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好きな小説を語るんだよ(*`Д´)ノ

4032うぉんさんの読み聞かせの会:2017/12/23(土) 16:54:57 ID:LNssCYN6
5月21日
モンテ・クリスト伯爵との再会約束の日
アルベールのもとへダングラール夫人からの手紙が届く
オペラの桟敷席への招待状である
彼にはダングラール家の令嬢ウジェニーとの縁談話が持ち上がっていた

モンテ・クリスト伯との面会に当たり、以下の面々が集まっていた
モンテ・クリスト伯到着までの彼らのむだ話を紹介しておこう(^^)

リュシャン・ドブレ
大臣秘書官
フランスはスペイン王家を牛耳るべく現国王の次子に仏領内で亡命政府をつくらせようとしている
「おや、知らなかったのかい?証券取引所には一昨日から洩れてしまっている
どうやって情報を入手したんだか、ダングラール氏は百万も儲けたよ」
「アルベール、君はいいなあ。君はなにもしなくてよくて」
「腹が減った。早く食べさせてくれよ。夕べはヴィルフォールさんのところで食べたんだ。
検事なんて連中はひどいものを食ってるよ。まるでみんな後ろめたい気持ちがしてるみたいな感じだよ」

ボーシャン
新聞記者
「午前中、衆議院でダングラール氏の演説を聞かなくちゃならなくて、
晩にはダングラール夫人のところで貴族院の悲劇を聞かされることになっている」
(読者諸兄は思い出そう(^^)/ カドルッスの話では貴族の未亡人と再婚したとか・・・)
「ボーシャン、僕とウジェニー・ダングラール嬢との結婚話が持ち上がっていることを覚えてるかい?」
「その結婚はだめさ。国王はあの人を男爵にすることはできた。貴族院議員にすることもできるだろう。だがほんとうの貴族にすることはできんよ。あまりにも貴族的な武人であるモルセール伯爵が、たかが200万くらいの持参金で、身分違いの縁組に同意なんかするものか。モルセール子爵の嫁は侯爵令嬢くらいでなけりゃ」
「それにしても200万は大金だぜ」とアルベール
「結婚すればいいさ。どうせ財布と結婚するんだろう」とドブレ

シャトー=ルノー
名門貴族
「アルジェリア騎兵隊のマクシミリヤン・モレル大尉を紹介させてくれたまえ。僕の命の恩人でね。あとは人柄を見ればわかるだろう。僕の英雄に頭を下げてくれ」
「子爵(アルベールのこと)、もしもの場合には、大尉が僕にしてくれたことを君にもしてくれるようお願いしておきたまえ」

マクシミリヤン・モレル大尉
(読者諸兄は思い出そう(^^)/  モレル父子商会の長男)
「男爵は少し大げさに言っておいでなのです」


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