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好きな小説を語るんだよ(*`Д´)ノ

4057うぉんさんの読み聞かせの会:2017/12/23(土) 17:24:15 ID:LNssCYN6
その日の夜、パリ・オペラ座

ダングラール夫人
リュシャン・ドブレ(ダングラール夫人の愛人 アルベールの友人)
ウジェニー・ダングラール嬢
3人が座る桟敷席をながめながら、シャトー・ルノーはアルベールに言う
君の婚約者ダングラール嬢はすごい美人じゃないか

しかしアルベールはこの婚約に乗り気ではない
たしかに美人だが、僕はもっとやさしくて女らしいひとがいいのだ、と

(^^)/ ウジェニー嬢は非常に頭の良い、同性愛的傾向の持ち主として描かれ、男性にも結婚にも興味を示しません
音楽仲間の女性とのちに”駆け落ち“したりします(^^)/

モンテ・クリスト伯爵がギリシャのエデを伴って自分の桟敷席に現れる
それを見たダングラール夫人はアルベールにモンテ・クリスト伯爵を連れてきて欲しいと頼む
ウジェニー・ダングラール嬢は、自分の母のそんな様子に何の興味もない

アルベールは言われた通り、モンテ・クリスト伯爵の桟敷へと向かう
モンテ・クリストは、モルセール伯爵(アルベールの父、つまりフェルナンのこと)は来ないのかとたずねる
父はダングラール夫人の桟敷席に今晩来る予定です、とアルベール
ダングラール夫人の隣の美しいお嬢さんがウジェニー嬢で君の婚約者か?と伯爵
そうです、と答えながらも気持ちは複雑そうなアルベール

幕間にモルセール伯爵(フェルナン)がダングラール夫人の桟敷席へやってくる
それを見たモンテ・クリストは、エデを残してひとり挨拶へと向かう
ギリシャの話題にモルセール伯爵が反応し、ヤニナのアリ・パシャに仕えていたこと、
パシャのおかげで財をなしたことなどを話す
モンテ・クリストはモルセール伯爵の姿がエデのいる桟敷から見えるように仕向ける

エデの敵がモルセール伯爵であることが確認された

数日後、アルベールとリュシャン・ドブレはモンテ・クリスト伯爵邸へダングラール夫人の御礼の使いとして赴く
(ドブレはダングラール夫人の意を受けてモンテ・クリストの生活ぶりを観察しに来た模様)
モンテ・クリストは、モルセール伯爵家とダングラール家の間柄に話題をもっていく
アルベールによると

わが父とダングラールさんはスペインで共に働きました
革命で零落した父と、親の遺産など全く無かったダングラールさんが出世の糸口をつかんだのはかの地です
父は政治および軍隊での素晴らしい出世
ダングラールさんは政界及び財界での目覚ましい出世ですね
(^^)/ 革命で零落した・・・とは笑わされるが、アルベールは父の嘘で塗り固めた経歴を知らない(´・_・`)
ウジェニーさんとの結婚は両家でもう決めたことです
でもぼくは、ああいう美しさはあまり好きではないのです・・・
乗り気でないのはぼくだけではありません
母(メルセデス)がよい顔をしないのです
ダングラール家に偏見をもっているようなのです
ダングラール夫人ともほとんど行き来はありません
本当は一か月半前には、話を決めるために両家が集まらねばならなかったのですが、
二か月のばしました
ぼくは母が悲しむのは嫌ですし、ウジェニーは17歳、ぼくは21歳で、急ぐ必要もなかったし・・・
でもその延期期間もそろそろ終わりなんです

アルベールは、母を苦しめないためなら父と喧嘩してでも結婚を避けたいと思っているので、
モンテ・クリスト伯爵に協力してほしいと言う
伯爵は、味方になるとも答えず、横を向いていた


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