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ToBeOrNot鳶のこもり+阪神実況部屋

627名無しさん@ベンツ君:2015/05/15(金) 12:56:39 ID:9x/9.B4Q
3534 名前: ToBeOrNot鳶 ◆gjUN5jbszo :2015/03/10(火) 01:38:28 ID:42396253b
続き。


不測の事態を防ぐため
世界が待ち望んでいるのは,わたしたちの海と,その空が,ルールと,法と,確立した紛争手続きの支配する場となることです。
最も望まないものは,威圧と威嚇が,ルールと法にとってかわり,任意のとき,ところで,不測の事態が起きないかと,恐れな
ければならないことです。
南シナ海においては,ASEANと中国の間で,真に実効ある行動規範ができるよう,それも,速やかにできるよう,期待して
やみません。
日本と中国の間には,2007年,私が総理を務めていたとき,当時の温家宝・中国首相との間で成立した合意があります。
日中両国で不測の事態を防ぐため,海,空に,連絡メカニズムをつくるという約束でした。
残念ながら,これが,実地の運用に結びついていません。
私たちは,海上での,戦闘機や,艦船による危険な遭遇を歓迎しません。交わすべきは言葉です。テーブルについて,まずは
微笑みのひとつなり交わし,話し合おうではありませんか。
両国間の合意を,実施に移すことが,地域全体の平和と安定につながる。私はそう確信しています。

EAS強化と,軍事予算透明化
それにつけても,EASに重きをもたせるときが来た。私はそう思います。
「ARF」は外相レベル,「ADMM+」は,国防大臣レベルの会議です。首脳たちが集まり,あるべき秩序を話し合う場として,
EASに勝る舞台はありません。
軍備拡張の抑制,軍事予算の透明化,あるいは武器貿易条約の締結拡大や,国防当局間の,意思疎通の向上――。首脳同士
が互いにピア・プレッシャーを掛け合い,取り組んでいかねばならない課題には事欠きません。
地域の政治・安全保障を扱うプレミア・フォーラムとして,EASを一層充実させるべきである。そう,訴えます。
来年が,ちょうどEAS発足10周年です。まずは参加国代表からなるパーマネントな委員会をつくり,EASの活性化,さらには,
EASとARF,ADMM+を重層的に機能させるため,ロードマップをこしらえてはどうでしょう。
まず話し合うべきは,ディスクロージャーの原則です。
陽の光にまさる,殺菌薬はなし,と,そう言うではありませんか。
アジアは今後とも,世界の繁栄をひっぱっていく主役です。そんな場所での軍拡は,元来不似合です。繁栄の果実は,更なる
繁栄,人々の生活の向上にこそ再投資されるべきです。軍事予算を一歩,一歩公開し,クロスチェックしあえるような枠組こそ,
EASの延長上に,私たちが目指すべき体制だと,そう信じます。


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