EX - 1542709555 - したらば掲示板

1：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/11/20(火) 19:25:55: ーーーとある地下立体駐車場。

　「ーーー“窮鼠猫を噛む”。」
　「境地に追い込まれた時、人は“勝てない”と踏んでいても必死に足掻く。…何たる美しきかな。」

　「然し、己の力量を秤る事をすら出来ず“獅子”に挑むとは“無謀”も甚だしい。ーーー勇敢と無謀を履き違えた者の末路と言ってしまえばそこ迄の話でしょうか？」

　退路を潰す様に、ゆっくりと詰め寄る。
その表情は嬉々として、どこか愁いを帯びた矛盾した面構え。
パタン、と。分厚い本を閉じる。

　「んふっ、…と、言っても私めの声はもう『届かない』のですがな。あゞ、…何とも嘆かわしいのでしょう…。───では、永遠の眠りを。」

　「ーーー閉幕。」

　その宣言と同時に三又の槍が頭上に
2：名前なんか必要ねぇんだよ！：2018/11/22(木) 20:45:28: 　ぱち…。

　　ぱち、ぱち…。

　疎らな乾いた拍手の音が振動し伝播する。

ーーーその場所には“濃霧”が出来ていた。
　然し、濃霧は薄く伸び。ぼやけて、滲み陽炎の様に重なり、乖離する。

　「“偶然”。───そんな拙い言葉が脳裏を巡り瞬間（とき）

　…否。

可能性を塗り潰す様に！否定するように！！常世に『有り得ないなど有り得ないっ！！』」

　「常世全ては必然的であるとっ！！！」
　
　暫し経てば、霧が晴れ。その男は高級そうな緑のコートを羽織り、両手を仰々しく手を掲げると。髪を揺らし胡散臭い笑みを浮かべながら現れる。

　「んふっ、…これは失敬！とんだ粗相を。
私めは、エドワード・

げんざい、『台詞』を考えておりまして。如何でしょう？心に響きましたでしょうか？」
3：名前なんか必要ねぇんだよ！：2019/01/07(月) 22:46:40: https://mobile.twitter.com/maimoto_k/status/1082247334799454208

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