したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

これからのCPUの進化はセキュリティを重んじるべきです。

12管理者HK Age43~44 苗字は特殊で平が入る。こうじ。:2017/02/15(水) 05:12:25
「脆弱性に対しての警告を発したり、脆弱性について議論したりしない方が良いという主張」があったそうです。これも全くのナンセンスです。よく考えてください。犯罪に対する方法論や警告をしない。その対策を議論することもない。これが理屈上も正当性があると思いますか。脆弱性についての情報を流してしまうからという意見ですが、脆弱性が分かっているなら直ぐに対策を取るでしょう。それよりも放っといても悪用する人間はリエンジニアリングやあらゆる方法で解析して見つけ出すのですから、防衛側がその知識もなければ目も当てられないのは当たり前のことです。それよりも善意あるエンジニアの多くが参加して、既知のハッキング手口を参考にして、よりセキュリティ性を追及する議論を進めていくことの方が圧倒的に有利なことは火を見るよりも明らかではないのですか。また、故意に作られたバックドアや非公開メソッド、不正操作の可能性については全く考えられていないことの方が不自然で不可思議です。

開発側の悪意は前例があるそうです。大手「Borland」の「InterBaseサーバ」という製品では、90年台初頭に掛けて故意に「バックドア」が組み込まれるといった事件が起きています。このバックドアはあらゆるデータベースオブジェクトの操作ができ、任意のプログラムをインストールでき、root権限を取得してPCのあらゆる制御ができてしまうほどのものだったようです。この脆弱性は6年も開発側が製品に組み込まんだまま放置され、2001年にやっとバックドアとして公開されたそうです。これらのことから開発者や管理者が絶対の安全を担保するという保証は何もないということです。結局は人間が作るものなので、性善説は通用せず、それを担保するにはオープンソースが必要不可欠だと証明されたようなものです。

リエンジニアリングよりもオープンソースの方が圧倒的に間口が広がります。リエンジニアリングに至らないレベルのプログラマやSEも参加でき、発見できる可能性が圧倒的に増えます。本格的なりエンジニアリングに技能も時間も及ばない人たちの方が圧倒的に多いでしょう。オープンソースは労力縮小と時短にも多大なる効果があるからです。もちろん脆弱性だけでなく、不正の防止にも大きな貢献をします。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板