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好きな小説を語るんだよ(*`Д´)ノ

4001風見志保:2016/04/15(金) 11:53:25 ID:Flh4YbHY
管理人カザミの日誌⑥
卯月○日 つづき


 カラスマは外へ遊びに出ていってしまい、業務もヒマで、時は春、眠たい。当たり前だ。
あ〜もう限界だと思ったそのとき、ふっと影が差したように感じた。目の前にポールさんがいた。
「ヒドイじゃないのカザミさん!どこからみてもフサフサでしょうに?」
ポールさんが自分の頭を指差してまくしたてている。
「なんでイジワルなこと書くのよ。カザミさん、そんなひとだったの?!」
「な、なんのことやら私には・・・」
「これだよ!」
とポールさんは私の目の前に辛クレア張り紙をつきつけた。
「・・・ぐぅ」
「ぐ〜のねもでない、とか言うんだよね、日本語で。ひどいよ(´;ω;`) 」
「いや、“ぐ”です・・・」
「ぐのねもでない?どっちでもいいよ!見てよ私のカミ、どこがハゲなのよ?」
ため息をつきながら私は言った。
「ポールさん、“ゲ”と“グ”が似ていることは私も認めます」
ふぁっ?といいながらポールさんは、私につきつけていた張り紙をおもむろに見直して、ゆっくりと読み上げた。
「わたしのココロからの ハ・・・ゲじゃなくてグ をポールさんに カザミより」 
(^.^)/(^.^)/(^.^)/(^.^)/
 ポールさんは上機嫌で帰っていった。
いいよいいよ、ポールさん、かわいいから許す。


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