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盲目の老人

1名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 20:31:26

 「・・・私に刀を抜かせるな。
生憎、この刃。見せ物でも況しても飾りでも無し。」
 「一時、抜けばこの太刀。―――血を喰らう妖刀となるだろう。」

 腰に携えた抜く気の無い固く閉ざされた鞘に手を添える。
しかし、防衛手段として

2名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 20:45:58

 「・・・私に刀を抜かせるな。
生憎、この刃。見せ物でも況しても飾りでも無し。」
 「一時、抜けばこの太刀。―――血を喰らう妖刀となるだろう。」

 腰に携えた抜く気の無い固く閉ざされた鞘に手を添える。
然し、その静かな佇まいとは裏腹に、一度踏み込んだら其処は『鬼の道』。踵を返さなければ怪我では済まない。そんな事を知らせる様な鬼気迫る雰囲気で眉間に皺が寄る。

3名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 22:22:53
 ―――とある廃工場跡地。

 「・・・私に"視覚"を撹乱など無に等しい。―――故に。貴殿の敗因は"能力"に胡座を掻き―――」
 「己の鍛錬を怠けた末路であろうか。」

 鉄の匂い漂う地。
二人の影が交わり、然し。双方の影、一切動く事無し。

 「無益な殺生は好まぬ、が。鞘から抜いたこの刃、血を濡らさずとして再度納める事は不可也。―――この刀。そう安くは無い。」

 「天、誅―――ッ」

4名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 22:29:29
 ―――とある廃工場跡地。

 「・・・私に"視覚"を撹乱など無に等しい。―――故に。貴殿の敗因は"能力"に胡座を掻き―――」
 「己の鍛錬を怠けた末路であろうか。」

 鉄の匂い漂う地。
二人の影が交わり、然し。双方の影、一切動く事無し。

 「無益な殺生は好まぬ、が。鞘から抜いたこの刃、血を濡らさずとして再度納める事は不可也。―――この刀。そう安くは無い。」
 「天、誅―――ッ」

 刀が首が刎ねる。
それは、意図も容易く。一切の迷いすら感じない太刀筋で横に裂かれ、ごとん、と。鈍い音を立て絶った。

 それを尻目に鍔と鞘が合わさり、風を仰ぐ

5名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/11(木) 23:17:34
 ―――とある廃工場跡地。

 「・・・私に"視覚"を撹乱など無に等しい。―――故に。貴殿の敗因は"能力"に胡座を掻き―――」
 「己の鍛錬を怠けた末路であろうか。」

 鉄の匂い漂う地。
二人の影が交わり、然し。双方の影、一切動く事無し。

 「無益な殺生は好まぬ、が。鞘から抜いたこの刃、血を濡らさずとして再度納める事は不可也。―――この刀。そう安くは無い。」
 「天、誅―――ッ」

 刀が首が刎ねる。
一切の躊躇い。迷いすら感じない太刀筋で、さも意図も容易く横に裂かれ、ごとん、と。鈍い音を絶った。

 それを横目に、鍔と鞘が小気味良く音を奏で重なる。

6名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/14(日) 08:27:57
 ―――とある廃工場跡地。

 「・・・私に"視覚"を撹乱など無に等しい。―――故に。貴殿の敗因は"能力"に胡座を掻き―――」
 「己の鍛錬を怠けた末路であろうか。」

 鉄の匂い漂う空気。
二人の影が交わり、然し。双方の影、一切動く事無し。

 「無益な殺生は好まぬ、が。鞘から抜いたこの刃、血を濡らさずとして再度納める事は不可也。―――この刀。そう安くは無い。では、往ね。」
 「天、誅―――ッ」

 刀が首が刎ねる。
一切の躊躇い。迷いすら感じない太刀筋で、さも意図も容易く横に裂かれ、ごとん、と。鈍い音を絶った。

 それを横目に、鍔と鞘が小気味良く音を奏で重なる。

7名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 05:44:56

 「・・・正義の味方気取りか?……止せ。実力も測れ無い俗物。―――が、貴殿を只では帰す程。」
 「」

8名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 05:51:38

「無論。私とて抗おうとした。―――然し、全ては無為と悟ったのだ。」
「私が救済を望んでいたとしても、既にその道は焼却されている。」

「未来。過去。現在。全ては一本道に通じ、我が意識と裏腹に手綱を操られ。玩具として糸を操られてるに過ぎん。、」

9名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/10/21(日) 05:55:24
善を敷くかつてとの似者よ。

10名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/05(月) 20:52:43

 「・・・正義の味方気取りか?……止せ。実力も測れ無い訳でも在るまい。―――或いは。」
 「ふっ、……」
 「進む事は勇気ではなく蛮勇だ。―――勇気と無謀を履き違えるな」
「何か含蓄ある様なモノ言いだな。何が云いたい?時として言の葉は紡がないと、風の如く流れていくぞ。」

「その様な実力で私と手足を鎬を切ると思うたのか?大言壮語とは正にこの事よな。」

11名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/05(月) 20:53:15
鎬を削れるとでも?

12名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/05(月) 20:58:46

義を見てせざるは勇無きなり
【読み】ぎをみてせざるはゆうなきなり
【意味」人として行うべき正義と知りながらそれをしないことは、勇気が無いのと同じことである。

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13名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/05(月) 23:47:55

「正に蝗の大群に大海を割る嵐。加え赤子の癇癪が全て混ざった存在だな貴殿は…。
よもや、頭が」

14名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/07(水) 20:35:21
蕩ける様に……

憐憫は時として侮辱に

神に救いを求め、祈りを捧げる準備は出来たかァ?
最もお前も救うのは神は神でも死神だろうけどな!ギャハハハハ!!

あァん?なんだその面は?万が一の可能性でも感じてんのかァ?……舐められたもんだなァ俺も。
わかったわかった。お前、皆殺しだわ?

15名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/11/09(金) 20:28:05

あぁ、……これは独り言だが。
―――他人に距離を取るのは、人が嫌いなのでは無く。怖いのであろう?

己の本性を知られてしまう。己が嫌われてしまうと恐れている。

人の心とは、脆く儚い。故に理解し難い

舌が踊る。唇が濡れる。瞳が血走る。
溜飲が下がらんな。

16名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/02(日) 17:49:37
お金に貴賎は無いから

お前は真実を潜め、虚言を弄した。
よもや、恥と

……それは、違う。
茎の無い一輪の華よ。

貴殿の吟味(ほこり)は、"違う"だろうか?

よもや、貴殿は茎の無い名も無き花と言った所だな。
己を自己主張する余り、肝心な事を見落とし。いや、見ない振りをする事で偽りの安泰を得た。
いつか、枯れる事を恐れる余り

17名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/08(土) 21:24:16
戻(くる)いそうだ…


私も窮していたのだ。←状況が詰まっている

ふっ、……その程度の実力ならば我が剣は錆びるというモノで在ろう

18名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/09(日) 19:18:47
生憎だが、貴殿に酬いる褒美は愚か与える報酬すら無い。在るのは───憤りだけだ

ほぉ、……何たる蛮勇。
然し、時としてそれは臆病に繋がる。
惨たらしく。恥ずかしく。足掻いて。

ジャックポット

凱旋しよう。

物事には必ず"例外"と言うものが在る。
今回はそれが私だと言う事だった話だ。

19名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/12/29(土) 23:15:13


度し難い、慢心だな

20名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/01/01(火) 20:00:04

邪魔するのは些か、憚られるが������。

妥協も惰性で生きる半端な者、さ。

今でも割れそうな薄氷で、なおもまだ足掻くというのか・・・?

嫉妬。貧困の差。プライド。人種の壁。憎悪。デマ。
火種というのは容易に燻り、簡単に燃え広がる。

しかも、『それ』

21名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/01/01(火) 20:03:56
戦いを止めたい√→

「……それは無理、かな。」


「争いなんて些細なモノから始まるモノで」

「嫉妬。貧困の差。プライド。人種の壁。憎悪。デマ。我欲。」
「火種というのは容易に燻り、簡単に燃え広がる。」

「しかも『それ』は一気に昂り沸騰、爆発する厄介な。」

22名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/01/02(水) 20:33:31
貴様を誅し、その悪意を糺す。
この世に悪など不要。

一つ悪を為した。

あぁ、頭蓋が歪む。
私は何処で道を違えてしまったのであろうか…?…否。私は、。


私の夢物語は此処で潰える、…か。
所詮、…夢は惰眠を貪るものだ。

『争いの無い世界』…。
それは夢物語
さて、私も…、そろそろ、……夢から醒めよう。

23名前なんか必要ねぇんだよ!:2019/01/06(日) 18:58:37
我が躯を餞(はなむけ)に…。


凡庸、或いは鈍刃

24なりきり+:2019/04/15(月) 19:11:35
それとも赦しを請う為に額を地に突くか?ーーーそれも良い。

“軽い”な…。
踏み込みは、脚でするモノでは無い。

25なりきり+:2019/04/15(月) 19:30:17
それとも赦しを請う為に額を地に突くか?ーーーそれも良い。

“軽い”な…。
踏み込みは、脚でするモノでは無い…ッ!
己の肢体一つで相手の鎬を削るもの。

然して、剣は手で振るうモノでは無いッ!!
剣は腰で振るうモノ。

わがひけん

26なりきり+:2019/04/15(月) 21:55:45
       エゴ
私は、自らの自己満足だけで人を斬り続けた咎人だ。
何故、斬ってるのかも忘れ、人を斬り続けた。ーーー怖かったのかも知れない。

そう、怖かったのだ。私という存在がついるのが。

27なりきり+:2019/04/15(月) 22:12:18
ーーー“蠱毒”。
壺の中に害虫や毒蛇等入れて、競わせ最終的に残ったモノを魔術の勝てとした


「杯から土に溢れた水が二度と掬い戻せぬように、失ったものは二度と取り戻せない」


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