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好きな小説を語るんだよ(*`Д´)ノ

4099うぉんさんの読み聞かせの会:2017/12/23(土) 17:50:41 ID:LNssCYN6
それじゃあ、決闘です

よく考えてみなければいけませんよ
私が思うには・・・私の言うことに腹を立ててはいけませんよ
私はね、報道された事実は真実だと思う

父の名誉にかかわるそんな推測は息子としては容認できません

ボーシャン君のもとに介添え人を送る前に、情報を集めることです

誰から?

たとえばエデからでも
この件の真相をあきらかにして、もしも万一、君のお父上が不幸にして・・・

伯爵、ぼくはそんな推測は容認いたしません
拒否します

どうしても?
では最後にもうひとつ
介添え人を送るのではなく、ボーシャン君に君自身で会いに行きなさい

どうして僕が自分で行かねばならないのですか

そうすれば、問題は君とボーシャン君の間だけのことになる
もし、ボーシャン君が取り消す気になっている場合は、
彼に善意からするのだという余地を残しておいてやらねばなりません
もし逆に取り消しを拒めば、その時こそ、他人を介入させるときです
相手の自尊心にかかわることをさせようとするなら、
ほんのわずかでも相手の自尊心を傷つけてはいけない

わかりました
僕一人で参ります

ほんとは全然行かないにこしたことはないんですがね

そんなことはできません
もし、万策尽きて決闘ということになったら、介添え人になってくださいますよね

モンテ・クリストはそれまで見せなかったほどの真剣な表情で言った
「子爵、時と場合によっては、私が君に対して身をなげうつ覚悟でいることは、
君もご覧になったはずです
しかし、君が今私に求めていることは、私が君にしてあげられる範囲を逸脱しているのです」

なぜなんですか

いつかわかります
でもそれまでは秘密にしておくことを許してもらいたい

わかりました


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