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ToBeOrNot鳶のこもり+阪神実況部屋

978ToBeOrNot鳶 ◆gjUN5jbszo:2015/08/01(土) 10:58:27 ID:F2ZNr9Xs
単独で防衛することがどんなに大きな不利益をもたらしてしまうのか、
それを考えながら国会で話し合って欲しいのだが。

2015年07月31日(金) 長谷川 幸洋
長谷川幸洋「ニュースの深層」
日本は中国に勝てないという現実を直視せよ
幼稚な議論を繰り返す野党が、結局この国をダメにする!

国会は相変わらず「法案は違憲か合憲か」を最大の争点に議論している。はっきり言って、
ここまで来たら水掛け論ではないか。違憲か合憲か、最終判断を下すのは最高裁である。
最終的な判断権限がない国会議員がいくら口角泡を飛ばして議論したって結論は出ない。

それより日本を脅かす国が現実にあって、与野党がそう認めているのだから、脅威への
対応策こそ真剣に議論すべきではないか。

米国も中国を脅威とみなしている。米軍統合参謀本部が7月1日に発表した「国家軍事戦略
2015」という報告書はロシアやイラン、北朝鮮と並んで、中国を初めて「国際秩序と米国の
安保利益」を脅かす国に名指しした。

外交とは問題を抱えた相手国との話し合いでは「ない」。相手国ではなく、第3国をどう
自分の味方につけるかが外交の本質である。具体的に言えば、日中間の問題を有利に解決
しようとすれば、日本が米国や欧州、東アジアの国々を味方につけられるかどうかが勝負
なのだ。

日本と中国の問題でいえば、安倍外交はまさに米国や欧州、東アジアの国々を味方につける
外交を展開してきた。ここへきて突然、安倍首相を訪中招待したように、中国がにわかに
日本にすり寄ってきたのは、日米首脳会談で日米の結束が固まったのに加えて、第3国にも
対中批判が高まって、中国は逃げ場がなくなってしまったからだ。

以上のような安倍政権の外交努力を確認したうえで、では外交だけで十分かといえば、
そうは言えない。相手に戦争を思いとどまらせる抑止力は軍事力の裏打ちがあってこそ、
であるからだ。ずばり言えば、日本は単独で中国の軍事力に対抗できるか。答えは
「できない」。

結局、日本は単独で中国に対抗できない。だからこそ日本は集団的自衛権の限定的行使を
容認して、米国との絆を確固たるものにする。それによって抑止力を高め、日本の平和と
安全を守るのである。

集団的自衛権の行使を限定的に容認するのは、もしものときに備えて武力行使の選択肢を
用意しておく。そういう話だ。選択肢を用意するのは「法律ができたら自動的に武力行使に
なる」という話とまったく違う。

条約で固く相互防衛義務が課されているはずのNATOメンバー国であっても、実はトルコと
米国、欧州がそれぞれ独自の判断に基づいて対応しているのである。それが実際の主権国家
と集団的自衛権の関係である。

それに比べて、いまの国会の議論はいったい何なのか。集団的自衛権の限定的行使を容認
したら、直ちに米国の戦争に追随せざるを得なくなるといった議論は、言い換えれば
「日本に主権はない」と主張するのと同じである。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44454


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