蜘蛛 - 1564201770 - したらば掲示板

1：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/07/27(土) 13:29:30: ち
2：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/05(月) 21:06:42: ―――人を羨んだ事は多々ある。

　人間は産まれ直ぐ“醜い”競走が始まる。〝貧困〟〝人種〟〝土地〟―――〝病気〟それ等を困難を乗り越えてようやく『人間』と扱われる。
　では、それを乗り越えられなかった者はなんと呼ばれるのか……？『障がい者』少なくとも私は、そう呼ばれている。 ……詰まる所、わたしは『人間』では無いのだ。
3：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/05(月) 21:09:11: 　｢それでも私は───私は、知る権利が有ります！
　私は知らなければなりません、多くの事柄を！｣
4：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/05(月) 21:28:26: >>3
得られる知識が些事なモノでも、
5：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/05(月) 21:39:00: 　｢―――――ないで。｣

　｢一緒にしないで…ッ
　……私は気が狂う程に見え無い〝光〟に向かって手を伸ばし続け、暗闇を走り続けた！｣
　｢ただ雛鳥の様に大口開けて、来る筈も無い奇跡を待ち続けた貴女｣
6：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/05(月) 22:01:05: 　｢勿論、辛い事は沢山ありました。 ……それに両親には一生返せない恩―――でもね。見えなくて少し得した事が在るんです。｣
　｢それは、貴女に出逢えた事です。｣

　｢世界はこんなにも綺麗なんです！―――最も、その世界を見れないのは少し残念ですが……。｣
7：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/06(火) 21:08:49: 　｢憎い、憎い───憎いッ！
　この憎しみは魔女で在る私を悉く屠り、恩讐の彼方へ通ず。｣
8：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/06(火) 21:19:06: 　昏睡に陥る寸前の様な泡沫の気持ち良さに包まれ、思考は堕ち。本能は停止する。―――まさに“満悦感”と“多幸感”が混ざり合った『快楽の海』へと意識が沈んでゆく。
　〝後悔が無いと言うと嘘になる〟───けれど、
9：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/06(火) 23:01:54: 　｢……どうしても私は貴女を許す事は出来ません───が。共闘するなら、貴方ほど心強い味方は私はそうそう知り得ないのは事実です。
　｢―――“利害の一致”｣
10：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/07(水) 22:59:23: 　｢私も貴女も決して恵まれている訳では無いです。―――が、“最悪”と云う訳では無い筈です。
　とっくに『大切』なモノは見付かった筈なんですもの。｣
11：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/07(水) 22:59:53: 　｢勿論、辛い事は沢山ありました。 ……それに両親には一生返せない恩―――でもね。見えなくて少し得した事が在るんです。｣
　｢それは、貴女に出逢えた事です。｣

　｢世界はこんなにも綺麗なんです！―――尤も、その世界を見れないのは少し残念ですが……。｣
12：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/08/07(水) 23:00:48: 　｢勿論、辛い事は沢山ありました。 ……それに両親には一生返せない恩―――でもね。見えなくて少し得した事が在るんです。｣
　｢それは、貴女に出逢えた事です。｣

　｢世界はこんなにも綺麗なんです！―――尤も、その景色を見れないのは少し残念ですけど。｣