放任主義なため、気にも留めない。
B子の元彼氏は新しい彼女と毎日を楽しんでいた。
O子とAB男は結婚し、AB子がO子の義理の姉になったことで、親戚の行事でも会うようになった。
AB子「AB男が良い人を見つけたのは嬉しいけど、私も誰か見つけないとなー。AB男の友達で誰か良い人居ないか?」
AB男「俺の友達で出会いを求め始めた人が居るから、今度会ってみるか?」
AB子「おお!嬉しい。じゃあその人と私の休みが合う時に会ってみる。お前も同伴してね。O子にも同伴してほしいな」
O子 「分かった、行くよ。なんだか楽しみ」
AB子と初対面した男性はすぐに意気投合して、付き合いが始まった。
AB子とA子は、今もO男の祖父の会社で働いている。
しかし誰も、O男とB子に関心を持たなくなった。
O男「B子を眺めていられるけど、でももう、血液型の話は出来ないんだな」
段々O男は、仕事に手が付かなくなった。
時期経営者として期待していた祖父と父は、O男に我慢が出来ず、解雇してしまった。
後継ぎにO男の従弟にあたる男性を選んだ。
O男「俺は自由になった。B子と血液型の話をするために、いくよ」
O男は地下の冷凍の電源を切り、家じゅうに灯油を撒いて、家の中に居たまま火を着けた。
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