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ネットにおける「オタク」について 15

579無名の共和国人民:2016/08/13(土) 13:37:52 ID:DqpUu4Xg
>>577
>マグロ食ってるゴジラの米軍贔屓
「ジュラシック・パーク」が巻き起こし、世界を席巻していた「リアル」恐竜ブームの影響をエメゴジはもろに受けてたからな。
フルCGで描かれた「リアル」なサイズの巨躯、人間に直接ふるわれる牙でいっぱいのTレックスの大口、ラプトルの鋭く長い爪等「リアルな」脅威を前に、怪獣のファンタジックな存在と強さは色を失い、むしろそれを恥とするのが当時の風潮だった。
贔屓と言うより「リアル生物が火器で、ましてミサイルや魚雷で撃たれたら死ぬだろ、当然だ」というジュラシックな「常識」を取り入れた結果だったのだろう。
ジュラシックは93年、エメゴジは98年。
日本の本家?ゴジラシリーズにも、95年の「VSデストロイア」以降には明らかにジュラシック入っているし、シリーズそのものも「リアル」路線のミレニアムに衣替えしてしまった。
前作「VSスペースゴジラ」で「ブラックホールで変異した超ゴジラ」なんてブッ飛んだ敵と、巨大ロボを駆って宇宙にまで飛び出して戦ってたのがウソのようにこじんまりとしてしまう。
昭和メカゴジラと平成メカゴジラは似たところがあるのに、機龍には両者と断絶した感じがある、と言えばわかってもらえるだろうか。
自衛隊が「リアル」にチマチマ戦う平成ガメラなんてのもできたりした。

怪獣に対する恐竜の絶大な勝利、怪獣の領分からの厖大な領土獲得、という「戦果」を挙げてやがて恐竜ブームは終わった。
しかし終わったというのは定着化したということだ。
ジュラシック以前の、無邪気にものすごく強く大きい怪獣を見上げ、人類の武力が蹴散らされるのも見てむしろ快哉を叫ぶ、なんて視点はもう取り戻せないのだろう。


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