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会話

1なりきり+:2019/03/13(水) 01:03:43
A

2なりきり+:2019/03/16(土) 20:51:23

 夕暮れ。
鴉が啼けば、陰気な雰囲気漂うその工場跡地に寂し気に響く。その鳴き声を無視しながらも帯びた表情で天を仰ぎ、何処か浮き世へ離れしている『青年』

 その様子を極めて無表情かつ興味無さげに煙草を口に咥え火を灯す黒スーツの中年。

 『 ーーーーー。』
 『 ーーーオマエカ、……俺ヲ、喚(よ)ンダノハ……? 』

 沈黙。
その解を得るよりも先に、中年の男は左手に備わる“薔薇を象った令呪”を見せ付ければ、

 『ーーーー嗚呼、是非モ無シ……。』


 やがて世界は揺らぎ、この聖杯を巡る戦争の物語の一譚編を担う歯車が運命により稼働していく

3なりきり+:2019/03/17(日) 12:27:02

 夕暮れ。
鴉が啼けば、陰気な雰囲気漂うその工場跡地に寂し気に響く。その鳴き声を無視しながらも帯びた表情で天を仰ぎ、何処か浮き世へ離れしている『青年』

 その様子を極めて無表情かつ興味無さげに煙草を口に咥え火を灯す黒スーツの中年。

 『 ーーーー、貴様、余程の傾奇者か?或いは“それ”目当てか?……然し、何にせよ度し難いな。』
 『暗き嘆きに応じ惹かれた。ーーー貴様が、我が同盟主で間違いは無いな?』

 沈黙。
その問いの解を得るよりも先に、中年の男は左手に備わる“薔薇を象った令呪”を見せ付ければ、鋭い鋭利的な眼孔で睨み付ければ、何やら呪詛の様な言葉をという重く呟く。

 「令呪持って銘じる。」

 『ーーーー…。』


 やがて世界は揺らぎ、この聖杯を巡る戦争の物語の一譚編を担う歯車が運命により稼働していく

4なりきり+:2019/03/17(日) 13:03:37

 夕暮れ。
鴉が啼けば、陰気な雰囲気漂うその工場跡地に寂し気に響く。その鳴き声を無視しながらも帯びた表情で天を仰ぎ、何処か浮き世へ離れしている『青年』

 その様子を極めて無表情かつ興味無さげに煙草を口に咥え火を灯す黒スーツの中年。

 『 ーーーー、貴様、余程の傾奇者か?或いは“それ”目当てか?……然し、何にせよ度し難いがな』
 『ま、兎にも角にもだ。貴様の暗き嘆きに応じ惹かれたのは事実だ。ーーー答えよ。貴様が我が同盟主で間違いは無い。ここまで良いな?』

 沈黙。
その問いの解を得るよりも先に、中年の男は左手に備わる“薔薇を象った令呪”を見せ付ければ、鋭い鋭利的な眼孔で睨み付ければ、何やら呪詛の様な言葉をという重く呟く。

 「令呪持って銘じる。ーーーーーー■■■■■■■■■■■」


 『下らねェ御注文だ。』

 青年は貴重な令呪の一画を、『無駄打ち』したにも関わらず、憤慨や驚愕等の同様を一切見せずに。地面に唾を吐き捨てる様に答えれば、背を向けた。
その声音には、失望の念も少し交じった様に捉えられたがその言葉は風に流され消え去った。

 空にに旋回する二匹の鴉が地に堕ちた。

5なりきり+:2019/04/16(火) 23:30:57

 夕暮れ。
鴉が啼けば、陰気な雰囲気漂うその工場跡地に寂し気に響く。その鳴き声を無視しながらも帯びた表情で天を仰ぎ、何処か浮き世へ離れしている『青年』

 その様子を極めて無表情かつ興味無さげに煙草を口に咥え火を灯す黒スーツの中年。

 『 ーーーー、顕界 、か……。
……然し、何にせよ度し難いがな。』
 『ま、兎にも角にもだ。貴様の暗き嘆きに応じ惹かれたのは事実だ。ーーー答えよ。貴様が我が同盟主で間違いは無い。ここまで良いな?』

 沈黙。
その問いの解を得るよりも先に、中年の男は左手に備わる“薔薇を象った令呪”を見せ付ければ、鋭い鋭利的な眼孔で睨み付ければ、何やら呪詛の様な言葉をという重く呟く。

 「令呪持って銘じる。ーーーーーー■■■■■■■■■■■」


 『………散れもの 』

 青年は貴重な令呪の一画を、『無駄打ち』したにも関わらず、憤慨や驚愕等の同様を一切見せずに。地面に唾を吐き捨てる様に答えれば、背を向けた。
その声音には、失望の念も少し交じった様に捉えられたがその言葉は風に流され消え去った。

 空にに旋回する二匹の鴉が地に堕ちた。


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