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好きな小説を語るんだよ(*`Д´)ノ

4058うぉんさんの読み聞かせの会:2017/12/23(土) 17:24:48 ID:LNssCYN6
ダングラール家の財産のことに話題が移る
ドブレによるとダングラール氏自身もやり手だが、大胆に投機に手を出すのは夫人のほうなのだという

アルベールは冗談でドブレにいう
情報なんてものが便りにならないことは君がよく知っているだろうに
夫人が投機に手を出さないよう教訓を与えてやればよい、という
夫人に嘘の情報を与えて投機させ、翌日新聞がその情報を否定すると夫人は損をする
モンテ・クリストは一言ももらさずこの話に耳を澄ませていた
アルベールにそんなことを言われたドブレの内心の動揺に気づかないモンテ・クリストではなかった

ドブレが帰ったあと、モンテ・クリストはアルベールに言う
オートゥイユの別荘にヴィルフォール家、ダングラール家、モルセール家を招待しようと考えていたのですが、君や君のお母さんが結婚に消極的だとのことなので、モルセール家は招待しないことにいたします
君のお母さんにはぜひ良い印象を持って欲しいから・・・
でもダングラール家の皆さんにモルセール家を招待しないことで文句を言われても困りますので、そちらでもっともらしい先約でも用意しておいてください

アルベールはモンテ・クリストのはからいに感謝する
そして本日は父伯爵も留守で母とふたりだけなので夕食に招待したいという
しかしモンテ・クリストはその申し出を断る
このあと人と会う約束があるからと

アルベールはイタリアにいるフランツから手紙が来た、と言う
モンテ・クリストはたずねる

彼はいい青年ですね
ひょっとしてあの非業の最後を遂げたデピネ将軍のご令息ですか?

そうです
彼はヴィルフォールのお嬢さん(ヴァランチーヌ)と婚約しています
彼の気持ちはぼくがダングラール嬢に抱いている気持ちとよく似ていますよ


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