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番長熊屋敷 その8

70名無しさん@ベンツ君:2019/12/17(火) 15:39:15 ID:zQb9KuTQ
数字なしでも通じる略称
 各ジャンルで1車種しか運用していないものについては、数字を付けずに呼ぶこともあるようです。
FV
 FVとは「Fighting Vehicle」の略で、直訳すると「戦闘車」となり、陸上自衛隊の89式装甲戦闘車のことを指します。数字の部分を前に付けて「89FV」と呼ばれることもありますが、装甲戦闘車は2019年現在、この車両しかないため、単にFVと呼ばれることも多いです。
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訓練展示でグラウンドに展開した軽装甲機動車(手前)と96式装輪装甲車(2017年4月、柘植優介撮影)。
APC&WAPC
 APCは「Armoured Personnel Carrier」の略で、装甲兵員輸送車のことです。陸上自衛隊では「装甲車」のことで、73式装甲車を指します。一方のWAPCは、そのAPCに「Wheeled」の意味をもつWを付けた単語であり、よって「Wheeled Armoured Personnel Carrier」の意味です。こちらは「装輪装甲車」、すなわち96式装輪装甲車のことです。各々数字を付けて、「73APC」や「96WAPC」ということもありますが、両車とも2019年現在は1種類ずつしかないため、APCといえば73式装甲車を、WAPCといえば96式装輪装甲車と、数字なしでも用いられます。
LAV
 LAVは軽装甲機動車を指す言葉です。英語名の「Light Armoured Vehicle」の略ですが、ほかの車両がTKなら「ティーケー」、FVなら「エフブイ」とアルファベット読みするのに対して、LAVだけは「ラブ」と呼ぶことが多いです。

海外でも使用される英語略称
 日本語の車種名を直訳した英語名称を基に付けられていることもあります。
CCV
 CCVは、「Command Communication Vehicle」の略称で、日本語では指揮通信車となります。陸上自衛隊では82式指揮通信車を指す言葉として用いられており、ほかの車両と同じく、2019年現在、この種類に該当する装甲車両は同車しかないため、前に数字を付けず単にCCVと呼ぶことが多いです。
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観閲行進を行う82式指揮通信車。後方には87式偵察警戒車が続いている(2015年4月、柘植優介撮影)。
RCV
 RCVとは「Reconnaissance Combat Vehicle」の略で、日本語にすると偵察戦闘車となります。陸上自衛隊では87式偵察警戒車の略称として用いられており、やはり本車も、RCVと呼称されるのは87式以外にはないため、87式と付けず単に「RCV」と呼ばれています。
HSP
 HSPは、「Howitzer Self-Propelled」の略で、自走りゅう弾砲を指します。「Howitzer」とはりゅう弾砲の英訳で、「Self-Propelled」が自力走行、すなわち自走という意味です。陸上自衛隊の自走りゅう弾砲は、99式自走155mmりゅう弾砲と203mm自走りゅう弾砲の2種類あるため、それぞれの数字を頭に付けて、99HSP、20HSPとしています。
※ ※ ※
 なお上述した10種類以外の装備についても、各々英訳から用いたアルファベットの略称が付けられています。


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