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グルジア関連

1元諜報員:2002/09/14(土) 18:50 HOST:RIFnni-05p424.ppp12.odn.ad.jp
○グルジア

西側の専門家の評価によれば、グルジアは、正規軍2万7千人及び予備役25万人を有する。
地上軍は、約2万4千人、2個自動車化狙撃旅団、1個砲兵旅団、並びに国家親衛旅団を数える。
アメリカ人教官が訓練しているものを含めて、数個独立大隊も存在する。
平和維持軍の大部分は、戦闘能力が制限されているか、全くない。

地上軍の戦闘編成には、戦車×79両(T-55×48両及びT-72×31両)、BMP及びBTR×185両が数えられた。
砲兵は、主として旧式の85mm及び100mm砲である。
比較的近代的な122mm及び152mm自走砲、並びに多連装ロケット発射システム「グラード」が1部隊に存在する。

グルジア空軍は、地上軍よりも惨めな状態にある。
公式データによれば、トビリシは、Su-25攻撃機×6機、Mi-24戦闘ヘリ×3機及びMi-8多目的ヘリ×4機を保有している。
これらの機体の戦闘能力は、大きな疑問を持たれている。
緊急措置として、トビリシの工場で、ソ連時代の部品が存在する若干機のSu-25が組み立てられ得る。

グルジアが防空システムを事実上失ったことは重要である。
領空偵察任務遂行のために、トビリシは、脆弱な民用レーダーにしか頼れない。
火器は、低空飛行機からの部隊防御専用の旧式の高射ミサイル複合体「ストレラ-10」若干基しか存在しない。

グルジアは、職業制軍事要員の訓練システムを失った。
軍事統制機関は、余り教育されておらず、近代的な諸兵科協同作戦の組織及び実施の経験を有していない。

2元諜報員:2002/09/14(土) 19:09 HOST:RIFnni-05p269.ppp12.odn.ad.jp
○ロシア

ロシア軍は、近代的かつ戦闘能力を有しているとは言い難いが、特に北カフカーズ軍管区には、常時戦闘準備部隊が集中している。

マイコップからマハチカラの間に、北カフカーズ軍管区は、4個旅団と9個空挺、自動車化狙撃、戦車及び砲兵連隊を有している。
管区の編成下には、3個連隊編制の1個空挺師団が存在する。

管区の航空戦力は、第4航空・防空軍であり、15個戦闘機、攻撃機及び航空連隊を数え、必要な際、基地移転なしに第37航空軍の部隊で増強され得る。

総じて、ロシアの優勢は、グルジアのとの紛争のいかなる発展の際でも圧倒的である。
その上、これは、数的だけではなく、質的要素によっても決定される。
北カフカーズに駐屯する部隊は、事実上、既に数年間戦闘状態にある。
増援の展開の必要性はない。
全ての軍事統制機関は、戦闘行動の計画立案及び実施の経験を有している。

第4航空・防空軍の部隊が紛争地域の制空権を簡単に確立することを特に強調すべきである。
この際、爆撃及び攻撃航空隊部隊は、戦闘能力を有し、山岳・森林地形の小目標に対する打撃の経験を有している。

同時に、重大な弱点は、ヘリの不足と低整備率であり、アフガニスタンで米国が実施したような大規模空中機動の実施を許さない。
一定の条件下で別の問題と成り得るは、駐屯地から遠隔して行動する部隊の統制と後方保障である。

ロシア・グルジア紛争の行方に大きな影響を及ぼし得るのは、グルジア領土のロシアの軍事基地の要素である。
同時に、この要素は、ロシアにとって肯定的とは限らない。

3元諜報員:2002/09/14(土) 19:40 HOST:RIFnni-05p140.ppp12.odn.ad.jp
グルジア領土には、駐ザカフカーズ・ロシア軍集団本部(トビリシ)、第12軍事基地(バツミ)及び第62軍事基地(アハルカラキ)、サガレジョの弾薬庫が存在し、ヘルバチャウリに自動車化狙撃連隊、コジョリに通信拠点が各々配置されている。
この外、南オセチアとアブハジアのコドル峡谷には、ロシアの平和維持部隊が存在する。
集団の総員数は、約1万5千人であり、1,000両の装甲車両、数機のヘリを装備している。

駐ザカフカーズ・ロシア軍集団の燃料及び弾薬の保障、充足不足等の問題を考慮すれば、駐ザカフカーズ・ロシア軍の戦闘能力の水準はかなり低いものと言える。
これらの部隊は、パンキシで行動する部隊を支援できないだけではなく、情勢が紛糾した場合、武装抵抗すら示せない。

グルジアとロシアが対立した場合、南オセチア、アブハジア及びアジャリアのロシア平和維持軍に対しても、武装挑発が行われ得る。
これら共和国の住民及び指導者は、ロシア軍人に好意的だが、このシナリオも排除できない。
予想されるシナリオは、90年代初めのチェチェンを想起させる。
ロシア軍に変装した匪賊が、平和的住民を挑発した後、報復行為として、ロシア軍人を挑発する。
この行動の目的は、情勢を不安定化し、恐怖とパニックを引き起こし、住民と軍人相互の敵対心を作り上げることである。
世界の経験の分析は、特別な努力もなく、グルジア軍を対立に巻き込むことなく、これを簡単に達成できることを証明している。

最大の弱点の1つは、アハルカラキの軍事基地である。
その弱点は、グルジア武装部隊が包囲した場合、基地兵員が長期間戦闘行動を行えないことにある。
食料、燃料及び物資の備蓄が限られ、本国からの援助も期待できない。
それ故、高山地帯の厳しい冬の条件下では、軍人の家族だけではなく、全兵員を救出する必要性があると言える。

トビリシ及びサガレジョのロシア軍部隊兵員に対して、武装挑発が行われる公算が最も大きい。
情勢が紛糾した場合、彼らは、好戦的な民族主義者の容易な「獲物」となり、人質として利用される。
モスクワと対立した場合、グルジア当局もこの要素を考慮し、利用するだろう。

一方で、グルジア領土のロシア国防省のインフラは、著しい兵員をザカフカーズに瞬時に投入し、それを重火器で装備することを可能にする。
他方で、低強度紛争の場合、基地の一部は、橋頭堡と言うよりも弱点となるだろう。

4元諜報員:2002/09/15(日) 08:29 HOST:RIFnni-05p440.ppp12.odn.ad.jp
○両者の戦術

全ての要素を考慮して、ロシアには、紛争における軍事行動のほぼ完全な自由が存在する。
反対に、トビリシは、ロシア軍に直接的軍事抵抗示す能力が事実上奪われている。
この条件下において、モスクワとの関係先鋭化を欲するとすれば、グルジア指導部にとって最適なのは、「平和でもなく、戦争でもない」政策である。
この戦術の枠内において、プロパガンダによりロシアの武力行使を抑止すると同時に、クレムリンにとって鋭敏な地域(国境沿い、アブハジア、南オセチア、軍事基地)の情勢を先鋭化しようとするだろう。

クレムリンでは、このことは理解されているようである。
それ故、テロリスト追跡作戦の準備と並行して、国防省、FSB及びFPSには、国境の補足防御措置を立案し、「我が国領土へのテロリストの侵入の試みが繰り返される場合、匪賊撃滅を志向した特殊作戦の立案に関する提案」を提出するように命令された。

スタヴロポリでの記者会見においてFPS北カフカーズ地域局参謀長ワレーリー・プトフ中将が表明したところによれば、今、ロシア-グルジア国境のチェチェン区域には、3千人以上の国境警備兵が集結している。
プトフ中将は、81kmを警備する国境警備隊には、軍、国内軍、砲兵、航空隊が増強されていると指摘した。
この戦力は、国境侵入を試みる匪賊を包囲・撃滅するのに完全に十分である。

昨年のシャロ-アルグン峡谷と今年のケリゴ峡谷での事件は、総じて措置が正しく採られたことを示した。
最近の戦闘の教訓及び結果とグルジアとの国境近隣への匪賊部隊の集結を考慮して、既存の協力及び保障システムに若干の修正が要求されるだけである。

これは、既に実現が始まっている。
グローズヌイでの参謀総長アナトーリー・クワシュニン主催の会議において、チェチェン地域の状況に対する全責任は、軍事警備司令官が負うことが決定された。
このために、地域に存在する全ての戦力機構と部隊は、それにのみ従属することになる。
原則的に、戦力機構に問題はない。

5元諜報員:2002/09/15(日) 09:10 HOST:RIFnni-05p139.ppp12.odn.ad.jp
○予測

先鋭的な政治的相違にも拘らず、パンキシ峡谷の戦闘員に対するグルジア軍及び内務省との共同作戦実施の可能性は最後まで排除できない。
そのような規模の武力行為のためには、余り多くない戦力、つまり、前線及び陸軍航空隊の支援下、数個増強自動車化狙撃及びパラシュート降下大隊が必要とされる。
作戦は、3段階で行われる。
第1段階は、前線航空隊及び攻撃ヘリの爆撃・攻撃打撃が加えられ、参謀本部GRUスペツナズの偵察・破壊工作グループの着陸が行われる。
この時、チェチェン南部では、自動車化狙撃連隊の戦力により、共和国山岳地域に残った戦闘員のパンキシ峡谷への追い出しが実施される。

第2段階は、戦闘行動地域の孤立化を前提とする。
これは、事実上、2〜3個増強砲兵の支援と自動車化狙撃大隊の戦車により実施される。
この期間の戦闘行動までに、グルジア軍及び内務省の投入の可能性が完全にあり得る(このときまでに、トビリシに政治的意思が現れるだろう。)。

最後の第3段階では、砲兵火力及び航空隊の爆撃による匪賊部隊の最終的撃滅、森林地帯の掃討及び残存部隊の撃滅が計画されている。
この段階における部隊集団の努力は、グルジアの基地へのロシア軍兵員(主として、戦闘車両の搭乗員と砲兵の班員)の輸送、基地に保管された機材の使用、敵後方に対する打撃により実施される。
最も近いアハルカラキ基地に着陸する部隊数は、1〜2個大隊となるだろう。

しかし、ロシア軍単独で行動する作戦案も完全には排除できない。
パンキシ峡谷の匪賊部隊及び訓練キャンプを撃破し、「退却する敵の肩越しに」グルジア領土に侵入するだろう。

最後に、グルジア領土でのロシアの行動においては、サダム・フセイン体制排除に関するアメリカの計画と強い類似性が認められるだろう。
ここでは、クルド人自治区の役割は、トビリシ当局に従属しない3つの地域、アブハジア、南オセチア及びアジャリアである。
未承認の2共和国の政府及び議会機構の代表団は、モスクワに政治及び軍事援助を常に要請している。

多くは、問題解決の軍事的側面に掛かっている。
今は、南部国境で発生した政治情勢により、ロシア軍が要請される事例である。
クレムリンの政治的意図は申し分ないが、全てではないにしても多くは、月並みな軍事力の行使でだめになっている。
ロシア軍の準備水準を考慮して、そのような案は全く現実的である。
恐らく、これは、クレムリンでも、アルバート通りでも見積もられている。
特にそれ故、来るべき武力行為には、戦闘で賞賛された比較的少数の部隊が参加するだろう。

6倉田佳典:2002/09/19(木) 20:35 HOST:ntttkyo07198.ppp.infoweb.ne.jp
09/19 18:03 連日の猛訓練、高給が魅力 米がグルジア部隊を養成 外信60
共同
 米軍特殊部隊が見守る中、早朝から深夜まで厳しい戦闘訓練を受
ける迷彩服姿のグルジア軍将兵―。五月から米軍が反テロ作戦用部
隊の養成を開始したグルジア軍の訓練センターを取材した。   
 グルジアの首都トビリシから南東約三十五キロのヤグルジャにあ
るセンターで指導するのは約百人の米軍特殊部隊員。訓練は八月か
ら本格化、今後二年間で計二千人の特殊部隊員を育成する。グルジ
アで米軍自らは掃討作戦に参加せず、グルジア軍の訓練と装備の提
供を行っている。                      
 「米軍の訓練は組織的だし、夜間戦闘用の暗視装置など装備が近
代的だ」。グルジア軍のベリジェ中尉は、こう称賛する。    
 グルジアは、旧ソ連崩壊後の民族紛争で経済が低迷。まともな装
備もなかった軍の困窮を、皮肉にも冷戦時代のライバル米国が救う
形になった。                        
 米国は制服や靴などを含めて一人当たり二千ドル(約二十四万円
)相当の装備をグルジア軍に支給。旧ソ連軍の軍訓練基地だった同
センターの老朽化した施設も大幅に改修された。米国が負担する費
用は、総額で六千四百万ドルに上るという。          
 訓練を受ける兵士らは二十歳から三十代前半で二年間の兵役を終
えた職業軍人。軍精鋭部隊「コマンドス」のメンバーもいる。フラ
ンスで訓練を受けたり、ユーゴスラビア・コソボ自治州での平和維
持活動に参加した経験豊富な兵士も多い。           
 米軍のウォードン教官は「現在は基礎的訓練の段階で近代的な兵
器の扱い方や特殊な軍事用地図の読み方が中心」と説明。今後は兵
士が暗視用ゴーグルをつける夜間戦闘のトレーニングなどに重点が
移る。                           
 午前零時ごろまで続くハードな訓練にもかかわらず、志望者は多
く、兵士の選抜テストでは三分の一が落とされた。魅力は高い給料
。兵士の月給は四百ラリ(約二万二千円)から六百ラリで「前にい
た部隊の五倍。満足している」とカパナゼ上級中尉(28)。  
 反テロ訓練の最大の目的は、隣のロシア・チェチェン共和国から
グルジア東部パンキシ渓谷に逃げ込んだチェチェン武装勢力の掃討
だ。「渓谷で戦う気はあるのか」との質問に、兵士らは「命令があ
ればどこでも戦う。国を守るためだ」と、士気の高さを見せた。(
ヤグルジャ共同=太田清)                  
(了)  020919 1802              
[2002-09-19-18:03]

7倉田佳典:2002/09/27(金) 22:08 HOST:nttkyo019238.tkyo.nt.isdn.ppp.infoweb.ne.jp
ロシア イングーシで戦闘、80人以上死亡 英国人記者も巻き添え
http://www.asyura.com/2002/war16/msg/565.html

8元諜報員:2002/11/01(金) 22:50 HOST:RIFnni-05p659.ppp12.odn.ad.jp
2,000人が参加した8月末からアフメト地区で行われていたグルジア国防省の大規模演習「カヘチ-2002」は、10月24日に終了した。
演習実施には、約1千万ラリ(ほぼ500万ドル)が費やされた。
この演習は、パンキス峡谷で行われている内務省の対テロ作戦の支援も保障していた。

グルジア国防省は、11月後半、2つ目の対テロ大隊の充足を開始する。
米国の軍事教官は、2003年1月、同大隊の訓練に着手する。
これまで、500人以上の志願者が「教育と装備」プログラムに従い1ヶ月の集合訓練を受けている。
訓練は、4個部隊が行う。
グルジアの対テロ部隊の総員は、1,700人以上に達する。

9元諜報員:2002/11/23(土) 17:29 HOST:RIFnni-05p270.ppp12.odn.ad.jp
新しいグルジア・オセチア紛争地帯平和維持軍司令官に、スヴャトスラフ・ナブズドロフ少将が任命された。
彼は、ワシーリー・プリゼムリン少将とこのポストを交代した。
11月18日、平和維持活動担当地上軍副総司令官ワレーリー・エフネヴィッチ中将が、新司令官を兵員に紹介した。
スヴャトスラフ・ナブズドロフは、ロシア連邦軍参謀本部アカデミーを卒業し、かつて駐タジキスタンの第201自動車化狙撃師団を指揮し、8ヶ月間、チェチェンのアチホイ・マルタノフスキー地区軍事警備司令官だった。

10元諜報員:2002/11/23(土) 17:34 HOST:RIFnni-05p270.ppp12.odn.ad.jp
グルジア海軍が11月18〜19日にポチ海域で実施した大規模演習のため、アブハジア海軍は、11月15日、戦闘準備向上体制に入った。
グルジア軍は、海上からの上陸を実施したが、この事情がアブハジア側を懸念させた。
グルジア海軍の演習「楯-2002」には、約2千人の軍人が参加した。
11隻のグルジア艦艇が防御及び攻撃方法を処理した。
演習には、航空隊、国境部隊及び乗組員176人を乗せたゲストとしてのトルコ海軍のフリゲート艦「ファチフ」も参加した。

11元諜報員:2002/11/29(金) 19:10 HOST:RIFnni-05p292.ppp12.odn.ad.jp
「教育と訓練」プログラムの枠内でグルジア軍人を訓練していたアメリカ特殊部隊員は、来年1月、海兵隊と交替する。
彼らは、4個の対テロ大隊の2番目、サチヘル山岳狙撃大隊に従事する。
最初の「コマンドーズ」大隊の教育は、今年12月15日に終了する予定である。
6,400万ドルのプログラム中、1,700人以上のグルジア将兵が訓練される。

12元諜報員:2002/12/06(金) 20:28 HOST:RIFnni-05p413.ppp12.odn.ad.jp
12月2日、グルジア・アブハジア紛争地帯平和維持軍の計画交替が完了した。
北カフカーズ軍官区のマイコプ第131独立平和維持旅団第527自動車化狙撃大隊は、1年間平和維持任務を遂行した同部隊の第558自動車化狙撃大隊と交替した。
交替は、紛争地帯にいる2,000人の内ほぼ500人に該当する。
ロシア将兵は、1994年から紛争地帯に駐留している。
同期間、96人が殉職し、248人が負傷した。

13元諜報員:2003/01/18(土) 20:15 HOST:RIFnni-05p627.ppp12.odn.ad.jp
グルジア国防次官ゲラ・ベジュアシュヴィリは、1月9日、グルジア当局がソ連軍の兵器及び軍事機材の獲得権要求に関する問題を提起するつもりだと表明した。
次官の言葉によれば、旧ソ連の兵器及び軍事機材の大部分は、1990年代初め、ロシア軍によりグルジアから撤収された。

14元諜報員:2003/02/11(火) 15:03 HOST:RIFnni-05p545.ppp12.odn.ad.jp
パイプのためのコマンド

南カフカーズに石油パイプライン警備のための緊急対応部隊統一本部が現れる。
http://www.ng.ru/cis/2003-02-11/5_sng.html

グルジアのエネルギー及び輸送交通路上での一連の非常事態後、米国は、国際テロ対策の一連の優先方面に、南カフカーズの輸出パイプラインの安全を含めた。
「これは、アゼルバイジャン、トルコ、グルジアだけではなく、その会社がおのプロジェクトに参加する国家全体の問題である」
と先週の金曜日、アゼルバイジャン大統領府対外関係課長ノヴルズ・マメドフが確認した。

現在、駐バクー・グルジア大使ズラブ・グムベリゼの情報によれば、関係国は、輸出ルートの防護に関するアゼルバイジャン、グルジア及びトルコの全特殊部隊の総合指導を保障する統一司令部の創設問題を審議している。

他の情報筋、特に国外は、パイプラインの警備の保障にも従事する「南カフカーズ対テロ」緊急対応部隊統一司令部の編成が事実上完結したか、完結に近いと証言している。
独立国家領土でこの部隊を法的に認知し、本部の所在地及びその機能について発表し、並びに戦闘単位を展開するだけである。

つまり、英国のGuardian紙の証言によれば、バクー-トビリシ-ジェイハン石油パイプラインの警備のために、アメリカのレーダー監視システム、無人偵察機及び対テロ部隊が活動することが計画されている。
この場合、最新鋭機Global Hawkのことである。
同紙は、グルジア国際石油公団(GIOC)総裁ゲオルギー・チャントゥリアが、これについて、サンディエゴ(カリフォルニア州)に位置するアメリカのNorthrop Grumman Ryan Aeronautical Center社と交渉を行ったと確認した。
グルジア国家保安相ワレーリー・ハブルジャニアもまた、最近、日米において、輸出交通路の安全保障における国際協力問題を審議した。
数日前、アゼルバイジャン国防相サファル・アビエフも、アメリカ及びトルコの将軍と一連の交渉を行った。

アゼルバイジャンとグルジアのしかるべき機構は、騎馬及びヘリ護衛によりパイプラインの警備を保障する状態にある。
しかし、「攻撃側が地対地ロケットを保有している」場合、無力となり得る。
このため、テロリストに適切な対応を取るために、作戦情報を所有する必要がある。
従って、Guardianが書いているように、統一司令部は、米国及びNATOの国際テロ対策センターと連絡を取るだろう。
これは既に、警備部隊というよりも、より高い地位のザカフカーズの軍事基地以外の何ものでもない。
パイプラインによる石油の正常な輸送を保障するために、統一司令部の特殊部隊には、全地域の国際テリストの所在地に関する作戦情報が必要となる。

恐らく、現在のところ、統一司令部及びその部隊の予想される駐屯地を米国又はトルコの軍事基地と呼ぶべきではない。
というのも、総延長1,740kmのパイプラインの安全保障に関する作戦には、グルジアではアメリカ人教官により、アゼルバイジャンではトルコ人により訓練された統合特殊部隊が参加するからである。
トルコ区域には、トルコ自身が従事する。
機材、装備は、予想によれば、NATO標準に一致するだろう。
このための支出は、米国により規定される。

アゼルバイジャンの軍事専門家が疑っていないこのプロジェクトが実行されれば、南カフカーズにアメリカ又はNATO式の軍事基地の原型が初めて現れ、勿論、隣国のグルジアにはロシアの基地が存在することになる。
彼らがいかに共存するかは、誰も知らない。

15元諜報員:2003/05/17(土) 21:36 HOST:RIFnni-05p260.ppp12.odn.ad.jp
5月13日、グルジア国防次官ゲラ・ベジュアシュヴィリは、2004年度軍事予算案において、1億5千万ラリ(7千万ドル以上)までの軍事費の増加が規定されると伝えた。
ベジュアシュヴィリは、国防省の財政政策が再検討されなければ、来年、軍が重大な問題に直面すると表明した。
彼の言葉によれば、今年、ペンタゴンが6,400万ドルを割り当てたアメリカの軍事援助プログラム「教育と装備」が終了し、来年、このプログラムの枠内で訓練された特殊任務大隊は、独自に出資しなければならない。
今年度の国家予算では、国防省への6,900万ラリ(3千万ドル以上)の割当が規定されており、その実際の会計規模については、現在、45%水準実施されている。

5月5日、未承認のアブハジア共和国大統領ウラジスラフ・アルジンバは、閣僚の任命に関する命令に署名した。
8人の閣僚の内7人が、前内閣の同職を占めた。
アブハジア新首相ラウリ・ハジンバの提示により、新国防相には、ヴャチェスラフ・エシュバが任命された。
1992〜1993年、彼は、アブハジア空軍を指揮した。
アブハジア国防相任命まで、空軍司令官と国営会社「アブハジア航空」社長を兼職した。
アブハジア英雄。

5月8日、レニングラード軍管区から着任した新グルジア・オセチア紛争地帯混成平和維持軍(SSPM)参謀長ユーリー・アフメトフ大佐は、職務執行に着手した。
彼は、SSMPでの出張期間が満了したゲンナジー・セルイシェフ大佐とこのポストを交代した。
近い内に、ロシア平和維持大隊軍人の年次定期ローテーションが行われる。


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